JP3535293B2 - 返却出版物のデータ自動入力作業における識別体の運用方法 - Google Patents

返却出版物のデータ自動入力作業における識別体の運用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の出版物販売
店から返却された出版物を、識別体を使用して返却元別
に分類する際の識別体の運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、書店、コンビニエンスストアー
等にて販売されている書籍、雑誌等の出版物は、期限切
れ(例えば、週刊誌では1週間の期限)となると出版社
に返却する。そして、返却された出版物は各返送元の書
店毎に分類され、各書店にて返却された出版物に相当す
る料金が返却されると共に、どの書店にてどれだけの出
版物が販売されたかというデータが集計されるようにな
っている。このような分類作業は、書店等から返却され
る出版物が全体の出版物の約25%にも及ぶので膨大な
量となり、各書店にて返却された出版物をすべて人手に
より分類を行うと多くの労力、時間を要することにな
る。従って、昨今においては、自動仕分け装置による出
版物の分類が行われるようになっている。従来における
返却出版物の仕分け装置においては、各書店にて返却さ
れた出版物を順次バーコードリーダにて読み取り、この
読み取り情報に応じて、出版社を判別して仕分けるよう
になっている。これにより、「A」出版社、「B」出版
社等、出版社毎に出版物が仕分けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける返却出版物の仕分け装置においては、各出版社毎
に出版物を分類することができるものの、返却元の書店
を間違えて認識することがある。即ち、通常、返却出版
物は各書店毎に段ボールに箱詰めにされて返却されるよ
うになっており、返品作業所では各段ボールに付加され
たバーコード等の認識データに基づいて返却元を認識す
るようになっているので、段ボールから開梱された出版
物が混ざり合ってしまうと、返却元が不明となってしま
うことがある。そして、前記したように、返却された出
版物により当該出版物の返却元となる書店に返金される
料金が決定されるので、返却元を間違えると大きなトラ
ブルの原因となってしまい、正確に返却元を認識できる
方法の開発が望まれていた。この発明はこのような従来
の課題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、識別体を用いることにより、大量の返
却出版物を短時間で仕分けすることができ、且つ、正確
に返却元を認識することが可能である識別体の運用方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、書店から箱詰めされて返却された多数の出版
物の返却元データを割り当てた識別体を用いて、出版社
毎あるいは出版物紙質毎に仕分ける際の識別体の運用方
であって;前記識別体は、光センサで識別できる反射
体を貼着したバインダーと、バインダーにクリップされ
て繰り返し使用される循環ラベルとで構成され;前記書
店にて返却出版物を詰めた箱に貼付された宛名紙から箱
番号及び書店名を自動的に読み取る第1の段階と;任意
に選択した循環ラベルのコードを自動読み取りする第2
段階と;前記第1の段階で読み取った返却元データを
制御装置の記憶部を介して前記循環ラベルのコードと対
応させて割り当てる第3の段階と;前記返却出版物を
箱毎にコンベヤに投入し、各出版物データを自動読み取
りして前記制御装置の記憶部に記憶させる第4の段階
と;1箱分の出版物を送り出し終えたら前記コンベヤに
識別体を送り出し、光センサで反射光により識別体を認
識して箱1個分の出版物データ入力処理を完了する第5
段階と;前記制御装置に記憶されている1箱分の返却
出版物データに返却元データをそれぞれ割付けて再度記
憶させる第6の段階と;前記制御装置に記憶されている
仕分け指示により、返却出版物を所定の位置へ仕分ける
第7の段階と;前記制御装置に記憶されている返却元デ
ータの付加された返却出版物データを用いて、仕分け実
績を作成しデータ管理する第8の段階とを有することが
特徴である。
【0005】また、前記第7の段階にて読み取りエラー
とされた返却出版物をリジェクトすると共に、前記識別
体をリジェクトし、リジェクトされた出版物と識別体と
をまとめて作業者に返却して、別工程により、返却元デ
ータと出版物データの制御装置への記憶に至る第9の段
階を有することを特徴とする。上述の如く構成された本
発明によれば、返却元となる書店から返却出版物が返却
されると、この返却出版物には返却箱毎に識別体が割り
当てられ、仕分けを行う際には返却出版物に当該識別体
を付帯させて送り出す。従って、返却出版物の返却元を
この識別体にて認識することができるので返却元の書店
名を正確に認識することができるようになる。また、エ
ラー品とされた返却出版物は、前記識別体と一緒に作業
者の手元に返却されるので、後段の手動操作にて仕分け
作業を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明方法が適用される返却
出版物仕分け装置の概略的な構成を示す斜視図である。
図示のように、この仕分け装置は返却元となる書店から
返却された書籍、雑誌等の出版物が収容された段ボール
1を搬送する箱搬送コンベヤ2と、該箱搬送コンベヤ2
の左右に2系列配置された仕分けライン3,4とに大別
して構成されている。そして、箱搬送コンベヤ2の下流
端には箱振り分け作業者5が立っており、この箱振り分
け作業者3によりコンベヤ2にて搬送された段ボール1
が左右の仕分けライン3,4に振り分けられるようにな
っている。
【0007】各仕分けライン3,4は、箱振り分け作業
者5によって左右に振り分けられた段ボール1を傾斜さ
せて段ボール1内に収容されている出版物7を反転し易
くするための箱反転機6と、段ボール1内から取り出さ
れた出版物7を搬送する出版物搬送コンベヤ8と、搬送
された出版物7に付加されているバーコードを読み取る
バーコードリーダ9と、を有しており、更に、図示は省
略するが、バーコードリーダ9の下流側には、当該バー
コード9にて読み取られた各出版物7のデータに応じて
例えば、出版社毎や出版物の紙質毎に自動仕分けを行う
自動仕分け装置が配設されている。
【0008】前記箱振り分け作業者5の足元近傍には、
箱搬送コンベヤ2にて搬送されてきた段ボール1を順次
手元に送り出す為の箱供給スイッチ16が配置されてい
る。また、箱反転機6の側部近傍には、振り分けられた
段ボール1に付加されているバーコード(送り元となる
店名のデータが記録されている)を読み取る為のハンデ
ィバーコードリーダ11が配置されており、箱反転作業
を行う箱反転作業者12により各段ボール1のバーコー
ドが読み取られるようになっている。また、箱反転作業
者12の足元近傍には、箱反転機6を作動させるための
フートスイッチ27が配置されており、更に、出版物7
が取り出された後の段ボール(空箱)を廃棄するための
箱シュート20が備えられている。
【0009】箱反転作業者12の側方には荷揃え作業者
13が立っており、この荷揃え作業者13により、段ボ
ール1からランダムに取り出された出版物7が一定の方
向に整列され、更に、投入作業者14により出版物7が
順次出版物搬送コンベヤ8上に載置されるようになって
いる。各出版物搬送コンベヤ8に隣接して、リジェクト
コンベヤ17が配設されており、後述するように、バー
コードリーダ9にて読み取りができなかった出版物をエ
ラー品19として再度箱振り分け作業者5の手元に具備
されたリジェクトシュート18に戻し、その後の手動に
よる仕分けを行う。
【0010】バーコードリーダ9は、搬送される出版物
7に付加されたバーコードを読み取って仕分け先を判別
すると共に、光センサ10が内蔵されており、後述する
バインダーの反射テープを検出することができるように
なっている。符号21は、バインダー置き場であり、図
2に示す如くの識別体としてのバインダー22及びこの
バインダー22に取り付けられる循環ラベル23が配置
される。バインダー22は、例えば、B5サイズの出版
物と同一程度の大きさの樹脂等の成型品にて構成されて
おり、循環ラベル23を固定するためのクリップ24が
備えられ、更に、4つの側面部には光を反射する反射テ
ープ25が貼り付けられている。循環ラベル23は、例
えば名刺サイズの大きさとされており、縦方向、及び横
方向のそれぞれに同一のバーコード26が付され、更
に、裏面には出版物に差し込んで固定できるように、ク
リップ状の裏シート(不図示)が取り付けられている。
そして、繰り返しの使用に耐える為、循環ラベル23は
透明の保護フィルムが付加された構造(いわゆるパウチ
ッコ)とされている。
【0011】また、図1に示す符号15は制御装置であ
り、当該仕分け装置を総括的に制御すると共に、箱搬送
コンベヤ2にて搬送された段ボール1に付加されている
バーコードから読み取られる返却元データと、前記循環
ラベル23のバーコードデータとを対応させてた際の対
応データを記憶する記憶手段としての働きをも行うもの
である。図3は、本実施形態に係る自動仕分け処理の動
作を示すフローチャート、図4は手動仕分け処理の動作
を示すフローチャートであり、各図を参照しながら本実
施形態の動作について説明する。まず、自動仕分け処理
について説明すると、各書店にて返却される出版物は、
段ボール1に収容されて返品作業所に送られる。そし
て、返却された段ボール1が到着すると(ステップST
1)、この段ボール1は箱搬送コンベヤ2によって箱振
り分け作業者5の近傍まで搬送され、箱供給スイッチ1
6を操作することにより箱振り分け作業者の手元まで送
られる。次いで、箱振り分け作業者は順次搬送されてく
る段ボール1を左右いづれかの仕分けライン3,4側に
振り分け、振り分けられた段ボール1は箱反転機6上に
載置され、この位置でハンディバーコードリーダ11に
より当該段ボール1に付加されているバーコードを読み
取り(ステップST2)、このデータを制御装置15の
記憶部に登録しておく(ステップST3)。この操作は
通常、箱反転作業者12が行う。
【0012】その後、更に箱反転作業者12は、バイン
ダー置き場21から任意のバインダー22及び循環ラベ
ル23を取り出し、この循環ラベル23に付加されてい
るバーコード26(図2参照)をやはりハンディバーコ
ードリーダ11にて読み取る(ステップST4)。そし
て、段ボール1に付加されているバーコードデータと循
環ラベルのバーコードデータとを対応させ、この対応デ
ータを制御装置15の記憶部に登録しておく(ステップ
ST5)。これにより、段ボール1に付加されている返
却元データが循環ラベルに移されたことになる。次い
で、箱反転作業者12は、フートスイッチ27を操作し
て箱反転機6を動作させ、段ボール1を反転させて内部
に収容されている出版物7を取り出す。取り出された出
版物7は、荷揃え作業者13により向きが揃えられ、投
入作業者14により出版物搬送コンベヤ8に投入される
(ステップST6でYES、ステップST7)。
【0013】バーコードリーダ9では、光センサ10に
よりバインダー22の搬送を監視しており、バインダー
22が通過していない場合には(ステップST8でN
O)、搬送される出版物7のバーコードを読み取り、読
み取りができたものについては(ステップST9でO
K)、後段の仕分け装置(不図示)にて所定の箇所に仕
分けされる(ステップST10)。これは、例えば、出
版物の出版者毎に仕分けされるものであり、「A」出版
社、「B」出版社等のように仕分けされる。また、バー
コードリーダ9にてバーコードの読み取りができなかっ
たもの(例えば、ビニルの袋に包まれていて認識できな
いもの)については(ステップST9でNG)、リジェ
クトラインに仕分けされ(ステップST12)、リジェ
クトコンベヤ17を経由してリジェクトシュート18に
戻される。そして、上記の操作は開梱された段ボール1
全体の出版物7について連続して行われ、全部の出版物
7についての投入が終了すると(ステップST6でN
O)、箱反転作業者12は前記した循環ラベル23をバ
インダー22のクリップ24に係止させ(図2参照)、
このバインダー22を出版物搬送コンベヤ8に投入する
(ステップST11)。
【0014】そして、バインダー22がバーコードリー
ダ9内に搬送されると当該バインダー22に係止されて
いる循環ラベル23のバーコード26が読み取られると
共にバインダーの4側面に貼り付けられている反射テー
プ25が光センサ10により検出されて、バインダー2
2の通過が認識される(ステップST8でYES)。そ
の後、制御装置15では、読み取られた循環ラベル23
のバーコードデータから、搬送された出版物の返却元と
なる書店を認識することができ、更に、1つの段ボール
1内の出版物7の搬送が全て終了したことを認識する。
次いで、バーコードリーダ9を通過したバインダー22
は、リジェクトラインにリジェクトされるように設定さ
れているので、自動的にリジェクトコンベヤ17により
リジェクトシュート18に戻される(ステップST1
3)。つまり、リジェクトシュート18内には、1つの
段ボール1内に収容されていた全出版物7のうち、エラ
ー品19とされたもの及びこの段ボール1に割り当てら
れたバインダー22が戻されることになる。
【0015】その後、制御装置15では、当該段ボール
1内の出版物7の各仕分け先データに基づいて仕分け実
績を作成して、プリントアウトしたりディスプレイ表示
したりする(ステップST14)。また、箱振り分け作
業者5は、リジェクトシュート18に戻されたバインダ
ー22から循環ラベル23を取り外し(ステップST1
5)、バインダー22はバインダー置き場21内に戻
し、循環ラベルはリジェクトシュート18に戻されたエ
ラー品19に挟み付けて、別工程である手動処理こうし
て、自動仕分け処理が行われるのである。
【0016】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、手動処理の流れについて説明する。まず、図1
に示したリジェクトシュート18に返却されたエラー品
19及び循環ラベル23は、一つにまとめられて手動作
業を行う場所(不図示)に移送される(ステップST2
1)。そして、ここで循環ラベル23のバーコード26
を読み取り(ステップST22)、既に制御装置15の
記憶部に登録されている循環ラベル23のバーコード2
6と段ボール1の返却元のデータとの対応データから、
返却元の書店が登録される(ステップST23)。
【0017】次いで、入力端末(不図示)にてエラー品
19の出版物コードをハンディバーコードリーダや手動
入力により入力し(ステップST24)、図1に示す制
御装置15にて当該エラー品19の仕分け区分が検索さ
れ、検索結果がモニタ等に表示される(ステップST2
5)。そして、作業者はこの仕分け区分に基づき、エラ
ー品19を手作業で仕分けする(ステップST26)。
そして、この作業をエラー品19が無くなるまで続けて
(ステップST27でNO)、全てが終了するとこのエ
ラー品19が発生した段ボール1についての処理が終了
したことを入力する。
【0018】そして、制御装置15は、この終了入力を
受けて、エラー品19に係る仕分け実績を作成し、プリ
ントアウトまたはディスプレイに表示する(ステップS
T29)。その後、エラー品19と共に移送されてきた
循環ラベル23の登録を削除することにより、当該循環
ラベル23と返却元となる書店との対応データをクリア
する(ステップST30)。こうして、エラー品19の
処理が手動にて行われるのである。なお、手動処理の工
程は、1つの段ボール1についてエラー品19が発生し
ない場合においても、循環ラベル23のみを搬送して手
動処理を行い、循環ラベル23と段ボール1の返却元の
データとの対応データをクリアする。
【0019】このようにして、本実施形態においては、
返却元となる書店から返却された段ボール1に付加され
ているバーコードを読み取ることにより、返却元の書店
を認識することができ、この認識データと循環ラベル2
3のバーコード26とを対応させることにより、返却元
の書店データを循環ラベルに移すことができる。そし
て、この段ボール1内の出版物7の搬送が全て終了した
後に、この循環ラベル23をバインダー22に係止させ
て出版物搬送コンベヤ8に投入することにより、当該段
ボール1全ての出版物7の搬送が終了したことを検出す
ることができる。
【0020】従って、送り出された出版物7の返却元を
正確に認識することができるようになり、仕分けの精度
が著しく向上するようになる。その結果、各返却元の書
店に返金する際の料金を間違える等の問題を解決するこ
とができる。また、バーコードリーダにて読み取ること
のできなかったエラー品19については、手動操作によ
り仕分けが行われるので、全ての返却出版物について確
実な仕分けを行うことができるようになる。なお、本実
施形態では、バインダー22に循環ラベル23を係止す
る例について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のでは無く、バインダー22と循環ラベル23とを一体
として構成しても良い。また、バインダー22の4つの
側面に反射テープ25を張り付ける構成としたが、これ
はバーコードリーダ9にて確実にバインダー22の通過
を検出するためであり、循環ラベル23のバーコード2
6を検出することにより確実にバインダー22の通過を
検出することができるのであれば、反射テープ25を使
用しなくても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、各箱詰め出版物(段ボール)毎に識別体(バインダ
ー、循環ラベル)を割り当てることにより、返却された
各出版物の返却元を正確に認識することができるので、
各書店へ返金する際の料金を間違える等のトラブルの発
生を防止することができ、かつ、大量の返却出版物を短
時間で処理することができるので、労働時間の削減、作
業者の労力の軽減等、作業性を著しく向上させることが
できるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の識別体運用方法が適用される返却出
版物仕分け装置の一実施形態の構成を示す斜視図。
【図2】 バインダー及び循環ラベルの構成を示す斜視
図。
【図3】 本発明に係る識別体運用方法の自動処理操作
手順を示すフローチャート。
【図4】 本発明に係る識別体運用方法の手動処理操作
手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 段ボール 2 箱搬送コンベヤ 3,4 仕分けライン 5 箱振り分け作業者 6 箱反転機 7 出版物 8 出版物搬送コンベヤ 9 バーコードリーダ 10 光センサ 11 ハンディバーコードリーダ 12 箱反転作業者 13 荷揃え作業者 14 投入作業者 15 制御装置 16 箱供給スイッチ 17 リジェクトコンベヤ 18 リジェクトシュート 19 エラー品 20 箱シュート 21 バインダー置き場 22 バインダー 23 循環ラベル 24 クリップ 25 反射テープ 26 バーコード 27 フートスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−20426(JP,A) 特開 昭60−87884(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 1/00 - 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書店から箱詰めされて返却された多数の
    出版物の返却元データを割り当てた識別体を用いて、
    版社毎または出版物紙質毎に仕分ける際の識別体の運用
    方法であって、 前記識別体は、光センサで識別できる反射体を貼着した
    バインダーと、バインダーにクリップされて繰り返し使
    用される循環ラベルとで構成され、 前記書店にて返却 出版物を詰めた箱に表示された宛名紙
    のコードから箱番号及び書店名から成る返却元データを
    自動的に読み取る第1の段階と、任意に選択した循環ラベルのコードを自動読み取りする
    第2の段階と、 前記第1段階で読み取った返却元データを制御装置の記
    憶部を介して前記循環ラベルのコードと対応させて 割り
    当てる第3段階と、 前記返却出版物を1箱毎にコンベヤに投入し、各出版物
    データを自動読み取りして前記制御装置の記憶部に記憶
    させる第4の段階と、 1箱分の出版物を送り出し終えたら前記コンベヤに識別
    体を送り出し、光センサで反射光により識別体を認識し
    て箱1個分の出版物データ入力処理を完了する 第5の段
    階と、前記制御装置に記憶されている1箱分の返却出版物デー
    タに返却元データをそれぞれ割付けて再度記憶させる第
    6の段階と、 前記制御装置に記憶されている仕分け指示により、返却
    出版物を所定の位置へ仕分ける第7の段階と、 前記制御装置に記憶されている返却元データの付加され
    た返却出版物データを用いて、仕分け実績を作成しデー
    タ管理する第8の段階と、 を有することを特徴とする返却出版物のデータ自動入力
    作業における識別体の運用方法。
  2. 【請求項2】 前記第7の段階にて読み取りエラーとさ
    れた返却出版物をリジェクトすると共に、前記識別体を
    リジェクトし、リジェクトされた出版物と識別体とをま
    とめて作業者に返却して、別工程により、返却元データ
    と出版物データの制御装置への記憶に至る第9の段階を
    有することを特徴とする請求項1記載の返却出版物のデ
    ータ自動入力作業における識別体の運用方法。
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KR102711399B1 (ko) * 2023-03-27 2024-09-27 씨제이대한통운 (주) 분류기 관리 시스템 및 그에 의해 실행되는 소포 분류기 자동 제어 방법

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