JPH08113432A - シート材再給送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート材再給送装置および画像形成装置

Info

Publication number
JPH08113432A
JPH08113432A JP6247816A JP24781694A JPH08113432A JP H08113432 A JPH08113432 A JP H08113432A JP 6247816 A JP6247816 A JP 6247816A JP 24781694 A JP24781694 A JP 24781694A JP H08113432 A JPH08113432 A JP H08113432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
image forming
forming apparatus
sheet
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6247816A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Amano
正夫 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6247816A priority Critical patent/JPH08113432A/ja
Publication of JPH08113432A publication Critical patent/JPH08113432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再給送手段の高速運転を、騒音の増大、およ
び駆動源のトルクの低下を招くことなく行う。 【構成】 再給送手段は搬送手段よりも高速でシートを
搬送し、シートが搬送手段と再給送手段とにまたがった
位置にあるときは、再給送手段はシートに対してスリッ
プするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材搬送を用いる画
像形成装置、及その周辺機器に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置におけるシート材再給送装
置、もしくは画像形成装置に関するアプリケーション装
置は多く製品化されている。シート材再給送装置は片面
に印字されたシート材をスイッチバックさせることによ
って反対側の面を印字させるが、片面を画像形成部によ
り転写、ヒートローラによって定着されたシート材は、
全く印字されていないシート材と比較してその抵抗値、
カール量等が異なる。従って、片面印字に比較して安定
したシート材搬送、及び高品質の画像を得ることは難し
い。さらに、画像形成装置本体の小型化、低コスト化な
ど市場の多様なニーズによりシート材再給送装置、及び
画像形成装置に関するアプリケーション装置等は標準装
備というよりはオプションとして扱われる場合が多い。
従って過去の製品において、それらの装着の操作性、ジ
ャム処理の操作性等は複雑、困難で多くの工数を必要と
し、ジャム処理、印字品位においても片面のみの画像レ
ベルよりも劣ってしまう場合が多い。
【0003】又、オプションとして画像形成装置へのユ
ーザーの取付け方法は複雑、もしくは他の機能のスペッ
クダウン等の弊害、他の廃棄部品等を有し近年のエコロ
ジーなる環境保護のためにも問題を有する。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】先に述べたよう
に従来例においては、シート材のカール、波打ちが発生
し、それによって安定したシート材搬送、高品位画像が
得られずにいた。
【0005】又、両面画像印字のための長い紙パスにも
かかわらずスループットを確保するためモータの使用速
度が変速的に何速かの速度設定をおこなわなければなら
ず、そのモータの使用回転数変動による騒音、高速回転
によるトルク不足等問題が発生する。
【0006】又、シート材再給送装置装着時において、
他の機能低下、もしくは機能削減といったいわゆるスペ
ックダウンといった弊害、及び他の部品いわゆる産業廃
棄物としての環境問題等の考慮がなされていない。
【0007】又、操作性向上、破損防止ののため、該シ
ート材再給送装置の着脱性能をアップさせる必要もあ
る。
【0008】以上の解決課題とともに近年における画像
形成装置、及びそのシート材再給送装置を含めたシステ
ムとしての小型化、低コスト化(物流搬送時を含む)を
図ると伴にさらなる付加価値(本発明ではシート材再給
送装置に給紙口を新設、画像形成装置にフェイスアップ
ユニットを設定した時にフェイスアップユニットを該シ
ート材再給送 該シート材再給送装置にも取り付け可能
とする)の必要性が市場のニーズとしてあり、前述した
課題と合わせて同時に達成しなければならない。
【0009】
【問題点を解決するための手段(及び作用)】本発明に
よれば、シート材のカール、波打ちを抑えるために片面
印字されたシート材を画像形成装置からシート材再給送
装置へ排出するときにその画像形成装置排出直後のシー
ト材再給送装置側のローラを所定の搬送速度より大幅に
アップさせ、そのローラの材質に樹脂を用いシート材と
ローラとを積極的にスリップさせ、その画像形成装置と
シート材再給送装置間とでシート材の引っ張り合いをお
こなうことでシート材のカール、波打ちを低減させる。
又、両面画像印字のため紙パスが長くなるが、スループ
ットを確保するためには二速、三速といった速度の切換
え制御が必要になる。その駆動モータにステッピングモ
ータ(パルスモータ)を使用するときその速度レンジが
大きくどうしても最適な速度だけでの駆動モータの使用
が難しい。
【0010】すなわち、ステッピングモータは回転速度
(パルス周波数)が高いほど騒音が低くなり、回転速度
の低い領域では、振動により高い騒音が発生する傾向が
ある。ところが発生トルクは回転速度が高いほど低下す
る傾向がある。従ってステッピングモータを使用する場
合、騒音が問題になる領域より高い回転速度で、かつト
ルク低下が問題になる領域より低い回転速度の範囲で駆
動するように設計することが望ましい。ところが上述の
ように速度の切換え制御を行う場合、そのステッピング
モータ等による騒音が発生、若くは出力トルクが低下し
てしまう。そこで搬送速度を大幅にアップさせることで
効率的なバンドにて使用することができ、そこで発生す
るステッピングモータの振動によるシステムとしての騒
音をなくすことも同時に達成させるものである。この様
に、樹脂材を用いたローラがキーパーツとなるが、該ロ
ーラ(以降、反転ローラ)はどうしてもその摩擦係数が
小さくローラニップにうまく入らない場合があり、その
対策として反転ローラにローレット等の溝を掘込む又は
それと同軸上にゴムローラを設ける、又はピンチローラ
側を弾性部材とする等の工夫によりさらなる紙搬送のマ
ージンがアップされる。本発明では、このマージンアッ
プを行うためのスリップローラおよびその周辺部に関す
る。更に、この応用例として、該反転部におけるシート
材搬送手段を画像形成装置内に用いてそのカール取り、
ジャム対策を行うものである。 又、特にレーザービー
ムプリンター(LBP )の紙搬送パスでは排紙はフェイス
ダウンにしている画像形成装置が多い。又その系に付随
してフェイスアップ排紙機能を純正、若くはオプション
で装着可能としたシステムにおいて、シート材再給送装
置装着時においても該フェイスアップユニットが取り付
け可能とし、シート材再給送装置装着時における機能低
下といったスペックダウンを防止し、且つ廃棄物の発生
を極力なくすことを可能とする。
【0011】更に、シート材再給送装置自体にさらなる
付加価値を付けるために、シート材のスイッチバックの
ための開口部から手差し給紙を可能とし、そのスイッチ
バック用のトレイと連動して両面印字、手差し給紙との
切り替えを行うことを可能とする。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1〜図10までは本発明の第1の実施例
を示す。
【0013】図1において、1 は画像形成装置、2 は画
像形成部のおけるスキャナユニット、3 は画像形成部、
4 はシート材カセット、5 はシート材カセットに積載さ
れたシート材を搬送させるローラ類、6 は転写印字され
たシート材を定着させる定着器、20は本実施例によるシ
ート材再給送装置、21は片面、両面印字切換えの切換え
フラッパ、22はスイッチバックを行なうための反転フラ
ッパ、231〜235はシート材再給送装置内のシート材を搬
送させるローラ類(これより以降、特に231 は反転ロー
ラと呼ぶ)、241,242はシート材搬送部をスムーズにシ
ート材を搬送させるガイドコロ類、25はジャム検知、及
びシート材再給紙のタイミングをとるセンサーレバーで
ある。30は大量のシート材の連続印字を可能とするシー
ト材フィーダ、31は該シート材フィーダの専用カセッ
ト、321はカセット31からシートを送り出すピックアッ
プローラ、322は画像形成装置内にシート材を搬入させ
る搬送ローラ類である。
【0014】図2は本実施例のシート材再給送装置内駆
動系の側面図の反転部分を示す。本図において、41は反
転部の駆動モータ、42,43 は減速ギア、44はアイドラギ
ア、45は搬送ローラ23-2を駆動させる駆動ギア2 、46〜
48までがアイドラギア、49は搬送ローラ23-1を駆動伝達
させる駆動ギア1 である。40は該ギア列を支持する駆動
側板である。
【0015】図3〜図11は本発明によるところの搬送
ローラ231 及びその周辺の詳細を表わす。
【0016】図3は、反転ローラ231Aの周辺部の詳細を
表わし、231Aは軸231Lに固着された該反転ローラ、231B
はそのピンチコロ、231Cは該ピンチコロのコロホルダ
ー、231Dは該反転ローラ231Aへピンチコロ231Bへの加圧
バネ、231Eは軸受け(片側省略)、49は駆動伝達用のギ
アで図2にも記載する。反転ローラ231Aの外周面はロー
レットの溝が形成されている。
【0017】図4は、該反転ローラ231Aの形状変更し、
ローレット形状等の溝がローラ幅方向全域に対し、その
中央部分に円周部(ローレット等の溝が無い部分)を設
けた反転ローラ231G、及びその周辺部を表わす。
【0018】図5、図6は該反転ローラ231A、231Gの詳
細を表わし、更に図7、図8はその溝形状の詳細を表わ
す。図7がローレット形状であるのに対し図8がU 字形
の溝形状となっている。
【0019】図9は本実施例の反転ローラ231A(G)にシ
ートを押圧するピンチコロの変形例で、反転ローラ231A
のピンチコロ231H、又該ピンチコロ231Hにゴムチューブ
231Iが巻つけられている。
【0020】図10は本実施例の変形例で、該反転ロー
ラ231A、231G、又はおのおののローラと同軸上にゴムロ
ーラ又はそれに近い摩擦係数の大きいローラ231Jが設け
られた実施例を表わす。
【0021】図11は本実施例の変形例で、該ローラ23
1Jを形状変更したタイプで円筒方向端部に突起部をさら
に設けた実施例を表わす。
【0022】以上の構成に基づき、本実施例の動作説明
を行なう。
【0023】シート材カセット4 に積載されたシート材
は給紙信号とともにピックアップローラ51、搬送ローラ
52、53、54によって画像形成部3 に搬入される。スキャ
ナ2より画像情報が画像形成部3 の感光ドラム3Aにスキ
ャンされ、シート材と同期してシート材に画像が転写さ
れる。そして定着器6 によって画像が定着され、搬送ロ
ーラ55、56によって出力される。いわゆるフェイスダウ
ン排紙である。また両面モードに設定された場合、該定
着器6 の出口近傍でソレノイドと連結された切換えフラ
ッパ21が回動しフェイスダウンではなくシート材再給送
装置20内に搬入され、反転ローラ231A及びピンチコロ23
1Bに挾持されて搬送される。ところが反転ローラ231Aは
画像形成部のピックアップローラ51、搬送ローラ52,53,
54、定着ローラ6A,6Bよりも周速が速いので、後方部分
がいまだ定着ローラ6A,6Bに挾持されているシート材表
面に対し、反転ローラ231Aはすべりながら回転し、シー
ト材をしごきながら引っぱる。そして該シート材再給送
装置20内の搬送ローラ231近傍には、フォトインタラプ
タ等センサーを有する反転フラッパを設けシート材の紙
後端を検出すると同時に駆動が逆転される。いわゆるス
イッチバック動作である。それに従って搬送ローラ231
も逆転されシート材は搬送ローラ232、233、234、235を
経由して先に印字された面とは逆で、且つ後端より再度
画像形成部3 に搬入され両面ともに画像印字される。そ
の後は、片面印字の工程と同様に該定着器6 、搬送ロー
ラ55、56を経由して出力される。叉、これと同様に30の
シート材フィーダの場合も同様に給紙信号とともにピッ
クアップローラ231、搬送ローラ232で一枚のシート材を
画像形成装置1 内へ搬入する。そして、搬送ローラ53
、54 を介して画像形成部3 によって片面印字される。
叉ここで両面モードに設定された場合、前述したプロセ
スと同様シート材再給送装置20内に搬入され両面印字さ
れる。
【0024】ここで、シート材再給送装置20内の搬送ロ
ーラ231、232は図2に示すように駆動モータ41(本実施
例ではステッピングモータを使用)によって駆動を得て
いる。切換えフラッパ22にはフォトインタラプタが係合
されシート材が搬送ローラを抜け切る直前に該フォトイ
ンタラプタの信号によって駆動モータが反転する。前述
したスイッチバック動作である。この時、回転方向の切
換えとともに駆動スピードも切換えられている。それは
両面印字においても所定のスループットを確保するため
である。従って、画像形成装置の底面部に紙搬送パスを
構成するシート材再給送装置のようにシート材搬送パス
の長い系においては該シート材再給送装置の本体底面部
分の搬送をそれの画像形成装置内搬送スピードよりかな
り速くしなければならない。従って、このステッピング
モータの正逆転によるスイッチバック制御においては、
使用する駆動周波数の幅が大きくなってしまう。叉、ス
テッピングモータは、一般的に使用する駆動周波数が小
さいとそのステッピングモータの振動によって機構系を
含んで騒音を発生する。逆に使用する駆動周波数が大き
いと出力トルクが低下する。本発明はそれに鑑みなされ
たものであって、画像形成装置本体より搬出されたシー
ト材のシート材再給送装置側の搬送ローラ231Aの周速を
速くし、そのままだとステッピングモータ41の負荷トル
クが増大し、搬送ローラの磨耗が増大してしまうので該
反転ローラ231Aの材質に樹脂材を使用して、その摩擦係
数をさげ積極的に該搬送ローラ231Aを滑らせることでそ
の磨耗、及びトルクアップに対処し、ひいてはステッピ
ングモータ等の振動による騒音を回避することを可能と
した。但し、その場合の問題点があり、シート材が反転
ローラ231 のニップ間に入ってしまえばジャム等の問題
はないが、反転ローラ231 の摩擦係数が低いがためその
シート材先端がうまくローラニップに入って行行かない
場合が発生する。紙搬送では勿論その上流に設けられた
ローラ等の搬送手段により搬送力をあたえられたシート
材の力によって次の搬送ローラ等のニップに押当てられ
ることで該搬送ローラのニップにうまく食いついて行く
が、それが本実施例の様に定着後のカール、波打ちがあ
る場合、又は材質に樹脂を使用して摩擦係数が小さい場
合、又はその上流に位置する搬送手段(本実施例の場合
は定着器6 の定着ローラ対)からの距離が長い場合、又
はそれらが重なった時はそのニップへのシート材先端の
食いつきが悪くひいてはジャムといった問題を発生させ
る。以上のことに鑑み本実施例では、まず図3に示す反
転ローラ231A、図5、6に示す反転ローラ231A溝形状を
施すことによりそのシート材のニップへの食いつきを良
くするための対策を行う。
【0025】又、該溝形状を施すことで、そのピンチコ
ロ231Bと該反転ローラ231 との間で空回転中にカタカタ
音が発生してしまうため、図6に示す様に、さらに該溝
形状の形状を変更しローラ幅方向の中心部付近は円筒部
を残し、そこでピンチコロと常に当接させ該カタカタ音
の防止、およびローレット形状等の溝によるニップへの
食いつき性のアップといった効果を達成した。先にも述
べたが、図7はその溝形状の一例で溝角度が 90°のロ
ーレット形状詳細、図8はU 字形の溝形状になってい
る。溝ピッチ、深さの効果の違いは少なく、該寸法は任
意であるが15°ピッチ、溝深さは1mm 程度のものを実施
例では使用している。又、該反転ローラ231Aの駆動軸と
搬送部(ローラ周面)とを一体成形すると大きなコスト
ダウンの付加的効果も有する。
【0026】次に、図9にてピンチコロ231Hの外周部に
ゴム層231Iを構成しているが、前に述べた反転ローラと
ピンチコロとのカタカタ音といった当接音とを回避しす
るためにゴム231Iの弾性部材が効果を発揮する。又、こ
のゴム231Iを設けることで該ピンチコロ231Hの回転不良
といった回転不足を補い、且つ前述した反転ローラの幅
方向中心付近を円筒部にすることなく全幅に溝形状を設
けた反転ローラを構成することを可能とし、ひいてはさ
らなる搬送系のマージンアップを可能とした。
【0027】次に、図10、図11においては、さらな
る搬送系のマージンアップを図るための実施例で、該反
転ローラ231A、231Gにおいて、その軸方向にゴムローラ
231J、231 を設けニップへの食いつき、及搬送性のマー
ジンアップを図ったものである。径は該反転ローラ231
A、231G以上が望ましく、それ以下ではその効果が薄
い。特に反転ローラ231Kでは同径の円筒部に左右端部に
突起部を設けシート材に当接しやすい工夫がされてい
る。この反転ローラ231J、231Kにはピンチコロは当接さ
れてなくそのゴム材といった摩擦係数が大きくてもその
スリップ音は発生せずに搬送系のマージンアップを達成
できた。
【0028】以上、第一の実施例とし多くの例をまとめ
たが、これらの例を併せて実施してもマージンアップと
いった効果は増大する。
【0029】以上述べたように、このスリップ搬送を行
うことでそのパルスモータの最適値での回転数を確保す
ることによる振動ひいては騒音を回避し、且つ該パルス
モータの最適トルクの設定を可能とし、更には、一面目
を転写、定着されたシート材のカール、波打ちおも低減
させるといったいわゆるカール取りを同時に達成し、2
面目搬送といったシート材の特有の画像擦れ、引っかか
りといった付加的効果をも達成し安定したシート材搬送
を実現化した。
【0030】(実施例2)図12、図13、図14は本
発明による第2の実施例を示す。
【0031】図12はそのシート材再給送装置の反転部
20以外は図1と同じのためその部品説明、およびそこで
の動作説明は省略する。図14は該反転部20の側面図詳
細、図13は該反転部20の側面図詳細で逆側を表わすた
め破線で表わす。
【0032】トレイ24Bは軸231Lによって回動可能に軸
支される。
【0033】24B はトレイで24B1が両面搬送状態、24B
が手差し給紙可能状態である。反転ユニットのフレーム
にはトレイ24B の固定用に爪20D が設けられ、爪20Dの
背後にスリット20Eを形成することによって爪20Dは弾性
的に支持される。それに対応してトレイ24B にはトレイ
24の回動に従ってフレームの溝20Eに係合しながら移
動するボス24D が設けられ、爪20Dを乗り越えたそれぞ
れの位置でクリック感があって固定される。該トレイ24
B の回転中心は反転ローラ231の軸231L上に軸受けを抱
きかかえるように係合されている。24C は手差し給紙用
のセンサーレバーでシート材先端の力でセンサーレバー
が押し下げられ該センサーレバーに係合するリブにてフ
ォトインタラプタ等のシートセンサーの電気的ON/OFFを
行ないシート材の有無を認識する。20E はトレー24の角
度を検知するフォトインタラプタ、24E は該トレイ24に
設けられ、トレイ24が24Bの位置にあるときフォトイン
タラプタ20Eの光路をさえぎるリブがそれぞれ構成され
ている。
【0034】以上の構成において、動作説明をする。
【0035】前述したように、トレイが24B1の位置にお
いては通常の両面印字のためのスイッチバックのための
紙パスとしてシート材搬送を行う。トレイが24B の状態
の時は該フォトインタラプタ20E の電気信号がOFF とな
り、それが本体側に通信され両面画像印字モードはソフ
ト的にブロックされる。又機構的にも24B1の状態では反
転部の外装部兼通紙ガイドでもあるリアカバーの通紙リ
ブ形状の一部が出っ張っているため手差し給紙を行おう
としてもその搬送口に入りにくく機構的にもブロックさ
れている。
【0036】そしてトレイが24B 状態にてセンサー20E
がON状態で且つ図面記載はないがセンサーレバー24C が
シート材によって倒されるとシートセンサーがON状態と
なり、該2 つの信号がONとなった時に初めて手差し給紙
モードとなり該反転ローラ231がシート材再給送装置20
内に搬入する方向で給紙動作を行う。反転ローラ231に
よって搬入されたシート材はフラッパ22によってシート
材再給送装置20内の再給送パス20Aに案内され搬送ロー
ラ対232,233,234,235によって画像形成装置1内に搬送さ
れる。
【0037】画像形成装置1内に搬送されたシート材は
カセット4に形成されたパスRを通過し、搬送ローラ対5
3,54によって画像形成部3まで送られ、感光ドラム3Aに
よってトナー像が転写される。次いで定着器6によって
シート材にトナー像が定着されフラッパ21によってフェ
イスダウントレイ1Aに続くフェイスダウンパス5Aに案内
される。搬送ローラ55、排出ローラ56によってシート材
はフェイスダウントレイ1Aに排出される。これらの制御
は図示しない制御手段によって行われる。
【0038】また手差し給紙モードへの切換えは別途モ
ード切換スイッチを設け、これによって行ってもよい。
【0039】この様に、単にシート材再給送装置といっ
た搬送装置に手差し給紙機能といった付加価値をつける
ことを達成するものである。
【0040】(実施例3)図15〜図19は本発明によ
るところの第3の実施例を示し、図15は画像形成装置
1 とそれに着脱可能に取り付けられるフェイスアップユ
ニット241 に関する断面図、図16はシート材再給送装
置20が取り付けられた該画像形成装置1 と該シート材再
給送装置20に取り付けられたフェイスアップユニット24
1 の断面図である。図17はフェイスアップユニット24
1 の側面図、図18、図19は該切換えフラッパ及びそ
の周辺機構図で図18が切換え部詳細を表わす側面図、
図19は画像形成装置1 をフェイスアップ排紙口(背
面)から画像形成装置内部をみた切換えフラッパ211の
背面図である図15及び図16はその画像形成装置の定
着器6 前までは図1と同じのためその部分における動作
説明等は省略する。
【0041】図15において、60は定着器、61、62は該
定着器内定着ローラ対、63、64は該定着ローラ対61、62
の下流直後に位置する排紙ローラ対でその駆動側ローラ
63はフェイスアップユニット241(図17)に取り付け
固定され、その従動側であるピンチコロ64は該定着器60
内にその付勢バネ(図中記載なし)とともに設けられて
いる。211 はフェイスアップ、ダウンの切換えを行う切
換えフラッパでシート材再給送装置装着前はカバー外部
に設けられたレバー部211A(図18参照)によって切換え
られ、シート材再給送装置20装着時ではシート材再給送
装置20内に設けられたソレノイド211Cによって該切換え
フラッパリブ211Bに該ソレノイド211Cの動力を与え、該
切換えフラッパ211 が回動しその切換えは自動切換えと
なる。
【0042】以上の構成における本実施例の動作説明を
行う。
【0043】片面印字されたシート材が定着器6 で定着
され搬送手段55、56によって排出される。これがいわゆ
るフェイスダウン排紙である。フェイスアップに排紙し
たい時は切換えフラッパ211 のレバー部211Aを手動で回
動することでシート材はフェイスアップユニット241 上
に排紙される。(図15の切換えフラッパ点線部)図1
8、19は該切換えフラッパ部の詳細を示し、シート材
再給送装置20未装着時にはレバー部211Aを手動で切り替
え動作を行う。該レバー部211A近傍にはそのロック機構
211Fが設けられその位置にて回動固定される。シート材
再給送装置20装着時にはシート材再給送装置20に設けら
れたソレノイド211Cのプランジャ211Gによりレバー部21
1Aに設けられた突当て部211Bを突き当てることで反時計
回りに回動し、またソレノイド211Cをオフにしてもどり
ばね211Dによって時計回りに回動してフェイスアップ、
ダウンの切換えをシート材再給送装置20側から制御をす
る。又、該フェイスアップユニットはその回動中心を搬
送ローラと同軸上に有し、フック241Bで装置本体の係合
部1Cに定着器に係合され、その回転止めおよび突当て固
定様に下側241B部をモールドの爪で抜け止め固定されて
いる。そして、シート材再給送装置20を装着する場合は
該フェイスアップユニット241 の該下側の爪部241Bに対
向する指掛け部241Cを押し下げることで外す。
【0044】次に、あらかじめ用意されたシート材再給
送装置20の上に画像形成装置1 を装着し、該フェイスア
ップユニット241 を該シート材再給送装置20内の該定着
後の排紙部下流側にそのフェイスアップユニット241 を
取り付け固定する。該シート材再給送装置20には、画像
形成装置1 と同様に係合用の軸が設けられU 字のフック
により該軸に引っかけ、下側の該フェイスアップユニッ
ト爪部241B部で抜け止め固定される。すなわち、画像形
成装置1 内およびシート材再給送装置20内には双方にフ
ェイスアップユニットが取り付け可能となっている。駆
動源はその画像形成装置1 本体装着時は定着器からギア
で係合し、シート材再給送装置20に装着時は別駆動を持
つモータより駆動伝達される(図2参照)。
【0045】以上説明した様にシート材再給送装置装着
時にフェイスアップユニットを装着することが可能と
し、機能アップ、及びトータルでみたコストダウンをも
達成できる。
【0046】(実施例4)図20〜図24は本発明の第
4の実施例を示す。図20、図21はともにシート材再
給送装置20の画像形成装置1 への取付け方法についての
構成略図である。図22、図23、図24は本実施例に
よるシート材再給送装置20における反転部201 の動作説
明のための詳細に関する略図である。
【0047】本実施例では、構成は実施例1とほぼ同様
であるが、画像形成装置と着脱可能なシート材再給送装
置の取付け方法、及びユーザの特に反転部201 の実使用
時状態について記載する。
【0048】図20〜図21において、61は画像形成装
置のリアカバーで画像形成装置本体1 に画動作を必要と
する場合、画像形成装置に設けてあるリアカバー固定用
穴1dに係合、固定してある該リアカバー61に装着する
ラッチ61cを回動させ該リアカバーの回動動作を行な
う。20a 、20bはシート材再給送装置20における画像形
成装置1 との位置決め嵌合ボスで、同じく画像形成装置
1 底面部には該嵌合ボス用に穴、及び長穴が開いてい
る。斜線部1G、1Hはそれぞれシート材再給送装置6への
シート材搬出入口を示す。シート材再給送装置20は梱包
時には図20に示す様にその反転部201 がフラットな状
態(後記する図24)となっており、物流時における余
分なスペースを排除し効率を上げている。
【0049】図24において、該シート材再給送装置20
の反転部におけるフレーム構成をしめし、201Dは反転フ
レーム、201Eはリンク、201Fは該反転部規制用のバネ、
1Dはシート材再給送装置20の水平部におけるフレームを
示しその切り欠き部I,II,IIIは該反転部20の各
制御位置を示す。この切り欠き位置I,II,IIIは
それぞれ部が反転部20がフラットになる梱包状態でユー
ザーが一度切り欠き位置IIまで反転部201 を回動する
と該切り欠き形状、バネ201Fの付勢力でIIIの状態に
はならないようになっている。ジャム処理等ユーザの実
使用範囲はそれぞれI,IIの位置で規制されている。
ただし、Iの状態では該ラッチ61C 及びその付近にても
当接しているため多少のがたを有する。
【0050】図22、図23において、図22は該反転
部201 の動作説明図で201A、201B、201Cが切り欠き位置
II,IIIに対応してそれぞれを規制している。図2
2においては該画像形成装置1 のステイ1Bを表わす。
又、該シート材再給送装置20はその一部を該反転部の回
動とともに画像形成装置内にオーバーラップを行ってい
るが、該反転部のオーバーラップ部の一部201Gが斜めに
構成され、画像形成装置1 を誤って持ち上げられたとき
に、該画像形成装置1B部が該反転部201Gに当接し、該反
転部が201B部の方向に逃げて図23におけるラッチ61C
を破損または固定され続くことなく、且つ該反転部のオ
ーバーラップ部も破損することないよう配慮された構成
となっている。図24における61は画像形成装置1 のカ
バー61に構成し、他の構成部品に取付けられるためのラ
ッチ61c(詳細は図23参照)で、本実施例では他のカ
バー1eに設けられた穴1dに該ラッチ61c が係合される。
61dはバネ部材でユーザーのラッチ操作のための部品で
ある。
【0051】以上のような構成にて、シート材再給送装
置の画像形成装置への容易な取付け固定化を達成し、ユ
ーザーが誤って画像形成装置を持ち上げた時の壊れな
い、又ユーザーの足元に中途半端に取りついたシート材
再給送装置の落下を防止するといった危険にたいして配
慮した設計となっている。又、梱包搬送時にはそのシー
ト材再給送装置の反転部がフラットな状態にありその物
流スペース効率を上げ、シート材再給送装置設置時には
容易に操作状態に入ることができ、その後は反転部がフ
ラットになることがなく、設置時の設置面積を少なくな
るといった配慮もなされている。又、反転部の開閉動作
も共通化しユーザーにとって最も簡単な操作性を有する
シート材再給送装置を提供することを可能とした。
【0052】(実施例5)図25、26は本発明による
第5の実施例を表わし、図25は画像形成装置1本体及
びその内部電源1R、1Kは電源コードをそれぞれ示す。図
26は、シート材再給送装置20を装着した状態を示す。
本シート材再給送装置はそれ自体に電源20R を持ち、該
画像形成装置1 へ装着時にはその入力電源はシート材再
給送装置20側を介してシート材再給送装置20自体、及び
画像形成装置1 の電源を供給している。このため、シー
ト材再給送装置20と画像形成装置1 との間にはコネクタ
ーで結合され、そこから電源の供給を受けている。この
ような系のシステムにおいて、該電源コード1Kを本体側
より取り外しシート材再給送装置側に取りつけるがユー
ザーは間違ってそのまま画像形成装置1 本体側に電源コ
ード1K に取り付けてしまう可能性があり、本実施例で
はそのようなユーザーの誤動作を防止するため、該シー
ト材再給送装置20に位置決め兼のリブ20J を設けてシー
ト材再給送装置20装着と同時に該画像形成装置1 側の電
源コード入り口(インレット)を隠してユーザーがその
まま画像形成装置1 本体より電源コード1Kを付けてしま
うといった誤操作防止を行うものである。シート材再給
送装置20には、図26に示すリブ20J が構成され、第4
の実施例で説明した様にシート材再給送装置20の上方向
から該画像形成装置1 を乗せると同時に該リブ20J でイ
ンレットを隠す。このリブ20J は、単にインレットをか
くすためのものではなく該画像形成装置1 と該シート材
再給送装置20との位置決め部を兼ねることもできる。こ
のようにすることで、今後この様に電源コードの着け変
えを必要とするシステムにおいて、ユーザーへの誤操作
防止といった配慮をするとともにコストダウンをも達成
するものである。
【0053】(実施例6)図27は本発明による第6の
実施例を表わし、図25は画像形成装置1 本体とその周
辺装置を表わす。該画像形成装置1 において、定着器6
より上流部は実施例1 と同じのため動作説明等は省略す
る。
【0054】該定着器6 において、61、62は定着ローラ
対、66は本実施例による搬送ガイド、67は分離ガイド
で、定着されたシート材は、該分離ガイド67に沿って搬
出されるが、定着直後ゆえにシート材表面温度が高くど
うしても該分離ガイド67及びその周辺にトナーが付着し
やすく、ひいてはジャムとなってしまう場合がある。本
実施例では、該分離ガイド67付近に回転自在なガイドコ
ロ66を設け、その下流側に搬送手段として樹脂ローラの
55A 、そのピンチ側が55で、56も搬送手段でともに樹脂
ローラを設け、シート材は定着分離するとガイドコロ66
にそって該搬送手段55A に搬入される。そこで、該定着
ローラ61、62より搬送速度が速い該搬送手段55A によっ
て、シート材が引っぱられガイドコロ66に押し付けられ
る様にそこでしごかれる。従って、そこでのシート材の
カール取りの効果が発生し、つぎに該搬送手段55B によ
って搬出される。この様な搬送系ではシート材が定着直
後に印字面側が逆にまるまるカールが発生する定着手段
の下流側に設けることで前述する各ガイドに付着するト
ナーによるジャム防止とカール取りといった機能として
の効果と、該搬送手段55A に樹脂を用いて軸とシート材
搬送部とが一体となった付加的なコストダウンの効果を
同時に達成する。
【0055】本実施例は、前述する実施例1 の応用で該
搬送手段55A 、55B 、56ともにローレット形状を設け
る、ピンチ側をゴム部材を設ける、駆動側同一軸上にゴ
ムローラを設ける等の各搬送系のマージンアップとなる
前述実施例と同様の発展例をともに実施することができ
る。
【0056】
【発明の効果】本発明により、使用時におけるジャムに
対するマージンをアップさせつつ低騒音化、高画質化を
達成し、又、シート材再給送装置に手差し給紙機構を設
けるといった付加価値を付けることを可能とし又、シー
ト材再給送装置装着時において、排却部品を極力なくし
且つシート材再給送装置使用時における機能ダウンも防
止することを可能としシート材再給送装置を例にしたア
プリケーション装置を着脱する時のユーザの誤操作防止
を行い又、本実施例の発展例として、カール取りの効果
を画像形成装置本体の排紙系に用いることでカール取
り、ジャムの低減を達成し、更に、この様な機能アップ
を図るとともにコストダウンを行い、以上のようなこと
で、ユーザーの立場に遡った画像形成装置、シート材再
給送装置等のアプリケーション装置のトータル的な性能
アップを達成せんとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、シート材再給送装置、500フ
ィーダ断面図
【図2】シート材再給送装置反転部の駆動系詳細を示す
【図3】反転ローラを示す図
【図4】反転ローラを示す図
【図5】反転ローラを示す図
【図6】反転ローラを示す図
【図7】反転ローラの要部拡大図
【図8】反転ローラの要部拡大図
【図9】ピンチコロの正面図
【図10】反転ローラ対を示す図
【図11】反転ローラ対を示す図
【図12】手差し給紙機能を追加した画像形成装置、シ
ート材再給送装置、500フィーダ断面図
【図13】反転部の要部図
【図14】反転部の要部図
【図15】画像形成装置、フェイスアップユニット断面
【図16】画像形成装置、シート材再給送装置、フェイ
スアップユニット断面図
【図17】フェイスアップユニットを示す図
【図18】切換えフラッパの詳細図
【図19】切換えフラッパの詳細図
【図20】第4の実施例を示す図
【図21】第4の実施例を示す図
【図22】第4の実施例を示す図
【図23】第4の実施例を示す図
【図24】第4の実施例を示す図
【図25】第5の実施例を示す図
【図26】第5の実施例を示す図
【図27】第6の実施例を示す図
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 スキャナーユニット 3 画像形成部 4 給紙カセット 6 定着器 20 シート材再給送装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に着脱可能なシート材再給送
    装置であって、 該画像形成装置の排紙口付近にシート材再給送装置側へ
    の切換え手段を有するシート材再給送装置であって、 該シート材再給送装置側の該画像形成装置排出口からの
    搬出手段における駆動手段にステッピングモータを用
    い、 該ステッピングモータの正逆転によってシート材搬送方
    向を切換え、 該シート材再給送装置の搬出手段における搬送速度を該
    画像形成装置内の該シート材再給送装置側への搬送速度
    より速くし、 該画像形成装置におけるシート材再給送装置側への搬出
    手段の摩擦係数より該シート材再給送装置における該画
    像形成装置側からの搬送手段の摩擦係数を小さくし、シ
    ート材を滑らせながら搬送し、 該シート材再給送装置の搬送手段にローレット形状等の
    溝部を設けたことを特長とするシート材再給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項のシート材再給送装置にお
    いて、 該搬送手段のピンチ側に弾性部材を用いたことを特徴と
    したシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項のシート材再給送装置にお
    いて、 該搬送手段の溝部以外にローラ円筒部分を一部有するこ
    とを特徴としたシート材給送装置。
  4. 【請求項4】 請求項第1項のシート材再給送装置にお
    いて、 該搬送手段と同軸上に弾性ローラを設けたことを特徴と
    したシート材再給送装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置に着脱可能なシート材再給
    送装置であって、 該画像形成装置の排紙口付近に該シート材再給送装置と
    を継ぐ搬送系、及びシート材再給送装置側への切換え手
    段を有するシート材再給送装置であって、 シート材搬送方向を換えるスイッチバックを行なうシー
    ト材搬送手段と給排紙を行う開口部をシート材再給送装
    置に有し該搬送手段近傍には給排紙トレーを構成し、該
    給排紙トレーの姿勢切り換え動作にて該開口部からの給
    紙を可能としたことを特長とするシート材再給送装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置にアプリケーション装置を
    着脱可能とする画像形成装置であって、 該画像形成装置には該アプリケーション装置を着脱可能
    とする取り付け手段を有し、 該画像形成装置にその他のアプリケーション装置を装着
    時には、該アプリケーション装置が該他のアプリケーシ
    ョン装置に着脱可能とする取り付け手段を有することを
    特徴とした画像形成装置。
  7. 【請求項7】 第6項記載の画像形成装置であって、 該アプリケーション装置がフェイスアップユニットであ
    って、 他のもう一方のアプリケーション装置がシート材再給送
    装置であることをを特徴とした画像形成装置。
  8. 【請求項8】 第7項記載の画像形成装置であって、 該フェイスアップユニットが該定着手段直後に搬送手段
    を有することを特徴とした画像形成装置。
  9. 【請求項9】 底面、及び側面に少なくとも一つの開口
    部を有する画像形成装置に取り付け可能なアプリケーシ
    ョン装置であって、 該アプリケーション装置は少なくとも一つの回転中心を
    有し、 該アプリケーション装置の回動中心によって屈折するこ
    とで、該画像形成装置の底面、側面の一部に接面、固定
    し該一つの回転中心から回動し、 ある一定角度で逆方向への回動規制を行う規制手段を有
    し、 そのもう片側をその画像形成装置側面部にて回動規制を
    行う規制手段及び該画像形成装置側面部との固定手段と
    を有し、 一定の範囲内にて、該一つの回転中心より該アプリケー
    ション装置の一部が回転及び固定することを可能とする
    ことをを特徴とするアプリケーション装置。
  10. 【請求項10】 画像形成装置にアプリケーション装置
    を複数着脱可能とし、 該アプリケーション装置の一つ又は複数にはその電源部
    を持ち、 該アプリケーション装置装着時には該画像形成装置の電
    源部と直接的又は間接的な電気的接点を有し、 該アプリケーション装置または他の該アプリケーション
    装置よりAC電源を入力する画像形成装置において、 該AC電源を入力するアプリケーション装置を装着時に
    は、画像形成装置又はその他のアプリケーション装置の
    電源のインレット部を閉ざす閉口手段を設けたことを特
    徴としたアプリケーション装置。
  11. 【請求項11】 第10項記載のアプリケーション装置
    であって、 該画像形成装置と該他のアプリケーション装置の閉口部
    が該アプリケーション装置及びその他のアプリケーショ
    ン装置との位置決め部とを兼ねることを特徴としたアプ
    リケーション装置。
  12. 【請求項12】 画像形成装置に着脱可能なアプリケー
    ション装置であって、 該アプリケーション装置の一部に回動部、及びの回動部
    の固定手段を有し、 該画像形成装置装着時から該アプリケーション装置を外
    す時に該画像形成装置の一部とアプリケーション装置の
    一部とが当接し、該固定部の解除をするとともに該回動
    部の回動がなされることを特徴としたアプリケーション
    装置。
  13. 【請求項13】 画像形成装置に用いられるシート材搬
    送手段であって、 該シート材搬送手段が定着手段下流に設けられ、 該シート材搬送手段に樹脂ローラ等を用い、 該シート材搬送手段の搬送速度を該定着器搬送手段の速
    度より速くし、 該シート材搬送手段の摩擦係数を該定着手段より小さく
    し、 シート材を滑らせながら搬送することを特徴とするシー
    ト材搬送手段。
  14. 【請求項14】 請求項第13項記載の画像形成装置に
    おいて、 該シート材搬送手段に対向する部分で、 シート材の屈曲方向内側にフリーなるコロ等のシート材
    ガイド手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項第13項記載の画像形成装置で
    あって、 該シート材搬送手段にローレット形状等の溝部を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項第13項記載の画像形成装置で
    あって、 該シート材搬送手段のピンチ側に弾性部材を用いたこと
    を特徴とした画像形成装置。
  17. 【請求項17】 請求項第13項記載の画像形成装置で
    あって、 該シート材搬送手段のローラ円筒部分に溝部
    以外の円周部分を一部有することを特徴とした画像形成
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項第13項記載の画像形成装置で
    あって、 該シート材搬送手段と同軸上に弾性ローラを設けたこと
    を特徴とした画像形成装置。
  19. 【請求項19】 シート材に画像を形成する画像形成手
    段と、 シート材を、前記画像形成手段に沿って搬送する搬送手
    段と、 前記画像形成手段によって画像の形成されたシートを再
    度前記画像形成手段に搬送する再給送手段とを有し、 前記再給送手段は前記搬送手段よりも高速でシートを搬
    送し、シートが前記搬送手段と前記再給送手段とにまた
    がった位置にあるときは、前記再給送手段はシートに対
    してスリップするように構成したことを特徴とする画像
    形成装置。
  20. 【請求項20】 シートが前記搬送手段と前記再給送手
    段とにまたがった位置にあるとき、前記再給送手段が搬
    送のためにシートに与える摩擦力は、前記搬送手段がシ
    ートに与える摩擦力より小さく構成したことを特徴とす
    る請求項19記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記再給送手段は、シートに接する面
    に凹凸を有する回転体によってシートを搬送する請求項
    20記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 シート材に画像を形成する画像形成手
    段と、 シート材を、前記画像形成手段に沿って搬送する搬送手
    段と、 前記画像形成手段によって画像の形成されたシートを再
    度前記画像形成手段に搬送する再給送手段と、 前記搬送手段によって搬送されてきた前記画像形成手段
    によって画像の形成されたシートを、スイッチバックし
    て先端と後端を切り換えて前記再給送手段に送るスイッ
    チバック手段と、 前記スイッチバック手段に直接手差ししたシートを前記
    スイッチバック手段が前記再給送手段に送り、前記再給
    送手段は前記画像形成手段に送り、前記画像形成手段に
    よってシートに画像が形成されるように制御する制御手
    段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP6247816A 1994-10-13 1994-10-13 シート材再給送装置および画像形成装置 Pending JPH08113432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6247816A JPH08113432A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 シート材再給送装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6247816A JPH08113432A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 シート材再給送装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08113432A true JPH08113432A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17169095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6247816A Pending JPH08113432A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 シート材再給送装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08113432A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006213518A (ja) * 2005-01-07 2006-08-17 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2008024444A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙搬送装置及び画像形成装置
US7664454B2 (en) * 2005-01-07 2010-02-16 Oki Data Corporation Image forming apparatus
JP2010100366A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Ricoh Co Ltd 給紙装置、及び画像形成装置
US7885596B2 (en) * 2005-10-17 2011-02-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Document or sheet material feeder
JP2011184197A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Toshiba Corp 搬送ローラ、画像形成装置および画像形成した用紙の搬送方法
WO2013042408A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 沖電気工業株式会社 媒体搬送装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006213518A (ja) * 2005-01-07 2006-08-17 Oki Data Corp 画像形成装置
US7664454B2 (en) * 2005-01-07 2010-02-16 Oki Data Corporation Image forming apparatus
JP4541301B2 (ja) * 2005-01-07 2010-09-08 株式会社沖データ 画像形成装置
US7885596B2 (en) * 2005-10-17 2011-02-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Document or sheet material feeder
JP2008024444A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2010100366A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Ricoh Co Ltd 給紙装置、及び画像形成装置
JP2011184197A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Toshiba Corp 搬送ローラ、画像形成装置および画像形成した用紙の搬送方法
WO2013042408A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 沖電気工業株式会社 媒体搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8752824B2 (en) Sheet inverting device and image forming apparatus incorporating same
JP2005330104A (ja) 画像形成装置の用紙逆転装置及び画像形成装置
JP5135371B2 (ja) 画像形成装置及び中継ユニット
JP2006256807A (ja) 画像形成装置
JPH08113432A (ja) シート材再給送装置および画像形成装置
JP3920017B2 (ja) 画像形成装置
JP3268330B2 (ja) シート材の給搬送装置並びにこれを備えた画像形成装置
JPH0624620A (ja) 搬送路切換装置
JPH04327447A (ja) 両面印字用の用紙搬送装置
JP3627401B2 (ja) 用紙反転装置
JP5067392B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP3712075B2 (ja) 画像形成装置
JP3358409B2 (ja) 画像形成装置
JPH1111803A (ja) 画像記録装置およびその用紙搬送方法
JP4193548B2 (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JP3913317B2 (ja) 画像形成装置
JP4391432B2 (ja) 給送装置及び画像形成装置
JP2004315166A (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JP2004269172A (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット
JPH0667488A (ja) 原稿自動送り装置
JPH06250463A (ja) 自動両面画像形成装置
JP2001097622A (ja) 画像形成装置
JP2001147558A (ja) 画像形成装置
JP2638957B2 (ja) 画像形成装置用の用紙反転装置
JP3925440B2 (ja) 画像形成装置及びそれに装着可能な反転搬送ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603