JP7106174B1 - 樹脂封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予熱部における電子部品の過熱を防止することが可能な樹脂封止装置の提供。【解決手段】樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部5を備えた樹脂封止装置であって、予熱部5は、電子部品P1を載置可能な載置部20であり、電子部品P1を予熱する予熱機構21を備えた載置部20と、載置部20から電子部品P1を一時離隔させる昇降部22とを有し、予熱部5において、載置部20に載置された電子部品P1を載置部20に備えた予熱機構21により予熱する際、動作トラブルなどで装置が短時間停止するなどして予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合は、昇降部22により載置部20から電子部品P1を一時離隔させ、電子部品P1の過熱を防止する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品の樹脂封止を行う樹脂封止装置に関する。
リードフレームなどの基板上に1つまたは複数の電子基材を載置した電子部品の樹脂封止を行う樹脂封止装置において、樹脂封止金型を約180℃に加熱し、成型樹脂を溶融して電子部品を封止成型するが、成型品質安定のために成型の前段階の予熱部で電子部品を約150℃に所定時間予熱した後、成型を行っている。
また、例えば特許文献1には、リードフレーム予熱工程が完了した後、この半導体樹脂封止装置内に異常が発生したときには、リードフレーム供給工程およびプレス成型工程の実行が可能か否かを判断し、実行可能であれば、予熱を完了したリードフレームを成形型へ供給し、かつプレス成型した後、全工程の実行を停止し、実行不可能であれば全工程の実行を停止する半導体樹脂封止装置の制御方法が開示されている。
特開平8-8282号公報
しかしながら、動作トラブルなどで装置が、例えば10分以内の短時間停止(いわゆるチョコ停)してしまった場合、予熱温度や金型温度は維持されている一方で、装置の動作は停止しているので、電子部品が予熱部で加熱される時間が長くなって、電子部品の酸化などの弊害が生じ、成型不良が発生することがある。
そこで、本発明においては、予熱部における電子部品の過熱を防止することが可能な樹脂封止装置を提供することを目的とする。
本発明の樹脂封止装置は、樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、予熱部は、電子部品を載置可能な載置部であり、電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、載置部から電子部品を一時離隔させる離隔機構とを有するものである。
本発明の樹脂封止装置によれば、予熱部において、載置部に載置された電子部品を載置部に備えた予熱機構により予熱する際、動作トラブルなどで装置が短時間停止するなどして予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合は、離隔機構により載置部から電子部品を一時離隔させ、電子部品の過熱を防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、離隔機構が、載置部に電子部品を載置後、所定時間が経過すると載置部から電子部品を一時離隔させるものであることが望ましい。これにより、載置部に電子部品が載置された後、所定時間が経過すると、離隔機構により載置部から電子部品が一時離隔されるので、電子部品の過熱を防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、離隔機構に対して指示を行う操作部を有し、離隔機構が、操作部からの指示に基づいて載置部から電子部品を一時離隔させるものであることが望ましい。これにより、予熱部において予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合に、オペレータが操作部から指示を行うと、離隔機構により載置部から電子部品が一時離隔され、電子部品の過熱を防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、予熱部が、電子部品の温度を検知する温度センサを有し、離隔機構が、温度センサにより検知した電子部品の温度に基づいて自動的に載置部から電子部品を一時離隔させるものであることが望ましい。これにより、予熱部における電子部品の温度に基づいて、離隔機構により自動的に載置部から電子部品が一時離隔され、電子部品の過熱を防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、電子部品の側面をガイドして電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイドを有することが望ましい。これにより、離隔機構により載置部から電子部品を一時離隔する際の位置ずれを防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、電子部品の側面を押圧して電子部品の位置ずれを補正するプッシャーを有することが望ましい。これにより、載置部から電子部品を一時離隔することにより生じた電子部品の位置ずれを補正することができる。
離隔機構は、電子部品を載置部からリフトアップさせる昇降部を有することが望ましい。これにより、電子部品を載置部からリフトアップさせることによって一時離隔させ、電子部品の過熱を防止することができる。
昇降部は、電子部品に接触して持ち上げるリフターと、リフターを昇降させる昇降駆動機構とを有することが望ましい。これにより、リフターを昇降駆動機構により昇降させ、電子部品に接触させて、電子部品を載置部からリフトアップさせることができる。
このとき、電子部品の側面をガイドしてリフターとともに昇降することにより電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する昇降側面ガイドを有することが望ましい。これにより、リフターを昇降させて電子部品を一時離隔させる際、昇降時の振動や衝撃による電子部品の位置ずれを防止することができる。
あるいは、離隔機構は、電子部品を保持する保持部と、載置部を昇降させる昇降駆動機構とを有することが望ましい。これにより、電子部品を保持部により保持した状態で載置部を昇降させることで、載置部から電子部品を一時離隔させ、電子部品の過熱を防止することができる。
(1)予熱部が、電子部品を載置可能な載置部であり、電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、載置部から電子部品を一時離隔させる離隔機構とを有する構成により、過熱による電子部品の酸化などの劣化を防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
(2)離隔機構が、載置部に電子部品の載置後、所定時間が経過すると載置部から電子部品を一時離隔させる構成により、載置部に電子部品が載置された後、所定時間が経過すると、離隔機構により載置部から電子部品が一時離隔されるので、過熱による電子部品の酸化などの劣化を防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
(3)離隔機構に対して指示を行う操作部を有し、離隔機構が、操作部からの指示に基づいて載置部から電子部品を一時離隔させる構成により、予熱部において予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合に、オペレータが操作部から指示を行うことで、過熱による電子部品の酸化などの劣化を防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
(4)予熱部が、電子部品の温度を検知する温度センサを有し、離隔機構が、温度センサにより検知した電子部品の温度に基づいて自動的に載置部から電子部品を一時離隔させる構成により、予熱部における電子部品の温度に基づいて、自動的に過熱による電子部品の酸化などの劣化を防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
(5)電子部品の側面をガイドして電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイドを有する構成により、離隔機構により載置部から電子部品を一時離隔する際の位置ずれが防止されるので、電子部品を載置部へ戻したときに適切な位置へセットすることができ、樹脂封止装置の動作トラブルを防止することができる。
(6)電子部品の側面を押圧して電子部品の位置ずれを補正するプッシャーを有する構成により、載置部から電子部品を一時離隔することにより生じた電子部品の位置ずれを補正して電子部品を載置部へ戻したときに適切な位置へセットすることができ、樹脂封止装置の動作トラブルを防止することができる。
本発明の実施の形態における樹脂封止装置の概略平面図である。 図1の予熱部の概略側面図である。 本発明の別の実施形態を示す予熱部の概略側面図である。 本発明の別の実施形態を示す予熱部の概略側面図である。 本発明の別の実施形態を示す予熱部の概略側面図であって、(A)は電子部品が載置部に載置された状態を示す図、(B)は載置部が下降位置にある状態を示す図である。
図1は本発明の実施の形態における樹脂封止装置の概略平面図、図2は図1の予熱部の概略側面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における樹脂封止装置1は、電子部品供給部2より供給される電子部品P1を、樹脂封止部3において樹脂封止するものである。電子部品P1は、基板P2上に1つまたは複数の電子基材P3が載置されたものである。封止樹脂は、樹脂供給部4より供給される。また、樹脂封止装置1は、樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部5と、予熱温度の制御等を行う温度制御部6と、オペレータが樹脂封止装置1に対する指示を行う操作部7とを備える。
電子部品P1は、電子部品供給部2から整列部8へ供給される。本実施形態においては、整列部8はターンテーブル8Aを備えており、電子部品供給部2から1つの電子部品P1が供給されると、ターンテーブル8Aが180°回転し、さらに電子部品供給部2から1つの電子部品P1が供給されることにより、2つの電子部品P1が整列される。その後、整列部8上の電子部品P1が予熱部5へ搬送される。
予熱部5は、整列部8からの電子部品P1の受け取り位置5Aとローダー9への電子部品P1の受け渡し位置5Bとの間を移動する。ローダー9は受け渡し位置5Bの予熱部5から電子部品P1を受け取り、樹脂封止部3の金型3Aへ搬送する。樹脂封止部3において樹脂封止された電子部品P1は、アンローダー10が金型3Aから受け取り、ディゲート部11へ搬送する。ディゲート部11では電子部品P1から不要樹脂が分離され、整列部12を経て、製品収納部13へ収納される。
次に、予熱部5の詳細について説明する。図2に示すように、予熱部5は、1つまたは複数の電子部品P1を載置可能な載置部20を備える。載置部20は電子部品P1を予熱する予熱機構21を備える。予熱機構21は、例えばヒータおよび温度センサから構成される。予熱機構21は温度制御部6により制御される。
また、予熱部5は、電子部品P1をリフトアップさせることにより載置部20から一時離隔させる離隔機構としての昇降部22を備える。昇降部22は、電子部品P1に接触して持ち上げるリフター23と、リフター23を昇降させる昇降駆動機構24とを有する。載置部20には、リフター23が通過する貫通孔20Aを備える。リフター23は、電子部品P1と接触して持ち上げる接触面23Aを備える。リフター23および貫通孔20Aは、電子部品P1の形状、面積や重量バランスなどを考慮した位置に形成されている。昇降部22は、電子部品P1を1つずつリフトアップさせる構成、あるいは複数同時にリフトアップさせる構成とすることができる。
また、載置部20には、電子部品P1の側面をガイドして電子部品P1の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイド25を有する。側面ガイド25は、載置部20から電子部品P1をリフター23により昇降させる間、電子部品P1の側面に当接することで、電子部品P1の位置ずれを防止する。
操作部7は、電子部品P1のリフトアップ開始/終了操作を行う操作画面を有する。
上記構成の樹脂封止装置1において、生産時の動作トラブル等で樹脂封止装置1が停止し、予熱部5において予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合には、オペレータが操作部7の操作画面から電子部品P1のリフトアップ開始操作を行う。昇降部22は、操作部7からの指示に基づいて昇降駆動機構24によりリフター23を上昇させ、載置部20から電子部品P1をリフトアップさせることにより一時離隔させるので、電子部品P1の過熱を防止することができる。
そして、動作トラブル解決後、オペレータが操作部7の操作画面から電子部品P1のリフトアップ終了操作を行うと、昇降部22は、操作部7からの指示に基づいて昇降駆動機構24によりリフター23を下降させ、載置部20に電子部品P1を戻し、再度予熱を行う。予熱完了後、電子部品P1をローダー9により樹脂封止部3の金型3Aへ搬送される。
以上のように、本実施形態における樹脂封止装置1では、予熱部5において、載置部20に載置された電子部品P1を載置部20に備えた予熱機構21により予熱する際、動作トラブルなどで装置が短時間停止するなどして予熱時間が所定時間を超える可能性がある場合は、昇降部22により載置部20から電子部品P1を一時離隔させ、電子部品P1の過熱を防止することができる。これにより、過熱による電子部品P1の酸化などの劣化を防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
なお、昇降部22は、電子部品P1を載置部20に載置後、所定時間が経過すると載置部20から電子部品P1を一時離隔する構成とすることもできる。予熱部5における適切な予熱時間は電子部品P1(リードフレーム)の大きさや種類などにより異なり、小さいものは短く、大きいものは長くなる傾向にあるが、一般的には15秒から30秒程度の範囲である。そこで、電子部品P1を載置部20に載置後、所定時間(60秒~300秒程度)が経過すると自動的に載置部20から電子部品P1を一時離隔することにより、電子部品P1の過熱を防止することができる。
また、本実施形態における樹脂封止装置1は、電子部品P1の側面をガイドして電子部品P1の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイド25を有しており、昇降部22により載置部20から電子部品P1を一時離隔する際の位置ずれが防止されるので、電子部品P1を載置部20の適切な位置へセットすることができ、樹脂封止装置1の動作トラブルを防止することができる。
なお、予熱部5は、整列部8からの電子部品P1の受け取り位置5Aとローダー9への電子部品P1の受け渡し位置5Bとの間を移動するが、昇降部22による載置部20からの電子部品P1の一時離隔は、受け取り位置5Aまたは受け渡し位置5Bのいずれの位置でも可能となっている。あるいは、受け取り位置5Aと受け渡し位置5Bとの間の移動中でも一時離隔は可能となっている。
また、電子部品P1の予熱温度を徐々に上げていくために、整列部8からの電子部品P1の受け取り位置5Aに第1予熱部を、ローダー9への電子部品P1の受け渡し位置5Bに第2予熱部を別々に設けてもよい。この場合、例えば、第1予熱部で電子部品P1を120℃に予熱し、次に電子部品P1を第2予熱部に搬送し、150℃に予熱した後、ローダー9に受け渡す。これにより、電子部品P1の種類によっては予熱による急激な温度上昇により電子部品P1が反ってその後の搬送に支障をきたしたり、反りによる内部ダメージが発生したりすることを防止することができる。この場合も、第1予熱部および第2予熱部のそれぞれにおいて一時離隔を行うことが可能である。
次に、側面ガイド25の別の実施形態について説明する。図3は本発明の別の実施形態を示す予熱部5の概略側面図である。なお、図3において、前述の構成要素と共通する部分については同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示す予熱部5は、電子部品P1の側面をガイドして電子部品P1の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイドとしての昇降側面ガイド25Aを有する。離隔機構としての昇降部30は、電子部品P1に接触して持ち上げるリフター31と、リフター31および昇降側面ガイド25Aが固定され、昇降駆動機構24により昇降させる昇降部品32と、昇降部品32に接続されたショックアブソーバー33とを備える。
上記構成においては、昇降駆動機構24により昇降部品32を昇降させると、昇降側面ガイド25Aがリフター31とともに昇降する。そのため、前述と同様に、リフター31を昇降させて電子部品P1を一時離隔させる際、昇降時の振動や衝撃による電子部品P1の位置ずれを防止することができる。また、昇降部品32にはショックアブソーバー33が接続されていることで、昇降時の振動や衝撃がさらに抑制される。
また、図3に示すように、予熱部5に電子部品P1の温度を検知する接触型または非接触型の温度センサ14を有し、昇降部30が、この温度センサ14により検知した電子部品P1の温度に基づいて自動的に載置部20から電子部品P1を一時離隔させる構成とすることができる。温度制御部6は、温度センサ14により検知した電子部品P1の温度に基づいて予熱温度および予熱時間の管理を行い、所要温度および所要時間を超過するとアラームを出し、昇降部30は自動的に載置部20から電子部品P1を一時離隔する。
これにより、予熱部5における電子部品P1の温度に基づいて、昇降部30により自動的に載置部20から電子部品P1が一時離隔され、電子部品P1の過熱を防止することができる。これにより、過熱による電子部品P1の酸化などの劣化を自動的に防止することができ、安定した製品品質を保持することが可能となる。
次に、側面ガイド25のさらに別の実施形態について説明する。図4は本発明の別の実施形態を示す予熱部5の概略側面図である。なお、図4において、前述の構成要素と共通する部分については同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示す予熱部5は、電子部品P1の側面を押圧して電子部品P1の位置ずれを補正するプッシャー25Bを有する。プッシャー25Bは、プッシャー駆動部26により駆動される。プッシャー駆動部26は、プッシャー25Bを電子部品P1の側面に向かって進退動作させるものである。
上記構成においては、リフター31により昇降部品32を持ち上げる際には、プッシャー駆動部26によりプッシャー25Bを退避させた状態とし、リフター31を下降後にプッシャー駆動部26によりプッシャー25Bを進出させる。これにより、電子部品P1の側面がプッシャー25Bにより押圧され、載置部20から電子部品P1を一時離隔することにより生じた電子部品P1の位置ずれが補正される。
次に、離隔機構の別の実施形態について説明する。図5は本発明の別の実施形態を示す予熱部5の概略側面図であって、(A)は電子部品P1が載置部20に載置された状態を示す図、(B)は載置部20が下降位置にある状態を示す図である。なお、図5において、前述の構成要素と共通する部分については同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示す予熱部5は、離隔機構として、電子部品P1を保持する保持部40と、載置部20を昇降させる昇降駆動機構41とを有する。保持部40は、載置部20の貫通孔20Aを通過する。本実施形態における離隔機構では、電子部品P1を保持する保持部40を固定し、載置部20を昇降させることにより、電子部品P1を載置部20から一時離隔する。
このような構成においても、電子部品P1を保持部40により保持した状態で載置部20を昇降させることで、載置部20から電子部品P1を一時離隔させ、電子部品P1の過熱を防止することができる。
本発明の樹脂封止装置は、電子部品の樹脂封止を行う装置として有用であり、特に、予熱部における電子部品の過熱を防止することが可能な樹脂封止装置として好適である。
P1 電子部品
P2 基板
P3 電子基材
1 樹脂封止装置
2 電子部品供給部
3 樹脂封止部
3A 金型
4 樹脂供給部
5 予熱部
6 温度制御部
7 操作部
8 整列部
8A ターンテーブル
9 ローダー
10 アンローダー
11 ディゲート部
12 整列部
13 製品収納部
14 温度センサ
20 載置部
20A 貫通孔
21 予熱機構
22 昇降部
23 リフター
24 昇降駆動機構
25 側面ガイド
25A 昇降側面ガイド
25B プッシャー
26 プッシャー駆動部
30 昇降部
31 リフター
32 昇降部品
33 ショックアブソーバー
40 保持部
41 昇降駆動機構

Claims (11)

  1. 樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、
    前記予熱部は、
    前記電子部品を載置可能な載置部であり、前記電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、
    前記載置部から前記電子部品を一時離隔させる離隔機構であり、前記電子部品を前記載置部からリフトアップさせる昇降部を有し、前記昇降部が、前記電子部品に接触して持ち上げるリフターと、前記リフターを昇降させる昇降駆動機構とを有する離隔機構
    を有する樹脂封止装置。
  2. 前記載置部は、前記リフターが通過する貫通孔を有する請求項1記載の樹脂封止装置。
  3. 樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、
    前記予熱部は、
    前記電子部品を載置可能な載置部であり、前記電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、
    前記載置部から前記電子部品を一時離隔させる離隔機構であり、前記電子部品を保持する保持部と、前記載置部を昇降させる昇降駆動機構とを有する離隔機構
    を有する樹脂封止装置。
  4. 前記電子部品の側面をガイドして前記電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイドを有する請求項1からのいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  5. 前記電子部品の側面を押圧して前記電子部品の位置ずれを補正するプッシャーを有する請求項1からのいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  6. 樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、
    前記予熱部は、
    前記電子部品を載置可能な載置部であり、前記電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、
    前記載置部から前記電子部品を一時離隔させる離隔機構と
    前記電子部品の側面をガイドして前記電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する側面ガイドと
    を有する樹脂封止装置。
  7. 樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、
    前記予熱部は、
    前記電子部品を載置可能な載置部であり、前記電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、
    前記載置部から前記電子部品を一時離隔させる離隔機構と
    前記電子部品の側面を押圧して前記電子部品の位置ずれを補正するプッシャーと
    を有する樹脂封止装置。
  8. 樹脂封止の前段階において電子部品を予熱する予熱部を備えた樹脂封止装置であって、
    前記予熱部は、
    前記電子部品を載置可能な載置部であり、前記電子部品を予熱する予熱機構を備えた載置部と、
    前記載置部から前記電子部品を一時離隔させる離隔機構であり、前記電子部品を前記載置部からリフトアップさせる昇降部を有し、前記昇降部が、前記電子部品に接触して持ち上げるリフターと、前記リフターを昇降させる昇降駆動機構とを有する離隔機構
    前記電子部品の側面をガイドして前記リフターとともに昇降することにより前記電子部品の一時離隔時の位置ずれを防止する昇降側面ガイドと
    を有する樹脂封止装置。
  9. 前記離隔機構は、前記載置部に前記電子部品を載置後、所定時間が経過すると前記載置部から前記電子部品を一時離隔させるものである
    請求項1から8のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  10. 前記離隔機構に対して指示を行う操作部を有し、
    前記離隔機構は、前記操作部からの指示に基づいて前記載置部から前記電子部品を一時離隔させるものである
    請求項1から8のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  11. 前記予熱部は、前記電子部品の温度を検知する温度センサを有し、
    前記離隔機構は、前記温度センサにより検知した前記電子部品の温度に基づいて自動的に前記載置部から前記電子部品を一時離隔させるものである
    請求項1から8のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
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