JPH0811843A - 現像所用自動梱包装置 - Google Patents

現像所用自動梱包装置

Info

Publication number
JPH0811843A
JPH0811843A JP14906494A JP14906494A JPH0811843A JP H0811843 A JPH0811843 A JP H0811843A JP 14906494 A JP14906494 A JP 14906494A JP 14906494 A JP14906494 A JP 14906494A JP H0811843 A JPH0811843 A JP H0811843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
bag
negative
roll
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14906494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2650853B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Nozawa
康弘 野澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Esector Ltd
Original Assignee
Fanuc Business KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Business KK filed Critical Fanuc Business KK
Priority to JP14906494A priority Critical patent/JP2650853B2/ja
Publication of JPH0811843A publication Critical patent/JPH0811843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650853B2 publication Critical patent/JP2650853B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真現像所においてネガ及びプリントをDP
袋に挿入する袋詰め工程を自動化する事が出来て、しか
もプリント、ネガ、DP袋が同一顧客のものであるか否
かの確認作業を正確に行う事が出来る現像所用自動梱包
装置の提供。 【構成】 DP袋を所定位置まで搬送する第1のロボッ
ト(10)と、ネガ及びプリントを所定位置まで搬送す
る第2のロボット(9)と、DP袋の識別記号を読み取
るDP袋用センサ(19)と、プリントロール(4)の
識別記号を読み取るプリントロール用センサ(42)を
備え且つプリントロール(4)を個々のプリントに裁断
するプリントロール用カッタ(1)と、ネガロール(1
8)の識別記号を読み取るネガロール用センサ(2)を
備え且つネガロール(18)を裁断するネガロール用カ
ッタ(1)と、前記DP袋用センサ(19)の出力とプ
リントロール用センサ(42)の出力とネガロール用セ
ンサ(2)の出力から、所定位置まで搬送されたDP袋
とプリントとネガとが同一顧客のものであるか否かを判
断する判断手段(21)、とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真現像所において現
像されたネガ及びプリントの袋詰め工程を自動化する現
像所用自動梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真現像所(所謂「ラボ」)では、ネガ
及びプリントの袋詰めは、昼夜を問わず人手によって行
われている。これは、写真現像所においては内容物の照
合(プリント、ネガ、DP袋が同一顧客のものであるか
否かの確認作業)・検品(現像ミスの有無等のチェッ
ク)工程が最も重要視されていること、それにも拘らず
内容物の照合・検品機能を合わせ持つ装置は未だに開発
されていないためである。
【0003】ここで、写真現像所におけるこれ等の作業
は、配送の関係上、主として夜間に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した通り
写真現像所におけるネガ及びプリントの袋詰め工程は人
手による作業であるため、作業時間のピークが夜間にな
ってしまうことは、労働条件の悪化を意味する事とな
り、作業員の健康管理や必要な作業人員数の確保等の点
で問題を有している。
【0005】また、人手による作業であるため、内容物
の照合、検品工程での人為的誤りを防ぐことが困難であ
る。
【0006】さらに、人手により内容物の照合、検品、
を行うため、作業員が視覚により適・不適を認識できる
様に目印的なラベル等を発行して貼付する必要があり、
該ラベルの発行及び添付作業に費やされる労力及びコス
トの点でも問題がある。
【0007】本発明は上述した様な従来技術の問題点に
鑑みて提案されたもので、写真現像所においてネガ及び
プリントをDP袋に挿入する袋詰め工程を自動化する事
が出来て、しかもプリント、ネガ、DP袋が同一顧客の
ものであるか否かの確認作業を正確に行う事が出来る現
像所用自動梱包装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の現像所用自動梱
包装置は、DP袋を所定位置まで搬送する第1のロボッ
トと、ネガ及びプリントを所定位置まで搬送する第2の
ロボットと、DP袋の識別記号を読み取るDP袋用セン
サと、プリントロールの識別記号を読み取るプリントロ
ール用センサを備え且つプリントロールを個々のプリン
トに裁断するプリントロール用カッタと、ネガロールの
識別記号を読み取るネガロール用センサを備え且つネガ
ロールを裁断するネガロール用カッタと、前記DP袋用
センサの出力とプリントロール用センサの出力とネガロ
ール用センサの出力から、所定位置まで搬送されたDP
袋とプリントとネガとが同一顧客のものであるか否かを
判断する判断手段、とを含んでいる。
【0009】
【作用】上記の様な構成を具備する本発明の現像所用自
動梱包装置によれば、第1のロボットによりDP袋を所
定位置まで搬送し、第2のロボットによりネガ及びプリ
ントを当該所定位置まで搬送する。そして、公知の手法
によりネガ及びプリントをプリントケース(第1のロボ
ットにより、DP袋と共に搬送されたもの)に挿入し
て、DP袋内に挿入する。ここで、DP袋用センサによ
りDP袋の識別記号が読み取られ、プリントロール用セ
ンサによりプリントロールの識別記号を読み取られ、ネ
ガロール用センサによりネガロールの識別記号が読み取
られている。すなわち、第1及び第2のロボットで搬送
される対象物(ネガ、プリント、DP袋)は、その識別
記号がそれぞれ対応するセンサにより全て読み取られて
いる。従って、センサからの出力を制御手段へ出力すれ
ば、制御手段は所定位置まで搬送されたDP袋とプリン
トとネガとが同一顧客のものであるか否かを判断する事
が出来るのである。
【0010】この様に、本発明の現像所用自動梱包装置
によれば、袋詰め工程及び照合工程では、従来技術とは
異なり、人手を必要としない。そして、DP袋とプリン
トとネガとが同一顧客のものであるか否かの判断は、セ
ンサの出力に基づいてコンピュータ等の制御手段により
行われるので、作業員の手作業における様な人為的な誤
り、例えば識別記号の読み違え、判断ミス等、が完全に
防止される。すなわち、本発明によれば、作業そのもの
を自動化すると共に、データの照合機能を併せ持つこと
で袋詰め作業中の誤りを防止し、且つバーコードラベル
等を廃止することで製造原価の低減を実現する事が出来
るのである。
【0011】さらに料金計算、印刷、顧客データの検索
機能までを網羅した総合装置として適用する事も可能で
ある。
【0012】本発明の現像所用自動梱包装置は、現像所
の処理するフィルム本数に応じて1台もしくは複数台用
意され、ロール状のネガ及びプリント、顧客に渡される
梱包用の袋(プリントケース)を1回に約100オーダ
ー分だけセットすることが出来る。これによって、約2
0分間の自動運転が可能となる。
【0013】そして、昼夜を問わず行われていた梱包及
び内容物の照合作業のため従来に確保されていた作業員
を、1、2名の装置の監視及び材料補給用人員に削減す
ることができる。
【0014】
【好ましい態様】本発明の実施に際して、実際に袋詰め
を行う汎用ロボット及びその周辺機器と、内容物の照合
を行う制御手段、例えばパーソナルコンピュータ(パソ
コン)、とによって構成され、それぞれを統一して制御
できる操作盤にてオペレータが起動指令をすることによ
って自動的に一連の作業を人手の介在なしに行うことが
好ましい。
【0015】そして、上記装置は夜間作業を想定し、最
低の監視要員のみで稼働可能な機能及び操作性を有する
ことが望ましい。
【0016】また、袋詰めを行うために必要な資材であ
るDP袋そのものや、内容物であるネガ及びプリントを
それぞれネガロール、プリントロールとして装置にセッ
トする必要があるが、特別な技能がなくても安易にセッ
トできる構造とすることが好ましい。
【0017】ここで、セットされるネガ及びプリント
は、搬送や取扱いを簡易化するためロール状にしておく
ことが望ましく、人間が持ち運びするという前提の下、
重量は5Kg程度になる様に、ボリュームを設定するこ
とが好ましい。
【0018】また、人手による照合の誤りを防止するた
め、DP袋やネガ、プリントに記載及び印字されている
データを対応するセンサでそれぞれ読み取り、制御手段
(例えばパソコン)にて自動照合を行い、DP袋とプリ
ントとネガとが同一顧客のものであるか否かを判断結果
を必要なデータとしてメモリ等の様な記憶媒体内に記憶
させると共に、監視者に通知する手段を備えていること
が好ましい。
【0019】さらに、内容物の照合工程に加えて、現像
状態の良、不良或いは焼き直しの必要の有無を判定する
検品工程を行うのが好ましい。そして、検品工程を実行
するのに必要なデータを制御手段内(例えばパソコンの
メモリ)に記憶すると共に、不良品の有無に関する情報
を監視者(オペレータ)に通知する手段、不良品が存在
する場合には当該不良品を区別して排出するための構
造、を備えていることが好ましい。
【0020】また、現像料金の算出を容易且つ確実に行
うため、計算の基礎となる現像枚数及びプリントサイズ
等のデータが、制御手段を構成するコンピュータによっ
て顧客ごとに管理されているのが好ましい。この様に構
成した場合に、従来の様にDP袋そのものにバーコード
ラベルを貼付し、読み取る必要を無くして、視覚による
分類用のラベルそのものを廃止するのが好ましい。
【0021】さらに、現像料金計算の基礎となるデータ
をコンピュータの通信回線で送信することによって、納
品書及び請求書を1箇所で集中発行する様に構成するの
が好ましい。
【0022】本発明の実施に際して、DP袋、ネガ及び
プリントを搬送する第1及び第2のロボットは、搬送対
象物を損傷したり或いは後日問題となる類の痕跡を残さ
ない様に、その動作が考慮されており或いは把持部分の
材質が選択されていることが望ましい。
【0023】そして、本発明の装置が据え付けの際に占
有するスペースは、従来において人手で照合或いは検品
工程を行っていた際に必要であったスペースと同レベル
で実現するのが望ましい。
【0024】なお、本発明の装置下面にキャスタを取り
付け、簡単に移動出来る様に構成するのが好ましい。
【0025】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
について説明する。
【0026】図1、2、3において、本発明の現像所用
自動梱包装置は、装置本体フレーム20上にロボット9
(第2のロボット)、ロボット10(第1のロボット)
及びオートカッタ3(プリントロールの識別記号を読み
取るプリントロール用センサを備え且つプリントロール
を個々のプリントに裁断するプリントロール用カッ
タ)、フィルムシートカッタ1(ネガロールの識別記号
を読み取るネガロール用センサを備え且つネガロールを
裁断するネガロール用カッタ)等を配置し、現像所の様
々なレイアウトに適用できるように装置本体フレーム2
0ごと移動可能な構造となっている。さらに詳しくは、
奥行き2000mm程度の略四角形で、高さ方向は600
mm程度を有し、内部にロボットの制御部15等を内蔵で
きる構造としている。なお装置本体の移動に関してはキ
ャスタ17を用いる。
【0027】またプリント及びネガを自動袋詰めするに
あたり、ハンドリングロボット9及び10を対向して設
置している。詳しくは図4で示す様に、ロボット10
は、プリントケース6やDP袋7をハンドリングするロ
ボットハンドとよばれる真空吸着部25を装着してい
る。また、図5で示す様に、ロボット9はハンド26を
装着しており、該ハンド26は、ネガ及びプリントをソ
ータ5及びフイルムシートカッタ1から取出し、袋詰め
ステーション11にてプリントケース6の中にプリント
及びネガを挿入する。そして、計2台のロボット9、1
0にて一連の自動梱包作業を行うのである。
【0028】さらに、ネガ及びプリント、DP袋の照合
に関しては、それぞれフイルムシートカッタ1のバーコ
ード読み取り部2(ネガロールの識別記号を読み取るネ
ガロール用センサ)、オートカッタ3(プリントロール
の識別記号を読み取るプリントロール用センサ)、DP
袋に印刷されているバーコードを読み取るバーコードス
キャナ19(DP袋の識別記号を読み取るDP袋用セン
サ)から、それぞれ情報を装置内部のパーソナルコンピ
ュータ21(前記DP袋用センサの出力とプリントロー
ル用センサの出力とネガロール用センサの出力から、所
定位置まで搬送されたDP袋とプリントとネガとが同一
顧客のものであるか否かを判断する判断手段:図3参
照)に送信する。そして、コンピュータ21内で照合
し、照合内容が不一致の場合はブザー等にて監視員に通
知すると共に、現像所用自動梱包装置を停止する。
【0029】また、装置内蔵のパーソナルコンピュータ
21での照合作業時、内容物の不一致が確認された場
合、正常品の出庫口13には排出せず、不良品用シュー
ト8に出庫して良品と区別する。それと共にオペレータ
による現物の確認を行う。
【0030】制御手段であるパーソナルコンピュータ2
1での照合作業に際して、現像不良品が含まれている場
合、オートカッタ3よりその有無及び枚数が通知され
る。その場合は、正常品の出庫口13には移動させず、
「リメーク品」と呼ばれる焼き直しが必要なオーダーと
して出庫口14に出庫する。
【0031】オートカッタ3から1枚づつ出てくるプリ
ントに関し、良品及び不良品を区別する機構として、図
示の実施例ではソータ5(図6)を設けている。このソ
ータ5では、プリントを上下のポケットに分けてストッ
クする。その場合、図5におけるロボット9のメカニカ
ルハンドがプリントを取出し易い様に、ソータ5のスト
ック部12は、プリントが整列した状態にて平たく重な
る様に構成されている。
【0032】図7において、フィルムシートカッタ1の
出口部分にあたるフィルムシート巻き取り部16におい
て、フィルムシートを一定方向に巻き取り、さらにロー
ルから顧客毎にネガフィルムを切り離す機構を設けるこ
とにより、図5で示すロボット9がフィルムシートを把
持しやすいようにしている。
【0033】図8において、作業者によるプリントケー
ス及びDP袋の補充作業を簡易的及び正確に行い、且つ
安全を確保するため、ロボット9及び10の動作できる
範囲から外れた領域において補充作業が可能となる様に
構成されている。すなわち、プリントケースセット位置
22及びDP袋セット位置23にガイド24を設け、オ
ペレータがプリントケース6及びDP袋7をセットする
際の基準となる様に構成している。
【0034】次に、主として図1、図9、図10を参照
して、図示の実施例の作動の詳細を説明する。ここで、
図9は図示の実施例の現像所用自動梱包装置のブロック
図であり、図1で示すのと同一の符号を用いている。
【0035】先ず、DP袋、プリントケースを作業者の
手作業にてセットする(図10:ステップS1)。具体
的には、プリントケースを装置本体フレーム20の外部
の位置6B(図1では2点左遷で示す)に配置して、D
P袋を位置7Bに配置すれば、図示しない公知の機構
(図9では符号40で示す)により、DP袋及びプリン
トケースは、第1のロボット10近傍の位置(図1で実
線で示す位置)まで移動されるのである。また、現像さ
れたプリントがロール状になったプリントロール4が、
オートカッタ3にセットされ(ステップS2)、現像さ
れたネガがロール状になったネガロール18がフィルム
シートカッタ1にセットされる(ステップS3)。
【0036】オートカッタ3においては、内蔵されてい
るプリントロール用センサ42(図9)によりプリント
の識別記号であるマーク(公知のマーク:図示せず)が
読み取られ(ステップS4)、ロール状に連続してつな
がっているプリントが1枚ずつ裁断される(ステップS
5)。そして、裁断されたプリントについて、オーダー
(1顧客の1注文)毎に読み取られるマークから、裁断
された個々のプリントのペーパーナンバーを確認し、同
時に、リメーク品選別センサ44(図9)によりリメー
ク品の有無を確認し、更にその枚数を確認する(ステッ
プS6)。
【0037】ここで、リメーク品選別センサ44により
リメーク品が発見されなかった場合には(ステップS7
がNO)、ステップS5で裁断された全てのプリント
は、オートカッタ3の端部に設けられたソータ5の上段
位置5U(図6)に送られる(ステップS8)。リメー
ク品が発見された場合には(ステップS7がYES)、
欠陥が無いプリント(所謂「OK品」)はソータ5の上
段位置5Uに送られ、リメーク品はソータ5の下段位置
5D(図6)に送られる(ステップS9)。そして、ソ
ータ5の上段位置5U或いは下段位置5Dに送られたプ
リントは、OK品もリメーク品もロボット9により、袋
詰ステーション11へ搬送される(ステップS10)。
【0038】フィルムシートカッタ1においては、ステ
ップS3において該カッタ1の巻取り部にロール状にセ
ットされたネガロールが、ネガロール用センサ2により
その識別記号であるバーコード(図示せず)を読み取ら
れる(ステップS11)。そして、このバーコードか
ら、ネガシートのシーケンスナンバーを確認する(ステ
ップS12)。その後、オーダー毎にネガを巻取り、カ
ッタ1にて切断する(ステップS13)。ステップS1
3でオーダー毎に切断されたネガは、ロボット9によ
り、袋詰ステーションに搬送される(ステップS1
4)。
【0039】ステップS1でセットされ且つ図1におい
て実線で示す様に(ロボット10の近傍に位置する様
に)配置されたプリントケース6はロボット10により
符号B11Sで示す位置に搬送され、DP袋7はロボッ
ト10により袋詰ステーション11へ搬送される(ステ
ップS15)。DP袋7は、袋詰ステーション11にお
いて、DP袋センサ19により、その識別記号(例え
ば、店コード及び受付ナンバーを表示するコード)が読
み取られ(ステップS16)、店コード及び受付ナンバ
ーが確認される(ステップS17)。
【0040】ステップS10で搬送されたプリント及び
ステップS14で搬送されたネガは、符号B11Sで示
す位置に配置されたプリントケース6A内に挿入される
(ステップS18)。そして、ピストン・シリンダユニ
ット46により、プリント及びネガが挿入されたプリン
トケース6Aは、袋詰ステーション11に配置されてい
るDP袋7A内に挿入される(ステップS19)。
【0041】この段階で、ステップS6で確認された個
々のプリントのペーパーナンバー、ステップS12で確
認されたネガシートのシーケンスナンバー、ステップS
17で確認された店コード及び受付ナンバーが、パソコ
ン等の制御手段21により照合される(ステップS2
0)。そして、これ等のナンバーが、同一のオーダー或
いは顧客を示しているか否かを判断する(ステップS2
1)。
【0042】プリントのペーパーナンバー、ネガシート
のシーケンスナンバー、DP袋の店コード及び受付ナン
バーが同一のオーダー或いは同一の顧客に関するもので
ない場合には(ステップS21がNO)、DP袋とネガ
とプリントとの組み合わせが間違えられている「NG
品」であると判定されて、NG品搬出シュート8(不良
品シュート:図2参照)により、不良品用排出口へ向け
て出庫される(ステップS22)。
【0043】プリントのペーパーナンバー、ネガシート
のシーケンスナンバー、DP袋の店コード及び受付ナン
バーが同一のオーダー或いは同一の顧客に関するもので
あれば(ステップS21がYES)、ステップS7で確
認されたリメーク品の有無が再確認される(ステップS
23)。そして、リメーク品があれば(ステップS23
がYES)、リメーク工程へ出荷される(ステップS2
4)。そして、リメーク品が無ければ(ステップS23
がNO)、正常品として出荷される(ステップS2
5)。
【0044】上述したステップS18及びS19(図1
0)について、図11−13を参照して詳細に説明す
る。図11において、ステップS10(図10)で搬送
されたプリント及びステップS14(図10)で搬送さ
れたネガは、位置B11Sに配置されたプリントケース
6A内に挿入される(ステップS18:図10)。図1
0における矢印Iは、その挿入方向を示している。
【0045】挿入を容易にするため、図12で示す様
に、プリントケース6Aの位置60を部材61で上方に
持ち上げると共に、プリントケース6Aの位置62(4
箇所)を部材64で吸着して保持する。その結果、プリ
ントケース6Aの内部空間6I内に、プリント及びネガ
を容易に挿入出来るのである。
【0046】ここで、プリントケース6或いは6Aの
内、図11では上半分の部分H6は2つ折り込み用アー
ム50上に載置されている。駆動源52によりラック5
4が矢印Mで示す様に直線往復運動を行うと、ラック5
2と係合するピニオン56が回転し、回動軸58も矢印
Rで示す様に回転するので、2つ折り込み用アーム50
はプリントケース6Aを2つ折りにする方向に回動す
る。
【0047】プリントケース6Aを2つ折りした後、ピ
ストン・シリンダユニット46を伸長することにより、
プリント及びネガが挿入されたプリントケース6Aが袋
詰ステーション11に配置されているDP袋7A内に挿
入される(ステップS19)のである。
【0048】2つ折りしたプリントケース6AをDP袋
7A内に挿入するに際しては、プリントケース6Aは案
内部材64(図11)及びガイド65(図11)により
案内される。ここで案内部材64は矢印F方向に進行し
て、DP袋7Aの下方端部7LE(図13)を押さえ付
けている。それと共に、位置66は部材67(図13)
で吸着されて上方に持ち上げられ、且つ、位置68(2
箇所:図11)は部材69(図13)が吸着して固定保
持する。その結果、DP袋7Aの開口部7Oは広げら
れ、プリントケース6Aの挿入が容易である。
【0049】なお、図11、13において、符号70は
出庫口13への搬送手段を示している。
【0050】ここで、図示の実施例はあくまでも例示で
あり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨のものではな
く、また、本発明は種々の変更、変形が可能である事を
付記する。
【0051】
【発明の効果】以上説明した本発明の作用効果を、以下
に列挙する。 (1) 簡単な操作にて、自動的に、ネガ及びプリント
を梱包することが出来る。 (2) 作業人員数を減少する事が出来る。 (3) 複数台を使用したり、夜間に使用することによ
り、自動化、人手の削減による効果が更に増大する。 (4) プリント、ネガ、DP袋が同一顧客或いは同一
オーダーに係るものであるか否かの照合作業に際して、
コンピュータ等を用いた自動制御による照合に切り替え
たことにより、人手による作業では完全に防止すること
ができなかった照合ミスを、完全に防止することができ
る。 (5) 自動化により、作業速度、作業効率が向上す
る。 (6) コンピュータの通信回線にてデータ送信する手
法を採用すれば、バーコードラベルそのものを廃止する
ことができ、原価の低減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の斜視図。
【図2】図1の実施例の平面図。
【図3】図1の実施例の要部断面図。
【図4】図1の実施例で用いられるロボット(第1のロ
ボット)の斜視図。
【図5】図1の実施例で用いられるロボット(第2のロ
ボット)の斜視図。
【図6】図1の実施例で用いられるソータの要部斜視
図。
【図7】図1の実施例で用いられるフィルムシートカッ
タの巻き取り部の要部斜視図。
【図8】図1の実施例で用いられるプリントケース及び
DP袋補充位置の要部斜視図。
【図9】図1の実施例のブロック図。
【図10】図1の実施例の作動フローチャートを示す
図。
【図11】DP袋に袋詰する機構を示す平面図。
【図12】図11で示す機構のプリントケース側の部分
の作動を示す正面図。
【図13】図11で示す機構のDP袋側の部分の作動を
一部断面で示す側面図。
【符号の説明】
1・・・フィルムシートカッタ(ネガロール用カッタ) 2・・・バーコード読み取り部(ネガロール用センサ) 3・・・オートカッタ(プリントロール用カッタ) 4・・・プリントロール 5・・・ソータ 6・・・プリントケース 7・・・DP袋 8・・・不良品シュート 9・・・ネガ、フィルムハンドリング用ロボット(第2
のロボット) 10・・・プリントケース、DP袋ハンドリング用ロボ
ット(第1のロボット) 11・・・袋詰ステーション 12・・・ストック部 13・・・出庫口 14・・・出庫口 15・・・ロボット制御部 16・・・フィルムシート巻き取り部 17・・・キャスタ 18・・・ネガロール 19・・・バーコードスキャナ(DP袋用センサ) 20・・・本体フレーム 21・・・パーソナルコンピュータ 22・・・プリントケースセット位置 23・・・DP袋セット位置 24・・・ガイド 25・・・真空吸着部 26・・・ハンド 42・・・プリントロール用センサ 44・・・リメーク品選別センサ 46・・・ピストン・シリンダユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DP袋を所定位置まで搬送する第1のロ
    ボットと、ネガ及びプリントを所定位置まで搬送する第
    2のロボットと、DP袋の識別記号を読み取るDP袋用
    センサと、プリントロールの識別記号を読み取るプリン
    トロール用センサを備え且つプリントロールを個々のプ
    リントに裁断するプリントロール用カッタと、ネガロー
    ルの識別記号を読み取るネガロール用センサを備え且つ
    ネガロールを裁断するネガロール用カッタと、前記DP
    袋用センサの出力とプリントロール用センサの出力とネ
    ガロール用センサの出力から、所定位置まで搬送された
    DP袋とプリントとネガとが同一顧客のものであるか否
    かを判断する判断手段、とを含む事を特徴とする現像所
    用自動梱包装置。
JP14906494A 1994-06-30 1994-06-30 現像所用自動梱包装置 Expired - Lifetime JP2650853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14906494A JP2650853B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 現像所用自動梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14906494A JP2650853B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 現像所用自動梱包装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0811843A true JPH0811843A (ja) 1996-01-16
JP2650853B2 JP2650853B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=15466891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14906494A Expired - Lifetime JP2650853B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 現像所用自動梱包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2650853B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103921994A (zh) * 2014-04-11 2014-07-16 龙岩烟草工业有限责任公司 箱装缺条检测装置的自诊断方法及系统
WO2018008558A1 (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 川崎重工業株式会社 ワークの袋詰め装置
JP7150369B1 (ja) * 2020-12-09 2022-10-11 スターテクノ株式会社 包装体制御装置及びその包装体制御装置を備えた物品収納装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103921994A (zh) * 2014-04-11 2014-07-16 龙岩烟草工业有限责任公司 箱装缺条检测装置的自诊断方法及系统
WO2018008558A1 (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 川崎重工業株式会社 ワークの袋詰め装置
JP2018002261A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 川崎重工業株式会社 ワークの袋詰め装置
CN109328165A (zh) * 2016-07-04 2019-02-12 川崎重工业株式会社 工件的装袋装置
JP7150369B1 (ja) * 2020-12-09 2022-10-11 スターテクノ株式会社 包装体制御装置及びその包装体制御装置を備えた物品収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2650853B2 (ja) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11203449B2 (en) System and method for automating packaging of varying shipment sets
JP5088038B2 (ja) 紙幣整理装置
JP2650853B2 (ja) 現像所用自動梱包装置
EP1122599A1 (en) Processing system
JP6121736B2 (ja) 貨幣精査システムおよび貨幣精査方法
US6031596A (en) Photographic processing system
JP2001357428A (ja) 紙葉類処理装置
JP3313831B2 (ja) 郵便物検査仕分け装置
JP3679839B2 (ja) 配送票発行貼付装置
JP2009237797A (ja) 引渡システム
US7072022B2 (en) Automatic processing of photographs in a photographic laboratory
JP2023124347A (ja) 情報表示物投入システム
JP3535293B2 (ja) 返却出版物のデータ自動入力作業における識別体の運用方法
JP2002239471A (ja) 郵便物の検査装置及び検査方法
JP4143440B2 (ja) 定型外封書の封入物封入封緘装置
JP2003211809A (ja) 押印処理機
JPS6398083A (ja) 商品検収システム
JPS61176933A (ja) 写真注文処理システム
JP2995478B2 (ja) 紙葉類把処理装置
JP3300396B2 (ja) 銀行券処理装置
JP2771985B2 (ja) 物品処理装置
JPH07267429A (ja) 封筒区分け装置
JP2009134607A (ja) 紙葉類処理方法
JP2020083380A (ja) ラベル分配装置
JP2001019148A (ja) 返品本処理方法及び処理装置