JPH0810914Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JPH0810914Y2 JPH0810914Y2 JP1991054155U JP5415591U JPH0810914Y2 JP H0810914 Y2 JPH0810914 Y2 JP H0810914Y2 JP 1991054155 U JP1991054155 U JP 1991054155U JP 5415591 U JP5415591 U JP 5415591U JP H0810914 Y2 JPH0810914 Y2 JP H0810914Y2
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- JP
- Japan
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- louver
- slit
- fitted
- pressing
- wall
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、照明器具に関し、特に
多細胞状に組み合わせたルーバを天井または壁の一面に
張り、その内部に光源を配置した照明器具に係る。
多細胞状に組み合わせたルーバを天井または壁の一面に
張り、その内部に光源を配置した照明器具に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具は、図9の如く、ルーバ
を多細胞状に組み合わせた状態でルーバ組品を天井等の
一面に張り、その上部に光源を配置している。
を多細胞状に組み合わせた状態でルーバ組品を天井等の
一面に張り、その上部に光源を配置している。
【0003】図中、1は第一中間用ルーバ、2は第二中
間用ルーバ、3は端用ルーバ、4は第二中間用ルーバ2
の上方への抜けを防止する爪、5は端用ルーバ3の上方
への抜けを防止する爪である。
間用ルーバ、3は端用ルーバ、4は第二中間用ルーバ2
の上方への抜けを防止する爪、5は端用ルーバ3の上方
への抜けを防止する爪である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明器具において、中間用ルーバ1,2を組み合わせる
には、図9の如く、単に中間用ルーバ1,2を嵌め合わ
せただけでは、中間用ルーバ1,2間に隙間Dが生じて
しまうため、図8のように、爪4を内側に折曲して第二
中間用ルーバ2の上方への抜けを防止しなければならな
い。このため、ルーバの組立工程が増し、組立作業が煩
雑となっている。
照明器具において、中間用ルーバ1,2を組み合わせる
には、図9の如く、単に中間用ルーバ1,2を嵌め合わ
せただけでは、中間用ルーバ1,2間に隙間Dが生じて
しまうため、図8のように、爪4を内側に折曲して第二
中間用ルーバ2の上方への抜けを防止しなければならな
い。このため、ルーバの組立工程が増し、組立作業が煩
雑となっている。
【0005】本考案は、容易にルーバの上方への抜けを
防止でき、しかもルーバの組立工程及び組立作業を簡略
化できる照明器具の提供を目的とする。
防止でき、しかもルーバの組立工程及び組立作業を簡略
化できる照明器具の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による課題解決手
段は、図7の如く、光源13が内装される照明器具本体
12と、与えられた範囲以外では光源13からの直射光
を遮る略V字形のルーバ18,19を多細胞状に組み合
わせたルーバ組品15とを備えた照明器具において、第
一中間用ルーバ18に、第二中間用ルーバ19の嵌合を
許す略V字形の被嵌合スリット20が設けられ、第二中
間用ルーバ19に、第一中間用ルーバ18に嵌合するた
めの略V字形の嵌合スリット22が設けられ、前記被嵌
合スリット20に、第二中間用ルーバ19を被嵌合スリ
ット20のスリット壁に押圧する第一の押圧手段21が
設けられ、該第一の押圧手段21は、第一中間用ルーバ
18の壁面に沿って前記被嵌合スリット20の底部中央
から立設された舌片21aと、該舌片21aの両端から
前記被嵌合スリット20のスリット壁に向かって突出形
成され第二中間用ルーバ19の壁面に当接して該壁面を
被嵌合スリット20のスリット壁に押しつける一対の押
圧片21bとからなり、前記嵌合スリット22に、第一
中間用ルーバ18を嵌合スリット22のスリット壁に押
圧する第二の押圧手段21が設けられ、該第二の押圧手
段21は、第二中間用ルーバ19の壁面に沿って前記嵌
合スリット22の底部中央から立設された舌片21a
と、該舌片21aの両端から前記嵌合スリット22のス
リット壁に向かって突出形成され第一中間用ルーバ18
の壁面に当接して該壁面を嵌合スリット22のスリット
壁に押しつける一対の押圧片21bとからなるものであ
る。
段は、図7の如く、光源13が内装される照明器具本体
12と、与えられた範囲以外では光源13からの直射光
を遮る略V字形のルーバ18,19を多細胞状に組み合
わせたルーバ組品15とを備えた照明器具において、第
一中間用ルーバ18に、第二中間用ルーバ19の嵌合を
許す略V字形の被嵌合スリット20が設けられ、第二中
間用ルーバ19に、第一中間用ルーバ18に嵌合するた
めの略V字形の嵌合スリット22が設けられ、前記被嵌
合スリット20に、第二中間用ルーバ19を被嵌合スリ
ット20のスリット壁に押圧する第一の押圧手段21が
設けられ、該第一の押圧手段21は、第一中間用ルーバ
18の壁面に沿って前記被嵌合スリット20の底部中央
から立設された舌片21aと、該舌片21aの両端から
前記被嵌合スリット20のスリット壁に向かって突出形
成され第二中間用ルーバ19の壁面に当接して該壁面を
被嵌合スリット20のスリット壁に押しつける一対の押
圧片21bとからなり、前記嵌合スリット22に、第一
中間用ルーバ18を嵌合スリット22のスリット壁に押
圧する第二の押圧手段21が設けられ、該第二の押圧手
段21は、第二中間用ルーバ19の壁面に沿って前記嵌
合スリット22の底部中央から立設された舌片21a
と、該舌片21aの両端から前記嵌合スリット22のス
リット壁に向かって突出形成され第一中間用ルーバ18
の壁面に当接して該壁面を嵌合スリット22のスリット
壁に押しつける一対の押圧片21bとからなるものであ
る。
【0007】
【作用】上記課題解決手段において、ルーバ16,1
7,18,19を多細胞状に組み合わせてルーバ組品1
5とした後、ルーバ組品15を天井一面に張り、その上
部に光源13を配置する。
7,18,19を多細胞状に組み合わせてルーバ組品1
5とした後、ルーバ組品15を天井一面に張り、その上
部に光源13を配置する。
【0008】第一中間用ルーバ18と第二中間用ルーバ
19とを組み合わせる際には、互いのルーバ18,19
が交差するように互いのルーバ18,19を対応するス
リット20,22に嵌め込む。すると、第二中間用ルー
バ19は、第一中間用ルーバ18側の押圧手段21の押
圧片21bによって被嵌合スリット20のスリット壁に
押しつけられ、第一中間用ルーバ18は、第二中間用ル
ーバ19側の押圧手段21の押圧片21bによって嵌合
スリット22のスリット壁に押しつけられる。これによ
り、互いのルーバ18,19が対応するスリット20,
22にきっちりと嵌まり合う形で、ルーバ同士を組み合
わせることができる。また、互いのルーバ18,19が
スリット20,22から抜け出そうになっても、各スリ
ット20,22の押圧片21b同士が係合し合うことに
よって、抜けを防止することができる。
19とを組み合わせる際には、互いのルーバ18,19
が交差するように互いのルーバ18,19を対応するス
リット20,22に嵌め込む。すると、第二中間用ルー
バ19は、第一中間用ルーバ18側の押圧手段21の押
圧片21bによって被嵌合スリット20のスリット壁に
押しつけられ、第一中間用ルーバ18は、第二中間用ル
ーバ19側の押圧手段21の押圧片21bによって嵌合
スリット22のスリット壁に押しつけられる。これによ
り、互いのルーバ18,19が対応するスリット20,
22にきっちりと嵌まり合う形で、ルーバ同士を組み合
わせることができる。また、互いのルーバ18,19が
スリット20,22から抜け出そうになっても、各スリ
ット20,22の押圧片21b同士が係合し合うことに
よって、抜けを防止することができる。
【0009】よって、容易にルーバの上方への抜けを防
止でき、しかもルーバの組立工程及び組立作業を簡略化
できる。
止でき、しかもルーバの組立工程及び組立作業を簡略化
できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図6に
基づいて説明する。図1は本考案の一実施例に係る照明
器具の断面図、図2は同じくその斜視図、図3はルーバ
組品の斜視図、図4は第一中間用ルーバの斜視図、図5
は第一中間用ルーバと第二中間用ルーバとを組み合わせ
た状態を示す図、図6は第一中間用ルーバと端用ルーバ
とを組み合わせた状態を示す図である。
基づいて説明する。図1は本考案の一実施例に係る照明
器具の断面図、図2は同じくその斜視図、図3はルーバ
組品の斜視図、図4は第一中間用ルーバの斜視図、図5
は第一中間用ルーバと第二中間用ルーバとを組み合わせ
た状態を示す図、図6は第一中間用ルーバと端用ルーバ
とを組み合わせた状態を示す図である。
【0011】図1,2において、10は天井、11は
枠、12は照明器具本体であって、照明器具本体12
は、箱形に形成されており、内部に光源13および反射
板14が内装されている。そして、照明器具本体12
は、天井10に装着されている。
枠、12は照明器具本体であって、照明器具本体12
は、箱形に形成されており、内部に光源13および反射
板14が内装されている。そして、照明器具本体12
は、天井10に装着されている。
【0012】また、15はルーバ組品であって、これ
は、図3の如く、第一端用ルーバ16、第二端用ルーバ
17、第一中間用ルーバ18および第二中間用ルーバ1
9を多細胞(格子)状に組み合わせて成る。そして、図
1の如く、ルーバ組品15は、その上部に光源13が配
置されるよう、照明器具本体12内に挿入され枠11の
載置部11a上に載置されている。
は、図3の如く、第一端用ルーバ16、第二端用ルーバ
17、第一中間用ルーバ18および第二中間用ルーバ1
9を多細胞(格子)状に組み合わせて成る。そして、図
1の如く、ルーバ組品15は、その上部に光源13が配
置されるよう、照明器具本体12内に挿入され枠11の
載置部11a上に載置されている。
【0013】前記各ルーバ16,17,18,19は、
与えられた範囲以外では光源13からの直射光を遮るよ
う、拡散透過または不透明の遮光板から成る。また、中
間用ルーバ18,19は、図4,5の如く、光学的特性
が良好となるよう略V字形とされている。
与えられた範囲以外では光源13からの直射光を遮るよ
う、拡散透過または不透明の遮光板から成る。また、中
間用ルーバ18,19は、図4,5の如く、光学的特性
が良好となるよう略V字形とされている。
【0014】第一中間用ルーバ18の第二中間用ルーバ
19との組み合せ部には、図4の如く、上方に第二中間
用ルーバ19の嵌合を許す略V字形の被嵌合スリット2
0が設けられており、該被嵌合スリット20に、第二中
間用ルーバ19に当接してこれを被嵌合スリット20の
スリット壁に押圧するための押圧手段21が設けられて
いる。この押圧手段21は、被嵌合スリット20の底部
中央から立設された舌片21aと、該舌片21aの両端
中央から第二中間用ルーバ19に向かって突出形成され
た一対の押圧片21bとから成る。
19との組み合せ部には、図4の如く、上方に第二中間
用ルーバ19の嵌合を許す略V字形の被嵌合スリット2
0が設けられており、該被嵌合スリット20に、第二中
間用ルーバ19に当接してこれを被嵌合スリット20の
スリット壁に押圧するための押圧手段21が設けられて
いる。この押圧手段21は、被嵌合スリット20の底部
中央から立設された舌片21aと、該舌片21aの両端
中央から第二中間用ルーバ19に向かって突出形成され
た一対の押圧片21bとから成る。
【0015】一方、第二中間用ルーバ19の第一中間用
ルーバ18との組み合せ部には、図5の如く、第一中間
用ルーバ18に嵌合するための略V字形の嵌合スリット
22が設けられている。
ルーバ18との組み合せ部には、図5の如く、第一中間
用ルーバ18に嵌合するための略V字形の嵌合スリット
22が設けられている。
【0016】また、第一中間用ルーバ18の第二端用ル
ーバ17との組み合せ部には、図6の如く、上方に第二
端用ルーバ17の嵌合を許す略V字形の被嵌合スリット
23が、下方に第二端用ルーバ17の先端部を係止する
係合爪24が設けられている。そして、前記被嵌合スリ
ット23の外側スリット壁には、第二端用ルーバ17に
当接してこれを被嵌合スリット23の内側スリット壁に
押圧するための押圧片25が第二端用ルーバ17に向か
って突出形成されている。
ーバ17との組み合せ部には、図6の如く、上方に第二
端用ルーバ17の嵌合を許す略V字形の被嵌合スリット
23が、下方に第二端用ルーバ17の先端部を係止する
係合爪24が設けられている。そして、前記被嵌合スリ
ット23の外側スリット壁には、第二端用ルーバ17に
当接してこれを被嵌合スリット23の内側スリット壁に
押圧するための押圧片25が第二端用ルーバ17に向か
って突出形成されている。
【0017】一方、前記第二端用ルーバ17の第一中間
用ルーバ18との組み合せ部には、第一中間用ルーバ1
8に嵌合するための略V字形の嵌合スリット26が設け
られている。
用ルーバ18との組み合せ部には、第一中間用ルーバ1
8に嵌合するための略V字形の嵌合スリット26が設け
られている。
【0018】さらに、第一端用ルーバ16と第二中間用
ルーバ19との組み合せは、図3の如く、単に互いのス
リットを嵌め合うことにより行われている。
ルーバ19との組み合せは、図3の如く、単に互いのス
リットを嵌め合うことにより行われている。
【0019】次に、上記照明器具の組立手順を説明す
る。
る。
【0020】光源13および反射板14を内装した照明
器具本体12を天井10に装着する。そして、各ルーバ
16,17,18,19を格子状に組み合わせてルーバ
組品15とし、ルーバ組品15の上部に光源13が配置
されるよう天井10の一面に張る。
器具本体12を天井10に装着する。そして、各ルーバ
16,17,18,19を格子状に組み合わせてルーバ
組品15とし、ルーバ組品15の上部に光源13が配置
されるよう天井10の一面に張る。
【0021】ここで、ルーバ組品15の組合手順につい
て詳述する。
て詳述する。
【0022】まず、第二端用ルーバ17の先端部を第一
中間用ルーバ18の係合爪24に係合させながら、第二
端用ルーバ17の嵌合スリット26を第一中間用ルーバ
18の被嵌合スリット23に挿入して第一中間用ルーバ
18と第二端用ルーバ17とを組み合わせる。このと
き、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリット23の外側
スリット壁に押圧片25を設けているので、第二端用ル
ーバ17は、図6の如く、押圧片25により第一中間用
ルーバ18の被嵌合スリット23の内側スリット壁に押
圧される。よって、第二端用ルーバ17を、第一中間用
ルーバ18の被嵌合スリット23に圧入するだけで、第
二端用ルーバ17を第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット23にきっちりと嵌まり合うかたちで、第一中間用
ルーバ18に組み合わせることができる。
中間用ルーバ18の係合爪24に係合させながら、第二
端用ルーバ17の嵌合スリット26を第一中間用ルーバ
18の被嵌合スリット23に挿入して第一中間用ルーバ
18と第二端用ルーバ17とを組み合わせる。このと
き、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリット23の外側
スリット壁に押圧片25を設けているので、第二端用ル
ーバ17は、図6の如く、押圧片25により第一中間用
ルーバ18の被嵌合スリット23の内側スリット壁に押
圧される。よって、第二端用ルーバ17を、第一中間用
ルーバ18の被嵌合スリット23に圧入するだけで、第
二端用ルーバ17を第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット23にきっちりと嵌まり合うかたちで、第一中間用
ルーバ18に組み合わせることができる。
【0023】次に、第二中間用ルーバ19の嵌合スリッ
ト22を第一中間用ルーバ18の被嵌合スリット20に
挿入して第一中間用ルーバ18と第二中間用ルーバ19
とを組み合わせる。このとき、第一中間用ルーバ18の
被嵌合スリット20に押圧手段21を設けているので、
第二中間用ルーバ19は、図5の如く、押圧手段21の
押圧片21bにより第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット20のスリット壁に押圧される。よって、第二中間
用ルーバ19を、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリッ
ト20に圧入するだけで、第二中間用ルーバ19を第一
中間用ルーバ18の被嵌合スリット20にきっちりと嵌
まり合うかたちで、第一中間用ルーバ18に組み合わせ
ることができる。
ト22を第一中間用ルーバ18の被嵌合スリット20に
挿入して第一中間用ルーバ18と第二中間用ルーバ19
とを組み合わせる。このとき、第一中間用ルーバ18の
被嵌合スリット20に押圧手段21を設けているので、
第二中間用ルーバ19は、図5の如く、押圧手段21の
押圧片21bにより第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット20のスリット壁に押圧される。よって、第二中間
用ルーバ19を、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリッ
ト20に圧入するだけで、第二中間用ルーバ19を第一
中間用ルーバ18の被嵌合スリット20にきっちりと嵌
まり合うかたちで、第一中間用ルーバ18に組み合わせ
ることができる。
【0024】しかる後、第一端用ルーバ16と第二中間
用ルーバ19とを組み合わせる。
用ルーバ19とを組み合わせる。
【0025】上記のように、第一中間用ルーバ18の中
間用被嵌合スリット20に押圧手段21を設けること
で、容易にルーバの上方への抜けを防止でき、しかもル
ーバの組立工程及び組立作業を簡略化できる。
間用被嵌合スリット20に押圧手段21を設けること
で、容易にルーバの上方への抜けを防止でき、しかもル
ーバの組立工程及び組立作業を簡略化できる。
【0026】また、第一中間用ルーバ18の端用被嵌合
スリット23の外側スリット壁に押圧片25を設けるこ
とで、各ルーバ16,17,18,19の組合強度がよ
り一層強固となり、ルーバ組品15の天井への装着作業
が容易となる。
スリット23の外側スリット壁に押圧片25を設けるこ
とで、各ルーバ16,17,18,19の組合強度がよ
り一層強固となり、ルーバ組品15の天井への装着作業
が容易となる。
【0027】さらに、従来のように、第一中間用ルーバ
の端用係合爪に第二端用ルーバの先端部を係止させるだ
けで、第一中間用ルーバと第二端用ルーバとを組み合わ
せていると(図9参照)、ルーバの高さ寸法が低い場合
には対応できない。すなわち、ルーバの高さ寸法が低い
場合には、その高さ制限により第一中間用ルーバに端用
係合爪を持たせることができないからである。これに対
し、本実施例では、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット23に押圧片25を設けているから、第一中間用ル
ーバ18に端用係合爪24を持たせることができなくて
も、押圧片25により第二端用ルーバ17を組合保持す
ることが可能となり、ルーバの高さ寸法が低い場合にも
対応できる。しかも、押圧片25のみで第二端用ルーバ
17を組合保持する場合には、金型の構造も簡単とな
る。
の端用係合爪に第二端用ルーバの先端部を係止させるだ
けで、第一中間用ルーバと第二端用ルーバとを組み合わ
せていると(図9参照)、ルーバの高さ寸法が低い場合
には対応できない。すなわち、ルーバの高さ寸法が低い
場合には、その高さ制限により第一中間用ルーバに端用
係合爪を持たせることができないからである。これに対
し、本実施例では、第一中間用ルーバ18の被嵌合スリ
ット23に押圧片25を設けているから、第一中間用ル
ーバ18に端用係合爪24を持たせることができなくて
も、押圧片25により第二端用ルーバ17を組合保持す
ることが可能となり、ルーバの高さ寸法が低い場合にも
対応できる。しかも、押圧片25のみで第二端用ルーバ
17を組合保持する場合には、金型の構造も簡単とな
る。
【0028】なお、本考案は、上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0029】例えば、押圧手段21を、図7の如く、各
中間用ルーバ18,19の中間スリット20,22の両
方に設けてもよい。
中間用ルーバ18,19の中間スリット20,22の両
方に設けてもよい。
【0030】
【考案の効果】以上の説明から明らかな通り、本考案に
よると、両方のルーバのスリットに押圧手段を設けてい
るので、互いのルーバを対応するスリットに嵌め込むだ
けで、互いのルーバは対応するスリットのスリット壁に
押圧されてきっちりと嵌まり合う。しかも、互いのルー
バがスリットから抜け出そうになっても、各スリットの
押圧片同士が係合し合うことによって抜けを防止するこ
とができる。
よると、両方のルーバのスリットに押圧手段を設けてい
るので、互いのルーバを対応するスリットに嵌め込むだ
けで、互いのルーバは対応するスリットのスリット壁に
押圧されてきっちりと嵌まり合う。しかも、互いのルー
バがスリットから抜け出そうになっても、各スリットの
押圧片同士が係合し合うことによって抜けを防止するこ
とができる。
【0031】このため、簡単な組立作業によってルーバ
の抜けを確実に防止することができる。しかも、押圧手
段は、各ルーバの壁面に沿って配された舌片および押圧
片からなる簡単な構造であり、各ルーバに嵌合用のスリ
ットを形成する際の打抜き加工における金型を変更する
だけで極めて簡単に形成することができる。したがっ
て、大幅な設計変更や折曲加工等の必要がなく、製造工
程を簡略化して、製造コストを低減することができると
いった優れた効果がある。
の抜けを確実に防止することができる。しかも、押圧手
段は、各ルーバの壁面に沿って配された舌片および押圧
片からなる簡単な構造であり、各ルーバに嵌合用のスリ
ットを形成する際の打抜き加工における金型を変更する
だけで極めて簡単に形成することができる。したがっ
て、大幅な設計変更や折曲加工等の必要がなく、製造工
程を簡略化して、製造コストを低減することができると
いった優れた効果がある。
【図1】図1は本考案一実施例に係る照明器具の断面図
である。
である。
【図2】図2は同じくその斜視図である。
【図3】図3はルーバ組品の斜視図である。
【図4】図4は第一中間用ルーバの斜視図である。
【図5】図5は第一中間用ルーバと第二中間用ルーバと
を組み合わせた状態を示す図である。
を組み合わせた状態を示す図である。
【図6】図6は第一中間用ルーバと端用ルーバとを組み
合わせた状態を示す図である。
合わせた状態を示す図である。
【図7】図7は他の実施例に係る第一中間用ルーバと第
二中間用ルーバとを組み合わせた状態を示す分解斜視図
である。
二中間用ルーバとを組み合わせた状態を示す分解斜視図
である。
【図8】図8は従来の照明器具に係る第一中間用ルーバ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】図9は同じく第一中間用ルーバと第二中間用ル
ーバとを組み合わせた状態を示す図である。
ーバとを組み合わせた状態を示す図である。
12 照明器具本体 13 光源 15 ルーバ組品 16,17 端用ルーバ 18,19 中間用ルーバ 20 被嵌合スリット 21 押圧手段 21a 舌片 21b 押圧片 22 嵌合スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 光源が内装される照明器具本体と、与え
られた範囲以外では光源からの直射光を遮る略V字形の
ルーバを多細胞状に組み合わせたルーバ組品とを備えた
照明器具において、一側のルーバに、他側のルーバの嵌
合を許す略V字形の被嵌合スリットが設けられ、他側の
ルーバに、一側のルーバの被嵌合スリットに嵌合するた
めの略V字形の嵌合スリットが設けられ、前記被嵌合ス
リットに、他側のルーバを被嵌合スリットのスリット壁
に押圧する第一の押圧手段が設けられ、該第一の押圧手
段は、一側のルーバの壁面に沿って前記被嵌合スリット
の底部中央から立設された舌片と、該舌片の両端から前
記被嵌合スリットのスリット壁に向かって突出形成され
他側のルーバの壁面に当接して該壁面を被嵌合スリット
のスリット壁に押しつける一対の押圧片とからなり、前
記嵌合スリットに、一側のルーバを嵌合スリットのスリ
ット壁に押圧する第二の押圧手段が設けられ、該第二の
押圧手段は、他側のルーバの壁面に沿って前記嵌合スリ
ットの底部中央から立設された舌片と、該舌片の両端か
ら前記嵌合スリットのスリット壁に向かって突出形成さ
れ一側のルーバの壁面に当接して該壁面を嵌合スリット
のスリット壁に押しつける一対の押圧片とからなること
を特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054155U JPH0810914Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054155U JPH0810914Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056526U JPH056526U (ja) | 1993-01-29 |
JPH0810914Y2 true JPH0810914Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=12962661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054155U Expired - Lifetime JPH0810914Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810914Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144373A (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-15 | Howa Machinery Ltd | Enshinbunriki |
JPS5241963A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-31 | Kazue Tanaka | Finely controlling apparatus for use in a centrifugal separator |
JPS554057Y2 (ja) * | 1975-12-26 | 1980-01-30 | ||
JPS5384178U (ja) * | 1976-12-13 | 1978-07-12 | ||
JP2017016875A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社 マテリアルハウス | 採光装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5599487A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Floating-type ocean structure |
JPS5882413A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-18 | 株式会社フジクラ | 耐火電線 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP1991054155U patent/JPH0810914Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056526U (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
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