JPH035813Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035813Y2 JPH035813Y2 JP16515684U JP16515684U JPH035813Y2 JP H035813 Y2 JPH035813 Y2 JP H035813Y2 JP 16515684 U JP16515684 U JP 16515684U JP 16515684 U JP16515684 U JP 16515684U JP H035813 Y2 JPH035813 Y2 JP H035813Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- length
- faucet
- control
- piping
- Prior art date
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、設定温度を出湯温度との偏差に応じ
て加熱量を制御する比例制御式給湯器に関し、詳
しくは、配管条件に対応して器具の出湯特性を切
替え、良好な出湯が得られるように改善されたも
のに関する。
て加熱量を制御する比例制御式給湯器に関し、詳
しくは、配管条件に対応して器具の出湯特性を切
替え、良好な出湯が得られるように改善されたも
のに関する。
（従来の技術と考案が解決しようとする課題）
従来、比例制御式給湯器では、出湯温度を検出
する出湯温検出部が器具内に組込まれているの
で、実際に蛇口から出湯される湯温が設定温度に
到達するのに要する時間は器具からその蛇口に至
るまでの配管の長さ、断熱被覆の有無などの配管
条件により異なつてくるのが欠点である。
する出湯温検出部が器具内に組込まれているの
で、実際に蛇口から出湯される湯温が設定温度に
到達するのに要する時間は器具からその蛇口に至
るまでの配管の長さ、断熱被覆の有無などの配管
条件により異なつてくるのが欠点である。
即ち、配管長さが長い分配管内の冷水量が多
く、上記した蛇口から設定温度の湯が出湯される
までの時間が長くなり、出湯の立上りが遅くなる
ものである。又かかる配管長さは、施工現場によ
り異なるのは当然であり、従つて制御回路側で一
義的に例えば燃料供給量を制御して上記した不都
合を解消することはできないものであつた。
く、上記した蛇口から設定温度の湯が出湯される
までの時間が長くなり、出湯の立上りが遅くなる
ものである。又かかる配管長さは、施工現場によ
り異なるのは当然であり、従つて制御回路側で一
義的に例えば燃料供給量を制御して上記した不都
合を解消することはできないものであつた。
（考案の目的）
本考案は上述した従来例における配管長さが長
い場合の出湯の立上りを改善し、良好な出湯が得
られる比例制御式給湯器を提供せんとするもので
ある。
い場合の出湯の立上りを改善し、良好な出湯が得
られる比例制御式給湯器を提供せんとするもので
ある。
（実施例）
第１図中、１は熱交換器、２は出湯温検出部、
３はバーナ１０へのガス量を制御する燃料比例制
御弁、４は蛇口、５は配管、８は出湯温を設定す
る遠隔操作部、７は例えばマイクロコンピユータ
よりなる制御回路、６は制御定数選択スイツチで
ある。前記制御回路７には、第２図に示すよう
に、積分演算回路７１と微分演算回路７２と比例
演算回路７３とが組込まれる。前記制御定数選択
スイツチ６は、例えば、配管５の長さに対応して
積分演算回路７１の積分定数を段階的に切替えら
れるように構成される。ここでは、配管長１ｍ，
３ｍ，５ｍ，10ｍの４段階に分けて配管長が長い
程定数が小さくなるよう切替えられるように構成
されているが、さらに細かに段階分けすることも
可能であり、又、さらに長い配管長について別の
段階を設けることも可能である。
３はバーナ１０へのガス量を制御する燃料比例制
御弁、４は蛇口、５は配管、８は出湯温を設定す
る遠隔操作部、７は例えばマイクロコンピユータ
よりなる制御回路、６は制御定数選択スイツチで
ある。前記制御回路７には、第２図に示すよう
に、積分演算回路７１と微分演算回路７２と比例
演算回路７３とが組込まれる。前記制御定数選択
スイツチ６は、例えば、配管５の長さに対応して
積分演算回路７１の積分定数を段階的に切替えら
れるように構成される。ここでは、配管長１ｍ，
３ｍ，５ｍ，10ｍの４段階に分けて配管長が長い
程定数が小さくなるよう切替えられるように構成
されているが、さらに細かに段階分けすることも
可能であり、又、さらに長い配管長について別の
段階を設けることも可能である。
尚、第３図ａは出湯温検出部２における出湯特
性線図、第３図ｂは配管５が短い場合の蛇口４で
の出湯特性線図、第３図ｃは配管５が長い場合の
蛇口４での出湯特性線図である。
性線図、第３図ｂは配管５が短い場合の蛇口４で
の出湯特性線図、第３図ｃは配管５が長い場合の
蛇口４での出湯特性線図である。
このように構成された本考案では、制御定数選
択スイツチ６を例えば１ｍの段階に切替えること
により積分定数は比較的大きな値となり、出湯温
検出部２において第３図ａの実線で示すような比
較的立上りが遅く、オーバシユートの小さい出湯
特性を得ることができ、又、前記制御定数選択ス
イツチ６を例えば10ｍの段階に切替えることによ
り積分定数は小さな値となつて、第３図ａの点線
で示すように比較的立上りが急で、オーバシユー
トの大きい出湯特性を得ることができる。制御回
路の制御定数を前述の１ｍの段階に選択した場
合、配管５の長さが１ｍであれば、蛇口４におい
ては配管５内の冷水量が少ない為、比較的立上り
の遅い出湯特性であつても、第３図ｂに示すよう
に短時間で設定温度の出湯が得られる。
択スイツチ６を例えば１ｍの段階に切替えること
により積分定数は比較的大きな値となり、出湯温
検出部２において第３図ａの実線で示すような比
較的立上りが遅く、オーバシユートの小さい出湯
特性を得ることができ、又、前記制御定数選択ス
イツチ６を例えば10ｍの段階に切替えることによ
り積分定数は小さな値となつて、第３図ａの点線
で示すように比較的立上りが急で、オーバシユー
トの大きい出湯特性を得ることができる。制御回
路の制御定数を前述の１ｍの段階に選択した場
合、配管５の長さが１ｍであれば、蛇口４におい
ては配管５内の冷水量が少ない為、比較的立上り
の遅い出湯特性であつても、第３図ｂに示すよう
に短時間で設定温度の出湯が得られる。
しかしながら、このような出湯特性で配管長が
10ｍであると、蛇口４においては、第３図ｃの実
線で示すように、配管内の冷水が多い為、立上り
が遅い出湯となる。そこで、制御定数選択スイツ
チ６を配管長に合わせて10ｍの段階に切替える
と、積分定数が小さな値に切替わり、出湯温検出
部２での出湯特性が第３図ａ点線の立上りが急で
オーバシユートの大きい出湯特性となる。かかる
特性の出湯で配管長が短い場合は、オーバシユー
ト分の高温水が冷水に吸収されないまま蛇口４か
ら出湯されて、使用者に不快感を与えるものであ
るが、その特性の出湯は配管長の長い場合に行う
ことにより、蛇口４に至る配管内の冷水に該オー
バシユート分の高温水が混合されることにより、
蛇口４からの出湯時にはオーバシユートが解消さ
れると共に上記混合による冷水の温度上昇によ
り、第３図ｃの点線で示すように、従来の立上り
の遅れが改善されることになる。
10ｍであると、蛇口４においては、第３図ｃの実
線で示すように、配管内の冷水が多い為、立上り
が遅い出湯となる。そこで、制御定数選択スイツ
チ６を配管長に合わせて10ｍの段階に切替える
と、積分定数が小さな値に切替わり、出湯温検出
部２での出湯特性が第３図ａ点線の立上りが急で
オーバシユートの大きい出湯特性となる。かかる
特性の出湯で配管長が短い場合は、オーバシユー
ト分の高温水が冷水に吸収されないまま蛇口４か
ら出湯されて、使用者に不快感を与えるものであ
るが、その特性の出湯は配管長の長い場合に行う
ことにより、蛇口４に至る配管内の冷水に該オー
バシユート分の高温水が混合されることにより、
蛇口４からの出湯時にはオーバシユートが解消さ
れると共に上記混合による冷水の温度上昇によ
り、第３図ｃの点線で示すように、従来の立上り
の遅れが改善されることになる。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案は、制御回路にそ
の制御定数を配管長に対応して切替える制御定数
選択スイツチを付設するので、配管長に対応して
前記制御定数選択スイツチを切替えることにより
蛇口において配管長さが原因である立上りの遅れ
を改善し、オーバシユートがない理想的な出湯特
性を得ることができ、配管長と無関係に常に最適
の使用感が得られる。
の制御定数を配管長に対応して切替える制御定数
選択スイツチを付設するので、配管長に対応して
前記制御定数選択スイツチを切替えることにより
蛇口において配管長さが原因である立上りの遅れ
を改善し、オーバシユートがない理想的な出湯特
性を得ることができ、配管長と無関係に常に最適
の使用感が得られる。
第１図は本考案の一実施例を示す全体構成図、
第２図は同要部の制御回路図、第３図は出湯特性
線図である。 １……熱交換器、３……燃料比例制御弁、６…
…制御定数選択スイツチ、７……制御回路、１０
……バーナ。
第２図は同要部の制御回路図、第３図は出湯特性
線図である。 １……熱交換器、３……燃料比例制御弁、６…
…制御定数選択スイツチ、７……制御回路、１０
……バーナ。
Claims (1)
- 熱交換器と、熱交換器を加熱するバーナと、こ
のバーナへの燃料供給量を制御する燃料比例制御
弁と、当該比例制御弁を制御する制御回路を設け
たものにおいて、上記制御回路にその制御定数を
配管長に対応して切替える制御定数選択スイツチ
を設けたことを特徴とする比例制御式給湯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16515684U JPH035813Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16515684U JPH035813Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6179148U JPS6179148U (ja) | 1986-05-27 |
| JPH035813Y2 true JPH035813Y2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=30723017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16515684U Expired JPH035813Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH035813Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP16515684U patent/JPH035813Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6179148U (ja) | 1986-05-27 |
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