JP3287102B2 - ホースクランプおよびこれを用いた接続装置 - Google Patents

ホースクランプおよびこれを用いた接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性ホ−スを相手部材
に接続するために、ホ−スの外周に取付けられて用いら
れるホ−スクランプおよびかかるホ−スクランプを用い
たホ−ス接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のホ−スクランプ装置として実開
昭50−54611号に記載されたものが知られてい
る。
【0003】即ち、ホ−スクランプをその筒状の帯状本
体を一時的に拡径状態を保つために、帯状本体の周方向
の両端部にそれぞれ半径方向外方に突出した突片部を設
け、突片部同士を互いに接近させることにより帯状本体
を拡径し、互いに接近させた突片部同士をU字片狭持金
具を用いてはさむことにより拡径状態を保持できるよう
になしたものである。
【0004】このホ−スクランプは、上述の如くU字型
狭持金具を用いてホ−スクランプを拡径状態に保って、
一時的にゴムホ−ス等の弾性を有するホ−スの一端の外
周上に外装され、かかる外装されたホ−スクランプを備
えたホ−スが相手部材である接続金具の接続に用いられ
る。
【0005】即ち、このホ−スクランプを備えたホ−ス
の一端にニップル等の挿入部をもつ接続金具が挿入さ
れ、しかる後U字型狭持金具を取り除くことにより、ホ
−スクランプが縮径し、挿入部に対して、ホ−スの端部
がホ−スクランプにより強く緊締(クランプ)できるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のホ−スクランプは、分離独立したU字型狭持金具
を必要とすると共に、上述の如く、使用した際に接続金
具が挿入された後、U字型狭持金具を取り除く手間が必
要であった。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑み発明された
ものであって、分離独立したU字型狭持金具等の部品を
必要としないホ−スクランプを提供すると共に、外周上
にホ−スクランプを装着したホ−スの端部に、接続金具
等挿入端部を備えた筒部材を挿入する挿入操作に伴っ
て、ホ−スクランプの拡径状態を解除できる使い勝手の
良いホ−スクランプを備えたホ−ス接続装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の手段は、筒状に形成された帯状本体
の両端部が互いに周方向で重なり合う第1の自由端と第
2の自由端とを備え、弾性を有する所定のホ−スの外周
回りを包囲せしめて実質的に求心方向に該ホ−スを緊締
するためのバネ弾性を有するホースクランプであって、
前記第1の自由端は、前記第2の自由端に対して径方向
外側で重なり合う外側重なり部分と、該外側重なり部分
の先端部を残して形成された周方向に延びる切り欠き穴
と、該外側重なり部分の該先端部から周方向に隔てた位
置に形成される基部から半径方向外方に延びる立ち上り
部を介して実質的に前記外側重なり部分の外周に延設さ
るア−ム部とを備え、前記第2の自由端は、前記第1
の自由端に対して径方向内側で重なり合う内側重なり部
分と、該内側重なり部分から半径方向外方に延び該第1
の自由端の切り欠き穴に挿入され周方向に移動可能に設
けられた前記帯状本体の実質的に同一円形上に延在する
係合突部とを備え、筒状に形成された前記帯状本体を拡
径せしめて、前記ア−ム部を前記係合突部と弾発的に係
止することにより、該帯状本体を拡径状態に保持可能に
なしたことを特徴とする前記ホ−スクランプを構成した
ものである。
【0009】第2の手段は、弾性を有するホ−スと、該
ホ−スの端部に挿入される挿入端部を有すると共に該挿
入端部の先端側に半径方向外方に突出した環状突部を備
えた筒状部材と、筒状に形成された帯状本体の両端部が
互いに周方向で重なり合う第1の自由端と第2の自由端
とを備えたバネ弾性を有し該ホ−ス端部の外周に装着さ
れたホ−スクランプと、から構成されたホ−ス接続装置
であって、前記ホ−スクランプは、実質的に前記ホ−ス
端部の外径よりも小径であって、前記第1の自由端は、
前記第2の自由端に対して径方向外側で重なり合う外側
重なり部分と、先端部から周方向に隔てた位置に形成さ
れる基部から半径方向外方に延びる立ち上り部を介して
実質的に該外側重なり部分の外周に延設されるア−ム部
とを備え、前記第2の自由端は、前記第1の自由端に対
して径方向内側で重なり合う内側重なり部分と、帯状本
体の実質的に同一円形上に延在し該内側重なり部分から
半径方向外方に延びる係合突部とを備え、前記係合突部
を前記ア−ム部に弾発的に係止することにより、前記ホ
ースクランプを拡径状態に保持し、拡径状態の該ホ−ス
クランプを前記ホ−ス端部の外周に装着せしめ、該ホ−
スクランプが装着された該ホ−ス端部に前記筒状部材の
前記挿入端部を挿入することにより、該挿入端部の前記
環状突部が該ホ−ス端部を介して該ホ−スクランプを通
過して、該ホ−スクランプの拡径状態が解除されること
を特徴とするホ−スクランプを用いたホ−ス接続装置を
構成したものである。
【0010】第3の手段は、前記ホ−スクランプの外周
を覆うと共に筒状に形成された前記帯状本体の少なくと
も幅方向一端面を覆う実質的に前記ホ−スの端部外径よ
りも小径の挿通穴を有する鍔部を備えた筒状の保持部材
を備えていることを特徴とする請求項2記載のホ−スク
ランプを用いたホ−ス接続装置を構成したものである。
【0011】
【作用】第1の手段は上述の如く構成されているので
状のホ−スクランプはその帯状本体を拡径して第1の自
由端に設けたア−ム部を第2の自由端の内側重なり部に
設けた係合突部に弾発的に係止でき、筒状の帯状本体を
拡径状態に保持することができる。
【0012】第2の手段は、上述の如く拡径状態に保持
されたホ−スクランプは、弾性を有するホース端部の外
周に容易に装着でき、かかるホ−スクランプが装着され
ホ−ス端部に、筒状部材(相手部材)の挿入端部を挿
入する際、挿入端部の先端側に備えた環状突部が筒状の
帯状本体の内側をホースを介して挿通するので、筒状の
帯状本体はさらに拡径され、第1の自由端のア−ム部と
第2の自由端の内側重なり部分の係合突部との係止状態
が外れ、そして筒状部材の環状突部が筒状の帯状本体内
を通過し終えると、筒状の帯状本体が縮径し、ホ−スク
ランプで挿入部に対してホ−ス端部を緊締することがで
きる。
【0013】第3の手段は、さらにホ−スクランプの外
周を覆うと共に筒状に形成された帯状本体の幅方向一端
面を覆うホ−スの端部の外径よりも小径の挿通孔を有す
るフランジ部を備えた筒状の弾性体が筒状の弾性カバ−
を備えているので、拡径状態に保持されたホ−スクラン
プをホ−スの一端の外周に装着した際、装着されたホ−
スが軸方向に移動するの防止でき、かかるホ−スクラン
プをホ−ス端部に抜けないように保持することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図7に基づい
て説明する。図において1が本発明のホ−スクランプで
あり、ホ−スクランプ1は、板バネから筒状に形成され
た筒状の帯状本体10の両端部に第1の自由端11と第
2の自由端12とからなる一対の自由端を備えている。
【0015】第1の自由端11および第2の自由端12
はこれ等が互いに周方向に重なり合い、第1の自由端1
1に外側重なり部分111が形成され、第2の自由端1
2に内側重なり部分121が形成されている。
【0016】詳しくは、第1の自由端11は、筒状の帯
状本体10の径よりやや大径であるが、実質的に筒状の
帯状本体10の径と同一径の円形上に延在し、第2の自
由端12と重なり合っている。
【0017】一方、第2の自由端12は、筒状の帯状本
体10のよりやや小径であるが、実質的に筒状の帯状
本体10の径と同一円形上に延在し、第1の自由端11
と重なり合い、第2の自由端は、第1の自由端より径方
向内側に配置される。
【0018】第1の自由端11はさらに、外側重なり部
分111の先端部分111bを残して周方向に延びる切
欠き穴111cが形成され、また、先端部分111bか
ら周方向に隔てた位置に基部111dが形成され、基部
111dから半径方向外方に延びる立上り部112aを
介して先端側に向って周方向に延びるア−ム部112が
筒状に形成された帯状本体10と一体に外側重なり部分
111の外周に設けられている。そして、ア−ム部11
2と外側重なり部分111の間に隙間113が施されて
いる。
【0019】望ましくは、ア−ム部112は、外側重な
り部分111の先端部分111bを残すと共に、外側重
なり部分111の幅方向両端部分111e、111eを残
して切欠き穴111cを形成し、切欠き穴111cを形成
するための切り抜き部分で形成されている。
【0020】ア−ム部112の先端には半径方向内方に
折り曲げられて形成された縦斜面をもつ係合突起112
bが形成されている。第2の自由端12の先端には半径
方向外方に折曲られて形成された傾斜面をもつ係合突部
121bを備えている。
【0021】この係合突部121bは、幅方向の両端部
が取り除かれた狭い幅に形成され、外側重なり部分11
1に形成された切欠き穴111cに挿入され、切欠き穴
111cの周方向に沿って移動できるようになってい
る。
【0022】そして、図1および図3は筒状の帯状本体
10が拡径され、係合突部121bにア−ム部112の
係合突起112bが当接し、筒状に形成された帯状本体
10が所定の径に拡径状態に保持されている状態を示す
図である。
【0023】ここで、このように拡径状態に保持されク
リップ1は、図6に示すように、ゴム層31内にポリエ
ステル等の繊維補強層32を有するゴムホ−ス3の端部
に嵌装されて用いられる。望ましくは、クリップ1の外
周を覆うゴム製の筒状の保持部材2が装着されて用いら
れる。
【0024】即ち、筒状に形成された帯状本体10を拡
径状態に保持したクリップ1をホ−ス3の端部に嵌挿し
易いように、筒状の帯状本体10の内径をホ−ス3の外
径よりも少し大きく設定すると、かかるホ−ス3を持ち
運びする際にクリップ1がホ−ス3から抜け落ちるの
で、例えば、図6に示すような、筒状部材4(相手部
材)にかかるホ−ス3の端部を取付ける配管作業に支障
を来すので、この保持部材2によりクリップ1が抜け落
ちないようになされている。
【0025】しかるに、この保持部材2は筒状に形成さ
れた帯状本体10の外周を覆う底部21と、筒状に形成
された帯状本体10の幅方向両は端面を覆う求心方向
に延びる環状の鍔部22、23とを備え、鍔部22、2
3に形成された挿通穴22a、23aはそれぞれホ−ス
3の端部の外径よりやや小径になされ、保持部材2はホ
−ス3の外周回りに圧接状態に固定できる。
【0026】従って、クリップ1を保持部材2によりホ
−ス3から抜けないように保持できる。
【0027】なお、保持部材2は筒状の底部21の一部
に、ホ−スクランプ1の第1の自由端11のア−ム部1
12の先端に設けた係合突起112bを第2の自由端1
2の先端に設けた係合突部121bに弾発的に係止する
拡径維持操作ができるように窓24が施されている。
【0028】勿論、保持部材2を用いなくても、ホ−ス
クランプ1をホ−ス3の端部に一時的に止着することが
できる。この場合、筒状の帯状本体10の拡径状態を保
つようになした内径をホ−ス端部の径と実質的に同径に
する必要がある。そして、係合突部121bと係合突起
112bとの当接部を図のように斜面にして、係合突部
121bで係合突起112bを押え、少しぐらい拡径して
も係止状態を保てるようにするとよい。
【0029】上述の如く、ホ−ス3の端部にホ−スクラ
ンプ1を一時的に保持し、図8に示すように、このホ−
ス端部に筒状部材4の挿入端部41をホ−ス3の穴31
aに相対的に挿入すると、挿入端部41の先端あるいは
先端側の外周に形成された環状の突部41aにより、ホ
−ス3が拡径すると共に、ホ−スクランプ1の筒状に形
成された本体10が、図4に示すように、第1の自由端
11の外側重なり部分111、アーム部112、および
第2の自由端の内側重なり部分121がそれぞれ矢印方
向に移行して拡径する。
【0030】このためア−ム部112の係合突起112
bと第2の自由端12の係合突部121bの弾発的係止が
外れ、ア−ム部112は矢印で示すように径方向外方に
跳ね上り、そのままさらに挿入端部41をホ−ス3の
穴31aに相対的に挿入すると、ついには、挿入端部4
1に設けた環状突部41aが筒状に形成された帯状本体
10を通過し、図8に示すように、筒状に形成された帯
状体10を所定の位置に緊締することができる。
【0031】この時、筒状に形成された帯状本体10
は、図5に示すように矢印で示す方向に弛んで、所定の
位置にホ−スクランプ1のバネ弾性圧力下に求心方向に
ホ−ス3の端部を緊締することができる。
【0032】なお、ホ−ス3の端部の所定位置でホ−ス
クランプ1をクランプできるように、筒状部材4の挿入
端部41における後方の外周面に環状の位置決め突部4
2が形成されている。筒状に形成された帯状本体10の
材料としては、バネ鋼等の金属製の板バネが好適であ
る。勿論樹脂材料を用いても差し支えない。
【0033】ア−ム部112の先端に形成された係合突
起112bが第2の自由端12の係合突部121bと当接
して弾発的に係止できるようになされているが、係合突
起112bに限定されるものではなく、係合突部121b
に対して当接できれば足りるので、単に先端面であって
もよいし、また、先端がU字形であっても差し支えな
い。また係合突起112bは先端に形成されてなくても
差し支えない。
【0034】また、係合突部121bも先端に限定され
るものではなく、内側重なり部分121の周方向の中間
位置に切欠き等を施し係合突部を形成してもよい。
【0035】また、本実施例では外側重なり部分111
は、筒状に形成された帯状本体10より径が外側重なり
部分111の肉厚分だけやや大きくなっているが、同
であっても差し支えなく、実質的に筒状に形成された帯
状本体10と同一径であれば足りる。勿論、外側重なり
部分111をやや小径にしても良く、実質的に筒状に形
成された帯状本体10と同一径であれば足りる。
【0036】本発明は、上述の如く本発明の主旨を逸脱
しない範囲において他の多くの形態・態様で実施するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように分離独立
した狭持金具なしで、筒状の帯状本体を拡径状態に保持
できるホ−クランプを提供でき、かかるホ−スクランプ
を用いてホ−スを筒状部材(相手部材)に挿入する挿入
操作に基づいて接続できる極めて使い勝手の良いホ−ス
接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の拡径維持状態を示すホ−ス
クランプの斜視図。
【図2】図1のホ−スクランプの自由状態を示す断面
図。
【図3】図1の断面図。
【図4】図1のホ−スクランプが拡径された際の作用を
説明するための断面図。
【図5】図4のホ−スクランプが縮径してホ−ス端部を
クランプ(緊締)した時のホ−スクランプの断面図。
【図6】ホ−ス端部に図1で示す状態のホ−スクランプ
が嵌挿されると共に、ホ−スクランプが保持部材により
保持されている状態を示す断面図。
【図7】図1のホ−スクランプを保持部材で外装した状
態を示す斜視図。
【図8】図6に示したホ−スクランプが嵌挿されたホ−
スの端部に、筒状部材を挿入固着せしめたホ−ス接続装
置の断面図。
【符号の説明】
1 ホ−スクランプ 2 保持部材 3 ホ−ス 10 筒状の帯状本体 11 第1の自由端 12 第2の自由端111 外側重なり部分 111c 切り欠き穴 112 ア−ム部112b 係合突起 121 内側重なり部分 121b 係合突部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された帯状本体の両端部が互
    いに周方向で重なり合う第1の自由端と第2の自由端と
    を備え、弾性を有する所定のホ−スの外周回りを包囲せ
    しめて実質的に求心方向に該ホ−スを緊締するためのバ
    ネ弾性を有するホースクランプであって、前記第1の自
    由端は、前記第2の自由端に対して径方向外側で重なり
    合う外側重なり部分と、該外側重なり部分の先端部を残
    して形成された周方向に延びる切り欠き穴と、該外側重
    なり部分の該先端部から周方向に隔てた位置に形成され
    る基部から半径方向外方に延びる立ち上り部を介して実
    質的に前記外側重なり部分の外周に延設されるア−ム部
    とを備え、前記第2の自由端は、前記第1の自由端に対
    して径方向内側で重なり合う内側重なり部分と、該内側
    重なり部分から半径方向外方に延び該第1の自由端の切
    り欠き穴に挿入され周方向に移動可能に設けられ実質的
    前記帯状本体と同一円形上に延在する係合突部とを備
    え、筒状に形成された 前記帯状本体を拡径せしめて、前記ア
    −ム部を前記係合突部と弾発的に係止することにより、
    該帯状本体を拡径状態に保持可能になしたことを特徴と
    する前記ホ−スクランプ。
  2. 【請求項2】 弾性を有するホ−スと、該ホ−スの端部
    に挿入される挿入端部を有すると共に該挿入端部の先端
    側に半径方向外方に突出した環状突部を備えた筒状部材
    と、筒状に形成された帯状本体の両端部が互いに周方向
    で重なり合う第1の自由端と第2の自由端とを備えたバ
    ネ弾性を有し該ホ−ス端部の外周に装着されたホ−スク
    ランプと、から構成されたホ−ス接続装置であって、
    記ホ−スクランプは、実質的に前記ホ−ス端部の外径よ
    りも小径であって、前記第1の自由端は、前記第2の自
    由端に対して径方向外側で重なり合う外側重なり部分
    と、該外側重なり部分の先端部から周方向に隔てた位置
    に形成される基部から半径方向外方に延びる立ち上り部
    を介して実質的に該外側重なり部分の外周に延設される
    ア−ム部とを備え、前記第2の自由端は、前記第1の自
    由端に対して径方向内側で重なり合う内側重なり部分
    と、該内側重なり部分から半径方向外方に延び 実質的に
    帯状本体と同一円形上に延在する係合突部とを備え、
    記係合突部を前記ア−ム部に弾発的に係止することによ
    り、前記ホースクランプを拡径状態に保持し、拡径状態
    の該ホ−スクランプを前記ホ−ス端部の外周に装着せし
    め、該ホ−スクランプが装着された該ホ−ス端部に前記
    筒状部材の前記挿入端部を挿入することにより、該挿入
    端部の前記環状突部が該ホ−ス端部を介して該ホ−スク
    ランプを通過して、該ホ−スクランプの拡径状態が解除
    されることを特徴とするホ−スクランプを用いたホ−ス
    接続装置。
  3. 【請求項3】 前記ホ−スクランプの外周を覆うと共に
    筒状に形成された前記帯状本体の少なくとも幅方向一端
    面を覆う実質的に前記ホ−スの端部外径よりも小径の挿
    通穴を有する鍔部を備えた筒状の保持部材を備えている
    ことを特徴とする請求項2記載のホ−スクランプを用い
    たホ−ス接続装置。
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