JP2995478B2 - 紙葉類把処理装置 - Google Patents

紙葉類把処理装置

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JP2995478B2
JP2995478B2 JP63075173A JP7517388A JP2995478B2 JP 2995478 B2 JP2995478 B2 JP 2995478B2 JP 63075173 A JP63075173 A JP 63075173A JP 7517388 A JP7517388 A JP 7517388A JP 2995478 B2 JP2995478 B2 JP 2995478B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、帯かけされた紙葉類、即ち、紙葉類把に対
して種々の処理を行う紙葉類把処理装置に関する。
(従来の技術) この種の紙葉類把処理装置の従来例を第15図及び第16
図を参照して説明する。
第12図は紙葉類(銀行券)の束T(銀行券100枚を1
把とし、この把を10把大帯で束ねたもの)の処理状態を
示すものであり、市中銀行101から例えば中央銀行102へ
運び込まれる束Tは、この中央銀行102の受入部103にお
いて券種,数量,出所印(銀行印)等が確認,記帳され
た後、金庫104に一旦搬入される。そして、鑑査機105に
おいて銀行券の枚数や真偽等の鑑査処理が実行された
後、再び金庫104に搬入され、この後払出部106から市中
銀行101に対して払出処理されるようになっている。
ところで、上述した受入部103における束Tの処理は
以下の如くである。即ち、第15図に示すように受入部10
3には大型の受入テーブル107が配置されており、市中銀
行101から運び込まれる多数且つ他種類(1万円,5千
円,千円)の束Tは、まず受入テーブル107上に手作業
で山積みされる。次に、山積みされた多数の束Tは長尺
の搬送台108上を同図に示す矢印方向xに一束づつ手作
業で搬送されつつこの搬送台108の近傍に位置する係員
の確認,記帳に供され、更に重量計109により重量測定
された後、搬送台108の突出端部で例えば5束づつ列設
される。
そして、この状態から、手動操作による移送板110に
よりy方向に押され、人手により一定容積を有する容箱
に箱詰され、箱詰した物品は係員により移送されて金庫
に収納される。
しかしながら、上述したような従来における束Tの処
理方式では、各束Tの箱詰作業が全て手作業で行われる
ものであるため、重量物の取扱いによる係員の労力が多
大となるという問題があった。
また、各束Tを収容する容箱の容積は一定であるにも
かかわらず、この容箱に収容すべき各束Tの形状が銀行
券の使用状況や新旧の相違により本来の形状よりも大幅
に膨張している場合があり、このような場合には例えば
束Tを5束ずつ収納すべき容箱に4束しか収納できない
という事態が生じる。すなわち、通常の1束の厚さは把
数を10とした場合9cm程度であり容箱の容積を考慮する
と1束当りの許容範囲は12乃至13cm程度が限度である。
これに対し、実際に処理に供される束Tの中には紙幣
の折れぐせや曲りぐせのために厚さが17乃至18cmにも達
するものがあり、このような束Tの場合には容箱に5束
を収納することはできなくなる。
従って、このような束は係員は排除して別に保管する
か、容箱に収納する束の数を少なくするという作業が必
要なため、係員の労力が一層多大となるという問題があ
った。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来においては、束Tの形状の不揃い
に起因して容箱への収納作業に支障が生じるという問題
がある。
そこで本発明は、集積に適する正常な紙葉類束のみを
選別して集積することができ、紙葉類把の処理の円滑化
を図ることができる紙葉類把処理装置を提供することを
目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の紙葉類把処理装置は、所定枚数毎に第1の帯
によって帯かけされた紙葉類把を複数把数集合させて第
2の帯にて帯かけしてなる紙葉類束を受入れる受入手段
と、この受入手段によって受入れた前記紙葉類束の厚み
方向の長さが正常か否かを検知する第1の検知手段と、
前記受入手段によって受入れた前記紙葉類束が所定の種
類であるか否かを検知する第2の検知手段と、前記受入
手段によって受入れた前記紙葉類束中に含まれる前記第
1の帯に伴った信号の変化から把数を計数し、この把数
が第1の数量であるか否かを検知する第3の検知手段
と、前記第1乃至第3の検知手段による検知結果に基づ
いて、正常な紙葉類束を判別する判別手段と、この判別
手段によって正常と判別された前記紙葉類束のみを第2
の数量毎に集積する集積手段と、からなることを特徴と
するものである。
(作 用) 以下に上記構成の装置の作用を説明する。
この紙葉類把処理装置の受入手段が帯かけされた紙葉
類束を受入れると、第1の検知手段により紙葉類束の厚
み方向の長さが正常であるか否か検知され、第2の検知
手段により前記紙葉類束が所定の種類か否か検知され、
第3の検知手段により前記紙葉類の把数が第1の数量
(例えば10把)であるか否か検知される。判別手段は上
記各検知結果に基づいて紙葉類束が正常か否かを判別す
る。集積手段は、判別手段で正常と判別された紙葉類束
のみを第2の数量(例えば10把の束で5束分)毎に集積
する。
(実施例) 以下に本発明の実施例を第1図乃至第14図を参照して
説明する。
第1図は本実施例の紙葉類把処理装置を示すものであ
る。
この紙葉類把処理装置1は、紙葉類(金額券)の束T
(大帯Kにより施封されている)を受入れて種々の処理
を行いこれを送り出す束処理装置2と、この束処理装置
2から送られてくる正常であると判別された束Tを収容
する容箱処理装置3とを具備している。
前記束処理装置2は、第1図乃至第4図に示すように
前記束Tを受入れる束投入部4と、この束Tを同図に示
す矢印Y方向に搬送するコンベア5aを用いた束搬送部5
とを有している。前記コンベア5aの放出端近傍には、束
Tの券種(1万円,5千円,千円)を個別に検知する第2
の検知手段である券種検知部6(詳細は後述する)と、
この券種検知部6と隣り合う状態で配置され束Tの長さ
Lを検知する第1の検知手段である長さ検知部7(詳細
は後述する)とが設けられている。
これら券種検知部6及び長さ検知部7に一端が配置さ
れた束搬送コンベア(第1図には図示せず)8とが設け
られており、この束搬送コンベア8の搬送路上には、束
Tを構成する把t(小帯kにより施封されている)の数
を計数する第3の検知手段である把計数部9(これは長
さ検知部7と同様な構成を有している)が配置されてい
る。
束搬送コンベア8の最終端には束Tに出納印を押印す
る押印部10が配置され、前記押印部10の近傍には束搬送
コンベア8から束Tを5束毎に受取る集積手段としての
5束集積部11が設けられている。この5束集積部11と対
向して矢印X1方向に送り出される束Tを5束毎に受取る
5束バッファ12が設けられており、更に5束バッファ12
の後段には5束の束Tを取込んでこれを容箱処理装置3
へ送り込む5束収箱部13が設けられている。
前記5束集積部11の反対側には異常と判別され排除さ
れる束T′を集積するリジェクト束集積部14が配置され
ている。
また、このリジェクト束集積部14の上方に配置されキ
ー入力により束Tの券種,束Tの数量,日付,時刻等の
設定情報をキー入力する入力手段としての操作パネル15
が設けられていると共に、前記5束集積部11の後方位置
には液晶パネル等の表示手段16と、後述するような各種
制御部等を内蔵している制御ボックス17とが配置されて
いる。
尚、第1図乃至第4図には図示してないが、この束処
理装置2は伝票プリンタ18(詳細は後述する)を具備し
ている。
前記券種検知部6は、第6図に示すように、前記束搬
送部5のコンベア5aの放出端近傍に若干傾斜して配置し
た透明のガラス板20と、このガラス板20の下方に撮像面
をガラス板20に向けて配置した撮像カメラ(TVカメラ)
21とを具備している。
この撮像カメラ21により撮像した束Tの底面の画像を
第4図に示すように表示手段16に表示することにより、
束Tを構成する紙葉類の券種が視覚判別可能に構成され
ると共に、前記画像情報を後述する判別手段40に送るよ
うになっている。尚、前記搬送コンベア8はガラス板20
に対して搬送面を直交する状態で配置されている。
前記長さ検知部7及び把計数部9の構成は第8図に示
すとおりである。すなわち、この長さ検知部7は、前記
ガラス板20と同様な傾斜配置で、且つ、束Tの幅Wより
も長さが短いガラス板22が設けられている。そして、こ
のガラス板22に対して直交方向に配置された搬送コンベ
ア8が設けられており、コンベア8と対向する位置には
搬送される束Tに対し所定感覚を有する状態に配置され
た例えば6角形の回転ミラー23及び2個の受光素子24a,
24bを具備した受光光学系25が設けられている。この受
光光学系25の下方にはレーザ光を回転ミラー23に向けて
放射するレーザ光源26が配置されている。把計数部9も
同様の構成である。
そして、第8図及び第9図に拡大して示すように回転
ミラー23を回転させつつレーザ光源26からこの回転ミラ
ー23に向けてレーザ光を放射し、回転ミラー23による反
射光により束Tの小帯部分を走査する。すると、束Tを
構成する各把tを施封している小帯kの角部分(歯の境
界部分)は丸見を有しているため、小帯部分からの強い
反射光と、各小帯kの境界部分からの弱い反射光とを得
ることができ、この相違に基づき第10図に示す波形の電
気信号を受光素子24a,24bにより得られる。そして、こ
れを基に後述する判別手段により把tの数が例えば予め
設定された10個有るか否か、又、束Tの長さLが予め設
定された値となるか否かの判別を行うようになってい
る。
この場合に、把tの数が10個有り、長さLが設定値で
あれば、判別手段40によりこのときの束Tは正常と、
又、把tの数が10個未満又は11個以上であったり、長さ
Lが設定値から大きくはずれていればこのときの束Tは
異常と判別されるようになっている。
次に、前記容箱処理装置3について第5図及び第11図
を参照して説明する。
この容箱処理装置3は、全体形状が略直方体状に形成
された装置本体30と、この装置本体30の上面に設けたベ
ルトコンベア式の空容箱搬送部31と、装置本体30の束処
理装置2側の端部に配置され、空容箱搬送部31により矢
印X2方向に搬送されてくる開口部を束処理装置2側に向
けた収納部材としての容箱Cを受取ってこれを垂直下方
に下降させる容箱下降部32と、この容箱下降部32により
下降してくる容箱Cに対し前記5束収箱部13により5束
の束Tが送り込まれた段階で、この容箱Cを第2図に示
すX1方向に移送するローラコンベア33と、このローラコ
ンベア33の端部に配置され束Tを収容済の容箱Cをその
開口部が上方を向くように回転させる容箱回転部34と、
回転処理された容箱Cを更にX1方向に搬送するベルトコ
ンベア35と、装置本体30の他方の端部側に配置されベル
トコンベア35により運ばれてくる容箱Cを受取る収容済
容箱排出部36とを具備している。そして、この収容済容
箱排出部36に送られてきた容箱Cは人手によりこの装置
本体30の外部に取出されると共に、蓋C1により施蓋され
るようになっている。
ここで、容箱Cに対する束Tの収容形態について第11
図(a),(b)を参照して説明する。
この容箱Cは、第2図に示すローラコンベア33上に運
ばれた状態で前記5束収箱部13から5束の束Tを受取る
ようになっている。これらの束Tを説明の便宜上T1乃至
T5とする。
前記5束収箱部13の5束下降機構部(図示せず)は、
5束バッファ12から束Tを5束1群(T1乃至T5)として
受取り、これらを5束収箱機構部(図示せず)に送る。
5束収箱機構部は、束T1乃至T5を第11図(a)に示すよ
うに束T1,T3が下段で、束T2,T4,T5が上段となる状態
で、且つ、束T2及び束T5の向きを他の束T1,T3,T4と90度
異ならせた状態で積み上げた後、これらの束T1乃至T5
第11図(b)に示すように容箱Cに対し矢印方向から押
し込む。
この場合に、束T2,T5の向きを他の束T1,T3,T4の向き
と異ならせたのは、容箱処理装置3における容箱回転部
34により束T1乃至T5を収容した容箱Cを回転させ開口部
を上方に向けた際、各束T1乃至T5に付されている受入印
(第8図(a),(b)において○印を付して示す)を
この容箱Cの上方から容易に視認し得るようにするため
である。
第9図は、前記伝票プリンタ18によるプリント形態を
示すものである。即ち、この伝票プリンタ18は、日付,
券種,束数,時刻,機械番号,伝票番号,金額,キーイ
ン額,合計金額を用紙(ジャーナル)にプリントアウト
するようになっている。
次に、この装置の制御系について、第10図を参照して
説明する。
この制御系は、主制御部(CPUを含む)41,動作プログ
ラムを格納しているプログラムメモリ42,この装置の処
理データを記憶するデータメモリ43から成る判別手段40
を有し、この判別手段40の主制御部41に前記操作パネル
15,表示手段16,伝票プリンタ18を接続されている。
前記データメモリ43には、券種判別データ、券種毎の
長さLのデータ及び予め設定されている束Tを構成する
把の数(10)等が記憶されている。
更に、主制御部41に束制御部44,券種検知制御部45,把
計数検知制御部46,5束制御部47及び容箱制御部48をそれ
ぞれ接続している。
そして、束制御部44により、前記束投入部4,束搬送部
5,押印部10及びリジェクト束集積部14の制御を行うと共
に、これらにより第1の区分処理手段51を構成してい
る。
又、前記5束制御部47により、前記5束集積部11,5束
バッファ,5束収箱部13を制御すると共に、これらにより
第2の区分処理手段52を構成している。
更に、前記券種検知制御部45により券種検知部6,長さ
検知部7を、把計数検知制御部46により把計数部9をそ
れぞれ制御すると共に、これらにより紙葉類検知手段53
を構成している。
又、前記容箱制御部48は、前記容箱処理装置3の各部
をそれぞれ制御するようになっている。
次に、上記構成の装置の作用を第14図に示すこの装置
の動作を示すフローチャートをも参照して説明する。
この装置のオペレータは、先ず、予め市中銀行等から
通知されたこの装置で処理すべき束Tに関する券種毎の
金額を操作パネル15から入力する。
この場合に、この装置に投入せず人手作業により処理
する束Tについての券種,金額等についても操作パネル
15から入力することもできる。操作パネル15に入力され
た券種,金額の情報は、主制御部41による制御の基に表
示手段16に送られ表示される。
これにより、銀行券の束Tを引渡す人及び受取る人双
方が視覚によりこれらを確認できる。
次に、オペレータは、受入れた束Tを束投入部4に第
1図に示す状態で多数列設配置した後この装置を始動す
る。この段階では主制御部41の制御の基に表示手段16の
表示情報は消去される。
この装置が始動すると、先ず、束搬送部5により各束
Tは1束毎にY方向に間欠的に搬送され、各束Tが長さ
検知部7に至ってここで第8図乃至第10図に示す態様で
その長さLが測定される。更に、各束Tは券種判別部6
に至りここでその券種が判別される。
上述した長さL及び券種の判別結果は判別手段40に送
られる。
この後、各束Tは搬送コンベア8によりX1方向に搬送
され第1図に示す位置を通過する。そして、このと
き、把計数部9が動作し束Tを構成する把tの数が計数
される。尚、このとき、把計数部9は束Tが容箱Cに収
納可能な形態であるか否かも検知する。把計数部9の計
数結果も判別手段40に送られる。
判別手段40の主制御部41は、前記長さL,券種及び把数
の各情報を取込んで金額を算出し、上述した操作パネル
15からの入力情報(設定券種,設定金額の情報)と照合
し、券種が合致し、且つ、10把の把数があることを確認
した束Tを正常と判別する。この判別結果により、押印
部10はこの束Tに対して出納印を押印する。そして、こ
の束Tは5束集積部11に取込まれて行く。このような動
作が次々と繰り返され、正常物品としての束Tは5束集
積部11に列設されて行くと共に、束Tの数及び金額,合
計金額が表示手段16により表示される。
一方、判別手段40の主制御部41が、前記長さL,券種,
把数の情報を取込み照合動作をした結果、長さLが長す
ぎたり、短かすぎたりした場合、券種が設定券種と異な
っていた場合、把数が10把未満又は11把以上あった場合
には、このときの束Tは異常であると判別され、このと
き、束Tはリジェクト束集積部14に排出される。この場
合の排出束数を表示手段16により表示するようにするこ
ともできる。
次に、上述した5束集積部11に正常であると判別され
た束Tが5束集積した状態になると、これらの束T1乃至
T5は矢印X1方向に押されて5束バッファ12に至り、更に
5束収箱部13により、容箱処理装置3に送り込まれる。
このときの5束収箱部13の容箱Cに対する収納動作は
既述した如く第11図(a),(b)に示す態様で実行さ
れる。
そして、容箱処理装置3においては、一つの容箱Cに
束Tから5束収容されると、この容箱Cはローラコンベ
ア33によるX1方向への移送,容箱回転部34による回転動
作,ベルトコンベア35によるX1方向への移送が順次行わ
れて、この容箱Cは収容済容箱排出部36に送られ、人手
による運び出しを待機する状態になる。
一方、収容済の容箱Cがローラコンベア33により容箱
下降部32から送り出された段階で、この容箱下降部32は
次の空容箱Cを支持しつつ前記5束収箱部13に対峙させ
る容箱切換動作を実行し、次の5束の待機状態とする。
このように、この装置のオペレータは、空容箱を装置
本体30の上面に載せると共に、第5図に示す装置本体30
の右側から束Tを収容済の容箱Cを取出すものであるた
め、容箱Cの処理手順,整理等がし易くなり作業能率が
高まる。
装置本体30から取出された束Tを収容済の容箱Cは、
収容済の内容を記入した証紙を人手により貼付され更に
蓋C1により施蓋されて金庫等に保管される。
このようにして、本実施例装置のある券種の束Tに対
する一連の動作が終了する。この後、オペレータは、操
作パネル15により次の券種等の指定を行い、これ以後上
述した処理を繰返す。この段階で前記5束集積部11や容
箱Cに5束未満の束Tが残り、5束集積の状態、即ち、
満杯状態を待機している場合が生じるが、このような場
合には、前者は人手により5束未満の束Tを除去し、後
者は容箱処理装置3の動作で当該容箱Cが自動的に排出
される。
一方、この装置による処理が終了した段階では、オペ
レータは操作パネル15から運転停止を指示する。これに
より、この装置の運転が終了するが、全ての処理に関す
る情報(データ)は、データメモリ43に記憶されてお
り、この装置は操作パネル15からの設定情報と、この装
置で実際に処理したデータとの照合を行う。
そして、照合結果が一致していれば、前記伝票プリン
タ18により第9図に示す内容のジャーナルを発行し、次
の取引の準備を完了させる。一方、照合結果が不一致の
場合には、表示手段16において、不一致である旨の表示
を点滅させ、この段階でこの装置は動作プログラムに基
き電気的にロック状態となる。このロック状態を解除す
るには、図示していないが操作パネル15の確認キーを押
下する。そして、適正な処理、例えば初期入力データの
修正等を行い、更に操作パネル15の復帰スイッチ(図示
せず)を押下することにより、準備完了状態となる。
本実施例装置の中で、更に自動化が可能な部分として
は、容箱Cの収容内容の表示の自動プリントアウトと、
そのシートの容箱に対する自動貼付,容箱の自動装填
(自動開蓋)及び自動搬出(自動閉蓋)等を挙げること
ができる。
又、取引データの初期入力に関しても束持ち込み側の
係員が情報媒体(OCR用紙,磁気カード,フロッピーデ
ィスク,ICカード,レーザカード等)に予め持込束のデ
ータを書込んだものを持参し、本実施例装置でその情報
媒体の読取装置を付加して自動入力可能な装置とした
り、束持込み側と取込み側とを電話回線を利用したオン
ラインで接続し、データの転送を行うようにすることも
可能である。
更に、この装置に各種券種の束を混合した状態で投入
し、それを券種毎に分類区分し、複数用意した容箱処理
装置の各容箱に券種別に収箱するようにすることも可能
である。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
本発明の応用例としては、例えば同一品種の本を特定
個数束ねてこれを箱詰めする書籍箱詰装置の他、宅配便
の仕分箱詰装置等が考えられる。
この仕分箱詰装置は、例えば宅配品物の配達先コード
(バーコード)を読取り、これを基に複数個の仕分け箱
(ダンボール箱)に宅配物品を収容し、箱に仕分先を印
字した紙を自動貼付し又はインクジェットプリンタによ
り箱に直接印字するように構成するものである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、長さ、種類及び
把数が正常であると判断された紙葉類束のみを所定数量
毎に集積処理することができ、紙葉類把の処理の円滑化
を図ることができる紙葉類把処理装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置を示す一部省略斜視図、第
2図は束処理装置の正面図、第3図は同装置の平面図、
第4図は同装置の側面図、第5図は同装置における容箱
処理装置を示す概略側面図、第6図は同装置における券
種検知部による検知結果の表示状態を示す平面図、第7
図は同上の券種検知部による検知結果の表示状態を示す
平面図、第8図は同装置における長さ検知部及び歯計数
部の構成を示す概略側面図、第9図は同上の信号検出原
理を示す拡大説明図、第10図は同上の検知信号を示す波
形図、第11図(a)は同装置における5束収箱部による
束の集積状態を示す側面図、第11図(b)は容箱に対す
る束の収容状態を示す断面図、第12図は同装置における
による伝票プリンタによる印字を示す説明図、第13図は
本実施例装置の制御系を示すブロック図、第14図は同装
置の処理動作を示すフローチャート、第15図は一般的な
銀行券束の処理状況を示す説明図、第16図は従来の紙葉
類把処理装置の一例を示す平面図である。 1……紙葉類把処理装置、15……操作パネル、 16……表示手段、40……判別手段、 51……第1の区分処理手段、 52……第2の区分処理手段、 C……容箱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦川 芳昭 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東 芝柳町工場内 (72)発明者 塩谷 正敏 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東 芝柳町工場内 (72)発明者 宮野 利行 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東 芝柳町工場内 (72)発明者 若生 二郎 神奈川県川崎市幸区柳町70 株式会社東 芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 昭58−73526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00 401 B65B 35/00 - 35/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数毎に第1の帯によって帯かけされ
    た紙葉類把を複数把数集合させて第2の帯にて帯かけし
    てなる紙葉類束を受入れる受入手段と、 この受入手段によって受入れた前記紙葉類束の厚み方向
    の長さが正常か否かを検知する第1の検知手段と、 前記受入手段によって受入れた前記紙葉類束が所定の種
    類であるか否かを検知する第2の検知手段と、 前記受入手段によって受入れた前記紙葉類束中に含まれ
    る前記第1の帯に伴った信号の変化から把数を計数し、
    この把数が第1の数量であるか否かを検知する第3の検
    知手段と、 前記第1乃至第3の検知手段による検知結果に基づい
    て、正常な紙葉類束を判別する判別手段と、 この判別手段によって正常と判別された前記紙葉類束の
    みを第2の数量毎に集積する集積手段と、 からなることを特徴とする紙葉類把処理装置。
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