JPH10153344A - 給湯設備 - Google Patents
給湯設備Info
- Publication number
- JPH10153344A JPH10153344A JP8310574A JP31057496A JPH10153344A JP H10153344 A JPH10153344 A JP H10153344A JP 8310574 A JP8310574 A JP 8310574A JP 31057496 A JP31057496 A JP 31057496A JP H10153344 A JPH10153344 A JP H10153344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- reheating
- heat
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/50—Hydropower in dwellings
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出湯開始操作に伴って、初期に冷水の出にく
い給湯設備を得る。 【解決手段】 給水を加熱して温水を生成する温水生成
機構2と、保温対象部3a、3bにある温水を所定温度
に維持する追い焚機構4とを備えた給湯器5と、前記温
水生成機構2から前記温水の供給を受ける給湯配管6を
備えた給湯設備を構成するに、前記給湯配管6に、前記
給湯配管6の水に給熱側流体より給熱して加温可能な熱
交換部3bを備えるとともに、前記熱交換部3bの給熱
側流体を前記追い焚機構4により所定の温度に維持可能
に構成する。
い給湯設備を得る。 【解決手段】 給水を加熱して温水を生成する温水生成
機構2と、保温対象部3a、3bにある温水を所定温度
に維持する追い焚機構4とを備えた給湯器5と、前記温
水生成機構2から前記温水の供給を受ける給湯配管6を
備えた給湯設備を構成するに、前記給湯配管6に、前記
給湯配管6の水に給熱側流体より給熱して加温可能な熱
交換部3bを備えるとともに、前記熱交換部3bの給熱
側流体を前記追い焚機構4により所定の温度に維持可能
に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水を加熱して温
水を生成する温水生成機構と、保温対象部にある温水を
所定温度に維持する追い焚機構とを備えた給湯器と、前
記温水生成機構から温水の供給を受ける給湯配管を備え
た給湯設備に関する。
水を生成する温水生成機構と、保温対象部にある温水を
所定温度に維持する追い焚機構とを備えた給湯器と、前
記温水生成機構から温水の供給を受ける給湯配管を備え
た給湯設備に関する。
【0002】
【従来の技術】このような給湯設備は、工場、各家庭、
作業場等に設備されるものであり、設備の構築にあたっ
ては、給湯器を所定部位に備えるとともに、この給湯器
から給湯が必要となる箇所まで給湯配管を設け、出湯側
端部にカラン等を設ける。このようにして構築された給
湯設備にあっては、前述の出湯制御弁を開状態とするこ
とにより、台所、風呂等の所定箇所への給湯をおこなう
ことができる。一方、このような給湯器にあって、所
謂、追い焚機構を備えたものがある。このような追い焚
機構は、追い焚専用の釜(熱交部)を備えるとともに、
この釜と保温対象部との間に温水の循環系統を備え、保
温対象部にある湯温が、所定の温度より低下した場合
に、前記釜において追い焚操作をおこなうとともに、保
温対象部と釜との間で温水を循環させて、保温対象部に
於ける湯温を一定に維持することができる。このような
保温対象部として最も一般的な部位が、風呂である。
作業場等に設備されるものであり、設備の構築にあたっ
ては、給湯器を所定部位に備えるとともに、この給湯器
から給湯が必要となる箇所まで給湯配管を設け、出湯側
端部にカラン等を設ける。このようにして構築された給
湯設備にあっては、前述の出湯制御弁を開状態とするこ
とにより、台所、風呂等の所定箇所への給湯をおこなう
ことができる。一方、このような給湯器にあって、所
謂、追い焚機構を備えたものがある。このような追い焚
機構は、追い焚専用の釜(熱交部)を備えるとともに、
この釜と保温対象部との間に温水の循環系統を備え、保
温対象部にある湯温が、所定の温度より低下した場合
に、前記釜において追い焚操作をおこなうとともに、保
温対象部と釜との間で温水を循環させて、保温対象部に
於ける湯温を一定に維持することができる。このような
保温対象部として最も一般的な部位が、風呂である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、本願のような給
湯設備にあっては、給湯を一年中おこなう必要がある。
従って、例えば、冬場の寒冷時に給湯をおこなう必要が
ある場合もある。このような場合にあっては、従来、給
湯カランの操作をおこなっても、暫くの間、冷たい水が
放出されることとなっていた。殊に、冬場の寒冷時に
は、非常に冷たい水が暫くの間吐出される。このような
状況は、給湯設備の使用状態としては好ましくなく、こ
の状況を回避することが従来から望まれていた。本発明
の目的は、出湯操作時に、初期に給湯設備から吐出する
冷水の量をできるだけ少なくすることが可能な給湯設備
を得ることにある。
湯設備にあっては、給湯を一年中おこなう必要がある。
従って、例えば、冬場の寒冷時に給湯をおこなう必要が
ある場合もある。このような場合にあっては、従来、給
湯カランの操作をおこなっても、暫くの間、冷たい水が
放出されることとなっていた。殊に、冬場の寒冷時に
は、非常に冷たい水が暫くの間吐出される。このような
状況は、給湯設備の使用状態としては好ましくなく、こ
の状況を回避することが従来から望まれていた。本発明
の目的は、出湯操作時に、初期に給湯設備から吐出する
冷水の量をできるだけ少なくすることが可能な給湯設備
を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による給湯設備の第1の特徴構成は、請求項1
に記載されているように、給水を加熱して温水を生成す
る温水生成機構と、保温対象部にある温水を所定温度に
維持する追い焚機構とを備えた給湯器と、前記温水生成
機構から前記温水の供給を受ける給湯配管を備えた給湯
設備であって、前記給湯配管に、前記給湯配管内の水に
給熱側流体より給熱して加温可能な熱交換部を備えると
ともに、前記熱交換部の給熱側流体を前記追い焚機構に
より所定の温度に維持可能に構成することにある。一般
に、給湯開始時に放出される冷水は、主に、給湯器より
も下流側の給湯配管内に残っている残留水であり、この
残留水が冷たいまま放出されることが本願の主な課題と
なる。そこで、本願にあっては、給湯器に備えられる追
い焚機構による加熱により、このような給湯配管内にあ
る水を、一定の温度に保とうとするのである。この目的
から、給湯配管に対して、配管内の水を熱交換により給
熱可能な給熱間流体を備えた熱交換部を設け、この熱交
換部内の給熱側流体の温度を所定温度に、追い焚機構に
より維持可能とする。例えば、この給熱側流体として最
も使用勝手の良い水を使用する場合、前述の熱交換部の
給熱側流体流路と、前記追い焚機構の釜との間に循環路
を備えるとともに、熱交換部にある水を所定の温度に維
持するのである。このようにしておくと、熱交換部にお
いて給熱側流体としての湯により、給湯配管内の水を暖
めておくことができる。従って、給湯器を働かせる初期
段階において、この給湯配管内から冷水が出ることを回
避することができる。
の本発明による給湯設備の第1の特徴構成は、請求項1
に記載されているように、給水を加熱して温水を生成す
る温水生成機構と、保温対象部にある温水を所定温度に
維持する追い焚機構とを備えた給湯器と、前記温水生成
機構から前記温水の供給を受ける給湯配管を備えた給湯
設備であって、前記給湯配管に、前記給湯配管内の水に
給熱側流体より給熱して加温可能な熱交換部を備えると
ともに、前記熱交換部の給熱側流体を前記追い焚機構に
より所定の温度に維持可能に構成することにある。一般
に、給湯開始時に放出される冷水は、主に、給湯器より
も下流側の給湯配管内に残っている残留水であり、この
残留水が冷たいまま放出されることが本願の主な課題と
なる。そこで、本願にあっては、給湯器に備えられる追
い焚機構による加熱により、このような給湯配管内にあ
る水を、一定の温度に保とうとするのである。この目的
から、給湯配管に対して、配管内の水を熱交換により給
熱可能な給熱間流体を備えた熱交換部を設け、この熱交
換部内の給熱側流体の温度を所定温度に、追い焚機構に
より維持可能とする。例えば、この給熱側流体として最
も使用勝手の良い水を使用する場合、前述の熱交換部の
給熱側流体流路と、前記追い焚機構の釜との間に循環路
を備えるとともに、熱交換部にある水を所定の温度に維
持するのである。このようにしておくと、熱交換部にお
いて給熱側流体としての湯により、給湯配管内の水を暖
めておくことができる。従って、給湯器を働かせる初期
段階において、この給湯配管内から冷水が出ることを回
避することができる。
【0005】さらに、上記の構成において、請求項2に
記載されているように、風呂が前記保温対象部とされ
て、前記追い焚機構により前記風呂内の温水を保温可能
に構成され、前記追い焚機構が、前記熱交換部の前記給
熱側流体に対して追い焚を行って保温可能な第1待機状
態と、前記風呂内の温水に対して追い焚を行って保温可
能な第2待機状態との間で、切り換え自在に構成されて
いることが好ましい。追い焚機構は、その用途として、
人が入浴する場合等に、風呂内の湯を所定の温度以上に
維持するのに主な役割を果たす。しかしながら、このよ
うな入浴時は、一日の中の限られた時間であり、その他
の時間にあって、この機構が働くことは少ない。一方、
給湯は、随時、必要となるが、例えば、朝起床時に洗面
等する場合に、冷水が給湯配管から出ることは、好まし
くない。従って、この構成の給湯設備にあっては、入浴
時には、設備を第2待機状態に、一方、それ以外の時
は、第1待機状態にセットしておく。このようにしてお
くと、入浴時及びそれ以外の時点において、追い焚機構
を適宜働かせて、風呂が使用されている状態にあっては
風呂内の湯温を適切な温度に保ち、それ以外の場合に
は、給湯開始時点において、冷たい水が出ない状態で給
湯を開始できる。
記載されているように、風呂が前記保温対象部とされ
て、前記追い焚機構により前記風呂内の温水を保温可能
に構成され、前記追い焚機構が、前記熱交換部の前記給
熱側流体に対して追い焚を行って保温可能な第1待機状
態と、前記風呂内の温水に対して追い焚を行って保温可
能な第2待機状態との間で、切り換え自在に構成されて
いることが好ましい。追い焚機構は、その用途として、
人が入浴する場合等に、風呂内の湯を所定の温度以上に
維持するのに主な役割を果たす。しかしながら、このよ
うな入浴時は、一日の中の限られた時間であり、その他
の時間にあって、この機構が働くことは少ない。一方、
給湯は、随時、必要となるが、例えば、朝起床時に洗面
等する場合に、冷水が給湯配管から出ることは、好まし
くない。従って、この構成の給湯設備にあっては、入浴
時には、設備を第2待機状態に、一方、それ以外の時
は、第1待機状態にセットしておく。このようにしてお
くと、入浴時及びそれ以外の時点において、追い焚機構
を適宜働かせて、風呂が使用されている状態にあっては
風呂内の湯温を適切な温度に保ち、それ以外の場合に
は、給湯開始時点において、冷たい水が出ない状態で給
湯を開始できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本願の実施の形態を、図1に基づ
いて説明する。図1は、本願の給湯設備1の全体構成を
説明的に描いたものである。この設備1は、給水を加熱
して温水を生成する温水生成機構2と、保温対象部3に
ある温水を所定温度に維持する追い焚機構4とを備えた
給湯器5を備えている。さらに、前記温水生成機構2に
対応して、その出湯出口2aに接続される給湯配管6
と、この給湯配管6の出湯側端部に、出湯・出湯停止自
在なカラン7を備えている。一方、前記追い焚機構4に
対応して、保温対象部3と給湯器内に備えられる追い焚
用の釜8との間に、温水循環路9を備えるとともに、保
温対象部3に於ける温水の温度を検出する温度センサ1
0備え、この温度センサ10の検出値に従って、前記追
い焚釜8で追い焚をおこなうことが可能な構成が採用さ
れている。ここで、保温対象部3とは、この例の場合、
風呂3a及び給湯配管6の所定部位に備えられる熱交換
部3bの給熱側流体流路11である。
いて説明する。図1は、本願の給湯設備1の全体構成を
説明的に描いたものである。この設備1は、給水を加熱
して温水を生成する温水生成機構2と、保温対象部3に
ある温水を所定温度に維持する追い焚機構4とを備えた
給湯器5を備えている。さらに、前記温水生成機構2に
対応して、その出湯出口2aに接続される給湯配管6
と、この給湯配管6の出湯側端部に、出湯・出湯停止自
在なカラン7を備えている。一方、前記追い焚機構4に
対応して、保温対象部3と給湯器内に備えられる追い焚
用の釜8との間に、温水循環路9を備えるとともに、保
温対象部3に於ける温水の温度を検出する温度センサ1
0備え、この温度センサ10の検出値に従って、前記追
い焚釜8で追い焚をおこなうことが可能な構成が採用さ
れている。ここで、保温対象部3とは、この例の場合、
風呂3a及び給湯配管6の所定部位に備えられる熱交換
部3bの給熱側流体流路11である。
【0007】給湯器5は、給湯器本体12と、この給湯
器本体12の動作制御(主にバーナの燃焼制御)を司る
自動制御装置13と、給湯器5の動作を所望の状態に設
定するためのリモート式の遠隔操作パネル14を備えて
構成されている。
器本体12の動作制御(主にバーナの燃焼制御)を司る
自動制御装置13と、給湯器5の動作を所望の状態に設
定するためのリモート式の遠隔操作パネル14を備えて
構成されている。
【0008】先ず、温水生成機構2側から説明する。前
記給湯器本体12には、給湯用バーナ15、この給湯用
バーナ15に所定量の燃料ガスを供給する燃料ガス供給
系16及び燃焼用空気を供給するための送風機17を備
えた燃焼用空気供給系18を備えるとともに、給湯用バ
ーナ15の火炎形成側に備えられる熱交換器19を備え
ている。この熱交換器19には、その上流側に給水配管
20が接続されており、その下手側が、先の出湯出口2
aに繋がる構成とされている。従って、この給湯器5
は、給水を加熱して温水を生成する。送風機17は、先
に説明した自動制御装置13からの送風開始指令に従っ
て、送風を開始するように構成されている。
記給湯器本体12には、給湯用バーナ15、この給湯用
バーナ15に所定量の燃料ガスを供給する燃料ガス供給
系16及び燃焼用空気を供給するための送風機17を備
えた燃焼用空気供給系18を備えるとともに、給湯用バ
ーナ15の火炎形成側に備えられる熱交換器19を備え
ている。この熱交換器19には、その上流側に給水配管
20が接続されており、その下手側が、先の出湯出口2
aに繋がる構成とされている。従って、この給湯器5
は、給水を加熱して温水を生成する。送風機17は、先
に説明した自動制御装置13からの送風開始指令に従っ
て、送風を開始するように構成されている。
【0009】前述の熱交換器19に接続される給水配管
20の所定部位には、この配管内を流れる水量を計測す
る水量センサ21が備えられており、この水量センサ2
1により、前述のカラン7が開状態にあるか、どうかを
知ることができる。前述の燃料ガス供給系16には、比
例弁16a、開閉弁16b等が備えられており、バーナ
15に供給される燃料ガスの量を比例的に制御できるよ
うに構成されている。この比例制御は、先に説明した水
量センサ21からの検出値に従って、比例的に供給燃料
ガスの量を変化させるものであり、自動制御装置13
が、この指令を出す構成とされている。
20の所定部位には、この配管内を流れる水量を計測す
る水量センサ21が備えられており、この水量センサ2
1により、前述のカラン7が開状態にあるか、どうかを
知ることができる。前述の燃料ガス供給系16には、比
例弁16a、開閉弁16b等が備えられており、バーナ
15に供給される燃料ガスの量を比例的に制御できるよ
うに構成されている。この比例制御は、先に説明した水
量センサ21からの検出値に従って、比例的に供給燃料
ガスの量を変化させるものであり、自動制御装置13
が、この指令を出す構成とされている。
【0010】さらに、給湯器本体12の所定部には、バ
ーナ15に対する点火用に点火トランス22を備えた点
火プラグ23が備えられるとともに、バーナ15の点火
状態を確認するためのフレームロッド24が備えられて
いる。この点火トランス23は、先に説明した自動制御
装置13からの点火指令に従って作動する。
ーナ15に対する点火用に点火トランス22を備えた点
火プラグ23が備えられるとともに、バーナ15の点火
状態を確認するためのフレームロッド24が備えられて
いる。この点火トランス23は、先に説明した自動制御
装置13からの点火指令に従って作動する。
【0011】次に、追い焚機構4について説明する。こ
の追い焚機構4は、その基本構造において、先に示した
温水生成機構2と同様であり、追い焚用バーナ25と、
このバーナ25によって加熱される釜8を備えて構成さ
れているが、この釜8に供給される流体が、保温対象部
3からの循環水であること、さらに、この循環水の温度
を所定の温度に維持するように、機構が組まれている点
で異なる。前記給湯器本体12には、追い焚用バーナ2
5、この追い焚用バーナ25に所定量の燃料ガスを供給
する燃料ガス供給系16(これは一部温水生成機構2の
ものと共有)及び燃焼用空気を供給するための送風機1
7(これも温水生成機構2のものと共有)を備えた燃焼
用空気供給系18を備えるとともに、追い焚用バーナ2
5の火炎形成側に備えられる追い焚用の釜8を備えてい
る。この釜8は、本願に於ける保温対象部3である風呂
3a及び、給湯配管6に備えられる熱交換部3bの給熱
側流体流路11に、切り換え弁26、温水循環路9を介
して循環構成で接続されている。従って、この追い焚機
構4により、切り換え弁26の切り換え操作で、循環路
を切り換えることにより、風呂3a内の温水を所定の温
度に維持したり、熱交換部3b内の給熱側流体路11内
の温水の温度を所定の温度に維持することができる。送
風機17は共有されており、自動制御装置13の制御を
受ける。
の追い焚機構4は、その基本構造において、先に示した
温水生成機構2と同様であり、追い焚用バーナ25と、
このバーナ25によって加熱される釜8を備えて構成さ
れているが、この釜8に供給される流体が、保温対象部
3からの循環水であること、さらに、この循環水の温度
を所定の温度に維持するように、機構が組まれている点
で異なる。前記給湯器本体12には、追い焚用バーナ2
5、この追い焚用バーナ25に所定量の燃料ガスを供給
する燃料ガス供給系16(これは一部温水生成機構2の
ものと共有)及び燃焼用空気を供給するための送風機1
7(これも温水生成機構2のものと共有)を備えた燃焼
用空気供給系18を備えるとともに、追い焚用バーナ2
5の火炎形成側に備えられる追い焚用の釜8を備えてい
る。この釜8は、本願に於ける保温対象部3である風呂
3a及び、給湯配管6に備えられる熱交換部3bの給熱
側流体流路11に、切り換え弁26、温水循環路9を介
して循環構成で接続されている。従って、この追い焚機
構4により、切り換え弁26の切り換え操作で、循環路
を切り換えることにより、風呂3a内の温水を所定の温
度に維持したり、熱交換部3b内の給熱側流体路11内
の温水の温度を所定の温度に維持することができる。送
風機17は共有されており、自動制御装置13の制御を
受ける。
【0012】追い焚機構4の燃料ガス供給系16は、前
述のように温水生成機構2のものと一部共有され、温水
循環路9内の温水の温度を一定にするように、自動制御
装置13が、制御指令を出すように構成されている。追
い焚をおこなうか、給湯をおこなうかの選択は、選択用
開閉弁16cの開閉選択によっておこなうことができ
る。
述のように温水生成機構2のものと一部共有され、温水
循環路9内の温水の温度を一定にするように、自動制御
装置13が、制御指令を出すように構成されている。追
い焚をおこなうか、給湯をおこなうかの選択は、選択用
開閉弁16cの開閉選択によっておこなうことができ
る。
【0013】前記遠隔操作パネル14の役割について説
明すると、このパネル14には、給湯器5が運転可能な
待機状態(電源が入った状態)にあるかどうかを表示す
る運転ランプ27(緑点灯)、給湯用バーナ15が燃焼
状態にあるかどうかを表示する燃焼ランプ28(赤点
灯)、さらに、追い焚機構4が作動待機状態にあるかど
うかを表示する追い焚表示ランプ29(白色点灯)、追
い焚機構4が風呂3aに対する追い焚をおこなうかどう
かの表示をする追い焚選択表示ランプ30(黄色点灯)
を備えている。さらに、メインの運転スイッチ31、温
度設定スイッチ32、追い焚運転スイッチ33、追い焚
選択スイッチ34、給湯用温度表示ランプ35、追い焚
用温度表示ランプ36を備えている。給湯器5を使用す
る場合は、メインの運転スイッチ31をON設定し、温
度設定を行い(従前の設定温度でいい場合はそのままの
設定を維持する)、給湯器5を待機状態としておけばよ
い。先に説明した自動制御装置13は、温度設定スイッ
チ32からの設定温度指令に従って、水量センサ21か
らの検出値に基づいて比例弁16aの制御をおこなう。
そして、給湯配管6の出湯側端部に備えられているカラ
ン7を開操作することにより、温水生成機構2が働き、
所望の温度の温水を得ることができる。一方、追い焚機
能を働かせる場合は、メインの運転スイッチ31及び追
い焚運転スイッチ33をON設定し、温度設定を行い
(従前の設定温度でいい場合はそのままの設定を維持す
る)、追い焚機能を自動運転状態にしておけばよい。こ
こで、先に説明した自動制御装置13は、温度設定スイ
ッチ32からの設定温度指令に従って、追い焚機構4を
働かせ、保温対象部3の温水温度を一定に保つ。この場
合、追い焚選択スイッチ34の選択により、風呂側を保
温する第2待機状態とするか、熱交換部側を保温する第
1待機状態とするかの選択をおこなうことができる。こ
の選択は、択一的に構成されている。保温対象部3にあ
る温水の温度は、追い焚用温度表示ランプ36に表示さ
れる。
明すると、このパネル14には、給湯器5が運転可能な
待機状態(電源が入った状態)にあるかどうかを表示す
る運転ランプ27(緑点灯)、給湯用バーナ15が燃焼
状態にあるかどうかを表示する燃焼ランプ28(赤点
灯)、さらに、追い焚機構4が作動待機状態にあるかど
うかを表示する追い焚表示ランプ29(白色点灯)、追
い焚機構4が風呂3aに対する追い焚をおこなうかどう
かの表示をする追い焚選択表示ランプ30(黄色点灯)
を備えている。さらに、メインの運転スイッチ31、温
度設定スイッチ32、追い焚運転スイッチ33、追い焚
選択スイッチ34、給湯用温度表示ランプ35、追い焚
用温度表示ランプ36を備えている。給湯器5を使用す
る場合は、メインの運転スイッチ31をON設定し、温
度設定を行い(従前の設定温度でいい場合はそのままの
設定を維持する)、給湯器5を待機状態としておけばよ
い。先に説明した自動制御装置13は、温度設定スイッ
チ32からの設定温度指令に従って、水量センサ21か
らの検出値に基づいて比例弁16aの制御をおこなう。
そして、給湯配管6の出湯側端部に備えられているカラ
ン7を開操作することにより、温水生成機構2が働き、
所望の温度の温水を得ることができる。一方、追い焚機
能を働かせる場合は、メインの運転スイッチ31及び追
い焚運転スイッチ33をON設定し、温度設定を行い
(従前の設定温度でいい場合はそのままの設定を維持す
る)、追い焚機能を自動運転状態にしておけばよい。こ
こで、先に説明した自動制御装置13は、温度設定スイ
ッチ32からの設定温度指令に従って、追い焚機構4を
働かせ、保温対象部3の温水温度を一定に保つ。この場
合、追い焚選択スイッチ34の選択により、風呂側を保
温する第2待機状態とするか、熱交換部側を保温する第
1待機状態とするかの選択をおこなうことができる。こ
の選択は、択一的に構成されている。保温対象部3にあ
る温水の温度は、追い焚用温度表示ランプ36に表示さ
れる。
【0014】この構成により、熱交換部3b内部の給熱
側流体流路11の水の温度が、一定以下に下がると、追
い焚機構4が働き、熱交換部3bの給熱側流体流路11
温度を保つ。結果、この流路11に対応する給湯配管6
内の水は、所定の温度に保たれ、給湯用のカラン7をひ
ねっても、冷水は出ない。
側流体流路11の水の温度が、一定以下に下がると、追
い焚機構4が働き、熱交換部3bの給熱側流体流路11
温度を保つ。結果、この流路11に対応する給湯配管6
内の水は、所定の温度に保たれ、給湯用のカラン7をひ
ねっても、冷水は出ない。
【0015】〔別実施の形態例〕 本願の別実施の形態例について以下説明する。 (イ) 上記の実施の形態にあっては、熱交換部の給熱
側流路は管状としたが、これは箱状としてもよい。 (ロ) さらに、給湯配管、熱交換部を断熱構造とする
ことが好ましい。 (ハ) 上記の実施の形態にあっては、追い焚機構を構
成するに、専用の釜を備えるものとしたが、給湯機構の
熱交換器を追い焚用に利用できる構成としてもよい。こ
の場合、給水路及び給湯配管と、追い焚用の循環路と
を、給湯器内の熱交換器に対して切り換え接続すること
となり、給湯機能と追い焚機能とは、選択的に働くこと
となる。
側流路は管状としたが、これは箱状としてもよい。 (ロ) さらに、給湯配管、熱交換部を断熱構造とする
ことが好ましい。 (ハ) 上記の実施の形態にあっては、追い焚機構を構
成するに、専用の釜を備えるものとしたが、給湯機構の
熱交換器を追い焚用に利用できる構成としてもよい。こ
の場合、給水路及び給湯配管と、追い焚用の循環路と
を、給湯器内の熱交換器に対して切り換え接続すること
となり、給湯機能と追い焚機能とは、選択的に働くこと
となる。
【図1】本願の給湯設備の概略構成を示す図
1 給湯設備 2 温水生成機構 3 保温対象部 3a 風呂 3b 熱交換部 4 追い焚機構 5 給湯器 6 給湯配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 光 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 給水を加熱して温水を生成する温水生成
機構と、保温対象部にある温水を所定温度に維持する追
い焚機構とを備えた給湯器と、前記温水生成機構から前
記温水の供給を受ける給湯配管を備えた給湯設備であっ
て、 前記給湯配管に、前記給湯配管内の水に給熱側流体より
給熱して加温可能な熱交換部を備えるとともに、前記熱
交換部の給熱側流体を前記追い焚機構により所定の温度
に維持可能に構成した給湯設備。 - 【請求項2】 風呂が前記保温対象部とされて、前記追
い焚機構により前記風呂内の温水を保温可能に構成さ
れ、 前記追い焚機構が、前記熱交換部の前記給熱側流体に対
して追い焚を行って保温可能な第1待機状態と、前記風
呂内の温水に対して追い焚を行って保温可能な第2待機
状態との間で、切り換え自在に構成されている請求項1
記載の給湯設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310574A JPH10153344A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 給湯設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310574A JPH10153344A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 給湯設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153344A true JPH10153344A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18006882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8310574A Pending JPH10153344A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 給湯設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10153344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100427186C (zh) * | 2001-09-26 | 2008-10-22 | 东洋钢钣株式会社 | 气体分离设备及其制造方法 |
JP2014194307A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Hitachi Appliances Inc | 給湯機 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8310574A patent/JPH10153344A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100427186C (zh) * | 2001-09-26 | 2008-10-22 | 东洋钢钣株式会社 | 气体分离设备及其制造方法 |
JP2014194307A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Hitachi Appliances Inc | 給湯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10153344A (ja) | 給湯設備 | |
KR100293533B1 (ko) | 보일러의원격조작방법및그장치 | |
JP3510781B2 (ja) | 給湯装置 | |
JPH0518602A (ja) | 遠隔操作型自動給湯システム | |
JP2515068B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP2000304350A (ja) | 給湯機 | |
JP3834415B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2005315434A (ja) | 給湯機の給湯温度制御装置 | |
JP2715006B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP3065918B2 (ja) | 浴槽の水位検出装置 | |
JP3611372B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP3834414B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2759714B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP3180519B2 (ja) | 1缶2回路式貯湯式加熱器 | |
JP3579454B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2515056B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP2914865B2 (ja) | 給湯器 | |
JP3098730B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP3961100B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2001059646A (ja) | 風呂釜 | |
JP2591238Y2 (ja) | 給湯器およびその燃焼制御装置 | |
JPH05118652A (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP2518560B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JPH11281156A (ja) | 給湯装置 | |
JP2002115860A (ja) | 床暖房器 |