JP2549312Y2 - 照明器具用枠支持装置 - Google Patents

照明器具用枠支持装置

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JP2549312Y2
JP2549312Y2 JP7936191U JP7936191U JP2549312Y2 JP 2549312 Y2 JP2549312 Y2 JP 2549312Y2 JP 7936191 U JP7936191 U JP 7936191U JP 7936191 U JP7936191 U JP 7936191U JP 2549312 Y2 JP2549312 Y2 JP 2549312Y2
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JP
Japan
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frame
winding portion
kick spring
legs
leg
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Application number
JP7936191U
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English (en)
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JPH052308U (ja
Inventor
忠夫 三島
Original Assignee
明治ナショナル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の詳細な説明】本考案は照明器具用枠支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】照明器具において、カバー、ルーバーな
どを支持する枠を器具本体に支持するのに、V形のキッ
クバネを使用することは既によく知られている。すなわ
ちキックバネの中央巻回部を枠に連結し、また前記中央
巻回部の両側から延びる一対の脚部を、器具本体に取り
付けてある受け金具に弾力的に摺接係合させることによ
って、前記枠を器具本体に支持するようにしている。
【0003】このような枠支持装置において、キックバ
ネの中央巻回部と枠とを連結する連結金具として、従来
ではバネ板をその両端が重なり合うように環状に屈曲し
て構成し、この連結金具を、枠の上縁に形成した小窓と
キックバネの中央巻回部の両方に共通してリンクさせる
ことによって、キックバネと枠とを連結するようにして
いる(例えば実公昭57−17455号公報参照。)
【0004】しかしこのようなバネ板による連結金具を
使用する場合、その連結金具を枠にリンクさせるのに、
その弾力に抗して両端を押し広げ、これによって開口し
た端部から、枠に形成した小窓に嵌め込むことによって
リンクさせ、またはかしめるようにしている。そのため
このリンクのための組立作業は極めて面倒であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、キックバネ
と枠とを連結する連結金具を簡単に枠にリンクできるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、線材によって
連結金具を構成する。すなわち線材を巻回して巻回部を
形成し、その両端を前記巻回部の面に対して直角に、か
つ互いに反対方向に折り曲げて脚部を形成する。そして
前記巻回部をキックバネの中央巻回部にリンクさせると
ともに、枠に縦長に形成したスリットに前記両脚部を挿
通し、その両脚部を枠の裏面に係合させてなることを特
徴とする。
【0007】
【作用】枠に縦長に形成したスリットに、連結金具の脚
部を縦方向に起こした状態でその脚部を挿通させる。連
結金具は線材であるためその挿通は極めて簡単である。
その挿通後、連結金具の巻回部が枠の表面にある状態で
その連結金具を回動させて、両脚部をスリットに対して
直交させる。これによって両脚部は枠の裏面において係
合するようになる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図によって説明すると、1
は器具本体、2は枠で、この例ではルーバー3を支持す
る枠として使用されている。4はキックバネで、中央巻
回部5と、その両側から延びる一対の脚部6とから構成
されている。
【0009】各脚部6の先端は、器具本体1の壁面7に
設けられた受け金具8に係合している。そしてキックバ
ネ4を押し上げれば、脚部6は受け金具8に対し摺接
し、脚部6の基端が受け金具8と係合する。このような
取付関係は既によく知られている。9は補助反射板で、
枠2に一体的に形成されてある。
【0010】10は本考案による連結金具で、バネ鋼の
ような材料からなる線材によって構成されている。この
連結金具10は、中央に巻回部11を有し、その両端か
ら脚部12が延びている。この脚部12は、巻回部11
の面に対して直交するように屈曲されている。枠2には
縦方向に延びるスリット13が形成されてある。具体的
には枠2の垂直部2Aと水平部2Bとにまたがって、こ
のスリット13が形成されてある。
【0011】最初に連結金具10の巻回部11を、キッ
クバネ4の中央巻回部5にリンクさせておく。このリン
クは巻回部11の基端から中央巻回部5を挿通させるこ
とによって、簡単に実行できる。
【0012】そのあと連結金具10の脚部12をスリッ
ト13に挿通する。この挿通は脚部12をスリット13
の長手方向に沿わせてから挿通すればよい。したがって
スリット13の幅としては、連結金具10を構成してい
る線材が通過し得る程度の幅であればよい。スリット1
3を脚部12が通過したあと、その脚部12がスリッ卜
13の長手方向に対して直交するように、連結金具10
を回動させる。この回動によって脚部12は枠2の裏面
(図の例では水平部2Bの裏面)に係合する。これによ
って枠2に対してキックバネ4が連結金具10を介して
連結されたことになる。
【0013】キックバネ4を用いて枠2を器具本体1に
連結する場合、キックバネ4は壁面7に平行するように
取り付けられる必要がある。そのためキックバネ4の中
央巻回部5にリンクされる連結金具10の巻回部11の
面は、中央巻回部5の面と交差するようになる。
【0014】しかし連結金具10の脚部12は、巻回部
11の面に対して直交するように屈曲している。したが
ってこれを枠2に取り付けた状態では壁面7に平行する
ようになる。そのためスリット13を縦長に形成してお
けば、脚部12は枠2の裏面に係合するとき、キックバ
ネ4は壁面7に平行して取り付けられるようになる。
【0015】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、連
結金具を線材によって構成したので、この連結金具を枠
にリンクさせるときの作業は、単にその脚部を枠に形成
したスリットに挿通させるだけですみ、従来のように板
材の連結金具をその弾力に抗して押し広げてリンクさ
せ、またはかしめるような作業は不要となり、したがっ
て組立作業が極めて簡略となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の部分断面図である。
【図3】図3の側面図である。
【図4】枠の裏面斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 枠 4 キックバネ 5 中央巻回部 6 脚部 8 受け金具 10 連結金具 11 巻回部 12 脚部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体の受け金具と、前記受け金具に
    弾力的に摺接係合する脚部を備えたV形のキックバネ
    と、照明器具用の枠と前記キックバネとを連結する線材
    からなる連結金具とからなり、前記連結金具は、巻回部
    と、前記巻回部の両端を、前記巻回部の面に対して直角
    に、かつ互いに反対方向に折り曲げて形成された脚部と
    によって構成し、前記巻回部を前記キックバネの中央巻
    回部にリンクさせるとともに、前記枠に縦長に形成した
    スリットに前記両脚部を挿通し、その両脚部を前記枠の
    裏面に係合させてなる照明器具用枠支持装置。
JP7936191U 1991-06-26 1991-06-26 照明器具用枠支持装置 Expired - Lifetime JP2549312Y2 (ja)

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JPH052308U JPH052308U (ja) 1993-01-14
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JP2020017502A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 コイト電工株式会社 天井取付体

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JPH052308U (ja) 1993-01-14

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