JP2815374B2 - 液圧ポンプ - Google Patents

液圧ポンプ

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JP2815374B2
JP2815374B2 JP63318733A JP31873388A JP2815374B2 JP 2815374 B2 JP2815374 B2 JP 2815374B2 JP 63318733 A JP63318733 A JP 63318733A JP 31873388 A JP31873388 A JP 31873388A JP 2815374 B2 JP2815374 B2 JP 2815374B2
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一郎 石渡
寛 大熊
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株式会社ナブコ
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アンチスキッドブレーキ或いはハイドロリ
ックサーボブレーキなどの液圧源として使用される液圧
ポンプに関する。
[従来技術] 従来この種の液圧ポンプとして、例えば特開昭58−21
1951号公報に開示されるように、二つの弁間に位置しプ
ランジャの往復動により容積が増減されるポンプ室(圧
力室)を、スリーブ(プランジャガイド)とそれに嵌合
されるプラグとにより区画して、ポンプ室内に臨むスリ
ーブとプラグとの境界部分にゴム製のシール部材を配置
することにより、ポンプ室を低圧側等他の空間から密封
するものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した形式の液圧ポンプにおいては、プランジャの
ポンプ室側への移動による加圧時、ゴム製のシール部材
がポンプ室内の昇圧に伴い、その液圧を受けて低圧側に
変形することから、その分ポンプ室の容積増加が起こ
り、プランジャによる容積減少作用が損なわれて、加圧
効率、吐出効率が低下するという問題がある。そして、
この問題は、本体に形成した孔内に、圧力室を区画する
プランジャガイドを含む嵌合部材を挿入固定して、本体
とプランジャガイドを含む嵌合部材との境界部分を圧力
室内に臨ませたものにおいても、同様に生ずる。
そこで、本発明は、本体とプランジャガイドを含む嵌
合部材との境界部分が圧力室内に臨む構造を前提とし
て、加圧ないしは吐出効率を向上させ得る液圧ポンプを
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、吸引口−吐出口間を連絡する孔を形成し
た本体と、プランジャガイドを含み前記孔に挿入固定さ
れてその内部に圧力室を区画する嵌合部材と、前記プラ
ンジャガイドの内孔に摺動自在に挿入されるプランジャ
と、該プランジャを前記圧力室の容積を増減させる方向
に往復動させる駆動機構と、前記プランジャの前記圧力
室側への移動に応じて前記圧力室−前記吸引口間の連通
を禁止する遮断弁と、前記圧力室−前記吐出口間に設け
られ前記圧力室内の昇圧に応じて開弁する逆止弁とを有
し、前記本体と前記プランジャガイドを含む前記嵌合部
材との境界部分が、前記遮断弁−前記逆止弁間に位置し
た前記圧力室内に臨む液圧ポンプにおいて、前記境界部
分を、前記本体と前記プランジャガイドを含む前記嵌合
部材とを互いに圧接させることにより密封した液圧ポン
プによつて達成される。
[作用] 圧力室内に臨む本体とプランジャガイドを含む嵌合部
材との境界部分が、それらの圧接により密封を施される
ため、プランジャの圧力室側への移動により圧力室内の
液圧が上昇した時に、密封した部分に圧力室の容積増加
を招く変形が生じなくなる。そして、境界部分の密封の
ために弾性部材を用いた従来形式のものに比べ、プラン
ジャの圧力室側への移動に見合う加圧作用を得、加圧な
いしは吐出効率を向上させ得るようになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例による液圧ポンプについて図面
を参照して説明する。
第1図は第1実施例を示すが、図において、ポンプ本
体(1)の上壁部に形成された吸引口(34)には接続管
(2)が取り付けられており、これは図示しないリザー
バへと接続されている。即ち本実施例の液圧ポンプはア
ンチスキッドブレーキ制御装置に用いられ、ホイールシ
リンダからの圧液をブレーキを緩めるときに排出され
る、リザーバが設けられ、これからこの液圧ポンプによ
り加圧してアキュムレータ(15)に供給するようにして
いる。そしてブレーキを再込めするときにアキュムレー
タ(15)からの圧液を図示しない液圧制御弁を介して供
給するようにしている。
本体(1)の接続管(2)の両側には1対の孔(3a)
(3b)が形成され、これに後述する逆止弁装置(4a)
(4b)が配設されている。また接続管(2)は本体
(1)内に形成された通孔(5)を介して駆動部室
)に接続されておりここには図示しないモータの回
転軸に対して偏心して取り付けられたカム(7)が配設
されこれはベアリング(8)を介して、このアウタレー
スとしての駆動輪(9)がやはり後述する加圧装置(11
a)(11b)に当接している。上述の孔(3a)(3b)に連
通して本体(1)内には通孔(12)が形成され、これは
図示しないがやはり本体(1)に形成され上下方向に延
びる通孔を介して本体(1)の底壁部に形成される吐出
口(14)へと連通しており、これは上述のアキュムレー
タ(15)に接続されている。
また本体(1)にはリリーフバルブを取り付ける為の
孔(13a)(13b)が形成されているがここではリリーフ
バルブを図示していない。
孔(3a)(3b)に配接される逆止弁装置(4a)(4b)
は同一の構成を有するので1方の逆止弁装置(4a)につ
いてのみ以下説明する。
孔(3a)の開孔端部にはシールリング(16)を装着し
た蓋部材(17)が取り付けられておりまた側壁部に形成
される孔(19)には盲栓(18)が取り付けられている。
蓋部材(17)の底壁部にはばね受部材(20)が取り付け
られており、これにより支持される弁ばね(21)は下方
に配設される弁球(23)を下方に付勢している。これに
より弁球(23)は通常は弁座形成部材(24)に図示する
ように着座している。以上のばね受部材(20)、弁ばね
(21)及び弁球(23)は筒状部材(22)内に配設されて
おり、この筒状部材の周壁部に孔(22a)(22b)が形成
され、これは上述の通孔(12)と常時これを介して筒状
部材(22)内と常時連通させている。弁座形成部材(2
4)の底面はリング状のメタルシール(25)を介して孔
(3a)の底壁部に取り付けられている。
次に孔(10a)(10b)内に配設される加圧装置(11
a)(11b)の詳細について説明するがこれらは同一の構
成を有するので一方の加圧装置(11a)についてのみ説
明する。
本体(1)の吸引口(34)と吐出口(14)との間を連
絡する孔(10a)には、本発明の構成要素である嵌合部
材として、シールリング(27)を装着した蓋部材(26)
およびプランジャガイド(28)が挿入固定されており、
このうち蓋部材(26)により孔(10a)の開口端部が閉
塞されている。プランジャガイド(28)の内孔にはプラ
ンジャ(29)が摺動自在に挿入され、この左端部には、
ばね受けが取り付けられており、これとプランジャガイ
ド(28)との間にばねが張設されプランジャ(29)を図
において左方に付勢している。プランジャ(29)の右方
には圧力室(30)が画成されており、本体(1)とプラ
ンジャガイド(28)との間の境界部分S、及び本体
(1)と蓋部材(26)との間の境界部分Mが、この圧力
室(30)内に臨んでいる。図示する状態ではこれはプラ
ンジャ(29)に形成された軸方向の孔(29b)及び径方
向の貫通孔(29a)を介して及びプランジャガイド(2
8)に形成された孔(28a)を介して、駆動部室()と
連通している。然しながら駆動部室()における偏心
カム(7)の回動により図示する位置から180゜回転し
たときにはプランジャ(29)が右方へと駆動輪(9)に
より押圧されてプランジャ(29)がプランジャガイド
(28)において右方へと摺動しこれにより貫通孔(29
a)はプランジャガイド(28)の孔(28a)と遮断され、
即ち圧力室(30)と駆動部室()とは遮断されること
になる。加圧装置(11a)は以上のように構成されるの
であるが以上の構成においてプランジャガイド(28)は
孔(10a)内に挿入固定されたとき、Sで示す部分即ち
本体の段部と当接する部分は圧接状態であるメタルシー
ルが行なわれている。さらに蓋部材(26)と本体(1)
の段部においてもMに示すように圧接されメタルシール
が行なわれている。さらに上述の逆止弁装置(4a)にお
いても弁球(23)の弁座形成部材(24)への着座面は金
属であり、いわばこの部分もメタルシールが行なわれて
いる。さらに弁座形成部材(24)の底面にはメタルシー
ル用のリング(25)が配設されている。以上述べたよう
に本実施例によれば従来はゴム製のOリングまたはシー
ル部材を用いていた部分にメタルシールが行なわれてい
る。すなわち、圧力室(30)内に臨む本体(1)とプラ
ンジャガイド(28)との間の境界部分S、及び本体
(1)と蓋部材(26)との境界部分Mを、これら境界部
分S、Mを互いに圧接することにより、圧力室(30)を
駆動部室(6)等の他の空間から密封している。
以上本発明の実施例による液圧ポンプの構成について
説明したが次にこの作用について説明する。
上述したように本液圧ポンプはアンチスキッドブレー
キ制御装置に適用されており、ブレーキペダルの踏み込
みにより車輪にブレーキをかけ、ブレーキの掛け過ぎで
あると制御装置が判断すると、図示しない液圧制御弁を
介してホイールシリンダの圧液がやはり図示しないリザ
ーバへと排出される。これによって車輪のブレーキが緩
められるのであるが、これと共に図示しないモータが駆
動を開始し第一図に示す液圧ポンプが駆動を開始する。
これによつて駆動部室()に配設されるモータのカム
シャフト(7)が回転しベアリング(8)を介してアウ
タレースとしての駆動輪(9)を回転させる。これによ
りこの両側の加圧装置(11a)(11b)が180゜の位相を
もつて交互に往復駆動させられる。
即ち図示する状態においては一方の加圧装置(11a)
が最左方に位置した状態にあり、またこれに対応した左
方の加圧装置(11b)は最右方に位置した状態にある。
いま仮にこの状態からモータが駆動を開始したとする
と、カムシャフト(7)が図示の状態から180゜回転す
ると一方の加圧装置(11a)におけるプランジャ(29)
がばね力に抗して右方へと押圧される。これによつてプ
ランジャガイド(28)の貫通孔を右方へと摺動しプラン
ジャ(29)の右方に画成される圧力室(30)の容積をプ
ランジャ(29)の移動と共に減少させる。この移動と共
にプランジャ(29)の径方向の孔(29a)は第1図に示
す状態ではプランジャガイド(28)に形成される孔(28
a)と整列しているがこれから外れることにより、即ち
遮断状態となる。したがつて駆動部室()における作
動液は圧力室(30)に導入されることが禁止される。よ
つて圧力室(30)が駆動室()とは遮断状態になるこ
とによりプランジャ(29)の移動と共に圧力が上昇す
る。これにより逆止弁装置(4a)における弁球(23)を
弁座形成部材(24)から液圧差により上方へと離座さ
せ、圧力室(30)の圧液は弁球(23)と弁座形成部材
(24)の間の隙間を通つて通孔(12)へと導入され、こ
こから図示しない上下方向に延びる通孔を介して本体に
形成される吐出口(14)を通つてアキュムレータ(15)
に圧液として蓄圧される。
他方の加圧装置(11b)においては図示する位相状態
から上述のようにカム(7)が180゜回転することによ
りこれと共にこのプランジャガイド(28)に摺動可能に
挿通させているプランジャ(29)は右方へとばね力によ
り移動し、したがつてこの左方に形成される一方の加圧
装置(11a)の圧力室(30)に対応する同様な圧力室に
おける容積が増大する。なおこの増大途中において一方
の加圧装置(11a)について符号を参照して説明すると
プランジャガイド(28)の孔(28a)とプランジャ(2
9)の孔(29a)との遮断の状態を維持する間は圧力が減
少する。そしてこの減少状態においてプランジャガイド
の孔(28a)とプランジャ(29)の径方向の孔(29a)と
が連通すると駆動部室()の作動液がこの加圧装置
(11b)における圧力室に流入する。
上述のようにアキュムレータ(15)に蓄圧された圧液
は図示しない液圧制御弁の制御作用によりブレーキを再
込すべきであると制御装置が判断するとアキュムレータ
(15)と車輪のホイールシリンダとを連通させ、ここに
蓄えられた圧液をホイールシリンダに加えることにより
再込が行われる。他方の加圧装置(11b)においては上
述したように、その圧力室に駆動室()から作動液を
導入させているのであるが一方の加圧装置(11a)につ
いて説明したようにカムシャフト(7)が図示する位置
に上述の位置から180゜更に回転するとこの加圧装置(1
1b)におけるプランジャは左方へと移動し圧力室の容積
を減少し、かつ、駆動部室()と圧力室とは遮断状態
に置かれているのでこの移動とともに圧力を上昇させ他
方の逆止弁装置(4b)における弁球を開弁させて上述と
同様にして通孔(12)および図示しない上下方向に延び
る通孔を介して吐出口(14)を通つてアキュムレータ
(15)に圧液を供給する。モータの回転により加圧装置
(11a)(11b)の圧力室から交互にアキュムレータ(1
5)に供給され常時圧液を蓄圧するようにして再込めが
必要な時には直ちにこの圧液をホイールシリンダに供給
して再込めを行なう事が出来る。
本発明の実施例の作用は以上のようであるが次のよう
な効果を奏するものである。
即ち従来例においては例えばプランジャガイド(28)
のフランジ部と本体の段部との間にはメタルシールSで
なくゴムのシールリングを装着していたが、この為に圧
力室の液圧が増大する時には、これに対応して駆動部室
)の液圧が相対的に低下するので低圧室側へと変形
し、したがつてこの分、圧力室(30)における容積の減
少速度がおさえられ、すなわち増大方向にあるので液圧
の上昇がおさえられ、よつてアキュムレータ(15)に供
給される液圧は本来より小となるものである。すなわち
ポンプ効率を低下させていた。本実施例によればさらに
蓋部材(26)は本体(1)の内壁部に圧入されてメタル
シールMを行つているのでやはりこの部分においても大
気側とで圧力差が生ずるのであるが大気側へと変形させ
ることなく上述のメタルシールSと相まつて圧力室にお
ける容積の減少を効率よくおこなつてアキュムレータ
(15)への作動液の液圧を効率よく上昇させるものであ
る。すなわち本実施例の液圧ポンプによれば、上述した
従来形式のものに比べ、プランジャ(29)の圧力室(3
0)側への移動に見合う加圧作用を得ることができると
共に、加圧ないしは吐出効率を向上させることができ
る。
第2図は本発明の第2実施例による液圧ポンプを示す
ものであるが第1図に対応する部分については同一の符
号を付し詳細な説明は省略する。
即ち本実施例では第1実施例においては加圧装置(11
a)(11b)において嵌合部材としての蓋部材(26)とプ
ランジャガイド(28)とは別体であつたがこれを一体化
構成としている。
本実施例においても本体(1)の吸引口(34)と吐出
口(14)との間を連絡する孔(10a)(10b)にそれぞれ
加圧装置(50a)(50b)が配設されるのであるが、この
うち一方について説明するとシールリング(41)を装着
した蓋部材(40)が孔(10a)に挿入固定されており、
その内孔(40a)にプランジャ(29)が摺動自在に挿入
されている。そしてこの蓋部材(40)とプランジャ(2
9)との間に第1実施例と同様に圧力室(42)を画成し
ている。また蓋部材(40)は太線p、q、で示すように
この本体(1)の内壁部との圧接部p、q、は、いわば
メタルシールとして構成されている。特に蓋部材(40)
の内側の本体の内壁との圧接部q、は従来ゴム製のシー
ルリングを用いていた箇所である。
第2図の実施例においても第1図の実施例と同様な作
用を行なう事は明らかである。またメタルシールp、
q、との働きにより同様な効果を奏する事も明らかであ
る。なお第1実施例と比べると本実施例では蓋部材とプ
ランジャガイドと一体化されているので部品点数が少な
くなるのみならずこれの組立工程数を減少させ、かつ、
プランジャとの整列組立作用を半減させるので、より確
実にこれが行なえ、また本体の内壁への圧接によりメタ
ルシールを行なわんとしているのであるが、これが所要
の面積以上で圧接する事を確実にすることが出来る。
以上本発明の実施例について説明したがもちろん本発
明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想
にもとづいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施例ではカムシャフトの両側に1対の
加圧装置(11a)(11b)または(50a)(50b)を配設し
180゜の位相毎にアキュムレータに圧液を供給するよう
にしたが、これに代えて一方側の加圧装置(11a)また
は(50a)のみを配設し180゜の位相毎にアキュムレータ
に液圧を供給するようにしても良い。この場合には特に
車輌に搭載される液圧ポンプを軽くする事ができる。ま
た限られた空間に装備されるのでこの点で有利である。
また以上の実施例では逆止弁装置(4a)(4b)におい
て弁球とこれに着座する弁座形成部材として金属を用
い、いわゆるこれらの間にもメタルシールを用いたが、
これに代えて弁球の着座する弁座形成部材はゴムからな
るものとし、またこれに着座する弁体として弁球にかぎ
らずポペット状あるいはプランジャ状であつてもよい。
また以上の実施例ではアンチスキッドブレーキ制御装
置にも用いる液圧ポンプを説明したが勿論これに限るこ
となく例えば液圧ブースターに用いられる液圧ポンプと
しても適用可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の液圧ポンプによれば圧力室
内に臨む本体とプランジャガイドを含む嵌合部材との境
界部分を、それらの圧接により密封を施すようにしたの
で、プランジャの圧力室側への移動により圧力室内の液
圧が上昇した時に、密封した部分に圧力室の容積増加を
招く変形が生じるのを防止することができる。よって、
境界部分の密封のために弾性部材を用いた従来形式のも
のに比べ、プランジャの圧力室側への移動に見合う加圧
作用を得ることができると共に、加圧ないしは吐出効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の液圧ポンプの縦断面図、
及び第2図は同第2実施例の縦断面図である。 なお図において、 (26)……蓋部材 (28)……プランジャガイド (29)……プランジャ (30)(42)……圧力室 (40)……蓋部材 S,M,p,q,……メタルシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引口−吐出口間を連絡する孔を形成した
    本体と、プランジャガイドを含み前記孔に挿入固定され
    てその内部に圧力室を区画する嵌合部材と、前記プラン
    ジャガイドの内孔に摺動自在に挿入されるプランジャ
    と、該プランジャを前記圧力室の容積を増減させる方向
    に往復動させる駆動機構と、前記プランジャの前記圧力
    室側への移動に応じて前記圧力室−前記吸引口間の連通
    を禁止する遮断弁と、前記圧力室−前記吐出口間に設け
    られ前記圧力室内の昇圧に応じて開弁する逆止弁とを有
    し、前記本体と前記プランジャガイドを含む前記嵌合部
    材との境界部分が、前記遮断弁−前記逆止弁間に位置し
    た前記圧力室内に臨む液圧ポンプにおいて、 前記境界部分を、前記本体と前記プランジャガイドを含
    む前記嵌合部材とを互いに圧接させることにより密封し
    た液圧ポンプ。
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