JPH0847158A - 短絡回路 - Google Patents

短絡回路

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JPH0847158A
JPH0847158A JP17548194A JP17548194A JPH0847158A JP H0847158 A JPH0847158 A JP H0847158A JP 17548194 A JP17548194 A JP 17548194A JP 17548194 A JP17548194 A JP 17548194A JP H0847158 A JPH0847158 A JP H0847158A
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effect transistor
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Noboru Hanaguchi
登 花口
Tatsuhiro Hanada
龍宏 花田
Shigenobu Maeda
茂伸 前田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器に利用される短絡回路におい
て、スイッチング素子をオンさせたとき、直流電源から
短絡電流がスイッチング素子に流れ、スイッチング素子
が破壊するために、その短絡回路を繰り返し使用できな
いという問題を解決することを目的とする。 【構成】 直流電源6の出力端子間に電界効果型トラン
ジスタ8を接続し、プラス端子と電界効果型トランジス
タ8の間にダイオード9を介して電界効果型トランジス
タ8をオン・オフさせる制御回路を設け、電界効果型ト
ランジスタ8のオン状態での立上がり、立下がり時に電
界効果型トランジスタ8が熱破壊しないように、出力電
圧の保護用のコンデンサを制御回路に接続し、コンデン
サ10と直流電源6のマイナス端子間にダイオード15
を接続するとともに、出力電圧の立下がり時の保護用の
コンデンサ11をプラス端子に接続されたダイオード9
と直列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に利用さ
れる、過電流から機器を保護するための短絡回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、過電流から保護するため、負荷へ
の直流電源からの電圧を停止させる短絡回路は、図4に
示すような回路構成のものがよく使われている。図4に
おいて、1はスイッチ2、ドライブ回路3、サイリスタ
4等で構成される短絡回路で、直流電源6と負荷19の
間に接続されている。以上のように構成された短絡回路
について、以下、その動作を説明する。短絡回路1は、
スイッチ2をオフすることにより、ドライブ回路3がサ
イリスタ4をオンさせ、直流電源6の出力端子間を短絡
することにより、負荷19への直流電源6の電圧Vの供
給を停止させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような上
記従来の構成では、サイリスタ4をオンさせたとき、直
流電源6から、短絡電流がサイリスタ4に流れ、サイリ
スタ4が破壊するために、一度働いた短絡回路は修理し
なければ再び使用できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、直流電源6からの短絡電流に耐え、繰り返し使用可
能な短絡回路を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の短絡回路は、直流電源の2つの出力端子間に
接続された主スイッチング素子と、前記出力端子の一方
と前記主スイッチング素子との間に第1のダイオードを
介して設けられ、前記主スイッチング素子をオン・オフ
させる制御回路と、前記主スイッチング素子がオン状態
での出力電圧の立上がり、立下がり時に、前記主スイッ
チング素子が熱破壊しないように、前記制御回路に接続
された出力電圧の立上がり時の保護用の第1の充放電コ
ンデンサと、前記第1の充放電コンデンサと前記出力端
子の他方の間に接続された第2のダイオードと、前記第
1のダイオードと直列に前記出力端子の他方との間に接
続された出力電圧の立下がり時の保護用の第2の充放電
コンデンサとを備えたものである。
【0006】
【作用】上記構成とすることにより、2つの充放電コン
デンサを用いて、短絡回路動作時に流れる短絡電流によ
り、主スイッチング素子が破壊しないように、保護する
機能を備えた短絡回路として繰り返し使用可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例を示す短
絡回路の回路図である。図1において、直流電源6のプ
ラス端子は、短絡回路7の入力端である主スイッチング
素子としての電界効果型トランジスタ8のドレイン、ダ
イオード9のアノードの一端、充放電コンデンサ10の
プラス端子、負荷19の一端に接続されている。ダイオ
ード9のカソードは、充放電コンデンサ11のプラス端
子、抵抗12の一端及びスイッチ13の一端に接続され
ている。充放電コンデンサ10のマイナス端子は、スイ
ッチ13の他端、抵抗14の一端、ダイオード15のカ
ソードに接続されている。抵抗14の他端は、トランジ
スタ16のベース、抵抗17の一端に接続されている。
抵抗12の他端は、電界効果型トランジスタ8のゲー
ト、トランジスタ16のコレクタ、抵抗18の一端に接
続されている。また、直流電源6のマイナス端子には、
電界効果型トランジスタ8のソース、抵抗18の他端、
トランジスタ16のエミッタ、抵抗17の他端、ダイオ
ード15のアノード、充放電コンデンサ11のマイナス
端子、負荷19の他端が接続されている。
【0008】上記構成により以下、その動作説明をす
る。まず、スイッチ13がオン状態の時、図2(a)の
トランジスタ16のベース電圧波形Aに示すように、ベ
ース電圧が印加され、トランジスタ16はオンしてい
る。この時、図2(b)の電界効果型トランジスタ8の
ゲート電圧波形A1に示すように、電界効果型トランジ
スタ8のゲートは、トランジスタ16のコレクタを介し
て直流電源のマイナス端子に短絡されている状態とな
り、電界効果型トランジスタ8は、オフ状態となる。図
2(c)の電圧波形A2に電界効果型トランジスタ8の
ドレインの電圧波形を示している。また、負荷19に
は、直流電源6の電圧Vが印加されているので、負荷1
9の電圧は図2(d)の電圧波形A3となる。この時、
スイッチ13をオンからオフに切り換えると、図2
(a)のトランジスタ16のベース電圧波形Bに示すよ
うに、トランジスタ16のベース電圧は発生せず、トラ
ンジスタ16がオフし、電界効果型トランジスタ8のゲ
ートには、図2(b)の電界効果型トランジスタ8のゲ
ート電圧波形B1に示すように、ダイオード9、抵抗1
2及び、抵抗18を介して流れる電流により、抵抗18
の両端に発生する電圧が印加され、図2(c)の電界効
果型トランジスタ8のドレイン電圧波形B2に示すよう
に、電界効果型トランジスタ8がオンする。この時、図
2(d)の負荷19の電圧波形B3に示すように、負荷
19への直流電源6の電圧Vの供給を停止する。これに
伴い直流電源6の電圧Vが低下するため、図2(b)の
電界効果型トランジスタのゲート電圧波形C1に示すよ
うに、充放電コンデンサ11に蓄積されていた電荷が、
抵抗12及び抵抗18を介して流れ、抵抗18の両端に
発生する電圧が、電界効果型トランジスタ8のゲートに
印加され、図2(c)の電界効果型トランジスタ8のド
レイン電圧波形C2に示すように、電界効果型トランジ
スタ8を、オン状態に保つ。この時、図2(d)の負荷
19の電圧波形C3に示すように、負荷19の直流電源
6の電圧Vの供給を停止し続ける。電界効果型トランジ
スタ8のオン時間は、充放電コンデンサ11と抵抗12
及び抵抗18の時定数で決まり、これが、直流電源6の
出力端子の短絡時間となる。また、スイッチ13がオフ
状態で、直流電源6の電圧Vが、再度、投入された場
合、電界効果型トランジスタ8に過大な短絡電流が流
れ、電界効果型トランジスタ8が破壊する場合がある。
この破壊防止のための保護動作は下記の通りである。ス
イッチ13がオフ状態の時、直流電源6の電圧Vが、再
度投入されると、図3(a)のトランジスタ16の電圧
波形Dに示すように、充放電コンデンサ10に、抵抗1
4及び抵抗17を介して、充電電流が流れ、トランジス
タ16のベース電圧が発生し、トランジスタ16をオン
にし、図3(b)の電界効果型トランジスタのゲート電
圧波形D1に示すように、電界効果型トランジスタ8
を、オフ状態にし、負荷19に直流電源6の電圧Vを供
給する。図3(c)の電圧波形D2は、電界効果型トラ
ンジスタ8のドレイン電圧波形を示し、図3(d)の電
圧波形D3は、負荷19の電圧波形を示している。図3
(a)のトランジスタ16のベース電圧波形Eに示すよ
うに、充放電コンデンサ10への充電電流が減少する
と、トランジスタ16のベース電圧となる、抵抗17の
両端に発生する電圧も減少し、トランジスタ16がカッ
トオフ電圧(トランジスタ16が導通しなくなるベース
の最小電圧)に達すると、トランジスタ16がオフし、
図3(b)の電界効果型トランジスタ8のゲート電圧波
形E1に示すように、電界効果型トランジスタ8をオン
させ、再度、短絡動作を繰り返し、負荷19への直流電
源6の電圧Vの供給を停止する。図3(c)の電圧波形
E2は、電界効果型トランジスタ8のドレイン電圧波形
を示し、図3(d)の電圧波形E3は、負荷19の電圧
波形を示している。直流電源6の電圧Vが、再度、投入
されてから、電界効果型トランジスタ8をオンさせるま
での時間は、充放電コンデンサ10と、抵抗14及び抵
抗17の時定数で、任意に決めることができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2つの充
放電コンデンサを用いて、短絡回路動作時に流れる短絡
電流から、主スイッチング素子が破壊しないように保護
する機能を持たせることができ、さらに、再度、直流電
源を投入しても、短絡回路を繰り返し動作させることが
できるため、簡易な回路構成で、容易に実現でき、きわ
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の短絡回路の回路図
【図2】(a)は本発明の短絡回路のトランジスタ16
のベース電圧波形 (b)は本発明の短絡回路の電界効果型トランジスタ8
のゲート電圧波形 (c)は本発明の短絡回路の電界効果型トランジスタ8
のドレイン電圧波形 (d)は本発明の短絡回路の負荷19の電圧波形
【図3】(a)は本発明の短絡回路のトランジスタ16
のベース電圧波形 (b)は本発明の短絡回路の電界効果型トランジスタ8
のゲート電圧波形 (c)は本発明の短絡回路の電界効果型トランジスタ8
のドレイン電圧波形 (d)は本発明の短絡回路の負荷19の電圧波形
【図4】従来の短絡回路の回路図
【符号の説明】
6 直流電源 7 短絡回路 8 電界効果型トランジスタ 9、15 ダイオード 10、11 充放電コンデンサ 13 スイッチ 16 トランジスタ 19 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源の2つの出力端子間に接続された
    主スイッチング素子と、前記出力端子の一方と前記主ス
    イッチング素子との間に第1のダイオードを介して設け
    られ、前記主スイッチング素子をオン・オフさせる制御
    回路と、前記主スイッチング素子がオン状態での出力電
    圧の立上がり、立下がり時に、前記主スイッチング素子
    が熱破壊しないように、前記制御回路に接続された出力
    電圧の立上がり時の保護用の第1の充放電コンデンサ
    と、前記第1の充放電コンデンサと前記出力端子の他方
    の間に接続された第2のダイオードと、前記第1のダイ
    オードと直列に前記出力端子の他方との間に接続された
    出力電圧の立下がり時の保護用の第2の充放電コンデン
    サとを備えた短絡回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100380763C (zh) * 2004-06-21 2008-04-09 田坤 直流电路短路保护装置
JP2008253105A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Denso Corp 放電回路
CN106325265A (zh) * 2016-10-27 2017-01-11 山东省科学院自动化研究所 一种汽车车身控制模块的故障诊断电路和方法

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