JPH1047256A - アンチスキッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造 - Google Patents

アンチスキッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造

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JPH1047256A
JPH1047256A JP8208380A JP20838096A JPH1047256A JP H1047256 A JPH1047256 A JP H1047256A JP 8208380 A JP8208380 A JP 8208380A JP 20838096 A JP20838096 A JP 20838096A JP H1047256 A JPH1047256 A JP H1047256A
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cylinder
diameter hole
chamber
plug
pump
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Mamoru Ichikawa
守 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置全体を大型化させることなしに、製造コス
トを低減することができるアンチスキッド制御装置にお
けるポンプ液圧ダンパ構造の提供。 【解決手段】ハウジング1に形成された大径穴18穴の
底部にさらに小径穴17が形成され、小径穴17内にポ
ンプユニット40を構成するシリンダ41がねじ込み固
定され、大径穴18の開口部はプラグ19で閉塞するこ
とによりシリンダの41端面とプラグ19との間の大径
穴18内に所定容量のダンピングチャンバ10が形成さ
れ、ポンプユニット40は、シリンダ41内に形成され
プランジャ42の往復動によりその容積が増減する容積
室30と、容積室30を挟んで配置された吸入側逆止球
弁33と吐出側逆止球弁29とを備え、吐出側逆止球弁
29はシリンダ41の吐出側端面でダンピングチャンバ
10内に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンチスキッド制
御装置における液圧ポンプの間欠駆動によって発生する
吐出液圧の変動を緩衝するためのダンパ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなアンチスキッド制御装
置におけるポンプ液圧ダンパ構造としては、例えば、図
3および図4に記載されているようなもの(従来例
1)、または、図5(特開平4−303182号公報の
図1)に記載されたようなもの(従来例2)が知られて
いる。
【0003】まず、従来例1のアンチスキッド制御装置
におけるポンプ液圧ダンパ構造は、図3の全体断面図に
示すように、ハウジング50には、ホイールシリンダ5
1への接続ポート52と、マスタシリンダ53への接続
ポート54と、ホイールシリンダ液圧の減圧・保持・増
圧を行なうための、常開の増圧側ソレノイドバルブ55
及び常閉の減圧側ソレノイドバルブ56と、液圧ポンプ
57と、液圧ポンプ駆動用電動モータ58と、リザーバ
59と、ダンピングチャンバ60と、リレーボックス6
1等、アンチスキッド制御を行なうために必要な各構成
部材がユニットとして一体に形成もしくは組み込まれた
構造となっている。
【0004】前記液圧ポンプ57は、図4の要部拡大断
面図に示すように、電動モータ58により駆動される偏
心カム62を挟んで左右一対のポンプユニット63,6
3が組み込まれている(なお、この図3においてポンプ
ユニット63,63は左右対称につき、符号は一方のみ
付して他方は省略する)。
【0005】そして、このポンプユニット63は、一対
の吸入側逆止弁を構成する吸入側球弁64と吐出側逆止
弁を構成する吐出側球弁65との間に容積室66を有
し、電動モータ58により回動される偏心カム62の回
転に基づく押圧と、リターンスプリング67の付勢力お
よび液圧ポンプ57の吐出反力による押し戻し作用によ
るプランジャ68の往復動により、リザーバ59内のブ
レーキ液を前記容積室66内に吸引加圧し、これを連通
孔69及びダンピングチャンバ60を経由してマスタシ
リンダ53側に還流させるようになっている。
【0006】また、従来例2のアンチスキッド制御装置
におけるポンプ液圧ダンパ構造は、図5の要部断面図に
示すように、ハウジング71に形成された組付穴内にま
ずポンプユニットを構成するシリンダ72が装着係止さ
れ、次いで、中空状のプラグ73をねじ込むことで組付
穴を閉塞することにより、該プラグ73の中空部で所定
容量のダンピングチャンバ74が形成され、前記ポンプ
ユニットは、電動モータ76により駆動される偏心カム
75の回転による押圧とリターンスプリング76の付勢
力によって前記シリンダ72内を往復動するプランジャ
77と、前記シリンダ72内に形成され前記プランジャ
77の往復動によりその容積が増減する容積室78と、
該容積室78を挟んで配置された吸入側逆止弁79と吐
出側逆止弁80とを備えたもので、前記吐出側逆止弁8
0は、流出側で円筒形のシール面と共同するエラストマ
材料から成るシールリップを備えたコップ形シール部材
として構成すると共に、該コップ形シール部材は、前記
プラグ73のねじ込みによりその先端開口端面とシリン
ダ72の吐出側端面との間に挟み込んだ状態で固定する
ようにしたものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例1のアンチスキッド制御装置におけるポン
プ液圧ダンパ構造にあっては、上述のように、ダンピン
グチャンバ60が、液圧ポンプ57の吐出側の油圧回路
上に、液圧ポンプ57とは別部位に設けられ、両者間を
連通孔69を介して接続させる構造となっていたため、
ハウジング50に液圧ポンプ57とダンピングチャンバ
60と両者間を接続する連通孔69とを別々に形成する
必要があり、このため、ハウジング50の加工部位が多
く、加工工数および組み立て工数が多くなり、従って、
製造コストが高騰するという問題点があった。
【0008】また、従来例2のアンチスキッド制御装置
におけるポンプ液圧ダンパ構造にあっては、上述のよう
に、プラグ73の中空部内でダンピングチャンバ74を
構成させるようにしたものであり、かつ、プラグ73の
外径はシリンダ72の外形と同一であることから、所定
の容量を確保するためには、軸方向に長く形成する必要
があるため、偏心軸を挟んで直線状に設けられる一対の
ポンプユニット部分の軸方向長さが長くなり、これによ
り、装置全体を大型化させることになるという問題点が
あった。
【0009】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、装置全体を大型化させることな
しに、製造コストを低減することができるアンチスキッ
ド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明請求項1記載のアンチスキッド制御
装置におけるポンプ液圧ダンパ構造では、ハウジングに
形成された大径穴の底部にさらに小径穴が形成され、該
小径穴内にポンプユニットを構成するシリンダがねじ込
み固定され、大径穴の開口部はプラグで閉塞することに
より前記シリンダの端面とプラグとの間の大径穴内に所
定容量のダンピングチャンバが形成され、前記ポンプユ
ニットは、電動モータにより駆動される偏心カムの回転
による押圧とリターンスプリングの付勢力によって前記
シリンダ内を往復動するプランジャと、前記シリンダ内
に形成され前記プランジャの往復動によりその容積が増
減する容積室と、該容積室を挟んで配置された吸入側逆
止球弁と吐出側逆止球弁とを備え、前記吐出側逆止球弁
は前記シリンダの吐出側端面で前記ダンピングチャンバ
内に設けられている手段とした。
【0011】
【作用】本発明請求項1記載のアンチスキッド制御装置
におけるポンプ液圧ダンパ構造は、上述のように構成さ
れるため、ポンプユニットを構成するシリンダをねじ込
み固定するための小径穴部と同時かつ同軸上にダンピン
グチャンバを構成するための大径穴部を切削加工するこ
とができると共に、液圧ポンプとダンピングチャンバと
の間を接続するための流路が必要なくなることから、ハ
ウジングの加工部位が減少すると共に、加工工数も減少
させることができるため、加工コストを低減することが
できる。
【0012】また、ダンピングチャンバを構成するため
の穴部(大径穴)をポンプユニットを構成するシリンダ
ねじ込み固定用穴(小径穴)より大径とした異径穴に形
成すると共に、大径穴の開口部をプラグで閉塞するよう
にしたことで、軸方向に長く形成することなしにダンピ
ングチャンバとして十分な容積を確保することが可能と
なり、さらに、ポンプユニットを構成する吐出側逆止球
弁を前記シリンダの吐出側端面で前記ダンピングチャン
バ内に設けた構成とすることで、ダンピングチャンバを
含めたポンプユニットの軸方向長さを最小限に抑えるこ
とができ、これにより、装置全体の大型化を招くことも
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。図2は、アンチスキッド制御装置を構
成する各部材の接続状態を示す回路図であり、この図に
示すように、通常は増圧側ソレノイドバルブ6が開いて
減圧側ソレノイドバルブ7が閉じていて、マスタシリン
ダ4とホイールシリンダ2とが液圧供給流路を構成する
第1連通孔12,第2連通孔13および第3連通孔14
を介して連通され、これにより、マスタシリンダ4のブ
レーキ液圧がホイールシリンダ2に供給されて増圧さ
れ、ブレーキペダル4aの踏み力に応じた制動力を発生
させることができ、また、この増圧状態から、以上とは
逆に増圧側ソレノイドバルブ6を閉じて減圧側ソレノイ
ドバルブ7を開くと、ホイールシリンダ2の液圧が還流
流路の一部を構成する第3連通孔14,第4連通孔1
5,第5連通孔16を経由してリザーバ9側へドレーン
されて減圧されると共に、液圧ポンプ8を駆動する電動
モータ8aの駆動によりリザーバ9内に貯留されたブレ
ーキ液は、還流流路の一部を構成する第5連通孔16,
液圧ポンプ8,ダンピングチャンバ10および第1連通
孔12を経由してマスタシリンダ4側に還流され、ま
た、両バルブ6,7を閉じると、ホイールシリンダ2の
液圧がその時の液圧に保持されるようになっている。そ
して、両ソレノイドバルブ6,7は、図外のアンチスキ
ッドコントローラにより所定の条件に基づいて開閉制御
が行なわれる。尚、この図2において、11はダンピン
グオリフィスを示している。
【0014】次に、図1は本発明の実施の形態のアンチ
スキッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造を示す
要部拡大断面図であり、図において1はアンチスキッド
制御装置を構成する部材が内蔵若しくは組み付けられた
ハウジングであり、該ハウジング1には、小径穴17と
大径穴18とが同軸上に形成された異径穴が形成されて
いる。また、41は液圧ポンプ8を構成する一方のポン
プユニットである。
【0015】このポンプユニット40は、ハウジング1
に形成された異径穴の小径穴17内に外側の大径穴18
の開口部側から装着されていて該小径穴17内にねじ込
み固定されたシリンダ41と、該シリンダ41内に摺動
自在に設けられたプランジャ42とを備えている。前記
シリンダ41の端部外周には、ねじ込み用の六角ナット
41aが一体に形成され、この六角ナット41aの端面
が小径穴17と大径穴18との段部に当接することで、
シリンダ41の位置決めが行なわれるようになってい
る。
【0016】前記シリンダ41の中途部外周面と小径穴
17内周面との間には、第5連通孔16を介してリザー
バ9と連通する環状の吸入側室20が形成され、また、
前記シリンダ41には、吸入側室20とシリンダ41の
内部との間を連通する4つの連通孔21が形成されると
共に、この連通孔21と符合するプランジャ42の外周
面には環状溝22が形成され、かつ、この環状溝22の
底部には後述の軸心孔23と連通する4つの半径方向孔
24が形成されている。
【0017】大径穴18の開口部にはカップ状のプラグ
19が装着されることで大径穴18の開口端面が閉塞さ
れ、これにより、前記シリンダ41の端部外周面とプラ
グ19の内周面との間の大径穴18内に、所定容量のダ
ンピングチャンバ10が形成されている。そして、この
ダンピングチャンバ10は、第1連通孔12を介してマ
スタシリンダ4に接続されている。
【0018】前記ダンピングチャンバ10内に一部が突
出したシリンダ41の端部には孔開きキャップ43が装
着固定されている。この孔開きキャップ43は、シリン
ダ41の端部外周に形成された段部41bにその先端開
口縁部をかしめることにより固定されている。
【0019】そして、前記孔開きキャップ43の中空部
と対面するシリンダ41の端面には、吐出側弁口26が
形成され、この吐出側弁口26と対向する孔開きキャッ
プ43の端面中央部には前記ダンピングチャンバ10と
連通する吐出側弁室27が形成されていて、該吐出側弁
室27には、スプリング28により前記吐出側弁口26
を閉塞する方向に付勢されることで吐出側逆止弁を構成
する吐出側球弁29が設けられている。
【0020】前記プランジャ42により画成されたシリ
ンダ41の内底部には、吐出側弁口26により吐出側弁
室27と連通する容積室30が形成され、また、プラン
ジャ42の容積室30側端面には、前記半径方向孔24
と連通する軸心孔23が形成されている。
【0021】前記シリンダ41の容積室30内には、ス
プリング31により軸心孔23の開口部で構成される吸
入側弁口32を閉塞する方向に付勢されることで吸入側
逆止弁を構成する吸入側球弁33が設けられている。ま
た、前記容積室30内には、プランジャ42の端面が、
モータ軸に偏心量fをもって取り付けられた偏心カム8
bのカム面に常時当接する方向にプランジャ42を押圧
付勢するリターンスプリング34が設けられている。
【0022】また、前記キャップ43の外面と前記プラ
グ19の内底面との間には大径穴19内にプラグ19を
位置決めセットするためのセットスプリング44が介装
されている。即ち、セットスプリング44の反発力に抗
して大径穴18内にプラグ19を押し込んだ後、大径穴
18の開口部内周面に形成された係止溝18a内にCリ
ング25を装着することにより、プラグ19の抜けが阻
止されると共に、その位置決めセットが行なわれるよう
になっている。
【0023】なお、前記プラグ19を大径穴18内に押
し込む際に、プラグ19とキャップ43とが干渉しない
ように、プラグ19の開口端面が先に段部18bに当接
する寸法設定(g<h)となっている。そして、前記段
部18aとプラグ19の開口端面との間gの透き間部分
に前記第1連通孔12が形成されている。
【0024】また、図において、35、36、37は、
シリンダ41、プランジャ42の外周面、及び、プラグ
19が装着された大径穴18開口部の内周面にそれぞれ
装着されたシールリングである。また、38は吸入側室
20内に装着されたフィルタである。
【0025】次に、発明の実施の形態の作用を説明す
る。この発明の実施の形態のアンチスキッド制御装置に
おけるポンプ液圧ダンパ構造は上述のように構成される
ため、疑似車体速度に対する車輪のスリップ率が所定の
範囲内を越えると車輪のロックが発生する恐れがあるた
め、この時は、アンチスキッド制御が行なわれる。即
ち、図2に示すように、増圧側ソレノイドバルブ6を閉
じて減圧側ソレノイドバルブ7を開き、これにより、ホ
イールシリンダ2の液圧が還流流路の一部を構成する第
3連通孔14,第4連通孔15,第5連通孔16を経由
してリザーバ9側へドレーンされて減圧されると共に、
液圧ポンプ8の駆動によりリザーバ9内に貯留されたブ
レーキ液は、還流流路の一部を構成する第5連通孔1
6,液圧ポンプ8,ダンピングチャンバ10および第1
連通孔12を経由してマスタシリンダ4側に還流され
る。
【0026】即ち、液圧ポンプ8を駆動させると、図1
に示すように、偏心カム8bの回転による押圧とリター
ンスプリング34の付勢力および液圧ポンプ8の吐出圧
の反力作用によって偏心カム8bに当接したプランジャ
42がシリンダ41内を往復動し、吸入側球弁33と吐
出側球弁29とを交互に開弁させることによって、リザ
ーバ9内のブレーキ液を容積室30内に吸引、加圧し、
これをダンピングチャンバ10を経由させた後、第1連
通孔12を経由してマスタシリンダ4側へ強制的に還流
させるものである。
【0027】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態のアンチスキッド制御装置におけるポンプ液圧ダ
ンパ構造にあっては、ポンプユニット40を構成するシ
リンダ41をねじ込み固定するための小径穴17部と同
時かつ同軸上にダンピングチャンバ10を構成するため
の大径穴18を切削加工することができると共に、液圧
ポンプ8とダンピングチャンバ10との間を接続するた
めの流路が必要なくなることから、ハウジング1の加工
部位が減少すると共に、加工工数も減少させることがで
きるため、加工コストを低減することができるようにな
る。
【0028】また、ダンピングチャンバ1を構成するた
めの穴部(大径穴18)をポンプユニット40を構成す
るシリンダ41のねじ込み固定用穴(小径穴17)より
大径とした異径穴に形成すると共に、大径穴18の開口
部をプラグ19で閉塞するようにしたことで、軸方向に
長く形成することなしにダンピングチャンバ10として
十分な容積を確保することが可能となり、さらに、ポン
プユニット40を構成する吐出側逆止球弁29を前記シ
リンダ41の吐出側端面で前記ダンピングチャンバ10
内に設けた構成とすることで、ダンピングチャンバ10
を含めたポンプユニット40の軸方向長さを最小限に押
えることができるため、装置全体の大型化を招くことも
ない。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの発明の実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0030】例えば、発明の実施の形態では、プラグ1
9をセットスプリング44とCリング25で固定するよ
うにしたが、ねじ込み方式を採用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンチス
キッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造にあって
は、ハウジングに形成された大径穴の底部にさらに小径
穴が形成され、該小径穴内にポンプユニットを構成する
シリンダがねじ込み固定され、前記大径穴の開口部はプ
ラグで閉塞することにより前記シリンダの端面とプラグ
との間の大径穴内に所定容量のダンピングチャンバが形
成され、前記ポンプユニットの吐出側逆止球弁は前記シ
リンダの吐出側端面で前記ダンピングチャンバ内に設け
られている構成としたことで、装置全体を大型化させる
ことなしに、製造コストを低減することができるように
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のアンチスキッド制御装置
におけるポンプ液圧ダンパ構造の要部拡大断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態のアンチスキッド制御装置
における液圧回路を示す全体図である。
【図3】従来例1のアンチスキッド制御装置におけるポ
ンプ液圧ダンパ構造を示す全体断面図である。
【図4】図3(従来例1)のIV−IV線における拡大断面
図である。
【図5】従来例2のアンチスキッド制御装置におけるポ
ンプ液圧ダンパ構造を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 8 液圧ポンプ 8a 電動モータ 8b 偏心カム 10 ダンピングチャンバ 17 小径穴 18 大径穴 29 吐出側逆止球弁 30 容積室 33 吸入側逆止球弁 34 リターンスプリング 40 ポンプユニット 41 シリンダ 42 プランジャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに形成された大径穴の底部にさ
    らに小径穴が形成され、該小径穴内にポンプユニットを
    構成するシリンダがねじ込み固定され、大径穴の開口部
    はプラグで閉塞することにより前記シリンダの端面とプ
    ラグとの間の大径穴内に所定容量のダンピングチャンバ
    が形成され、 前記ポンプユニットは、電動モータにより駆動される偏
    心カムの回転による押圧とリターンスプリングの付勢力
    によって前記シリンダ内を往復動するプランジャと、前
    記シリンダ内に形成され前記プランジャの往復動により
    その容積が増減する容積室と、該容積室を挟んで配置さ
    れた吸入側逆止球弁と吐出側逆止球弁とを備え、 前記吐出側逆止球弁は前記シリンダの吐出側端面で前記
    ダンピングチャンバ内に設けられていることを特徴とす
    るアンチスキッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構
    造。
JP8208380A 1996-08-07 1996-08-07 アンチスキッド制御装置におけるポンプ液圧ダンパ構造 Pending JPH1047256A (ja)

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