JPH0354367Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354367Y2
JPH0354367Y2 JP1986058657U JP5865786U JPH0354367Y2 JP H0354367 Y2 JPH0354367 Y2 JP H0354367Y2 JP 1986058657 U JP1986058657 U JP 1986058657U JP 5865786 U JP5865786 U JP 5865786U JP H0354367 Y2 JPH0354367 Y2 JP H0354367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot
feels
water
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986058657U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62171755U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986058657U priority Critical patent/JPH0354367Y2/ja
Publication of JPS62171755U publication Critical patent/JPS62171755U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0354367Y2 publication Critical patent/JPH0354367Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス瞬間式給湯機、特に設定温度、入
水温度、流量等を要素として必要熱負荷を演算
し、その演算値に基づいてバーナーの燃焼を制御
するガス瞬間式給湯機に関する。
(従来の技術) 従来のこの種ガス瞬間式給湯機は、設定温度
が、低温(吐出される湯に手等を触れて温かく感
ずる温度、例えば35℃)、適温(肌に快適に感ず
る温度、例えば42℃)、稍高温(熱く感ずる温度、
例えば60℃)、高温(直接手等を触れられない程
度に熱い温度、例えば75℃)という具合に4段階
程度に大まかに決められているだけである。
(考案が解決しようとする課題) しかし乍ら、実際の使用にあたつては使用者の
好みや季節等により決められた4段階の温度以外
にそれらより若干高温或いは低温の湯を使いたい
場合も多々あり、特に最も頻繁に使用される適温
部分においては、適温として予め決められている
温度、例えば、42℃を中心にしてその上下に微調
整したい場合が多く、それが出来ない従来のガス
瞬間式給湯機は決して使い勝手が良いとは云えな
かつた。
本考案は、従来技術が有する上記問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、適
温として決められた温度付近、即ち、最も使用頻
度が高い温度部分においてのみ温度を小刻に設定
できるようにして給湯機の使い勝手を向上させる
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案が講ずる技術
手段は、制御部の演算手段により演算される必要
熱負荷に基づいてバーナーの燃焼を制御するガス
瞬間式給湯機において、湯温が人体に快適に感ず
る温度、温く感ずる温度、稍熱く感ずる温度、非
常に熱く感ずる温度の4段階の温度を設定温度と
して設定可能であり、かつ上記人体に快適に感ず
る温度として定められた温度段階についてはその
温度段階内を複数度の範囲にわたつて1度毎に細
分してその各温度毎に設定可能な温度設定手段を
設けるものである。
(作用) 而して、上記のように構成したガス給湯機にあ
つては、適温として予め定められた所定の温度、
例えば42℃の上下数度の範囲は1℃毎に小刻に温
度を設定することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図において、Aは給湯機本体、Bはコント
ローラーであり、上記給湯機本体Aは1つの熱交
換器5に対して、能力の異なる2つのバーナー
2,3を備え、ガス配管6を介して供給されるガ
スが上記バーナー2,3の双方又は一方で燃焼
し、給水管路7を流動する水が熱交換器5で加熱
されるようになつている。
ガス配管6は中途部で能力が大きい方のバーナ
ー(以下第1バーナーと云う)2に連絡する第1
ガス供給管路6aと、能力が小さい方のバーナー
(以下第2バーナーと云う)3に連絡する第2ガ
ス供給管路6bに分岐しており、上記分岐部より
上流側において元電磁弁8を備えている。
そして、上記第1ガス供給管路6aには、第1
電磁弁9と第1比例制御弁10が、第2ガス供給
管路6bには第2電磁弁11と第2比例制御弁1
2が夫々上流側から順次設けられている。
従つて、第1バーナー2と第2バーナー3は、
いずれも、元電磁弁8が開いた状態で夫々第1、
第2比例制御弁10,12の開度に応じた量のガ
スが供給されることになり、第1、第2比例制御
弁10,12の開度を変え供給ガス量を変化させ
ることにより第1、第2比例制御弁10,12で
制御できる範囲において熱量を変えることができ
る。(以下、斯る熱量制御方式を比例制御と称す) また、上記両バーナー2,3は第1、第2電磁
弁9,11の開閉を繰り返すことにより間歇燃焼
させることができるので、比例制御弁10,12
の開度を一定に保ち、電磁弁9,11の開閉を繰
り返せば、開閉周期の長さ及び開弁時間と閉弁時
間の比を変化させることにより、上記一定に保た
れた比例制御弁10,12の開度で連続燃焼させ
たときの熱量から、電磁弁9,11の開弁時間に
対して閉弁時間を極めて小さくしたときの熱量、
即ち0に近い熱量までの範囲で熱量を変化させる
こともできる。(以下、斯る熱量制御方式を間歇
燃焼制御と称す) 一方、給水管路7には熱交換器5より上流側に
水量センサー13と入水温センサー14が前者を
上流側に配して設けられると共に熱交換器5の下
流側に出湯温センサー15が熱交換器5出口に近
接して設けられる。
上記第1電磁弁9、第1比例制御弁10、第2
電磁弁11、第2比例制御弁12、水量センサー
13、入水温センサー14、出湯温センサー15
は夫々後述する制御部16に電気的に接続し、水
量センサー13は給水管路7を流れる水の量、即
ち流量Qを検出してこれをパルス信号として制御
部16に送る。
上記流量は給水管路末端の水栓(図示せず)の
開度により設定される。
入水温センサー14は熱交換器5への入水温度
Tcを検出し、出湯温センサー15は熱交換器5
からの出湯温度THを検出して、これをA/D変
換器に電圧として送り、該A/D変換器でTc,
THデーターに変換して制御部16へ送る。
一方、コントローラーBは電源スイツチ17、
温度設定手段4及び設定温度表示部18を備えて
おり、給湯機本体Aと別体に設けられ制御部16
に電気的に接続される。
上記温度設定手段4は35℃、42℃、60℃、75
℃、及び42℃を中心としてその上下4℃の範囲の
各温度、即ち、41℃、40℃、39℃、38℃、43℃、
44℃、45℃、46℃のうちから任意の温度を設定温
度Tsとして選択し、選択した設定温度Tsを電圧
としてA/D変換器に送り、Tsデーターに変換
して制御部16へ送ると共に設定温度表示部18
に設定温度を表示する。
上記設定温度手段4で設定できる温度のうち、
35℃は吐出される湯に手等を触れて温かく感ずる
温度であり、38℃乃至46℃は湯に触つたり湯を浴
びたりしたとき人体にとつて快適に感ずる温度で
ある。また60℃は湯に触れたとき熱く感ずる温度
であり、75℃は直接湯に触れないほと熱い温度で
ある。そして35℃、60℃、75℃の湯はそれぞれ特
別の用途以外には使用されることは少なく、また
温度が少々違つても使用感等に大きな影響は生じ
ないが、38℃乃至46℃の湯は入浴、シヤワー、台
所での洗い物等とその使用頻度は前3者に比べて
圧倒的に高く、使用者の好みや、季節等により、
温度の僅かな違いで使用感に大きな差が生じる。
従つて、この使用頻度の高い部分のみ42℃を中
心としてその上下4℃の範囲で、1℃づつ温度を
設定できるようにしてある。
一方、温度設定手段4は2つのタツチスイツチ
式操作ボタン4a,4bを有し、設定温度を下げ
るときには一方4aの、設定温度を上げるときに
は他方4bの操作ボタンを押圧するようになつて
いる。
そしていずれの操作ボタン4a,4bも1回の
押圧操作により設定温度を1段階変えることがで
きる。
設定温度表示部18は設定温度として選択可能
な温度に対応して設定温度の数に相当する数だけ
設けたランプ18′よりなり、温度の設定により、
その温度に対応するランプ18′が点灯する。
コントローラーB表面には各ランプ18′が対
応する設定温度を表示する文字、数字、目盛等が
表記され、35℃は低温、60℃は稍高温、75℃は高
温として、また38℃〜46℃は適温区分として、1
〜9までの段階に数字と目盛で夫々表示される。
制御部16は、給湯機本体A内に配設されてお
り、主としてマイクロコンピユーターからなる。
制御部16は給湯機本体A内に配設されてお
り、必要熱負荷を算出する演算手段1と、該演算
手段1が演算した必要熱負荷に基づき、どのバー
ナーをどの制御方式で燃焼させるかを決定する選
択手段19を有している。
演算手段1は、水量センサー13からのパルス
信号を水量Qデーターに変換して取り込むと共に
温度設定手段4、入水温センサー14、出湯温セ
ンサー15からA/D変換器を経て転送されてく
るTs,Tc,THデーターを取り込み、これらデー
ターに基づいて必要熱負荷F1を算出する。
選択手段19は上記演算手段1が算出した必要
熱負荷F1に応じて、第1、第2電磁弁9,11、
第1、第2比例制御弁10,12に必要な信号を
出し、必要なバーナーを必要な制御方式で燃焼さ
せる。
(効果) 本考案は上記の如く構成したので、使用頻度が
少なく1度や2度の違いが使用感に大した影響を
及ぼさない部分については、湯の温度が温く感じ
られる温度の段階、やや熱く感じられる温度の段
階、直接触れることができないほど熱い温度の段
階に各々所定の温度一つだけを設定することがで
きるのに対して、使用頻度が高く、かつ温度の僅
かな違いが使用者の感応に大きく影響する部分に
ついては複数度の範囲にわたつて一度づつ小刻み
に温度を設定できる。
従つて、使用者の好みや、季節などにより温度
を微調整することができ、使い勝手が非常によ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すガス瞬間式
給湯機の模式図、第2図はブロツク図である。 1:演算手段、2,3:バーナー、4:温度設
定手段、5:熱交換器、16:制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御部が必要熱負荷の演算手段を備え、給湯用
    水栓の開度により任意に決定される流量、熱交換
    器への入水温度、熱交換器からの出湯温度、予め
    設定した設定温度等に基づいて上記演算手段によ
    り演算される必要熱負荷に応じてバーナーの燃焼
    を自動制御するガス瞬間式給湯機において、湯の
    温度が人体に快適に感ずる温度、温く感ずる温
    度、稍熱く感ずる温度、非常に熱く感ずる温度の
    4段階の温度を設定温度として設定可能であり、
    かつ上記人体に快適に感ずる温度として定められ
    た温度段階についてはその温度段階内を複数度の
    範囲にわたつて1度毎に細分してその各温度毎に
    設定可能な温度設定手段を備えることを特徴とす
    るガス給湯機。
JP1986058657U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0354367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986058657U JPH0354367Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986058657U JPH0354367Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62171755U JPS62171755U (ja) 1987-10-31
JPH0354367Y2 true JPH0354367Y2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=30889426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986058657U Expired JPH0354367Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354367Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869349A (ja) * 1981-10-21 1983-04-25 Rinnai Corp 能力切換型瞬間湯沸器における湯温調節装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869349A (ja) * 1981-10-21 1983-04-25 Rinnai Corp 能力切換型瞬間湯沸器における湯温調節装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62171755U (ja) 1987-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0354367Y2 (ja)
JPH0354265B2 (ja)
JPH0573455U (ja) 給湯機の温度設定装置
CN208419232U (zh) 一种智能热水器
JP2913728B2 (ja) 給湯装置
JP3050905B2 (ja) ガス給湯器などにおける湯温制御方法
CN206247646U (zh) 一种恒温热水器
JP3869548B2 (ja) ガス給湯器
JPH08607Y2 (ja) 冷温シャワーの温度制御装置
JPS6229881Y2 (ja)
JPH0447532Y2 (ja)
JPH035813Y2 (ja)
JPS6222956A (ja) ガス瞬間式給湯機
JPH0531480Y2 (ja)
JP2861206B2 (ja) 給湯装置
CN113048646A (zh) 一种即热式水加热装置及温度调节方法
JPH0213855Y2 (ja)
JPH0230680Y2 (ja)
JPS5942603Y2 (ja) 温水ボイラ−用リモ−ト操作装置
JPH01269855A (ja) 湯沸装置
TWM647808U (zh) 感應式水龍頭之多段溫度感應切換裝置
JPH0332930Y2 (ja)
JPS602522Y2 (ja) 温水ボイラ−用リモ−ト操作装置
JPS6349657A (ja) 給湯器の制御装置
JPH0248809B2 (ja)