JPH0811691A - 車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ - Google Patents

車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ

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JPH0811691A
JPH0811691A JP14829694A JP14829694A JPH0811691A JP H0811691 A JPH0811691 A JP H0811691A JP 14829694 A JP14829694 A JP 14829694A JP 14829694 A JP14829694 A JP 14829694A JP H0811691 A JPH0811691 A JP H0811691A
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Yuji Muramatsu
松 祐 次 村
Takeshi Marutani
谷 武 司 丸
Tomohiko Funabashi
橋 知 彦 舩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部のハーネスを少なくし、小型化、低コス
ト化を図る。 【構成】 アクチュエータボデー102の一側に取付け
た電動機39の端子39a,39bをボデー102の内
部を通した導電体117,118によりボデー102の
他側に導き出し、ボデー102の他側に取付けた電磁遮
断弁19,24の電磁駆動部19a,24aを取付け、
これらを被覆するカバー113に外部コネクタ部を形成
し、カバー113の内部には外部コネクタ部と電磁駆動
部19a,24aと導電体117,118とを電気的に
接続する導電部材集合体114を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、車両用ブレー
キ液圧制御アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキマスタシリンダから車輪
ブレーキに至る液圧経路に介挿される車両用ブレーキ液
圧制御アクチュエータであって、車輪ブレーキへのブレ
ーキ液の流出入を制御する電磁操作式の液圧制御弁と、
この液圧制御弁により車輪ブレーキから流出させたブレ
ーキ液を貯溜する低圧リザーバと、この低圧リザーバ内
のブレーキ液を前記液圧経路に戻す容積形ポンプと、こ
の容積形ポンプを駆動する電動機とを1つのアクチュエ
ータボデーに組付けてなる車両用ブレーキ液圧制御アク
チュエータは周知であり、例えばトヨタ・クラウン・ハ
ードトップ新型車解説書(1993年8月17日トヨタ
自動車株式会社サービス部発行)の3−2頁〜3−9頁
に記載されている。
【0003】上記の如き従来のブレーキ液圧制御アクチ
ュエータにおいて、電動機と液圧制御弁は別々のハーネ
スによりバッテリーや電子制御ユニットと電気的に接続
するためのコネクタ部に接続されているのが普通であ
る。そして、電動機ノイズを防止するためのキャパシタ
と、ハーネスが損傷してアースすることにより過電流が
流れるのを防止するレジスタが適当箇所に接続されてい
る。
【0004】組立工数の低減、小型化、構成部品点数の
削減等を目的として、液圧制御弁を構成する複数の電磁
弁の電磁駆動部の端子とバッテリーおよび電子制御ユニ
ットとを接続する電線を1つのプリント基板に集約した
り、電子制御ユニットを電磁駆動部に近接配置すること
が提案されている(例えば、特許出願公表平3−501
109号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の如く、電動機を
ハーネスによりコネクタ部に接続する構成は、組立に手
間がかかり、コストが高くなる。
【0006】この出願の発明は、従来装置に比べて小型
で低コストであるところの車両用ブレーキ液圧制御アク
チュエータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に従うこの出
願の請求項1の車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ
は、車両のブレーキマスタシリンダから車輪ブレーキに
至る液圧経路に介挿されているものであって、車輪ブレ
ーキへのブレーキ液の流出入を制御する電磁操作式の液
圧制御弁と、この液圧制御弁により車輪ブレーキから流
出させたブレーキ液を貯溜する低圧リザーバと、この低
圧リザーバ内のブレーキ液を前記液圧経路に戻す容積形
ポンプと、この容積形ポンプを駆動する電動機とを1つ
のアクチュエータボデーに組付けてなる車両用ブレーキ
液圧制御アクチュエータであり、前記アクチュエータボ
デーの対抗する両側面のうちの一方側面に前記液圧制御
弁を構成する複数の電磁弁の電磁駆動部が並設されてお
り、前記一方側面には端子挿通孔付きのコネクタ部を有
し且つ前記複数の電磁駆動部を囲繞している枠体が取付
けられており、この枠体および前記複数の電磁駆動部が
前記一方側面との間に存在するように位置しており且つ
前記端子挿通孔に圧入されて外部端子に接続するコネク
タ端子および前記複数の電磁駆動部の各々の端子および
前記電動機の端子に接続する接続端子を一体的に形成し
ている導電部材集合体が設置されており、この導電部材
集合体を被覆する蓋体が設置されており、前記両側面の
うちの他方側面には前記電動機が取付けられており、こ
の電動機の端子が前記両側面に開口するように前記アク
チュエータボデーに形成されている貫通穴を貫通してい
る導電体により前記導電部材集合体の前記接続端子に電
気的に接続されているものである。
【0008】かかる車両用ブレーキ液圧制御アクチュエ
ータにおいて、前記コネクタ端子と電子制御ユニットを
電気的に接続するハーネスの損傷による過電流を防止す
るためのレジスタと電動機ノイズ防止用のキャパシタが
前記導電部材集合体に取付けられているものとすること
が好ましい。
【0009】また、上記の目的に従うこの出願の請求項
3の車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータは、車両の
ブレーキマスタシリンダから車輪ブレーキに至る液圧経
路に介挿されているものであって、車輪ブレーキへのブ
レーキ液の流出入を制御する電磁操作式の液圧制御弁
と、この液圧制御弁により車輪ブレーキから流出させた
ブレーキ液を貯溜する低圧リザーバと、この低圧リザー
バ内のブレーキ液を前記液圧経路に戻す容積形ポンプ
と、この容積形ポンプを駆動する電動機とを1つのアク
チュエータボデーに組付けてなる車両用ブレーキ液圧制
御アクチュエータであり、前記アクチュエータボデーの
対抗する両側面のうちの一方側面に前記液圧制御弁を構
成する複数の電磁弁の電磁駆動部が並設されており、前
記一方側面にはコネクタ端子付きのコネクタ部を有し且
つ前記複数の電磁駆動部を囲繞している枠体が取付けら
れており、この枠体および前記複数の電磁駆動部が前記
一方側面との間に存在するように位置している電子制御
ユニットが設置されており、この電子制御ユニットは前
記コネクタ端子に接続されており、前記電子制御ユニッ
トを被覆する蓋体が設置されており、前記両側面のうち
の他方側面には前記電動機が取付けられており、この電
動機の端子が前記両側面に開口するように前記アクチュ
エータボデーに形成されている貫通穴を貫通している導
電体により前記コネクタ端子および前記電子制御ユニッ
トに電気的に接続されているものである。
【0010】かかる車両用ブレーキ液圧制御アクチュエ
ータにおいて、電動機ノイズ防止用のキャパシタは前記
電子制御ユニットに取付けられているものとすることが
好ましい。
【0011】
【作用】請求項1のブレーキ液圧制御アクチュエータ
は、電動機の端子がアクチュエータボデーの内部に配置
した導電体を介してコネクタ端子付きの導電部材集合体
の接続端子に電気的に接続されているものであり、この
導電部材集合体は蓋体により被覆されているものである
ことから、1つのハーネスで済み、小型で低コストにで
き、更に電磁駆動部の端子や導電体と導電部材集合体の
接続端子との電気的な接続にかかる電気的な接続の手間
も少なくて済む。
【0012】請求項3のブレーキ液圧制御アクチュエー
タは、電動機の端子がアクチュエータボデーの内部に配
置した導電体を介して電子制御ユニットおよびコネクタ
端子に電気的に接続されているものであり、この電子制
御ユニットは蓋体により被覆されているものであること
から、ハーネスおよびレジスタは不必要であり、小型で
低コストにでき、更に電磁駆動部の端子や導電体と電子
制御ユニットやコネクタ端子との電気的な接続にかかる
電気的な接続の手間も少なくて済む。
【0013】
【実施例】この出願の発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は、左前車輪ブレーキおよび右後車輪
ブレーキをマスタシリンダの2つの圧力室のうちの一方
圧力室に、また右前車輪ブレーキおよび左後車輪ブレー
キをマスタシリンダの2つの圧力室のうちの他方圧力室
にそれぞれ接続したFF車(フロントエンジン・フロン
トドライブ車)用液圧ブレーキ装置に適用されるブレー
キ液圧制御用アクチュエータの概略液圧経路を示すもの
である。図1において、ブレーキペダル10に加えられ
たブレーキ操作力は負圧式倍力装置11により倍加され
てタンデム型のマスタシリンダ12に加えられる。マス
タシリンダ12は、周知のように、2つの圧力室を有し
ている。前後左右の4つの車輪ブレーキ13,14,1
6,17のうち、左前車輪ブレーキ13および右後車輪
ブレーキ14はアクチュエータ15を介してマスタシリ
ンダの2つの圧力室のうちの一方圧力室に接続され、ま
た右前車輪ブレーキ16および左後車輪ブレーキ17は
アクチュエータ18を介してマスタシリンダの2つの圧
力室のうちの他方圧力室に接続される。
【0015】アクチュエータ15は、左前車輪ブレーキ
13をマスタシリンダ12の一方圧力室から遮断可能な
2ポート2位置の常開型の電磁遮断弁19と、右後車輪
ブレーキ14をマスタシリンダ12の一方圧力室から遮
断可能な2ポート2位置の常開型の電磁遮断弁20と、
電磁遮断弁19および20と並列に配設されていて車輪
ブレーキ側からマスタシリンダ側へのブレーキ液流れの
みを許容する逆止弁21および22と、左前車輪ブレー
キ13を単一の低圧リザーバ23に接続可能な2ポート
2位置の常閉型の電磁遮断弁24と、右後車輪ブレーキ
14を低圧リザーバ23に接続可能な2ポート2位置の
常閉型の電磁遮断弁25と、低圧リザーバ23内のブレ
ーキ液を一定容積のダンパ室26およびオリフィス27
を順次通して電磁遮断弁19,20とマスタシリンダ1
2との間の液圧経路に圧送する電動機駆動の容積形ポン
プとしてのプランジャ形ポンプ28とで構成されてい
る。
【0016】アクチュエータ18は、右前車輪ブレーキ
16をマスタシリンダ12の他方圧力室から遮断可能な
2ポート2位置の常開型の電磁遮断弁29と、左後車輪
ブレーキ17をマスタシリンダ12の他方圧力室から遮
断可能な2ポート2位置の常開型の電磁遮断弁30と、
電磁遮断弁29および30と並列に配設されていて車輪
ブレーキ側からマスタシリンダ側へのブレーキ液流れの
みを許容する逆止弁31および32と、右前車輪ブレー
キ16を単一の低圧リザーバ33に接続可能な2ポート
2位置の常閉型の電磁遮断弁34と、左後車輪ブレーキ
17を低圧リザーバ33に接続可能な2ポート2位置の
常閉型の電磁遮断弁35と、低圧リザーバ33内のブレ
ーキ液を一定容積のダンパ室36およびオリフィス37
を順次通して電磁遮断弁29,30とマスタシリンダ1
2との間の液圧経路に圧送する電動機駆動のプランジャ
形ポンプ38とで構成されている。
【0017】単一の電動機39は両プランジャ形ポンプ
28,38を駆動する。
【0018】電磁遮断弁19,20,24,25,2
9,30,34,35は液圧制御弁を構成する。
【0019】図1において、電磁遮断弁19,20,2
4,25,29,30,34,35と電動機39は図示
しない電子制御ユニットにより車両制動中の車輪の挙動
に応じて車輪のロックを回避するように電気的に操作さ
れるものである。周知のように、電子制御ユニットは各
車輪に装備された回転センサーからの信号により各車輪
の挙動を検出し各車輪ブレーキのブレーキ液圧の減圧,
増圧の必要性を判定して電磁遮断弁および電動機39を
操作する。車両が走行している場合においては、電磁遮
断弁19,20,24,25,29,30,34,35
は作動されておらず図1に示す位置を占めており、電動
機39も作動されていない。
【0020】走行している車両を制動するために運転者
がブレーキペダル10にブレーキ操作力を加えた場合、
マスタシリンダ12の一方圧力室から左前車輪ブレーキ
13および右後車輪ブレーキ14に、またマスタシリン
ダ12の他方圧力室から右前車輪ブレーキ16および左
後車輪ブレーキ17にそれぞれブレーキ液が圧送され、
それら車輪ブレーキ13,14,16および17のブレ
ーキ液圧がブレーキ操作力に対応した液圧に増圧し、車
輪ブレーキ13,14,16および17により左前車
輪,右後車輪,右前車輪および左後車輪にそれぞれブレ
ーキ操作力に対応した制動力が加えられる。
【0021】車両制動中に電子制御ユニットが前後左右
の4つの車輪の何れか1つ、例えば右後車輪がロック傾
向になり、右後車輪ブレーキ14のブレーキ液圧の減圧
が必要と判定したときは、電子制御ユニットにより電磁
遮断弁21,25および電動機39が作動される。これ
により、右後車輪ブレーキ14がマスタシリンダ12の
一方圧力室から遮断され且つ低圧リザーバ23に接続さ
れ、右後車輪ブレーキ14のブレーキ液が低圧リサーバ
23へ流出することにより同車輪ブレーキ14のブレー
キ液圧が急減圧される。低圧リザーバ23に流入したブ
レーキ液は電動機39により駆動されるプランジャ形ポ
ンプ28によりダンパ室26とオリフィス27を通して
マスタシリンダ12側へ戻され、その際プランジャ形ポ
ンプの吐出脈動がダンパ室26とオリフィス27とで減
衰される。電子制御ユニットが電磁遮断弁20を作動さ
せ続けると同時に電磁遮断弁25の作動解除および作動
を所定周期で繰り返すと、左後車輪ブレーキ14のブレ
ーキ液がパルス状に低圧リザーバ23へ流出して、同車
輪ブレーキ14のブレーキ液圧が階段状に緩減圧され
る。電子制御ユニットが右後車輪のロック傾向が解消し
たと判定して電磁遮断弁20,25の作動を解除する
と、右後車輪ブレーキ14から低圧リザーバ23へのブ
レーキ液の流出が止まり、マスタシリンダ12側のブレ
ーキ液が電磁遮断弁20を通して右後車輪ブレーキ14
へ圧送され、右後車輪ブレーキ14のブレーキ液圧が急
増圧される。電子制御ユニットが右後車輪がロック傾向
となる前兆と判定して電磁遮断弁20の作動および作動
解除を所定周期で繰り返すと、マスタシリンダ12側の
ブレーキ液がパルス状に右後車輪ブレーキ14に流入
し、同車輪ブレーキ14のブレーキ液圧が階段状に緩増
圧される。
【0022】尚、電動機39は全車輪についてのアンチ
ロック制御の終了により初めて停止されるものである。
【0023】車両制動中に電子制御ユニットが左後車輪
もロック傾向になり、左後車輪ブレーキ17のブレーキ
液圧の減圧が必要と判定したときは、電子制御ユニット
により電磁遮断弁30,35が作動される。これによ
り、左後車輪ブレーキ17がマスタシリンダ12の他方
圧力室から遮断され且つ低圧リザーバ33に接続され、
左後車輪ブレーキ17のブレーキ液が低圧リサーバ33
へ流出することにより同車輪ブレーキ17のブレーキ液
圧が急減圧される。低圧リザーバ33に流入したブレー
キ液は電動機39により駆動されるプランジャ形ポンプ
38によりダンパ室36とオリフィス37を通してマス
タシリンダ12側へ戻され、その際プランジャ形ポンプ
の吐出脈動がダンパ室36とオリフィス37とで減衰さ
れる。電子制御ユニットが電磁遮断弁30を作動させ続
けると同時に電磁遮断弁35の作動解除および作動を所
定周期で繰り返すと、右後車輪ブレーキ17のブレーキ
液がパルス状に低圧リザーバ33へ流出して、同車輪ブ
レーキ17のブレーキ液圧が階段状に緩減圧される。電
子制御ユニットが左後車輪のロック傾向が解消したと判
定して電磁遮断弁30,35の作動を解除すると、左後
車輪ブレーキ17から低圧リザーバ33へのブレーキ液
の流出が止まり、マスタシリンダ12側のブレーキ液が
電磁遮断弁30を通して左後車輪ブレーキ17へ圧送さ
れ、右後車輪ブレーキ17のブレーキ液圧が急増圧され
る。電子制御ユニットが左後車輪がロック傾向となる前
兆と判定して電磁遮断弁30の作動および作動解除を所
定周期で繰り返すと、マスタシリンダ12側のブレーキ
液がパルス状に左後車輪ブレーキ17に流入し、同車輪
ブレーキ17のブレーキ液圧が階段状に緩増圧される。
【0024】左前車輪ブレーキ13および右前車輪ブレ
ーキ16のブレーキ液圧についても電子制御ユニットに
より電磁遮断弁19,24,29,34が作動および作
動解除されて急減圧,緩減圧,急増圧,緩増圧されるも
のである。
【0025】図1に示すアクチュエータ15,18およ
び電動機39の組立体(ブレーキ液圧制御用アクチュエ
ータ)の詳細構造が図2〜図13に示されている。図2
は組立体の正面図、図3は組立体の下面図、図4は左側
面図、図5は図4中のG−G線に沿う断面図、図6は図
4中のH−H線に沿う一部省略断面図、図7は図4中の
J−J線に沿う一部省略断面図、図8は図2中のK−K
線に沿う一部省略断面図、図9〜図12は図8中の導電
部材集合体を構成している各導電部材の形状を示す図、
図13は図8中のL−L線に沿う断面図、図14は図8
中のM−M線に沿う断面図、図15は図8中のN−N線
に沿う断面図、図16は図8中のP−P線に沿う断面図
である。
【0026】図2および図3に示されるように、車両へ
の取付用ゴムマウント101を下方部の左側面に2個、
右側面に1個それぞれ有するアクチュエータボデー(以
下、単にボデーと称する)102は、マスタシリンダ1
2から車輪ブレーキ13,14,16および17に至る
液圧経路、つまり図1の点Aで示す箇所から点B,Cで
示す箇所に至る液圧経路と、点Dで示す箇所から点E,
Fで示す箇所に至る液圧経路を形成する。このボデー1
02の上部には、図1の点A〜Fで示す箇所に該当する
6個のポートが配置されており、点A,Bで示す箇所に
該当するポート103,104が図7で現れている。
【0027】図5および図6に示されるように、ボデー
102に形成されていてボデー102の左側面に開口し
ている穴105には、ボデー102の左側面に結合され
た電動機39により駆動されるプランジャ形ポンプ2
8,38に共通の駆動軸106と、この駆動軸106の
両端をボデー102に回転自在に支承させるための2個
の球軸受107と、駆動軸106の両端間の偏心部に嵌
合された球軸受108とが組み込まれている。球軸受1
08の外周側において穴105と直交する方向に形成さ
れた穴にはプランジャ形ポンプ28,38のポンププラ
ンジャ109,110が液密に且つ摺動可能に組み込ま
れている。これらポンププランジャ109,110は駆
動軸106の偏心部の外周に球軸受108を介して係合
している。
【0028】図6中の符号39cは電動機出力軸を示
す。
【0029】図6に示されるように、ボデー102の正
面に開口する穴にプラグ111が嵌入・固定されてダン
パ室26が形成され、またボデー102の背面に開口す
る穴にプラグ112が嵌入・固定されてダンパ室36が
形成されている。
【0030】図7に示されるように、ボデー102の右
側面には、電磁遮断弁19,20,24,25,29,
30,34および35の電磁駆動部とそれらを被覆する
カバー113が取付けられている。そして、それら電磁
駆動部により駆動される弁部がボデー102内に組み込
まれている。図7においては、電磁遮断弁19,24の
電磁駆動部19a,24aと弁部19b,24bが現れ
ている。図8においては、電磁遮断弁19,20,2
4,25,29,30,34および35の電磁駆動部1
9a,20a,24a,25a,29a,30a,34
aおよび35aの一部が円形に現れている。カバー11
3は、電磁駆動部を囲繞する枠体113Aと蓋体113
Bとで構成されており、枠体113Aはコネクタ部11
3Aa,113Ab(図4参照)を有している。枠体1
13Aと蓋体113Bは何れも電気絶縁性を備えた合成
樹脂により成形されている。図7および図8に示される
ように、カバー113内における電磁駆動部と蓋体11
3Bとの間には導電部材集合体114が配置されてい
る。この導電部材集合体114は、この導電部材集合体
114は、図9〜図12にそれぞれ示す4つの導電部材
114A,114B,114C,114Dを互いに隙間
を持たせて積層し(下から114A,114B,114
C,114Dの順)、電気絶縁性を備えた合成樹脂によ
り一体形成したものである。導電部材集合体114は、
外部の電子制御ユニット(図示省略)およびバッテリー
(図示省略)に電気的に接続される13個のコネクタ端
子114aと、電磁遮断弁19,20,24,25,2
9,30,34および35の電磁駆動部19a,20
a,24a,25a,29a,30a,34aおよび3
5aの端子に電気的に接続する16個の接続端子114
bと、電動機39の端子39a,39b(図5参照)が
電気的に接続する2個の接続端子114cと、過電流防
止用の2つのレジスタ131を電気的に接続する2対の
接続端子114dと、電動機ノイズ防止用のキャパシタ
132を電気的に接続する2個の接続端子114eとを
有している。コネクタ端子114aは枠体113Aのコ
ネクタ部113Aa,113Abに向かって延在してお
り、図4に示されるように、カバー113のコネクタ部
113Aa,113Ab内の端子挿通穴に圧入される。
また、接続端子114b,114c,114d,114
eはコネクタ端子114aとは反対方向に延在してお
り、対応する端子と電気的に接続されている(図13〜
図16参照)。
【0031】図5に示されるように、電動機39の端子
39a,39bは、ボデー102の左側面から右側面に
達する貫通穴115,116および枠体113Aの貫通
穴を通っている導電部材117,118により導電部材
集合体114の接続端子114cに電気的に接続してい
る。これら導電体117,118は電動機39の端子3
9a,39bに接合された状態で貫通穴内に挿入される
ものである。プラス側の導電部材117がボデー102
に短絡しないように電気絶縁材料製のパイプ119が穴
115内に配置されている。尚、図8において、導電部
材集合体114の左右両端に導電部材集合体用の係止具
が現れている。
【0032】図7において、ボデー102の下方部には
低圧リザーバ23が配置されている。この低圧リザーバ
23は、ボデー102の下面に開口するようにボデー1
02に形成された穴内に液密に且つ摺動可能に嵌入され
ていて穴の底との間にブレーキ液室120を形成してい
るピストン121と、ボデー102内に嵌入されていて
止め輪によりボデー102に係止され実質的に固定され
ているピストンストッパ122と、このピストンストッ
パ122とピストン121との間に張設されている圧縮
コイルスプリング123とで構成されている。ピストン
ストッパ122とピストン121との間は空気室であ
り、ピストンストッパ122に形成された穴と同穴を利
用してピストンストッパ122に取付けられたダストカ
バー124の呼吸孔を介して大気に接続している。
【0033】図5において、ボデー102には、ポンプ
プランジャ109,110の摺動部の液密状態が崩壊し
たことで穴105内に漏出したブレーキ液をボデー外へ
排出して電動機39を保護するため穴105の下部から
下方へ延びボデー下面に開口する漏出ブレーキ液排出穴
125が形成されている。漏出ブレーキ液排出穴125
は穴116とクロスしており、穴116よりも上方の部
分の径は穴116よりも下方の部分の径よりも小さくな
っている。カバー113の枠部材113Aとボデー10
2の接合部にはシール部材126が、また枠部材113
Aと蓋部材113Bの接合部にはシール部材127がそ
れぞれ介在されている。カバー113の内部空間の最下
部は穴116のやや下方に位置しており、ボデー102
に形成された水平方向の呼吸穴128により漏出ブレー
キ液排出穴125に連通している。
【0034】電動機39のハウジングの最下部には図3
および図5に示される突部129が設けられており、こ
の突部129内に迷路状の呼吸穴が形成されている。電
動機39のハウジングとボデー102の接合部にはシー
ル部材130が介在されている。呼吸穴付きの突部12
9を設ける代わりに、電動機39のハウジングの内部空
間の最下部を穴116のやや下方に位置させ、ボデー1
02に形成した水平方向の呼吸穴により漏出ブレーキ液
排出穴125に連通させてもよい。
【0035】図2〜図16から明らかなように、電動機
39の端子39a,39bがボデー102の内部に配置
した導電体117,118を介してコネクタ端子付きの
導電部材集合体114の接続端子に電気的に接続されて
いるものであり、この導電部材集合体114は蓋体11
3Bにより被覆されているものであることから、1つの
ハーネスで済み、小型で低コストにでき、更に電磁駆動
部の端子や導電体と導電部材集合体の接続端子との電気
的な接続にかかる電気的な接続の手間も少なくて済むも
のである。
【0036】図17〜図19は、図1に示すアクチュエ
ータ15,18および電動機39の組立体(ブレーキ液
圧制御用アクチュエータ)の第2実施例の詳細構造を示
すものである。図17は正面図、図18は図17中のQ
−Q線に沿う断面図、図19は図18中R−R線に沿う
断面図であり、これらの図中、第1実施例の構成要素に
対応する構成要素には第1実施例の説明で用いた符号と
同じ符号を付してある。
【0037】第2実施例は、ボデー102の右側面に電
動機39を、またその左側面に電磁遮断弁19,20,
24,25,29,30,34および35の電磁駆動部
19a,20a,24a,25a,29a,30a,3
4aおよび35aを取付けた点で第1実施例と若干相違
する上、電子制御ユニット133をカバー113内に配
置した点で第1実施例とは大きく相違する。電子制御ユ
ニット133は、熱伝導性が良く且つ適度の剛性を有し
た材料、例えばアルミニウム合金よりなる板部材133
Aの片面にFPC(フレキシブル・プリント・サーキッ
ト・ボード)133Bを接着してなる基板に多数の電子
部品133Cを配設したものであり、板部材133Aの
FPCを接着してないもう片方の面は、熱伝導性が良く
且つ適度の剛性を有した材料、例えばアルミニウム合金
よりなりボデー102に熱的に接触されられた伝熱板部
材134と熱的に接触されられている。ボデー102
は、熱伝導性が良い材料、例えばアルミニウム合金で形
成されている。これにより、電子制御ユニット133の
電子部品133Cで発生した熱は、基板から伝熱部材1
34によりボデー102に伝導されてボデー102から
雰囲気中に放熱され、電子部品132Cが熱による損傷
から保護されるものである。
【0038】この第2実施例では、第1実施例の導電部
材集合体114は使用されないものであり、枠体113
A内には、電子制御ユニット133と電動機39と外部
バッテリー(図示省略)との間を電気的に接続するため
の4個の導電体135A,135B,135C,135
Dがインサート形成されている。導電体135A,13
5B,135Dの一端は枠体113Aのバッテリー用の
コネクタ部113Aaに位置するコネクタ端子として形
成され、導電体135A,135Dの他端は電子制御ユ
ニット133のFPC133Bに直接に電気的に接続さ
れる。導電体135Dの他端は電動機39のマイナス側
端子に電気的に接続した導電体118と電気的に接続さ
れ、導電体135Cの両端は電動機39のプラス側端子
に電気的に接続した導電体117と電子制御ユニット1
33のFPC133Bに電気的に接続される。枠体11
3Aのコネクタ部113Abには、車輪回転センサー等
の各種センサーと電気的に接続するための26個のコネ
クタ端子136がを圧入するための端子挿通穴が設けら
れる。コネクタ端子136は、電子制御ユニット133
のFPC133Bに直接に電気的に接続される。そし
て、電磁遮断弁19,20,24,25,29,30,
34,35の電磁駆動部19a,20a,24a,25
a,29a,30a,34a,35aの端子も電子制御
ユニット133のFPC133Bに直接に電気的に接続
される。尚、電子制御ユニット133の板部材133A
および伝熱板部材134の端子貫通部位は、短絡防止の
ための逃げ穴があけてある。
【0039】また、図には示されていないが、電動機ノ
イズ防止用のキャパシタがFPC133Bに電気的に接
続されている。
【0040】この第2実施例においては、電動機39の
2つの端子がアクチュエータボデーの内部に配置した導
電体117,118を介して電子制御ユニット133お
よびコネクタ端子114aに電気的に接続されているも
のであり、この電子制御ユニット133は蓋部材113
Bにより被覆されているものであることから、ハーネス
およびレジスタは不必要であり、小型で低コストにで
き、更に電磁駆動部の端子や導電体と電子制御ユニット
やコネクタ端子との電気的な接続にかかる電気的な接続
の手間も少なくて済むものである。
【0041】尚、車輪ブレーキへのブレーキ液の流出入
を制御する液圧制御弁の具体的構成は第1実施例や第2
実施例の構成に限定されるものではなく、必要に応じて
適宜変更できるものである。
【0042】
【発明の効果】この出願の発明に係る車両用ブレーキ液
圧制御アクチュエータは、以上に説明したように、電動
機の端子がアクチュエータボデーの内部に配置した導電
体を介してコネクタ端子付きの導電部材集合体の接続端
子に電気的に接続されているものであり、この導電部材
集合体は蓋部材により被覆されているものであることか
ら、1つのハーネスで済み、小型で低コストにでき、更
に電磁駆動部の端子や導電体と導電部材集合体の接続端
子との電気的な接続にかかる電気的な接続の手間も少な
くて済むものである。
【0043】また、この出願の発明に係る車両用ブレー
キ液圧制御アクチュエータは、以上に説明したように、
電動機の端子がアクチュエータボデーの内部に配置した
導電体を介して電子制御ユニットおよびコネクタ端子に
電気的に接続されているものであり、この電子制御ユニ
ットは蓋部材により被覆されているものであることか
ら、ハーネスおよびレジスタは不必要であり、小型で低
コストにでき、更に電磁駆動部の端子や導電体と電子制
御ユニットやコネクタ端子との電気的な接続にかかる電
気的な接続の手間も少なくて済むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の第1実施例の液圧経路の概略
を示す図である。
【図2】図1に示したブレーキ液圧制御アクチュエータ
の第1実施例の正面図である。
【図3】図1に示したブレーキ液圧制御アクチュエータ
の下面図である。
【図4】図1に示したブレーキ液圧制御アクチュエータ
の左側面である。
【図5】図4中のG−G線に沿う断面図である。
【図6】図4中のH−H線に沿う一部省略断面図であ
る。
【図7】図4中のJ−J線に沿う一部省略断面図であ
る。
【図8】図2中のK−K線に沿う断面図である。
【図9】図8中の導電部材集合体の1層目の導電部材を
示す図である。
【図10】図8中の導電部材集合体の2層目の導電部材
を示す図である。
【図11】図8中の導電部材集合体の3層目の導電部材
を示す図である。
【図12】図8中の導電部材集合体の4層目の導電部材
を示す図である。
【図13】図8中のL−L線に沿う断面拡大図である。
【図14】図8中のM−M線に沿う断面拡大図である。
【図15】図8中のN−N線に沿う断面拡大図である。
【図16】図8中のP−P線に沿う断面拡大図である。
【図17】図1に示したブレーキ液圧制御アクチュエー
タの第2実施例の正面図である。
【図18】図14中のQ−Q線に沿う断面図である。
【図19】図14中のR−R線に沿う断面図である。
【符号の説明】
12・・・マスタシリンダ 13・・・左前車輪ブレーキ 14・・・右後車輪ブレーキ 15・・・アクチュエータ 16・・・右前車輪ブレーキ 17・・・左後車輪ブレーキ 18・・・アクチュエータ 19,20,24,25,29,30,34,35・・
・液圧制御弁を構成する電磁遮断弁 23,33・・・低圧リザーバ 28,38・・・プランジャ形ポンプ 39・・・電動機 39a,39b・・・電動機の端子 102・・・アクチュエータボデー 106・・・プランジャ形ポンプの駆動軸 113・・・カバー 113A・・・枠体 113Aa,113Ab・・・コネクタ部 113B・・・蓋体 114・・・導電部材集合体 114a・・・コネクタ端子 114b,114c,114d・・・接続端子 115,116・・・ボデーの穴 117,118・・・導電体 131・・・レジスタ 132・・・キャパシタ 133・・・電子制御ユニット 135A,135B,135C,135D・・・導電体 136・・・コネクタ端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のブレーキマスタシリンダから車輪
    ブレーキに至る液圧経路に介挿されているものであっ
    て、車輪ブレーキへのブレーキ液の流出入を制御する電
    磁操作式の液圧制御弁と、この液圧制御弁により車輪ブ
    レーキから流出させたブレーキ液を貯溜する低圧リザー
    バと、この低圧リザーバ内のブレーキ液を前記液圧経路
    に戻す容積形ポンプと、この容積形ポンプを駆動する電
    動機とを1つのアクチュエータボデーに組付けてなる車
    両用ブレーキ液圧制御アクチュエータにおいて、 前記アクチュエータボデーの対抗する両側面のうちの一
    方側面に前記液圧制御弁を構成する複数の電磁弁の電磁
    駆動部が並設されており、前記一方側面には端子挿通孔
    付きのコネクタ部を有し且つ前記複数の電磁駆動部を囲
    繞している枠体が取付けられており、この枠体および前
    記複数の電磁駆動部が前記一方側面との間に存在するよ
    うに位置しており且つ前記端子挿通孔に圧入されて外部
    端子に接続するコネクタ端子および前記複数の電磁駆動
    部の各々の端子および前記電動機の端子に接続する接続
    端子を一体的に形成している導電部材集合体が設置され
    ており、この導電部材集合体を被覆する蓋体が設置され
    ており、 前記両側面のうちの他方側面には前記電動機が取付けら
    れており、この電動機の端子が前記両側面に開口するよ
    うに前記アクチュエータボデーに形成されている貫通穴
    を貫通している導電体により前記導電部材集合体の対応
    する前記接続端子に電気的に接続されているものである
    車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制
    御アクチュエータであって、 前記コネクタ端子と電子制御ユニットを電気的に接続す
    るハーネスの損傷による過電流を防止するためのレジス
    タと電動機ノイズ防止用のキャパシタが前記導電部材集
    合体に取付けられているものである車両用ブレーキ液圧
    制御アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 車両のブレーキマスタシリンダから車輪
    ブレーキに至る液圧経路に介挿されているものであっ
    て、車輪ブレーキへのブレーキ液の流出入を制御する電
    磁操作式の液圧制御弁と、この液圧制御弁により車輪ブ
    レーキから流出させたブレーキ液を貯溜する低圧リザー
    バと、この低圧リザーバ内のブレーキ液を前記液圧経路
    に戻す容積形ポンプと、この容積形ポンプを駆動する電
    動機とを1つのアクチュエータボデーに組付けてなる車
    両用ブレーキ液圧制御アクチュエータにおいて、 前記アクチュエータボデーの対抗する両側面のうちの一
    方側面に前記液圧制御弁を構成する複数の電磁弁の電磁
    駆動部が並設されており、前記一方側面にはコネクタ端
    子付きのコネクタ部を有し且つ前記複数の電磁駆動部を
    囲繞している枠体が取付けられており、この枠体および
    前記複数の電磁駆動部が前記一方側面との間に存在する
    ように位置している電子制御ユニットが設置されてお
    り、この電子制御ユニットは前記コネクタ端子に接続さ
    れており、前記電子制御ユニットを被覆する蓋体が設置
    されており、 前記両側面のうちの他方側面には前記電動機が取付けら
    れており、この電動機の端子が前記両側面に開口するよ
    うに前記アクチュエータボデーに形成されている貫通穴
    を貫通している導電体により前記コネクタ端子および前
    記電子制御ユニットに電気的に接続されているものであ
    る車両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用ブレーキ液圧制
    御アクチュエータであって、 電動機ノイズ防止用のキャパシタが前記導電部材または
    前記電子制御ユニットに取付けられているものである車
    両用ブレーキ液圧制御アクチュエータ。
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