JPH08126304A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH08126304A
JPH08126304A JP26500194A JP26500194A JPH08126304A JP H08126304 A JPH08126304 A JP H08126304A JP 26500194 A JP26500194 A JP 26500194A JP 26500194 A JP26500194 A JP 26500194A JP H08126304 A JPH08126304 A JP H08126304A
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JP
Japan
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fuse
overcurrent
power supply
switching power
switch element
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Pending
Application number
JP26500194A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Komazaki
勝司 駒崎
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EMI Records Japan Inc
Original Assignee
Toshiba Emi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチング電源における小型化、コストダウ
ンおよび電源効率の向上を同時に達成する。 【構成】スイッチ素子6を過電流から保護するスイッチ
素子制御回路9を備えるチョッパ型の昇圧スイッチング
電源において、スイッチ素子6の過電流を検出するため
の検出抵抗器の代わりにヒューズ11を設ける。そし
て、ヒューズ11の内部抵抗を利用してスイッチ素子6
の過電流を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョッパ型の昇圧スイ
ッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】入力電圧Viより高い出力電圧Voを得
ることができるチョッパ型昇圧スイッチング電源とし
て、第2図に示すものが知られている。この従来のチョ
ッパ型昇圧スイッチング電源1Bは、入力電源の+側I
+ に接続されるインダクタ3と、このインダクタ3と入
力電源の−側I- との間を断続するトランジスタやFE
Tなどのスイッチ素子7と、このスイッチ素子7および
インダクタ3に接続されるダイオード4と、このダイオ
ード4と入力電源の−側I- との間に接続されるキャパ
シタ6とを備えている。そして、スイッチ素子7のオン
時間とオフ時間の比(デューティ比)を変えて出力側O
+ - の直流出力電圧(平均値)V0 を調整することが
できる。
【0003】さらにこの従来のチョッパ型昇圧スイッチ
ング電源1Bでは、スイッチ素子7と入力電源の−側I
- との間に接続される過電流検出抵抗器8と、この過電
流検出抵抗器8とともにスイッチ素子7を保護するスイ
ッチ素子制御回路9とを有する過電流保護回路10を備
えている。前記過電流検出抵抗器8としては、巻線抵抗
器等の固定抵抗器が用いられている。そして、スイッチ
素子制御回路9により、過電流検出抵抗器8での電圧降
下を検出してスイッチ素子7の導通角、即ちデューティ
比を制限し、これにより平均電流を制限してスイッチ素
子7に過電流が加わるのを防止している。
【0004】このようなチョッパ型昇圧スイッチング電
源1Bでは、一般的に、出力短絡や入出力の極性接続を
誤った際に異常な大電流が発生し、この大電流によりス
イッチ素子7やダイオード4が破壊するおそれがある。
この破壊を防止するために、回路の入力側I+ - にヒ
ューズ2を入れるだけでなく出力側O+ - にもヒュー
ズ5を入れて安全性を確保している。
【0005】そして、上述した従来のチョッパ型昇圧ス
イッチング電源1Bの電源効率は、主に、ヒューズ2、
インダクタ3、ヒューズ5および過電流検出抵抗器8の
抵抗成分とダイオード4の順方向電圧とで左右される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チョッパ型昇圧スイッチング電源1Bでは、過電流検出
抵抗器8を必要としているので、この過電流検出抵抗器
8のぶん大きさが大きく、コストも高いという問題があ
った。
【0007】さらに、入力側I+ - および出力側O+
- の何れにもヒューズ2、5を接続しているので、ヒ
ューズ2、5の内部抵抗による電圧降下が大きく、した
がってヒューズ2、5で消耗される電力も大きいため、
この電力ロスにより電源効率が低下するという問題もあ
った。
【0008】そこで本発明の目的は、小型化、コストダ
ウンおよび電源効率の向上を同時に達成することができ
るスイッチング電源を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になした請求項1に係わる発明のスイッチング電源は、
スイッチ素子を過電流から保護する過電流保護回路を備
えるチョッパ型の昇圧スイッチング電源において、前記
スイッチ素子の過電流検出抵抗器の代わりにヒューズを
設け、該ヒューズの内部抵抗を前記スイッチ素子の過電
流検出に利用したことを特徴とする。
【0010】
【作用】スイッチ素子の過電流検出抵抗器の代わりにヒ
ューズを設けて過電流検出抵抗器を除去したので、過電
流検出抵抗器を設けた場合と比べて省スペース化するこ
とができると共にコストダウンすることができる。
【0011】さらに、過電流検出抵抗器の代わりに設け
たヒューズにより出力側のヒューズを除去できるので、
出力側のヒューズで消耗される電力ロスがなくなり、従
来例の如く出力側にヒューズを設けた場合と比べて電力
ロスを小さくすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照しなが
ら説明する。なお、図1において、図2と対応する部分
には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0013】本実施例において、図2の従来例と異なる
部分は、従来例で必要だった過電流検出抵抗器8(図2
参照)の代わりにヒューズ11を用いた部分と、従来例
で出力側に配置されていたヒューズ5(図2参照)を除
いた部分である。
【0014】本実施例では、図2に示されている過電流
検出抵抗器8を除去し、その代わりに、図1に示されて
いるように、ヒューズ11がスイッチ素子7と入力電源
の−側I- との間に接続されている。
【0015】このヒューズ11としては、例えば、自然
消弧ヒューズ、真空ヒューズ、半導体保護用ヒューズ等
から適宜選択される。前記自然消弧ヒューズは、低圧ヒ
ューズの代表的なものとして知られているつめ付きヒュ
ーズと、低圧回路と機器の保護等に使用される筒形ヒュ
ーズと、各種電子機器の回路保護に使用され、直径5〜
6mm、長さ20〜32mmのガラス管に封入された管
形ヒューズとを含んでいる。
【0016】また、前記真空ヒューズは、高抵抗・高抗
張力の極細線を使用し、熱損失を防ぐためガラス管中に
真空封入されたもので、その端子間抵抗が数十オームに
達しているものである。
【0017】さらに、前記半導体保護用ヒューズは、電
力用半導体整流素子の過電流保護器として開発された超
速動形で、動作過電圧の低い特殊限流ヒューズである。
【0018】前記ヒューズ11は、入出力を取り違えた
場合や、逆極性接続を行った場合に発生する異常な過大
電流が流れたときには、ヒューズとして溶断し回路を保
護する回路保護機能を有する。
【0019】また、ヒューズ11は、過大な電流が流れ
ない通常の状態では、その内部抵抗によりスイッチ素子
7の保護のための過電流検出抵抗器として動作する過電
流検出抵抗機能を有する。
【0020】さらに、一般の抵抗器の温度特性はゼロに
近いがヒューズ11の内部抵抗は正の温度特性をもって
いる。このため、ヒューズ11は、過電流が流れて発熱
すると抵抗値が上昇するにつれて電圧降下が増大するの
で、過電流の大きさが大きくなるにつれて過電流検出の
感度が高まり、過電流検出には非常に都合が良い。また
ヒューズ11は、過電流が流れない通常の状態では、内
部抵抗が小さいので電圧降下によるロスも少なく電源効
率は更に向上する。
【0021】本実施例ではヒューズ11が上述したよう
に回路保護機能を有しているので、図2に示されている
ヒューズ5を除去することができる。このヒューズ5を
除去したことにより、ヒューズ5の内部抵抗で発生する
電圧降下によるロスが無くなるので、電源効率は上記効
率向上に加えて更に向上する。即ち、本実施例のチョッ
パ型昇圧スイッチング電源1Aの電源効率は、主にヒュ
ーズ2、インダクタ3、ヒューズ11の抵抗成分とダイ
オード4の順方向電圧とで左右される。
【0022】以上の実施例では、スイッチ素子7および
過電流保護回路12のうち、入力電源の+側I+ にスイ
ッチ素子7を配しているが、スイッチ素子7と過電流保
護回路12とを入れ換えて、入力電源の+側I+ に過電
流保護回路12を配置し、入力電源の−側I- にスイッ
チ素子7を配置してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く本発明のス
イッチング電源によれば、スイッチ素子を過電流から保
護する過電流保護回路を備えるチョッパ型の昇圧スイッ
チング電源において、前記スイッチ素子の過電流検出抵
抗器の代わりにヒューズを設け、該ヒューズの内部抵抗
を前記スイッチ素子の過電流検出に利用したので、過電
流検出抵抗器を設けた場合と比べて小型化することがで
きると共にコストダウンすることができる。さらに、ス
イッチ素子の過電流検出抵抗器の代わりにヒューズを設
けたことにより出力側のヒューズを除去できるので、従
来例の如く出力側にヒューズを設けた場合と比べて電力
ロスを小さくすることができ、したがって電源効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるチョッパ型昇圧スイッ
チング電源の回路図である。
【図2】従来例のチョッパ型昇圧スイッチング電源の回
路図である。
【符号の説明】
2 ヒューズ 3 インダクタ 4 ダイオード 5 ヒューズ 6 キャパシタ 7 スイッチ素子 8 過電流検出抵抗器 9 スイッチ素子制御回路 10 過電流保護手段 11 ヒューズ 12 過電流保護回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ素子を過電流から保護する過電
    流保護回路を備えるチョッパ型の昇圧スイッチング電源
    において、前記スイッチ素子の過電流を検出する過電流
    検出抵抗器の代わりにヒューズを設け、該ヒューズの内
    部抵抗を前記スイッチ素子の過電流検出に利用したこと
    を特徴とするスイッチング電源。
JP26500194A 1994-10-28 1994-10-28 スイッチング電源 Pending JPH08126304A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971104