JPH06250463A - 自動両面画像形成装置 - Google Patents
自動両面画像形成装置Info
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- JPH06250463A JPH06250463A JP5650093A JP5650093A JPH06250463A JP H06250463 A JPH06250463 A JP H06250463A JP 5650093 A JP5650093 A JP 5650093A JP 5650093 A JP5650093 A JP 5650093A JP H06250463 A JPH06250463 A JP H06250463A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタを両面複写可能な装置として構成す
るために、反転給紙手段を設けた用紙反転ユニットを、
反転排出経路に接続し、プリンタ本体の機構を複雑にし
ない状態で対応できるようにする。 【構成】 プリンタ1は電子写真方式を用いてコピーを
作成する装置として構成し、コピーを排出するために、
上部にゲート部材10を介して2つの排出経路を構成す
る。そして、反転排出経路に対して用紙反転ユニット2
0を接続し、反転排出トレイ23に排出させるととも
に、その排出経路の途中から、ゲート部材21を介して
反転路27に案内する機構を構成する。前記反転路27
の入口には正逆駆動ローラ装置25とゲート部材26と
を配置して、片面コピー用紙の反転の動作と、プリンタ
の用紙搬送路に向けて用紙を送り出す動作とを、ユニッ
トの内部で行うようにする。
るために、反転給紙手段を設けた用紙反転ユニットを、
反転排出経路に接続し、プリンタ本体の機構を複雑にし
ない状態で対応できるようにする。 【構成】 プリンタ1は電子写真方式を用いてコピーを
作成する装置として構成し、コピーを排出するために、
上部にゲート部材10を介して2つの排出経路を構成す
る。そして、反転排出経路に対して用紙反転ユニット2
0を接続し、反転排出トレイ23に排出させるととも
に、その排出経路の途中から、ゲート部材21を介して
反転路27に案内する機構を構成する。前記反転路27
の入口には正逆駆動ローラ装置25とゲート部材26と
を配置して、片面コピー用紙の反転の動作と、プリンタ
の用紙搬送路に向けて用紙を送り出す動作とを、ユニッ
トの内部で行うようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の画像形成
装置に対して、通常の排出トレイの他に反転排出経路を
配置して、記録紙を反転排出可能に構成した装置に関
し、特に、前記反転排出経路に両面複写用の機構を設け
た用紙反転ユニットを接続し、前記用紙反転ユニットに
より反転された記録紙を、画像形成装置の給紙路に向け
て給紙可能に構成した自動両面画像形成装置に関する。
装置に対して、通常の排出トレイの他に反転排出経路を
配置して、記録紙を反転排出可能に構成した装置に関
し、特に、前記反転排出経路に両面複写用の機構を設け
た用紙反転ユニットを接続し、前記用紙反転ユニットに
より反転された記録紙を、画像形成装置の給紙路に向け
て給紙可能に構成した自動両面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等の装置にお
いては、用紙の片面に画像を形成して記録紙を排出する
機構の他に、自動両面複写機能を設けた装置が多く使用
されており、前記自動両面複写機能を設けた画像形成装
置では、装置本体の内部に片面コピー用紙の反転機能を
配置している。例えば、特開平2−28485号公報等
に示される自動両面複写機では、給紙部に配置する複数
の給紙トレイの間に、中間トレイを配置して、前記中間
トレイに対して、排出路から分岐する戻し路と、給紙ト
レイからの給紙路とを接続している。そして、片面コピ
ー用紙を反転させる状態で一旦中間トレイに収容し、裏
面の複写モードに対応させて、用紙搬送路に向けて片面
コピー用紙を送り出す機構を構成している。
いては、用紙の片面に画像を形成して記録紙を排出する
機構の他に、自動両面複写機能を設けた装置が多く使用
されており、前記自動両面複写機能を設けた画像形成装
置では、装置本体の内部に片面コピー用紙の反転機能を
配置している。例えば、特開平2−28485号公報等
に示される自動両面複写機では、給紙部に配置する複数
の給紙トレイの間に、中間トレイを配置して、前記中間
トレイに対して、排出路から分岐する戻し路と、給紙ト
レイからの給紙路とを接続している。そして、片面コピ
ー用紙を反転させる状態で一旦中間トレイに収容し、裏
面の複写モードに対応させて、用紙搬送路に向けて片面
コピー用紙を送り出す機構を構成している。
【0003】前述したような自動両面複写機では、複数
の給紙トレイの間に中間トレイを配置するために、電子
写真複写機の排出路から中間トレイに向けて、片面コピ
ー用紙を反転させた状態で搬送するための機構を配置す
ることが必要とされる。したがって、前記電子写真複写
機では、戻し路を構成するための装置を装置本体の側部
に一体に配置することにより、装置の構成が複雑になる
という問題がある。そこで、前述したような問題に対処
するためには、例えば、特開平1−308354号公報
等に示されるように、反転搬送経路を1つのユニットと
して構成し、前記ユニットを電子写真複写機の側部に装
着して、自動両面複写機を構成することが考えられる。
前記用紙反転ユニットを別体に構成することは、比較的
小型の電子写真複写機に対しても装備することができる
という特徴があり、電子写真複写機の用途を拡大するこ
とが可能になる。
の給紙トレイの間に中間トレイを配置するために、電子
写真複写機の排出路から中間トレイに向けて、片面コピ
ー用紙を反転させた状態で搬送するための機構を配置す
ることが必要とされる。したがって、前記電子写真複写
機では、戻し路を構成するための装置を装置本体の側部
に一体に配置することにより、装置の構成が複雑になる
という問題がある。そこで、前述したような問題に対処
するためには、例えば、特開平1−308354号公報
等に示されるように、反転搬送経路を1つのユニットと
して構成し、前記ユニットを電子写真複写機の側部に装
着して、自動両面複写機を構成することが考えられる。
前記用紙反転ユニットを別体に構成することは、比較的
小型の電子写真複写機に対しても装備することができる
という特徴があり、電子写真複写機の用途を拡大するこ
とが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、プリンタ等の装
置においても、両面記録紙を作成することが要求される
傾向があり、前記プリンタにおいて作成した片面コピー
用紙に対しても、反転給紙装置を装備することが求めら
れている。そのような要求に対しては、例えば、前記特
開平1−308354号公報等に示されるような機構を
用いることが考えられている。ところが、前記従来例の
ような用紙反転ユニットを装備する場合に、片面コピー
用紙を反転させるための反転路や、中間トレイの装備
等、付随する機構が装置本体に配置されるために、装置
の構成が複雑になるという問題がある。そして、プリン
タ本体を小型に構成しようとしても、その片面コピー用
紙の反転給紙機構が、装置の小型化に障害となるという
問題がある。
置においても、両面記録紙を作成することが要求される
傾向があり、前記プリンタにおいて作成した片面コピー
用紙に対しても、反転給紙装置を装備することが求めら
れている。そのような要求に対しては、例えば、前記特
開平1−308354号公報等に示されるような機構を
用いることが考えられている。ところが、前記従来例の
ような用紙反転ユニットを装備する場合に、片面コピー
用紙を反転させるための反転路や、中間トレイの装備
等、付随する機構が装置本体に配置されるために、装置
の構成が複雑になるという問題がある。そして、プリン
タ本体を小型に構成しようとしても、その片面コピー用
紙の反転給紙機構が、装置の小型化に障害となるという
問題がある。
【0005】そこで、前述したような問題に対処するた
めに、例えば、特開平2−292075号公報や、特開
平2−255476号公報等に示されるように、排出部
に反転機構を組み込んだ装置を用いることも考えられ
る。前記プリンタにおいては、プリンタ本体のコピー排
出経路をゲート部材を介して排出トレイと反転路とに分
割して設け、両面コピーに対しては、片面コピー用紙を
反転経路を介して、一旦外部に露出させ、反転路の端部
に配置した正逆駆動ローラ装置により再び反転路に戻す
ようにしている。そして、前記反転路から、給紙トレイ
からの給紙路に向けて給紙し、裏面のコピーに対応させ
るように給紙することができるようにされる。
めに、例えば、特開平2−292075号公報や、特開
平2−255476号公報等に示されるように、排出部
に反転機構を組み込んだ装置を用いることも考えられ
る。前記プリンタにおいては、プリンタ本体のコピー排
出経路をゲート部材を介して排出トレイと反転路とに分
割して設け、両面コピーに対しては、片面コピー用紙を
反転経路を介して、一旦外部に露出させ、反転路の端部
に配置した正逆駆動ローラ装置により再び反転路に戻す
ようにしている。そして、前記反転路から、給紙トレイ
からの給紙路に向けて給紙し、裏面のコピーに対応させ
るように給紙することができるようにされる。
【0006】ところが、前記従来例に示されるように、
プリンタに対して、両面コピー用の反転経路を一体に組
み込んで配置することは、用紙搬送路の構成が複雑にな
るという問題がある。また、排出経路と反転経路とを、
平行に装置本体に組み込むために、用紙搬送路内でジャ
ム等が発生した場合に、ジャム紙の処理が面倒であり、
メンテナンスにも多くの手間を必要とするという問題が
ある。さらに、装置本体の内部に多数の搬送機構を一体
に組み込むために、装置の構成が大型化することの他
に、装置が高価になる等の問題が発生し、小型化に対し
て障害となる。
プリンタに対して、両面コピー用の反転経路を一体に組
み込んで配置することは、用紙搬送路の構成が複雑にな
るという問題がある。また、排出経路と反転経路とを、
平行に装置本体に組み込むために、用紙搬送路内でジャ
ム等が発生した場合に、ジャム紙の処理が面倒であり、
メンテナンスにも多くの手間を必要とするという問題が
ある。さらに、装置本体の内部に多数の搬送機構を一体
に組み込むために、装置の構成が大型化することの他
に、装置が高価になる等の問題が発生し、小型化に対し
て障害となる。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述したように、小型のプリ
ンタ等の画像形成装置に対して、両面複写機能を装備す
る場合の問題を解消するもので、プリンタ本体に通常の
排出系統と、反転排出系統とを設け、前記反転排出系統
に対して用紙反転ユニットを接続し、前記用紙反転ユニ
ットの内部に用紙の反転給紙機構を設けることにより、
プリンタ等の装置を小型に構成できるとともに、メンテ
ナンスを容易に行い得るような装置を提供することを目
的としている。
ンタ等の画像形成装置に対して、両面複写機能を装備す
る場合の問題を解消するもので、プリンタ本体に通常の
排出系統と、反転排出系統とを設け、前記反転排出系統
に対して用紙反転ユニットを接続し、前記用紙反転ユニ
ットの内部に用紙の反転給紙機構を設けることにより、
プリンタ等の装置を小型に構成できるとともに、メンテ
ナンスを容易に行い得るような装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、給
紙部、画像形成部および定着装置を上下方向に配置し、
用紙を搬送する経路を鉛直方向に構成してなる画像形成
装置に関する。本発明の画像形成装置においては、記録
紙を排出する部分にゲート部材を介して、排出トレイと
反転排出のための排出経路とを配置し、前記反転排出経
路に対して用紙反転ユニットを接続するとともに、前記
用紙反転ユニットには反転排出用の排出トレイを配置
し、前記排出トレイに向けて記録紙を排出する経路に反
転搬送手段を接続し、前記反転搬送手段と画像形成装置
の給紙路とを接続する搬送路を配置している。また、本
発明においては、前記記録紙の反転搬送手段を用紙反転
ユニットとして構成し、前記用紙反転ユニットに配置す
る反転搬送手段を、用紙を搬送するためのベルト装置ま
たは案内ローラ等の搬送手段、および、ゲート部材によ
る搬送方向の切り換え手段により構成し、反転される記
録紙に対して、正逆方向の搬送作用を付与する機構を構
成することができる。
紙部、画像形成部および定着装置を上下方向に配置し、
用紙を搬送する経路を鉛直方向に構成してなる画像形成
装置に関する。本発明の画像形成装置においては、記録
紙を排出する部分にゲート部材を介して、排出トレイと
反転排出のための排出経路とを配置し、前記反転排出経
路に対して用紙反転ユニットを接続するとともに、前記
用紙反転ユニットには反転排出用の排出トレイを配置
し、前記排出トレイに向けて記録紙を排出する経路に反
転搬送手段を接続し、前記反転搬送手段と画像形成装置
の給紙路とを接続する搬送路を配置している。また、本
発明においては、前記記録紙の反転搬送手段を用紙反転
ユニットとして構成し、前記用紙反転ユニットに配置す
る反転搬送手段を、用紙を搬送するためのベルト装置ま
たは案内ローラ等の搬送手段、および、ゲート部材によ
る搬送方向の切り換え手段により構成し、反転される記
録紙に対して、正逆方向の搬送作用を付与する機構を構
成することができる。
【0009】前述したように、プリンタ等の画像形成装
置本体に対して、別体に構成した用紙反転ユニットを接
続することにより、画像形成装置本体の機構を簡素化す
ることができ、装置本体の取扱い性に支障が生じること
がない。また、本発明においては、装置本体に対して、
別体に構成した用紙反転ユニットを配置するので、前記
用紙反転ユニットにおける用紙の反転のための機構を、
任意の部材の組み合わせにより構成することができ、画
像形成装置において使用される最大サイズの用紙に対応
させて、反転路を構成することができる。そして、前記
用紙反転ユニットでのトラブルに対しては、用紙反転ユ
ニットを装置本体から外した状態で対処できるので、メ
ンテナンスを容易に行うことが可能になる。又、ジャム
クリアーに対しても、操作性を向上させることができ
る。
置本体に対して、別体に構成した用紙反転ユニットを接
続することにより、画像形成装置本体の機構を簡素化す
ることができ、装置本体の取扱い性に支障が生じること
がない。また、本発明においては、装置本体に対して、
別体に構成した用紙反転ユニットを配置するので、前記
用紙反転ユニットにおける用紙の反転のための機構を、
任意の部材の組み合わせにより構成することができ、画
像形成装置において使用される最大サイズの用紙に対応
させて、反転路を構成することができる。そして、前記
用紙反転ユニットでのトラブルに対しては、用紙反転ユ
ニットを装置本体から外した状態で対処できるので、メ
ンテナンスを容易に行うことが可能になる。又、ジャム
クリアーに対しても、操作性を向上させることができ
る。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の自動両
面画像形成装置を説明する。図1に示される例は、プリ
ンタ1に用紙反転ユニットを組み合わせて構成する場合
を示しているもので、プリンタ1は、一般の電子写真方
式を用いた電子写真複写機等の画像形成装置と同様に構
成されている。前記プリンタ1では、感光体ドラム5に
対してレーザ光を用いて走査する書込み装置7と、光を
反射するミラー8とを配置して、あらかじめ一様に帯電
されている感光体ドラムに静電潜像を形成し、現像装置
6から供給されるトナーを付着させてトナー画像として
可視像化する機構を設けている。また、給紙部には、給
紙トレイ2からの給紙装置3と、手差しトレイ15から
の給紙装置16とを配置して、それぞれの給紙装置を介
して給紙される用紙に対して、レジストローラ装置4で
整合して、画像転写部に向けて給紙する。
面画像形成装置を説明する。図1に示される例は、プリ
ンタ1に用紙反転ユニットを組み合わせて構成する場合
を示しているもので、プリンタ1は、一般の電子写真方
式を用いた電子写真複写機等の画像形成装置と同様に構
成されている。前記プリンタ1では、感光体ドラム5に
対してレーザ光を用いて走査する書込み装置7と、光を
反射するミラー8とを配置して、あらかじめ一様に帯電
されている感光体ドラムに静電潜像を形成し、現像装置
6から供給されるトナーを付着させてトナー画像として
可視像化する機構を設けている。また、給紙部には、給
紙トレイ2からの給紙装置3と、手差しトレイ15から
の給紙装置16とを配置して、それぞれの給紙装置を介
して給紙される用紙に対して、レジストローラ装置4で
整合して、画像転写部に向けて給紙する。
【0011】感光体ドラム5からトナー画像が転写され
た用紙は、その用紙搬送路の上部に配置した定着装置9
により定着して、その定着装置の上部に配置したゲート
部材10を介して、排出ローラ装置11から排出トレイ
13に向けて排出させるようにする。また、反転排出を
指定した場合には、前記ゲート部材10を切り替えて、
排出ローラ装置12を介して反転経路に向けて送り出す
ようにする。前記プリンタ1における用紙搬送路は、給
紙トレイによる給紙部と、感光体ドラムからの画像転写
部、定着装置等を上下方向に配置して、用紙を垂直に上
昇させる方向に搬送し、装置本体の上部に配置した排出
トレイ13に向けて排出させることができるようにして
いる。さらに、本発明のプリンタにおける用紙搬送路で
は、給紙部に近接する位置に用紙反転ユニットからの給
紙路を接続し、反転排出経路に対しては、用紙反転ユニ
ットに向けて片面コピー用紙を送り出す機構を接続して
いる。
た用紙は、その用紙搬送路の上部に配置した定着装置9
により定着して、その定着装置の上部に配置したゲート
部材10を介して、排出ローラ装置11から排出トレイ
13に向けて排出させるようにする。また、反転排出を
指定した場合には、前記ゲート部材10を切り替えて、
排出ローラ装置12を介して反転経路に向けて送り出す
ようにする。前記プリンタ1における用紙搬送路は、給
紙トレイによる給紙部と、感光体ドラムからの画像転写
部、定着装置等を上下方向に配置して、用紙を垂直に上
昇させる方向に搬送し、装置本体の上部に配置した排出
トレイ13に向けて排出させることができるようにして
いる。さらに、本発明のプリンタにおける用紙搬送路で
は、給紙部に近接する位置に用紙反転ユニットからの給
紙路を接続し、反転排出経路に対しては、用紙反転ユニ
ットに向けて片面コピー用紙を送り出す機構を接続して
いる。
【0012】前記プリンタ1の反転排出経路に接続され
る用紙反転ユニット20は、用紙導入部に配置するゲー
ト部材21と、反転排出用の排出トレイ23に向けて用
紙を搬送する排出ローラ22を設けている。また、前記
ゲート部材21により分岐される用紙路24に対して反
転路27を接続し、前記用紙路とプリンタに向けて送り
出す経路との間にゲート部材26を配置している。前記
ゲート部材26は、プラスチック製のフィルム部材等を
使用することができるもので、用紙路24から反転路2
7に向けて用紙を送り込む際には、前記ゲート部材26
を押し退ける状態で通過させる機構を構成することがで
きる。前記用紙反転ユニット20の反転路27は、用紙
を案内するための経路を湾曲路として構成しており、中
央部に配置するガイド部材の周囲に用紙を循環させる状
態で案内し、案内ローラ部材28、28aにより用紙の
移動抵抗を減少させる機構を構成している。さらに、前
記反転路27の入口部分に正逆駆動ローラ装置25を配
置して、用紙を反転路に向けて送り込む動作と、反転路
から用紙を送り出す動作を行うようにする。
る用紙反転ユニット20は、用紙導入部に配置するゲー
ト部材21と、反転排出用の排出トレイ23に向けて用
紙を搬送する排出ローラ22を設けている。また、前記
ゲート部材21により分岐される用紙路24に対して反
転路27を接続し、前記用紙路とプリンタに向けて送り
出す経路との間にゲート部材26を配置している。前記
ゲート部材26は、プラスチック製のフィルム部材等を
使用することができるもので、用紙路24から反転路2
7に向けて用紙を送り込む際には、前記ゲート部材26
を押し退ける状態で通過させる機構を構成することがで
きる。前記用紙反転ユニット20の反転路27は、用紙
を案内するための経路を湾曲路として構成しており、中
央部に配置するガイド部材の周囲に用紙を循環させる状
態で案内し、案内ローラ部材28、28aにより用紙の
移動抵抗を減少させる機構を構成している。さらに、前
記反転路27の入口部分に正逆駆動ローラ装置25を配
置して、用紙を反転路に向けて送り込む動作と、反転路
から用紙を送り出す動作を行うようにする。
【0013】前述したように構成される用紙反転ユニッ
ト20において、反転排出モードで指定されている場合
には、プリンタ1の排出ローラ12を介して送り出され
る用紙を、ゲート部材21の上面を通して排出トレイ2
3に排出させる。これに対して、両面コピーモードが設
定されている場合には、用紙反転ユニット20に向けて
送り出される片面コピー用紙は、ゲート部材21により
用紙路24に向けて送り込まれ、用紙路24からゲート
部材26を介して反転路27に向けて送り込まれる。そ
の際に、反転路27の入口部に配置されている正逆駆動
ローラ装置25は、用紙を反転路に向けて送り込む方向
に駆動され、用紙の後端部がゲート部材26の部分を通
過し終えた状態で、正逆駆動ローラ装置を停止させる。
そして、裏面のコピーモードに対応させて、前記正逆駆
動ローラ装置25を逆転方向に駆動し、プリンタの給紙
路に向けて、用紙の裏面が感光体ドラムに対応するよう
な姿勢で送り出すようにする。
ト20において、反転排出モードで指定されている場合
には、プリンタ1の排出ローラ12を介して送り出され
る用紙を、ゲート部材21の上面を通して排出トレイ2
3に排出させる。これに対して、両面コピーモードが設
定されている場合には、用紙反転ユニット20に向けて
送り出される片面コピー用紙は、ゲート部材21により
用紙路24に向けて送り込まれ、用紙路24からゲート
部材26を介して反転路27に向けて送り込まれる。そ
の際に、反転路27の入口部に配置されている正逆駆動
ローラ装置25は、用紙を反転路に向けて送り込む方向
に駆動され、用紙の後端部がゲート部材26の部分を通
過し終えた状態で、正逆駆動ローラ装置を停止させる。
そして、裏面のコピーモードに対応させて、前記正逆駆
動ローラ装置25を逆転方向に駆動し、プリンタの給紙
路に向けて、用紙の裏面が感光体ドラムに対応するよう
な姿勢で送り出すようにする。
【0014】前記用紙反転ユニット20に配置される反
転路27は、例えば、プリンタに使用される用紙がA3
サイズのものである場合には、反転路の長さをA3サイ
ズの用紙の長さに対応させて構成し、片面コピー用紙を
湾曲させた状態で保持できるようにする。また、前記反
転路27の形状は、用紙が座屈を生じたりすることがな
く、安定した状態で案内され得るように構成するもの
で、用紙の搬送抵抗が大きい部分には、案内ローラ部材
等の案内手段を配置することができる。なお、前記反転
路27をガイド部材等とガイド板とを組み合わせて構成
する場合には、用紙が摺動する部分に、摩擦抵抗を小さ
くするような処理を行うこともできる。
転路27は、例えば、プリンタに使用される用紙がA3
サイズのものである場合には、反転路の長さをA3サイ
ズの用紙の長さに対応させて構成し、片面コピー用紙を
湾曲させた状態で保持できるようにする。また、前記反
転路27の形状は、用紙が座屈を生じたりすることがな
く、安定した状態で案内され得るように構成するもの
で、用紙の搬送抵抗が大きい部分には、案内ローラ部材
等の案内手段を配置することができる。なお、前記反転
路27をガイド部材等とガイド板とを組み合わせて構成
する場合には、用紙が摺動する部分に、摩擦抵抗を小さ
くするような処理を行うこともできる。
【0015】前記図1に示される用紙反転ユニット20
に代えて、本発明においては、図2に示されるような用
紙反転ユニット20aを設けることもできる。前記図2
に示される用紙反転ユニット20aにおいては、反転路
27を中央部に配置するガイド部材29と、前記ガイド
部材の周囲に所定の間隔を介して配置するガイド板によ
り設定し、ガイド部材29の上端部に案内ローラ部材2
8を設けている。そして、ゲート部材21を介して導入
される用紙を、用紙路24からゲート部材26を介して
反転路27に向けて案内し、正逆駆動ローラ装置25を
用いて用紙の正逆方向の搬送作用を行うようにする。
に代えて、本発明においては、図2に示されるような用
紙反転ユニット20aを設けることもできる。前記図2
に示される用紙反転ユニット20aにおいては、反転路
27を中央部に配置するガイド部材29と、前記ガイド
部材の周囲に所定の間隔を介して配置するガイド板によ
り設定し、ガイド部材29の上端部に案内ローラ部材2
8を設けている。そして、ゲート部材21を介して導入
される用紙を、用紙路24からゲート部材26を介して
反転路27に向けて案内し、正逆駆動ローラ装置25を
用いて用紙の正逆方向の搬送作用を行うようにする。
【0016】また、前記図2の用紙反転ユニットの他
に、本発明においては、図3または図4にそれぞれ示さ
れるような用紙反転ユニットを構成することもできる。
前記図3に示される用紙反転ユニット30においては、
用紙の導入部から排出トレイ34に向けて用紙を搬送す
る経路に対して、正逆駆動ローラ装置31と排出ローラ
装置33とを配置し、前記正逆駆動ローラ装置31の上
下流部に、ゲート部材32、32aを配置して、反転路
35とプリンタ本体の用紙搬送路に接続する用紙路38
とを配置している。前記反転路35は、前記実施例と同
様に、ガイド部材36の両面に折り返し状態に配置して
おり、下部の湾曲部に案内ローラ部材37を設けて、用
紙に対する案内を行うようにしている。
に、本発明においては、図3または図4にそれぞれ示さ
れるような用紙反転ユニットを構成することもできる。
前記図3に示される用紙反転ユニット30においては、
用紙の導入部から排出トレイ34に向けて用紙を搬送す
る経路に対して、正逆駆動ローラ装置31と排出ローラ
装置33とを配置し、前記正逆駆動ローラ装置31の上
下流部に、ゲート部材32、32aを配置して、反転路
35とプリンタ本体の用紙搬送路に接続する用紙路38
とを配置している。前記反転路35は、前記実施例と同
様に、ガイド部材36の両面に折り返し状態に配置して
おり、下部の湾曲部に案内ローラ部材37を設けて、用
紙に対する案内を行うようにしている。
【0017】前記図3に示される用紙反転ユニットにお
いて、片面コピー用紙を反転させてプリンタに向けて送
る際には、最初に、正逆駆動ローラ装置31を用紙排出
方向に駆動するとともに、ゲート部材32を反転路35
に向けて用紙を案内する方向に切り換えておく。そし
て、プリンタから排出される片面コピー用紙の後端部
が、ゲート部材32aによる案内部を通過し終えた状態
で、用紙を正逆駆動ローラ装置31にニップしたまま停
止する。その後で、裏面の給紙モードに対応させて、正
逆駆動ローラ装置を逆転方向に駆動し、ゲート部材32
aの下面を通して用紙路38に向けて搬送し、搬送ロー
ラ装置39を用いてプリンタの用紙搬送路に送り出すよ
うにする。したがって、前記図3の用紙反転ユニット3
0では、反転路35の入口部分の正逆駆動ローラ装置
を、排出トレイに向けて用紙を搬送するローラとして使
用することの他に、反転排出時の送り出しローラとして
も使用することになる。
いて、片面コピー用紙を反転させてプリンタに向けて送
る際には、最初に、正逆駆動ローラ装置31を用紙排出
方向に駆動するとともに、ゲート部材32を反転路35
に向けて用紙を案内する方向に切り換えておく。そし
て、プリンタから排出される片面コピー用紙の後端部
が、ゲート部材32aによる案内部を通過し終えた状態
で、用紙を正逆駆動ローラ装置31にニップしたまま停
止する。その後で、裏面の給紙モードに対応させて、正
逆駆動ローラ装置を逆転方向に駆動し、ゲート部材32
aの下面を通して用紙路38に向けて搬送し、搬送ロー
ラ装置39を用いてプリンタの用紙搬送路に送り出すよ
うにする。したがって、前記図3の用紙反転ユニット3
0では、反転路35の入口部分の正逆駆動ローラ装置
を、排出トレイに向けて用紙を搬送するローラとして使
用することの他に、反転排出時の送り出しローラとして
も使用することになる。
【0018】また、図4に示される用紙反転ユニット3
0aでは、前記図3の機構に加えて、反転路40の内部
で用紙の搬送を行うために、ベルト41による搬送手段
を構成している。前記反転路40に配置するベルト41
は、正逆方向に駆動される駆動ローラ42とローラ部材
43、44に掛け渡し、反転路に導入される用紙に対す
る案内の作用を行い得るようにしている。そして、正逆
駆動ローラ装置31とゲート部材32とを介して用紙を
反転路40に導入する際には、ベルト41を用紙を搬入
する方向に駆動して、用紙が安定した状態で反転路に導
入されるようにし、用紙を再び給紙する際には、ベルト
41を用紙を送り出す方向に駆動するようにする。した
がって、図4に示される用紙反転ユニットでは、反転路
内での用紙の移動に際して、用紙に無理な力が付与され
ることがなく、用紙が座屈を生じたりする等の問題が発
生することを防止できるものとなる。
0aでは、前記図3の機構に加えて、反転路40の内部
で用紙の搬送を行うために、ベルト41による搬送手段
を構成している。前記反転路40に配置するベルト41
は、正逆方向に駆動される駆動ローラ42とローラ部材
43、44に掛け渡し、反転路に導入される用紙に対す
る案内の作用を行い得るようにしている。そして、正逆
駆動ローラ装置31とゲート部材32とを介して用紙を
反転路40に導入する際には、ベルト41を用紙を搬入
する方向に駆動して、用紙が安定した状態で反転路に導
入されるようにし、用紙を再び給紙する際には、ベルト
41を用紙を送り出す方向に駆動するようにする。した
がって、図4に示される用紙反転ユニットでは、反転路
内での用紙の移動に際して、用紙に無理な力が付与され
ることがなく、用紙が座屈を生じたりする等の問題が発
生することを防止できるものとなる。
【0019】
【実施例 2】前記図1に示されるプリンタと、用紙反
転ユニットを組み合わせる装置の他に、本発明において
は、図5または図6に示されるように構成されるプリン
タと、用紙反転ユニットとを組み合わせて自動両面画像
形成装置を構成することもできる。前記図5に示される
例において、プリンタ1の給紙部には複数の給紙トレイ
2、2a……を配置して、それぞれのトレイに設けた給
紙装置3、3a……を用いて、必要とされるサイズの用
紙を給紙可能に構成している。また、手差しトレイ15
からの給紙手段を配置することも、前記図1の実施例と
同様に構成される。前記プリンタ1に接続される用紙反
転ユニット50では、排出ローラ装置52の上流部にゲ
ート部材51を介して用紙路55を配置し、前記用紙路
55に対して、ゲート部材56による分岐部を介して反
転路57を接続している。前記反転路57の用紙導入部
には正逆駆動ローラ装置58を配置し、反転路内での用
紙の搬送と、プリンタ本体に向けて用紙を送り出す作用
を行うようにする。
転ユニットを組み合わせる装置の他に、本発明において
は、図5または図6に示されるように構成されるプリン
タと、用紙反転ユニットとを組み合わせて自動両面画像
形成装置を構成することもできる。前記図5に示される
例において、プリンタ1の給紙部には複数の給紙トレイ
2、2a……を配置して、それぞれのトレイに設けた給
紙装置3、3a……を用いて、必要とされるサイズの用
紙を給紙可能に構成している。また、手差しトレイ15
からの給紙手段を配置することも、前記図1の実施例と
同様に構成される。前記プリンタ1に接続される用紙反
転ユニット50では、排出ローラ装置52の上流部にゲ
ート部材51を介して用紙路55を配置し、前記用紙路
55に対して、ゲート部材56による分岐部を介して反
転路57を接続している。前記反転路57の用紙導入部
には正逆駆動ローラ装置58を配置し、反転路内での用
紙の搬送と、プリンタ本体に向けて用紙を送り出す作用
を行うようにする。
【0020】前記図5に示される用紙反転ユニット50
では、両面複写を行う用紙に対しては、排出路から用紙
路55を介して反転路57に向けて案内し、用紙の後端
部が正逆駆動ローラ装置58にニップされている状態
で、用紙の送り作用を一旦停止する。そして、裏面の複
写に向けて給紙するモードでは、正逆駆動ローラ装置5
8を逆転方向に駆動して、用紙をゲート部材56を介し
てプリンタ本体の用紙搬送路に向けて送り出すようにす
る。また、前記用紙反転ユニット50に設ける反転路5
7は、任意の案内手段を設けて構成することができ、用
紙に座屈等が生じないようにして、反転排出させる機構
を構成することができる。したがって、前記図5に示さ
れる用紙反転ユニットにおいても、片面コピー用紙を反
転させる状態で、裏面の複写に向けて給紙することが可
能になる。
では、両面複写を行う用紙に対しては、排出路から用紙
路55を介して反転路57に向けて案内し、用紙の後端
部が正逆駆動ローラ装置58にニップされている状態
で、用紙の送り作用を一旦停止する。そして、裏面の複
写に向けて給紙するモードでは、正逆駆動ローラ装置5
8を逆転方向に駆動して、用紙をゲート部材56を介し
てプリンタ本体の用紙搬送路に向けて送り出すようにす
る。また、前記用紙反転ユニット50に設ける反転路5
7は、任意の案内手段を設けて構成することができ、用
紙に座屈等が生じないようにして、反転排出させる機構
を構成することができる。したがって、前記図5に示さ
れる用紙反転ユニットにおいても、片面コピー用紙を反
転させる状態で、裏面の複写に向けて給紙することが可
能になる。
【0021】前記図5の実施例とは別に、本発明におい
ては、図6に示されるように、片面コピー用紙の反転手
段を構成することもできる。前記図6に示される用紙反
転ユニット60においては、前記各実施例に示されるよ
うに、用紙を反転させるための反転路を、湾曲した搬送
路として構成することに代えて、排出ローラ装置を正逆
駆動ローラ装置62として構成すること、および、排出
トレイとを用いて、用紙の反転を行う機構を構成してい
る。前記用紙反転ユニット60では、用紙を一旦排出ト
レイ63に向けて排出する状態で機外に露出させ、用紙
の後端部が正逆駆動ローラ装置にニップされた状態で、
正逆駆動ローラ装置を一旦停止させ、ゲート部材61を
切り換えて正逆駆動ローラ装置62を逆転駆動すること
により、用紙路65を介してプリンタ本体の用紙搬送路
に向けて給紙させるようにする。また、前記用紙路65
には、搬送ローラ装置66を配置して、正逆駆動ローラ
装置と搬送ローラ装置とを用いて片面コピー用紙の裏面
に複写するモードに対応させることができる。
ては、図6に示されるように、片面コピー用紙の反転手
段を構成することもできる。前記図6に示される用紙反
転ユニット60においては、前記各実施例に示されるよ
うに、用紙を反転させるための反転路を、湾曲した搬送
路として構成することに代えて、排出ローラ装置を正逆
駆動ローラ装置62として構成すること、および、排出
トレイとを用いて、用紙の反転を行う機構を構成してい
る。前記用紙反転ユニット60では、用紙を一旦排出ト
レイ63に向けて排出する状態で機外に露出させ、用紙
の後端部が正逆駆動ローラ装置にニップされた状態で、
正逆駆動ローラ装置を一旦停止させ、ゲート部材61を
切り換えて正逆駆動ローラ装置62を逆転駆動すること
により、用紙路65を介してプリンタ本体の用紙搬送路
に向けて給紙させるようにする。また、前記用紙路65
には、搬送ローラ装置66を配置して、正逆駆動ローラ
装置と搬送ローラ装置とを用いて片面コピー用紙の裏面
に複写するモードに対応させることができる。
【0022】前記図6に示される用紙反転ユニット60
では、片面コピー用紙を一旦排出トレイに向けて送り出
し、その排出の動作の途中で、用紙の後端部が正逆駆動
ローラ装置62にニップされているままで、反転の動作
を行い、ゲート部材61を介して反転路として構成する
用紙路65に案内することができる。したがって、図6
の用紙反転ユニット60では、装置本体の内部に反転路
を設けずに、反転排出トレイを用いて裏面の複写に対応
させることができる。そして、用紙が大サイズのもので
あっても、用紙反転ユニットの用紙路を簡単な機構のも
のとして構成することにより、用紙の反転給紙の動作を
容易に行うことができるものとなる。
では、片面コピー用紙を一旦排出トレイに向けて送り出
し、その排出の動作の途中で、用紙の後端部が正逆駆動
ローラ装置62にニップされているままで、反転の動作
を行い、ゲート部材61を介して反転路として構成する
用紙路65に案内することができる。したがって、図6
の用紙反転ユニット60では、装置本体の内部に反転路
を設けずに、反転排出トレイを用いて裏面の複写に対応
させることができる。そして、用紙が大サイズのもので
あっても、用紙反転ユニットの用紙路を簡単な機構のも
のとして構成することにより、用紙の反転給紙の動作を
容易に行うことができるものとなる。
【0023】前述したように構成される本発明の装置に
おいて、用紙反転ユニットの機内に反転路を折り返し状
態に湾曲させて構成し、用紙をUターン状態で収容して
から、裏面の複写に向けて給紙する場合に、反転路内で
の用紙の案内作用を良好な状態で行うことができる。ま
た、本発明の用紙反転ユニットでは、プリンタ本体の側
部に、別のユニットを装着することにより、片面コピー
用紙の反転給紙を可能にするものであり、反転路内等で
用紙のジャムが生じた場合には、プリンタ本体から用紙
反転ユニットを引き離して、用紙の処理作業を行うこと
ができるので、メンテナンスの作業を容易に行うことが
できる。さらに、本発明の用紙反転ユニットでは、プリ
ンタを小型に構成した場合でも、そのプリンタ本体の構
成に対応させて、任意の反転給紙機構を設けた用紙反転
ユニットを組み合わせることができ、前記用紙反転ユニ
ットにおいても、排出トレイに向けて用紙を反転排出す
る経路を利用して、片面コピー用紙の反転給紙を行うこ
とを可能にする。
おいて、用紙反転ユニットの機内に反転路を折り返し状
態に湾曲させて構成し、用紙をUターン状態で収容して
から、裏面の複写に向けて給紙する場合に、反転路内で
の用紙の案内作用を良好な状態で行うことができる。ま
た、本発明の用紙反転ユニットでは、プリンタ本体の側
部に、別のユニットを装着することにより、片面コピー
用紙の反転給紙を可能にするものであり、反転路内等で
用紙のジャムが生じた場合には、プリンタ本体から用紙
反転ユニットを引き離して、用紙の処理作業を行うこと
ができるので、メンテナンスの作業を容易に行うことが
できる。さらに、本発明の用紙反転ユニットでは、プリ
ンタを小型に構成した場合でも、そのプリンタ本体の構
成に対応させて、任意の反転給紙機構を設けた用紙反転
ユニットを組み合わせることができ、前記用紙反転ユニ
ットにおいても、排出トレイに向けて用紙を反転排出す
る経路を利用して、片面コピー用紙の反転給紙を行うこ
とを可能にする。
【0024】なお、前記本発明の実施例においては、プ
リンタに対して用紙反転ユニットを接続して、両面コピ
ーを作成可能な機構を構成する場合を説明しているが、
本発明の用紙反転ユニットは、電子写真複写機に対して
も組み合わせることができる。そして、電子写真複写機
に対して用紙反転ユニットを組み合わせる場合には、用
紙反転ユニットの排出トレイのみを配置することの他
に、画像読取り装置を別体に配置して、書込み装置に対
する画像信号を伝達することも可能である。
リンタに対して用紙反転ユニットを接続して、両面コピ
ーを作成可能な機構を構成する場合を説明しているが、
本発明の用紙反転ユニットは、電子写真複写機に対して
も組み合わせることができる。そして、電子写真複写機
に対して用紙反転ユニットを組み合わせる場合には、用
紙反転ユニットの排出トレイのみを配置することの他
に、画像読取り装置を別体に配置して、書込み装置に対
する画像信号を伝達することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の自動両面画像形成装置は、前述
したように、プリンタ等の画像形成装置本体に対して、
別体に構成した用紙反転ユニットを接続することによ
り、画像形成装置本体の機構を簡素化することができ、
装置本体の取扱い性に支障が生じることがない。また、
本発明においては、装置本体に対して、別体に構成した
用紙反転ユニットを配置するので、前記用紙反転ユニッ
トにおける用紙の反転のための機構を、任意の部材の組
み合わせにより構成することができ、画像形成装置にお
いて使用される最大サイズの用紙に対応させて、反転路
を構成することができる。そして、前記用紙反転ユニッ
トでのトラブルに対しては、用紙反転ユニットを装置本
体から外した状態で対処できるので、メンテナンスを容
易に行うことが可能になる。又、ジャムクリアーに対し
ても、操作性を向上させることができる。
したように、プリンタ等の画像形成装置本体に対して、
別体に構成した用紙反転ユニットを接続することによ
り、画像形成装置本体の機構を簡素化することができ、
装置本体の取扱い性に支障が生じることがない。また、
本発明においては、装置本体に対して、別体に構成した
用紙反転ユニットを配置するので、前記用紙反転ユニッ
トにおける用紙の反転のための機構を、任意の部材の組
み合わせにより構成することができ、画像形成装置にお
いて使用される最大サイズの用紙に対応させて、反転路
を構成することができる。そして、前記用紙反転ユニッ
トでのトラブルに対しては、用紙反転ユニットを装置本
体から外した状態で対処できるので、メンテナンスを容
易に行うことが可能になる。又、ジャムクリアーに対し
ても、操作性を向上させることができる。
【図1】 本発明のプリンタと用紙反転ユニットを組み
合わせた装置の説明図である。
合わせた装置の説明図である。
【図2】 本発明の用紙反転ユニットの第2の実施例の
説明図である。
説明図である。
【図3】 本発明の用紙反転ユニットの第3の実施例の
説明図である。
説明図である。
【図4】 本発明の用紙反転ユニットの第4の実施例の
説明図である。
説明図である。
【図5】 本発明のプリンタと用紙反転ユニットを組み
合わせた装置の第2の実施例の説明図である。
合わせた装置の第2の実施例の説明図である。
【図6】 本発明のプリンタと用紙反転ユニットを組み
合わせた装置の第3の実施例の説明図である。
合わせた装置の第3の実施例の説明図である。
1 プリンタ、 2 給紙トレイ、 5 感光体
ドラム、6 現像装置、 7 書込み装置、 9
定着装置、10 ゲート部材、 13 排出トレ
イ、 15 手差しトレイ、20・20a・30・3
0a・50・60 用紙反転ユニット、21 ゲー
ト部材、 25 正逆駆動ローラ装置、27 ゲー
ト部材、 29 ガイド部材、 35 反転路、4
1 ベルト、 42 正逆駆動ローラ、 57
反転路、58 正逆駆動ローラ装置、 62 正逆
駆動ローラ装置、65 用紙路。
ドラム、6 現像装置、 7 書込み装置、 9
定着装置、10 ゲート部材、 13 排出トレ
イ、 15 手差しトレイ、20・20a・30・3
0a・50・60 用紙反転ユニット、21 ゲー
ト部材、 25 正逆駆動ローラ装置、27 ゲー
ト部材、 29 ガイド部材、 35 反転路、4
1 ベルト、 42 正逆駆動ローラ、 57
反転路、58 正逆駆動ローラ装置、 62 正逆
駆動ローラ装置、65 用紙路。
Claims (2)
- 【請求項1】 給紙部、画像形成部および定着装置を上
下方向に配置し、用紙を搬送する経路を鉛直方向に構成
してなる画像形成装置において、 記録紙を排出する部分にゲート部材を介して、排出トレ
イと反転排出のための排出経路とを配置し、 前記反転排出経路に対して用紙反転ユニットを接続する
とともに、前記用紙反転ユニットには反転排出用の排出
トレイを配置し、 前記排出トレイに向けて記録紙を排出する経路に反転搬
送手段を接続し、前記反転搬送手段と画像形成装置の給
紙路とを接続する搬送路を配置することを特徴とする自
動両面画像形成装置。 - 【請求項2】 前記記録紙の反転搬送手段を、用紙反転
ユニットとして構成し、 前記用紙反転ユニットに配置する反転搬送手段を、用紙
を搬送するためのベルト装置または案内ローラ等の搬送
手段、および、ゲート部材による搬送方向の切り換え手
段により構成し、 反転される記録紙に対して、正逆方向の搬送作用を付与
することを特徴とする請求項1に記載の自動両面画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5650093A JPH06250463A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動両面画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5650093A JPH06250463A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動両面画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005165027A Division JP2005320172A (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06250463A true JPH06250463A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13028833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5650093A Pending JPH06250463A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動両面画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06250463A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100318738B1 (ko) * | 1999-05-20 | 2001-12-28 | 윤종용 | 전자사진 프로세서의 양면인쇄 장치 |
US7822379B2 (en) * | 2004-03-31 | 2010-10-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
US8036590B2 (en) * | 2007-08-17 | 2011-10-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus |
JP2018012560A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5650093A patent/JPH06250463A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100318738B1 (ko) * | 1999-05-20 | 2001-12-28 | 윤종용 | 전자사진 프로세서의 양면인쇄 장치 |
US7822379B2 (en) * | 2004-03-31 | 2010-10-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
US20120026527A1 (en) * | 2007-08-11 | 2012-02-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus |
US8036590B2 (en) * | 2007-08-17 | 2011-10-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus |
KR101245139B1 (ko) * | 2007-08-17 | 2013-03-19 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
US8412090B2 (en) * | 2007-08-17 | 2013-04-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus |
US20140294477A1 (en) * | 2007-08-17 | 2014-10-02 | Samsung Electronics Co., Ltd | Image forming apparatus |
US9285750B2 (en) * | 2007-08-17 | 2016-03-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus |
JP2018012560A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US10295925B2 (en) | 2016-07-19 | 2019-05-21 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050606 |