JPH07307649A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH07307649A
JPH07307649A JP6099990A JP9999094A JPH07307649A JP H07307649 A JPH07307649 A JP H07307649A JP 6099990 A JP6099990 A JP 6099990A JP 9999094 A JP9999094 A JP 9999094A JP H07307649 A JPH07307649 A JP H07307649A
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JP
Japan
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circuit
voltage value
output
bus line
transmission signal
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Withdrawn
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JP6099990A
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English (en)
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Yoshinori Okajima
義憲 岡島
Kazuyuki Kanezashi
和幸 金指
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03828Arrangements for spectral shaping; Arrangements for providing signals with specified spectral properties
    • H04L25/03834Arrangements for spectral shaping; Arrangements for providing signals with specified spectral properties using pulse shaping

Abstract

(57)【要約】 【目的】バス線を介して信号の伝送が行われる電子装置
に関し、許容される最大反射率を大きくし、入出力規格
のマージンを大きく取ることができるようにし、設計の
容易性を図ると共に、スタンバイ時の消費電力の低減化
を図る。 【構成】データDQとしてLレベルが出力され、バス線
75の電圧値がVOL1=Vref−0.6Vとされた場合に
は、その後、スタンバイ時には、ラッチ回路85によ
り、バス線75の電圧値をVOL2=Vref−0.1Vに保
持し、データDQとしてHレベルが出力され、バス線7
5の電圧値がVOH1=Vref+0.6Vとされた場合に
は、その後、スタンバイ時には、ラッチ回路85によ
り、バス線75の電圧値をVOH2=Vref+0.1Vに保
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バス線を介して信号の
伝送が行われる電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子装置として、例え
ば、図22にその要部を示すようなものが知られてい
る。
【0003】この図22に示す電子装置は、配線基板に
構成されたものであり、図21中、1はCPU(centra
l processing unit)、2〜5はSDRAM(Synchron
ousDRAM[dynamic random access memory])であ
る。
【0004】また、これらCPU1及びSDRAM2〜
5において、6〜10はデータDQ入出力用の外部端
子、11〜15は参照電圧Vref入力用の外部端子であ
る。
【0005】また、16〜20はデータDQを出力する
データ出力回路、21〜25は伝送されてきたデータD
Qを入力するデータ入力回路であり、これらデータ入力
回路21〜25は、入力したデータDQの電圧値を参照
電圧Vrefと比較することによりデータDQの論理を判
定するように構成されている。
【0006】また、26はデータDQの伝送路をなすバ
ス線、27〜31はバス線26のスタブ(分岐路)、3
2、33は終端抵抗、34は参照電圧Vrefを供給する
参照電圧線である。
【0007】この電子装置において、例えば、CPU1
からSDRAM2にデータDQの伝送が行われる場合に
は、データDQは、データ出力回路16から外部端子6
及びスタブ27を介してバス線26に出力され、スタブ
28及び外部端子7を介してデータ入力回路22に取り
込まれる。
【0008】この場合、バス線26の終端部35、36
は、それぞれ、終端抵抗32、33で終端されているの
で、これら終端部35、36からの反射によるバス線2
6上のデータDQの信号波形の歪を大幅に軽減すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、CP
U1からSDRAM2〜5のいずれかにデータDQの伝
送が行われる場合には、SDRAM2〜5のデータ出力
回路17〜20の出力端は高インピーダンス状態とさ
れ、スタブ28〜31のSDRAM側の端部は電気的に
開放状態とされるので、これらスタブ28〜31のSD
RAM側の端部からの反射に起因するデータDQの信号
波形の歪を無視することはできない。
【0010】ここに、図23は、この電子装置において
許容される最大反射率を説明するための波形図であり、
データDQとして低レベル(以下、Lレベルという)が
出力されている状態からデータDQとして高レベル(以
下、Hレベルという)が出力された場合を示している。
【0011】但し、実線38は、反射がない理想的な場
合のデータDQを示しており、破線39は、許容される
最大反射率の反射があった場合のデータDQの波形を示
している。
【0012】また、この例では、出力されるデータDQ
がHレベルの場合に求められる出力電圧VOH=Vref+
0.6V、出力されるデータDQがLレベルの場合に求
められる出力電圧VOL=Vref−0.6V、入力側に求め
られるHレベル側のスレッショルド電圧VIH=Vref+
0.1V、入力側に求められるLレベル側のスレッショ
ルド電圧VIL=Vref−0.1Vとされている。
【0013】したがって、この例の場合、VOH、VOL
IH、VILに許容されるマージンを考慮しなければ、許
容される最大反射率は、[VOH−VIH]/[VOH
OL]=[(Vref+0.6)−(Vref+0.1)]/
[(Vref+0.6)−(Vref−0.6)]=0.5/1.
2=0.42となり、VOH、VOL、VIH、VILに許容さ
れるマージンを考慮すると、許容される最大反射率は、
0.42よりも更に小さくなる。
【0014】ここに、スタブ27〜31のSDRAM側
の端部にそれぞれ終端抵抗を接続する場合には、データ
伝送路に開放端がなくなるので、反射によるデータDQ
の信号波形の歪を無視できる程度に小さくすることがで
きる。
【0015】しかし、このようにする場合には、データ
DQを出力するデバイスのデータ出力回路が駆動すべき
負荷抵抗が小さくなり、データ出力回路16〜20とし
て電流駆動能力の大きい回路が必要になると共に、消費
電力が増大してしまうという問題点がある。
【0016】そこで、このような電子装置においては、
データ伝送路に反射があることを前提としなければなら
ないが、この場合、設計の容易性を考慮すると、許容さ
れる最大反射率は大きいほど良い。
【0017】また、図22に示す電子装置においては、
スタンバイ時、データ出力回路16〜20の出力状態を
高インピーダンス状態にする場合には、消費電力の低減
化を図ることができるが、このようにする場合には、バ
ス線26の電位が不安定となり、ノイズの影響により、
データ入力回路21〜25が異常動作を行ってしまう場
合がある。
【0018】そこで、この電子装置においては、スタン
バイ時、データ出力回路16〜20のいずれか、例え
ば、データ出力回路16を活性化し、データDQとし
て、例えば、Lレベルを出力している状態にし、ノイズ
による異常動作を防止するようにしているが、このよう
にする場合には、スタンバイ時における消費電力が増大
してしまうという問題点もあった。
【0019】本発明は、かかる点に鑑み、バス線を介し
て信号の伝送が行われる電子装置であって、許容される
最大反射率を大きくし、入出力規格のマージンを大きく
取ることができるようにし、設計の容易性を図ると共
に、スタンバイ時の消費電力の低減化を図ることができ
るようにした電子装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明による電子
装置の原理説明図であり、本発明による電子装置は、バ
ス線41と、バス線41を終端する少なくとも1個の終
端抵抗42と、少なくとも1個の伝送信号出力回路43
と、少なくとも1個の伝送信号入力回路44と、少なく
とも1個のバス線電圧値制御回路45とを備えて構成さ
れる。
【0021】ここに、伝送信号出力回路43は、伝送信
号として、バス線41に対して、論理レベルとしてHレ
ベルを示す電圧値VOH1からなるHレベル信号又は論理
レベルとしてLレベルを示す電圧値VOL1からなるLレ
ベル信号を出力するものである。
【0022】また、伝送信号入力回路44は、伝送信号
出力回路43からバス線41に対して出力された伝送信
号を入力し、入力した伝送信号を終端電圧VTTと同一電
圧の参照電圧Vrefと比較することにより、入力した伝
送信号の論理レベルを判定するようにされたものであ
る。
【0023】また、バス線電圧値制御回路45は、伝送
信号出力回路43からHレベル信号が出力された場合に
は、一定時間経過後、バス線41の電圧値を電圧値V
OH1よりも低電圧、かつ、論理レベルとしてHレベルを
示す電圧値VOH2に下降させ、バス線41の電圧値をこ
の電圧値VOH2に保持し、伝送信号出力回路43からL
レベル信号が出力された場合には、一定時間経過後、バ
ス線41の電圧値を電圧値VOL1よりも高電圧、かつ、
論理レベルとしてLレベルを示す電圧値VOL2に上昇さ
せ、バス線41の電圧値をこの電圧値VOL2に保持する
ものである。
【0024】
【作用】図2は、バス線電圧値制御回路45によって、
バス線41の電圧値がVOL2とされている状態から、伝
送信号出力回路43から伝送信号としてHレベル信号が
出力された後、伝送信号出力回路43から伝送信号とし
てLレベル信号が出力された場合を示している。
【0025】但し、実線47は反射のない理想的な場
合、破線48は許容される最大反射率の反射があった場
合を示しており、また、許容される最大反射率を説明す
るために、VOH2=VIH(伝送信号入力回路44のHレ
ベル側のスレッショルド電圧)、VOL2=VIL(伝送信
号入力回路44のLレベル側のスレッショルド電圧)と
している。
【0026】ここに、伝送信号出力回路43から伝送信
号としてLレベル信号が出力された後のバス線41の電
圧値をVOL2に設定しない場合には、伝送信号出力回路
43から伝送信号としてHレベル信号が出力される場合
における許容される最大反射率は、[VOH1−VOH2]/
[VOH1−VOL1]となる。
【0027】しかし、本発明においては、伝送信号出力
回路43から伝送信号としてLレベル信号が出力された
後のバス線41の電圧値はVOL2にされるので、伝送信
号出力回路43から伝送信号としてHレベル信号が出力
される場合における許容される最大反射率は、[VOH1
−VOH2]/[VOH1−VOL2]となる。
【0028】ここに、[VOH1−VOL1]>[VOH1−V
OL2]であるから、[VOH1−VOH2]/[VOH1
OL1]<[VOH1−VOH2]/[VOH1−VOL2]とな
り、伝送信号出力回路43から伝送信号としてHレベル
信号が出力される場合における許容される最大反射率
は、従来の場合よりも大きくなる。
【0029】また、伝送信号出力回路43から伝送信号
としてHレベル信号が出力された後のバス線41の電圧
値をVOH2に設定しない場合には、伝送信号出力回路4
3から伝送信号としてLレベル信号が出力される場合に
おける許容される最大反射率は、[VOL2−VOL1]/
[VOH1−VOL1]となる。
【0030】しかし、本発明においては、伝送信号出力
回路43から伝送信号としてHレベル信号が出力された
後のバス線41の電圧値はVOH2にされるので、伝送信
号出力回路43からLレベル信号が出力される場合にお
ける許容される最大反射率は、[VOL2−VOL1]/[V
OH2−VOL1]となる。
【0031】ここに、[VOH1−VOL1]>[VOH2−V
OL1]であるから、[VOL2−VOL1]/[VOH1
OL1]<[VOL2−VOL1]/[VOH2−VOL1]とな
り、伝送信号出力回路43から伝送信号としてLレベル
信号が出力される場合における許容される最大反射率
も、従来の場合よりも大きくなる。
【0032】また、本発明においては、このように、伝
送信号出力回路43から伝送信号としてHレベル信号が
出力された場合には、一定期間経過後、バス線41の電
圧値をVOH2(<VOH1)とし、伝送信号出力回路43か
らLレベル信号が出力された場合には、一定期間経過
後、バス線41の電圧値をVOL2(>VOL1)としている
ので、スタンバイ時に、バス線41に電流を供給する場
合には、この電流量を少なくし、バス線41から電流を
引き込む場合には、この電流量を少なくすることができ
る。
【0033】
【実施例】以下、図3〜図21を参照して、本発明の第
1実施例〜第3実施例について説明する。
【0034】第1実施例・・図3〜図13 図3は本発明の第1実施例の要部を示す図であり、図2
2に示す電子装置と同様に、配線基板に構成されたもの
である。
【0035】図中、50はCPU、51〜54はSDR
AMであり、これらCPU50及びSDRAM51〜5
4において、55〜59はデータDQ入出力用の外部端
子、60〜64は参照電圧Vref入力用の外部端子であ
る。
【0036】また、65〜69はデータDQを出力する
データ出力回路、70〜74は伝送されてきたデータD
Qを入力するデータ入力回路であり、これらデータ入力
回路70〜74は、入力したデータDQの電圧値を参照
電圧Vrefと比較することにより入力したデータDQの
論理を判定するように構成されている。
【0037】また、75はデータDQの伝送路をなすバ
ス線、76〜81はバス線75の分岐路をなすスタブ、
82、83はバス線75の終端抵抗、84は参照電圧V
refを供給する参照電圧線、85はバス線75の電圧値
を制御するバス線電圧値制御回路をなすラッチ回路であ
り、86、87はインバータ回路である。
【0038】ここに、データ出力回路65〜69は、同
一の回路構成とされており、図4はデータ出力回路65
の回路構成を代表して示している。
【0039】図4中、89は出力回路専用の高電圧側の
電源電圧VDDQ、例えば、3Vを供給するVDDQ電
源線、90は出力回路専用の低電圧側の電源電圧VSS
Q、例えば、0Vを供給するVSSQ電源線である。
【0040】また、DATAは内部回路(図示せず)か
ら出力されたデータ、91はデータDATAを反転、か
つ、遅延する反転遅延回路であり、92〜96はインバ
ータ回路である。
【0041】また、97はデータDATAと反転遅延回
路91の出力とをNAND処理するNAND回路であ
り、98、99はpMOSトランジスタ、100、10
1はnMOSトランジスタである。
【0042】また、102はデータDATAと反転遅延
回路91の出力とをNOR処理するNOR回路であり、
103、104はpMOSトランジスタ、105、10
6はnMOSトランジスタである。
【0043】また、107はNAND回路97の出力に
よってON(導通)、OFF(非導通)が制御されるプ
ルアップ用の出力トランジスタをなすpMOSトランジ
スタ、108はNOR回路102の出力によってON、
OFFが制御されるプルダウン用の出力トランジスタを
なすnMOSトランジスタである。
【0044】また、図3において、データ入力回路70
〜74は、同一の回路構成とされ、Hレベル側のスレッ
ショルド電圧VIH=Vref+0.1Vとされており、Lレ
ベル側のスレッショルド電圧VIL=Vref−0.1Vとさ
れている。
【0045】ここに、図5はデータ入力回路71の回路
構成を代表して示している。図5中、110は差動増幅
回路であり、111は高電圧側の電源電圧VDD、例え
ば、3Vを供給するVDD電源線、112は低電圧側の
電源電圧VSS、例えば、0Vを供給するVSS電源線
である。
【0046】また、113、114は負荷をなすカレン
トミラー回路を構成するpMOSトランジスタ、11
5、116は駆動トランジスタをなすnMOSトランジ
スタ、117は差動増幅回路活性化信号ACTによりO
N、OFFが制御され、導通時に抵抗として機能するn
MOSトランジスタである。
【0047】また、118は差動増幅回路110のノー
ド119に得られる信号を波形整形するインバータ回
路、DOはインバータ回路118の出力であり、所定の
内部回路(図示せず)に供給される。
【0048】また、図6は図3に示すラッチ回路85の
回路構成をより具体的に示しており、121は電源電圧
VDDを供給するVDD電源線、122は電源電圧VS
Sを供給するVSS電源線、123、124はpMOS
トランジスタ、125、126はnMOSトランジスタ
である。
【0049】この第1実施例においては、例えば、CP
U50からSDRAM51に対してデータDQの伝送が
行われる場合には、データDQは、データ出力回路65
からデータ入出力用の外部端子55及びスタブ76を介
してバス線75に出力され、スタブ78及びデータ入出
力用の外部端子56を介してデータ入力回路71に取り
込まれる。
【0050】図7は、このように、CPU50からSD
RAM51に対してデータDQの伝送が行われる場合の
動作を説明するための波形図、図8〜図12は同じくC
PU50からSDRAM51に対してデータDQの伝送
が行われる場合の動作を説明するための回路である。
【0051】ここに、図7において、実線128はデー
タDATA、短破線129は反転遅延回路91の出力、
長破線130はNAND回路97の出力、長破線131
はNOR回路102の出力、実線132はバス線75の
電圧値、二点鎖線133は参照電圧Vrefを示してい
る。
【0052】ここに、データDATA=Lレベルにある
場合には、図8に示すように、反転遅延回路91の出力
=Hレベルとなる。
【0053】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ98=OFF、pMOSトランジ
スタ99=ON、nMOSトランジスタ100=OF
F、nMOSトランジスタ101=ONとなり、NAN
D回路97の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ1
07=OFFとなっている。
【0054】また、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ103=OFF、pMOSトランジス
タ104=ON、nMOSトランジスタ105=ON、
nMOSトランジスタ106=OFFとなり、NOR回
路102の出力=Lレベル、nMOSトランジスタ10
8=OFFとなっている。
【0055】この状態から、図9に示すように、データ
DATA=Hレベルになると、反転遅延回路91の出力
は、所定の遅延時間が経過するまでは、Hレベルに維持
される。
【0056】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ99=OFF、nMOSトランジ
スタ100=ONとなり、NAND回路97の出力=L
レベル、pMOSトランジスタ107=ONとなる。
【0057】これに対して、NOR回路102において
は、pMOSトランジスタ104=OFF、nMOSト
ランジスタ106=ONとなり、NOR回路102の出
力=Lレベルが維持され、nMOSトランジスタ108
=OFFが維持される。
【0058】したがって、この場合には、データ出力回
路65のVDDQ電源線89からpMOSトランジスタ
107、スタブ76、バス線75、終端抵抗82、83
を介して参照電圧線84に電流が流れる。
【0059】この結果、バス線75の電圧値は、pMO
Sトランジスタ107のオン抵抗値と、終端抵抗82、
83の合成抵抗値とで決定される電圧値となるが、この
第1実施例では、この場合、バス線75の電圧値が論理
レベルとしてHレベルを示す電圧値VOH1、例えば、Vr
ef+0.6Vとなるように、あらかじめ、pMOSトラ
ンジスタ107のオン抵抗値が設定されている。
【0060】このように、バス線75の電圧値がVref
+0.6Vに上昇すると、ラッチ回路85においては、
pMOSトランジスタ123=OFF、nMOSトラン
ジスタ125=ON、pMOSトランジスタ124=O
N、nMOSトランジスタ126=OFFとなり、デー
タ出力回路65から出力されたHレベルを示すデータD
Qがラッチされる。
【0061】また、データ入力回路71においては、n
MOSトランジスタ115、117=ON、nMOSト
ランジスタ116=OFF、ノード119=Lレベル、
インバータ回路118の出力DO=Hレベルとされ、デ
ータ出力回路65から出力されたHレベルを示すデータ
DQが取り込まれる。
【0062】その後、スタンバイ時になると、図10に
示すように、反転遅延回路91の出力=Lレベルとなる
が、この結果、NAND回路97においては、pMOS
トランジスタ98=ON、nMOSトランジスタ101
=OFFとなり、NAND回路97の出力=Hレベル、
pMOSトランジスタ107=OFFとなる。
【0063】他方、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ103=ON、nMOSトランジスタ
105=OFFとなり、NOR回路102の出力=Lレ
ベル、nMOSトランジスタ108=OFFを維持し、
データ出力回路65の出力状態は高インピーダンス状態
となる。
【0064】したがって、この場合には、ラッチ回路8
5のVDD電源線121からpMOSトランジスタ12
4、スタブ77、バス線75及び終端抵抗82、83を
介して参照電圧線84に電流が流れる。
【0065】この結果、バス線75の電圧値は、pMO
Sトランジスタ124のオン抵抗値と、終端抵抗82、
83の合成抵抗値とで決定される電圧値となるが、この
第1実施例では、この場合、バス線75の電圧値が、電
圧値VOH1よりも低電圧、かつ、Hレベルを示す電圧値
OH2、例えば、Vref+0.1Vとなるように、あらか
じめ、pMOSトランジスタ124のオン抵抗値が設定
されている。
【0066】ここに、データ入力回路71は、Hレベル
側の入力スレッショルド電圧VIHをVref+0.1Vとさ
れているので、この場合、データ入力回路71の出力状
態に変化は生じない。
【0067】この状態から、図11に示すように、デー
タDATA=Lレベルになると、反転遅延回路91の出
力は、所定の遅延時間が経過するまでは、Lレベルに維
持される。
【0068】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ99=ON、nMOSトランジス
タ100=OFFとなり、NAND回路97の出力=H
レベルを維持し、pMOSトランジスタ107=OFF
を維持する。
【0069】これに対して、NOR回路102において
は、pMOSトランジスタ104=ON、nMOSトラ
ンジスタ105=OFFとなり、NOR回路102の出
力=Hレベル、nMOSトランジスタ108=ONとな
る。
【0070】したがって、この場合には、参照電圧線8
4から終端抵抗82、83、バス線75、スタブ76及
びnMOSトランジスタ108を介してVSSQ電源線
90に電流が流れる。
【0071】この結果、バス線75の電圧は、終端抵抗
82、83の合成抵抗値とnMOSトランジスタ108
のオン抵抗値とで決定される電圧値となるが、この第1
実施例では、この場合、バス線75の電圧値が論理レベ
ルとしてLレベルを示す電圧値VOL1、例えば、Vref−
0.6Vとなるように、あらかじめ、nMOSトランジ
スタ108のオン抵抗値が設定されている。
【0072】このように、バス線75の電圧値が下降す
ると、ラッチ回路85においては、pMOSトランジス
タ123=ON、nMOSトランジスタ125=OF
F、pMOSトランジスタ124=OFF、nMOSト
ランジスタ126=ONとなり、データ出力回路65か
ら出力されたLレベルを示すデータDQがラッチされ
る。
【0073】また、データ入力回路71においては、n
MOSトランジスタ116、117=ON、nMOSト
ランジスタ115=OFF、ノード119=Hレベル、
インバータ回路118の出力DO=Lレベルとされ、デ
ータ出力回路65から出力されたLレベルを示すデータ
DQが取り込まれる。
【0074】その後、スタンバイ時になると、図12に
示すように、反転遅延回路91の出力=Hレベルとなる
が、この結果、NAND回路97においては、pMOS
トランジスタ98=OFF、nMOSトランジスタ10
1=ONとなり、NAND回路97の出力=Hレベル、
pMOSトランジスタ107=OFFを維持する。
【0075】他方、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ103=OFF、nMOSトランジス
タ105=ONとなり、NOR回路102の出力=Lレ
ベル、nMOSトランジスタ108=OFFとなり、デ
ータ出力回路65の出力状態は高インピーダンス状態と
なる。
【0076】したがって、この場合には、参照電圧線8
4から終端抵抗82、83、バス線75、スタブ77及
びnMOSトランジスタ126を介してVSS電源線1
22に電流が流れる。
【0077】この結果、バス線75の電圧値は、終端抵
抗82、83の合成抵抗値と、nMOSトランジスタ1
26のオン抵抗値とで決定される電圧値となるが、この
第1実施例では、この場合、バス線75の電圧値が、電
圧値VOL1よりも高電圧、かつ、Hレベルを示す電圧値
OL2、例えば、Vref−0.1Vとなるように、あらか
じめ、nMOSトランジスタ126のオン抵抗値が設定
されている。
【0078】ここに、データ入力回路71は、Lレベル
側の入力スレッショルド電圧VILをVref−0.1Vとさ
れているので、この場合、データ入力回路71の出力状
態に変化は生じない。
【0079】なお、図13は所定の内部回路から出力さ
れるデータDATAと、データ出力回路65から出力さ
れるデータDQと、データ出力回路65の出力電流Iou
tとの関係を示している。
【0080】t1はインプット・トゥ・アウトプット・
タイム(Input-to-Output Time)の最小値、t2はイン
プット・トゥ・アウトプット・タイムの最大値、t3は
アウトプット・カレント・ディシーズド・タイム(Outp
ut-Current Deceased Time)の最小値、t4はアウトプ
ット・カレント・ディシーズド・タイムの最大値であ
る。
【0081】このように、この第1実施例においては、
データDQとして、Lレベルが出力され、バス線75の
電圧値がVOL1=Vref−0.6Vとされた場合には、そ
の後、スタンバイ時には、バス線75の電圧値は、V
OL2=Vref−0.1Vに保持される。
【0082】また、データDQとして、Hレベルが出力
され、バス線75の電圧値VOH1=Vref+0.6Vとさ
れた場合には、その後、スタンバイ時には、バス線75
の電圧値は、VOH2=Vref+0.6Vに保持される。
【0083】この結果、この第1実施例では、データD
Qとして、Hレベルが出力される場合に許容される最大
反射率は、[VOH1−VOH2]/[VOH1−VOL2]=[V
ref+0.6]−[Vref+0.1]/[Vref+0.6]−
[Vref−0.1]=0.5/0.7=0.71となる。
【0084】従来のように、スタンバイ時においても、
バス線75の電圧値をVOL1に保持する場合には、この
場合に許容される最大反射率は、[VOH1−VIH]/
[VOH1−VOL1]=[Vref+0.6]−[Vref+0.
1]/[Vref+0.6]−[Vref−0.6]=0.5/
1.2=0.41となる。
【0085】また、データDQとしてLレベルが出力さ
れる場合に許容される最大反射率は、[VOL2−VOL1
/[VOH2−VOL1]=[Vref−0.1]−[Vref−0.
6]/[Vref+0.1]−[Vref−0.6]=0.5/
0.7=0.71となる。
【0086】従来のように、スタンバイ時においても、
バス線75の電圧値をVOH1に保持する場合には、この
場合に許容される最大反射率は、[VIL−VOL1]/
[VOH1−VOL1]=[Vref−0.1]−[Vref−0.
6]/[Vref+0.6]−[Vref−0.6]=0.5/
1.2=0.41となる。
【0087】このように、この第1実施例によれば、許
容される最大反射率を大きくすることができるので、入
出力規格のマージンを大きく取ることができ、設計の容
易性を図ることができる。
【0088】また、この第1実施例においては、スタン
バイ時、ラッチ回路85のpMOSトランジスタ124
又はnMOSトランジスタ126に電流が流れるが、デ
ータ出力回路65〜69の出力トランジスタは非導通状
態とされ、これら出力トランジスタには電流が流れな
い。
【0089】ここに、データ出力回路65〜69の出力
トランジスタに流れる電流はラッチ回路85のpMOS
トランジスタ124又はnMOSトランジスタ126に
流れる電流よりも大きいので、この第1実施例によれ
ば、スタンバイ時の消費電力の低減化を図ることができ
る。
【0090】第2実施例・・図14 図14は本発明の第2実施例の要部を示す図であり、こ
の第2実施例は、第1実施例のように、CPU50及び
SDRAM51〜54と別個独立にラッチ回路85を設
けず、CPU50及びSDRAM51〜54に、それぞ
れ、ラッチ回路135〜139を内蔵させ、その他につ
いては、第1実施例と同様に構成したものである。
【0091】なお、ラッチ回路135〜139におい
て、140〜149はCMOS形のインバータ回路であ
り、これらラッチ回路135〜139は図3に示すラッ
チ回路85と同様に動作するように構成されている。
【0092】したがって、この第2実施例によっても、
第1実施例の場合と同様に、許容される最大反射率を大
きくし、入出力規格のマージンを大きく取ることがで
き、設計の容易性を図ることができると共に、スタンバ
イ時の消費電力の低減化を図ることができる。
【0093】また、この第2実施例においては、ラッチ
回路135〜139のインバータ回路145〜149を
構成するpMOSトランジスタ又はnMOSトランジス
タのいずれかONとなっているトランジスタが終端抵抗
として機能するので、反射による影響を小さくすること
ができる。
【0094】第3実施例・・図15〜図21 図15は本発明の第3実施例の要部を示す図であり、こ
の第3実施例は、第1実施例のようにラッチ回路85を
設けず、CPU50及びSDRAM51〜54に、それ
ぞれ、データ出力回路65〜69と回路構成の異なるデ
ータ出力回路151〜155を内蔵し、その他について
は、第1実施例と同様に構成したものである。
【0095】ここに、データ出力回路151〜155
は、同一の回路構成とされており、図16はデータ出力
回路151の回路構成を示している。
【0096】このデータ出力回路151は、図4に示す
データ出力回路65を改良したものであり、プルアップ
用の出力トランジスタとして、図4に示すpMOSトラ
ンジスタ107よりもオン抵抗値の大きいpMOSトラ
ンジスタ157、158が設けられている。
【0097】また、プルダウン用の出力トランジスタと
して、図4に示すnMOSトランジスタ108よりもオ
ン抵抗値の大きいnMOSトランジスタ159、160
が設けられている。
【0098】また、データDATAを反転するインバー
タ回路161が設けられており、pMOSトランジスタ
157はNAND回路97によってON、OFFが制御
され、pMOSトランジスタ158はインバータ回路1
61の出力によってON、OFFが制御されるように構
成されている。
【0099】また、データDATAを反転するインバー
タ回路162が設けられており、nMOSトランジスタ
159はNOR回路102によってON、OFFが制御
され、nMOSトランジスタ160はインバータ回路1
62の出力によりON、OFFが制御されるように構成
されている。その他については、図4に示すデータ出力
回路65と同様に構成されている。
【0100】図17〜図21はCPU50からSDRA
M51にデータDQの伝送が行われる場合の動作を説明
するための回路図であり、データDATA=Lレベルに
ある場合には、図17に示すように、反転遅延回路91
の出力=Hレベルとなっている。
【0101】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ98=OFF、pMOSトランジ
スタ99=ON、nMOSトランジスタ100=OF
F、nMOSトランジスタ101=ONとなり、NAN
D回路97の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ1
57=OFFとなっている。
【0102】また、インバータ回路161の出力=Hレ
ベルとなっており、pMOSトランジスタ158=OF
Fとなっている。
【0103】また、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ103=OFF、pMOSトランジス
タ104=ON、nMOSトランジスタ105=ON、
nMOSトランジスタ106=OFFとなり、NOR回
路102の出力=Lレベル、nMOSトランジスタ15
9=OFFとなっている。
【0104】また、インバータ回路162の出力=Hレ
ベルとなっており、nMOSトランジスタ160=ON
となっている。
【0105】したがって、この場合には、参照電圧線8
4から終端抵抗82、83、バス線75、スタブ76及
びnMOSトランジスタ160を介してVSSQ電源線
90に電流が流れる。
【0106】この結果、バス線75の電圧は、終端抵抗
82、83の合成抵抗値と、nMOSトランジスタ16
0のオン抵抗値とで決定される電圧になるが、この第3
実施例では、この場合、バス線75の電圧が論理レベル
としてLレベルを示す電圧値VOL1、例えば、Vref−
0.1Vを保持するように、あらかじめ、nMOSトラ
ンジスタ160のオン抵抗値が設定されている。
【0107】ここに、データ入力回路71のLレベル側
の入力スレッショルド電圧VILは、Vref−0.1Vとさ
れているので、この場合、データ入力回路71において
は、nMOSトランジスタ116、117=ON、nM
OSトランジスタ115=OFF、ノード119=Hレ
ベル、インバータ回路118の出力DO=Lレベルとさ
れている。
【0108】この状態から、図18に示すように、デー
タDATA=Hレベルになると、反転遅延回路91の出
力は、所定の遅延時間が経過するまでは、Hレベルに維
持される。
【0109】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ99=OFF、nMOSトランジ
スタ100=ONとなり、NAND回路97の出力=L
レベル、pMOSトランジスタ157=ONとなる。
【0110】また、インバータ回路161の出力=Lレ
ベルとなり、pMOSトランジスタ158=ONとな
る。
【0111】これに対して、NOR回路102において
は、pMOSトランジスタ104=OFF、nMOSト
ランジスタ106=ONとなり、NOR回路102の出
力=Lレベルが維持され、nMOSトランジスタ159
=OFFが維持される。
【0112】また、インバータ回路162の出力=Lレ
ベルとなり、nMOSトランジスタ160=OFFとな
る。
【0113】したがって、この場合には、VDDQ電源
線89からpMOSトランジスタ157、158、スタ
ブ76、バス線75、終端抵抗82、83を介して参照
電圧線84に電流が流れる。
【0114】この結果、バス線75の電圧は、pMOS
トランジスタ157、158の合成オン抵抗値と、終端
抵抗82、83の合成抵抗値とで決定される電圧となる
が、この第3実施例では、この場合、バス線75の電圧
値が、論理レベルとしてHレベルを示す電圧値VOH1
例えば、Vref+0.6Vに上昇するように、あらかじ
め、pMOSトランジスタ157、158のオン抵抗値
が設定されている。
【0115】また、この場合、データ入力回路71にお
いては、nMOSトランジスタ115、117=ON、
nMOSトランジスタ116=OFF、ノード119=
Lレベル、インバータ回路118の出力DO=Hレベル
とされ、データ出力回路151から出力されたHレベル
を示すデータDQが取り込まれる。
【0116】その後、図19に示すように、反転遅延回
路91の出力=Hレベルとなるが、この結果、NAND
回路97においては、pMOSトランジスタ98=O
N、nMOSトランジスタ101=OFFとなり、NA
ND回路97の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ
157=OFFとなる。
【0117】他方、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ103=ON、nMOSトランジスタ
105=OFFとなり、NOR回路102の出力=Lレ
ベル、nMOSトランジスタ159=OFFを維持す
る。
【0118】したがって、この場合には、VDDQ電源
線89からpMOSトランジスタ158、スタブ76、
バス線75及び終端抵抗82、83を介して参照電圧線
84に電流が流れる。
【0119】この結果、バス線75の電圧は、pMOS
トランジスタ158のオン抵抗値と、終端抵抗82、8
3の合成抵抗値とで決定される電圧値になるが、この第
3実施例では、この場合、バス線75の電圧が、電圧値
OH1よりも低電圧、かつ、Hレベルを示す電圧値
OH2、例えば、Vref+0.1Vに下降するように、あ
らかじめ、pMOSトランジスタ158のオン抵抗値が
設定されている。
【0120】ここに、データ入力回路71は、Hレベル
側の入力スレッショルド電圧VIHをVref+0.1Vとさ
れているので、データ入力回路71の出力状態に変化は
生じない。
【0121】この状態から、図20示すように、データ
DATA=Lレベルになると、反転遅延回路91の出力
は、所定の遅延時間が経過するまでは、Lレベルに維持
される。
【0122】この結果、NAND回路97においては、
pMOSトランジスタ99=ON、nMOSトランジス
タ100=OFFとなり、NAND回路97の出力=H
レベルを維持し、pMOSトランジスタ157=OFF
を維持する。
【0123】また、インバータ回路161の出力=Hレ
ベルとなり、pMOSトランジスタ158=OFFとな
る。
【0124】また、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ104=ON、nMOSトランジスタ
105=OFFとなり、NOR回路102の出力=Hレ
ベル、nMOSトランジスタ159=ONとなる。
【0125】また、インバータ回路162の出力=Hレ
ベルとなり、nMOSトランジスタ160=ONとな
る。
【0126】したがって、この場合には、参照電圧線8
4から終端抵抗82、83、バス線75、スタブ76及
びnMOSトランジスタ159、160を介してVSS
Q電源線90に電流が流れる。
【0127】この結果、バス線75の電圧は、終端抵抗
82、83の合成抵抗値と、nMOSトランジスタ15
9、160の合成オン抵抗値とで決定される電圧となる
が、この第3実施例では、この場合、バス線75の電圧
値が論理レベルとしてLレベルを示す電圧値VOL1、例
えば、Vref−0.6Vに下降するように、あらかじめ、
nMOSトランジスタ159、160のオン抵抗値が設
定されている。
【0128】また、この場合、データ入力回路71にお
いては、nMOSトランジスタ116、117=ON、
nMOSトランジスタ115=OFF、ノード119=
Hレベル、インバータ回路118の出力DO=Lレベル
とされ、データ出力回路151から出力されたLレベル
からなるデータDQが取り込まれる。
【0129】その後、図21に示すように、反転遅延回
路91の出力=Hレベルとなるが、この結果、NAND
回路97においては、pMOSトランジスタ98=OF
F、nMOSトランジスタ101=ONとなり、NAN
D回路97の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ1
57=OFFを維持する。
【0130】他方、NOR回路102においては、pM
OSトランジスタ104=OFF、nMOSトランジス
タ105=ONとなり、NOR回路102の出力=Lレ
ベル、nMOSトランジスタ159=OFFとなる。
【0131】したがって、この場合には、参照電圧線8
4から終端抵抗82、83、バス線75、スタブ76及
びnMOSトランジスタ160を介してVSSQ電源線
90に電流が流れる。
【0132】この結果、バス線75の電圧は、終端抵抗
82、83の合成抵抗値と、nMOSトランジスタ16
0のオン抵抗値とで決定される電圧になるが、この第3
実施例では、この場合、前述したように、バス線75の
電圧が、Vref−0.1Vとなるように、あらかじめ、n
MOSトランジスタ160のオン抵抗値が設定されてい
る。
【0133】このように、この第3実施例においては、
データDQとして、Lレベルが出力され、バス線75の
電圧値がVOL1=Vref−0.6Vとされた場合には、そ
の後、スタンバイ時には、バス線75の電圧値はVOL2
=Vref−0.1Vに保持される。
【0134】また、データDQとして、Lレベルが出力
され、バス線75の電圧値がVOH1=Vref+0.6Vと
された場合には、その後、スタンバイ時には、バス線7
5の電圧値はVOH2=Vref+0.1Vに保持される。
【0135】したがって、この第3実施例によっても、
第1実施例の場合と同様に、許容される最大反射率を大
きくすることができるので、入出力規格のマージンを大
きく取ることができ、設計の容易性を図ることができ
る。
【0136】また、この第3実施例では、図19に示す
ように、データ出力回路151からデータDQとしてH
レベルが出力された後のスタンバイ時には、pMOSト
ランジスタ157=OFF、pMOSトランジスタ15
8=ONとされ、バス線75側に供給される電流量が低
減される。
【0137】データ出力回路152〜155からデータ
DQとしてHレベルが出力される場合にも、同様にし
て、バス線75側に供給される電流量が低減される。
【0138】また、図21に示すように、データ出力回
路151からデータDQとしてLレベルが出力された後
のスタンバイ時には、nMOSトランジスタ159=O
FF、nMOSトランジスタ160=ONとされ、バス
線75側から引き込む電流量が低減される。
【0139】データ出力回路152〜155からデータ
DQとしてLレベルが出力される場合にも、同様にし
て、バス線75側から引き込む電流量が低減される。
【0140】したがって、この第3実施例によっても、
第1実施例と同様に、スタンバイ時の消費電力の低減化
を図ることができる。
【0141】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、伝送信
号としてHレベル信号が出力され、バス線の電圧値が論
理レベルとして高レベルを示す電圧値(VOH1)とされ
た場合には、一定時間経過後から、バス線の電圧値を、
この電圧値(VOH1)よりも低電圧、かつ、論理レベル
として高レベルを示す電圧値(VOH2)に保持し、ま
た、伝送信号としてLレベル信号が出力され、バス線の
電圧値が論理レベルとして低レベルを示す電圧値(V
OL1)とされた場合には、一定時間経過後から、バス線
の電圧値を、この電圧値(VOL1)よりも高電圧、か
つ、論理レベルとして低レベルを示す電圧値(VOL2
に保持する構成としたことにより、許容される最大反射
率を大きくすることができるので、入出力規格のマージ
ンを大きくし、設計の容易性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明において許容される最大反射率を説明す
るための波形図である。
【図3】本発明の第1実施例の要部を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例を構成するCPUが設けて
いるデータ出力回路の回路構成を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例を構成するSDRAMが設
けているデータ入力回路の回路構成を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例を構成するラッチ回路の回
路構成を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例の動作を説明するための波
形図である。
【図8】本発明の第1実施例の動作を説明するための回
路図である。
【図9】本発明の第1実施例の動作を説明するための回
路図である。
【図10】本発明の第1実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図11】本発明の第1実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図12】本発明の第1実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図13】本発明の第1実施例の動作を示す波形図であ
る。
【図14】本発明の第2実施例の要部を示す図である。
【図15】本発明の第3実施例の要部を示す図である。
【図16】本発明の第3実施例を構成するCPUが設け
ているデータ出力回路の回路構成を示す図である。
【図17】本発明の第3実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図18】本発明の第3実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図19】本発明の第3実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図20】本発明の第3実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図21】本発明の第3実施例の動作を説明するための
回路図である。
【図22】従来の電子装置の一例の要部を示す図であ
る。
【図23】図22に示す電子装置が有している問題点を
説明するための波形図である。
【符号の説明】
(図1) 41 バス線 42 終端抵抗 43 伝送信号出力回路 44 伝送信号入力回路 45 バス線電圧値制御回路 VTT 終端電圧 Vref 参照電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】終端電圧(VTT)が供給される少なくとも
    1個の終端抵抗(42)により終端されたバス線(4
    1)と、伝送信号として、前記バス線(41)に対し
    て、論理レベルとして高レベルを示す第1の電圧値(V
    OH1)からなる高レベル信号又は論理レベルとして低レ
    ベルを示す第2の電圧値(VOL1)からなる低レベル信
    号を出力する少なくとも1個の伝送信号出力回路(4
    3)と、この伝送信号出力回路(43)から前記バス線
    (41)に対して出力された伝送信号を入力し、入力し
    た伝送信号を前記終端電圧(VTT)と同一電圧の参照電
    圧(Vref)と比較することにより、入力した伝送信号
    の論理レベルを判定するようにされた少なくとも1個の
    伝送信号入力回路(44)と、前記伝送信号出力回路
    (43)から高レベル信号が出力された場合には、一定
    時間経過後、前記バス線(41)の電圧値を前記第1の
    電圧値(VOH1)よりも低電圧、かつ、論理レベルとし
    て高レベルを示す第3の電圧値(VOH2)に下降させ、
    前記バス線(41)の電圧値を前記第3の電圧値(V
    OH2)に保持し、前記伝送信号出力回路(43)から低
    レベル信号が出力された場合には、一定時間経過後、前
    記バス線(41)の電圧値を前記第2の電圧値
    (VOL1)よりも高電圧、かつ、論理レベルとして低レ
    ベルを示す第4の電圧値(VOL2)に上昇させ、前記バ
    ス線(41)の電圧値を前記第4の電圧値(VOL2)に
    保持する少なくとも1個のバス線電圧値制御回路(4
    5)とを備えて構成されていることを特徴とする電子装
    置。
  2. 【請求項2】前記バス線電圧値制御回路(45)は、第
    1のインバータ回路と、第2のインバータ回路とをリン
    グ状に接続し、前記第1のインバータ回路の入力端と前
    記第2のインバータ回路の出力端との接続点を前記バス
    線(41)に接続されてなるラッチ回路で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 【請求項3】前記ラッチ回路は、前記伝送信号出力回路
    (43)又は前記伝送信号入力回路(44)内に組み込
    まれていることを特徴とする請求項2記載の電子装置。
  4. 【請求項4】前記伝送信号出力回路(43)は、伝送信
    号を出力した場合には、一定時間経過後、出力状態を高
    インピーダンス状態にするように構成されていることを
    特徴とする請求項2又は3記載の電子装置。
  5. 【請求項5】前記伝送信号出力回路(43)は、伝送信
    号として高レベル信号を出力する場合には、前記バス線
    (41)側に電流を供給し、前記バス線(41)の電圧
    値が前記第1の電圧値(VOH1)になった場合には、一
    定時間経過後から、前記バス線(41)側に供給する電
    流量を減らすプルアップ回路と、伝送信号として低レベ
    ル信号を出力する場合には、前記バス線(41)側から
    電流を引き込み、前記バス線(41)の電圧値が前記第
    2の電圧値(VOL1)になった場合には、一定時間経過
    後から、前記バス線(41)側から引き込む電流量を減
    らすプルダウン回路とを設けて構成されており、前記バ
    ス線電圧値制御回路(45)は、前記伝送信号出力回路
    (43)の一部として構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の電子装置。
  6. 【請求項6】前記プルアップ回路は、一方の被制御電極
    を第1の電源電圧を供給する第1の電源線に接続され、
    他方の被制御電極を出力端に接続された第1、第2のト
    ランジスタからなり、前記プルダウン回路は、一方の被
    制御電極を前記出力端に接続され、他方の被制御電極を
    前記第1の電源電圧よりも低電圧の第2の電源電圧を供
    給する第2の電源線に接続された第3、第4のトランジ
    スタからなり、伝送信号として高レベル信号を出力する
    場合には、前記第1、第2のトランジスタを導通状態、
    前記第3、第4のトランジスタを非導通状態とし、前記
    バス線(41)の電圧値が前記第1の電圧値(VOH1
    にプルアップされた場合には、一定時間経過後から、前
    記第1のトランジスタを非導通状態とし、伝送信号とし
    て低レベル信号を出力する場合には、前記第1、第2の
    トランジスタを非導通状態、前記第3、第4のトランジ
    スタを導通状態とし、前記バス線(41)の電圧値が前
    記第2の電圧値(VOL1)にプルダウンされた場合に
    は、一定時間経過後から、前記第3のトランジスタを非
    導通状態とするように構成されていることを特徴とする
    請求項5記載の電子装置。
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