JPH0812310B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents

光コネクタプラグ

Info

Publication number
JPH0812310B2
JPH0812310B2 JP4235356A JP23535692A JPH0812310B2 JP H0812310 B2 JPH0812310 B2 JP H0812310B2 JP 4235356 A JP4235356 A JP 4235356A JP 23535692 A JP23535692 A JP 23535692A JP H0812310 B2 JPH0812310 B2 JP H0812310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
face plate
ferrule
face
front wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4235356A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0659156A (ja
Inventor
末治 柴田
弘昌 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Terumo Corp
Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp, Yamaichi Electronics Co Ltd filed Critical Terumo Corp
Priority to JP4235356A priority Critical patent/JPH0812310B2/ja
Publication of JPH0659156A publication Critical patent/JPH0659156A/ja
Publication of JPH0812310B2 publication Critical patent/JPH0812310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ケーブルの端末に取付
けられる光コネクタプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光コネクタプラグは図1
に示すように、芯線挿通孔2aを貫設したプラグボディ
2を半割構造のカバー1で覆ってプラグボディ前端部を
カバー1の前面開口部より露出させて差込口2aを形成
し、他方カバー1の後面から光ケーブル3の端末を導入
し、この端末から露出した芯線4を上記プラグボディ2
の芯線通し孔2bに挿通してプラグボディ2前面、即ち
差込口2aの前面において露出させ、この差込口2aを
相手側レセプタクル5に差し込み、相手側のケーブル芯
線又は光素子と対向させるように構成している。
【0003】又上記カバー1はその抱き合せ縁部、即ち
プラグボディ2を包み込むカバー側壁部で一対の係止爪
1aを以って組手係合して半割カバーを結合し、この半
割カバーの結合によりプラグボディ2を挟持する構成と
していた。又上記プラグボディ2の両側に沿って延びる
一対のロックアーム6を一体成形し、このロックアーム
の先端係止爪6aをカバー前面開口部の両端より前方へ
突出させ、ロックアーム6のカバー内に延在する部分に
押圧部6bを形成し、この押圧部6bをカバー1の抱き
合せ部に形成した窓より突出させ、前記差込口2aをレ
セプタクル5に差込んだ時に上記係止爪6aをレセプタ
クル5の前面で開口するロック孔7に係入してレセプタ
クル5と結合し、上記押圧部6bの押圧によりこの結合
を解除する構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記従来例において
は、前記のようにプラグボディ2を包み込む各半割カバ
ーの側壁に形成した係止爪19を組手係合する構造であ
るため、係止爪が側方へ突出し外観を損なうばかりか、
外的衝撃により欠損や、外れを生ずる恐れを有し、又プ
ラグ全体の横方向の寸法が大形となる欠点を有してい
る。
【0005】加えて従来例においてはロックアームをプ
ラグボディを包み込む上下カバー内に延在し、カバー内
で弾性変位させ係脱操作する構造であると共に、カバー
の側壁から押圧操作部を外方へ突出する構造であるか
ら、カバーの横方向の寸法は更に大形化する。
【0006】又プラグボディを包み込み上下カバーの側
壁に上記ロックアームの押圧操作部を突出させるための
特別の成形加工が必要となり、ロックアームの操作力も
大きくなる。
【0007】又従来例は上下カバー相互間を確固に結合
できても、この上下カバー間に挟持されるプラグボディ
とカバー間に遊びを生ずる恐れがあり、この遊びによっ
て光ケーブル相互の正対状態を損なう恐れを有してい
る。
【0008】この発明は光コネクタプラグを相手側レセ
プタクルにダイレクトに挿入し相手側芯線との整合を得
る形式の光コネクタプラグを小形に構成し、組立てが容
易で且つプラグボディに遊びのない高信頼の同プラグを
提供するものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】即ち、本発明はフェル
ール12の中間部を挿通支持する前壁6と該前壁6の両
端から後方へ並行して延出せる左右側壁7とを有するフ
レーム3と、該フレーム3の上記前壁6と左右側壁7を
覆うように該フレーム3を介在して対向配置される第1
面板4と第2面板5の三部品によりハウジングを形成し
た。
【0010】そして上記第1面板4の一方側縁部内面か
ら内方へ向け上記フレーム3の左側壁7の内側にスナッ
プ係合する下向きラッチ片15aを突設すると共に、上
記第2面板5の他方側縁部内面から内方へ向け上記フレ
ームの右側壁7の内側にスナップ係合する上向きラッチ
片15aを突設し、更に上記第1面板4と第2面板5の
内面から内方へ向け両面板相互を引留するラッチ片16
を突設し、上記各ラッチ片による第1,第2面板4,5
のフレーム3の左右側壁7内側への係合と第1,第2面
板相互の係合によりフレーム3と第1面板4と第2面板
5とを一体に組立てる構成とした。
【0011】更に上記第1面板4と第2面板5の内面か
ら内方へ向けフェルール受け25を夫々突設して各フェ
ルール受け25先端を対向させ、該各フェルール受け2
5先端の対向にて同先端に夫々形成したフェルール受け
溝26を互いに対向し、該フェルール受け溝26内に上
記ハウジング内へ突出するフェルール後端部を遊支する
構造にした。
【0012】更に上記フレーム3の前壁6の両端から後
方へ向け同左右側壁7の外側面に沿ってレセプタクルに
係脱するためのロックアーム8を延設し、該ロックアー
ム8を上記第1面板4の左右側縁部と第2面板5の左右
側縁部間から露出して配置し、この各ロックアーム8の
後端に上記係脱操作するための押圧操作部10を形成し
た。
【0013】
【作用】この発明によれば第1面板4と第2面板5の各
々が下向きラッチ片15aと上向きラッチ片15aによ
ってフレーム3に確固に結合されると同時に、第1,第
2面板4,5相互が別のラッチ片16によって確固に結
合され、各ラッチ片15a,15a,16の協働により
第1,第2面板4,5とフレーム3の三部品を遊びなく
確固に結合でき、ひいてはフレーム3に保有されたフェ
ルール12のレセプタクルのフェルールとの正対状態が
適正に形成され、高信頼の光コネクタを提供できる。
【0014】又第1,第2面板4,5の各々をフレーム
3に結合する下向きラッチ片と上向きラッチ片15a、
並びに第1,第2面板4,5相互を結合するラッチ片1
6の何れもが第1,第2面板4,5の内面から突出して
ハウジング内において係合する構造なので、面板の外側
面に結合手段を配した場合の如き外観を損なわないこと
に加え、プラグ全体を小形化でき、又外的衝撃によりラ
ッチが損傷する恐れも有効に防止できる。
【0015】更にロックアーム8を第1,第2面板4,
5間に介在されるフレーム3の前壁6から左右側壁7に
沿い後方へ向け延設し、これを上記第1,第2面板4,
5の各左右側縁部間から露出して配置する構成としたの
で、従来例の如くロックアームをプラグボディを包み込
むカバー内空間に延在させその中間部をカバー側壁から
突出させて操作部を形成する場合のような、プラグ全体
を更に大形化する要因を除去し、小型化の要請に応え得
る。
【0016】又上記ロックアーム8はその後端操作部1
0によって軽減された力で操作しレセプタクルとの係合
を解除することができる。
【0017】更に本発明によれば、第1,第2面板4,
5の各々をフレーム3に結合するラッチ片15aと第
1,第2面板相互を結合するラッチ片16は、何れも雄
形で良く、従来のように半割カバー相互に雄形と雌形の
係合手段を形成することを要せず、第1,第2面板の両
者を同じ成形型で成形することが有利に行なえる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図2乃至図9に基き説
明する。尚符号は従来例と無関係に使用する。
【0019】図4に示すように、光コネクタプラグ1は
フレーム3と、第1面板4と、第2面板5の三部品構成
から成る。
【0020】上記フレーム3は前壁6と、該前壁6のフ
ェルール支持部の両端部から後方へ並行して延びる左右
側壁7を有し、該左右側壁7の後端を補強片9で連結
し、更に該側壁7の外側に沿い若干の間隔を置いてロッ
クアーム8を延在させ、このロックアーム8の一端を上
記前壁6の両端に連結し一体成形により単部品構造とし
ている。上記ロックアーム8の自由端(後端)は押圧操
作部10とし、アーム外側面から係止爪11を突設す
る。
【0021】上記ロックアーム8を上記第1面板4の左
右側縁部と、第2面板5の左右側縁部間において露出す
るよう配置する。
【0022】又前壁6から前方へフレーム3と一体成形
構造にした第2フェルール12を突設すると共に、同前
壁6に第1フェルール挿通孔13を並設し、この第1フ
ェルール挿通孔13に筒形の第1フェルール14の中間
部を貫挿支持する。
【0023】即ち、第1フェルール14はフェルール挿
通孔13にその中間部を支持され、前端を前壁6の前方
へ突出し、後端を前壁6の後方、即ちフレーム3と第
1、第2面板4、5により組立てられるハウジングの内
方へ突出する。
【0024】次に、上記第1、第2面板4、5は同一成
形型によって成形し得る線対称構造であり、具体的構造
は図4に表われている第2面板5を参照されたい。
【0025】第1面板4は上記フレーム3の上面を覆う
ように被せられ、前壁6と側壁7の上面を同一平面に
し、この面で上記第1面板4を支える。同様に第2面板
5は上記フレーム3の下面を覆うように被せられ、前壁
6と側壁7の裏面を同一平面にしこの面に上記第2面板
5を支える。即ち、第1、第2面板4、5はフレーム3
の前壁6と側壁7を覆うように該フレーム3を介在して
対向配置される。
【0026】又補強片9の上面又は下面を前壁6及び側
壁7の上面又は下面と同一平面にし、上記第1又は第2
面板4、5を支えることができる。第1、第2面板4、
5はその内面に突設した位置決め突起29をフレーム側
壁7の内側縁に嵌合し第1、第2面板4、5とフレーム
3との相対位置を確保する。
【0027】上記第1、第2面板4、5から内方へ向
け、上記フレーム3にスナップ係合する第1ラッチ片1
5a、15bを夫々突設すると共に、第1、第2面板
4、5相互間においてスナップ係合する第2ラッチ片1
6を突設する。
【0028】上記第1ラッチ片15aは上記第1、第2
面板4、5の側縁部内面から内方へ突設し、上記フレー
ム側壁7の内側面に形成した係合溝17に係入し溝内面
に形成した段部にスナップ係合し、又第1ラッチ片15
bは第1、第2面板4、5の前縁部内面から内方へ突設
し、フレーム前壁6の内側面に形成した段部に係合させ
る。
【0029】即ち、第1面板4の左右側縁部の一方の内
面から下向きの第1ラッチ片15aを内方へ向け突設
し、この下向きの第1ラッチ片15aをフレーム3の一
方側壁の内側に係合させると共に、第2面板5の左右側
縁部の他方の内面から上向きの第1ラッチ片15aを内
方へ向け突設し、この上向きの第1ラッチ片15aをフ
レーム3の他方の側壁の内側に係合し、第1,第2面板
4,5の各々をフレーム3に結合する。
【0030】同時に、第1,第2面板4,5の内面から
内方へ突出した別のラッチ片16を相互に係合させて、
第1,第2面板4,5相互を結合し、上記各結合により
フレーム3と第1,第2面板4,5を一体に組立てる。
【0031】この結果第1、第2面板4、5はフレーム
3に対しスナップ係合する第1ラッチ片15a、15b
によってフレーム上下面に支持された状態でこれに係合
されると同時に、第1,第2面板4,5相互は別のラッ
チ片16によって係合され、三者が一体に組立てられた
ハウジングが形成される。
【0032】更に上記第2ラッチ片16はケーブル端末
導入孔18を設けた第1、第2面板4、5の後端部内面
から内方へ突出し、ハウジング内腔内において相互にス
ナップ係合する構成とする。
【0033】即ち、第1、第2面板4、5の後端縁から
連設された後壁を互いに突き合わせにして、この突き合
せ部に上記ケーブル端末導入孔18を合成し、このケー
ブル端末導入孔18の内側にブッシュ止め19を配し、
このブッシュ止め19を各面板後端部の内面から内方へ
突設し、このブッシュ止め19の両側に上記第2ラッチ
片16を配置する。
【0034】20はブッシュであり、このブッシュ20
を上記ケーブル端末導入孔18に挿入してブッシュ20
両端に形成した鍔を上記導入孔18外側面とブッシュ止
め19に係合して軸線方向への移動を阻止し、このブッ
シュ20内に光ケーブル21の端末を挿入しハウジング
内に導入する。
【0035】上記光ケーブル端末から芯線22をむき出
し、一方の芯線22の端末に前記第1フェルール14を
芯線通し孔23を以って挿入取付けし、芯線端面をフェ
ルール14の端面において露出状態にし、更に他方の芯
線22の端末を第2フェルール12の芯線通し孔24に
挿通取付けし、芯線端面をフェルール12の端面におい
て露出状態にする。
【0036】前記のように、上記第1フェルール14は
フレーム前壁6に設けたフェルール挿通孔13にその中
間部を挿通支持させ、同前端を前壁6の前方へ突出し、
同後端を前壁6の内方(ハウジング内)へ突出する。
【0037】上記第1、第2面板4、5は上記ハウジン
グ内へ突出した第1フェルール14の後端部を上下より
遊支するフェルール受け25を有する。該フェルール受
け25は第1、第2面板4、5の内面から互いに正対す
るように内方へ向け突設され、その各先端にフェルール
受け溝26を設け、第1、第2面板4、5をフレーム3
に閉合した時、各面板から突出した上記フェルール受け
25の先端を近接又は突き合せ状態に対向させ、この対
向にてフェルール受け溝26を互いに対向し、各フェル
ール受け溝26内に上記第1フェルール14を収容し上
下より遊支する構成とする。
【0038】上記フェルール挿通孔13及びフェルール
受け溝26は夫々第1フェルール14を若干の遊びを以
って支持する口径にする。即ち、上記フェルール遊支構
造によって第1フェルール14に径方向の自由度を持た
せ相手側芯線とアジャスタブルにする構造の採用が容易
に形成できる。
【0039】又第1フェルール14の中間部には鍔27
を設け、この鍔27をフレーム前壁6の内側面に当接し
て前方への移動を制限する構成とすると共に、フェルー
ル14の後端部周面に巻装したコイルバネ28を上記鍔
27とフェルール受け25間に圧縮状態(伸長弾力を蓄
えた状態)で介在し、第1フェルール14を常に前方へ
向け付勢すると共に、同フェルール14をコイルバネ2
8を圧縮させつつ又は伸長させつつ光軸線方向に移動可
能な構成とする。
【0040】他方、図5に示すように前記レセプタクル
2は前面で開口する上記光コネクタプラグ1の受口30
を有し、この受口30の内奥壁に上記第1フェルール1
4を挿入する接続孔31を有し、この接続孔31内にお
いて、相手側芯線との正対状態を形成する。
【0041】又上記受口30の内奥壁に上記第2フェル
ール12を挿入する接続孔32を並設し、この接続孔3
2において相手側光素子との対向状態を形成する。
【0042】光ケーブル芯線相互を対向させ光結合する
場合には芯線が微細であるために光軸を正確に対応させ
る必要がある。上記第1フェルール14はこれをプラグ
本体にアジャスタブルに支持して仮にプラグ本体にずれ
が生じても自から調動して上記接続孔31内に挿入さ
れ、相手側芯線との正確な対向状態が得られる。
【0043】他方、芯線と光素子との対向においては光
素子の受光面積が大きいため、多少のずれが許容できる
ので、上記第2フェルール12をフレーム3に一体成形
構造にし、プラグに対し固定構造にした。
【0044】尚上記第2フェルール12を排し、これに
挿入すべき芯線22を第1フェルール14と同じフェル
ールによる支持構造とすることができる。
【0045】又上記プラグ1はカバーを含めたプラグ前
端を受口に差し込み、そのロックアーム8の前端部側面
を案内面33とし、他方受口30の内側面を規制面34
とし、上記案内面33を規制面34で規制しつつ、上記
プラグ前端部を上記受口30内に挿入し、ロックアーム
8の係止爪11を規制面34に設けた係止孔35に弾力
的に係合し、プラグ1とレセプタクル2とを結合する。
【0046】又ロックアーム8の押圧操作部10を手指
にて内方へ押圧することにより、同アーム8は前壁6と
の連結部を支点として内方へ変位し、この結果、係止爪
11と係止孔35との係合を解除してプラグ1を受口3
0から抜き取ることができる。
【0047】尚、本発明の光コネクタプラグは、医療分
野において光学的に生体情報を計測する際、例えば、生
体組織または血管中の血液酸素飽和度を測定する際に、
指尖部ならびに耳朶等の生体表面あるいはカテーテルと
して生体内に挿入されるセンサプローブからの光信号を
損失なく確実に測定機本体と接続し伝送する接続コネク
タとして用いることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば第1面板4と第2面板
5の各々がフレーム3に対し下向きラッチ片15aと上
向きラッチ片15aによって確固に結合されると同時
に、第1,第2面板4,5相互が別のラッチ片16によ
って確固に結合できるので、各ラッチ片15a,16の
協働により第1,第2面板4,5とフレーム3の三部品
を遊びなく確固に結合できる。よってフレーム3の前壁
に保有されたフェルール12を適正なる位置に保持し、
相手側フェルールとの正対状態が適正に形成され、高信
頼の光コネクタを提供できる。
【0049】又上記ラッチ片15a,16の何れもが第
1,第2面板4,5の内面から突出してハウジング内に
おいて係合する構造なので、面板の外側面に結合手段を
配した場合の如き外観を損なわず、加えてプラグ全体を
小形化でき、又外的衝撃によりラッチが損傷する恐れも
有効に防止できる。
【0050】更にロックアーム8は第1,第2面板4,
5間に介在されるフレーム3の前壁6から左右側壁7に
沿い後方へ向け延設すると共に、上記第1,第2面板
4,5の各左右側縁部間から露出して配置する構成とし
たので、従来例の如くロックアームをプラグボディを包
み込むカバー内空間に延在させその中間部をカバー側壁
から突出させて操作部を形成する場合のような、プラグ
全体を更に大形化する要因を除去し、小型化の要請に有
効に応え得る。
【0051】又上記ロックアーム8はその後端操作部1
0によって軽減された力で操作しレセプタクルとの係合
を解除することができ、従来例に比べロックアームを操
作容易にして確実に係脱し得る。
【0052】更に本発明によれば、ラッチ片15a,1
6は、何れも雄形で良く、従来のように半割カバー相互
に雄形と雌形の係合手段を形成することを要せず、第
1,第2面板の両者を同じ成形型で成形する上で有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光コネクタプラグとレセプタクルの平面
図。
【図2】本発明の実施例を表す光コネクタプラグとレセ
プタクルの平面図。
【図3】上記プラグをレセプタクルに挿入した状態を示
す平面図。
【図4】上記プラグの分解斜視図。
【図5】上記プラグの組立斜視図と、レセプタクルの一
部切欠斜視図。
【図6】上記組立プラグから第1面板を除去し光ケーブ
ルの配線状態を開示する斜視図。
【図7】上記光プラグの横方向の断面図。
【図8】上記光プラグの縦方向の断面図。
【図9】フェルール受けによるフェルール遊支状態を拡
大示する正面図。
【符号の説明】
1 光コネクタプラグ 2 レセプタクル 3 フレーム 4 第1面板 5 第2面板 6 フレーム前壁 7 フレーム側壁 8 ロックアーム 13 第1フェルール挿通孔 14 第1フェルール 15a,15b 第1ラッチ片 16 第2ラッチ片 25 フェルール受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−35751(JP,A) 特開 平2−221905(JP,A) 実開 昭60−19006(JP,U) 実公 昭62−24248(JP,Y2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェルール12の中間部を挿通支持する前
    壁6と該前壁6の両端から後方へ並行して延出せる左右
    側壁7とを有するフレーム3と、該フレーム3の上記前
    壁6と左右側壁7を覆うように該フレーム3を介在して
    対向配置される第1面板4と第2面板5の三部品により
    ハウジングが形成され、上記第1面板4の一方側縁部内
    面から内方へ向け上記フレーム3の左側壁7の内側にス
    ナップ係合する下向きラッチ片15aを突設すると共
    に、上記第2面板5の他方側縁部内面から内方へ向け上
    記フレームの右側壁7の内側にスナップ係合する上向き
    ラッチ片15aを突設し、更に上記第1面板4と第2面
    板5の内面から内方へ向け両面板相互を引留するラッチ
    片16を突設し、上記各ラッチ片15a,16による第
    1,第2面板4,5のフレーム3の左右側壁7内側への
    係合と第1,第2面板相互の係合によりフレーム3と第
    1面板4と第2面板5とを一体に組立てる構成とし、更
    に上記第1面板4と第2面板5の内面から内方へ向けフ
    ェルール受け25を夫々突設して各フェルール受け25
    先端を対向させ、該各フェルール受け25先端の対向に
    て同先端に夫々形成したフェルール受け溝26を互いに
    対向し、該フェルール受け溝26内に上記ハウジング内
    へ突出するフェルール後端部を遊支し、更に上記フレー
    ム3の前壁6の両端から後方へ向け同左右側壁7の外側
    面に沿ってレセプタクルに係脱するためのロックアーム
    8を延設し、該ロックアーム8を上記第1面板4の左右
    側縁部と第2面板5の左右側縁部間から露出して配置
    し、この各ロックアーム8の後端に上記係脱操作するた
    めの押圧操作部10を形成したことを特徴とする光コネ
    クタプラグ。
  2. 【請求項2】上記第1、第2面板は互いに線対称形状で
    あることを特徴とする請求項1記載の光コネクタプラ
    グ。
JP4235356A 1992-08-11 1992-08-11 光コネクタプラグ Expired - Lifetime JPH0812310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4235356A JPH0812310B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 光コネクタプラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4235356A JPH0812310B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 光コネクタプラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0659156A JPH0659156A (ja) 1994-03-04
JPH0812310B2 true JPH0812310B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=16984879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4235356A Expired - Lifetime JPH0812310B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 光コネクタプラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0812310B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007256A (en) * 1996-09-24 1999-12-28 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Optical connector that reduces the number of components used, that facilitates assembly, and that prevents spontaneous disassembly, and structure for attaching a boot to an optical connector
WO2000057793A1 (en) 1999-03-29 2000-10-05 Hitachi Medical Corporation Biological optical measuring instrument
WO2012157276A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 光コネクタプラグ、光プローブおよび光学システム
JP5812335B2 (ja) * 2011-10-12 2015-11-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 光コネクタ
JP6211794B2 (ja) 2013-05-10 2017-10-11 矢崎総業株式会社 光コネクタ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1097964A (en) * 1977-08-05 1981-03-24 Thomas M. Cherney Connector for flat ribbon optical fiber cables
JPS6019006U (ja) * 1983-07-15 1985-02-08 マイルスト−ン株式会社 光フアイバ−用コネクタ
JPH0216137Y2 (ja) * 1985-07-29 1990-05-01
EP0375168B1 (en) * 1988-12-21 1993-07-14 The Whitaker Corporation Optical connector

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0659156A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2780640B2 (ja) 光ファイバーケーブルの接続コネクタ
US7621676B2 (en) Optical connector
JP3478932B2 (ja) 基板用コネクタの嵌合構造
JPH04209479A (ja) 電気コネクタ
JPH0812310B2 (ja) 光コネクタプラグ
JP2002025706A (ja) コネクタ
JPH1079273A (ja) 多段コネクタ
JPH07249454A (ja) コネクタ
JPH05313041A (ja) 単位コネクタユニット
JP4339023B2 (ja) 光コネクタ、コネクタホルダ
US20020048434A1 (en) Optical connector device
JP2574527B2 (ja) 光コネクタ
JPH0569405B2 (ja)
JP2002258107A (ja) 光コネクタ
JP3779901B2 (ja) 光コネクタ用ハウジング及び光コネクタ
JPH11162577A (ja) コネクタ結合装置
JP3542011B2 (ja) 光コネクタ、及びこれに用いるフェルール、ハウジング
JPH11260468A (ja) コネクタ
JPH11305071A (ja) 光コネクタ
JP3470888B2 (ja) コネクタ組立体
JPH0968628A (ja) 光コネクタ
JP3515418B2 (ja) 光コネクタ
JPH05313040A (ja) 集合型光コネクタ
JP2601813B2 (ja) 光コネクタ
JP2585806Y2 (ja) 多芯光コネクタ