JPH08111065A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JPH08111065A
JPH08111065A JP6246176A JP24617694A JPH08111065A JP H08111065 A JPH08111065 A JP H08111065A JP 6246176 A JP6246176 A JP 6246176A JP 24617694 A JP24617694 A JP 24617694A JP H08111065 A JPH08111065 A JP H08111065A
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JP
Japan
Prior art keywords
linear velocity
signal
drive control
constant
constant linear
Prior art date
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Pending
Application number
JP6246176A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kishishita
明浩 岸下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスクのプリグルーブ部分の線速度
一定駆動制御を行う。 【構成】 受光素子の出力を受ける、EFM線速度一定
駆動制御手段とADIP線速度一定駆動制御手段を設け
る。EFM線速度一定駆動制御手段の出力を元にスピン
ドルモータを制御しサーボのロックはずれを元にADI
P線速度一定駆動制御手段に切り換える制御手段で構成
する。また、ピットの再生信号を元にした線速度一定駆
動制御を行い、ピットによる信号の再生エラーによりプ
リグルーブの再生信号を元にする線速度一定駆動制御に
切り換える。 【効果】 これにより、EFM線速度一定駆動制御によ
る高い周波数成分の基準信号を得られると共に、その信
号が欠落しても回転慣性が失われないうちにADIP線
速度一定駆動制御に移行するので、安定したサーボを行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク再生装
置の様に、グルーブによる線速度一定駆動制御を行う場
合に好適な再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンパクトディスクやCD−R
OMなどのディスクを線速度一定駆動制御するサーボ信
号処理においては、特公平5−46030号公報に示さ
れるように、ディスクのリードインエリア情報や成形で
形成された音楽情報のような記録済み固定情報の領域の
読み取りに際しては、ピットを読み取ることによるEF
M線速度一定駆動制御(Eight to Fourt
een Modulation Constant L
inear Velocity control)をお
こなっている。このEFM線速度一定駆動制御において
は、再生されたEFM信号を復調するもので、その周波
数特性はおよそ1.4MHzであり、安定した回転サー
ボが得られる。
【0003】これに対してミニディスク等の光磁気ディ
スクは、最内周にリードイントックがピット情報で固定
記録され、そのすぐ後に無記録部分を配して、ユーザー
トックとプログラムデータが外周に向かって配置されて
いる。このユーザートック情報やプログラムデータ情報
の領域においてのサーボ処理は、特開平2−20344
7号公報に示されるように、あらかじめディスクに設け
られたプリグルーブ(蛇行溝)を読み取ることによるA
DIP線速度一定駆動制御(Addressin Pr
e−Groove C.L.V.)を行っている。AD
IP線速度一定駆動制御において用いられているプリグ
ルーブは22.05KHzをキャリアとしたFM信号で
ウォブリングしてあり、このキャリアを抽出し、それに
基づいてサーボモータを回転制御するものである。従っ
て、光磁気ディスク再生装置においては、電源を投入し
た後ディスクの最内周にピックアップを移動させ、リー
ドイントックのピット情報に対してEFM線速度一定駆
動制御を行い、リードイントックとユーザートックの間
にある無録音部分をトラックジャンプした後、ユーザー
トックとプログラムデータを読むためにADIP線速度
一定駆動制御を行うことと規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ADI
P線速度一定駆動制御における22.05KHzのキャ
リアはデータフォーマットの基本周波数に比較して遅
く、このためADIP線速度一定駆動制御ではジッタに
弱く、また光学系や回路系の性能によって回転安定性が
左右されやすく、とりわけ環境温度変化によって受光素
子出力のレベルが変動するとサーボが働き始めるまでに
フォーカスが落ちてしまうことすら多発した。更に、光
磁気ディスクにおいては記録可能であるため、記録済み
の部分においてもピットがないこともあり、クラスタが
欠落したことによりキャリアそのものが存在しないこと
が多いので、ユーザートックやプログラムデータをEF
M線速度一定駆動制御することは不都合であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を考慮
し、光磁気ディスクのプリグルーブ部分の線速度一定駆
動制御に関してなされたものである。
【0006】まず本発明は、プリグルーブとピットを有
するディスクから情報を再生する再生装置において、ピ
ットの再生信号を元にした線速度一定駆動制御を行い、
ピットによる信号の再生エラーによりプリグルーブの再
生信号を元にする線速度一定駆動制御に切り換える制御
手段を設けたものである。
【0007】また本発明は、光源の反射光を受ける受光
素子と、受光素子の出力を受けるEFM線速度一定駆動
制御手段と、受光素子の出力を受けるADIP線速度一
定駆動制御手段と、EFM線速度一定駆動制御手段の出
力を元にスピンドルモータを制御し線速度一定駆動制御
のロックはずれを元にADIP線速度一定駆動制御手段
によるスピンドルモータ制御に切り換える制御手段で構
成したものである。
【0008】
【作用】これにより、EFM線速度一定駆動制御による
高い周波数成分の基準信号を得られるとともに、その信
号が欠落しても回転慣性が失われないうちにADIP線
速度一定駆動制御に移行するので、安定したサーボを行
うことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明実施例の再生装置のブロック図
で、1はピックアップで、光源としての半導体レーザ
と、その光源の反射光を受ける受光素子と、光源の光を
ディスクDに導き反射光を受光素子に導く光学系と、受
光素子の出力を増幅し、必要に応じて加減算する演算増
幅器などからなる回路素子を内蔵している。ディスクD
に記録する必要があるときは、このピックアップ1に対
抗するディスク反対側面に電磁石などの書き込みヘッド
が配置される。
【0010】2は、受光素子の出力を受けるEFM線速
度一定駆動制御手段で、ピックアップ1などの光学系に
より再生されたEFM信号を復調しPLLでチャンネル
クロックを生成するもので、その周波数特性はおよそ
1.4MHzである。3は、受光素子の出力を受けるA
DIP線速度一定駆動制御手段で、ディスクDのユーザ
ートックやプログラムデータの記録領域に設けられてい
るプリグルーブの22.05KHzをキャリアとしたF
M信号でウォブリングしてある信号に対するもので、2
2.05+−1KHzのFM変調信号にPLLをかけ
て、元のバイフェーズデータ成分を抜きだし、VCO出
力と位相比較してループフィルターを通してフィードバ
ックすることでこのキャリアを抽出している。
【0011】4は、線速度一定駆動制御を選択し、スピ
ンドルモータ5を制御する制御手段で、EFM線速度一
定駆動制御手段2の出力を元にスピンドルモータ5を制
御し線速度一定駆動制御のロックはずれを元にADIP
線速度一定駆動制御手段3によるスピンドルモータ5制
御に切り換えるものである。このスピンドルモータ5
は、回転軸にディスククランパーに対抗するターンテー
ブルを有し、ディスクDを支持し回転させるものであ
る。また6は読み取った信号をショックプルーフ処理、
復調などしてデータを読みだし、あるいは選曲などに応
答する信号処理手段である。
【0012】このような構成の内、サーボ系の主要部分
は、具体的には、図2の様に5つの集積回路素子で構成
される。71はピックアップ1の受光素子10の出力を
受けるRFアンプで、受光信号の加減算の後の信号増幅
若しくは加減算を伴った信号増幅を行うもので、EFM
線速度一定駆動制御のためのEFM信号を復調し出力す
る。72はRFアンプ71で増幅された信号を受け、A
DIPデータとADIP読み取りクロックを出力するA
DIP線速度一定駆動制御のためのADIPデコーダで
ある。73はRFアンプ71出力とスピンドルモータ5
のコントロール信号とサーボ制御信号を受けて、ピック
アップ1とスピンドルモータ5のサーボ制御を行うSS
Pである。これらRFアンプ71、ADIPデコーダ7
2、SSP73は市販の集積回路が使用できる。
【0013】74は、EFM線速度一定駆動制御とAD
IP線速度一定駆動制御の為のEFM/ACIRCエン
コーダ/デコーダで、例えばソニー株式会社のCXD2
525Rからなり、EFM信号、ADIPデータ、AD
IP読み取りクロック、CLV制御信号を受け、フレー
ム信号状態信号、ロック状態信号、スピンドルモータ5
のコントロール信号とサーボ制御信号などを出力する。
75は、マイクロコンピュータなどからなるMPUで、
SSP73の状態信号、フレーム信号状態信号、ロック
状態信号などをうけ、所定の判定条件と処理プログラム
によって各集積回路などを制御するもので、CLV制御
信号としては、STOP、KICK、BRAKEならび
に、EFM線速度一定駆動・ADIP線速度一定駆動そ
れぞれの引き込みラフサーボ、高速アクセスラフサー
ボ、PLLサーボモード、オートモード等の必要なモー
ド選択のための信号を5ビット信号で与える。
【0014】このような構成により、MPU75の指示
に従い、エンコーダ/デコーダ74はリードイントック
の読み取り後リードイントックとユーザートックの間に
ある無録音部分をトラックジャンプした後、ユーザート
ックの領域を確認し、EFM線速度一定駆動制御手段2
を選択してサーボ動作にはいる。プリグルーブとともに
記録されたピットが正常に再生されていれば、フレーム
信号状態信号GFSがHを出力し続け、RFアンプ71
のEFM信号を元にEFM線速度一定駆動制御を行い、
そのコントロール信号とサーボ制御信号出力を受けてS
SP73はスピンドルモータ5を制御する。ピットが欠
落していたり、正常な読み取りがなされない場合、エン
コーダ/デコーダ74のフレーム信号状態信号GFSは
Lに反転し、その状態が一定時間以上継続すると、ロッ
ク状態信号LOCKがHからLに反転する。このロック
状態信号LOCKのL信号をMPU75が判定して、線
速度一定駆動制御のロックはずれと見做し、ADIP線
速度一定駆動制御手段3によるスピンドルモータ制御に
切り換えるCLV制御信号を出力する。この切り換えの
CLV制御信号をエンコーダ/デコーダ74はうけ、E
FM線速度一定駆動制御を、ADIPデコーダ72の信
号に基づくADIP線速度一定駆動制御に切り換える。
【0015】このようにEFM線速度一定駆動制御のロ
ックはずれを元にADIP線速度一定駆動制御手段に切
り替える例を説明したが、光磁気ディスクの記録状態に
よっては、フレーム信号状態信号GFSにより切り換え
を行ってもよい。即ち、プリグルーブとピットを有する
ディスクから情報を再生する再生装置において、ピット
の再生信号を元にした線速度一定駆動制御を行い、ピッ
トによる信号の再生エラーによりプリグルーブの再生信
号を元にする線速度一定駆動制御に切り換えるように制
御手段4を構成してもよく、この場合図2のMPU75
における動作プログラムを書き替えることで対応でき
る。
【0016】このようにユーザートックとプログラムデ
ータを読むためにADIP線速度一定駆動制御を行うこ
とと規定されているのに対して、EFM線速度一定駆動
制御を優先させた線速度一定駆動制御を行うのは、再生
装置においては何らかのピット書き込みがなされている
場合が多いことに着目して行ったものである。しかしE
FM線速度一定駆動制御のみを行うと、クラスタ(磁気
ディスクで言うセクターなどの記録ブロック範囲)の欠
落やシンク信号の長期欠落においてサーボが制御できな
くなるので不都合である。従って本発明では原則をAD
IP線速度一定駆動制御におくが、制御手順としてはE
FM線速度一定駆動制御を優先させたもので、EFM線
速度一定駆動制御からADIP線速度一定駆動制御への
切り換えは、上述したEFM線速度一定駆動制御ロック
外れ、フレーム信号状態信号GFSの反転で行うことが
できるが、さらにこれら両者を組み合わせると、環境、
とりわけ温度による読み取り不良に基づいて発生してい
たサーボロック外れが生じないばかりか、ADIP線速
度一定駆動制御飲みを行う場合に比較して動作開始から
安定サーボまでの時間が数十ミリ秒早くなり、一層好ま
しいものとなった。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、EFM線速
度一定駆動制御による高い周波数成分の基準信号を得ら
れるとともに、その信号が欠落しても回転慣性が失われ
ないうちにADIP線速度一定駆動制御に移行するの
で、安定したサーボを行うことができ、ADIP線速度
一定駆動制御におけるキャリアの低い周波数によるジッ
タに弱い点は元より、光学系や回路系の性能、とりわけ
環境温度変化によりサーボが働き始めるまでにフォーカ
スが落ちてしまう初期再生動作不良の発生が著しく軽減
され、記録済みの部分にピット情報がない場合であって
も、不都合は生じない装置が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の再生装置のブロック図である。
【図2】本発明実施例にかかるサーボ系主要部の回路図
である。
【符号の説明】
1 ピックアップ 2 EFM線速度一定駆動制御手段 3 ADIP線速度一定駆動制御手段 4 制御手段 5 スピンドルモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリグルーブとピットを有するディスク
    から情報を再生する再生装置において、ピットの再生信
    号を元にした線速度一定駆動制御を行い、ピットによる
    信号の再生エラーによりプリグルーブの再生信号を元に
    する線速度一定駆動制御に切り換える制御手段を具備し
    たことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 光源の反射光を受ける受光素子と、受光
    素子の出力を受けるEFM線速度一定駆動制御手段と、
    受光素子の出力を受けるADIP線速度一定駆動制御手
    段と、EFM線速度一定駆動制御手段の出力を元にスピ
    ンドルモータを制御し線速度一定駆動制御のロックはず
    れを元にADIP線速度一定駆動制御手段によるスピン
    ドルモータ制御に切り換える制御手段を具備したことを
    特徴とする再生装置。
JP6246176A 1994-10-12 1994-10-12 再生装置 Pending JPH08111065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6246176A JPH08111065A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6246176A JPH08111065A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 再生装置

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JPH08111065A true JPH08111065A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17144652

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6246176A Pending JPH08111065A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 再生装置

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