JPH0812019B2 - 湯温設定装置 - Google Patents

湯温設定装置

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JPH0812019B2
JPH0812019B2 JP31112190A JP31112190A JPH0812019B2 JP H0812019 B2 JPH0812019 B2 JP H0812019B2 JP 31112190 A JP31112190 A JP 31112190A JP 31112190 A JP31112190 A JP 31112190A JP H0812019 B2 JPH0812019 B2 JP H0812019B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び発明の概要] 本発明は、給湯器等の湯温設定装置に関するもので、
設定湯温を体感温度として快適な温度に設定する際、こ
の湯温設定を容易且つ速やかに行えるようにしたもので
ある。
[従来技術及び課題] 任意に設定した温度の温水が取り出し得るようになっ
た給湯器として例えば第3図に示す如きものがある。
通水路(1)には熱交換器(10),湯温センサ(11)
及び出湯蛇口(12)がこの順序で配設されていると共
に、出湯蛇口(12)の近傍には温度設定器(14)が配設
されている。
このものでは、洗面所での洗面時や台所での食器洗い
時等に温度設定器(14)で所望温度を設定して出湯蛇口
(12)を開けると、上記設定温度と湯温センサ(11)の
検知温度が加熱装置(A)の湯温制御回路(13)で比較
され、これら両温度が等しくなるようにガスバーナ(1
7)の燃焼量が制御される。これにより、温度設定器(1
4)に設定した希望温度の温水が得られて冬期等の寒い
時期でも快適な洗面や炊事作業等が行える。
又、上記温度設定器としては、風呂の追焚き温度を設
定するものもあり、このものでは、これに温度設定して
追焚き操作をすると、浴槽内が追焚きされてこれが設定
温度に調整される。
ところが、温水使用者や入浴者の体感温度は、外気温
等によって変化することから、温度設定器(14)に湯温
設定して加熱装置(A)を運転した場合、出湯蛇口(1
2)から流出する温水や焚き上がった浴槽内が、実際に
は快適なものとして体感できない場合がある。
そして、かかる場合には、温度設定器(14)の設定温
度を設定し直して出湯蛇口(12)から得られる温水の温
度を調節したり、又、浴槽内を追い焚き又は水でぬるぬ
る作業等をしなければならず、これらの温度調節作業が
煩雑化すると言う問題があった。
本発明は係る点に鑑みて成されたもので、『加熱装置
(A)で加熱される被加熱水の出力温度を設定する湯温
設定装置』において、快適温度の設定が容易に行えるよ
うにすることをその課題とする。
[手段] 上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、『出
力温度が徐々に上昇するように加熱装置(A)を制御す
る加熱制御装置と、この加熱制御装置を駆動させる際に
操作する湯温登録作業スイッチと、湯温セットスイッチ
と、該湯温セットスイッチの投入時に於いて前記加熱装
置(A)で加熱生成されている温水の温度を格納する登
録湯温保持手段を設け、上記湯温登録作業スイッチを操
作することなく器具動作をさせたときには、上記登録湯
温保持手段に格納された湯温信号で加熱装置(A)を制
御するようにした』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
湯温登録作業スイッチを操作して加熱制御装置を駆動
させると、出湯蛇口から流出する温水や浴槽内の温水等
の温水の温度が徐々に上昇してゆく。
上記温水の温度が好みの温度に到達するのを、該温水
に触れながら体感し、該温度が好みの温度になったとき
に湯温セットスイッチを投入する。すると、該湯温セッ
トスイッチの投入時に於ける温水の温度が登録湯温保持
手段に格納・登録されることとなる。
次に、上記した温度が登録湯温保持手段に格納・登録
されている状態で加熱装置(A)を運転させると、上記
登録湯温保持手段に格納された湯温信号で加熱装置
(A)が制御されることとなる。従って、湯温登録時に
好みの温度として登録湯温保持手段に登録した温度の温
水が得られることとなる。
このように、上記技術的手段によれば、加熱装置
(A)で加熱された実際の温水の温度を体感しながら好
みの温度を設定することができる。
[効果] 本発明は次の特有の効果を有する。
加熱装置(A)で沸かされた温水の温度を実際に体感
しながら好みの温度の設定ができるから、湯温設定が正
確且つ容易に行える。
[実施例] 次に、上記した本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
第1図に示すように、通水路(1)における熱交換器
(10)の下流側に配設された湯温センサ(11)の信号は
比較回路(16)に印加されていると共に、該湯温センサ
(11)の信号はA/D変換器(31)を介して登録湯温保持
手段としての湯温メモリ(21)の入力部に印加されてい
る。そして、該湯温メモリ(21)の出力は第1ゲート
(22)→D/A変換器(32)→第3ゲート(24)と経由し
て比較回路(16)に印加され、該比較回路(16)で上記
湯温センサ(11)の出力と比較されている。
又、湯温登録動作をする際に使用する補助メモリ(2
8)には、100℃を示す湯温信号が格納されており、該信
号は第2ゲート(23)を介して上記した第1ゲート(2
2)とD/A変換器(32)の間の回路に印加されている。
尚、この実施例では、上記補助メモリ(28)と、これの
出力と湯温センサ(11)の出力を比較する比較回路(1
6)等が、既述技術的手段の項に記載の加熱制御手段に
対応している。
他方、出湯蛇口(12)の配設部の近傍には、上記した
湯温メモリ(21)のロード端子(20)に配線接続されて
いる湯温セットスイッチ(4)と、該湯温セットスイッ
チ(4)を操作する前に投入する湯温登録作業スイッチ
(41)が配設されている。そして、該湯温登録作業スイ
ッチ(41)と上記湯温セットスイッチ(4)のOR信号は
第1Tフリップフロップ(以下、第1TFFと略記する)(5
1)に印加され、該第1TFF(51)の出力によって、既述
した補助メモリ(28)の出力回路を開閉する第2ゲート
(23)がON・OFFされるようになっていると共に、この
第1TFF(51)の反転信号によって湯温メモリ(21)の出
力回路に配設した第1ゲート(22)が開閉されるように
なっている。
更に、この実施例では、従来のものと同様に任意の湯
温を設定できる温度設定器(14)が配設されていると共
に、該温度設定器(14)の近傍には、湯温表示器(43)
が配設されており、更に、温度設定器(14)で数値設定
した温度を利用して出湯操作するか又は既述湯温メモリ
(21)に格納した登録温度を利用して出湯操作をするか
を選択する選択スイッチ(45)が設けられている。そし
て、該選択スイッチ(45)の出力で第2Tフリップフロッ
プ(以下、第2TFFと略記する)(52)がON・OFFされる
ようになっており、該第2TFF(52)のQ信号によって温
度設定器(14)と比較回路(16)の回路を開閉する第4
ゲート(25)がON・OFFされ、又、第2TFF(52)の信
号によって第3ゲート(24)がON・OFFされるようにな
っている。
このものでは、体感温度として快適な温度を湯温メモ
リ(21)に登録設定する場合には、選択スイッチ(45)
を操作することにより第4ゲート(25)を閉じて第3ゲ
ート(24)を開けると共に、湯温登録作業スイッチ(4
1)を操作することにより第1ゲート(22)を閉じて第
2ゲート(23)を開けた状態にする。これにより、補助
メモリ(28)に格納した100℃を示す信号が、第2ゲー
ト(23)→D/A変換器(32)→第3ゲート(24)と伝わ
って比較回路(16)によって湯温センサ(11)の検知温
度と比較された状態になる。この状態では、第2TFF(5
2)の信号と第1TFF(51)の「H」信号によって、2
つの表示ランプ(61)(62)が共に点燈し、湯温登録中
であることを示す。
この状態で出湯蛇口(12)を開放して出湯操作する
と、既述従来のものと同様にガスバーナ(17)の燃焼量
が制御される。即ち、湯温センサ(11)が検知する湯温
と補助メモリ(28)に格納された温度(100℃)が等し
くなるように、比較回路(16)が比例弁(19)の開度を
増加させて行くのである。これにより、出湯蛇口(12)
からの出湯温度が次第に上昇して行く。そして、出湯蛇
口(12)から流出する実際の温水に触れながら、該温水
の温度が快適な体感温度になったときに湯温セットスイ
ッチ(4)を投入する。
すると、湯温セットスイッチ(4)の投入信号が湯温
メモリ(21)のロード端子(20)に印加され、この際に
湯温センサ(11)が検知している出湯温度が湯温メモリ
(21)に記憶せしめられるとともに、第1TFF(51)の出
力が「L」状態に変化して第2表示ランプ(62)が消灯
する。爾後、出湯蛇口(12)を閉じて湯温登録作業を完
了させる。これにより、体感温度を基準に定めた最適温
度が容易且つ速やかに湯温メモリ(21)に設定される。
次に、上記設定した温度を利用して出湯操作をすると
きは、湯温メモリ(21)に上記出力温度が格納されてい
る状態で出湯蛇口(12)を開けてガスバーナ(17)を燃
焼状態にすると(この状態では第1TFF(51)はL信号を
出力しており、第2ゲート(23)が閉じて第1ゲート
(22)が開成された状態になっている)、湯温メモリ
(21)内の登録湯温と湯温センサ(11)の検知温度が比
較回路(16)で比較され、これら両者が等しくなるよう
にフィードバック制御されてガスバーナ(17)の燃焼量
がコントロールされる。これにより、湯温メモリ(21)
に登録した快適体感温度の湯が出湯蛇口(12)から取り
出せることとなる。
又、上記実施例のものにおいて、温度設定器(14)で
自由に設定した温度の温水を取出すには、選択スイッチ
(45)を操作して第2TFF(52)のQ信号を「H」状態に
すれば良い。すると、温度設定器(14)内に設定した温
度が比較回路(16)に印加されると共に、温度設定器
(14)の温度は湯温表示器(43)で表示され、この状態
で出湯蛇口(12)を開くと上記と同様に制御されて温度
設定器(14)に設定した温度の温水が出湯蛇口(12)か
ら取出せることとなる。
尚、上記実施例においては、熱交換器(10)で加熱昇
温せしめられた温水の温度を検知し、これを湯温メモリ
(21)に格納するようにしたが、補助メモリ(28)に格
納する温度を時間と共に徐々に高温信号に変化させて行
き、湯温セットスイッチ(4)を投入した際に於ける補
助メモリ(28)内の温度を湯温メモリ(21)に転送する
ようにしても良い。
又、上記実施例は出湯温度を検知して出湯温度を制御
する所謂フィードバック制御形式の器具について記載し
たが、熱交換器(10)に供給される水道水の温度と水量
と更に設定温度から、該設定温度の湯を得るために必要
となるガスバーナ(17)の燃焼量をフィードホワード制
御する形式のものに本発明を適用してもよい。この場
合、設定温度を徐々に上昇させて行き、湯温セットスイ
ッチ(4)を投入した時の設定温度を湯温メモリに登録
させる。そして、通常の出湯操作をしたときには、上記
登録した湯温を設定温度として使用するのである。
第2図に示す第2実施例のものは、本発明を風呂用の
湯温設定装置として実施したもので、このものでは、浴
槽(7)と熱交換器(10)を循環するように形成された
追焚き回路(70)には、循環ポンプ(P)と湯温センサ
(11)が配設されており、浴槽(7)に水を張った後に
追焚きスイッチ(71)を投入すると、RSフリップフロッ
プ(以下、RSFFと略記する)(73)がセットされてガス
弁(18)が開いてガスバーナ(17)が燃焼し始めると共
に循環ポンプ(P)が駆動し、これにより、追焚き動作
が始まる。そして、浴槽(7)内温度が所望の温度に暖
まったときに湯温セットスイッチ(4)を投入すると、
既述第1実施例のものと同様に、その時点に於ける浴槽
内温度(湯温センサ(11)の検知温度)が湯温メモリ
(21)に記憶せしめられる。又、上記湯温セットスイッ
チ(4)の操作によって第1ゲート(22)が開成される
こととなり、これにより、湯温メモリ(21)の登録温度
が比較回路(72)に印加される。すると、湯温メモリ
(21)の登録温度と湯温センサ(11)の検知温度が等し
くなって比較回路(72)から一致信号が出てRSFF(73)
がリセットされる。これにより、循環ポンプ(P)が停
止すると共にガス弁(18)が閉じて湯温登録の為の追焚
き動作が完了する。
爾後、改めて浴槽(7)に水を張って追焚きスイッチ
(71)を投入すると、湯温センサ(11)が検知する浴槽
内温度が湯温メモリ(21)の登録温度に等しくなったと
きに、上記と同様にRSFF(73)がリセットされてガスバ
ーナ(17)が消火せしめられる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例の説明図,第2図は第2実
施例の説明図,第3図は従来例の説明図であり、図中、 (A)……加熱装置 (10)……熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱装置(A)で加熱される被加熱水の出
    力温度を設定する湯温設定装置において、上記温度が徐
    々に上昇するように加熱装置(A)を制御する加熱制御
    装置と、この加熱制御装置を駆動させる際に操作する湯
    温登録作業スイッチと、湯温セットスイッチと、該湯温
    セットスイッチの投入時に於いて前記加熱装置(A)で
    加熱生成されている温水の温度を格納する登録湯温保持
    手段を設け、上記湯温登録作業スイッチを操作すること
    なく器具動作をさせたときには、上記登録湯温保持手段
    に格納された湯温信号で加熱装置(A)を制御するよう
    にした湯温設定装置。
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