JPH08128640A - 陶板を使用したガスグリル内の効率的熱使用法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 焼物の下面側からも赤外線を反射させるガス
グリル。 【構成】 ガスレンジのグリル室内の汚物受皿２に、加
熱により赤外線を放射し反射熱もある陶板５を置くこと
により、グリルのガスバーナー４の熱を焼物の上下側よ
りかけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、家庭等に於いて多数普
及しているガスレンジのグリル内のガスの炎の熱を、陶
磁器の性質である赤外線と熱反射を使用するもので、

【０００２】

【従来の技術】現在市販並びに使用されているガスレン
ジのグリルのガスの炎の熱は、単に同グリル内の両端上
部より放熱して使用されている程度であるが、

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】グリルを使用して焼物
行為をしたときに、単にグリル内の両端上部よりの熱
（焼物の上側のみ熱がかかる）のみの熱使用だけではな
く、反射熱を使用して焼物の上下側より加熱するところ
にあり、

【０００４】

【課題を解決するための手段】反射熱を作用させる為
に、加熱により赤外線を放射する陶磁器の板つまり陶板
を、ガスレンジのグリルに備え付けている汚物受皿内部
に単におくだけで、

【０００５】

【作用】焼物の上下側より加熱でき、ガス熱のエネルギ
ーを効果的に使用できる方法です。

【０００６】

【実施例】次に、添付した図面により実施例をのべる。
尚 図面は単にガスレンジのグリル内の要部を断面的に
表しています。ガスレンジのグリル（１）は、上部にア
ミ（３）を置く汚物受皿（２）をグリル（１）の室内下
部に位置し且つ室内両端上部にガスバーナー（４）を装
備しているが、同汚物受皿（２）の内部とアミ（３）間
に、加熱により赤外線を放射し熱反射作用もある陶磁器
の板状の陶板（５）をおくだけで、アミ（３）におかれ
た焼物（図示せず）の上下両側にガスバーナー（４）よ
りの熱（６）が焼物と陶板（５）を加熱し、加熱された
陶板（５）よりの赤外線と反射熱（７）が焼物の下側よ
り加熱作用を行い、ガス熱エネルギーを効果的に利用で
きる陶板（５）を使用したガスグリル内の効率的熱使用
法ができます。尚 陶板（５）の下面の複数の要部に凸
部を設け、汚物受皿（２）間に空間部をもうけて焼行為
による油対策も容易にできます。

【図面の簡単な説明】

本図は、ガスレンジのグリル内の要部を断面的に表した
図です。

【符号の説明】

１はガスレンジのグリル・２は汚物受皿・３はアミ・４
はガスバーナー５は陶板・６はガスバーナーよりの熱線
・７は陶板よりの赤外線と反射熱をあらわしています。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 家庭等に於いて多数普及しているガスレンジのグリル室
   内の水を入れる皿内に、同皿形状を考慮した大きさの形
   状の陶板を使用して、陶磁器の性質である赤外線と熱反
   射を使用し、グリル室内の両端上部のガスの炎の熱を効
   率的に利用できることを特長とした陶板を使用したガス
   グリル内の効率的熱使用法。