JPH08115971A - 樹脂封止前の電子部品の整列装置 - Google Patents

樹脂封止前の電子部品の整列装置

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JPH08115971A
JPH08115971A JP24985794A JP24985794A JPH08115971A JP H08115971 A JPH08115971 A JP H08115971A JP 24985794 A JP24985794 A JP 24985794A JP 24985794 A JP24985794 A JP 24985794A JP H08115971 A JPH08115971 A JP H08115971A
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JP
Japan
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diode
loading frame
electronic component
carrier
jig
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Withdrawn
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JP24985794A
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Inventor
Kaoru Goto
薫 後藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Publication of JPH08115971A publication Critical patent/JPH08115971A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14639Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components
    • B29C45/14655Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components connected to or mounted on a carrier, e.g. lead frame
    • B29C45/1468Plants therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を小型化しながら、作業能率を高め
る。 【構成】 前工程からは、樹脂封止前のダイオードを左
右に並べて保持した保持ジグを送ってくる。この保持ジ
グは、ダイオードの一方のワイヤーを保持している。他
方のワイヤーをチャック94が保持して、ダイオードを保
持ジグからバッファステージ機構9の櫛歯状保持部103
に移載する。これを繰り返して、バッファステージ機構
9には、ローディングフレーム10におけるダイオードD
の配列と同一の配列でダイオードDを搭載する。その
後、バッファステージ機構9からローディングフレーム
10に同時にダイオードDを移載する。このローディング
フレーム10により、ダイオードDを樹脂封止用の成形機
に装填する。 【効果】 移載時に、素子本体部への干渉がなく、ワイ
ヤーの欠損などの、ダイオードの破損を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封止前の電子部品
の整列装置に関し、アキシャルタイプダイオードなどの
電子部品の樹脂封止に際して利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図12に示すのは、電子部品であるアキ
シャルタイプダイオードDである。このアキシャルタイ
プダイオードDは、素子本体部D1の両端にワイヤーD2が
それぞれ同軸的に接続されたものである。そして、素子
本体部D1は、熱硬化性樹脂により樹脂封止されている。
D3は樹脂封止部である。
【0003】従来、ダイオードDに対して樹脂封止を行
う場合、手作業により、ローディングフレーム上に樹脂
封止前の多数のダイオードDを並べて載せた後、ローデ
ィングフレームをトランスファー成形機の下型上に装着
するようにしていた。この装着に伴い、ダイオードD
は、トランスファー成形機の下型上に載り移る。なお、
成形中、ローディングフレームは、トランスファー成形
機に留められ、成形後、ローディングフレームを下型上
から持ち上げて取り去るのに伴い、樹脂封止されたダイ
オードDが下型からローディングフレームに載り移る。
【0004】しかし、手作業によりローディングフレー
ムに多数のダイオードを搭載するのでは、手間がかか
り、能率が悪いので、例えば特開平5-166865号公報に記
載されているように、ローディングフレームへのダイオ
ードの搭載を自動的に行うようにした樹脂封止装置も提
案されている。前記公報に記載の装置では、ダイオード
が並んで載った、前工程から搬送されてきたマガジンか
らローディングフレームに直接ダイオードを移載するよ
うにしている。より詳しくいうと、ローディングフレー
ムに合わせて配列させた4つのマガジンをローディング
フレームに対して上から下へ通過させることにより、マ
ガジンからローディングフレームへダイオードを載り移
らせるものである。
【0005】このように前工程からのマガジンからロー
ディングフレームに直接ダイオードを移載する場合、も
しローディングフレームが1つしかないとすると、能率
が非常に悪くなる。それは、ローディングフレームがト
ランスファー成形機にある間、ローディングフレームへ
のダイオードの搭載を行えないからである。そこで、前
記公報に記載の装置では、複数のローディングフレーム
を循環させて用いるようにしているが、それでは、樹脂
封止装置全体が大型化することは避けられない。
【0006】また、樹脂封止前のダイオードは、素子本
体部とワイヤーとの接続部で非常に折れやすい。このよ
うにワイヤーが欠けたり曲がったりしたダイオードがそ
のままローディングフレームに搭載されたり、あるい
は、ローディングフレームの所定位置にダイオードが欠
落した状態で成形がなされれば、成形不良を招くし、当
然不良品ができる。これに対して、前記公報に記載の装
置では、トランスファー成形機への装着前のローディン
グフレームに対して、1つの光電スイッチを用いて、各
所定位置でのダイオードの有無を検出するようにしてい
る。そして、もしダイオードが欠落していた場合には、
正規のダイオードと区別できるダミーピンをローディン
グフレームに手作業により装着するようにしている。し
かし、手作業による対応では手間がかかり、能率が低下
するし、また、後にダミーピンを取り除く作業も面倒で
ある。また、各ダイオードの検出は、1点でのみ行うよ
うにしているので、一本のワイヤーが欠損しているよう
なことを検出できないおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ダイオードの自動樹脂封止装置では、前工程から搬送さ
れてきたマガジンからローディングフレームに直接ダイ
オードを移載するようにしていたため、能率の向上と装
置全体の小型化とを両立し難い問題があった。
【0008】また、ローディングフレームにおけるダイ
オードの有無を確認するようにはしていたが、ダイオー
ドが欠落していた場合には、欠落位置に手作業によりダ
ミーピンを装着するようにしていたため、能率が悪い問
題があった。しかも、各ダイオードの検出は、1点での
み行うようにしているため、ワイヤーの欠損などを確実
に検出できない問題もあった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、能率を向上できるとともに、装置全体を
小型化できる樹脂封止前の電子部品の整列装置を提供す
ることを第1の目的とする。また、この樹脂封止前の電
子部品の整列装置において、ダイオードなどの電子部品
が移載に際して破損するのを防止することを第2の目的
とする。さらに、樹脂封止前の電子部品の欠落や不良に
能率よく対応できるようにすることを第3の目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
第1の目的を達成するために、素子本体部の両端にそれ
ぞれワイヤーが同軸的に接続された電子部品の素子本体
部を樹脂封止するにあたって、樹脂封止前の電子部品を
多数並べて保持する保持ジグから、樹脂封止部を成形す
る成形機への電子部品の装填用のローディングフレーム
に電子部品を移載する樹脂封止前の電子部品の整列装置
において、前記ローディングフレームにおける電子部品
の配列と同一の配列で多数の電子部品が保持されるバッ
ファステージ機構と、前記保持ジグからバッファステー
ジ機構に電子部品を順次移載する第1の電子部品移載機
構と、前記バッファステージ機構から前記ローディング
フレームに電子部品を同時に移載する第2の電子部品移
載機構とを備えたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明の樹脂
封止前の電子部品の整列装置において、前記第2の目的
をも達成するために、前記保持ジグは、一方のワイヤー
で電子部品を保持し、前記第1の電子部品移載機構は、
他方のワイヤーで電子部品を保持して前記バッファステ
ージ機構に移載するものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
の樹脂封止前の電子部品の整列装置において、前記第3
の目的をも達成するために、前記バッファステージ機構
を電子部品の配列方向に沿って走査し、電子部品の両ワ
イヤーを検出してバッファステージ機構における電子部
品の有無および搭載状態を検出するセンサーと、前記ロ
ーディングフレームで電子部品が欠落している位置に電
子部品を補充する電子部品補充機構とを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】請求項1の発明の樹脂封止前の電子部品の整列
装置では、第1の電子部品移載機構が、樹脂封止前の電
子部品を多数並べて保持した保持ジグからバッファステ
ージ機構に電子部品を順次移載する。こうして、このバ
ッファステージ機構には、ローディングフレームにおけ
る電子部品の配列と同一の配列で多数の電子部品が保持
される。バッファステージ機構への電子部品の移載が完
了した後、第2の電子部品移載機構が、バッファステー
ジ機構からローディングフレームに電子部品を同時に移
載する。このローディングフレームを用いて、樹脂封止
部を成形する成形機に電子部品が装填される。その間に
も、バッファステージ機構には電子部品を配列し続ける
ことが可能である。
【0014】請求項2の発明の樹脂封止前の電子部品の
整列装置では、保持ジグが一方のワイヤーで電子部品を
保持しているのに対して、第1の電子部品移載機構は、
保持ジグにより保持されていない他方のワイヤーで電子
部品を保持して、この電子部品を保持ジグからバッファ
ステージ機構に移載する。したがって、この移載に際し
て、素子本体部は干渉を受けずに済む。
【0015】請求項3の発明の樹脂封止前の電子部品の
整列装置では、センサーがバッファステージ機構を電子
部品の配列方向に沿って走査し、電子部品の両ワイヤー
を検出することにより、バッファステージ機構における
電子部品の有無および搭載状態を検出する。例えば、両
方のワイヤーがともに検出されなければ、電子部品自体
がないものとされ、また、一方のワイヤーのみが検出さ
れなければ、そのワイヤーが欠けているものとされる。
そして、前記センサーによる検知に基づいて、電子部品
補充機構が、ローディングフレームで電子部品が欠落し
ている位置に電子部品を補充する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。本実施例における電子部品は、先
に説明した図12に示すようなアキシャルタイプダイオ
ードDである。また、Aは、樹脂封止工程前の洗浄工程
で用いられる保持ジグである。この保持ジグAは、図1
1に示すように、その長手方向に一定ピッチで並んだ多
数の保持孔A1,A2を有しており、これら保持孔A1,A2に
より、多数の樹脂封止前のダイオードDをその径方向に
並べてかつ水平に着脱自在に保持するものである。前記
保持孔A1,A2は、それぞれ、保持ジグAの短手方向で対
をなしており、ダイオードDの一方のワイヤーD2のみが
挿入されるものである。すなわち、ダイオードDは、片
持ちで保持ジグAに保持される。さらに、保持ジグAの
一側縁には、前記一方のワイヤーD2の先端が突き当たっ
て、ダイオードDの軸方向の位置を規制する規制片A3が
形成されている。また、図2に示すBはケース状の第1
キャリアで、この第1キャリアBは、前記保持ジグAが
着脱自在に装填されるものである。さらに、Cはケース
状の第2キャリアで、この第2キャリアCは、複数の前
記第1キャリアBが上下に積み重なって着脱自在に装填
されるものである。
【0017】ここでまず、樹脂封止装置全体の構成の概
略を図1に基づいて説明する。1は全体ベースで、この
全体ベース1上に後述する各種機構が配設されており、
これら各種機構は、図示していないカバーにより覆われ
ている。また、全体ベース1の前方には操作台2が設け
られている。そして、全体ベース1の外部から内部にか
けてキャリア搬送コンベヤー3,4があり、全体ベース
1上には、右樹脂封止機構部Rと左樹脂封止機構部Lと
が左右対称に設けられている。また、全体ベース1上に
おいて、キャリア搬送コンベヤー3,4と両樹脂封止機
構部R,Lとの間にはキャリア振り分け機構6が設けら
れている。右樹脂封止機構部Rおよび左樹脂封止機構部
Lは、それぞれ、ジグ取り出し機構7と第1の電子部品
移載機構である第1のダイオード移載機構8とバッファ
ステージ機構9とローディングフレーム10と第2の電子
部品移載機構である第2のダイオード移載機構11とトラ
ンスファー成形機12とアンローディングフレーム14とゲ
ートブレーク機構15とダイオード移し替え機構16とを備
えている。また、両樹脂封止機構部R,Lで共用のダイ
オード搬出機構17が全体ベース1上の後部にあり、両樹
脂封止機構部R,Lで半ば共用の電子部品補充機構であ
るダイオード補充機構18が全体ベース1上の前部にあ
る。また、両樹脂封止機構部R,Lは、それぞれ、タブ
レット供給機構21を備えている。また、全体ベース1の
外部には、図9に示すような両樹脂封止機構部R,Lで
共用のタブレットカセット自動装填機構22がある。さら
に、全体ベース1上には、両樹脂封止機構部R,Lで共
用の集塵機23がある。なお、以下の説明においては、両
樹脂封止機構部R,Lのうち右樹脂封止機構部Rを参照
して説明を行う。
【0018】前記キャリア搬送コンベヤー3,4は上下
2段になっている。上段の供給用キャリア搬送コンベヤ
ー3は、樹脂封止前のダイオードDを保持した保持ジグ
Aを装填したキャリアB,Cを搬入するものである。下
段の排出用キャリア搬送コンベヤー4は、空になった保
持ジグAを装填したキャリアB,Cを搬出するものであ
る。
【0019】そして、図2に示すように、前記供給用キ
ャリア搬送コンベヤー3の終端部上方には、搬送されて
きたキャリアB,Cを受けて止めるストッパー30が設け
られている。前記キャリア振り分け機構6は、供給用キ
ャリア搬送コンベヤー3により搬送されてきたキャリア
B,Cを右樹脂封止機構部Rと左樹脂封止機構部Lとに
振り分けるものである。そして、前後レール31上に前後
方向に移動する左右レール32が支持されており、この左
右レール32に左右方向へ移動する上下レール33が支持さ
れている。そして、これら上下レール33に昇降するハン
ド台34が支持されており、このハンド台34に、左右に開
閉して第2キャリアCを着脱自在に保持するハンド35が
設けてある。
【0020】つぎに、ジグ取り出し機構7の構成を図2
に基づいて説明する。このジグ取り出し機構7は、第2
キャリアCから第1キャリアBを取り出した後、この第
1キャリアBから保持ジグAを取り出し、また、空にな
った保持ジグAを第1キャリアBに装填するとともに、
第1キャリアBを第2キャリアCに装填した後、このキ
ャリアB,Cを排出用キャリア搬送コンベヤー4へ送り
出すものである。前記キャリア振り分け機構6の前方一
側から横へ延びるキャリア搬送コンベヤー41があり、こ
のキャリア搬送コンベヤー41の終端側に第2キャリア取
り込み機構42が配設されている。この第2キャリア取り
込み機構42は、前後レール43上に前後方向に移動する上
下レール44が支持されており、この上下レール44に昇降
するハンド台45が支持されている。そして、このハンド
台45に、前後に開閉して第2キャリアCを着脱自在に保
持するハンド46が設けてある。
【0021】また、前記キャリア搬送コンベヤー41の前
方には、第2キャリア昇降搬送機構51が配設されてい
る。この第2キャリア昇降搬送機構51は、左右レール52
上に、第2キャリアCが載り左右方向へ移動する搬送台
53が昇降可能に支持されている。また、右限に位置した
搬送台53の開いた中間部がくる位置には、第1キャリア
Bが載り昇降する昇降台54が設けられている。
【0022】また、前記第2キャリア昇降搬送機構51の
後側に沿って、第1キャリア取り出し搬送機構61が配設
されている。この第1キャリア取り出し搬送機構61は、
左右レール62上に、左右に移動するとともに開閉して第
1キャリアBを着脱自在に保持するハンド63が支持され
ている。
【0023】また、前記第2キャリア昇降搬送機構51お
よび第1キャリア取り出し搬送機構61の右側には、保持
ジグ取り出し搬送機構71が配設されている。この保持ジ
グ取り出し搬送機構71は、左右一対の前後レール72上
に、前後方向に移動するスライダー73がそれぞれ支持さ
れており、これらスライダー73に、保持ジグAの両端部
をそれぞれ保持するハンド74が設けられている。
【0024】一方、前記第2キャリア昇降搬送機構51お
よび第1キャリア取り出し搬送機構61の左側にはキャリ
ア返送機構81が配設されている。このキャリア返送機構
81は、支軸62のまわりを水平に回転し第2キャリアCが
載る回転台83を有している。また、横向きになった回転
台83の開いた中間部がくる位置には、第1キャリアBが
載り昇降する昇降台84が設けられている。さらに、後向
きになった回転台83の後方となる位置には、第2キャリ
アCを後へ押し出すプッシャー85が設けられている。
【0025】さらに、前記両左右レール52,62間の下方
位置には、排出ダイオード回収ボックス86が設けられて
いる。
【0026】つぎに、前記第1のダイオード移載機構
8、バッファステージ機構9、ローディングフレーム10
および第2のダイオード移載機構11の構成を図3に基づ
いて説明する。バッファステージ機構9は、トランスフ
ァー成形機12へのダイオードDの装填用のローディング
フレーム10におけるダイオードDの配列と同一の配列で
これらダイオードDが保持されるものである。また、第
1のダイオード移載機構8は、前記保持ジグ取り出し搬
送機構71に保持された保持ジグAからバッファステージ
機構9にダイオードDを順次移載するものである。一
方、第2のダイオード移載機構11は、バッファステージ
機構9からローディングフレーム10にダイオードDを同
時に移載するものである。
【0027】前記第1のダイオード移載機構8は、保持
ジグ取り出し搬送機構71の後方に位置する左右一対の前
後レール91間に、前後方向に移動する搬送台92が支持さ
れている。この搬送台92には、昇降する昇降台93が支持
されており、この昇降台93に、上下に開閉するチャック
94が設けられている。このチャック94は、図4に示すよ
うに、保持ジグAから突出したダイオードDの他方のワ
イヤーD2をまとめて挟んで着脱自在に保持するものであ
る。
【0028】なお、前記保持ジグ取り出し搬送機構71お
よび第1のダイオード移載機構8間の下方位置には、排
出ダイオード回収ボックス96が設けられている。
【0029】前記バッファステージ機構9は、前後一対
の左右レール101 間に、左右方向へ移動する搬送台102
が設けられている。この搬送台102 には、櫛歯状保持部
103が左方に突出させてかつ6×2列に並べて設けられ
ている。これら櫛歯状保持部103 は、それぞれ保持ジグ
Aと同じ配列、ピッチでダイオードDを左右に並べて保
持するものである。図5および図6に示すように、前記
櫛歯状保持部103 は、左右方向に開閉する一対の開閉板
104 ,105 からなっている。両開閉板104 ,105 は、前
後で一対をなし左右に多数並んだ突起106 ,107 を有し
ている。そして、閉じた両開閉板104 ,105 の対応する
突起106 ,107 間に、ダイオードDのワイヤーD2が上か
ら入るV溝108 が形成されるようになっている。また、
開いた開閉板104 ,105 の対応する突起106 ,107 間に
は、ダイオードD全体が通過可能な開口溝109 が形成さ
れるようになっている。さらに、閉じた両開閉板104 ,
105 には、ダイオードDのワイヤーD2に下方から臨む貫
通孔110 が形成される。
【0030】前記ローディングフレーム10は、左右レー
ル111 に片持ち状態で支持されており、左右方向に移動
するものである。また、ローディングフレーム10は、櫛
歯状になっており、左右方向に延び右方へ開口した6つ
の開口溝112 を有している。そして、ダイオードDは、
1つの開口溝112 に跨がってローディングフレーム10上
に載るようになっている。ローディングフレーム10上に
は、ダイオードDの両ワイヤーD2がそれぞれ嵌まる凹溝
113 が形成されており、素子本体部D1は、開口溝112 に
露出して位置する。なお、図示のローディングフレーム
10の位置は、その移動範囲の中間であり、待機位置であ
る。
【0031】また、前記ローディングフレーム10上にお
いて各開口溝112 の右側には、前後一対の光学的センサ
ー121 がそれぞれ設けられている。これら光学的センサ
ー121 は、ローディングフレーム10が左右方向に移動す
るのに伴い、前記バッファステージ機構9の前後の各櫛
歯状保持部103 の前後両側に沿ってそれぞれ走査し、ダ
イオードDの両ワイヤーD2を検出して、櫛歯状保持部10
3 におけるダイオードDの有無および搭載状態を検出す
るものである。これは、ローディングフレーム10が一定
の速さで移動するのに対して、ワイヤーD2がどのような
時間間隔で検出されるかによる。
【0032】前記ダイオード補充機構18は、前記バッフ
ァステージ機構9からローディングフレーム10へのダイ
オードDの移載後、このローディングフレーム10でダイ
オードDが欠落している位置にダイオードDを補充する
ものである。そして、ダイオード補充機構18は、左右レ
ール131 上に、左右方向へ移動する補充用ラック132が
支持されている。この補充用ラック132 は、右樹脂封止
機構部Rおよび左樹脂封止機構部Lにそれぞれある。さ
らに、補充用ラック132 は、上下レール133 に昇降する
昇降台134 が支持されており、この昇降台134 上に、補
充用ジグ135 が着脱可能に載るものである。この補充用
ジグ135 は、上向きに櫛歯状になっており、多数のダイ
オードDが左右に並んで保持されるものである。
【0033】また、前記バッファステージ機構9の脇に
は、補充用ジグ取り出し収納機構141 が配設されてい
る。この補充用ジグ取り出し収納機構141 は、前後レー
ル142に前後方向へ移動するハンド143 が支持されてい
る。このハンド143 は、前記補充用ジグ135 を着脱可能
に保持するものである。
【0034】また、待機位置にあるローディングフレー
ム10の前側になる位置には、補充用ジグ取り出し機構15
1 が配設されている。この補充用ジグ取り出し機構151
は、前後レール152 に前後方向へ移動するハンド153 が
支持されている。このハンド153 は、前記補充用ジグ13
5 を着脱可能に保持するものである。
【0035】さらに、補充用ジグ取り出し機構151 の近
くには、補充用ダイオードピックアンドプレース機構16
1 が配設されている。このピックアンドプレース機構16
1 は、前後レール162 に前後方向へ移動する左右レール
163 が支持されており、この左右レール163 に、左右方
向へ移動するとともにダイオードDを1つずつ着脱自在
に保持するチャック164 が支持されている。
【0036】なお、前記バッファステージ機構9および
ローディングフレーム10の待機位置の下方には、落下ダ
イオード用シューター166 が設けられている。
【0037】前記トランスファー成形機12は、ダイオー
ドDの樹脂封止部D3を成形するもので、昇降する下プラ
テン171 とその上方に位置する上プラテン(図示してい
ない)とを備えている。そして、下プラテン171 の上側
には下型172 が取り付けられており、上プラテンの下側
には、前記下型172 に対して開閉する上型が取り付けら
れている。前記下型172 上には、チェイス173 が前後6
列に並べて取り付けられており、これらチェイス173 間
は凹溝になっている。そして、各チェイス173には、そ
れぞれ、熱硬化性樹脂のタブレットTを装填するポット
174 が中央部に設けられているとともに、このポット17
4 から左右へ分岐するランナー175 が上面に形成されて
いる。さらに、各チェイス173 上には、ランナー175 に
ゲートを介して通じるキャビティ176 と、ダイオードD
のワイヤーD2が嵌まる凹溝とが形成されている。前記上
型は、下型とほぼ上下対称な構造になっている。
【0038】また、前記下プラテン171 上の左側部に
は、光学的センサー177 が前後に6つ並べて設けられて
いる。これら光学的センサー177 は、ローディングフレ
ーム10が左右方向に移動するのに伴い、その各開口溝11
2 に沿ってそれぞれ走査し、ダイオードDの有無を検出
するものである。
【0039】図8に示すように、前記アンローディング
フレーム14は、前記左右レール111とその前方に設けら
れた左右レール181 との間に支持されており、左右方向
に移動するものである。また、アンローディングフレー
ム14は、前記ローディングフレーム10とほぼ左右対称な
構造になっており、櫛歯状になっており、左右方向に延
び左方へ開口した6つの開口溝182 を有している。
【0040】また、前記アンローディングフレーム14に
は、昇降するクリーナー183 が支持されている。このク
リーナー183 には前記集塵機23が接続されている。
【0041】前記ゲートブレーク機構15は、ダイオード
Dの成形された樹脂封止部D3をゲート部分の樹脂から切
断するものである。このゲートブレーク装置15は、前後
レール191 に、前後方向に移動する上下レール192 が支
持されており、この上下レール192 に、昇降する受け台
193 が支持されている。また、アンローディングフレー
ム14の前方の位置には、前記受け台193 の上方に位置す
る押さえ板194 が設けられている。さらに、この押さえ
板194 の下方には、カル回収ボックス195 が設けられて
いる。
【0042】また、前記ダイオード移し替え機構16は、
前後レール201 に、前後方向に移動する上下レール202
が支持されており、この上下レール202 に、昇降する受
け台203 が支持されている。この受け台203 は、樹脂封
止後の多数のダイオードDを並べて保持するバリ取り用
ジグなどの次工程用ジグEが並べて載せられるものであ
る。
【0043】さらに、前記ダイオード搬出機構17は、前
記全体ベース1の後側全体に渡って設けられた左右レー
ル211 に、左右方向に移動する上下レール212 が支持さ
れており、この上下レール212 に、昇降する受け台213
が支持されている。この受け台213 は、前記次工程用ジ
グEが並べて載せられるものである。
【0044】なお、図10には、次工程用ジグEの自動
装填に用いられるオプションの機構を示してある。これ
は、次工程用ジグ収納機構221 および次工程用ジグ取り
出し整列機構231 とからなる。次工程用ジグ収納機構22
1 は、次工程用ジグEが積み重ねて収納される収納ボッ
クス222 を有し、この収納ボックス222 内には、次工程
用ジグEが載る昇降する昇降台223 が設けられている。
一方、次工程用ジグ取り出し整列機構231 は、前後レー
ル232 に、前後方向へ移動するハンド233 が支持されて
いる。このハンド233 は、次工程用ジグEを着脱自在に
保持するものである。
【0045】前記タブレット供給機構21は、図7に示す
ように、タブレットカセットFから熱硬化性樹脂のタブ
レットTを取り出し、これを予備加熱した後、前記トラ
ンスファー成形機12の下型172 のポット174 に装填する
ものである。前記タブレットカセットFは、前後左右に
並んだ複数の上下方向の通孔F1を有している。これら通
孔F1は、タブレットTが上下に積み重ねて収納されるも
のである。そして、タブレット供給機構21は、タブレッ
トカセットFが出し入れされるカセット交換収納機構24
1 を有している。また、その脇に設けられた前後レール
242 には、前後方向に移動するスライダー243 が設けら
れており、このスライダー243 には、タブレットカセッ
トFを着脱自在に保持するカセット搬送ハンド244 が設
けられている。また、前記前後レール242 に右部が重な
る左右レール245 には、左右方向へ移動するスライダー
246 が支持されており、このスライダー246 の下側に
は、昇降するとともに6つのタブレットTを並べて着脱
可能に保持するタブレット取り出しハンド247 が設けら
れている。また、前記左右レール245 の中央部の下方位
置にはプリヒーター248 が設けられている。さらに、前
記左右レール245 の左部の下方位置に設けられた伸縮す
る前後レール249 には、前後方向に移動するとともに6
つのタブレットTを並べて着脱可能に保持するタブレッ
ト供給ハンド250 が設けられており、その下方に加熱完
了タイムアップタブレット回収ボックス251 が設けられ
ている。
【0046】前記タブレットカセット自動装填機構22
は、タブレットカセットFにタブレットTを装填するも
のであり、図9に示すように、ホッパー261 とパーツフ
ィーダー262 と前後左右方向に移動するタブレットピッ
クアンドプレース機構263 とを備えている。
【0047】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。洗浄工程を経た樹脂封止前のダイオードD
は、保持ジグAに保持されており、この保持ジグAが装
填されたキャリアB,Cが本樹脂封止装置へ供給されて
くる。1バッチは36個の保持ジグA分であるが、樹脂封
止前のダイオードDは、キャリア振り分け機構6により
1バッチ毎に右樹脂封止機構Rと左樹脂封止機構Lとに
振り分けられる。1台のトランスファー成形機12は、1
度に12個の保持ジグA分のダイオードDに対して成形を
行えるが、1回の成形には2分間かかる。したがって、
6分間で3回成形を行って、1バッチ分の成形ができる
ことになる。一方、キャリア振り分け機構6による振り
分けは3分毎に交代する。そして、結局、2つの樹脂封
止機構R,Lにより、6分間で2バッチ分の成形が行わ
れる。
【0048】まず、樹脂封止の全体の流れを説明する。
供給用キャリア搬送コンベヤー3により搬送されてきた
第2キャリアCは、前述のように右樹脂封止機構Rと左
樹脂封止機構Lとのいずれかに振り分けられるが、以下
の説明は、右樹脂封止機構Rについて行う。まずジグ取
り出し機構7により、第2キャリアCから第1キャリア
Bが順次取り出され、この第1キャリアBから保持ジグ
Aが取り出される。さらに、第1のダイオード移載機構
8により、ダイオードDが保持ジグAからバッファステ
ージ機構9に移載される。この移載は順次行われ、バッ
ファステージ機構9への移載が完了すると、このバッフ
ァステージ機構9に保持されたダイオードDがローディ
ングフレーム10に同時に移載される。さらに、このロー
ディングフレーム10からトランスファー成形機12の下型
172 上にダイオードDが同時に移載される。
【0049】一方、タブレット供給機構21から下型172
のポット174 に熱硬化性樹脂のタブレットTが装填され
る。その後、トランスファー成形機12において、ダイオ
ードDの樹脂封止部D3が成形される。この成形後、樹脂
封止されたダイオードDは、下型172 からアンローディ
ングフレーム14に移載され、トランスファー成形機12か
ら搬出される。ついで、ゲートブレーク機構15により、
樹脂封止部D3がゲート部分の樹脂から切断される。その
後、ダイオードDは、ダイオード移し替え機構16に保持
された次工程用治具Eに移載される。さらに、ダイオー
ドDを保持した次工程用治具Eは、ダイオード搬出機構
17に移載され、バリ取りなどの次工程へ搬出される。
【0050】つぎに、各機構の作動をより詳細に説明す
る。まず、タブレットカセット自動装填機構22およびタ
ブレット供給機構21の作動を説明する。タブレットカセ
ット自動装填機構22においては、そのホッパー261 に熱
硬化性樹脂のタブレットTが投入される。タブレットT
は、ホッパー261 からパーツフィーダー262 へ落下し、
このパーツフィーダー262 により整列されて供給され
る。このパーツフィーダー262 から供給されるタブレッ
トTは、ピックアンドプレース機構263 により、タブレ
ットカセットFの前後左右の通孔F1に上下に積み重ねて
1つずつ順次装填されていく。
【0051】こうしてタブレットTの装填が完了したタ
ブレットカセットFは、タブレット供給機構21のカセッ
ト交換収納機構241 に手作業で装着される。タブレット
カセットFは、カセット交換収納機構241 から搬出さ
れ、カセット搬送ハンド244 により把持されて前方へ搬
送される。ここで、図示していないプッシャーにより、
タブレットカセットFの通孔F1内のタブレットTが1段
押し上げられ、上方へ突出した6つのタブレットTがタ
ブレット取り出しハンド247 により把持されてプリヒー
ター248 へ搬送され、ここで予備加熱される。この予備
加熱の済んだ6つのタブレットTは、タブレット取り出
しハンド247 からタブレット供給ハンド250 に移し替え
られる。ついで、6つのタブレットTは、タブレット供
給ハンド250 により、トランスファー成形機12の型開し
た上型および下型172 間へ搬送され、その6つのポット
174 にそれぞれ装填される。なお、何らかのトラブルが
あって、所定の予備加熱時間を超過してしまった場合に
は、タブレットTは、タブレット供給ハンド250 からタ
ブレット回収ボックス251 に落とされる。
【0052】そして、タブレットカセットFの通孔F1内
のタブレットTが順次押し上げられてタブレット取り出
しハンド247 により順次取り出されていく。また、1列
の通孔F1が空になると次列の通孔F1からタブレットTが
取り出されていく。こうして空になったタブレットカセ
ットFは、カセット搬送ハンド244 からカセット交換収
納機構241 に戻され、次のタブレットカセットFがカセ
ット搬送ハンド244 により前方へ搬送される。空になっ
てカセット交換収納機構241 に戻されたタブレットカセ
ットFは、手作業で取り出され、再びタブレット供給機
構21に戻される。
【0053】つぎに、キャリア振り分け機構6およびジ
グ取り出し機構7の作動を説明する。供給用キャリア搬
送コンベヤー3により搬送されてきた第2キャリアC
は、ストッパー30に当たって止まると、キャリア振り分
け機構6のハンド35により把持されて前方へ搬送される
とともに、左右のいずれかに搬送され、右樹脂封止機構
Rおよび左樹脂封止機構Lのいずれかのキャリア搬送コ
ンベヤー41上に置かれる。
【0054】例えば右樹脂封止機構Rのキャリア搬送コ
ンベヤー41上に置かれた第2キャリアCは、右方へ搬送
され、さらに、第2キャリア取り込み機構42のハンド46
により把持されて前方へ搬送されて、第2キャリア昇降
搬送機構51の搬送台53上に移載される。ここで、第2キ
ャリア昇降搬送機構51の昇降台54が1段上昇して、第2
キャリアCに装填された第1キャリアBを押し上げる。
そして、第1キャリア取り出し搬送機構61のハンド63が
最上部の第1キャリアBを把持するとともに、保持ジグ
搬送取り出し機構71のハンド74が前記最上部の第1キャ
リアBに装填された保持ジグAを把持して取り出し、前
方へ搬送する。ここで、この保持ジグAから第1のダイ
オード移載機構8がダイオードDを抜き取る。空になっ
た保持ジグAは、ハンド74により後方へ戻されて再び第
1キャリアBに装填される。この第1キャリアBは、ハ
ンド63により左方へ搬送され、キャリア返送機構81の右
向きになった回転台83上に置かれた第2キャリアC内に
収納される。その後、この第2キャリアC内において第
1キャリアBが載った昇降台84が1段下降する。
【0055】ついで、第2キャリア昇降搬送機構51の昇
降台54が1段上昇し、搬送台53上の第2キャリアC内の
次の第1キャリアBに対して、前記と同様の作業が行わ
れる。これが繰り返され、回転台83上の第2キャリアC
内に所定数の第1キャリアBが積み重なると、図2に鎖
線で示すように、回転台83が回転して前向きになるとと
もに、プッシャー85が第2キャリアCを押して排出用キ
ャリア搬送コンベヤー4上へ送り込む。こうして、空に
なった保持ジグAが装填された第1キャリアBが装填さ
れた第2キャリアCが返送される。その後、図2に実線
で示すように、回転台83は回転して右向きになり、第2
キャリア昇降搬送機構51の搬送台53が空になった第2キ
ャリアCを持ち上げて搬送し、回転台83に移載する。つ
いで、ダイオードDが装填された保持ジグAが第1キャ
リアBを介して装填された第2キャリアCが第2キャリ
ア取り込み機構42のハンド46により第2キャリア昇降搬
送機構51の搬送台53に移載され、以上の工程が繰り返さ
れる。
【0056】なお、前述のような保持ジグA、第1キャ
リアBおよび第2キャリアCの搬送に際して、落下して
しまったダイオードDは、排出ダイオード回収ボックス
86に回収される。また、ワイヤーD2の欠損などのために
保持ジグAなどに残ってしまったダイオードDを排出す
るために、第1キャリアBをキャリア返送機構81に搬送
する途中で、第1キャリアBをその長手方向を回転軸と
して傾け、保持ジグAから排出ダイオード回収ボックス
86にダイオードDを落下させるようにしてもよい。
【0057】つぎに、バッファステージ機構9、ローデ
ィングフレーム10およびダイオード移載機構8,11の作
動を説明する。図4に示すように、保持ジグ搬送取り出
し機構71のハンド74により保持された保持ジグAには、
ダイオードDの一方のワイヤーD2が保持されているが、
第1のダイオード移載機構8のチャック94が保持ジグA
から後方へ突出したダイオードDの他方のワイヤーD2を
上下に挟んで同時に保持する。ついで、チャック94が前
進して、保持ジグAからダイオードDがその軸方向へ抜
き取られる。ついで、チャック94は、所定位置まで前進
してから下降し、ダイオードDがバッファステージ機構
9の所定の櫛歯状保持部103 上に置かれる。図5および
図6(a)に示すように、各ダイオードDは、両ワイヤ
ーD2がV溝108 にそれぞれ入る。その後、チャック94
は、後退、上昇、前進して、再び保持ジグ搬送取り出し
機構71へダイオードDを取りにいく。これが繰り返され
て、バッファステージ機構9の各櫛歯状保持部103 に順
次ダイオードDが移載されていく。なお、他方のワイヤ
ーD2が欠けているなどのために、チャック94に保持され
ず、ダイオードDが保持ジグAに残ってしまうようなこ
とがありうる。このように保持ジグAに残ったダイオー
ドDは、保持ジグAがその長手方向を回転軸として傾く
ことにより、保持ジグAから排出ダイオード回収ボック
ス96に落下して排出される。また、第1のダイオード移
載機構8による移載に際して、落下してしてしまったダ
イオードDは、落下ダイオードシューター166 へ排出さ
れる。
【0058】バッファステージ機構9の全ての櫛歯状保
持部103 へのダイオードDの移載が完了すると、ローデ
ィングフレーム10が待機位置から左方すなわちバッファ
ステージ機構9の方へ移動する。そして、バッファステ
ージ機構9の各開口溝112 が各櫛歯状保持部103 の下側
に沿って位置する。
【0059】このようにローディングフレーム10がバッ
ファステージ機構9へと移動するとき、ローディングフ
レーム10に設けられた光学的センサー121 が各櫛歯状保
持部103 の両側に沿ってそれぞれ走査する。こうして、
光学的センサー121 は、バッファステージ機構9をダイ
オードDの配列方向に沿って走査し、ダイオードDの両
ワイヤーD2を検出することにより、バッファステージ機
構9におけるダイオードDの有無および搭載状態を検出
する。なお、一方のワイヤーD2に対する光学的センサー
121 の光は、櫛歯状保持部103 の貫通孔110 を通る。ロ
ーディングフレーム10は一定の速さで移動し、ワイヤー
D2の検出の時間間隔から、ダイオードDの有無などに関
する情報が得られる。例えば、両方のワイヤーD2がとも
に検出されなければ、その位置にはダイオードD自体が
ないものとされ、また、一方のワイヤーD2のみが検出さ
れれば、そのワイヤーD2が欠けているものとされる。さ
らに、ワイヤーD2の検出間隔から、ワイヤーD2の曲りな
ども識別される。
【0060】こうしてローディングフレーム10がバッフ
ァステージ機構9に移動した後、図6(b)に示すよう
に、櫛歯状保持部103 を構成している両開閉板104 ,10
5 が左右に互いに開き、各ダイオードDが開放された開
口溝109 を通って櫛歯状保持部103 からローディングフ
レーム10へ落下する。各ダイオードDは、その両ワイヤ
ーD2がローディングフレーム10の各凹溝113 にそれぞれ
入る。このようにして、バッファステージ機構9に保持
されたダイオードDが同時にローディングフレーム10に
移載される。その後、このローディングフレーム10は、
右方へ移動して待機位置へ戻る。なお、バッファステー
ジ機構9からローディングフレーム10への移載やこのロ
ーディングフレーム19の移動に際して、このローディン
グフレーム10から落下してしまったようなダイオードD
は、落下ダイオード用シューター166 に回収される。移
載後、櫛歯状保持部103 を回転させるなどして、この櫛
歯状保持部103 に残ってしまったダイオードDを落下ダ
イオード用シューター166に積極的に落下させるように
してもよい。
【0061】この待機位置において、必要ならば、ロー
ディングフレーム10に対し、ダイオード補充機構18によ
りダイオードDの補充がなされる。ここで、ダイオード
補充機構18の作動を説明する。まず、前記光学的センサ
ー121 による検出に基づいて、もし一方のワイヤーD2が
欠けているダイオードDやワイヤーD2が曲がっているダ
イオードDなどの不良のダイオードDがあれば、ダイオ
ードピックアンドプレース機構161 のチャック164 が、
前記不良のダイオードDをローディングフレーム10から
取り去り、落下ダイオード用シューター166 へ捨てる。
ついで、前記チャック164 は、補充用ジグ取り出し機構
151 に保持されている補充用ジグ135 から1つずつ補充
用のダイオードDを取り出し、ローディングフレーム10
でダイオードDが欠落している位置に搭載していく。
【0062】なお、補充用ジグ取り出し機構151 に保持
されている補充用ジグ135 にダイオードDがなくなった
ら、ハンド153 が前進して、空になった補充用ジグ135
が補充用ラック132 に戻される。ついで、この補充用ラ
ック132 は、左方へ補充用ジグ取り出し収納機構141 ま
で移動する。ここで、この補充用ジグ取り出し収納機構
141 が補充用ラック132 から空の補充用ジグ135 を受け
取り、適当な時期に、この補充用ジグ135 にバッファス
テージ機構9からダイオードDを移載させる。こうして
ダイオードDの搭載された補充用ジグ135 は、補充用ラ
ック132 に戻され、さらに、この補充用ラック132 から
補充用ジグ取り出し機構151 に移載される。
【0063】なお、補充用ラック132 や補充用ジグ取り
出し収納機構141 はオプションであり、手作業により、
補充用ジグ取り出し機構151 に対して補充用ジグ135 を
着脱するようにしてもよい。
【0064】つぎに、樹脂封止部D4の成形以降の工程に
ついて説明する。前述のようにして樹脂封止前のダイオ
ードDが搭載されたローディングフレーム10は、待機位
置から右方へ移動する。このとき、トランスファー成形
機12の上型および下型172 は型開状態にあり、この下型
172 の各チェイス173 は、ローディングフレーム10の各
開口溝112 にそれぞれ入る。なお、このようにローディ
ングフレーム10が移動するとき、トランスファー成形機
12の下プラテン171 上に設けられた光学的センサー177
がローディングフレーム10の各開口溝112 に沿ってそれ
ぞれ走査し、ローディングフレーム10におけるダイオー
ドDの有無を検出する。これは、万一ローディングフレ
ーム10の移動時にダイオードDが落ちてしまったような
場合への対応のためである。全てのダイオードDの存在
が確認されれば、そのまま自動運転が続くが、もしダイ
オードDが欠落していれば、装置が停止するとともに、
作業者に対して報知がなされる。ここで、作業者は、手
作業により欠落したダイオードDを補充するなどの対応
を採り、運転を再開する。
【0065】前述のようにローディングフレーム10がチ
ェイス173 間に入った後、下プラテン171 とともに下型
172 が若干上昇して、ローディングフレーム10に載って
いたダイオードDが下型172 上に載り移る。その後、ロ
ーディングフレーム10は、トランスファー成形機12から
抜けて待機位置へ戻り、次のダイオードDの配列に供さ
れる。一方、トランスファー成形機12では、下プラテン
171 がさらに上昇して、上型と下型172 とが型閉され
る。この状態で、各ダイオードDは、両ワイヤーD2が上
型および下型172 の凹溝間に挟み込まれ、素子本体部D1
が上型および下型172 間に形成されたキャビティ176 内
に位置する。ここで、図示していない上型側のプランジ
ャーがポット174 内の熱硬化性樹脂のタブレットTを押
圧し、この熱硬化性樹脂がカル、ランナー175 およびゲ
ートを介して各キャビティ176 内に充填される。その
後、キュアタイムを経てから、上型と下型172 とが型開
される。
【0066】ついで、アンローディングフレーム14が左
方へ移動して、型開した上型および下型172 間に入る。
このとき、その各チェイス173 は、アンローディングフ
レーム14の各開口溝182 にそれぞれ入る。その後、下型
172 がさらに下降することにより、下型172 上に載って
いた樹脂封止後のダイオードDとカル、ランナー175お
よびゲート部分の樹脂とがアンローディングフレーム14
上に載り移る。その後、アンローディングフレーム14
は、右方へ移動してトランスファー成形機12から抜け、
元の位置へ戻る。
【0067】ところで、このアンローディングフレーム
14の左右への移動に際して、クリーナー183 も同じく左
右に移動する。その際、アンローディングフレーム14が
トランスファー成形機12へと移動するときには、クリー
ナー183 は、上昇した位置にあって、下型172 上のダイ
オードDなどに干渉しない。一方、これらダイオードD
などが載ったアンローディングフレーム14が戻るときに
は、クリーナー183 は、下降した位置にあり、ダイオー
ドDなどが取り除かれた下型172 上を清掃していく。
【0068】前述のようにダイオードDなどが載ったア
ンローディングフレーム14が元の位置へ戻ると、ゲート
ブレーク機構15の受け台193 がアンローディングフレー
ム14の下方まで後退する。ついで、受け台193 がアンロ
ーディングフレーム14の上方まで移動し、これにより、
アンローディングフレーム14上に載っていたダイオード
Dとカル、ランナー175 およびゲート部分の樹脂とが受
け台193 上に載り移る。ついで、受け台193 はそのまま
前進する。ついで、受け台193 は上昇する。これによ
り、受け台193 と押さえ板194 との間にダイオードDが
挟まれて押さえ付けられ、さらに、図示していない機構
により、カル、ランナー175 部分の樹脂が押し上げられ
ることにより、ダイオードDの樹脂封止部D3がゲート部
分の樹脂から切断される。その後、受け台193 が下降す
るが、カル、ランナー175 およびゲート部分の樹脂は吸
着により押さえ板194 に止まり、ダイオードDのみが受
け台193 上に残る。ついで、受け台193 が後退した後、
前記吸着が解除され、カル、ランナー175 およびゲート
部分の樹脂がカル回収ボックス195 内に落下する。
【0069】一方、受け台193 上のダイオードDは、図
示していないダイオード移載機構により、ダイオード移
し替え機構16の受け台203 上に載った次工程用ジグEに
移載される。さらに、ダイオードDを保持した次工程用
ジグEは、図示していないジグ移載機構により、ダイオ
ード搬出機構17の受け台213 上に移載され、バリ取りな
どの次工程へ搬出されていく。なお、ダイオード搬出機
構17は、右樹脂封止機構Rと左樹脂封止機構Lとの両方
で共用であり、受け台213 は、全体ベース1の全長に渡
る左右レール211 を移動する。
【0070】さらに、オプションの次工程用ジグ収納機
構221 および次工程用ジグ取り出し整列機構231 の作動
を説明する。次工程用ジグ収納機構221 において、昇降
台223 が1段上昇して、収納ボックス222 内の次工程用
ジグEを押し上げた後、次工程用ジグ取り出し整列機構
231 のハンド233 が収納ボックス222 から突出した最上
部の次工程用ジグEを把持する。そして、ハンド233 が
前後方向に適当に移動するとともに、ダイオード搬出機
構17の受け台213 が左右方向に適当に移動した後、この
受け台213 上の所定位置に次工程用ジグEが載せられ
る。これが繰り返されて、受け台213 上に空の次工程用
ジグEが搭載されていく。これら次工程用ジグEは、ジ
グ移載機構により、ダイオード移し替え機構16の受け台
203 上に移載され、前述のようなゲートブレーク機構15
からのダイオードDの移載に供される。
【0071】前記実施例の構成によれば、ダイオードD
の樹脂封止装置において、前工程から供給されてくる樹
脂封止前のダイオードDを右樹脂封止機構部Rと左樹脂
封止機構部Lとに振り分けて樹脂封止するようにしたの
で、キュアタイムなどのためにトランスファー成形機12
の成形サイクル自体の短縮には限界があるのに対して、
樹脂封止の能率を大幅に高められる。
【0072】また、前工程からの保持ジグAからバッフ
ァステージ機構9にダイオードDを順次移載して、この
バッファステージ機構9に、ローディングフレーム10に
おけるダイオードDの配列と同一の配列でダイオードD
を保持した上で、バッファステージ機構9からローディ
ングフレーム10にダイオードDを同時に移載するように
したので、ローディングフレーム10によりトランスファ
ー成形機12にダイオードDを装填している間にも、バッ
ファステージ機構9にはダイオードDを配列し続けるこ
とができ、したがって、ローディングフレーム10が1つ
のみであるにもかかわらず、能率を向上できる。また、
ローディングフレーム10が1つのみなので、装置全体も
小型化できる。
【0073】しかも、ローディングフレーム10は、櫛歯
状にし、トランスファー成形機12の下型172 上にダイオ
ードDを移載した後、すぐに待機位置へ戻すようにした
ので、トランスファー成形機12で成形を行っている最中
でも、ローディングフレーム10にダイオードDを載せる
ことができ、したがって、能率をいっそう向上できる。
【0074】また、ダイオードDを前工程からの保持ジ
グAよりいったんバッファステージ機構9に移載し、そ
の後、ローディングフレーム10にまとめて移載するの
で、ローディングフレーム10によりトランスファー成形
機12にダイオードDを装填している間にも、バッファス
テージ機構9にはダイオードDを配列し続けることがで
きる。したがって、ローディングフレーム10が1つのみ
であっても、能率よくダイオードDの整列、搬送ができ
る。そして、ローディングフレーム10が1つのみである
ことにより、装置全体も小型化できる。
【0075】また、保持ジグAは、ダイオードDをその
一方のワイヤーD2で保持するものとし、第1のダイオー
ド移載機構8により、ダイオードDを保持ジグAからバ
ッファステージ機構9に移載するときには、ダイオード
Dの他方のワイヤーD2を保持するようにしたので、この
移載に際して、素子本体部D1が干渉を受けることを極力
防止できる。したがって、素子本体部D1の損傷あるいは
素子本体部D1からのワイヤーD2の折れなどの損傷を防止
できる。
【0076】さらに、ダイオードDをバッファステージ
機構9からローディングフレーム10に移載した後、ダイ
オード補充機構18により、ローディングフレーム10でダ
イオードDの欠落している位置にダイオードDを自動的
に補充するようにしたので、樹脂封止前のダイオードD
の欠落に能率よく対応できる。また、不良のダイオード
Dを取り除いてからダイオードDを補充することによ
り、樹脂封止前のダイオードDの不良にも能率よく対応
できる。しかも、補充するのは、ダミーピンではなくダ
イオードDなので、樹脂封止後に、ダミーピンを取り除
く作業も不要である。
【0077】そして、ダイオードDの補充に先立つ検出
では、光学的センサー121 によりダイオードDの両ワイ
ヤーD2を検出するようにしたので、単なるダイオードD
の有無のみではなく、一方のワイヤーD2の欠損やワイヤ
ーD2の曲りなどの不良も検出可能である。
【0078】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、アキシャルタイプダイオードD1の樹脂
封止を例に採って説明したが、それに限るものではな
く、素子本体部の両端部にワイヤーがそれぞれ同軸的に
接続された電子部品の樹脂封止一般に、本発明を適用で
きる。また、前記実施例では、ローディングフレームか
ら成形機への電子部品の装填も自動的に行うようにした
が、ローディングフレームへの電子部品の搭載までを自
動的に行い、成形機に対するローディングフレームの着
脱および成形機への電子部品の搭載状態の最終確認は作
業者が行うようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の電子部
品移載機構により、樹脂封止前の電子部品を多数並べて
保持した保持ジグからバッファステージ機構に電子部品
を順次移載して、このバッファステージ機構に、ローデ
ィングフレームにおける電子部品の配列と同一の配列で
電子部品を保持し、第2の電子部品移載機構により、バ
ッファステージ機構からローディングフレームに電子部
品を同時に移載するので、ローディングフレームにより
成形機に電子部品を装填している間にも、バッファステ
ージ機構には電子部品を配列し続けることが可能であ
り、したがって、少ないローディングフレームで能率を
向上でき、装置全体も小型化できる。
【0080】請求項2の発明によれば、保持ジグは、一
方のワイヤーで電子部品を保持し、第1の電子部品移載
機構は、他方のワイヤーで電子部品を保持してバッファ
ステージ機構に移載するので、この移載に際して、素子
本体部が干渉を受けずに済み、したがって、素子本体部
の損傷あるいは素子本体部からのワイヤーの折れなどの
破損を防止できる。
【0081】請求項3の発明によれば、センサーによ
り、バッファステージ機構を走査し電子部品の両ワイヤ
ーを検出してバッファステージ機構における電子部品の
有無および搭載状態を検出し、電子部品補充機構によ
り、ローディングフレームで電子部品が欠落している位
置に電子部品を補充するので、樹脂封止前の電子部品の
欠落や不良に能率よく対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、装置全体の配
置の概略平面図である。
【図2】同上キャリア振り分け機構およびジグ取り出し
機構付近の平面図である。
【図3】同上バッファステージ機構およびローディング
フレーム付近の平面図である。
【図4】同上保持ジグからバッファステージ機構への移
載を示す説明側面図である。
【図5】同上バッファステージ機構の櫛歯状保持部の一
部の斜視図である。
【図6】同上バッファステージ機構からローディングフ
レームへの移載を示す説明側面図である。
【図7】同上タブレット供給機構およびトランスファー
成形機付近の平面図である。
【図8】同上アンローディングフレームからダイオード
搬出機構付近の平面図である。
【図9】同上タブレットカセット自動装填機構の平面図
である。
【図10】同上次工程用ジグ収納機構および次工程用ジ
グ取り出し整列機構付近の平面図である。
【図11】同上保持ジグの斜視図である。
【図12】同上電子部品であるアキシャルタイプダイオ
ードの斜視図である。
【符号の説明】
A 保持ジグ D ダイオード(電子部品) D1 素子本体部 D2 ワイヤー D3 樹脂封止部 8 バッファステージ機構 9 第1のダイオード移載機構(第1の電子部品移載機
構) 10 ローディングフレーム 11 第2のダイオード移載機構(第2の電子部品移載機
構) 12 トランスファー成形機(成形機) 18 ダイオード補充機構(電子部品補充機構) 121 光学的センサー(センサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子本体部の両端にそれぞれワイヤーが
    同軸的に接続された電子部品の素子本体部を樹脂封止す
    るにあたって、樹脂封止前の電子部品を多数並べて保持
    する保持ジグから、樹脂封止部を成形する成形機への電
    子部品の装填用のローディングフレームに電子部品を移
    載する樹脂封止前の電子部品の整列装置において、前記
    ローディングフレームにおける電子部品の配列と同一の
    配列で多数の電子部品が保持されるバッファステージ機
    構と、前記保持ジグからバッファステージ機構に電子部
    品を順次移載する第1の電子部品移載機構と、前記バッ
    ファステージ機構から前記ローディングフレームに電子
    部品を同時に移載する第2の電子部品移載機構とを備え
    たことを特徴とする樹脂封止前の電子部品の整列装置。
  2. 【請求項2】 前記保持ジグは、一方のワイヤーで電子
    部品を保持し、前記第1の電子部品移載機構は、他方の
    ワイヤーで電子部品を保持して前記バッファステージ機
    構に移載することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止
    前の電子部品の整列装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファステージ機構を電子部品の
    配列方向に沿って走査し、電子部品の両ワイヤーを検出
    してバッファステージ機構における電子部品の有無およ
    び搭載状態を検出するセンサーと、前記ローディングフ
    レームで電子部品が欠落している位置に電子部品を補充
    する電子部品補充機構とを備えたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の樹脂封止前の電子部品の整列装置。
JP24985794A 1994-10-14 1994-10-14 樹脂封止前の電子部品の整列装置 Withdrawn JPH08115971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7106174B1 (ja) * 2021-07-19 2022-07-26 アサヒ・エンジニアリング株式会社 樹脂封止装置
CN117001935A (zh) * 2023-09-28 2023-11-07 苏州双远电子科技有限公司 一种轴向二极管注塑模具

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JP7106174B1 (ja) * 2021-07-19 2022-07-26 アサヒ・エンジニアリング株式会社 樹脂封止装置
CN117001935A (zh) * 2023-09-28 2023-11-07 苏州双远电子科技有限公司 一种轴向二极管注塑模具
CN117001935B (zh) * 2023-09-28 2023-12-01 苏州双远电子科技有限公司 一种轴向二极管注塑模具

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