JPH04148155A

JPH04148155A - ガス給湯器などにおける湯温制御方法

Info

Publication number: JPH04148155A
Application number: JP2270361A
Authority: JP
Inventors: Toshio Yasusaka; 安坂　敏雄
Original assignee: Gastar Co Ltd
Current assignee: Gastar Co Ltd
Priority date: 1990-10-11
Filing date: 1990-10-11
Publication date: 1992-05-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、マイコン制御部を内蔵し、リモコンに設定し
た条件に従って給湯温度や追焚温度を制御することがで
きるようにした家庭用のガス給湯器、給湯器つき自動風
呂装置などにおける湯温制御方法に関するものである。

〔従来の技術〕

前記の如き給湯器つき自動風呂装置の一例を第５図に示
す。

第５図において、１は給湯用熱交換器、２は給湯用バー
ナ、３は追焚用熱交換器、４は追焚用バーナを示し、前
記給湯用バーナ２にはガス元弁５゜給湯用ガス弁６．比
例制御弁７を介してガスを供給して燃焼させ、給水管８
から供給された水を給湯用熱交換器１により加熱して出
湯管９を介し台所や洗面所などの給湯栓１０から給湯し
、また、出湯管９から分岐した分岐管１１を風呂注湯電
磁弁１２を介し浴槽１３の循環追焚管路１４に接続し、
風呂注湯電磁弁１２を開いて浴槽１３中に注湯して湯張
りを行い得るように構成されている。また、前記循環追
焚管路１４にはポンプ１５を配設し、そのポンプ１５を
駆動すると共に追焚用バーナ４を燃焼させて浴槽中の湯
（水）を追焚し得るように構成されている。

そして、前記の給湯器つき自動風呂装置は、マイコン制
御部１６を具備し、リモコン１７に設定された温度の湯
を給湯し、あるいはリモコンに設定された湯温まで追焚
きするように構成されている。

すなわち、図示を省略したが、リモコン１７に、台所や
洗面所からの給湯温度、浴槽への湯張り温度、追焚完了
温度をそれぞれ設定しておき、リモコンの対応するスイ
ッチをオンすると、給水温センサ１８により給水温度を
検出すると共に、出湯温センサ１９により出湯温度を検
出し、あるいは、循環湯温センサ２０により浴槽中の湯
温を検出し、これらに基づいてマイコン制御部１６によ
り比例制御弁７または７′を制御してそれぞれリモコン
に設定した温度の湯が給湯され、あるいはリモコンに設
定した温度に達するまで追焚きするように構成されてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記の如きガス給湯器や給湯器つき自動風呂
装置においては、いかなる場合でもリモコンに設定され
た温度で給湯し、またリモコンに設定された湯温まで追
焚きするので、気温の変化などによって快適温度が変る
とその都度設定温度を変更する必要があった。例えば浴
槽への湯張り温度は、気温が低い冬季においては４２．
５℃〜４１．５℃程度のあつめが快適温度であるのに対
し、気温の高い夏季においては４０℃〜３８℃程度のぬ
るめが快適温度であって、快適な入浴を行なうためには
その都度設定温度を調節する必要があり、しかもその調
節も何度であれば快適であるかを数字として把握するこ
とは困難で、手で触れてみないと判らないという問題が
ある。

本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、気温
の変化などに対応して自己の好ましい快適な給湯が得ら
れるガス給湯器などの湯温制御方法を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記の如き目的を達成するため、リモコンに
給湯温度を設定し、リモコンの出湯スイッチをオンする
と、マイコン制御部によりリモコンに設定した温度の給
湯を行なうようにしたガス給湯器などにおいて、リモコ
ンないしマイコン制御部に気温検出機能を具備させ、他
方、冬季から夏季に至る各種気温時における当該使用者
の希望とする快適湯温をリモコンに任意に設定してマイ
コン制御部に記憶させる手段を具備させ、リモコンの出
湯スイッチをオンすると、前記検出気温に基づいてその
検出気温に近い前記各種気温時の快適湯温を読み呂して
、給湯温を制御することを特徴とする。

また、本発明は、前記第１項に記載の制御方法において
、冬季から夏季に至る各種気温時における当該使用者の
希望とする快適湯温を複数の使用者ごとにそれぞれ設定
し、使用者を選択した後出湯スイッチをオンすると、そ
の使用者が設定した各種気温時の快適湯温を読み出して
給湯温を制御することを特徴とする。

さらに１本発明は、リモコンに風呂追焚温度を設定し、
リモコンの追焚スイッチをオンするとマイコン制御部に
よりリモコンに設定した湯温まで追焚きを行なうように
した自動風呂装置において、リモコンないしマイコン制
御部に気温検出機能を具備させ、他方、冬季から夏季に
至る各種気温時における当該使用者の希望とする追焚快
適湯温をリモコンに任意に設定してマイコン制御部に記
憶させる手段を具備させ、リモコンの追焚スイッチをオ
ンすると、前記検出気温に基づいてその検出気温に近い
前記各種気温時の追焚快適気温を読み出してその追焚快
適湯温に達するまで追焚きを行なうことを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、前記の如く、冬季から夏季に至る各種気温時
毎に当該使用者にとって快適な給湯器ないし追焚湯温を
リモコンに設定しておき、出湯スイッチ（追焚スイッチ
）をオンすると、その時の気温に対応した快適湯温を読
み出してその湯温の給湯（追焚）を行なうことができる
。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図ないし第４図について
説明する。

第４図は本発明を適用した給湯器つき自動風呂装置を示
すもので、符号１〜１７は第４図と同一部分に同一符号
を付してその説明を省略する。本発明においては、リモ
コン１７またはマイコン制御部１６に気温または給水温
検出機能を具備させる。

第３図は本発明を適用したリモコンの一例を示すもので
、気温表示部１７１と、設定温度表示部１７２と、風呂
水位表示部１７３と、アップ、ダウンスイッチ１７４Ｕ
、　１７４Ｄと、運転スイッチ１７５と、風呂注湯スイ
ッチ１７６と、台所、洗面所給湯スイッチ１７７と、風
呂追焚スイッチ１７８と、メモリーキー１７９と、設定
スイッチ１８０と、番号表示部１８１と、その番号表示
部の変更スイッチ１８２と、微調整スイッチ１８３とを
具備し、以下述べるようにして冬季から夏季に至る各種
気温時における使用者の希望とする快適湯温をリモコン
に設定する。

第２図に示すように、先ず運転スイッチ１７５を押して
運転状態とし、次いで設定スイッチ１８０を押してデー
タ記入状態とし１次いで風呂注湯スイッチ１７６または
風呂追焚スイッチ１７８を押して風呂注湯、風呂追焚き
の選択をした後下記（１）〜（４）の如くして各種気温
とその気温時における使用者の希望とする湯温を設定す
る。

（１）まず、番号変更スイッチ１８２を押して番号表示
部１８１に例えば番号１を表示し、メモリーキー１７９
を押す。

（２）次に、アップダウンスイッチ１７４Ｕ、　１７４
Ｄを押して気温表示部に例えば５℃を設定し、メモリー
キー１７９を押す。

（３）次に、アップタウンスイッチ１７４Ｕ、　１７４
Ｄを押して気温５℃のときの番号１の人の快適湯温例え
ば４２，５℃を設定湯温表示部１７２に表示し、メモリ
ーキー１７９を押す。

（４）以下、前記と同様にして種々の気温例えば１０℃
、２０℃、３０℃のときの番号１の人の快適湯温をメモ
リーさせる。

次に、番号変更スイッチ１８２を押して例えば番号２を
選択し、次いで前記（１）〜（４）の如くして番号２の
人の気温とその気温のときの快適湯温とをメモリーし、
以下同様にして家族全員の番号と気温に対する各人の快
適湯温とを設定する。

次に、台所、洗面所スイッチ１７７を押して台所。

洗面所を選択し、次いで前記（１）〜（４）と同様にし
て気温とその気温に対応する各人の快適湯温とをメモリ
ーし、再度運転スイッチ１７５を押して設定を完了する
。

上記の気温およびその気温のときの快適湯温は任意に設
定することができるが、その−例を示すと下記のとおり
である。

風呂注湯、風呂追焚台所。

洗面所給湯本発明の湯温制御方法は、前記の如く、リモコンないし
マイコン制御部に気温検出機能を具備させ、かつ、冬季
から夏季に至る各種気温時における使用者の希望とする
快適湯温をリモコンに設定してマイコン制御部に記憶さ
せる手段を具備させたので、気温の変化に対応してその
使用者にとって快適な湯温の給湯を行なうことができる
。

第１図はその一例を示すもので、運転スイッチ１７５を
オンすると共に番号スイッチ１８２により使用者を選択
し、次いで風呂注湯スイッチ１７６または風呂連装スイ
ッチ１７８をオンすると、そのときの気温に最も近い設
定気温に対応する快適湯温を読み出して、第１図に示す
如く例えば標準温度が４２゜５℃〜４０℃と変更され、
さらに、微調整スイッチ１８３があるときには微調整ス
イッチを「あっめ」または「ぬるめ」にすることにより
それより「あっめ」あるいは「ぬるめ」の注湯温度とし
て浴槽中に注湯し、あるいはその湯温までの追焚きを行
なうことができる。

また、台所、洗面所スイッチ１７７をオンすると、その
ときの気温に最も近い設定気温に対応する快適湯温を読
み比して例えば標準温度が４０’Ｃ〜３７℃と変更され
、さらに微調整スイッチ１８３があるときは微調整スイ
ッチを「あっめ」または「ぬるめ」にすることによりそ
の標準温度より「あっめ」または「ぬるめ」の給湯を行
なうことができる。

なお、前記の実施例においては、気温を検出して、その
検出気温に近い設定気温に対応する快適湯温の注湯（給
湯）を行なう場合について説明したが、これと全く同様
のことは給水温を検出することによっても行なうことが
できる。従って、本発明は気温の検出を給水温の検出に
おきがえた場合を包含するものである。

〔発明の効果〕

以上述べたように１本発明によれば、冬季から夏季に亘
ってその時々の気温に応じた快適湯温を各人が設定し、
気温の変化に従って自動的にその使用者の快適温度を読
み出して給湯ないし風呂連装を行なうので、気温に対応
した快適な給湯ないし風呂連装を行なうことができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施の一例を示す運転時のフローチャ
ート、第２図は同じく設定時のフローチャートである。第３図は本発明を適用したリモコンの一例を示す説明図
、第４図は本発明を適用した給湯器つき自動風呂装置の
系統図である。第５図は従来の給湯器つき自動風呂装置
の系統図である。１・・・給湯熱交換器、２・・・給湯バーナ５３・・・
連装熱交換器、４・・・退部バーナ、５・・・ガス元弁
、７゜７′・・・比例制御弁、８・・・給水管、９・・
・出湯管、１゜・・・給湯栓、１１・・・分岐管、Ｉ２
・・・風呂注湯電磁弁、Ｉ３・・浴槽、　１４・・・循
環連装管路、１５・・・ポンプ、１６・・・マイコン制
御部、１７・・・リモコン、１７１・・・気温表示部、
１７２・・・設定温度表示部、１７３・・・風呂水位表
示部、１７４Ｕ、１７４Ｄ・・・アップダウンスイッチ
、１７５・・・運転スイッチ、１７６・・・風呂注湯ス
イッチ、１７７・・・台所。洗面所給湯スイッチ、１７８・・・風呂連装スイッチ、
１７９・・・メモリーキー、１８０・・・設定スイッチ
、１８１・・・番号表示部、１８２・・・番号変更スイ
ッチ、１８３・・・微調整スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】１、リモコンに給湯温度を設定し、リモコンの出湯スイ
ッチをオンすると、マイコン制御部によりリモコンに設
定した温度の給湯を行なうようにしたガス給湯器などに
おいて、リモコンないしマイコン制御部に気温検出機能
を具備させ、他方、冬季から夏季に至る各種気温時にお
ける使用者の希望とする快適湯温をリモコンに任意に設
定してマイコン制御部に記憶させる手段を具備させ、リ
モコンの出湯スイッチをオンすると、前記検出気温に基
づいてその検出気温に近い前記各種気温時の快適湯温を
読み出して、給湯温を制御することを特徴とするガス給
湯器などにおける湯温制御方法。２、冬季から夏季に至る各種気温時における当該使用者
の希望とする快適湯温を複数の使用者ごとにそれぞれ設
定し、使用者を選択した後出湯スイッチをオンすると、
その使用者が設定した各種気温時の快適湯温を読み出し
て給湯温を制御することを特徴とする請求項１に記載の
ガス給湯器などにおける湯温制御方法。３、リモコンに風呂追焚温度を設定し、リモコンの追焚
スイッチをオンするとマイコン制御部によりリモコンに
設定した湯温まで追焚きを行なうようにした自動風呂装
置において、リモコンないしマイコン制御部に気温検出
機能を具備させ、他方、冬季から夏季に至る各種気温時
における当該使用者の希望とする快適湯温をリモコンに
任意に設定してマイコン制御部に記憶させる手段を具備
させ、リモコンの追焚スイッチをオンすると、前記検出
気温に基づいてその検出気温に近い前記各種気温時の快
適気温を読み出してその快適湯温に達するまで追焚きを
行なうことを特徴とする自動風呂装置における追焚き時
の湯温制御方法。