JPH08115463A - 直積み式自動販売機 - Google Patents

直積み式自動販売機

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Publication number
JPH08115463A
JPH08115463A JP25110994A JP25110994A JPH08115463A JP H08115463 A JPH08115463 A JP H08115463A JP 25110994 A JP25110994 A JP 25110994A JP 25110994 A JP25110994 A JP 25110994A JP H08115463 A JPH08115463 A JP H08115463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
sold
commodity
vending machine
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25110994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Takahashi
正信 高橋
Kotaro Nishio
光太郎 西尾
Hiroshi Shinraki
宏 新良貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納枠から商品を一方向に払い出す形式のも
のにおいて、商品の空送りをすることのない直積み式自
動販売機を提供する。 【構成】 売切検知センサ27,28により何れかの列
の商品aの売切が検知された際に、プッシャ23を後方
位置Aに移動させる。つまり、商品販売用の押釦が押さ
れて、商品の販売が指示されると、販売動作を行った後
に、売切となったか否かを判断し、何れかの列の商品a
がなくなって、売切検知センサ31により商品aの売切
が検知されると、駆動モータ25を逆回転させてプッシ
ャ23を後方位置Aに移動させるとともに、販売動作を
中止する。これにより、商品aが充填される場合にもプ
ッシャ体22が傾倒姿勢となることがなくなり、したが
って、次の払出動作の際に、商品aを空送りしてしまう
不具合は防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に直積みされた商
品が下方側より順次払い出される直積み式自動販売機に
関する。
【0002】
【従来の技術】たばこなどの商品を上下に直積みして収
納している直積み式自動販売機は、例えば図13に示す
ものがある。
【0003】この種の自動販売機は、前面扉1を回動自
在に支持している自動販売機本体2内に、収納枠3が例
えば上下に3段設けられている。そして、各収納枠3の
下端に配設された載置台4上に商品aが前後2列に直積
み状態で収納され、各収納枠3の下端部における前面お
よび後面には商品aを払い出す開口部5A〜5C,6A
〜6Cがそれぞれ設けられている。
【0004】また、これらの収納枠3にわたる前方およ
び後方位置には上下に延びる共通払出通路7,8が設け
られているとともに、各開口部5A,5B,6A〜6C
と共通払出通路7,8とを連通させる案内連通通路9
A,9B,10A〜10Cが設けられている。
【0005】各載置台4上には前後方向に往復運動して
商品aを開口部5A〜5C,6A〜6Cから案内連通通
路9A,9B,10A〜10Cを介して共通払出通路
7,8に払い出す押出部材12が設けられている。そし
て、押出部材12の移動により共通払出通路7,8に払
い出された商品aは、共通払出通路7,8を通って落下
して商品取出口13に払い出されるようになっている。
【0006】しかしながら、上記従来構成の直積み式自
動販売機においては、押出部材12を収納枠3内で前後
方向に往復運動させて商品aを前方と後方の2方向に払
い出す構造であるため、商品取出口13側へ導く払出通
路としての案内連通通路9A,9B,10A〜10Cや
共通払出通路7,8も前後両方向に必要となり、この前
後2列の案内連通通路9A,9B,10A〜10Cや共
通払出通路7,8の分だけ自動販売機の奥行方向(前後
方向)の長さが必要となって、自動販売機の薄型化が困
難となっていた。
【0007】この問題に対処する手段として、図2〜図
12に示すように、収納枠内の商品aを一方向(この場
合には前方の場合を示す)からだけ払い出すように構成
した直積み式自動販売機が提案されている。
【0008】この直積み式自動販売機には、図3〜図1
0に示すように、後方位置Aから中間位置Bを介して前
端位置Cまで前後方向に往復駆動されるスライド部材2
1と、このスライド部材21に回動可能に支持された略
三角形状のプッシャ体22(図6参照)とからなるプッ
シャ23を有する載置ユニット20が設けられている。
そして、前進する際には図3,図4に示すように、プッ
シャ体22が起立姿勢とされて、商品aを一つずつ前方
に押し出す一方、後退する際には図5に示すように、プ
ッシャ体22が傾倒姿勢となって商品aの下方を通過す
るようになっており、これにより、商品aを前方だけに
押し出して払い出すようになっている。なお、図5に示
すように、プッシャ23が後退する際にはプッシャ体2
2が傾倒姿勢で載置ユニット20の上面よりわずかに突
出して、商品aが傾斜姿勢となっている場合には商品a
を正常な水平姿勢に矯正するようになっている。
【0009】この種の直積み式自動販売機によれば、商
品aを一方向(この場合には前方)からだけ払い出すよ
うに構成したため、図2に示すように、商品取出口13
側へ導く払出通路としての案内連通通路9A,9Bや共
通払出通路7が前側だけで済むこととなり、従来必要で
あった後側の案内連通通路10A〜10Cや共通払出通
路8の分だけ自動販売機の奥行方向の長さを短くするこ
とができて、自動販売機を薄型化することができる。
【0010】なお、図6において、24はプッシャ体2
2を起立姿勢側に向けて付勢するばね、図9において、
25はループ状のチェーン26を介してプッシャ23を
駆動する駆動モータである。また、27は前側の収納箇
所(以下、前側収納部3aという)の商品aの売切を検
知する売切検知レバー、28は後側の収納箇所(以下、
後側収納部3bという)の商品aの売切を検知する売切
検知レバーで、これらの売切検知レバー27,28はば
ね29により上方に付勢されている。また、これらの売
切検知レバー27,28は、収納枠3内において前側ま
たは後側の商品aがある場合には、商品aの重量により
載置ユニット20の本体ケース30内に押し下げられた
姿勢とされる一方、前側または後側の商品aがなくなる
と、本体ケース30より上方に突出し、この突出状態が
売切検知センサ31により検知される。そして、その商
品aが売切であることを自動販売機の制御部で認識し
て、その商品aの販売動作を中止させる。また、図3〜
図5において、32はスライド材33を介してプッシャ
23の位置を検知する位置検知センサである。
【0011】ここで、図11および図12により、収納
枠3内における商品aの初期収納状態による売切時点で
の商品aの残り状態について説明する。図11の(a)
に示すように、収納枠3内において前側と後側の商品a
が同数の段だけ積み上げられている場合(条件1)に
は、プッシャ23が後方位置Aから中間位置Bに前進し
た際に、まず、後側の商品a(2)によって前側の商品
a(1)が押されて払い出され、次に、プッシャ23が
後方位置Aから中間位置Bに前進した際に、前側に送り
出された商品a(2)が押されて払い出される。この後
にこれらの動作が繰り返されて(図11の(a)におい
ては1回行われる)、前後1段ずつ商品a(5),
(6)が残った後、さらに、プッシャ23が後方位置A
から中間位置Bに前進して前側の商品a(5)が押され
て払い出された際に、収納枠3内における後側収納部3
bの商品aがない状態となって、売切が検知される。
【0012】図11の(b)に示すように、収納枠3内
において前側の商品aが後側の商品aよりも1段だけ多
く積み上げられている場合(条件2)には、プッシャ2
3の後方位置Aから中間位置Bへの前進により、後側の
最後の段の商品a(4)が前側へ押されて、前側の商品
a(3)が払い出され、この結果、収納枠3内における
後側収納部3bの商品aがない状態となって、売切が検
知される。
【0013】図11の(c)に示すように、収納枠3内
において後側の商品aが前側の商品aよりも1段だけ多
く積み上げられている場合(条件3)には、プッシャ2
3の後方位置Aから中間位置Bへの前進により、後側の
上方より2段目の商品a(4)が前側へ押されて、前側
の商品a(3)が払い出された際に、商品a(4)に伴
って商品a(5)も前側へ移動し、この結果、収納枠3
内における後側収納部3bの商品aがない状態となっ
て、売切が検知される。
【0014】さらに、図12の(a),(b)に示すよ
うに、収納枠3内においていずれかの側の商品aがもう
一方の側の商品aよりも2段だけ多く積み上げられてい
る場合(条件D,E)にも、プッシャ23の後方位置A
から中間位置Bへの前進により、最後に、収納枠3内に
おける後側収納部3bの商品aがない状態となって、売
切が検知される。
【0015】このように、いずれの場合にも、売切が検
知されて、販売動作が中止された場合には、収納枠3の
後側収納部3bにおける商品aがない状態となり、プッ
シャ23は中間位置Bに位置する。そして、この状態
で、次回の商品充填時に収納枠3の前側収納部3aと後
側収納部3bとに商品aをそれぞれ充填する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の直積
み式自動販売機においては、収納枠3の後側収納部3b
における商品aが空であり、かつプッシャ23が中間位
置Bにある状態で、図4に示すように、商品aが充填さ
れるため、図4において仮想線で示すように、充填され
た商品aの衝撃によりプッシャ体22が傾倒姿勢となっ
てしまうことがあり、この場合には次の払出動作の際
に、プッシャ23が商品aを払い出すことなく商品aの
下方を通過してしまって、空送りする問題があった。
【0017】本発明は上記問題を解決するもので、収納
枠から商品を一方向に払い出す形式のものにおいて、商
品の空送りをすることのない直積み式自動販売機を提供
することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、列の商品の売切を検知する売切検知手段を
設け、売切検知手段により売切が検知された際にプッシ
ャ体を後方位置に移動させる制御部を設けたものであ
る。
【0019】
【作用】上記構成により、商品の売切が検知されると、
商品の収納箇所よりも奥側である後方位置にプッシャ体
が移動されるため、商品aが充填される場合にもプッシ
ャ体が傾倒姿勢となることはなく、したがって、次の払
出動作の際に、商品aを空送りしてしまう不具合は防止
される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。なお、従来のものと同機能のものには同符号を
付して、その説明は省略する。
【0021】図1に示すように、この直積み式自動販売
機には、売切検知センサ27,28により何れかの列の
商品aの売切が検知された際に、プッシャ23を後方位
置Aに移動させる制御部40が設けられている。
【0022】制御部40は以下の制御動作を行う。ステ
ップ#1〜#3において、商品販売用の押釦(図示せ
ず)が押されて、商品の販売を指示する信号が出力され
ると、販売動作を行った後に、売切となったか否かを判
断する。そして、何れかの列の商品aがなくなって、売
切検知センサ31により商品aの売切が検知されると、
駆動モータ25を逆回転させてプッシャ23を後方位置
Aに移動させるとともに、販売動作を中止する(ステッ
プ#4,#5)。
【0023】これにより、商品aの売切が検知される
と、後方位置Aにプッシャ23が移動されるため、商品
aが充填される場合にもプッシャ体22が傾倒姿勢とな
ることがなくなり、したがって、次の払出動作の際に、
商品aを空送りしてしまう不具合は防止される。これに
より、この直積み式自動販売機における信頼性が向上す
る。
【0024】なお、上記実施例においては、後側収納部
3bにおける商品aの売切の場合だけでなく、前側収納
部3aにおける商品aの売切の場合にも、販売中止動作
およびプッシャ23の後方位置Aへの移動動作を行っ
て、万一、前側収納部3aにおいて商品aが正規の姿勢
にならずに傾斜姿勢となった場合に、販売動作を中止さ
せるように構成した場合について説明したが、上述した
ように、商品aが正常に送り出されている場合には、必
ず後側収納部3bにおいて商品aの売切が発生するた
め、売切検知レバー28を後側収納部3b側にだけ設け
ることも可能である。また、この実施例においては商品
aを前側だけに払い出す場合について説明したが、これ
に限るものではなく、後側だけなどに払い出す構造に適
用することもできる。また、この実施例においては商品
aを前後2列に並べた場合を述べたが、3列以上の場合
にも適用でき、これらの場合には、払い出す側から最も
離れた奥側の列の商品aが最初になくなるため、同様な
構成を採用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品の売
切が検知されると、商品の収納箇所よりも奥側である後
方位置にプッシャ体を移動するように構成することによ
り、商品が充填される場合にプッシャ体が傾倒姿勢とな
って商品を空送りしてしまうといった不具合が防止さ
れ、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る直積み式自動販売機の
ブロック図である。
【図2】直積み式自動販売機の概略構成を示す全体側面
断面図である。
【図3】同直積み式自動販売機の載置ユニットおよびそ
の近傍の側面断面図である。
【図4】同載置ユニットおよびその近傍の側面断面図で
ある。
【図5】同載置ユニットおよびその近傍の側面断面図で
ある。
【図6】同載置ユニットの要部斜視図である。
【図7】同載置ユニットの平面図である。
【図8】同載置ユニットおよびその近傍の正面図であ
る。
【図9】同載置ユニットおよびその近傍の正面断面図で
ある。
【図10】同載置ユニットおよびその近傍の側面断面図
である。
【図11】同載置ユニットの送り出し動作を説明するた
めの図である。
【図12】同載置ユニットの送り出し動作を説明するた
めの図である。
【図13】従来の直積み式自動販売機の概略構成を示す
全体側面断面図である。
【符号の説明】
3 収納枠 5,5A〜5C 開口部 20 載置ユニット 21 スライド部材 22 プッシャ体 23 プッシャ 27,28 売切検知レバー 31 売切検知センサ 40 制御部 a 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置ユニット上の収納枠内に商品を複数
    列の直積み状態で収納し、この収納枠の下端部における
    商品収納列方向の一方向側に開口部を設け、前記載置ユ
    ニットに設けたプッシャ体を、前記開口部から離れた奥
    寄りの商品の収納箇所よりも奥側である後方位置から開
    口部近傍の手前側である前端位置までの間で往復運動さ
    せ、プッシャ体の前端位置側への移動の際にプッシャ体
    を載置ユニット上に突出させて商品の後側の面を押圧し
    ながら手前側に送り動作を一列分ずつ行って商品を前記
    開口部から払い出す一方、プッシャ体の手前側への移動
    の際には商品を前記開口部から払い出すことなく移動す
    る直積み式自動販売機であって、列の商品の売切を検知
    する売切検知手段を設け、売切検知手段により売切が検
    知された際にプッシャ体を前記後方位置に移動させる制
    御部を設けた直積み式自動販売機。
JP25110994A 1994-10-18 1994-10-18 直積み式自動販売機 Pending JPH08115463A (ja)

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