JPH08111636A - プッシュプル出力ドライバ回路 - Google Patents
プッシュプル出力ドライバ回路Info
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- JPH08111636A JPH08111636A JP7215720A JP21572095A JPH08111636A JP H08111636 A JPH08111636 A JP H08111636A JP 7215720 A JP7215720 A JP 7215720A JP 21572095 A JP21572095 A JP 21572095A JP H08111636 A JPH08111636 A JP H08111636A
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/16—Modifications for eliminating interference voltages or currents
- H03K17/161—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
- H03K17/165—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches by feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/166—Soft switching
- H03K17/167—Soft switching using parallel switching arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00346—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
- H03K19/00361—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
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- Logic Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、伝送線路の低ノイズ高速出力プッシ
ュプルドライバを実現することを目的とする。 【構成】入力端子101及び出力端子110と、電源端
子150及び151と、主ゲ−ト回路120及び125
と、それぞれが主ゲ−ト回路に並列に接続され主ゲ−ト
回路の通電容量より小さい通電容量を有する補助ゲ−ト
回路121及び126と、入力信号に応答して2つの主
ゲ−ト回路を選択的にターンオフする制御回路と、主ゲ
−ト回路を選択的にターンオフし補助ゲ−ト回路を選択
的にターンオン及びターンオフするパルス生成回路を備
た伝送線路用プッシュプル出力ドライバ回路。
ュプルドライバを実現することを目的とする。 【構成】入力端子101及び出力端子110と、電源端
子150及び151と、主ゲ−ト回路120及び125
と、それぞれが主ゲ−ト回路に並列に接続され主ゲ−ト
回路の通電容量より小さい通電容量を有する補助ゲ−ト
回路121及び126と、入力信号に応答して2つの主
ゲ−ト回路を選択的にターンオフする制御回路と、主ゲ
−ト回路を選択的にターンオフし補助ゲ−ト回路を選択
的にターンオン及びターンオフするパルス生成回路を備
た伝送線路用プッシュプル出力ドライバ回路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低雑音、高速出力ドラ
イバ回路に関するもので、さらには伝送線路における2
進信号の伝送のためのプッシュプルドライバ回路に関す
るものである。
イバ回路に関するもので、さらには伝送線路における2
進信号の伝送のためのプッシュプルドライバ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高速データ処理システムの基本的な動作
においては、複雑な論理回路の作動を最短可能時間で行
うため、高速論理回路を必要とする。それに加えて、電
気的パルス形式のデータは、メモリーデバイスや論理回
路のような回路間の導体を高速で伝送されなければなら
ない。高速データ伝送を行うことにより、その導体がた
とえマルチチップモジュールの集積回路チップ間のよう
に数インチの長さにすぎないとしても、伝送線路として
の特性を示す。
においては、複雑な論理回路の作動を最短可能時間で行
うため、高速論理回路を必要とする。それに加えて、電
気的パルス形式のデータは、メモリーデバイスや論理回
路のような回路間の導体を高速で伝送されなければなら
ない。高速データ伝送を行うことにより、その導体がた
とえマルチチップモジュールの集積回路チップ間のよう
に数インチの長さにすぎないとしても、伝送線路として
の特性を示す。
【0003】伝送線路の特性としては、高い電圧から低
い電圧又はその逆方向に、素早い変化をもたらすため
に、比較的大きな電流が要求されることがある。高速の
変化は電圧レベルの変化により表されるディジタル信号
が回路間を遷移されるときには、特に重要である。MO
S論理回路は、今日、高速コンピュータに普通に使用さ
れており、大容量の相補型MOSトランジスタが伝送線
路を充電又は放電するための電流を供給するのに使用さ
れている。このデバイスは一般に電源と直列に接続さ
れ、ドライバの出力はこのデバイスが内部接続されるノ
ードから取り出される。それらの配列はしばしばプッシ
ュプルドライバとして示されている。その種の回路に生
じる1つの問題は、伝送線路に接続されている大電流容
量のトランジスタがターンオフ及びターンオンするのに
有意な時間を必要とするということである。高速動作に
は、トランジスタをできるだけ早く切り換えることが必
要である。好ましくは、それらが同時に切り換わること
であり、即ち、一方のトランジスタがターンオフしてい
る間にターンオンすることである。しかしこれを要求す
るには、トランジスタの駆動に大電流の供給が必要であ
る。そのうえ、二つのスイッチの同時動作はトーテムー
ポール電流といわれている電流スパイクをもたらし、デ
ルタIノイズといわれるノイズの原因にもなる。デルタ
Iノイズは無意味な不要信号を生じ、コンピュータエラ
ーをもたらしてシステムのパフォーマンスを低下させ
る。
い電圧又はその逆方向に、素早い変化をもたらすため
に、比較的大きな電流が要求されることがある。高速の
変化は電圧レベルの変化により表されるディジタル信号
が回路間を遷移されるときには、特に重要である。MO
S論理回路は、今日、高速コンピュータに普通に使用さ
れており、大容量の相補型MOSトランジスタが伝送線
路を充電又は放電するための電流を供給するのに使用さ
れている。このデバイスは一般に電源と直列に接続さ
れ、ドライバの出力はこのデバイスが内部接続されるノ
ードから取り出される。それらの配列はしばしばプッシ
ュプルドライバとして示されている。その種の回路に生
じる1つの問題は、伝送線路に接続されている大電流容
量のトランジスタがターンオフ及びターンオンするのに
有意な時間を必要とするということである。高速動作に
は、トランジスタをできるだけ早く切り換えることが必
要である。好ましくは、それらが同時に切り換わること
であり、即ち、一方のトランジスタがターンオフしてい
る間にターンオンすることである。しかしこれを要求す
るには、トランジスタの駆動に大電流の供給が必要であ
る。そのうえ、二つのスイッチの同時動作はトーテムー
ポール電流といわれている電流スパイクをもたらし、デ
ルタIノイズといわれるノイズの原因にもなる。デルタ
Iノイズは無意味な不要信号を生じ、コンピュータエラ
ーをもたらしてシステムのパフォーマンスを低下させ
る。
【0004】これまで、この好ましくないデルタIノイ
ズを生ずる電流スパイクを低減させるための種々の試み
がなされてきた。例えば、米国特許4,719,369
には伝送線路のインピーダンスをドライバのそれと合致
させるために、ドライバの出力インピーダンスを調整す
ることについて記載している。この装置は、出力の振動
の変化を最小化することに向けられており、それによっ
て、電流パルスを最小化するのである。しかし、この回
路は独立した回路を必要とし、高速ドライバの設計が必
要となる場合にトーテムポール電流をなくすには効果的
に使用することができない。米国特許4,961,01
0では、同時ではなく連続的動作で切り換わる出力デバ
イスを分離することにより、プッシュプルドライバで好
ましくない電流スパイクを減少させる装置が記載されて
いる。しかし、これは高速回路の設計という目的に反す
ることになり、それは意図的に遅延が持ち込まれている
からである。その回路では高速論理回路に合致する速さ
のドライバの高速動作ができない。
ズを生ずる電流スパイクを低減させるための種々の試み
がなされてきた。例えば、米国特許4,719,369
には伝送線路のインピーダンスをドライバのそれと合致
させるために、ドライバの出力インピーダンスを調整す
ることについて記載している。この装置は、出力の振動
の変化を最小化することに向けられており、それによっ
て、電流パルスを最小化するのである。しかし、この回
路は独立した回路を必要とし、高速ドライバの設計が必
要となる場合にトーテムポール電流をなくすには効果的
に使用することができない。米国特許4,961,01
0では、同時ではなく連続的動作で切り換わる出力デバ
イスを分離することにより、プッシュプルドライバで好
ましくない電流スパイクを減少させる装置が記載されて
いる。しかし、これは高速回路の設計という目的に反す
ることになり、それは意図的に遅延が持ち込まれている
からである。その回路では高速論理回路に合致する速さ
のドライバの高速動作ができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はプッシュプルドライバの大電流スイッチング時に生じ
る電流スパイクの問題を解決できる低雑音で高速なプッ
シュプルドライバ回路を提供することである。
はプッシュプルドライバの大電流スイッチング時に生じ
る電流スパイクの問題を解決できる低雑音で高速なプッ
シュプルドライバ回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来におけるこれらの問
題は、主回路に使用され大電流が必要な時、即ちパルス
遷移の時、ターンオンする大電流容量の一対のドライバ
と、大電流ドライバと対応してこれと並列に接続されて
補助として使用されてパルスの論理状態を維持する一対
の小電流容量のドライバよりなる本発明の原理により解
決できる。主回路の大電流容量デバイスの動作により行
われるパルス遷移の後、主デバイスはターンオフし、パ
ルスを維持するのに必要な電流は、関連する補助回路の
小電流容量のデバイスにより供給される。好都合なこと
に、次のパルス遷移に先立って大電流容量デバイスの両
方ともオフ状態になっており、次のパルス遷移は大電流
容量デバイスのうち1つだけがターンオンし電流を流
す。その結果、ターンオフしているデバイスとターンオ
ンしているデバイスに同時に電流が流れるという従来の
回路に生ずる重複電流の生成がなくなる。その上、二つ
の大電流容量デバイスの同時切り換えにより生ずる大き
なトーテムポール電流が発生しない。よって、本発明の
装置は高速ドライバの設計を可能にする。
題は、主回路に使用され大電流が必要な時、即ちパルス
遷移の時、ターンオンする大電流容量の一対のドライバ
と、大電流ドライバと対応してこれと並列に接続されて
補助として使用されてパルスの論理状態を維持する一対
の小電流容量のドライバよりなる本発明の原理により解
決できる。主回路の大電流容量デバイスの動作により行
われるパルス遷移の後、主デバイスはターンオフし、パ
ルスを維持するのに必要な電流は、関連する補助回路の
小電流容量のデバイスにより供給される。好都合なこと
に、次のパルス遷移に先立って大電流容量デバイスの両
方ともオフ状態になっており、次のパルス遷移は大電流
容量デバイスのうち1つだけがターンオンし電流を流
す。その結果、ターンオフしているデバイスとターンオ
ンしているデバイスに同時に電流が流れるという従来の
回路に生ずる重複電流の生成がなくなる。その上、二つ
の大電流容量デバイスの同時切り換えにより生ずる大き
なトーテムポール電流が発生しない。よって、本発明の
装置は高速ドライバの設計を可能にする。
【0007】本発明の1つの視点に立てば、入力パルス
に応答して主回路の大電流デバイスがターンオンしてか
ら所定の時間の後に主デバイスをターンオフし、補助デ
バイスをターンオンする回路が設けられる。主デバイス
がターンオンしてからターンオフするまでの遅延時間
は、伝送線路を充電するのに十分な長さであるのが好ま
しく、すなわち、適切な信号が伝送線路の受信端で受信
されることを確実にするものである。本発明の1つの具
体的な実施例では、トリガ回路が伝送線路の受信端より
反射された反射波に応答してパルスを生成し、補助デバ
イスをターンオンし、主デバイスをターンオフする。本
発明の特定の1つの側面では、パルス遷移の改良のため
にドライバの出力インピーダンスは伝送線路の特性イン
ピーダンスと整合させる。有利なことに本発明の装置で
は、動作速度を犠牲にすることなく電力消費及びデルタ
Iノイズを減少することができる。
に応答して主回路の大電流デバイスがターンオンしてか
ら所定の時間の後に主デバイスをターンオフし、補助デ
バイスをターンオンする回路が設けられる。主デバイス
がターンオンしてからターンオフするまでの遅延時間
は、伝送線路を充電するのに十分な長さであるのが好ま
しく、すなわち、適切な信号が伝送線路の受信端で受信
されることを確実にするものである。本発明の1つの具
体的な実施例では、トリガ回路が伝送線路の受信端より
反射された反射波に応答してパルスを生成し、補助デバ
イスをターンオンし、主デバイスをターンオフする。本
発明の特定の1つの側面では、パルス遷移の改良のため
にドライバの出力インピーダンスは伝送線路の特性イン
ピーダンスと整合させる。有利なことに本発明の装置で
は、動作速度を犠牲にすることなく電力消費及びデルタ
Iノイズを減少することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の原理を構成するCMOSプ
ッシュプルドライバ100の回路構成を示す配線図であ
る。このドライバ回路は、パルスによる入力信号を受信
する入力端子101と、伝送線路112に接続されてい
る出力端子110を備える。図1に示す特定の実施例
は、入力と出力間で位相の逆転が生ずるアウトオブフェ
イスドライバに関するものである。一例として、入力1
01における正の入力パルスは、出力110では負のパ
ルスになる。本回路は入力を標準様式に反転することに
より、容易にインフェイスドライバに変換できる。その
場合は、正の入力パルスは出力110において正の出力
パルスになる。本回路の動作は、インフェイス及びアウ
トオブフェイスの構成において同じになる。
ッシュプルドライバ100の回路構成を示す配線図であ
る。このドライバ回路は、パルスによる入力信号を受信
する入力端子101と、伝送線路112に接続されてい
る出力端子110を備える。図1に示す特定の実施例
は、入力と出力間で位相の逆転が生ずるアウトオブフェ
イスドライバに関するものである。一例として、入力1
01における正の入力パルスは、出力110では負のパ
ルスになる。本回路は入力を標準様式に反転することに
より、容易にインフェイスドライバに変換できる。その
場合は、正の入力パルスは出力110において正の出力
パルスになる。本回路の動作は、インフェイス及びアウ
トオブフェイスの構成において同じになる。
【0009】以下に述べる具体的な実施例では、PFE
Tとして示しているPチャネルMOSゲ−ト及びNFE
Tとして示しているN−チャネルMOSゲ−トを用い
る。図1の回路は、相補的なPFETゲ−ト120及び
NFETゲ−ト125並びに相補的なPFET−MOS
ゲ−ト121及びNFET−MOSゲ−ト126を備え
る。低レベルの信号をPFET120のゲ−ト入力13
0に加えると、このゲ−トは第1の電源150からノー
ド140、抵抗141及び出力端子110を経由して伝
送線路に高レベルの電流を伝える。PFET120の電
流容量は、伝送線路を充電するのに十分な位大きく、例
えば100ミリアンペア程度である。図1の回路では、
抵抗141はノード140と出力端子110の間に接続
されている。この抵抗の値は、PFET120の内部抵
抗と合わせて、出力端子110に接続した伝送線路の特
性インーピーダンスにほぼ等しい。本発明の特定の実施
例では、この回路は50Ωの特性インピーダンスを有す
る伝送線路に接続するよう設計し、抵抗141の値はP
FET120の内部抵抗と合わせて50Ωになるように
選定する。PFET120及びNFET125は、好ま
しくは伝送線路のインピーダンスと整合を取るのを容易
にするため、ほぼ同一の内部抵抗を有しているものとす
る。これらのデバイスはまた、抵抗141を必要としな
いような特別な要求による内部抵抗(例えば、50Ω)
を有するように設計してもよい。
Tとして示しているPチャネルMOSゲ−ト及びNFE
Tとして示しているN−チャネルMOSゲ−トを用い
る。図1の回路は、相補的なPFETゲ−ト120及び
NFETゲ−ト125並びに相補的なPFET−MOS
ゲ−ト121及びNFET−MOSゲ−ト126を備え
る。低レベルの信号をPFET120のゲ−ト入力13
0に加えると、このゲ−トは第1の電源150からノー
ド140、抵抗141及び出力端子110を経由して伝
送線路に高レベルの電流を伝える。PFET120の電
流容量は、伝送線路を充電するのに十分な位大きく、例
えば100ミリアンペア程度である。図1の回路では、
抵抗141はノード140と出力端子110の間に接続
されている。この抵抗の値は、PFET120の内部抵
抗と合わせて、出力端子110に接続した伝送線路の特
性インーピーダンスにほぼ等しい。本発明の特定の実施
例では、この回路は50Ωの特性インピーダンスを有す
る伝送線路に接続するよう設計し、抵抗141の値はP
FET120の内部抵抗と合わせて50Ωになるように
選定する。PFET120及びNFET125は、好ま
しくは伝送線路のインピーダンスと整合を取るのを容易
にするため、ほぼ同一の内部抵抗を有しているものとす
る。これらのデバイスはまた、抵抗141を必要としな
いような特別な要求による内部抵抗(例えば、50Ω)
を有するように設計してもよい。
【0010】高レベルの信号をNFET125のゲ−ト
入力162に加えると、このゲ−トは伝送線路110か
ら第2の電源151へ抵抗141を経由して電流を流
し、その結果伝送線路の正の信号を消滅させる。NFE
T125の電流容量は、PFETのそれと同じく、10
0ミリアンペア程度である。PFET121はPFET
120と並列に接続し、また電源150から出力端子1
10に電流を流す機能を果たす。同様に、NFET12
6はNFET125と平行に接続し、出力端子110か
らアースまで接続する役目をする。PFET121とN
FET126の電流容量は、PFET120とNFET
125の電流容量に比べて非常に小さく、マイクロアン
ペア程度である。
入力162に加えると、このゲ−トは伝送線路110か
ら第2の電源151へ抵抗141を経由して電流を流
し、その結果伝送線路の正の信号を消滅させる。NFE
T125の電流容量は、PFETのそれと同じく、10
0ミリアンペア程度である。PFET121はPFET
120と並列に接続し、また電源150から出力端子1
10に電流を流す機能を果たす。同様に、NFET12
6はNFET125と平行に接続し、出力端子110か
らアースまで接続する役目をする。PFET121とN
FET126の電流容量は、PFET120とNFET
125の電流容量に比べて非常に小さく、マイクロアン
ペア程度である。
【0011】ORゲ−ト115は、データ入力101に
接続されている入力端子110と、出力110に接続さ
れている入力端子139を有しているシュミットトリガ
回路138にインバータ135、136及び137を経
由して接続されているもう一方の入力端子111を備え
る。ORゲ−ト115の出力112はPFET120の
ゲ−ト入力130に接続されている。NORゲ−ト15
2はインバータ136の出力端子154に接続された入
力端子153を備える。NORゲ−ト152の入力端子
155は、インバータ156を経由してデータ入力10
1に接続されている。NORゲ−ト152の出力160
は、NFET125のゲ−ト入力162に接続されてい
る。さらに、インバータ136の出力154は、また、
PFET121のゲ−ト端子163及びNFET126
のゲ−ト端子164に接続されている。
接続されている入力端子110と、出力110に接続さ
れている入力端子139を有しているシュミットトリガ
回路138にインバータ135、136及び137を経
由して接続されているもう一方の入力端子111を備え
る。ORゲ−ト115の出力112はPFET120の
ゲ−ト入力130に接続されている。NORゲ−ト15
2はインバータ136の出力端子154に接続された入
力端子153を備える。NORゲ−ト152の入力端子
155は、インバータ156を経由してデータ入力10
1に接続されている。NORゲ−ト152の出力160
は、NFET125のゲ−ト入力162に接続されてい
る。さらに、インバータ136の出力154は、また、
PFET121のゲ−ト端子163及びNFET126
のゲ−ト端子164に接続されている。
【0012】図1の回路の動作を説明するために、回路
100内の様々な動作状態を表す図2のタイミング線図
を参照する。図で示すように、時間t0において正のパ
ルスがデータ入力101に存在していると仮定する。従
って、出力110は、低レベルになっている。その上、
PFET120及び121はターンオフし、NFET1
26はターンオンしている。時間t1では、データ入力
101のパルスは消滅する。結果として、ORゲ−ト1
15の動作により低レベル信号がPFET120のゲ−
ト入力130に加わる。よって、このトランジスタは図
2に示すようにターンオンする。その上、インバータ1
56及びNORゲ−ト152の動作により、低レベルの
信号がNFET125のゲ−ト入力162に加えられ
る。しかし、そのトランジスタはt0においてターンオ
フされているので、NFET125の状態は変化しな
い。PFET120の動作により、正の出力パルスが出
力110にもたらされる。出力110が伝送線路112
に接続された時、その伝送線路の状態が急には低レベル
から高レベルに変化しないことが理解されよう。伝送線
路を充電するのには時間が必要で、少なくとも1つの反
射波が伝送線路の受信端から出力110の送信端に戻っ
てくることが予想される。そのような伝送線路の過渡的
状態は、図2には表われていない。図2はむしろ論理的
変化のタイミングの図解と、スイッチの図解を表してい
る。
100内の様々な動作状態を表す図2のタイミング線図
を参照する。図で示すように、時間t0において正のパ
ルスがデータ入力101に存在していると仮定する。従
って、出力110は、低レベルになっている。その上、
PFET120及び121はターンオフし、NFET1
26はターンオンしている。時間t1では、データ入力
101のパルスは消滅する。結果として、ORゲ−ト1
15の動作により低レベル信号がPFET120のゲ−
ト入力130に加わる。よって、このトランジスタは図
2に示すようにターンオンする。その上、インバータ1
56及びNORゲ−ト152の動作により、低レベルの
信号がNFET125のゲ−ト入力162に加えられ
る。しかし、そのトランジスタはt0においてターンオ
フされているので、NFET125の状態は変化しな
い。PFET120の動作により、正の出力パルスが出
力110にもたらされる。出力110が伝送線路112
に接続された時、その伝送線路の状態が急には低レベル
から高レベルに変化しないことが理解されよう。伝送線
路を充電するのには時間が必要で、少なくとも1つの反
射波が伝送線路の受信端から出力110の送信端に戻っ
てくることが予想される。そのような伝送線路の過渡的
状態は、図2には表われていない。図2はむしろ論理的
変化のタイミングの図解と、スイッチの図解を表してい
る。
【0013】シュミットトリガ回路138はターンオン
するための選択された電圧スレッショルド及びターンオ
フするためのより低いスレッショルドに調整できるよく
知られて容易に入手可能なデバイスである。この特定の
実施例では、その回路138のターンオン電圧は、PF
ET120が最初にターンオンしたときの最初の信号で
は回路が作動せず、反射波の戻りにより伝送線路の電圧
が上昇した時に回路が作動するように調整されている。
出力回路110の伝送線路112に対するインピーダン
ス整合により、伝送線路は本質的に十分に充電され、反
射波がシュミットトリガ回路138に到着した時安定し
た信号が受信端で受信できる。シュミットトリガ回路1
38により生成された出力信号は、インバータ136及
び137によりさらに遅延させられ、そして低レベル信
号がPFET121のゲ−ト入力163に加えられる。
その結果、このデバイスはターンオンし、遷移されたパ
ルスを必要なレベルに維持するために伝送線路に小電流
を与える。インバータ135及びORゲ−ト115の二
つのゲ−トによる遅延の後に、大容量トランジスタPF
ET120は、ターンオフする。それに加えて、インバ
ータ136の出力154に生成された低レベル信号は、
NFET126の入力164に加えられる。その結果、
このデバイスはターンオフする。PFET120及びN
FET126のターンオフ動作並びにPFET121の
ターンオン動作が時間t2で発生することを図2で示
す。PFET120とNFET126の間には、PFE
T120が電流をノード140に通電している間、一定
の量の電流がNFET126によりノード140から流
れ出るだけの重なり期間があることに着目する必要があ
る。PFET120により供給される電流の大きさがN
FET126によりノード140から流れ出る量より非
常に多いので、この重なり期間はこの回路の動作に重要
な影響を及ぼすことはなく、デルタI雑音を増加するこ
ともない。もし必要なら、PFET120がターンオン
し、シュミットトリガ回路が動作する前にNFET12
6をターンオフするように容易に論理回路を設計するこ
とができる。
するための選択された電圧スレッショルド及びターンオ
フするためのより低いスレッショルドに調整できるよく
知られて容易に入手可能なデバイスである。この特定の
実施例では、その回路138のターンオン電圧は、PF
ET120が最初にターンオンしたときの最初の信号で
は回路が作動せず、反射波の戻りにより伝送線路の電圧
が上昇した時に回路が作動するように調整されている。
出力回路110の伝送線路112に対するインピーダン
ス整合により、伝送線路は本質的に十分に充電され、反
射波がシュミットトリガ回路138に到着した時安定し
た信号が受信端で受信できる。シュミットトリガ回路1
38により生成された出力信号は、インバータ136及
び137によりさらに遅延させられ、そして低レベル信
号がPFET121のゲ−ト入力163に加えられる。
その結果、このデバイスはターンオンし、遷移されたパ
ルスを必要なレベルに維持するために伝送線路に小電流
を与える。インバータ135及びORゲ−ト115の二
つのゲ−トによる遅延の後に、大容量トランジスタPF
ET120は、ターンオフする。それに加えて、インバ
ータ136の出力154に生成された低レベル信号は、
NFET126の入力164に加えられる。その結果、
このデバイスはターンオフする。PFET120及びN
FET126のターンオフ動作並びにPFET121の
ターンオン動作が時間t2で発生することを図2で示
す。PFET120とNFET126の間には、PFE
T120が電流をノード140に通電している間、一定
の量の電流がNFET126によりノード140から流
れ出るだけの重なり期間があることに着目する必要があ
る。PFET120により供給される電流の大きさがN
FET126によりノード140から流れ出る量より非
常に多いので、この重なり期間はこの回路の動作に重要
な影響を及ぼすことはなく、デルタI雑音を増加するこ
ともない。もし必要なら、PFET120がターンオン
し、シュミットトリガ回路が動作する前にNFET12
6をターンオフするように容易に論理回路を設計するこ
とができる。
【0014】再び図2を参照すると、1個のパルス遷移
が時間t3で入力端子101に生じていることが示され
ている。これは正のパルスなので、NFET125はイ
ンバータ156及びNORゲ−ト152の動作により、
ターンオンしてノード140から電流を流し出す。大電
流容量のPFET120は時間t2でターンオフされて
いるので、その二つの大電流容量のゲ−トは同時に電流
を流し出さないことに注意すべきである。従って、電流
供給における過剰なドレン及び同時切り換えに係る従来
技術の回路に存在する大電流スパイクを消滅できる。そ
の上、入力信号が状態を変化するまでの時間と放電にか
かるNFET125が動作するまでの間の時間によりも
たらされる重要な遅れがないため、従来のゲ−トでしば
しば生じている時間遅れを回避し、より早い伝送速度を
可能にする。
が時間t3で入力端子101に生じていることが示され
ている。これは正のパルスなので、NFET125はイ
ンバータ156及びNORゲ−ト152の動作により、
ターンオンしてノード140から電流を流し出す。大電
流容量のPFET120は時間t2でターンオフされて
いるので、その二つの大電流容量のゲ−トは同時に電流
を流し出さないことに注意すべきである。従って、電流
供給における過剰なドレン及び同時切り換えに係る従来
技術の回路に存在する大電流スパイクを消滅できる。そ
の上、入力信号が状態を変化するまでの時間と放電にか
かるNFET125が動作するまでの間の時間によりも
たらされる重要な遅れがないため、従来のゲ−トでしば
しば生じている時間遅れを回避し、より早い伝送速度を
可能にする。
【0015】シュミットトリガ回路138は、その入力
があらかじめ定められた電圧レベル以下に低下するまで
出力信号を生ずるように調整される。図2の例示では、
これは時間t4で発生する。結果として、トリガ138
は高レベル出力信号を生成する。これによって、低電流
容量のNFET126はターンオンし、低電流容量のP
FET121はターンオフする。さらにまた、高電流容
量のNFET125はNORゲ−ト152の動作により
ターンオフする。図2の時間t5及びt6に示されてい
る変化は、t1とt2に生じているものと同一であり、
その動作が繰り返し行われることを示している。インバ
ータ135と136によりもたらされた遅れは、大電流
容量のデバイスが閉じる前に伝送線路の反射が安定する
ことを確実にするために調整できる。
があらかじめ定められた電圧レベル以下に低下するまで
出力信号を生ずるように調整される。図2の例示では、
これは時間t4で発生する。結果として、トリガ138
は高レベル出力信号を生成する。これによって、低電流
容量のNFET126はターンオンし、低電流容量のP
FET121はターンオフする。さらにまた、高電流容
量のNFET125はNORゲ−ト152の動作により
ターンオフする。図2の時間t5及びt6に示されてい
る変化は、t1とt2に生じているものと同一であり、
その動作が繰り返し行われることを示している。インバ
ータ135と136によりもたらされた遅れは、大電流
容量のデバイスが閉じる前に伝送線路の反射が安定する
ことを確実にするために調整できる。
【0016】
【発明の効果】本発明により、パルス遷移のために二つ
の大電流容量のデバイスを切り換える際に、パルスを維
持するための電流を補助回路の小電流容量デバイスによ
り供給することにより、ターンオフとターンオンする二
つの大電流容量デバイスが同時にターンオンしている状
態を回避し、大きなスパイク電流の発生を防止でき、そ
れによりもたらされるノイズの発生も防ぐことができ
た。その結果高速ドライバの設計が達成できた。
の大電流容量のデバイスを切り換える際に、パルスを維
持するための電流を補助回路の小電流容量デバイスによ
り供給することにより、ターンオフとターンオンする二
つの大電流容量デバイスが同時にターンオンしている状
態を回避し、大きなスパイク電流の発生を防止でき、そ
れによりもたらされるノイズの発生も防ぐことができ
た。その結果高速ドライバの設計が達成できた。
【0017】さらに本発明により、動作速度を犠牲にす
ることなく電力消費を減少する回路が実現できた。
ることなく電力消費を減少する回路が実現できた。
【0018】また本発明では、ドライバの出力インピー
ダンスを伝送線路の特性インピーダンスと整合させるこ
とができ、パルス遷移を改善できた。
ダンスを伝送線路の特性インピーダンスと整合させるこ
とができ、パルス遷移を改善できた。
【0019】本発明では、主デバイスがターンオンして
からターンオフするまでの遅延時間は、伝送線路を充電
するのに十分な時間を与えるよう調整することができ、
伝送線路の受信端で適切な信号が受信できることが可能
となった。
からターンオフするまでの遅延時間は、伝送線路を充電
するのに十分な時間を与えるよう調整することができ、
伝送線路の受信端で適切な信号が受信できることが可能
となった。
【図1】本発明によるCMOS出力ドライバ回路の配線
図である。
図である。
【図2】図1の回路内で生ずる相対的な動作タイミング
を示すタイミング図である。
を示すタイミング図である。
101 入力端子 110 出力端子 112 伝送線路 115 ORゲ−ト 120 PFETゲ−ト 121 PFET−MOSゲ−ト 125 NFETゲ−ト 126 NFET−MOSゲ−ト 135、136、137 インバータ 138 シュミットトリガ回路 141 抵抗 152 NORゲ−ト 150 第1の電源 151 第2の電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0944
Claims (10)
- 【請求項1】入力ノード及び出力ノードと、第1の電源
端子及び第2の電源端子と、前記第1の電源端子と前記
出力ノードの間に接続されている第1の主ゲ−ト回路
と、前記出力ノードと前記第2の電源端子の間に接続さ
れている第2の主ゲ−ト回路と、前記第1の主ゲ−ト回
路と並列に接続され、前記第1の主ゲ−ト回路よりも通
電容量が小さな第1の補助ゲ−ト回路と、前記第2の主
ゲ−ト回路と並列に接続され、前記第2の主ゲ−ト回路
よりも通電容量が小さな第2の補助ゲ−ト回路と、前記
入力ノードに接続され、入力信号に応答して前記第1及
び前記第2の主ゲ−ト回路を選択的にターンオンする制
御回路と、前記第1及び前記第2の主ゲ−ト回路及び前
記第1及び前記第2の補助ゲ−ト回路に接続され、前記
第1及び前記第2の主ゲ−ト回路を選択的にターンオフ
し前記第1及び第2の補助ゲ−ト回路を選択的にターン
オン及びターンオフするパルス生成回路とを有する伝送
線路に用いるプッシュプル出力ドライバ回路。 - 【請求項2】前記第1の主ゲ−ト回路及び前記第1の補
助ゲ−ト回路が、それぞれゲ−ト端子、ソース端子及び
ドレン端子を有するPチャネルFETをそれぞれ備えて
おり、前記第1の主ゲ−ト回路及び前記第1の補助ゲ−
ト回路の前記ソース端子は前記第1の電源端子に接続さ
れており、前記第1の主ゲ−ト回路及び前記第1の補助
ゲ−ト回路の前記ドレン端子は前記出力ノードに接続さ
れている請求項1記載の回路。 - 【請求項3】前記第2の主ゲ−ト回路及び前記第2の補
助ゲ−ト回路が、それぞれゲ−ト端子、ソース端子及び
ドレン端子を有するNチャネルFETをそれぞれ備えて
おり、前記第2の主ゲ−ト回路及び前記第2の補助ゲ−
ト回路の前記ソース端子は前記第2の電源端子に接続さ
れており、前記第2の主ゲ−ト回路及び前記第2の補助
ゲ−ト回路の前記ドレン端子は前記出力ノードに接続さ
れている請求項2記載の回路。 - 【請求項4】前記制御回路が、前記入力ノード及び前記
第1の主ゲ−ト回路の前記ゲ−ト端子に接続されている
第1の論理ゲ−トと、前記入力ノード及び前記第2の主
ゲ−ト回路の前記ゲ−ト端子に接続されている第2の論
理ゲ−トを有する請求項3記載の装置。 - 【請求項5】前記パルス生成回路が、前記出力ノードに
接続されている入力端子と、前記第1及び前記第2の主
ゲ−ト回路並びに前記第1及び前記第2の補助ゲ−ト回
路の前記ゲ−ト端子に接続されている出力端子を有する
請求項1記載の回路。 - 【請求項6】前記パルス生成回路が、前記第1の主ゲ−
ト回路をターンオフし前記第1の補助ゲ−ト回路をター
ンオンするために前記出力ノードにおける第1の所定値
の信号レベルに応答する回路と、前記第2の主ゲ−ト回
路をターンオフし第2の補助ゲ−ト回路をターンオンす
るために前記出力ノードにおける第2の所定値の信号レ
ベルに応答する回路を有する請求項5記載の回路。 - 【請求項7】前記第1及び前記第2の論理ゲ−ト回路の
一方がORゲ−トを有しており、他方がNORゲ−トを
有する請求項4記載の回路。 - 【請求項8】前記第1の所定値の信号レベルが、前記出
力ノードに接続されている伝送線路に伝送された出力パ
ルスの大きさに伝送線路の出力パルスの反射波の大きさ
を加えた値に等しいものとなっている請求項6記載の回
路。 - 【請求項9】パルス生成回路がさらに、前記パルス回路
と前記第1及び前記第2の主ゲ−ト回路及び前記第1及
び第2の補助ゲ−ト回路に接続されている遅延回路を有
する請求項6記載の回路。 - 【請求項10】前記伝送線路が特性インピーダンスを有
しており、前記出力ドライバ回路が前記伝送線路の特性
インピーダンスに本質的に等しい出力インピーダンスを
有している請求項8記載の回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/312,731 US5486782A (en) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | Transmission line output driver |
US312731 | 1994-09-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111636A true JPH08111636A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=23212756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7215720A Pending JPH08111636A (ja) | 1994-09-27 | 1995-08-24 | プッシュプル出力ドライバ回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5486782A (ja) |
JP (1) | JPH08111636A (ja) |
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