JPH08123797A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH08123797A
JPH08123797A JP6258148A JP25814894A JPH08123797A JP H08123797 A JPH08123797 A JP H08123797A JP 6258148 A JP6258148 A JP 6258148A JP 25814894 A JP25814894 A JP 25814894A JP H08123797 A JPH08123797 A JP H08123797A
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JP6258148A
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Toru Okawa
徹 大川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】書式変更前の特定位置を書式変更後の画面に自
動的に表示する文書処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】(a) の1頁が36桁28行の書式の編集画面が
書式設定により書式変更されるとき、中央演算装置21
は書式変更前の画面の特定位置例えば1行目の位置を、
文書先頭からの文字数又は行数、ファイルに付与する特
定マーク、カーソル位置、画面の上中下の位置等によっ
て記憶する。そして書式変更後の編集画面には、上記文
字数、行数等から新文書における編集画面上の位置を算
出し、又は新文書の編集画面上のファイルの特定マーク
位置、カーソルの位置等を算出して、その算出した位置
の頁と行を画面表示するように構成する。これにより、
例えば(b) に示す1頁が22桁20行の新書式の編集画
面に、書式変更前と同様に特定位置である1行目の文章
「今日の議題は・・・」が直ちに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編集画面から新たに書
式設定を行って画面内容を変更する文書処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、文章や図形あるいは図表などを作
成して用紙に簡単に印刷できるワードプロセッサ、いわ
ゆるワープロが、オフィスや家庭で広く用いられてい
る。
【0003】図8(a) は、そのようなワープロの文書作
成画面(編集画面)の一例を示しており、表示画面1に
は不図示のキーボードからキー入力されて作成された文
書が表示されている。この編集画面は文書を作成しなが
ら所定のキー操作を行うことによりいつでも編集モード
に切り替えて修正、削除、複写、移動等の作業を行うこ
とができる。また所定のキー操作によって書式設定モー
ドに切り替えて1頁の行数、1行の桁(全角文字1個)
数、印字の際の文字の大きさや桁間隔、行間隔等の設定
を変更することができる。
【0004】通常、ワープロで文章の添削、修正等の作
業を行うときは、できるだけ文章の表示範囲が広いほう
が作業しやすい。一般にワープロは、1文書として取り
扱える分量は全角文字の数でおよそ18000字程度で
あり、横方向に設定できる最大文字数はおよそ160桁
〜175桁程度である。しかし、表計算の場合等は別と
して、横方向に1画面の最大表示範囲である40桁を越
えて書式を設定すると、横方向にスクロール表示するこ
とになって文書作成や添削の作業には不便であるから、
通常は横方向の桁数すなわち1行の桁数を40桁以内に
設定する場合が多い。
【0005】同図(a) に示す表示画面の文書の例では、
書式設定は1行の桁数が「36」、1頁の行数が「2
9」に設定されている。このように1行の桁数が「3
6」の書式であると、表示画面1の右側に4桁幅の入力
禁止領域2が設定され、左側の36桁幅の領域が入力の
有効な編集画面領域3に設定される。通常、1画面に表
示可能な文書の行数はおよそ16行程度であり、最下部
の3又は4行はシステムからのメッセージ表示に用いら
れる。同図(a) に示す設定書式において頁末である29
行目の文書を見るときは、下向きのカーソルキーを用い
て画面をスクロールさせるか、特定の機能キー1を用い
るなどして直接頁末の表示に変更することができる。
【0006】また、上記の表示の例では、上1行目には
先頭の1桁を空けて、次の桁から「ABC・・・」と表
示され、2行目には「・・・PQR」と表示されてい
る。16行の編集画面3(以下、単に画面3という)全
面に文書(同図では文字を多数の点で示している)が表
示されており、画面3の末尾にはカーソル4が表示され
ている。最下部1行目のメッセージ表示欄の右側には現
在のカーソル4の位置を示す「1−16」(1頁の16
行目)が表示され、現在の文字入力モードが英語の大文
字であることを示す「英大」が表示されている。
【0007】同図(b) は、上記の書式設定を変更して、
例えば1行の桁数を「22」、1頁の行数を「20」の
書式に変更した場合の表示状態を示している。先頭の文
字「ABC」の表示は勿論変化はないが、同図(a) の書
式のとき2行目の末尾に表示されていた文字「PQR」
が変更後の書式では4行目の途中やや左寄りに表示位置
が移動している。そして、書式変更前に画面3の末尾に
あったカーソル4が1行目の先頭(初期位置)に表示さ
れており、最下部1行目のメッセージ表示欄には現在の
カーソル位置を示す「1−1」が表示されている。
【0008】また、同図(c) は、同図(a) に示した文書
の12頁目の表示を示している。画面3の3行目には先
頭の文字が反転してカーソル表示となっている。そのカ
ーソル4の次から文書が「SLM・・・」と続いてい
る。最下部1行目のメッセージ表示欄には現在のカーソ
ル4の位置を示す「12−3」が表示されている。通
常、ワープロは、この例のように1頁が36桁、29行
の書式であると、およそ18頁を1文書として画面3に
連続して表示させることがきる。同図(c) に示す例で
は、後方に数頁の文書が続いているもとして表わしてい
る。
【0009】ここで、書式を上述したように1行の桁数
を「22」、1頁の行数を「20」の書式に変更する
と、この場合も同図(b) に示したように、変更後の画面
3aには文書の先頭頁から表示される。このように、書
式設定によって文書の書式を変更すると、どような場合
でああても書式変更後の画面は必ず文書の先頭頁の表示
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、文書
には使用目的によって定められた書式がある。例えば小
説等の原稿では1枚が20桁40行である。また、旧法
の特許明細書は1頁が22桁20行であり、新法の特許
明細書は1頁が36桁29行である。例えば旧法の特許
明細書を補正のため添削する場合、新法の1頁36桁2
9行の書式で添削したほうが現在使い慣れている書式で
あることと、画面が広いことで作業がし易い。このよう
な場合、添削途上において例えば様式を合わせるため等
で、古い書式の22桁の表示に戻して結果を確認しよう
とすると、書式変更後の編集画面が上述したように文章
の先頭に戻ってしまう。このため、添削中であった特定
の位置を変更後の書式の何頁の何行目に表示されている
かを探し出さねばならないという面倒が発生する。
【0011】例えば1頁40桁20行の書式を1頁20
桁20行の書式に変更したのであれば、桁数だけが1/
2になったのであるから、特定位置の書式変更前の頁と
行を覚えておき、書式変更後に、2倍の頁位置をスクロ
ール又は機能キー等の特殊なキーを操作して画面に表示
させることができる。しかし、図8(c) に示したよう
に、変更前の書式が1頁36桁29行であったものを、
1頁22桁20行の書式に変更した場合には、書式変更
前の特定位置の表示を書式変更後の表示の何頁何行目に
くるかを暗算で知ることは困難である。したがって、確
認しようとする元の特定位置の表示を探し出すのは非常
に手数のかかる面倒な作業であるという問題あった。
【0012】本発明は、書式変更前の特定位置の表示を
書式変更後の画面に自動的に表示する文書処理装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【問題を解決するための手段】本発明は(図1(a),(b)
の発明の原理ブロック図(その1)及び(その2)参
照)、書式設定11により編集画面12を書式変更して
表示する文書処理装置13に適用される。
【0014】本発明の文書処理装置13(図1(a) の発
明の原理ブロック図(その1)を参照)は、書式変更前
の編集画面の特定位置の表示を書式変更後の編集画面1
2に表示するように構成される。
【0015】この発明の文書処理装置14(図1(b) の
発明の原理ブロック図(その2)を参照)は、例えば請
求項2記載のように、書式変更前の編集画面の特定位置
の位置データを記憶する記憶手段15と、該記憶手段1
5に記憶された位置データに基づいて上記特定位置の表
示を書式変更後の編集画面12に表示する表示手段16
とを有して構成される。
【0016】上記表示手段16は、例えば請求項3記載
のように、上記書式変更前の編集画面における表示の位
置と略同等な書式変更後の編集画面12の位置に上記特
定位置の表示を表示する。
【0017】上記特定位置は、例えば請求項4記載のよ
うに、書式変更前の編集画面の1行目である。また、例
えば請求項5記載のように、書式変更前の編集画面のカ
ーソル位置である。
【0018】また、上記位置データは、例えば請求項6
記載のように、編集画面の上中下の相対的な位置データ
である。また、例えば請求項7記載のように、文書の先
頭からの文字数である。また、例えば請求項8記載のよ
うに、文書の先頭からの行数である。また、例えば請求
項9記載のように、特定位置の表示データに付与された
特定マークである。
【0019】
【作用】上記構成において、文書処理装置13は、例え
ば請求項2記載のように、記憶手段15が書式変更前の
編集画面の例えば1行目やカーソル位置などの特定位置
の例えば編集画面の上中下の相対的な位置、文書の先頭
からの文字数、文書の先頭からの行数、特定位置の表示
データに付与された特定マーク等を表わす位置データを
記憶し、表示手段16が記憶手段15に記憶された上記
位置データに基づいて、書式変更前の編集画面の例えば
1行目やカーソル位置などの特定位置の表示を、例えば
書式変更前の編集画面における表示の位置と略同等な書
式変更後の編集画面12の位置に表示する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図2は、一実施例に係わるワードプロセッサ(以
下、ワープロという)の全体構成を示すブロック図であ
る。このワードプロセッサが本発明の文書処理装置に該
当する。同図において、中央演算処理装置21は、マイ
クロプロセッサ等から成り、バス22を介してシステム
内の各コンポーネントの制御を行う。バス22には、メ
モリ23が接続されており、さらにディスプレイ24が
画面インターフェース24aを介して接続され、画面タ
ッチ機構25が画面タッチインターフェース25aを介
して接続され、キーボード26がキーボードインターフ
ェース26aを介して接続され、フロッピィディスク装
置等の外部記憶装置27が外部記憶インターフェース2
7aを介して接続され、そしてプリンタ装置28が印刷
インターフェース28aを介して接続されている。
【0021】メモリ23は、書き込み読み出し自在なメ
モリ(RAM)であり、上記中央演算処理装置21が制
御を行うために実行するプログラムを格納するプログラ
ム領域、作成された文書を記憶する文書領域、上記ディ
スプレイ24に表示する画像データを一時的に記憶する
イメージ領域等を備えている。
【0022】ディスプレイ24は、液晶ディスプレイ等
のようなビットマップ・ディスプレイから成る表示画面
を有している。画面タッチ機構25は、例えば感圧式、
電磁誘導方式等の透明のタブレットから成り、ディスプ
レイ24の表示画面上に重ねて配設されている。画面タ
ッチ機構25は、タブレットにペン又は指先からタッチ
入力されると、その入力座標位置(入力位置の座標デー
タ)を画面タッチインターフェース25a及びバス22
を介して中央演算処理装置21に出力する。
【0023】キーボード26は、通常の構成のキーボー
ドであり、キー入力操作信号をキーボードインターフェ
ース26a及びバス22を介して中央演算処理装置21
に出力する。
【0024】外部記憶装置27は、中央演算処理装置2
1の制御のもとにディスク装置を駆動してフロッピィデ
ィスク等に格納されているプログラムを読み出したり、
或いはフロッピィディスクと文書データの読み書きを行
う装置である。
【0025】プリンタ装置28は、例えば熱転写式のプ
リンタであり、ディスプレイ24に表示されている文書
やメモリ23又は外部記憶装置27に記憶されている文
書等を所定の印字様式に従って所定の用紙に印刷する。
【0026】中央演算処理装置21は、現在表示中の画
面番号に基づいて、その画面番号に対応するメッセージ
を画面の下端に表示すると共に、キーボード26から入
力されるキー操作信号又は画面タッチ機構25から入力
される座標データに基づいて、メモリ23から例えば文
書等の表示データを読み出してメモリ23のイメージ領
域にイメージ展開し、そのイメージデータに基づいて画
面インターフェース24aを介して不図示の表示駆動回
路を駆動し、ディスプレイ24に画像表示を行う。
【0027】図3は、上記ディスプレイ24の文書作成
の表示画面の例を示す図である。同図に示すディスプレ
イ24と画面タッチ機構25からなる表示画面(以下、
単に画面という)30には、下方に「終了」、「文字入
力」、「文字サイズ」、「文字修飾」、「編集」、・・
・等の文字とそれらの文字を夫々囲む複数の小枠31
(31−1、31−2等)が表示されている。これらの
表示はタッチ入力のための入力キー(以下タッチボタン
という)を示している。例えば図の「文字サイズ」をタ
ッチ入力すれば、全角、半角、横倍角等の文字サイズを
選択するためのタッチボタンが更に表示され、これらの
タッチボタンの中から所望のタッチボタンを選択してタ
ッチ入力すれば、入力する文字に任意の文字サイズを設
定することができる。勿論キーボード26の所定のキー
操作によっても同様のことができるようになっている。
【0028】同図の画面30に表示されている文書は、
1頁が36桁29行に書式設定されている例を示してい
る。左側の36桁幅の入力の有効な領域で構成される編
集画面32には、文書の1頁目が表示されており、1行
目から先頭の1桁を空けて「開発テーマ・・・」の文書
が示されている。編集画面32の末尾にはカーソル33
が表示され、画面30の下端1行目のメッセージ表示欄
右方に、カーソル33の位置を示す「1−16」が表示
され、右端にかな漢字変換の文字入力モードを示す「か
な」が表示されている。
【0029】図4(a),(b) は、本実施例における編集画
面の書式変更の前後における文書表示の例を示す表示状
態図である。同図(a) は、図3に示した「開発テーマ・
・・」で始まる文書の12頁目を表示している。同図
(a) に示す12頁目には、12行目の先頭から「今日の
議題は・・・」の文字列(文章)が表示され、「は」の
次の文字が反転してカーソル33が示されている(画面
下端のメッセージ欄の表示「12−1」参照)。これ
は、オペレータが目下12頁の1行目において添削等の
作業中であることを示している。この1行目の文章「今
日の議題は・・・」に注目すれば、この1行の先頭文字
の位置を文章の先頭文字から計数して何文字目にあるか
を知ることができる。
【0030】また、注目する特定位置の表示を表示画面
の1行目とするのではなく、カーソル33の位置として
もよい。そのようにすれば、目下添削等の作業中の文章
の位置を特定位置とすることができる。この場合は、カ
ーソル33の編集画面32中における位置を上中下で判
別してメモリに記憶する。この位置の判別は1画面の表
示行数16行から判別できる。また、そのカーソル33
の示す文字の位置を文章の先頭文字から計数して何文字
目にあるかを知ることもできる。
【0031】本実施例においては、このような編集画面
32中における特定位置、例えば1行目の先頭文字の文
書中における位置を記憶しておく。そして、その記憶し
た位置のデータに基づいて書式変更後の編集画面を表示
する。勿論、上述したように、注目する行の先頭文字に
代えてカーソル位置の文字について表示画面上の位置と
文書中における位置を記憶するようにしてもよい。
【0032】同図(b) は、書式変更後の編集画面の表示
例である。この例では書式変更後の編集画面34は、1
頁が22桁20行に設定されている。そして、表示され
る文書は、従来のように文書の先頭(1頁目)ではな
く、上記オペレータが書式変更前に処理中であった12
頁の特定位置(1行目)の文章「今日の議題は・・・」
が、編集画面34の1行目に表示される。尚、カーソル
33の位置を特定位置とする場合は、そのカーソル33
で示されていた文字が書式変更前の編集画面で位置して
いた所と略同等の位置に表示される。
【0033】したがって、オペレータは書式変更前に処
理中であった特定位置の文字を、書式変更後において頁
をスクロールしながら探すようなことが不要となるばか
りでなく、その特定文字を表示画面内に目を走らせて探
す必要もなく書式変更前と同様の位置に直ちに発見でき
る。そして、なんらの違和感もなく書式変更後の処理を
連続して行うことができる。
【0034】次に、このような構成の本実施例の処理動
作を説明する。図5、図6及び図7(a),(b) は、本実施
例における書式変更に係わる編集画面の表示処理のフロ
ーチャートである。尚、この処理は、ワープロに表示さ
れた編集画面において書式変更が指示されたとき、図2
に示した中央演算処理装置21が、メモリ23から読み
出した処理プログラムに基づいて各部を制御しながら実
行する処理である。
【0035】図5のフローチャートにおいて、先ず特定
位置の画面相対位置の判定とセーブ及び新書式の設定を
行う(ステップS1)。この処理は、図6のフローチャ
ートに示される。この処理を先ず説明する。
【0036】図6に示す処理において、詳しくは後述す
る特定位置の情報(1行目、カーソル位置、マーキング
等の区別)をメモリ23の所定領域にセットする(ステ
ップS11)。この処理は、キーボード26からの所定
のキー入力又は予め設定されている編集モードに従って
行われる処理である。
【0037】続いて、書式変更前の編集画面32におけ
る特定位置の上中下の位置を判定して、その判定結果を
メモリ23の所定領域に記憶する(ステップS12)。
次に、上記得られたステップS11及びS12で得られ
た位置情報をメモリ23の所定領域に記憶する(ステッ
プS13)。
【0038】そして、書式変更前の編集画面をメモリ2
3の所定の領域に待避して(ステップS14)、指示さ
れている書式設定に従って桁数、行数/頁、文字サイズ
等の新たな設定を行う(ステップS15)。
【0039】続いて、詳しくは後述する上記書式設定に
よって変更された新書式文書のポイント位置(特定位
置)の対応頁行を算出して(ステップS16)、処理を
終了する。
【0040】続いて上記ステップS11の処理を、図7
(a) のフローチャートを用いて説明し、次に上記ステッ
プS16の処理を、図7(b) のフローチャートを用いて
説明する。
【0041】図7(a) のフローチャートに示す処理にお
いて、先ず、特定位置の画面行桁のデータを得る(ステ
ップS111)。この処理は、書式変更前の編集画面上
における特定位置の表示行位置及び桁位置を調べる処理
である。
【0042】続いて、上記によって得られた行位置が、
書式変更前の文書(旧文書)の何頁目の何行目であるか
を書式変更前の設定書式に基づいて算出する(ステップ
S122)。
【0043】次に、特定位置にマーキングが指定されて
いるかを判別する(ステップS113)。この処理で
は、キーボード26からの所定のキー入力又は予め設定
されている編集モードにより判別する。
【0044】そして、マーキングが指定されていなけれ
ば(S113がN)、上記得られている特定位置の桁数
と行数とから、文書の先頭から特定位置までの文字数を
算出する(ステップS114)。この処理は、上記ステ
ップS112で得られた特定位置の頁と行から、旧文書
の先頭行から特定位置までの総行数を設定書式に基づい
て算出し、これによって得られた特定位置までの総行数
の1つ前の行数に1行当たりの設定桁数を積算し、この
結果に、ステップS111で得られている特定位置の桁
数を加算する処理である。
【0045】そして、上記得られた文書先頭から特定位
置までの文字数をメモリ23の所定の領域に格納して
(ステップS115)、処理を終了する。また、上記ス
テップS113で、マーキングが指定されていれば(S
113がY)、特定位置の表示データのファイルに特定
マークを付与した後(ステップS116)、直ちに処理
を終了する。
【0046】以上の処理により、図6のステップS11
の処理が完了する。次に、図7(b) のフローチャートに
示す処理において、先ず、特定位置のマーキングが指定
されているか否か判別し(ステップS161)、指定さ
れていないときは(S161がN)、先ず、書式変更さ
れた新形式の文書(新文書)に設定された桁数を調べる
(ステップS162)。
【0047】続いて、元形式時の特定位置の情報を取り
出す(ステップS163)。この処理は、特定位置の表
示の文書先頭からの文字数、旧文書の編集画面における
上中下の位置などの情報をメモリ23の所定領域から読
み出す処理である。
【0048】次に、上記のデータ、すなわち新形式の文
書に設定された桁数と特定位置の文書先頭からの文字数
とにより、新文書における、文書先頭から特定位置まで
の総行数を算出し(ステップS164)、これによって
得られた行数から、新文書の設定書式に基づいて特定位
置の表示を書式変更後の編集画面に表示すべき頁と、そ
の頁の行を算出する(ステップS165)。この処理
は、予めキーボード26からの所定のキー入力によって
設定された表示指定、又は予めシステムに設定されてい
る表示指定等によって、単に上記特定位置の表示が含ま
れる頁を表示するか、旧文書の編集画面における表示の
位置と略同等な新文書の編集画面の位置に特定位置の表
示を表示するかによって、特定位置の書式変更後の編集
画面に表示すべき頁と、その頁内の行を算出する。そし
て、旧文書の編集画面における表示の位置と略同等な新
文書の編集画面の位置に特定位置の表示を表示すること
が表示指定されているときは、特定位置の旧文書におけ
る頁内の行と新文書における頁内の行との差分を算出
し、この差分の分だけ新文書の表示行をずらして上記表
示すべき頁と行を算出する。
【0049】これにより、特定位置の表示の新文書の編
集画面における表示位置が得られる。この位置データを
メモリ23の所定領域に格納して処理を終了する。ま
た、上記ステップS161で、特定位置のマーキングが
指定されているときは(S161がY)、特定マークが
付与されている表示データファイルを検出した後(ステ
ップS166)、直ちに処理を終了する。
【0050】以上の処理により、図6のステップS16
の処理が完了する。再び、図5のフローチャートに戻
り、以上説明した処理をステップS1で行った後、画面
位置の特定が可能か否か判別する(ステップS2)。こ
の処理は、例えばカーソル表示そのものを特定位置とし
たときに、書式変更の方向(例えば多数桁から小数桁へ
の設定変更)によっては、カーソルの位置データが紛失
する場合があることに備える処理である。
【0051】上記処理で、画面位置の特定が可能である
れば(S3がY)、表示を開始する頁及び行を読み出す
(ステップS4)。この処理は、図7(b) に示す処理で
得られている新文書における編集画面での特定位置の頁
及びその頁の行の位置データをそれぞれメモリ23の所
定領域から読み出す処理である。
【0052】そして、新たな編集画面に上記頁を表示す
る(ステップS4)。これにより、書式変更前の編集画
面において表示されていた特定位置の表示が、書式変更
後における編集画面で直ちに表示される。
【0053】また、上記ステップS2で、画面位置の特
定ができないときは(S3がN)、図6のステップS1
2の処理で得られている旧文書における特定位置の判定
データに基づいて、その特定位置が新たな編集画面内に
納まる範囲の表示開始頁及び行を算出する(ステップS
5)。
【0054】そして、ステップS4に移行する。これに
より、例えばカーソルの位置データが紛失したような場
合であっても支障なく書式変更まえの特定位置近傍の文
章を新た編集画面上に直ちに表示することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、編集画面の書式変更前
の特定位置の位置データに基づいて書式変更後の編集画
面に特定位置の表示を直接表示するので、オペレータは
書式変更前に処理中であった特定文字を、書式変更後に
おいて頁をスクロールしながら探すようなことが不要と
なるだけでなく、編集画面内に目を走らせて探すことな
くその特定文字を書式変更前と同様位置に直ちに発見で
き、したがって、書式変更後の手数が省け、また、なん
らの違和感もなく書式変更後の処理を連続して行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は発明の原理ブロック図(その1)、(b)
は発明の原理ブロック図(その2)である。
【図2】一実施例に係わるワードプロセッサ(ワープ
ロ)の全体構成を示すブロック図である。
【図3】実施例のワードプロセッサのディスプレイの文
書作成の表示画面の例を示す図である。
【図4】(a),(b) は実施例における編集画面の書式変更
の前後における文書表示の例を示す表示状態図である。
【図5】実施例における書式変更に係わる編集画面の表
示処理のフローチャート(その1)である。
【図6】実施例における書式変更に係わる編集画面の表
示処理のフローチャート(その2)である。
【図7】(a) は実施例における書式変更に係わる編集画
面の表示処理のフローチャート(その3)、(b) は同
(その2)である。
【図8】(a),(b),(c) は従来のワープロの編集画面の書
式変更前後における表示状態の例を示す図である。
【符号の説明】
11 書式設定 12 編集画面 13 文書処理装置 15 記憶手段 16 表示手段 21 中央演算処理装置 22 バス 23 メモリ 24 ディスプレイ 25 画面タッチ機構 26 キーボード 27 外部記憶装置 28 プリンタ装置 30 表示画面(画面) 31(31−1、31−2) 小枠(入力キー、タッチ
ボタン) 32 編集画面(旧文書) 33 カーソル 34 編集画面(新文書)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書式設定により編集画面を書式変更して
    表示させる文書処理装置において、 書式変更前の編集画面の特定位置の表示を書式変更後の
    編集画面に表示することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 書式変更前の編集画面の特定位置の位置
    データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された位置データに基づいて前記特定
    位置の表示を書式変更後の編集画面に表示する表示手段
    と、 を有することを特徴とする請求項1記載の文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、書式変更前の編集画面
    における表示の位置と略同等な書式変更後の編集画面の
    位置に前記特定位置の表示を表示することを特徴とする
    請求項1又は2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記特定位置は書式変更前の編集画面の
    1行目であることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記特定位置は書式変更前の編集画面の
    カーソル位置であることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記位置データは、編集画面の上中下の
    相対的な位置データであることを特徴とする請求項2記
    載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記位置データは、文書の先頭からの文
    字数であることをことを特徴とする請求項2記載の文書
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記位置データは、文書の先頭からの行
    数であることをことを特徴とする請求項2記載の文書処
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記位置データは、特定位置の表示デー
    タに付与された特定マークであることを特徴とする請求
    項2記載の文書処理装置。
JP6258148A 1994-10-24 1994-10-24 文書処理装置 Withdrawn JPH08123797A (ja)

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