JPH08126752A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH08126752A
JPH08126752A JP9357695A JP9357695A JPH08126752A JP H08126752 A JPH08126752 A JP H08126752A JP 9357695 A JP9357695 A JP 9357695A JP 9357695 A JP9357695 A JP 9357695A JP H08126752 A JPH08126752 A JP H08126752A
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ball
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winning ball
balls
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾球遊技機の台交換に伴なうコストを極力抑
えながらも、入賞領域の設計変更が遊技盤の種類毎に行
ないやすい弾球遊技機を提供する。 【構成】 複数の入賞領域のうちのいずれかに入賞した
入賞玉が、入賞玉検出器52により検出された場合には
7個の景品玉が払出され、入賞玉検出器52により検出
されることなく入賞玉処理器により処理された場合には
13個の景品玉が払出され、前記入賞玉検出器52が遊
技盤12側に設けられ、前記入賞玉処理器が機構板64
側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばパチンコ遊技
機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、打玉の
入賞に応じて払出される景品玉数が予め定められている
入賞領域が複数個遊技盤表面に配設されている弾球遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技盤表面に
複数の入賞領域が配設され、それらの入賞領域に入賞し
た入賞玉が誘導されて入賞玉検出スイッチや入賞玉を1
個宛処理する入賞玉処理器等からなる入賞玉処理手段に
より処理され、入賞玉に基づいた景品玉の払出しが行な
われるように構成されていた。そして、この従来の弾球
遊技機においては、前記複数の入賞領域のどの入賞領域
に入賞するかに応じて払出される景品玉数が異なるよう
に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、打玉の入
賞した入賞領域に応じて払出される景品玉数を異ならせ
る具体的方法としては、たとえば、複数の入賞領域のう
ち或る所定個数の景品玉が払出されるように定められた
入賞領域への入賞玉のみを処理する第1の入賞玉処理手
段と、前記複数の入賞領域のうち前記所定個数の景品玉
とは異なった或る個数の景品玉が払出されるように定め
られた入賞領域への入賞玉を処理する第2の入賞玉処理
手段とを遊技盤の裏面に設け、前記複数の入賞領域のい
ずれかに入賞した入賞玉が、前記第1の入賞玉処理手段
により処理された場合には前記所定個数の景品玉が払出
され、前記第1の入賞玉処理手段により処理されること
なく前記第2の入賞玉処理手段により処理された場合に
は前記所定個数とは異なる個数の景品玉が払出されるよ
うに構成することが考えられる。
【0004】一方、遊技場に設置された弾球遊技機の場
合には、定期的に新たな機種の物に交換するといういわ
ゆる台交換が行なわれるのであり、その際に、台交換後
においても従前のものが引続き使用できる部品や装置等
はなるべく交換することなく残し、遊技盤等の遊技機の
遊技状態にかかわる部分のみを交換することが従来から
よく行なわれていた。ところが、前記第1,第2の入賞
玉処理手段を遊技盤裏面側に取付けた場合には、その遊
技盤を取替えることによりその第1,第2の入賞玉処理
手段をも取替える状態となってしまい、台交換に伴なう
コストが高くなってしまう不都合が生ずる。
【0005】そこで、これら第1,第2の入賞玉処理手
段をたとえば機構板等の入賞玉に基づいて景品玉を払出
すための機構を有する機構部側に設け、遊技盤の交換の
後においても従前の第1,第2の入賞玉処理手段を引続
き使用できるように構成することが考えられる。しか
し、このように構成した場合には、たとえば前記所定数
の景品玉が払出される入賞領域の数や配置等を種々変更
するという入賞領域の設計変更を遊技盤の種類毎に行な
いにくくなるという新たな欠点が生じる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、弾球遊技機の台交換の際のコス
トを極力低減できながらも、遊技盤の種類毎に入賞領域
の設計変更が行ないやすい弾球遊技機を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、打玉の入賞に
応じて払出される景品玉数が予め定められている入賞領
域が複数個遊技盤表面に配設されている弾球遊技機であ
って、前記遊技盤の裏面側に位置し、入賞玉に基づいて
景品玉を払出すための機構を有する機構部と、前記遊技
盤裏面側に導かれてきた入賞玉を受入れて誘導する入賞
玉誘導空間と、前記機構部側に設けられ、前記入賞玉誘
導空間により誘導されてきた入賞玉を1個宛処理する入
賞玉処理手段と、前記遊技盤側に設けられ、前記複数の
入賞領域のうち特定の入賞領域への入賞玉を検出する入
賞玉検出手段とを含み、前記複数の入賞領域のいずれか
に入賞した入賞玉が、前記入賞玉検出手段により検出さ
れた場合と、前記入賞玉検出手段により検出されること
なく前記入賞玉処理手段により処理された場合とで、払
出される景品玉数が異なることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、入賞玉に基づいて景品玉を払
出すための機構を有する機構部が遊技盤の裏面側に位置
する。そして、遊技盤裏面側に導かれてきた入賞玉が入
賞玉誘導空間に受入れられて誘導される。さらに前記機
構部側に設けられた入賞玉処理手段により、前記入賞玉
誘導空間により誘導されてきた入賞玉が1個宛処理され
る。さらに、遊技盤側に設けられた入賞玉検出手段によ
り、前記複数の入賞領域のうち特定の入賞領域への入賞
玉が検出される。そして、前記複数の入賞領域のうちの
いずれかに入賞した入賞玉が、前記入賞玉検出手段によ
り検出された場合と、前記入賞玉検出手段により検出さ
れることなく前記入賞玉処理手段により処理された場合
とで、払出される景品玉数が異なる。
【0009】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例について詳細に説明をする。
【0010】図2は、この発明の一実施例に係るパチン
コ機10の正面図である。パチンコ機10は、遊技盤1
2上に配設された通常の入賞口14a,14bを備えて
いる。また、いわゆるチューリップと称されるヤクモノ
または通常の入賞口18a,18bが設けられている。
これら各入賞口は、ともに、パチンコ玉が1個入賞する
ごとに、たとえば13個の景品玉から払出されるように
定められている。
【0011】遊技盤12の中央部には可変表示装置20
が設けられ、また、その可変表示装置20を始動させる
ための3つの始動入賞口22,24a,24bが設けら
れている。これらのうち、中央の始動入賞口22は、パ
チンコ玉が入賞しやすくされた始動入賞口であって、パ
チンコ玉の入賞により払出される景品玉数は、たとえば
7個と、他の入賞口よりも少ない数にされている。
【0012】他の始動入賞口24a,24bは、上記通
常の入賞口14a,14b,18a,18bと同様に、
入賞玉1個により、13個の景品玉が払出されるように
されている。
【0013】さらに、可変表示装置20の表示が一定状
態になったとき、たとえば「7」「7」「7」と表示が
3つ揃ったとき等に開成してパチンコ玉が入賞しやすく
なり、その他の状態では閉成状態でパチンコ玉が入賞す
ることのできない可変入賞領域26が設けられている。
この可変入賞領域26へパチンコ玉が入賞したときに
は、1個の入賞玉につき、やはり13個の景品玉が払出
される。
【0014】可変表示装置20の左右両側には、入賞口
27a,27bが設けられている。これら2つの入賞口
27a,27bは、パチンコ玉が比較的入賞しやすくさ
れていて、1個の入賞玉により、たとえば7個の景品玉
が払出されるようにされている。これら2つの入賞口2
7a,27bは、玉が入りやすいサービス用の入賞口で
ある。
【0015】遊技盤12の最下方中央部には、入賞領域
や入賞口へ入賞しなかったパチンコ玉を受入れるための
アウト玉入口28が設けられている。
【0016】さらに、図2において、30は景品玉出
口、32は打球待機樋を含む打球供給皿であって、パチ
ンコ玉を貯留するとともに、図示しないパチンコ玉発射
機構へパチンコ玉を1個ずつ導くためのものである。3
4は余剰玉出口、36は余剰玉受皿であり、打球供給皿
32内にパチンコ玉が溢れている場合に、余剰玉出口3
4を介して排出される景品玉等を受けるためのものであ
る。また、38は打球ハンドルであり、この打球ハンド
ル38を操作することにより図示しない電動式打球機構
が駆動される。
【0017】図1は、パチンコ機10の裏面側の部分拡
大図であって、パチンコ機10の各入賞口へ入賞したパ
チンコ玉の誘導径路が示されている。図3では、誘導径
路が2層構造のため、手前側が実線、向こう側が破線で
描かれている。
【0018】図1を参照して、40は入賞玉集合カバー
体であって、このカバー体40は、各入賞口へ入賞した
パチンコ玉を、それぞれ所定の方向へ誘導するために、
遊技盤の裏面に直接取付けられている。入賞玉集合カバ
ー体40は、ハッチングを付していない内側入賞玉集合
空間42と、ハッチングを付した外側入賞玉集合空間4
4との2層構成になっている。このような入賞玉集合カ
バー体40を用いることによって、各入賞口へ入賞した
玉を対応する入賞玉誘導樋を個別に設けることなく所望
の方向へ誘導することができる。
【0019】より詳しく説明すると、入賞口14a,1
4bへ入賞した入賞玉は、内側入賞玉集合空間42で導
かれ、内側入賞玉集合樋46上へ落下して、該内側入賞
玉集合樋46に沿って転動する。
【0020】入賞口18a,18bへ入賞した入賞玉も
同様に、内側入賞玉集合空間42内を落下し、内側入賞
玉集合樋46上へ落下して、その上を転動する。
【0021】始動入賞口24a,24bへの入賞玉は、
それぞれ、始動入賞玉検出器48a,48bで検出さ
れ、内側入賞玉集合空間42を落下して、内側入賞玉集
合樋46で受止められ、その上を転動する。
【0022】可変入賞領域26へ入賞したパチンコ玉
は、まず、入賞玉検出器50で検出される。入賞玉検出
器50は、可変入賞領域26へ入賞した全入賞玉を検出
し、その数を計数するためのものである。入賞玉検出器
50を通過後、入賞玉は内側入賞玉集合空間42内を通
って内側入賞玉集合樋46上へ落下し、その上を転動す
る。
【0023】入賞口27aおよび27bへ入賞した玉
は、外側入賞玉集合空間44内へ入り、該外側入賞玉集
合空間44を通って入賞玉検出器52へ与えられる。入
賞玉検出器52で検出されて後、入賞玉は外側入賞玉集
合樋54上に落下し、アウト玉通路56へ導かれて、ア
ウト玉として処理される。
【0024】外側入賞玉集合樋54は、内側入賞玉集合
樋46の後方(図において手前側)に配置された樋であ
る。
【0025】始動入賞口22へ入賞したパチンコ玉は、
始動入賞玉検出器58で検出された後、外側入賞玉集合
空間44を通って入賞玉検出器52で検出され、外側入
賞玉集合樋54上へ転動して、アウト玉通路56へ導か
れる。
【0026】以上のように、入賞玉集合カバー体40に
形成された内側入賞玉集合空間42および外側入賞玉集
合空間44によって、それぞれの入賞口へ入賞した入賞
玉が所定の入賞玉集合樋へ導かれる。
【0027】図3は、パチンコ機10の部分断面図であ
って、遊技盤12の裏面側および入賞玉集合カバー体4
0におけるパチンコ玉の流れを表わす図である。
【0028】図3を参照して、入賞口27a,27bへ
入賞したパチンコ玉は、入賞玉集合カバー体40の外側
入賞玉集合空間44へ導かれ、該外側入賞玉集合空間4
4の所定位置に設けられた入賞玉検出器52で検出さ
れ、アウト玉通路56を落下して、アウト玉として処理
される。
【0029】一方、入賞口18a,18bへ入賞したパ
チンコ玉は、内側入賞玉集合空間42内を落下し、内側
入賞玉集合樋46で受止められて、その上を転動する。
【0030】上記の構成において、入賞玉集合カバー体
40は、遊技盤11の裏面に直接接する平面を有してお
らず、外側入賞玉集合空間44を形成する板状部材60
a,60bが遊技盤12裏面に伏せられ、板状部材60
bと遊技盤裏面とによって内側入賞玉集合空間42が形
成されている。したがって、入賞玉集合カバー体40の
構成を比較的簡易な構成としながらも、内側入賞玉集合
空間42および外側入賞玉集合空間44という2層構成
の入賞玉集合空間が作り出されているという利点があ
る。なお、板状部材60aをなくして入賞玉集合カバー
体40の後部外壁自体により外側入賞玉集合空間44を
構成してもよい。
【0031】また、従来の入賞玉集合カバー体のごと
く、遊技盤裏面側にパチンコ玉を通過させるための溝を
付ける等の必要がないという利点もある。
【0032】図4は、入賞玉集合カバー体40を遊技盤
12に取付ける状態を示す分解斜視図である。
【0033】図4に示すように、入賞玉集合カバー体4
0は単一の、たとえば樹脂成形された部材であるから、
遊技盤12の裏面に位置決めして簡単に取付けることが
できる。そして、始動入賞口22や入賞口27a,27
bやアウト玉入口28との位置ずれを起こす心配なく取
付けることができる。
【0034】なお、入賞玉集合カバー体40には窓62
があけられており、その窓62部分に後方から可変表示
装置20が組み込まれる。
【0035】図5は、パチンコ機10の裏面側から見た
斜視図で、機構板64を開いた状態で示されている。
【0036】図5から、外側入賞玉集合樋54およびア
ウト玉通路56ならびに内側入賞玉集合樋46は機構板
64に形成されており、機構板64が閉じられたとき、
これら外側入賞玉集合樋54および内側入賞玉集合樋4
6が、それぞれ、入賞玉集合カバー体40の下方に位置
し、入賞玉集合カバー体40の外側入賞玉集合空間44
および内側入賞玉集合空間42から落下してくるパチン
コ玉を受止めることが理解できよう。
【0037】図6は、この発明の一実施例に係るパチン
コ機10の背面図である。図6では、機構板裏側に設け
られた2つの景品玉払出装置66および68と、それら
2つの景品玉払出装置66,68から払出される景品玉
を導く通路とが示されている。
【0038】2つの景品玉払出装置66および68のう
ち、第1の景品玉払出装置66は、入賞玉検出器52
(図3参照)の出力に基づいて動作するようになってい
る。つまり、入賞玉のうち、入賞玉集合カバー体40の
外側入賞玉集合空間44(図1参照)で導かれた入賞玉
が入賞玉検出器52で検出されたことに基づいて、1個
の入賞玉に基づき、第1の景品玉払出装置66が所定
数、たとえば7個の景品玉を払出すようになっている。
【0039】第1の景品玉払出装置66によって払出さ
れる景品玉は、機構板の裏面に形成された景品玉通路7
0内を通り、景品玉出口72から景品玉連絡口74を介
してパチンコ機10正面側の景品玉出口30(図2参
照)へ流れ出る。
【0040】他方、入賞玉のうち、入賞玉集合カバー体
40の内側入賞玉集合空間42(図1参照)で導かれる
入賞玉は、内側入賞玉集合樋46を通り、入賞玉処理器
76へ導かれる。
【0041】応じて、入賞玉処理器76は、入賞玉を1
個ずつ検出し、機械的に連結された第2の景品玉払出装
置68を駆動して、1個の入賞玉につきたとえば13個
の景品玉を払出させる。
【0042】第2の景品玉払出装置68から払出される
景品玉は景品玉出口78から景品玉連絡口74へ導か
れ、パチンコ機10正面側に設けられた景品玉出口30
から出て、打球供給皿32へ入る。
【0043】なお、第1の景品玉払出装置66および第
2の景品玉払出装置68で払出される景品玉は、打球供
給皿32内にパチンコ玉が溢れており、景品玉出口30
から後側の景品玉連絡口74まで満ちているときは、余
剰玉通路80を介して余剰玉出口34(図2参照)から
出、余剰玉受皿36で受止められる。
【0044】この発明に係るパチンコ機10は、図6に
示すように景品玉払出装置を2つ設けたものに限らず、
図7に示すように、単一の景品玉払出装置66によっ
て、2種類の景品玉を払い分けられるようにしてもよ
い。
【0045】すなわち、外側入賞玉集合空間44を通
り、入賞玉検出器52で入賞玉が検出されるごとに、該
入賞玉検出器52の出力に基づいて景品玉払出装置66
が駆動し、景品玉通路70を介して景品玉が払出され
る。また、内側入賞玉集合樋46で導かれた入賞玉は、
入賞玉検出器82で検出されるようにし、その検出出力
に基づいて景品玉払出装置66を駆動する。その際、景
品玉払出装置66によって払出される景品玉数を入賞玉
検出器52の場合と異ならせることにより、所望数の景
品玉を払出させることができる。前記機構板64によ
り、前記遊技盤の裏面側に位置し、入賞玉に基づいて景
品玉を払出すための機構を有する機構部が構成されてい
る。前記内側入賞玉集合空間42により、前記遊技盤裏
面側に導かれてきた入賞玉を受入れて誘導する入賞玉誘
導空間が構成されている。前記入賞玉処理器76によ
り、前記機構部側に設けられ、前記入賞玉誘導空間によ
り誘導されてきた入賞玉を1個宛処理する入賞玉処理手
段が構成されている。前記入賞玉検出器52により、前
記遊技盤側に設けられ、前記複数の入賞領域のうち特定
の入賞領域への入賞玉を検出する入賞玉検出手段が構成
されている。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、前記入賞玉検出手段が
遊技盤側に設けられているために、所定個数の景品玉が
払出されるように定めた入賞領域を遊技盤の種類毎に設
計変更しやすくなり、前記入賞玉処理手段と入賞玉検出
手段の双方を機構部側に設けた場合に比べて遊技盤を他
の種類に代えるときに所定個数の景品玉が払出される入
賞領域の数や配置等の制約を受けにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るパチンコ機の裏面部
分図であり、その一部が透かして描かれている。
【図2】この発明の一実施例に係るパチンコ機の正面図
である。
【図3】この発明の一実施例を説明するためのパチンコ
機の部分断面図である。
【図4】入賞玉集合カバー体を遊技盤へ取付ける状態を
示す分解斜視図である。
【図5】パチンコ機の機構板を開いた状態の背面側から
見た斜視図である。
【図6】パチンコ機の背面図である。
【図7】パチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
10はパチンコ機、12は遊技盤、14a,14bは通
常入賞口、18a,18bは入賞口、20は可変表示装
置、22,24a,24bは始動入賞口、26は可変入
賞領域、27a,27bは入賞口、28はアウト玉入
口、40は入賞玉集合カバー体、42は入賞玉誘導空間
の一例の内側入賞玉集合空間、44は外側入賞玉集合空
間、46は内側入賞玉集合樋、48a,48bは始動入
賞玉検出器、50は入賞玉検出器、54は外側入賞玉集
合樋、64は、機構部の一例の機構板、76は入賞玉処
理手段の一例の入賞玉処理器、52は入賞玉検出手段の
一例の入賞玉検出器、66,68は景品玉払出装置を示
す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばパチンコ遊技
機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技者
にとって有利となる第1の状態と遊技者にとって不利と
なる第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置を含む複
数の入賞領域が遊技盤表面に設けられ、予め定められた
特定遊技状態が発生した場合に前記可変入賞球装置が第
1の状態に制御される弾球遊技機に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技盤表面に
複数の入賞領域が配設され、それらの入賞領域に入賞し
た入賞玉が誘導されて入賞玉検出スイッチや入賞玉を1
個宛処理する入賞玉処理器等からなる入賞玉受付け処理
手段より処理され、入賞玉に基づいた景品玉の払出しが
行なわれるように構成されていた。そして、この従来の
弾球遊技機においては、前記複数の入賞領域のどの入賞
領域に入賞するかに応じて払出される景品玉数が異なる
ように構成されていた。また、従来の弾球遊技機におい
ては、遊技者にとって有利となる第1の状態と遊技者に
とって不利となる第2の状態とに変化可能な可変入賞球
装置が前記遊技盤表面に設けられており、予め定められ
た特定遊技状態(いわゆる大当り状態)が発生すること
により前記可変入賞球装置が第1の状態に制御され、比
較的短時間の間に多くの打玉がその可変入賞球装置に入
賞するように構成されていた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の弾球
遊技機においては、遊技者は前記特定遊技状態の発生を
目当てに弾球遊技機による遊技を行なう状態となる。そ
こで、可変入賞球装置への打玉の入賞に伴って、相対的
に多いほうの数の景品玉が払出されるように構成すれ
ば、前記特定遊技状態の発生に伴ってより多くの景品玉
が払出される状態となり、特定遊技状態の発生に伴なう
遊技の醍醐味をより一層大きなものにして遊技にメリハ
リををつけることが可能となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】一方、前記可変入賞球装置は、特定遊技状
態の発生により第1の状態に制御されれば比較的短時間
に多くの打玉が入賞するために、その入賞玉を遊技盤裏
面側において滞りなく誘導させて入賞玉受付処理手段に
導く必要があり、入賞玉が短時間に多く発生すればする
ほど遊技盤裏面側における入賞玉の誘導箇所において入
賞玉が滞り玉詰まりが発生するおそれが生ずる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、特定遊技状態の発生により第1
の状態に制御される可変入賞球装置への打玉の入賞に伴
って相対的に多くの景品玉が払出されるようにして特定
遊技状態の醍醐味を大きなものにするとともに、前記可
変入賞球装置に入賞した入賞玉を遊技盤裏面側において
滞りなく誘導して入賞玉受付処理手段に導くことのでき
る弾球遊技機を提供することである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技者にとっ
て有利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる第
2の状態とに変化可能な可変入賞球装置を含む複数の入
賞領域が遊技盤表面に設けられ、予め定められた特定遊
技状態が発生した場合に前記可変入賞球装置が第1の状
態に制御される弾球遊技機であって、前記遊技盤の裏面
側に設けられて入賞玉を受入れて誘導する誘導空間であ
って、前記遊技盤裏面に近い側の内側誘導空間と前記遊
技盤裏面から遠ざかった側の外側誘導空間とを有し、前
記複数の入賞領域のうちどの入賞領域に打玉が入賞した
かに応じて、当該入賞玉が前記内側誘導空間または前記
外側誘導空間のいずれかに受入れられるように構成され
た入賞玉誘導空間と、該入賞玉誘導空間に受入れられて
誘導されてきた入賞玉を受付けて景品玉払出手段に景品
玉の払出動作を行なわせるための入賞玉受付処理手段と
を含み、該入賞玉受付処理手段は、前記内側誘導空間に
対応して設けられた内側受付処理手段と、前記外側誘導
空間に対応して設けられた外側受付処理手段とを有し、
前記外側受付処理手段よりも前記内側受付処理手段によ
り入賞玉の受付処理がなされたほうが多くの景品玉が払
出されるように構成され、前記可変入賞球装置への入賞
玉が前記内側誘導空間に受入れられることを特徴とす
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】本発明によれば、可変入賞球装置を含む複数の
入賞領域が遊技盤表面に設けられている。そしてその可
変入賞球装置は、遊技者にとって有利となる第1の状態
と遊技者にとって不利となる第2の状態とに変化可能で
あり、予め定められた特定遊技状態が発生した場合に第
1の状態に制御される。入賞玉を受入れて誘導する入賞
玉誘導空間が前記遊技盤の裏面側に設けられており、そ
の入賞玉誘導空間は、前記遊技盤裏面に近い側の内側誘
導空間と前記遊技盤裏面から遠ざかった側の外側誘導空
間とを有し、前記複数の入賞領域のうちのどの入賞領域
に入賞したかに応じてその入賞玉が前記内側誘導空間ま
たは前記外側誘導空間に受入れられる。さらに、入賞玉
受付処理手段の働きにより、前記入賞玉誘導空間に受入
れられて誘導されてきた入賞玉が受付けられて景品玉払
出手段に景品玉の払出動作を行なわせる。そしてその入
賞玉受付処理手段は、前記内側誘導空間に対応して設け
られた内側受付処理手段と、前記外側誘導空間に対応し
た設けられた外側受付処理手段とを有し、前記外側受付
処理手段よりも前記内側受付処理手段により入賞玉の受
付処理がなされたほうが多くの景品玉が払出されるよう
に構成されており、前記可変入賞球装置への入賞玉が前
記内側誘導空間に受入れられるように構成されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに、可変表示装置20の表示が所定状
態になったとき、たとえば「7」「7」「7」と表示が
3つ揃ったとき等により予め定められた特定遊技状態が
発生して、可変入賞球装置の可変入賞領域26が開成し
てパチンコ玉が入賞しやすくなり、その他の状態ではそ
の可変入賞領域26は閉成状態でパチンコ玉が入賞する
ことのできない状態となっている。この可変入賞領域2
6へパチンコ玉が入賞したときには、1個の入賞玉につ
き、やはり13個の景品玉が払出される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図1を参照して、40は入賞玉集合カバー
体であって、このカバー体40は、各入賞口へ入賞した
パチンコ玉を、それぞれ所定の方向に誘導するために、
遊技盤の裏面に直接取付けられている。入賞玉集合カバ
ー体40は、ハッチングをしていない内側誘導空間の一
例の内側入賞玉集合空間42と、ハッチングをした外側
誘導空間の一例の外側入賞玉集合空間44との2層構造
になっている。このような入賞玉集合カバー体40を用
いることによって、各入賞口へ入賞した玉を対応する入
賞玉誘導樋を個別に設けることなく所望の方向へ誘導す
ることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】すなわち、外側入賞玉集合空間44を通
り、入賞玉検出器52で入賞玉が検出されるごとに、該
入賞玉検出器52の出力に基づいて景品玉払出装置66
が駆動し、景品玉通路70を介して景品玉が払出され
る。また、内側入賞玉集合樋46で導かれた入賞玉は、
入賞玉検出器82で検出されるようにし、その検出出力
に基づいて景品玉払出装置66を駆動する。その際、景
品玉払出装置66によって払出される景品玉数を入賞玉
検出器52の場合と異ならせることにより、所望数の景
品玉を払出すことができる。前記入賞玉集合カバー体4
0により形成される内側入賞玉集合空間42と外側入賞
玉集合空間44とにより、前記遊技盤の裏面側に設けら
れて入賞玉を受入れて誘導する誘導空間であって、前記
遊技盤裏面に近い側の内側誘導空間と前記遊技盤裏面か
ら遠ざかった側の外側誘導空間とを有し、前記複数の入
賞領域のうちどの入賞領域に打玉が入賞したかに応じ
て、当該入賞玉が前記内側誘導空間または前記外側誘導
空間に受入れられる入賞玉誘導空間が構成されている。
内側受付処理手段の一例の前記入賞玉処理器76または
入賞玉検出器82と、外側受付処理手段の一例の入賞玉
検出器52とにより、前記入賞玉誘導空間に受入れられ
て誘導されてきた入賞玉を受付けて景品玉払出手段に景
品玉の払出動作を行なわせるための入賞玉受付処理手段
が構成されている。そして、前記内側受付処理手段は前
記内側誘導空間に対応して設けられ、前記外側受付処理
手段は前記外側誘導空間に対応して設けられており、前
記外側受付処理手段よりも前記内側受付処理手段により
入賞玉の受付処理がなされたほうが多くの景品玉が払出
されるように構成されている。そして、前記可変入賞球
装置への入賞玉は前記内側誘導空間に受入れられるよう
に構成されている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、特定遊技状態の発生が
遊技中の遊技者の最終目標であることに鑑み、その特定
遊技状態の発生に伴って第1の状態となった可変入賞球
装置への入賞玉が前記内側誘導空間に受入れられるよう
にして外側受付処理手段よりも比較的多くの景品玉の払
出処理がなされる内側受付処理手段によりその入賞玉が
受付処理されるようにし、特定遊技状態の発生に伴なう
遊技の醍醐味をより一層大きなものにして遊技のメリハ
リをつけて面白味のある遊技を提供できる。しかも、可
変入賞球装置が第1の状態になれば比較的短期間に多く
の入賞玉が発生するのであり、その多くの入賞玉が内側
誘導空間に導かれるために、外側誘導空間に導く場合に
比べて内側誘導空間よりもさらに後方側に入賞玉を誘導
させる必要がないために、後方側への入賞玉の誘導部分
における入賞玉の滞りが生じにくく速やかに入賞玉が誘
導されるとともに玉詰まりが発生しにくいという効果が
奏される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉の入賞に応じて払出される景品玉数
    が予め定められている入賞領域が複数個遊技盤表面に配
    設されている弾球遊技機であって、 前記遊技盤の裏面側に位置し、入賞玉に基づいて景品玉
    を払出すための機構を有する機構部と、 前記遊技盤裏面側に導かれてきた入賞玉を受入れて誘導
    する入賞玉誘導空間と、 前記機構部側に設けられ、前記入賞玉誘導空間により誘
    導されてきた入賞玉を1個宛処理する入賞玉処理手段
    と、 前記遊技盤側に設けられ、前記複数の入賞領域のうち特
    定の入賞領域への入賞玉を検出する入賞玉検出手段とを
    含み、 前記複数の入賞領域のいずれかに入賞した入賞玉が、前
    記入賞玉検出手段により検出された場合と、前記入賞玉
    検出手段により検出されることなく前記入賞玉処理手段
    により処理された場合とで、払出される景品玉数が異な
    ることを特徴とする、弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002045533A (ja) * 2000-05-26 2002-02-12 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP4524954B2 (ja) * 2000-05-26 2010-08-18 奥村遊機株式会社 パチンコ機

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