JPH08128578A - 吸気ホースの締結構造 - Google Patents

吸気ホースの締結構造

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JPH08128578A
JPH08128578A JP6292311A JP29231194A JPH08128578A JP H08128578 A JPH08128578 A JP H08128578A JP 6292311 A JP6292311 A JP 6292311A JP 29231194 A JP29231194 A JP 29231194A JP H08128578 A JPH08128578 A JP H08128578A
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JP
Japan
Prior art keywords
intake hose
clamp
end portion
tightening
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6292311A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuro Maeda
逸郎 前田
Joji Kasugai
条治 春日井
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
Hiroyuki Mori
浩之 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP6292311A priority Critical patent/JPH08128578A/ja
Publication of JPH08128578A publication Critical patent/JPH08128578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気ホースと相手パイプとをワンタッチ操作
でしかも常に一定の締結力で確実に締結できるようにす
るとともに、軽量化及び低コスト化を図る。 【構成】 締結構造は、ゴム又はゴム状弾性体により筒
状に形成された吸気ホース1と、その端部4の内周に挿
入される相手パイプ2と、端部4を外周から締め付けて
相手パイプ2に締結するクランプ3とで構成される。ク
ランプ3は、内径が吸気ホース1の端部4の外径より大
きいリング状の支持部10と、内径が端部4の外径より
小さい締付部11とを備え、これらは樹脂で一体成形さ
れている。締付部11は支持部10に基端が支持された
複数の板バネ片14を円周配列して構成されている。こ
のクランプ3を吸気ホース1の長手方向に移動させるこ
とにより、締付部11を端部4の外周に嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用の吸気ホー
スを他部材の相手パイプに締結するための構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、自動車の内燃機関に
用いる一般的な吸気ホース51はゴム又はゴム状弾性体
により筒状又は蛇腹筒状に形成され、特に端部は一定肉
厚の筒状に形成されている。この吸気ホース51の端部
の内周には、他部材から延びる相手パイプ52が挿入さ
れ、周知のワイヤクランプ53又はバンドクランプ(図
示略)により、吸気ホース51の端部を外周から締め付
けて相手パイプ52に締結するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ワイヤ
クランプ53やバンドクランプでは、まず、締付ネジ5
4を緩めてリング部55の内径を拡げ、このリング部5
5を吸気ホース51の端部の外周に遊嵌してから、締付
ネジ54を締め直してリング部55の内径を縮める、と
いうネジ回し操作が必要であったため、締結作業に時間
がかかるとともに、締付ネジ54を締める力のばらつき
により締結力が不十分になるおそれがあった。また、ワ
イヤクランプ53やバンドクランプは金属製で重量が大
きく、数点の部品で構成され価格も高いため、軽量化及
び低コスト化が求められていた。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、吸気
ホースと相手パイプとをワンタッチ操作でしかも常に一
定の締結力で確実に締結することができ、また、軽量化
及び低コスト化を図ることもできる新規な吸気ホースの
締結構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ゴム又はゴム状弾性体により形成され
た吸気ホースと、吸気ホースの端部の内周に挿入される
相手パイプと、吸気ホースの端部を外周から締め付けて
相手パイプに締結するクランプとを備えた吸気ホースの
締結構造において、クランプは、内径が吸気ホースの端
部の外径より大きい支持部と、該支持部に支持されて内
径が吸気ホースの端部の外径より小さい締付部とを備
え、該クランプを吸気ホースの長手方向に移動させるこ
とにより、前記締付部を吸気ホースの端部の外周に嵌合
させるように構成したことを特徴としている。
【0006】ここで、締付部は支持部に基端が支持され
た複数の板バネ片を円周配列して構成することが好まし
い。また、吸気ホースの端部の外周面には該端部の外周
に嵌合した締付部を係止する係止突部を設けることが好
ましい。また、クランプは樹脂で一体形成されたものが
好ましい。
【0007】
【作用】本発明の締結構造によって吸気ホースを他部材
の相手パイプに締結するには、予め吸気ホースの端部近
くの外周にクランプを遊嵌しておき、吸気ホースの端部
の内周に相手パイプを挿入した後、クランプを吸気ホー
スの長手方向に移動させて、締付部を吸気ホースの端部
の外周に嵌合させればよい。締付部は、内径が吸気ホー
スの端部の外径より小さいので、該端部を外周から締め
付けて相手パイプに締結する。このようなクランプの長
手方向移動はワンタッチ操作で行うことができ、しかも
締付部による締結力は前記径差の設定によって決まるの
で、誰が作業しても常に一定の締結力で確実に締結する
ことができる。また、クランプは構造が簡単なので、軽
量化及び低コスト化を図ることもできる。
【0008】上記作用に加え、締付部を、支持部に基端
が支持された複数の板バネ片を円周配列して構成した場
合には、前記のように締付部を吸気ホースの端部の外周
に嵌合させる際に、各板バネ片が弾性的に撓むのでスム
ーズに嵌合させやすい。
【0009】また、吸気ホースの端部の外周面に該端部
の外周に嵌合した締付部を係止する係止突部を設けた場
合には、その係止がクランプの前記長手方向移動の戻り
を防止する。
【0010】また、クランプを樹脂で一体形成した場合
には、軽量化及び低コスト化を最大限に図ることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例に係る吸気
ホースの締結構造について、図1〜図4を参照して説明
する。本締結構造は、ゴム又はゴム状弾性体により筒状
に形成された吸気ホース1と、吸気ホース1の端部の内
周に挿入される相手パイプ2と、吸気ホース1の端部を
外周から締め付けて相手パイプ2に締結するクランプ3
とで構成される。
【0012】吸気ホース1は、両方の端部4の外径(直
径)がそれ以外の途中部5の外径より1〜4mm程度大
きく形成されている。端部4の外周面の縁部には該端部
4の外周に嵌合したクランプ3の抜け落ちを防止する抜
止フランジ6が一体形成され、端部4の外周面の中央部
には該端部4の外周に嵌合したクランプ3の締付部(後
述)を係止する4つの係止突部7が一体形成されてい
る。端部4の内周面の中央部には相手パイプ2の外周面
に密着するシール突条8が形成され、端部4の内周面の
奥部には相手パイプ2の端面を係止する係止段部9が形
成されている。
【0013】相手パイプ2は、他部材であるエアクリー
ナ、レゾネータ、スロットルボディ等から延びるもの
で、硬質の樹脂、金属等で形成されている。
【0014】クランプ3は、内径が吸気ホース1の端部
4の外径より0.5〜4.0mm程度大きいリング状の
支持部10と、内径が端部4の外径より1.0〜3.0
mm程度小さく且つ途中部5の外径より大きい締付部1
1と、支持部10から外側へ突出した4つの耳部12と
を備え、これら各部はポリアセタール樹脂で一体成形さ
れている。
【0015】支持部10には該支持部10を端部4の外
周に嵌合させやすいように4つの切り込み13が形成さ
れている。締付部11は支持部10に基端が支持された
複数の板バネ片14を円周配列して構成されている。各
板バネ片14は基端から先端にかけて斜め内径側に延び
ているが、内周面の先端部は、端部4の外周面に面当り
できるように、同外周面に対する平行面15となってい
る。そして、クランプ3を吸気ホース1の長手方向に移
動させることにより、締付部11を端部4の外周に嵌合
させるようになっている。
【0016】以上のように構成された締結構造によっ
て、吸気ホース1を相手パイプ2に締結するには、図1
の右側に示すように、予め吸気ホース1の端部4に近い
途中部5の外周にクランプ3を遊嵌しておき、端部4の
内周に相手パイプ2を挿入した後、耳部12を手又は治
具で押すことによりクランプ3を吸気ホース1の長手方
向に移動させて、締付部11を端部4の外周に嵌合させ
ればよい。締付部11は、内径が端部4の外径より小さ
いので、該端部4を外周から締め付けて相手パイプ2に
締結する。このようなクランプ3の長手方向移動はワン
タッチ操作で行うことができ、しかも締付部11による
締結力は前記径差の設定によって決まるので、誰が作業
しても常に一定の締結力で確実に締結することができ
る。また、クランプ3は構造が簡単なので、軽量化及び
低コスト化を図ることもできる。
【0017】さらに、本実施例では、締付部11を複数
の板バネ片14で構成したので、前記のように締付部1
1を端部4の外周に嵌合させる際に、各板バネ片14が
弾性的に撓みやすく、従ってスムーズに嵌合させやす
い。
【0018】また、端部4の外周面に該端部4の外周に
嵌合した締付部11を係止する係止突部7を設けたの
で、その係止によってクランプ3の前記長手方向移動の
戻りを防止することができる。
【0019】また、クランプ3を樹脂で一体形成したの
で、軽量化及び低コスト化を最大限に図ることができ
る。
【0020】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない
範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)クランプを金属で形成すること。 (2)板バネ片の数や形状を変更すること (3)切り込みの数を変更又は省略すること。
【0021】
【発明の効果】本発明の吸気ホースの締結構造は、上記
の通り構成されているので、次のような優れた効果を奏
する。まず、請求項1の発明によれば、吸気ホースと相
手パイプとをワンタッチ操作でしかも常に一定の締結力
で確実に締結することができ、また、軽量化及び低コス
ト化を図ることもできる。
【0022】上記効果に加え、請求項2の発明によれ
ば、締結作業をスムーズに行うことができる。
【0023】また、請求項3の発明によれば、クランプ
の外れを防止することができる。
【0024】また、請求項4の発明によれば、軽量化及
び低コスト化を最大限に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る吸気ホースの締結構造の
正面図である。
【図2】同締結構造の要部断面図である。
【図3】同締結構造の要部斜視図である。
【図4】同締結構造に用いるクランプの側面図である。
【図5】従来の吸気ホースの締結構造の断面図である。
【符号の説明】
1 吸気ホース 2 相手パイプ 3 クランプ 4 端部 5 途中部 7 係止突部 10 支持部 11 締付部 14 板バネ片
フロントページの続き (72)発明者 石原 秀俊 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 森 浩之 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム又はゴム状弾性体により形成された
    吸気ホースと、前記吸気ホースの端部の内周に挿入され
    る相手パイプと、前記吸気ホースの端部を外周から締め
    付けて前記相手パイプに締結するクランプとを備えた吸
    気ホースの締結構造において、 前記クランプは、内径が吸気ホースの端部の外径より大
    きい支持部と、該支持部に支持されて内径が吸気ホース
    の端部の外径より小さい締付部とを備え、該クランプを
    吸気ホースの長手方向に移動させることにより、前記締
    付部を吸気ホースの端部の外周に嵌合させるように構成
    したことを特徴とする吸気ホースの締結構造。
  2. 【請求項2】 前記締付部は前記支持部に基端が支持さ
    れた複数の板バネ片を円周配列して構成された請求項1
    記載の吸気ホースの締結構造。
  3. 【請求項3】 前記吸気ホースの端部の外周面には該端
    部の外周に嵌合した前記締付部を係止する係止突部が設
    けられた請求項1又は2記載の吸気ホースの締結構造。
  4. 【請求項4】 前記クランプは樹脂で一体形成されたも
    のである請求項1、2又は3記載の吸気ホースの締結構
    造。
JP6292311A 1994-10-31 1994-10-31 吸気ホースの締結構造 Pending JPH08128578A (ja)

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JP (1) JPH08128578A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216219A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Cci Corp 支持金具及び該支持金具で固定した配管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216219A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Cci Corp 支持金具及び該支持金具で固定した配管

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