JPH08123299A - 光回折構造の形成方法、及び光回折構造形成体 - Google Patents

光回折構造の形成方法、及び光回折構造形成体

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JPH08123299A
JPH08123299A JP6288879A JP28887994A JPH08123299A JP H08123299 A JPH08123299 A JP H08123299A JP 6288879 A JP6288879 A JP 6288879A JP 28887994 A JP28887994 A JP 28887994A JP H08123299 A JPH08123299 A JP H08123299A
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Japan
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light
diffraction structure
layer
optical diffraction
forming
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Application number
JP6288879A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kurokawa
黒川  真一
Shigehiko Tawara
茂彦 田原
Kotaro Danjo
耕太郎 檀上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/02Details of features involved during the holographic process; Replication of holograms without interference recording
    • G03H1/0236Form or shape of the hologram when not registered to the substrate, e.g. trimming the hologram to alphanumerical shape
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2250/00Laminate comprising a hologram layer
    • G03H2250/10Laminate comprising a hologram layer arranged to be transferred onto a carrier body

Abstract

(57)【要約】 【目的】各種の支持体に光回折構造を設けることによっ
て得られる意匠の多種多様化を図る。 【構成】基材シート3の一方の面に光回折構造形成層4
が設けられているとともに他方の面には背面滑性層2が
設けられている転写シート1から上記光回折構造形成層
4を網点状に転写せしめ、網点状に分布する複数の光回
折構造単位9からなる光回折構造10を支持体11上に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光回折構造の形成方
法、及び光回折構造形成体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカードやキャッシ
ュカード等のカード類、各種金券類、及び各種装飾品等
の多くには、これらのものに装飾性を付与する等の目的
でホログラムや回折格子といった光回折構造が設けられ
ている。
【0003】また、光回折構造を設けるための具体的な
手段としては、例えば、特開平4−281489号公報
等で提案されているような基材シート上に剥離層、光回
折構造が形成された樹脂層、及び接着剤層を順次積層し
てなる構成の転写シートを用い、ホットスタンプによっ
て上記転写シートから光回折構造を加熱転写するという
ものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手段によって光回折構造を設けた場合、ホットスタ
ンプによる転写はその転写パターンが一定のものに限ら
れてしまい、光回折構造の転写パターンを変えるにはそ
の都度ホットスタンプの金型を交換したりしなければな
らず、また、得られる意匠は予め転写シート上に形成し
ておいた光回折構造によるので、前述の如き従来からの
手段では光回折構造そのものが有する優れた装飾性を被
転写体に付与することができるものの、光回折構造を転
写することで得られる意匠は用意された転写シートやホ
ットスタンプの転写パターンによって制限されていた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされた発明で
あって、光回折構造を設けることによって得られる意匠
の多種多様化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明光回折構造
の形成方法は、網点状に分布する複数の光回折構造単位
からなる光回折構造を、基材シートの一方の面に光回折
構造形成層が設けられているとともに他方の面には背面
滑性層が設けられている転写シートから光回折構造形成
層を網点状に転写することによって形成することを特徴
とする。
【0007】また、本発明光回折構造形成体は、支持体
上に光回折構造が形成されてなる光回折構造形成体であ
って、上記光回折構造が網点状に分布する複数の光回折
構造単位から構成されていることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0009】本発明光回折構造の形成方法は、基材シー
ト3の一方の面に光回折構造形成層4が設けられてお
り、且つ他方の面には背面滑性層2が設けられている図
1に示すような転写シート1を用い、該転写シート1の
光回折構造形成層4側を支持体11に対向せしめるとと
もに、これをサーマルヘッドの如き加熱部位を任意に変
えることができる加熱媒体によって背面滑性層2側から
加熱して上記光回折構造形成層4を網点状に転写せし
め、図2に示すように網点状に分布する複数の光回折構
造単位9からなる光回折構造10を支持体11上に形成
するというものである。尚、図1は本発明方法において
用いられる転写シート1の一例を示す断面図であり、該
転写シート1は転写時に加熱媒体からの熱伝導が阻害さ
れないようその全体の厚みが5〜30μmとなるように
構成されているのが好ましい。
【0010】また、光回折構造10を形成する支持体1
1としてはあらゆる物品を適用することができ、その具
体例としては、クレジットカード、キャッシュカード、
免許証、IDカード、テレフォンカード等のプリペイド
カード、ICカード、非接触ICカード、医療カード、
顔写真カード等のカード類、ビール券、商品券、図書
券、小切手、手形、株券、証券、預金通帳、入場券、通
行券、各種証書等の金券類、一般フォーム、配送伝票等
のフォーム類、その他、帳票類、包装材、建材、書籍や
雑誌等の出版物、POP類等が挙げられる。
【0011】ここで、本発明における光回折構造とは回
折格子又はホログラムを意味し、支持体11上に光回折
構造10を形成すべく転写シート1から転写される光回
折構造形成層4には、回折格子やホログラムの干渉縞が
記録されている。
【0012】光回折構造形成層4に記録する回折格子や
ホログラムの干渉縞は、表面凹凸のレリーフとして記録
されているもの(ホログラムを例にとれば、干渉縞がこ
のように記録されているものは「平面ホログラム」と一
般に称されている)、その厚み方向に立体的に記録され
ているもの(ホログラムを例にとれば、干渉縞がこのよ
うに記録されているものは「体積ホログラム」と一般に
称されている)、又は透過率の変化による光の振幅の変
化で回折が起こるように記録されているもの(ホログラ
ムを例にとれば、干渉縞がこのように記録されているも
のは「振幅ホログラム」と一般に称されている)のいず
れであっても良く、光回折構造としてのホログラムにつ
いてその具体例を挙げると、フレネルホログラム、フラ
ウンホーファーホログラム、レンズレスフーリエ変換ホ
ログラム、イメージホログラム等のレーザー再生ホログ
ラム、リップマンホログラム、デニシュークホログラ
ム、レインボーホログラム等の白色光再生ホログラム、
これらの原理を利用したホログラフィックスステレオグ
ラム、マルチプレックスホログラム、カラーホログラ
ム、コンピューターホログラム、ホログラムディスプレ
ー、ホログラフィック回折格子等が挙げられる。
【0013】上記の如き回折格子やホログラムの干渉縞
は、従来既知の手段によって光回折構造形成層4に記録
することができ、例えば、回折格子やホログラムの干渉
縞を表面凹凸のレリーフとして記録する場合には、回折
格子や干渉縞が凹凸の形で記録された原版をプレス型と
して用い、この原版上に樹脂シートを置いて加熱ロール
等の適宜手段によって両者を加熱圧接して上記原版の凹
凸模様を複製する等すれば良く、このような記録手段は
量産性やコスト面で好ましい。
【0014】また、光回折構造形成層4の材質として
は、ポリ塩化ビニル、アクリル(例、MMA)、ポリス
チレン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポ
リエステル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メ
タ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エ
ポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)ア
クリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミ
ン(メタ)アクリレート、トリアジン系アクリレート等
の熱硬化性樹脂を硬化させたもの、或いは、上記熱可塑
性樹脂と熱硬化性樹脂の混合物が使用可能であり、これ
らのもの以外にもラジカル重合性不飽和基を有する熱成
形性物質を使用することもできる。
【0015】更に、光回折構造形成層4に表面凹凸のレ
リーフとしての回折格子やホログラムの干渉縞を記録す
る場合には、回折効率を高めるための薄膜層5をそのレ
リーフ面6に形成しておくのが好ましく、光を反射する
金属薄膜を薄膜層5として形成すれば反射型の光回折構
造10が得られ、また、透明薄膜を薄膜層5として形成
すれば光回折構造10が形成される支持体11が隠蔽さ
れない透明型の光回折構造10が得られ、これらのもの
は目的に応じて適宜選択することができる。
【0016】光回折構造10を反射型のものとする場合
に形成される金属薄膜は、Cr、Ag、Au、Al、S
n等の金属及びその酸化物や窒化物等を単独、又は2種
以上組み合わせ、真空蒸着法、スパッタリング法、反応
性スパッタリング法、イオンプレーティング法、電気メ
ッキ等によりその膜厚が500〜1000Åとなるよう
に形成するのが好ましく、また、当該金属薄膜は光回折
構造10が形成された支持体11が完全に隠蔽されない
ように網点状に形成することもできる。
【0017】光回折構造10を透明型のものとする場合
に形成される透明薄膜は、回折効率を高めることができ
る光透過性のものであれば特に限定されないが、特開平
4−281489号公報に開示されているような、1)
光回折構造形成層4より屈折率の大きい透明連続薄膜で
あって、Sb2 3 、TiO2、ZnS、SiO、Ti
O、SiO2等のような可視領域で透明なものや、赤外
又は紫外領域で透明なもの、2)光回折構造形成層4よ
りも屈折率の大きい透明強誘電体、3)光回折構造形成
層4よりも屈折率の小さい透明連続薄膜、4)厚さ20
0Å以下の反射金属薄膜、5)光回折構造形成層4と屈
折率の異なる樹脂、6)上記1)〜5)の材質を適宜組
み合わせてなる積層体、等を挙げることができる。
【0018】上記1)〜6)のうち、4)の厚みは20
0Åであるが、1)〜3)、及び5)、6)の厚みは薄
膜層5を形成する材質の透明領域であれば良く、一般に
は、500〜2000Åである。また、上記1)〜4)
により薄膜層5を形成する場合は、真空蒸着法、スパッ
タリング法、反応性スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法、電気メッキ等の一般的な薄膜形成手段で形成
でき、上記5)により薄膜層5を形成する場合は、一般
的なコーティング法により薄膜層5を形成することがで
きる。更に、上記6)により薄膜層5を形成する場合
は、上記の各種手段、方法を適宜組み合わせることによ
って薄膜層5を形成することができる。
【0019】また、転写シート1の基材シート3として
は、ある程度の剛性と耐熱性を有する3〜25μm程度
のものが用いられ、具体的には、コンデンサーペーパー
等の各種加工紙、又はポリエステル、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、ポリサルフォン、ポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチルテ
レフタレート、アラミド、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアルコール、セロファン等からなる合成樹脂シートを
例示することができるが、寸法安定性、耐熱性、強靱性
等からポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
【0020】上記基材シート3の光回折構造形成層4が
設けられる側には、剥離性、箔切れ性を向上させるため
に必要に応じて剥離層7を0.1〜1.0μm程度の厚
みで設けることができるが、その材質は基材シート3の
材質に応じて適宜選択され、ポリメタクリル酸エステ
ル、ポリ塩化ビニル、セルロース、シリコーン、炭化水
素を主成分とするワックス類、ポリスチレン、塩化ゴ
ム、カゼイン、各種界面滑性剤、金属酸化物等を例示す
ることができ、これらのものは単独で用いても又は2種
以上を混合して用いても良い。尚、基材シート3自体が
剥離性を有していれば剥離層7を設ける必要は特にな
く、この場合には剥離層7が設けられる位置に転写後の
光回折構造形成層4を保護する表面保護層を設けること
もできる。
【0021】また、これらの層を任意の形状に破断しや
すくするために、マイクロシリカ等の微粉末を10%以
下の量で添加しても良い。もちろん、透明性が要求され
るためその粒径は1μm以下に限定される。
【0022】また、支持体11と光回折構造形成層4と
の接着性を考慮して光回折構造形成層4上に必要に応じ
て感熱接着剤層8を設けることもでき、該感熱接着材層
8を構成する樹脂としては、ポリアクリル酸エステル、
ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ロジン又はロジン変成マレイン酸、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。
【0023】接着剤層にも任意の形状に破断しやすくす
るために、マイクロシリカ等の微粉末を添加することが
でき、目的に応じて1〜200%添加することができ
る。また、1μm以下の微粒子は、転写時、層に凹凸を
発生させたりする等の反射薄膜層への影響が小さく良好
である。
【0024】そして、本発明方法において用いられる転
写シート1の背面滑性層2中には、該背面滑性層2に滑
性を付与すべくリン酸エステル系界面活性剤及び/又は
モース硬度が3未満の粒子が含有されており、上記リン
酸エステル系界面活性剤としては、炭素数6〜20、好
ましくは炭素数12〜18の飽和又は不飽和の高級アル
コール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール等)のモノリン酸エステル又
はジリン酸エステル等の長鎖アルキルリン酸エステル、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシ
アルキレンアルキルアリールエーテル等のリン酸エステ
ル、又は前述の如き高級アルコール、炭素数8〜12の
アルキル基を少なくとも1〜2個有するアルキルフェノ
ール(例えば、ノニルフェノール、ドデシルフェノール
等)やアルキルナフトール又はジフェニルフェノールの
アルキレンオキサイド付加物(通常、付加モル数1〜
8)のモノリン酸エステル塩又はジリン酸エステル塩等
の非イオン性又は陰イオン性リン酸エステル界面活性剤
が用いられ、モース硬度が3未満の粒子としては、タル
ク、カオリン、セキボク、硝石、石膏、ブルース石等の
無機粒子や、アクリル樹脂、テフロン樹脂、シリコーン
樹脂、ラウロイル樹脂、フェノール樹脂、架橋ポリアセ
タール樹脂等からなる合成樹脂粒子等が用いられる。
【0025】尚、上記モース硬度が3未満の粒子は、そ
の粒径が0.01〜10μm程度であるのが好ましく、
背面滑性層2の厚みの30〜400%の範囲にあるもの
が好適である。更に、当該粒子の形状は球形に近い程背
面滑性層2に優れた滑性を付与することができる。ま
た、天然の無機粒子を用いる場合、不純物の含有量が5
%未満であれば本発明において何ら支障なくこれを用い
ることができる。
【0026】また、充分な被膜強度をもって基材シート
3上に設けることが可能であれば、背面滑性層2は上記
リン酸エステル系界面活性剤及び/又はモース硬度が3
未満の粒子のみから構成されていても良いが、被膜強度
を充分なものとするためにリン酸エステル系界面活性剤
やモース硬度が3未満の粒子を樹脂バインダーに配合し
て背面滑性層2を構成するのが好ましい。この場合に用
いられる樹脂バインダーとしては、熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、又は電離放射線硬化性樹脂のいずれであって
も良いが、柔軟性やヘッド追従性の点から熱可塑性樹脂
やその架橋体が好ましい。
【0027】このような熱可塑性樹脂としては、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢
酸ビニル系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアクリ
レート系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリビニル
クロリド系樹脂等を用いることができるが、本発明では
ポリビニルブチラールやポリビニルアセタール等の反応
性水酸基を有する樹脂を用いるのが好ましい。
【0028】上記樹脂バインダーにリン酸エステル系界
面活性剤及び/又はモース硬度が3未満の粒子を配合す
る場合には、リン酸エステル系界面活性剤は後述するア
ルカリ性物質を含め樹脂バインダー100重量部に対し
て5〜500重量部の割合で配合するのが好ましく、モ
ース硬度が3未満の粒子は樹脂バインダー100重量部
に対して5〜40重量部の割合で配合するのが好まし
い。尚、樹脂バインダーに対するリン酸エステル系界面
活性剤やモース硬度が3未満の粒子の配合量が少ない場
合には背面滑性層2に充分な滑性が得られなくなり、配
合量が多過ぎる場合には背面滑性層2の可撓性や被膜強
度が低下してしまう。
【0029】更に、上記樹脂バインダーには、背面滑性
層2の耐熱性や基材シート3との密着性、背面滑性層2
を塗工形成する際の塗工性等を向上させるために、ポリ
イソシアネートを架橋剤として添加するのが好ましく、
このようなポリイソシアネートとしては従来公知の塗
料、接着剤、ポリウレタン等の合成に使用されているい
ずれのものであっても良いが、例えば、「武田薬品
(株)製;タケネート」、「大日本インキ化学(株)
製;バーノック」、「日本ポリウレタン(株)製;コロ
ネート」、「旭化成工業(株)製;デュラネート」、
「バイエル(株)製;ディスモジュール」等として市販
されているものを用いることができる。
【0030】ポリイソシアネートを樹脂バインダーの架
橋剤として用いる場合、ポリイソシアネートは樹脂バイ
ンダー100重量部に対して5〜200重量部の割合で
添加し、NCO/OHの比が0.8〜2.0程度となる
ようにするのが好ましく、このときのポリイソシアネー
トの添加量が少ないと架橋密度が低く耐熱性が不充分に
なってしまい、また、ポリイソシアネートの添加量が多
過ぎると形成される塗膜の収縮の制御が困難になってし
まうとともに、硬化時間が長くなってしまったり、背面
滑性層2中に残存する未反応のNCO基が空気中の水分
と反応してしまったりする等の不都合が生じてしまう。
【0031】背面滑性層2中には、前述の如きリン酸エ
ステル系界面活性剤とモース硬度が3未満の粒子との両
方又はいずれか一方が含有されていれば良いが、リン酸
エステル系界面滑性剤を背面滑性層2中に含有せしめる
場合には、サーマルヘッド等の加熱媒体から背面滑性層
2に熱が印加される際にリン酸エステル系界面活性剤や
その分解物から生じる酸根を中和して、加熱媒体が腐食
されるのを防ぐことができるようにアルカリ性物質を添
加しておくのが好ましい。
【0032】このようなアルカリ性物質としては、ハイ
ドロタルサイト、水酸化アルミニウム、珪酸アルミニウ
ム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アル
ミナ・マグネシウムアルミニウムグリシネート、水酸化
マグネシウム、酸化マグネシウム等のアルカリ性無機化
合物や、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、トリプロピル
アミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルア
ミン、ペンチルアミン、ジペンチルアミン、トリペンチ
ルアミン、トリヘキシルアミン、トリオクチルアミン、
デシルアミン、ドデシルアミン、ジドデシルアミン、ト
リデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルア
ミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オク
タデシルアミン、エイコシルアミン、ドコシルアミン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、プロパノールアミン、ジプロパノールアミ
ン、イソプロパノールアミン、N−メチル−ノニルアミ
ン、N−メチル−デシルアミン、N−エチル−パルミチ
ルアミン等のアミン類を例示することができ、これらの
ものは単独で用いても混合して用いても良い。尚、アル
カリ性無機化合物を添加する場合には、モース硬度が3
未満のものを添加するのが好ましい。また、アミンは常
温不揮発性であるとともに沸点が200℃以上のものが
好ましい。
【0033】上記アルカリ性物質はリン酸エステル系界
面滑性剤1モル当たり0.1〜10モル程度の割合で添
加されるのが好ましく、リン酸エステル系界面滑性剤に
対するアルカリ性物質の添加量が少ないとリン酸エステ
ル系界面活性剤やその分解物から生じた酸根を完全に中
和することができず、また添加量を必要以上に多くして
も得られる効果の向上は見られない。
【0034】更に、背面滑性層2中には、リン酸エステ
ル系界面活性剤及び/又はモース硬度が3未満の粒子に
加えて、ワックス、シリコーンオイル、高級脂肪酸アミ
ド、エステル、リン酸エステル系界面活性剤以外の界面
活性剤等の滑剤や、4級アンモニウム塩、リン酸エステ
ル等の帯電防止剤等を必要に応じて添加することもでき
る。
【0035】これらのことにより、0.3mj/dot
以上さらには、0.8mj/dot以上の印加エネルギ
ーを与えても、所望の転写適性を得ることができる。特
に、光回折構造は、感熱転写リボンのような低エネルギ
ー(0.1〜0.3mj/dot)では、被転写部分の
膜強度や厚さにより良好に転写せしめることができない
ため、背面滑性層はより耐熱性、熱スベリ性の高いもの
であることが要求される。また、光回折構造形成層が、
硬化性樹脂からなっていたり、無機薄膜の如く硬質の薄
膜で形成されている場合、背面滑性層からのブリード性
成分が、その硬化膜上に付着したまま残存し易くなり、
その付着成分が多くなると界面剥離を生じ、印字中若し
くは印字後にその界面で剥離する現象が起こることがあ
る。従って、その場合には、例えば固形の滑剤を用いた
り、固形の滑剤の比率を高めたりする等して付着性の少
ない背面滑性層とするのが望ましい。
【0036】このような背面滑性層2は、該背面滑性層
2を構成する上記組成成分を適宜選択してアセトン、メ
チルエチルケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶剤
中に溶解又は分散せしめて調製した塗工液を用い、グラ
ビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバー等により
塗工形成することができ、鉛筆硬度でH〜2H程度の硬
度になるよう固形分基準で5.0g/m2 以下、好まし
くは0.1〜1.0g/m2 の厚みに形成するのが好ま
しい。尚、樹脂バインダーの架橋剤としてイソシアネー
トを添加した場合には、未反応のイソシアネート基が残
っている場合が多いので、背面滑性層2を塗工形成した
後に充分な熟成処理を施しておくのが好ましい。
【0037】また、転写層は多層構造になり総厚さが大
きくなるため、光回折構造の解像度を上げるためには、
背面滑性層上で面方向へ熱拡散しにくくする必要があ
る。特に、光回折構造を網点状に転写する場合は、解像
度を確保するため転写シートの面内方向への熱伝導を小
さくする必要があり、そのためには、背面滑性層の熱伝
導率を1.0×10-4kcal/ms.℃以下、好まし
くは0.2×10-4kcal/ms.℃以下とする必要
がある。
【0038】本発明方法において支持体11に光回折構
造10を設けるにあたって、上記の如き背面滑性層2が
基材シート3の光回折構造形成層4が設けられている側
と反対側の面、即ち、転写時に加熱媒体が接する面に設
けられている転写シート1を用いることにより、光回折
構造形成層4を支持体11に転写する際に、空気が入り
込んだりして光回折構造形成層4側への熱伝導が不充分
とならないよう転写シート1に強く押し付けられながら
移動するサーマルヘッドの如き加熱媒体が、転写シート
1に対して滑らかに移動してスティッキング現象を起こ
すことなく光回折構造形成層4の良好な転写を行うこと
ができる。また、加熱媒体との接触面が削られてカスが
生じると、これが加熱媒体の熱で燃えて当該加熱媒体を
損傷する原因となる虞があるが、このようなカスが生じ
ることもない。従って、このような転写シート1を用い
れば、何ら不都合が生じることなくサーマルヘッドのよ
うな所望の転写パターンに応じて発熱部位を自由に変え
ることのできる加熱媒体によって光回折構造10を構成
する光回折構造単位9を網点状に任意のパターンで形成
することができ、本発明の実効が図れる。
【0039】一方、本発明光回折構造形成体12は、網
点状に分布せしめた複数の光回折構造単位9から構成さ
れる光回折構造10を支持体11上に形成してなるもの
であって、個々の光回折構造単位9には前述したような
回折格子やホログラムの干渉縞が記録されており、ま
た、回折格子やホログラムの干渉縞を表面凹凸のレリー
フとして記録する場合には、そのレリーフ形成面に必要
に応じて薄膜層を形成することもでき、このような光回
折構造単位9からなる光回折構造10を支持体11上に
形成するには、前述の如き本発明光回折構造の形成方法
が好適である。尚、図2は本発明光回折構造形成体12
の一例の概略を示す断面図である。
【0040】本発明では、網点状に分布する複数の光回
折構造単位9で光回折構造10を構成するようにした点
が特に重要であって、このような構成を採用することに
より個々の光回折構造単位9の平面形状やその大きさ、
更には、分布密度を変えることで光回折構造10の回折
効率を部分的に制御することができ、これによって回折
効率の強弱による階調を表現することができる。その
上、図3に示すように異なる回折像が現出する2以上の
光回折構造単位9A、9Bを組み合わせて光回折構造1
0を形成すればより多種多様の意匠を得ることができ、
例えば、光回折構造10が回折格子である場合にはその
格子方向や格子ピッチを異ならしめる等して、所定の光
源及び所定の観察位置で特定の色相が得られるように
し、所謂、減法三原色におけるR(赤)、G(緑)、B
(青紫)に対応する3種類の光回折構造単位9a、9
b、9cを組み合わせるとともに、且つ表現したい色濃
度に応じて網点のサイズを変えて光回折構造10を構成
すればフルカラー表現が可能となる(図4)。
【0041】また、光回折構造10がホログラムであれ
ば、ホログラムの冗長性により光回折構造10が網点状
に形成されていてもホログラム像を再生することができ
るので、異なる観察位置で異なるホログラム像を再生す
る2以上の光回折構造単位9を組み合わせれば、観察位
置を変えることによる複数の画面切り換えも可能となる
(勿論、回折格子であっても同様のことが可能であ
る)。更に、光回折構造10が回折格子又はホログラム
のいずれであっても、光回折構造単位9の平面形状、大
きさ、分布密度等を適宜選択することによって、支持体
11の地模様と光回折構造10による回折像とが、錯視
により全体で1つの画像に観察されることができるよう
にすることも可能である。
【0042】このように、本発明によれば光回折構造を
設けることによって得られる意匠の多種多様化を図るこ
とができ、延いてはその複製が困難であることから光回
折構造が有しているセキュリティ性の向上をも図ること
もできる。
【0043】次に、具体的な実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。
【0044】〔実施例1〕厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレートシートを基材シートとし、その一方の面
に乾燥後の厚みが1μmとなるように以下の組成の塗工
液により背面滑性層を塗工形成した。
【0045】 〔背面滑性層〕 ・ポリビニルブチラール(エスレックBX−1) 8部 ・ポリイソシアネート硬化剤(バーノックD750) 18部 ・リン酸エステル(プライサーフA208S) 5部 ・タルク 1.5部 ・メチルエチルケトン(a)+トルエン(b)(a:b=1:1) 130部
【0046】また、基材シートの他方の面には、乾燥後
の厚みが( )内の値となるよう保護層(1μm)と光
回折構造形成層(3μm)を以下の組成の塗工液により
順次塗工形成した後に、光回折構造を回折格子として構
成し、次いで、光回折構造形成層上にAlにより500
Åの膜厚で金属薄膜層を形成した。
【0047】 〔保護層〕 ・酢酸セルロース樹脂 5部 ・メタノール 25部 ・メチルエチルケトン 45部 ・トルエン 25部 ・メチロール化メラミン樹脂 5部 ・微粒子マイクロシリカ(粒径0.1μm) 3部 ・パラトルエンスルホン酸 0.05部 〔光回折構造形成層〕 ・アクリル樹脂 40部 ・メラミン樹脂 10部 ・シクロヘキサノン 50部 ・メチルエチルケトン 50部
【0048】次に、金属薄膜層の上に、下記組成からな
る感熱接着剤を乾燥後3μmとなるように形成し、本発
明の転写シートを得た。
【0049】 〔感熱接着層〕 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30部 ・アクリル樹脂 10部 ・微粒子マイクロシリカ(粒径0.1μm) 10部
【0050】6ドット/mmの解像度のサーマルヘッド
にて0.8mj/dotの印加エネルギーを加えて光回
折構造を網点状に転写し、更に、上記の如き転写シート
と回折格子のパターンのみが異なるものを用いて、同一
方法で、光回折構造が転写されていない場所を埋めるよ
うに位置合わせして転写することで、2つの角度で別々
の図柄をみることができる回折格子形成体を得ることが
できた。
【0051】〔実施例2)光回折構造としてホログラム
が設けられている以外は実施例1で用いた転写シートと
同様の転写シートを用い、印刷画像が形成されている被
転写体に異なるホログラムが設けられている2種類の転
写シートにより実施例1と同様にホログラムを転写した
ことにより、印刷画像と2種類のホログラム像とが複合
した意匠性に優れたホログラム形成体を得ることができ
た。
【0052】〔実施例3〕回折方向を所定の位置で観察
したときに、赤、緑、青色に見えるようにした回折格子
がそれぞれ設けられている実施例1と同様の転写シート
を3種類用意し、転写位置が交互となるようにそれぞれ
の転写シートから回折格子を網点状に転写するととも
に、表現したい色濃度に合わせて網点のサイズを制御し
た。これによって、所定の位置でフルカラーの画像を観
察できる回折格子形成体を得ることができた。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明光回折構造の
形成方法によれば、網点状に分布する光回折構造単位で
光回折構造を形成することによって、従来技術では到底
得ることができなかった意匠を表現することが可能とな
り、光回折構造を設けることにより得られる意匠の多種
多様化を図ることができる。
【0054】また、本発明光回折構造形成体は、網点状
に分布する複数の光回折構造単位からなる光回折構造が
支持体上に形成されているので、当該光回折構造を構成
する光回折構造単位を適宜選択することによって多種多
様の意匠を付与することができ、意匠性に優れたものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光回折構造の形成方法において用いられ
る転写シートの一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明光回折構造形成体の一例の概略を示す断
面図である。
【図3】光回折構造単位の設け方の一例を示す要部平面
図である。
【図4】光回折構造単位の設け方の他の一例を示す要部
平面図である。
【符号の説明】
1 転写シート 2 背面滑性層 3 基材シート 4 光回折構造形成層 9 光回折構造単位 10 光回折構造 11 支持体 12 光回折構造形成体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網点状に分布する複数の光回折構造単位か
    らなる光回折構造を、基材シートの一方の面に光回折構
    造形成層が設けられているとともに他方の面には背面滑
    性層が設けられている転写シートから光回折構造形成層
    を網点状に転写することによって形成することを特徴と
    する光回折構造の形成方法。
  2. 【請求項2】背面滑性層の熱伝導率を1.0×10-4
    cal/ms.℃以下とした請求項1記載の光回折構造
    の形成方法。
  3. 【請求項3】支持体上に光回折構造が形成されてなる光
    回折構造形成体であって、上記光回折構造が網点状に分
    布する複数の光回折構造単位から構成されていることを
    特徴とする光回折構造形成体。
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