JPH08110548A - ファインダー装置 - Google Patents

ファインダー装置

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JPH08110548A
JPH08110548A JP24552294A JP24552294A JPH08110548A JP H08110548 A JPH08110548 A JP H08110548A JP 24552294 A JP24552294 A JP 24552294A JP 24552294 A JP24552294 A JP 24552294A JP H08110548 A JPH08110548 A JP H08110548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
roof
alarm
emitting body
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP24552294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Konno
達夫 今野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP24552294A priority Critical patent/JPH08110548A/ja
Publication of JPH08110548A publication Critical patent/JPH08110548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根型反射鏡のファインダー視野外での警告
表示の認識を確実にさせ、カメラの大型化を回避する。 【構成】 一眼レフレックスカメラのファインダー光学
系に用いる屋根型反射鏡のダハ部を保持する側壁部の壁
面上に、警告表示手段としての豆ランプや発光ダイオー
ド等の発光体を適宜のパターンで配装させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファインダー光学系に
屋根型反射鏡を用いた一眼レフレックスカメラのファイ
ンダー内表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフレックスカメラ(以後S
LRと称す)のファインダー内表示を行う為の構成は下
記に示すものが一般的である。図10〜図14は従来技
術を概略的に示した図である。
【0003】図10において、1はペンタダハプリズ
ム、2は接眼レンズ、3はフォーカシングスクリーン、
4は主ミラー、5は撮影レンズ、6は視野マスク、でS
LRでは極く一般的なファインダー光学系である。この
ファインダー光学系の中にプリズム7、LED等の発光
体8、情報マスク9で構成されたファインダー内表示部
が図示の様に配置されている。図10の構成によれば、
実際のファインダーの視え方は図11の様になる。即
ち、視野マスク6で形成される撮影視野6’の視野外下
辺部に情報マスク9で形成される情報文字9’が位置す
る。図11の例は、露出のオーバーあるいはアンダーを
撮影者に警告するもので、オーバーの場合は情報文字
9’aが点滅し、アンダーの場合は情報文字9’bが点
滅して、撮影者に注意を促す。図12は情報文字9’を
視野外左辺もしくは右辺に表示する場合の構成で、同一
部には同一番号を附してある。
【0004】図10、図12においてはプリズム7を用
いているが、プリズム7を用いずに、発光体8を直接情
報マスク下部に配置しても、図11、図13とほぼ同様
の結果が得られる。
【0005】以上の従来技術によれば、情報表示部が視
野ピント位置(フォーカシングスクリーン位置)とほぼ
同一位置に配置される為、図11、図13の例に限ら
ず、シャッタ秒時や、絞り値等の数字など、かなり詳細
な情報までクリアーに表示できる。しかしながら、反面
以下のようなデメリットも存在する。即ち、撮影者が被
写体即ち撮影視野内に視線を集中している状態つまり撮
影に夢中になっている状態では、視野外の表示には気付
かなかったり、視えなかったりする場合が多い。その結
果、露出オーバー・アンダーなど撮影に支障をきたす場
合の事前警告にも気付かず、失敗写真を取り続けてしま
うという状況が生じる。
【0006】このデメリットを解決するには、撮影視野
内に警告表示を出す、いわゆるスーパーインポーズを採
用すれば良いが、かなり高価であり、低価格機種におい
てはコスト的に採用し難い。
【0007】しかし、シャッタ秒時や絞り値等の表示は
別として、単なる警告表示に限れば以下の様な改善方法
が考えられる。即ち、情報表示位置を視野ピント位置か
らずらして配置することにより、ピンボケとなり、従っ
て視野全体のある程度広い範囲で状態変化を認識し得る
ようになる。その例として実公昭49−31151に図
14のようなものが示されている。図14の例はペンタ
プリズムの替りに、いわゆる屋根型反射鏡を利用したも
ので、図中6で示す如く第3反射面の上端縁と、屋根型
壁の前端縁とで囲まれた非反射面上に豆ランプ11を設
け、露光の適否を表示するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示した従来例においては以下のような欠点がある。
【0009】昨今主流となっているストロボ内蔵機種
においては、ほとんどの機種が図5の面6に沿った上部
にストロボ発光部を収納する構成になっているが、面6
上に何らかの部品が載っているとストロボ機構の収納ス
ペースを圧迫し、結果的にカメラの大型化を招いてしま
う。
【0010】面6上の位置に豆ランプを配置した場
合、ファインダーでは撮影視野外上辺に、ボヤッとボケ
た丸形状に見える。その場合当然発光強度も落ちる。撮
影視野上部は、被写体の中では空などのように比較的高
輝度の部分がフレーミングされる場合が多い。撮影視野
外上辺に配された情報表示は位置的に見にくい(上側を
見るのはつらい)上に、被写体の高輝度部分によって、
発光強度の弱い表示は極めて認識しづらいものとなる。
【0011】本出願の目的は上述した欠点を解消したフ
ァインダー内表示を達成する為の屋根型反射鏡タイプの
ファインダー装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成する為、本出願に係る発明は、交差した2反射面を持
つダハ部と該ダハ部を保持する側壁部とがモールド成型
によって一体的に成形されたSLRのファインダー光学
系に用いる屋根型反射鏡で、該側壁部の壁面上に表示手
段としての発光体を設けることを特徴とするものであ
る。
【0013】上記構成において、発光体がファインダー
内で広範囲で十分な発光強度を保持しながら発光され、
これにより撮影視野外左辺・右辺に認識容易な警告表示
がなされる。
【0014】
【実施例】
(第1の実施例)図1、図2は本発明における第1の実
施例を示す概略説明図で以下の実施例に於いて図1と同
一部分には同一番号を附してある。10は2つの反射面
を持つダハ部10aと、そのダハ部10aを保持する側
壁部10bとがモールド成形によって一体的に成形され
た屋根型反射鏡である。11は第3反射面を持つ第3反
射鏡、12は警告表示手段として採用した発光体で、豆
ランプあるいは発光ダイオード(LED)などを使用す
る。
【0015】具体的な警告表示手段として、発光体12
を点灯、消灯、点滅する機構は以下の如くである。
【0016】上記構成において、撮影上何らかの不具
合、例えば、手振れ、露出不適性、オートフォーカス不
能、パノラマサイズ撮影中、フィルム残量無し、などが
生じそうな時に発光体12が点滅して撮影者に警告す
る。この場合のファインダーの視え方は図3に示すよう
に、撮影視野16’の視野外左辺に十分な範囲と光強度
を持って表示される。13はフォーカシングスクリー
ン、14は主ミラー、15は撮影レンズ、16は視野マ
スク、19は接眼レンズである。
【0017】図4、図5は本発明における第2の実施例
を示す。
【0018】発光体12として赤色と緑色2個のLED
を側壁部10bに配置したものである。本実施例によれ
ば撮影上の不具合が生じそうな場合の警告表示には発光
体12aとして例えば赤色LEDを点滅させ、又、オー
トフォーカス完了(合焦表示)表示には発光体12bと
して例えば緑色LEDを点灯させるなどの情報表示が可
能となる。また露出のオーバー・アンダー警告表示とし
ても適用できるものである。尚、本実施例に於ける発光
体12の具体的な取付条件及び回路構成は第1の実施例
と略同一であるので省略する。
【0019】図6、図7は第3の実施例を示す。
【0020】発光体12を左右の側壁10b,10cに
夫々配置したものである。この例は、露出のオーバー・
アンダー警告に特に有効で撮影視野左辺の発光体12c
が点滅した場合はアンダー、逆に右辺の発光体12dが
点滅した場合はオーバー、というように感覚的に認識し
易い。
【0021】尚、本実施例に於ける発光体12の具体的
取付条件及び回路構成は第一の実施例と略同一なので省
略する。
【0022】図8、図9は第4の実施例である。
【0023】18はシャッタ秒時及び絞り値等の数値を
セブンセグメントを使って表示する液晶表示装置であ
る。液晶による数値はプリズム17を経て、図9に示す
ように、撮影視野16’の視野外下辺に表示される。数
値に関する情報は、数値設定や設定値に基づいて演算さ
れた値を確認する為のものであり、撮影者が意識して視
る情報であるから、視野外下辺に、ピントがあった状態
で認識できるように配置した。一方、警告表示について
は、第1実施例と同様に側壁10b上に配設し、撮影者
が意識しなくても警告表示に気付くようになっている。
【0024】第4実施例においては、第2実施例、第3
実施例との組合せは当然自在である。
【0025】尚、警告表示手段は、上記した如き、発光
体12に何等限定されるものではなく、その他の表示手
段を採用しても良いことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1においては、警告表示がファインダー視野の比
較的広い範囲で、十分な注視力をひきつけながら撮影視
野外の右辺・左辺に表示できるようになるので、撮影者
が撮影視野内の被写体に集中していても、警告の認識が
十分可能となり、失敗写真を撮り続けることがなくなる
という効果を有する。
【0027】また、請求項2においては屋根型反射鏡の
側壁部上に発光体を配設したので、内蔵ストロボの収納
スペースを全く圧迫することがなく、よってカメラの小
形化を阻外することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す要部の縦断側面図
である。
【図2】同じく一部省略縦断正面図である。
【図3】同じくファインダー視野状態を示す状態図であ
る。
【図4】本発明の第二の実施例を示す要部の縦断側面図
である。
【図5】同じくファインダー視野状態を示す図である。
【図6】本発明の第三の実施例を示す要部の縦断側面図
である。
【図7】同じくファインダー視野状態を示す図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示す要部の縦断側面図
である。
【図9】同じくファインダー視野状態を示す図である。
【図10】従来技術を示す図である。
【図11】従来技術を示す図である。
【図12】従来技術を示す図である。
【図13】従来技術を示す図である。
【図14】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1…ペンタダハプリズム 2…接眼レンズ 3…フォーカシングスクリーン 4…主ミラー 5…撮影レンズ 6…視野マスク 6’…撮影視野 7…プリズム 8…発光体 9…情報マスク 9’,9’a,9’b…情報文字 10…屋根型反射
鏡 10a…ダハ部 10b,10c…
側壁部 11…第三反射鏡 12,12a,12b,12c,12d…発光体 13…フォーカシングスクリーン 14…主ミラー 15…撮影レンズ 16…視野マスク 16’…撮影視野 17…プリズム 18…液晶表示装置 19…接眼レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差した2反斜面を有するダハ部と、該
    ダハ部を保持する側壁部とを有するファインダー光学系
    に用いる屋根型反射鏡において、前記側壁部の壁面上に
    表示手段を設けたことを特徴とするファインダー装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、1個または2個以上の
    豆ランプ、発光ダイオード等の発光体である請求項1記
    載のファインダー装置。
JP24552294A 1994-10-11 1994-10-11 ファインダー装置 Pending JPH08110548A (ja)

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JP24552294A JPH08110548A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ファインダー装置

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JP24552294A JPH08110548A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ファインダー装置

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JPH08110548A true JPH08110548A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17134942

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JP24552294A Pending JPH08110548A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ファインダー装置

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JP (1) JPH08110548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326789A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Olympus Corp ファインダーの表示装置
JP2006010782A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Olympus Corp ファインダーの表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4576155B2 (ja) * 2004-05-17 2010-11-04 オリンパス株式会社 ファインダーの表示装置
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