JP2010155725A - 給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】3つの給送路24,33,52の各出口は、それぞれレジストローラ対11への共通給紙路20に連通している。共通給紙路内には、給送路の出口側から2つのマイラ61,62が各給送路を仕切るようにして延出している。これらのマイラにより、記録媒体Sの先端が他の給送路に入り込むのが防止されるとともに、レジストローラ対に挟持された部分の後端側における記録媒体のたるみを十分に確保できるようになる。
【選択図】図1
Description
カセット給紙機構部3は、給紙カセット51内の記録媒体がプリンタエンジン2に向けて搬送されるカセット給紙搬送路(カセット給送路)52、給紙カセット51内の記録媒体をカセット給紙搬送路52を経由してプリンタエンジン2側に送り込むように回転駆動される給紙ローラ対(搬送手段)53等を備えている。
用紙反転機構部6は、搬送された記録媒体が送り込まれる反転路23、正逆回転可能に設けられて反転路23への記録媒体の送り込みと反転路23からの記録媒体の送り出しとを行う反転ローラ対25、反転路23から送り出された記録媒体が装置本体5内に設けられているプリンタエンジン2に向けて再給紙される再給紙路(再給送路)24、再給紙路24の給送方向下流端に対して給送方向上流側(以下、単に「上流側」と省略する。)に近接して設けられた第1給送ローラ対(搬送手段)28等を備えている。プリンタエンジン2により片面にトナー画像が形成された記録媒体が反転路23に送り込まれると、記録媒体の一端(送り込み方向後端)が反転ローラ対25に挟持された位置で記録媒体の搬送が一旦停止され、その後、反転ローラ対25が逆回転することにより記録媒体が反転路23から送り出される向きに搬送される。このようにして送り出された記録媒体は、再給紙路24を経由して再びプリンタエンジン2に送り込まれ、記録媒体の他面に対してもトナー画像が形成される。また、トナー画像が形成された記録媒体が用紙反転機構部6を経由して他面に画像形成を行わないようにしてプリンタエンジンを通過させ、図示しない排紙トレイ上に排紙すれば、記録媒体は表裏反転された状態で排紙される。
手差し給紙機構部7は、記録媒体が載置される手差し給紙トレイ32、手差し給紙トレイ32上に載置された記録媒体が装置本体5内のプリンタエンジン2に向けて搬送される手差し給紙搬送路(手差し給送路)33、手差し給紙トレイ32上に載置された記録媒体を手差し給紙搬送路33を経由してプリンタエンジン2側に送り込むように回転駆動される給紙ローラ対(搬送手段)36等を備えている。
ところが、上記先願の画像形成装置では、カセット給紙搬送路52、再給紙路24及び手差し給紙搬送路33の各々の出口が、図11に示すように、レジストローラ対11の上流側近傍で合流する。そして、カセット給紙搬送路52、再給紙路24及び手差し給紙搬送路33からそれぞれ給送されてくる記録媒体は、共通給紙路20を通ってレジストローラ対11へ送り込まれる。このような構成においては、次のような問題が生じる。
従来から、2つの給送路が合流して各給送路からの記録媒体が共通給紙路を通じてレジストローラ対へ送り込まれるような構成は多く知られている。このような装置では、一般に、各給送路から送り出される記録媒体の各送り出し方向のなす角度が小さくなるように、各給送路をレイアウトする。すなわち、各給送路から送り出される記録媒体の送り出し方向がなるべく平行に近くなるように各給送路をレイアウトする。この場合、各給送路から送り出される記録媒体は、いずれも共通給紙路へ向けて安定して搬送され、レジストローラ対へと送り込むことができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記複数の仕切り部材を弾性材料で形成し、各仕切り部材を上記3以上の給送路の出口に固定したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記複数の仕切り部材のうち、搬送中の記録媒体の一方の面に対向する側の上記共通路の壁面に隣接する仕切り部材は、該壁面と該仕切り部材との間を通過する記録媒体の先端が当接することで変位して該仕切り部材の先端がこれに隣接する他の仕切り部材に当接し、その当接により該他の仕切り部材が変位して該他の仕切り部材の先端が該壁面とは反対側に位置する該共通路の壁面に接触するように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記複数の仕切り部材のうち、搬送中の記録媒体の一方の面に対向する側の上記共通路の壁面に隣接する仕切り部材は、該壁面と該仕切り部材との間を通過する記録媒体の先端が当接することで変位して、該仕切り部材の先端が該壁面とは反対側に位置する該共通路の壁面に接触するように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、上記複数の仕切り部材間及び上記共通路の壁面と各仕切り部材との間の距離が、記録媒体給送方向下流側へ向かって短くなるように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、又は5の画像形成装置において、装置本体側部に設けられ、プリンタエンジンを通過した後の記録媒体を再度該プリンタエンジンに向けて給送するための再給送路を備えた再給送部と、装置本体側部であって上記再給送部の鉛直方向下方に設けられ、手差し給送トレイ上の記録媒体を上記プリンタエンジンに向けて給送するための手差し給送路を備えた手差し給送部と、装置本体下部に設けられ、給送カセット内の記録媒体を上記プリンタエンジンに向けて給送するためのカセット給送路を備えたカセット給送部とを有し、上記3つ以上の給送路は、上記再給送路、上記手差し給送路及び上記カセット給送路を含むことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5又は6の画像形成装置において、上記3つ以上の給送路のうちの2つの給送路内の出口近傍に設けられる上記搬送手段はそれぞれ搬送ローラ対であって、各搬送ローラ対を構成する一方のローラを共通のローラで構成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記共通のローラは、駆動源からの駆動力によって回転駆動する駆動ローラであることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記カセット給送路を上記装置本体の外部に開放可能な開閉カバーを、上記手差し給送部の下方に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記カセット給送路を上記装置本体の外部に開放可能な開閉カバーを設け、該開閉カバーを上記再給送部及び上記手差し給送部と一体に構成したことを特徴とするものである。
更に、本発明においては、レジストローラ対によって挟持された記録媒体部分の後端側がたるむときにそのたるみ部分の記録媒体面が上記仕切り部材に当接することで、その仕切部材が変位し得るように構成されている。これにより、共通路の幅を十分に広くとっておくことで、記録媒体のたるみ部分がたるむとき、そのたるみ部分は仕切り部材を押しのけてたるむことができる。
なお、このような仕切り部材の構成としては、仕切り部材を弾性材料で形成してその仕切り部材を給送路の出口に固定した構成や、仕切り部材を給送路の出口に回動自在に取り付けた構成などが挙げられる。
図2は、本実施の形態の電子写真方式の画像形成装置である複写機の内部構造の概略を示す縦断正面図、図3は手差し給紙機構部を拡大して示す縦断正面図、図4は手差し給紙機構部の一部を示す分解斜視図である。
給紙装置8は、装置本体5の側面に取り付けられたケース21、ケース21に設けられた用紙反転機構部6、手差し給紙機構部7を備えている。ケース21は、上部ケース21aと、上部ケース21aの下側に連結された下部ケース21bとにより形成されている。
図5(a)は第1給送ローラ対28、第2給送ローラ対36及び分離ローラ対34bの配置関係を示す説明図、図5(b)はこれらのローラ対28,36,34bに駆動力を伝達するためのギヤ配置を示す説明図、図5(c)はそのギヤ配置を示す斜視図である。
本実施の形態においては、各ローラ対28,36,34bを構成する駆動ローラA,D,E及びピックアップローラ34aは、図示しない同一の駆動源からの回転駆動力によって駆動する。この駆動源は、図示しない制御部からの制御信号に応じ、正逆回転駆動が可能な構成となっており、回転方向が異なる回転駆動力を発生させることができる。
フィードクラッチギヤ103は、分離ローラ対34bを構成するフィードローラDのフィード軸105に接続された電磁クラッチ106を構成している。電磁クラッチ106は、図示しない制御部からの制御信号に応じて、フィードクラッチギヤ103とフィード軸105との間の駆動力伝達を可能にしたり遮断したりする。したがって、フィードクラッチギヤ103とフィード軸105との間が接続された状態では、第2アイドラギヤ102からフィードクラッチギヤ103に伝達された回転駆動力がフィード軸105に伝達され、フィードローラDが回転駆動する。
また、駆動ローラギヤ104は、第1給送ローラ対28及び第2給送ローラ対36を構成する共通のローラ(駆動ローラ)Aの駆動ローラ軸107に接続されている。第2アイドラギヤ102から駆動ローラギヤ104に伝達された回転駆動力は、駆動ローラ軸107に伝達され、これにより駆動ローラAが回転駆動する。
なお、手差し給紙トレイ32から搬送路9へ記録媒体Sを給紙する場合、第1給送ローラ対28を構成する従動ローラCは、駆動ローラAに連れ回り回転することになる。
両方とも駆動ローラとする場合には、例えば、各駆動ローラを上述した電磁クラッチのような駆動力伝達を遮断し得る機構を介して駆動源に接続し、手差し給紙機構部7からの手差し給紙の際にはローラBを回転駆動するとともにローラCを従動回転できるようにし、用紙反転機構部6からの再給紙の際にはローラCを回転駆動するとともにローラBを従動回転できるようにすればよい。
いずれか一方だけを駆動ローラとする場合には、その駆動ローラを直接的に駆動源に接続するようにしてもよい。そして、ローラBを駆動ローラとする場合を例に挙げれば、手差し給紙機構部7からの手差し給紙の際には、ローラBを手差し給紙搬送路33内の記録媒体が給紙方向へ送り出す向きに回転駆動させる。一方、用紙反転機構部6からの再給紙の際には、ローラBを逆向きに回転駆動させる。これにより、ローラAはローラBに連れ回り回転し、再給紙路24内の記録媒体が給紙方向へ送り出す向きに回転し、ローラCはローラAに連れ回り回転する。これにより、再給紙路24内の記録媒体を搬送路9へ給紙することができる。ローラCを駆動ローラとする場合も同様である。
図1は、カセット給紙搬送路52、再給紙路24及び手差し給紙搬送路33の出口部分を拡大した拡大図である。図示のように、本実施の形態においては、カセット給紙搬送路52、再給紙路24及び手差し給紙搬送路33の3つの給送路ごとに共通給紙路20内を仕切る2つの仕切り部材としてのマイラ61,62を有する。これらのマイラ61,62は、弾性材料で形成されており、レジストローラ対11に向けて3つの給送路の出口から共通給紙路20内へ延出するように、当該出口に固定されている。本実施形態において、マイラ61,62は、ポリエチレンテレフタレート(PET)で形成された、厚さが0.1〜0.2[mm]の板状部材である。第1マイラ61は、手差し給紙搬送路33の上壁部分に両面テープ等により取り付けられている。第2マイラ62は、カセット給紙搬送路52における手差し給紙搬送路33側の壁面(図中右側壁面)に両面テープ等により取り付けられている。これらのマイラ61,62は、各給送路24,33,52から搬送されてくる記録媒体Sが当接するとその当接力を受けて弾性変形して変位し、記録媒体Sの当接がなくなると図1に示す初期状態に戻る。
記録媒体Sは、第2給送ローラ対36によって手差し給紙搬送路33の出口から共通給紙路20へと搬送されてくる。このとき、その記録媒体Sは、通常、その先端が第2マイラ62に当接するようにして共通給紙路20へと進入する。この場合、その当接力を受けた第2マイラ62が変位し、図7(a)に示すように第2マイラ62によってカセット給紙搬送路52の出口が狭められ又は塞がれる。よって、記録媒体Sの再給紙路24への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
一方、図12(b)に示したように記録媒体Sの先端がカールしている場合も、その先端は第2マイラ62に当接するので、その当接力を受けた第2マイラ62が変位し、カセット給紙搬送路52の出口が狭められ又は塞がれる。よって、この場合も、記録媒体Sの再給紙路24への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
他方、記録媒体Sの先端が図12(b)に示した向きとは反対向きにカールしている場合などにおいては、記録媒体Sの先端が第1マイラ61に当接するように共通給紙路20へ進入することもある。このような場合でも、その当接力を受けて第1マイラ61が変位し、その第1マイラ61によって再給紙路24の出口が狭められ又は塞がれる。したがって、記録媒体Sの再給紙路24への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
記録媒体Sの先端部分がレジストローラ対11に挟持されている状態では、その挟持部分よりも後端側の記録媒体部分(たるみ部分)をたるんだ状態にすることが重要である。本実施の形態では、共通路20は十分なたるみが得られるのに必要な幅をもっている。そして、記録媒体Sのたるみ部分の記録媒体面が第1マイラ61に当接すると、その当接力を受けた第1マイラ61が図7(b)に示すように変位する。これにより、その記録媒体Sのたるみ部分は、第1マイラ61を押しのけて十分にたるむことができる。なお、記録媒体Sのたるみ部分の記録媒体面が第2マイラ62に当接したとしても、その当接力を受けた第2マイラ62が変位する。よって、この場合も、その記録媒体Sのたるみ部分は、第2マイラ62を押しのけて十分にたるむことができる。
記録媒体Sは、第1給送ローラ対28によって再給紙路24の出口から共通給紙路20へと搬送されてくる。このとき、その記録媒体Sは、通常、その先端が第1マイラ61に当接するようにして共通給紙路20へと進入する。この場合、その当接力を受けた第1マイラ61が変位し、図8(a)に示すように第1マイラ61によって手差し給紙搬送路33の出口が狭められ又は塞がれる。特に、本実施の形態では、変位した第1マイラ61の先端は、これに隣接する第2マイラ62に当接し、その当接により第2マイラ62が変位してカセット給紙搬送路52の出口が狭められ又は塞がれる。よって、記録媒体Sの手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第1マイラ61、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
一方、図12(a)に示したように記録媒体Sの先端がカールしている場合も、その先端は第1マイラ61に当接するので、その当接力を受けた第1マイラ61が変位し、同様に、手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52の出口が狭められ又は塞がれる。よって、この場合も、記録媒体Sの手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第1マイラ61、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
他方、記録媒体Sの先端が図12(a)に示した向きとは反対向きにカールしている場合などにおいては、記録媒体Sの先端が、記録媒体の画像担持面とは反対面(裏面)と対向する共通給紙路20の壁面に当接しながら共通給紙路20へ進入することもある。この場合、その記録媒体Sの先端は、その共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
記録媒体Sのたるみ部分の記録媒体面が第1マイラ61に当接すると、その当接力を受けた第1マイラ61が図8(b)に示すように変位する。これにより、その記録媒体Sのたるみ部分は、第1マイラ61を押しのけて十分にたるむことができる。
記録媒体Sは、搬送ローラ対10によってカセット給紙搬送路52の出口から共通給紙路20へと搬送されてくる。このとき、その記録媒体Sは、通常、その先端が第2マイラ61に当接するようにして共通給紙路20へと進入する。この場合、その当接力を受けた第2マイラ62が変位し、図9(a)に示すように第2マイラ62によって手差し給紙搬送路33の出口が狭められ又は塞がれる。特に、本実施の形態では、変位した第2マイラ62の先端は、これに隣接する第1マイラ61に当接し、その当接により第1マイラ61が変位して再給紙路24の出口が狭められ又は塞がれる。よって、記録媒体Sの手差し給紙搬送路33及び再給紙路24への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
一方、図12(c)に示したように記録媒体Sの先端がカールしている場合も、その先端は第2マイラ62に当接するので、その当接力を受けた第2マイラ62が変位し、同様に、手差し給紙搬送路33及び再給紙路24の出口が狭められ又は塞がれる。よって、この場合も、記録媒体Sの手差し給紙搬送路33及び再給紙路24への進入が規制され、その記録媒体Sの先端は、第2マイラ62及び共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
他方、記録媒体Sの先端が図12(c)に示した向きとは反対向きにカールしている場合などにおいては、記録媒体Sの先端が、記録媒体の画像担持面(表面)と対向する共通給紙路20の壁面に当接しながら共通給紙路20へ進入することもある。この場合、その記録媒体Sの先端は、その共通給紙路20の壁面に案内されてレジストローラ対11へと送り込まれる。
記録媒体Sのたるみ部分の記録媒体面が第2マイラ62に当接すると、その当接力を受けた第2マイラ62が図9(b)に示すように変位する。これにより、その記録媒体Sのたるみ部分は、第2マイラ62を押しのけて十分にたるむことができる。
次に、上記実施の形態の変形例について図14及び図15に基づいて説明する。
本変形例において上記実施の形態と異なる点は、上記実施の形態における装置本体5の下部であって給紙装置8の下方に設けられている開閉カバー46の構造と、この開閉カバー46に給紙装置8が連結されている点である。開閉カバー46は、装置本体5内の搬送路9の下方部分、具体的にはカセット給紙搬送路52、で発生したジャムを処理するためにカセット給紙搬送路52を開放可能に取り付けられている。この開閉カバー46は、水平方向向きの支点45を中心として回動し、カセット給紙搬送路52を開放するように装置本体5に取り付けられている。
また、本実施の形態においては、マイラ61,62を弾性材料であるPETで形成し、各マイラ61,62を上記3つの給送路24,33,52の出口に固定している。このようなマイラ61,62に変えて、例えば、上記たるみ部分の記録媒体面が当接した程度では変形しない剛性の高い材料で形成した仕切り部材を、上記3つの給送路24,33,52の出口に回動自在に取り付けるようにしても、たるみ部分の記録媒体面が当接することによって変位し得るような仕切り部材を実現できる。しかし、本実施の形態のようなマイラ61,62を用いる方が、上記仕切り部材の実現が容易である。
また、本実施の形態においては、再給紙路24からの記録媒体Sが共通給紙路20の壁面と第1マイラ61との間を通過するとき、その記録媒体の先端が第1マイラ61に当接することがある。このとき、変位した第1マイラ61の先端は、これに隣接する第2マイラ62に当接して、その当接により第2マイラ62が変位してその第2マイラ62の先端と共通給紙路20の上記壁面とは反対側の壁面との間の間隔が狭くなるように構成されている。このような構成に変えて、変位した第1マイラ61の先端が第2マイラ62に当接したとき、その第2マイラ62の先端が共通給紙路20の上記壁面とは反対側の壁面に接触するように構成してもよい。この場合、手差し給紙搬送路33の出口は第1マイラ61によって完全に塞がれ、かつ、カセット給紙搬送路52の出口は第2マイラ62によって完全に塞がれるので、記録媒体Sが手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52へ進入するのをより確実に防止できる。また、他の構成としては、記録媒体Sの当接により第1マイラ61が変位したとき、その第1マイラ61の先端が、直接、共通給紙路20の上記壁面とは反対側の壁面に接触するように構成してもよい。この場合、手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52の出口は両方とも第1マイラ61によって完全に塞がれるので、記録媒体Sが手差し給紙搬送路33及びカセット給紙搬送路52へ進入するのをより確実に防止できる。なお、カセット給紙搬送路52からの記録媒体Sが給紙される場合も同様である。
また、本実施の形態では、図1に示したように、マイラ61,62の間及び共通給紙路20の壁面と各マイラ61,62との間の距離が、記録媒体給送方向下流側へ向かって短くなるように構成されている。これにより、各給送路24,33,52から搬送されてくる記録媒体Sをレジストローラ対11へ安定して送り込むことができる。
また、本実施の形態では、装置本体5の側部に設けられ、プリンタエンジン2を通過した後の記録媒体Sを再度プリンタエンジン2に向けて給送するための再給紙路24を備えた用紙反転機構部6と、装置本体5の側部であって用紙反転機構部6の鉛直方向下方に設けられ、手差し給紙トレイ32上の記録媒体Sをプリンタエンジン2に向けて給送するための手差し給紙搬送路33を備えた手差し給紙機構部7と、装置本体5の下部に設けられ、給紙カセット51内の記録媒体Sをプリンタエンジン2に向けて給送するためのカセット給紙搬送路52を備えたカセット給紙機構部3とを有している。このような複写機においては、小型化のために用紙反転機構部6と手差し給紙機構部7とを近接して配置することが望ましい。この場合には、カセット給紙搬送路52、再給紙路24及び手差し給紙搬送路33の各々の出口がレジストローラ対11の上流側近傍で合流することになり、上述したようにジャムが発生するおそれがあるが、本実施の形態によれば、そのジャムの発生を防止できる。
また、本実施の形態では、上記3つの給送路24,33,52のうちの2つの給送路24,33内の出口近傍に設けられる第1給送ローラ対28及び第2給送ローラ対36は、それぞれローラ対を構成する一方のローラを共通のローラAで構成している。これにより、これらの2つの給送路24,33の出口を近接して配置することが可能となり、上記先願のように、用紙反転機構部6と手差し給紙機構部7とを近接して配置することが可能になる。
また、本実施の形態では、上記共通のローラAが駆動源からの駆動力によって回転駆動する駆動ローラであるので、用紙反転機構部6及び手差し給紙機構部7のいずれにおいてもより安定した記録媒体Sの給送が可能となる。特に、本実施の形態では、上記共通のローラA以外の2つのローラB,Cが、上記共通のローラAに従動回転する従動ローラであるので、駆動系統の部品点数を削減でき、給紙装置8のさらなる小型化に寄与することができる。
また、本実施の形態では、カセット給紙搬送路52を装置本体5の外部に開放可能な開閉カバー44を手差し給紙機構部7の下方に設けている。本実施の形態では、上述したように、手差し機構部7を装置本体5に対してより上方に配置できるようになる結果、この部分に開閉カバー44を設けることが可能となる。そして、この開閉カバー44を開くことにより、上記部分でジャムしたカセット給紙装置からの記録媒体Sのの容易になる。
また、上記変形例においては、カセット給紙搬送路52を装置本体5の外部に開放可能な開閉カバー46を設け、この開閉カバー46を用紙反転機構部6及び手差し給紙機構部7からなる給紙装置8と一体に構成している。これにより、上述したように、開閉カバー46を給紙装置8と共に開けたときに給紙装置8が床面等に接触しにくくなり、開閉カバー46の開放角度"θ"を大きくとることが可能になる。その結果、装置本体5内の搬送路9の下方部分で発生したジャムの処理を容易に行うことができるようになる。
また、本実施の形態では、3つの給送路24,33,52がレジストローラ対11の上流側近傍で合流する構成について説明したが、4つ以上の給送路がレジストローラ対11の上流側近傍で合流する構成であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
3 カセット給紙機構部
5 装置本体
6 用紙反転機構部
7 手差し給紙機構部
8 給紙装置
9 搬送路
10 搬送ローラ対
20 共通給紙路
23 反転路
24 再給紙路
28 第1給送ローラ対
32 手差し給紙トレイ
33 手差し給紙搬送路
34b 分離ローラ対
36 第2給送ローラ対
44,46 開閉カバー
51 給紙カセット
52 カセット給紙搬送路
61 第1マイラ
62 第2マイラ
A 共通のローラ
Claims (10)
- プリンタエンジンと、
記録媒体の先端部分を挟持し、所定のタイミングで上記プリンタエンジンへ該記録媒体を送り出すためのレジストローラ対と、
独立した3以上の給送路と、
該3以上の給送路内にそれぞれ設けられ、当該給送路内の記録媒体を上記レジストローラ対に向けて搬送するための搬送手段と、
上記3以上の給送路の各出口と連通し、各給送路からそれぞれ搬送される記録媒体を上記レジストローラ対へ給送するための共通路とを備えた画像形成装置において、
上記3以上の給送路ごとに上記共通路内を仕切る複数の仕切り部材を、上記レジストローラ対に向けて該3以上の給送路の出口から該共通路内へ延出するように設け、
該複数の仕切り部材を、上記レジストローラ対によって挟持された記録媒体部分の後端側がたるむときにそのたるみ部分の記録媒体面が当接することによって変位し得るように構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記複数の仕切り部材を弾性材料で形成し、各仕切り部材を上記3以上の給送路の出口に固定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
上記複数の仕切り部材のうち、搬送中の記録媒体の一方の面に対向する側の上記共通路の壁面に隣接する仕切り部材は、該壁面と該仕切り部材との間を通過する記録媒体の先端が当接することで変位して該仕切り部材の先端がこれに隣接する他の仕切り部材に当接し、その当接により該他の仕切り部材が変位して該他の仕切り部材の先端が該壁面とは反対側に位置する該共通路の壁面に接触するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
上記複数の仕切り部材のうち、搬送中の記録媒体の一方の面に対向する側の上記共通路の壁面に隣接する仕切り部材は、該壁面と該仕切り部材との間を通過する記録媒体の先端が当接することで変位して、該仕切り部材の先端が該壁面とは反対側に位置する該共通路の壁面に接触するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、
上記複数の仕切り部材間及び上記共通路の壁面と各仕切り部材との間の距離が、記録媒体給送方向下流側へ向かって短くなるように構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、又は5の画像形成装置において、
装置本体側部に設けられ、プリンタエンジンを通過した後の記録媒体を再度該プリンタエンジンに向けて給送するための再給送路を備えた再給送部と、
装置本体側部であって上記再給送部の鉛直方向下方に設けられ、手差し給送トレイ上の記録媒体を上記プリンタエンジンに向けて給送するための手差し給送路を備えた手差し給送部と、
装置本体下部に設けられ、給送カセット内の記録媒体を上記プリンタエンジンに向けて給送するためのカセット給送路を備えたカセット給送部とを有し、
上記3つ以上の給送路は、上記再給送路、上記手差し給送路及び上記カセット給送路を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5又は6の画像形成装置において、
上記3つ以上の給送路のうちの2つの給送路内の出口近傍に設けられる上記搬送手段はそれぞれ搬送ローラ対であって、各搬送ローラ対を構成する一方のローラを共通のローラで構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
上記共通のローラは、駆動源からの駆動力によって回転駆動する駆動ローラであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置において、
上記カセット給送路を上記装置本体の外部に開放可能な開閉カバーを、上記手差し給送部の下方に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
上記カセット給送路を上記装置本体の外部に開放可能な開閉カバーを設け、
該開閉カバーを上記再給送部及び上記手差し給送部と一体に構成したことを特徴とする画像形成装置。
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