JPH08107494A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08107494A
JPH08107494A JP6311113A JP31111394A JPH08107494A JP H08107494 A JPH08107494 A JP H08107494A JP 6311113 A JP6311113 A JP 6311113A JP 31111394 A JP31111394 A JP 31111394A JP H08107494 A JPH08107494 A JP H08107494A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変倍手段を二つ備え、画像の加工処理前に原
稿画像の変倍処理を行うことにより、元の原稿画像に対
する加工処理の処理密度や処理線幅の割合比が、あらか
じめ用意されているものと異なった任意の画像を得、第
二変倍手段で変倍することにより、最終的に求める画像
形成サイズを得る。この手段により、画像の加工処理に
自由度を持たせた画像形成装置を提供する。 【構成】 原稿の画像を読み取る読取手段1と、読み取
られた原稿画像に変倍処理を行う第一変倍手段2及び第
二変倍手段4と、原稿画像に加工処理を行う加工手段3
を有し、上記加工手段3で原稿画像の加工処理を行う前
に上記第一変倍手段2により変倍処理を行い、上記加工
手段3で原稿画像の加工処理をした後に上記第二変倍手
段4により変倍処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、プリ
ンタ、ファックス等の画像形成装置に関し、特に原稿画
像の変倍や加工処理の機能を向上した画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、原稿の画像を読み取る機能と、
読み取られた原稿画像に変倍や加工処理を行って希望す
る画像を形成する画像形成装置においては、通常、変倍
処理を行う変倍手段を一つだけ備えていた。また、変倍
処理の手順として、読み取った原稿画像に変倍処理を施
し、その後加工処理を行う場合と、読み取った原稿画像
に加工処理を先に行い、その後変倍処理を施す場合が有
るが、どちらの場合でも最終的に求める画像形成サイズ
が決まっている時には、一つしかない変倍手段の変倍率
が決まってしまい、原稿画像サイズのままの画像か、ま
たは、画像形成サイズに変倍された画像に、あらかじめ
用意されている加工処理のパターンを組み合わせること
により形成されるので、原稿画像の加工処理に自由度が
ないと云う不具合を生じていた。
【0003】図7は、原稿画像の読み取りから画像の形
成迄の主要な流れを示した従来のデジタル複写機のブロ
ック図である。読取手段1は、光学系やCCDセンサを
用いて原稿画像を読み取り、増幅、A/D変換を行って
デジタル信号に変換し、光学系やCCDセンサの場所に
よるムラを補正するシェーデング補正、及びMTF(M
odulation Transfer Functi
on)等のフイルタ補正を施し、読み取り情報を次ぎの
加工手段3に渡す。加工手段3では、階調処理、中抜き
加工、網目加工、影付け加工等の各種の加工処理が行わ
れる。また、加工処理の一つまたは複数の処理結果と階
調処理の処理結果が合成される編集処理も行い、次ぎの
変倍手段6へ情報を伝達する。変倍手段6は、場合によ
っては読取手段1と加工手段3の間に置かれることもあ
る。加工手段3で指定する処理を施された画像データ
は、指定する画像形成サイズが得られるように変倍手段
6で変倍され、画像形成手段7に渡される。画像形成手
段7では、レーザビームを画像データ信号により変調
し、感光体ドラム上に静電潜像を形成させ、現像、転
写、定着等を行って目的とする画像を形成させる。操作
手段9は、階調処理、加工処理、画像形成サイズや枚数
等の指定する情報を入力する手段としても使用されてい
る。制御手段8は、操作手段9から入力された情報に基
ずいて各手段に指示信号を出力したり、各手段が正常に
動作しているか否かを監視し、異常の場合は警報を出
し、或は操作手段9の表示部に表示を出し、オペレータ
に報知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように従来の画像形成装置では、変倍処理を行う変倍手
段が一つしかないため、原稿画像サイズをそのままの画
像か、または、変倍された画像に、あらかじめ用意され
ている加工処理のパターンを組み合わせることにより得
られる画像に止まっていたため、原稿画像の加工処理に
自由度がないと云う不具合を生じていた。また、例えば
中抜きの画像データの輪郭線を太くする場合には、数多
くのラインバッファが必要でコスト的に高価になると云
う問題もあった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は、変倍処理を行う変倍
手段を二つ備えることによって、上記第一変倍手段で変
倍処理を施した原稿画像に、用意されている加工処理の
処理密度や処理線幅を加工し、あらかじめ用意されてい
るものと違った割合比をとりながら、第二変倍手段で自
由に変倍して希望する画像形成サイズを簡単に得ること
が出来る画像形成装置を提案する。また、この方法によ
れば、上記第一変倍手段で縮小してから加工処理を施す
ことが出来るので、画像データの輪郭線を太くする場合
にも、数多くのラインバッファを必要としなくなり、コ
スト的にも高価になることを押さえられる。
【0006】さらに、加工手段で加工処理される条件に
基づき、自動的に最適な第一変倍手段及び第二変倍手段
の変倍率を決めることが出来るようになって、加工条件
に合わせて上記第一変倍手段や上記第二変倍手段の変倍
率を意識して入力する必要がなくなって、単に望む加工
条件や最終的画像形成サイズを入力するだけになり、操
作性を向上することが出来る画像形成装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原稿の画像を読み取る機能と、読み取ら
れた原稿画像に変倍や加工処理を行って指定する画像を
形成する画像形成装置において、原稿の画像を読み取る
読取手段と、読み取られた原稿画像に変倍処理を行う第
一変倍手段、及び、第二変倍手段と、原稿画像に加工処
理を行う加工手段を有し、上記加工手段で原稿画像の加
工処理を行う前に上記第一変倍手段により変倍処理を行
い、上記加工手段で原稿画像の加工処理をした後に上記
第二変倍手段により変倍処理を行う画像形成装置である
ことを最も主要な特徴とする。
【0008】上記1項記載の画像形成装置において、上
記加工手段で原稿画像の加工処理を行う前に、原稿画像
を予め定められた濃度で2値化する2値化手段を備えた
構成としたことを主要な特徴とする。
【0009】上記1項及び2項記載の画像形成装置にお
いて、上記第一変倍手段の変倍処理が縮小のとき上記第
二変倍手段の変倍処理を拡大とするか、上記第一変倍手
段の変倍処理が拡大のとき上記第二変倍手段の変倍処理
を縮小とする変倍処理を行う構成としたことを主要な特
徴とする。
【0010】上記1項記載の画像形成装置において、上
記加工手段により処理される加工処理の条件設定を入力
出来る操作手段を備え、上記操作手段から入力された条
件設定に基ずいて、上記第一変倍手段や第二変倍手段の
変倍率、及び、上記加工手段により処理される加工処理
の条件を決める構成としたことを主要な特徴とする。上
記4項記載の画像形成装置において、加工処理の領域を
指定する領域指定手段を備え、上記加工手段により処理
される加工処理が、上記領域指定手段により指定された
領域に対して実施する様に構成したことを主要な特徴と
する。
【0011】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、読み
取られた原稿画像に変倍処理を行う第一変倍手段と、上
記第一変倍手段で変倍処理された画像に加工処理を行う
加工手段と、加工処理された画像に第2の変倍処理を行
う第二変倍手段を持っているので、読み取られた原稿画
像の加工処理前に上記第一変倍手段で変倍処理を行うこ
とが出来るから、用意されている加工処理の処理密度や
処理線幅を上記の変倍処理を施した原稿画像に適応させ
ることが出来るので、加工処理の割合比を自由に設定可
能となり、最終的に求める画像形成サイズになるように
第二変倍手段の変倍率を自由に選ぶことが出来る。ま
た、斜体、ミラーリング、中埋め、領域消去等の加工処
理を行う場合、一度原稿画像を縮小した後に加工処理
し、再び拡大して目的の画像形成サイズを得ることが出
来るので、装置のハードウエアを大型化することなく、
希望する加工処理が可能となり、部品の削減や処理時間
の短縮化が可能になる。
【0012】また、上記加工手段で原稿画像の加工処理
を行う前に、原稿画像を予め定められた濃度で2値化す
る2値化手段を備えているので、加工処理に要するメモ
リ等のハードウエアーも少なくて済み、安価で高速処理
が可能である。上記第一変倍手段の変倍処理が縮小のと
き上記第二変倍手段の変倍処理は拡大となるか、上記第
一変倍手段の変倍処理が拡大のとき上記第二変倍手段の
変倍処理は縮小となる変倍処理を行う構成になっている
ので、最終的に得られる画像形成サイズが元の原稿画像
サイズと同じで、加工処理の処理密度や処理線幅の割合
比を自由に変えることが出来る。。
【0013】加工処理の条件設定を入力する操作手段を
備えているので、操作手段から入力された条件設定に基
ずいて、上記加工手段で加工処理する条件から、自動的
に最適な上記第一変倍手段や上記第二変倍手段の変倍率
を決めることが出来る。加工処理の領域を指定する領域
指定手段を備えているので、加工処理の領域指定が明確
になり、上記加工手段で加工処理する条件が領域指定内
だけに適応されるようになって、上記第一変倍手段及び
第二変倍手段の変倍率や上記加工手段で加工処理する領
域範囲の大きさに関連して決められるので、上記第一変
倍手段及び第二変倍手段の変倍率や加工処理する領域範
囲の大きさを意識して入力する必要がない。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明を適用する画像形成装置の
一例としての代表的なデジタル複写機の外観構成図であ
る。図を用いて概要を説明する。原稿台21の上に読み
取り面を下側にして置かれた原稿Pは、装置内部の図示
されていない読取手段によって読み取られる。読み取り
に際しては、矢印Xで示された主走査方向と矢印Yで示
された副走査方向のマトリクス座標として読み込まれ処
理される。読み取りの主走査方向には細かい画素に分か
れた1ラインのCCDセンサが配置されており、光学的
反射光量の違いをCCDセンサで読み取って原稿画像の
濃淡を認識している。副走査方向の読み取りは、読み取
り用の光学系が副走査方向に次ぎのライン迄移動するこ
とにより、上記CCDセンサを使って読み取られる。読
み取られた原稿画像のデータは一旦メモリーに記憶さ
れ、操作手段9から指定入力された各種の加工処理が施
される。また、加工処理が施された画像データは、図示
していない発光ダイオードに所定のタイミングにて変調
を施し、感光体ドラム上に静電潜像を形成する。感光体
ドラム上の静電潜像は、トナーにより可視像化され、給
紙カセット22から搬送された印刷用紙上にトナーを転
写し、可視像を形成する。さらに、トナー転写された印
刷用紙を図示していない熱定着装置に導きトナー像を熱
定着させ、排紙トレイ23に収納する。なお、画像の主
走査方向及び副走査方向の分解能は、現在400DPI
(Dots Per Inchi)が主流である。
【0015】図2は、特に本発明に関わる部分の処理フ
ローを示すブロック図である。読取手段1で読み取られ
た原稿画像は、デジタル信号に変換され、シェーデング
補正、及びMTF等のフイルタ補正が施され、第一変倍
手段2で変倍され加工手段3に渡される。加工手段3
は、原稿画像と再生画像との濃度関係が所望の関係にな
るような種々の処理(ガンマ変換等)を行う階調処理部
11と、図示されていない操作手段9(図1及び図7参
照)からの指示入力信号Kに基ずき、中抜き、中埋め、
網かけ、網のせ、影付け、斜体、ミラー、白黒反転等の
処理を行う加工処理部12と、両処理部の結果を合成す
る編集部13から構成されている。また、操作手段9の
指示入力信号Kに基ずき、部分消去等の処理も行う。領
域指示信号Zは加工処理や編集処理を行う領域を指示す
る信号である。この領域指示信号Zは、図示していない
領域指定手段10により発生される信号である。編集部
13からの出力は、第二変倍手段4に入力され、再度変
倍処理が施されて、画像形成手段7から目的の画像形成
サイズを得る。ここで、上記の読取手段1、第一変倍手
段2、階調処理部11、加工処理部12、編集部13、
第二変倍手段4、画像形成手段7の個々の技術はそれぞ
れ公知の技術として良く知られている。例えば、階調処
理部11では、1ドット多値処理、誤差拡散処理、ディ
ザ処理等が知られているので、詳細な説明は省略する。
【0016】図3〜図5は、本発明の一実施例を示す図
2のように構成した画像形成装置により形成された画像
の一例である。図3(a)〜(j)は加工処理部12で
種々に加工処理された結果を説明したもので、図3
(a)は、基になる原稿画像を示している。図3(b)
は中抜きの例であり、操作手段9(図1参照)から輪郭
線の太さ等が条件として入力される。同図(c)〜
(e)は影付けの場合で、図(c)は平影と呼ばれてい
る加工処理の1種であり、オリジナルと影との位置が入
力条件となる。図(d)は立体影と呼ばれ、図3(e)
は影のみと呼ばれオリジナル成分を消去して、影画像の
みを残したものである。また、図3(f)は網かけ、図
3(g)は網のせと呼ばれ、画像の周りに網パターンを
乗せるか、画像そのものの上に網パターンを乗せるかの
違いであり、入力条件としては用意してある網パターン
の種類を選択することになる。図3(h)は斜体であ
り、斜体の角度等が入力条件となる。図3(i)はミラ
ーでありオリジナルの鏡像が得られ、図3(j)は白黒
反転の画像である。
【0017】上記の図3(b)〜(j)ような画像は、
加工手段3で加工処理されるが、詳しくは図2で説明し
たように階調処理部11と、加工処理部12と、編集部
13の働きで形成される。例えば、中抜きの処理を行う
場合は、主走査方向と副走査方向の両方に画像データを
遅延させ、元の画像データと遅延させた画像データの論
理演算をとることによって、中抜きの画像データが得ら
れる。この際、中抜きの画像データの輪郭線を太くする
ためには、従来の画像形成装置では変倍機能が一つしか
なかったので、画像データの遅延を大きくとる必要があ
り、特に副走査方向の遅延を大きくとるためには、数多
くのラインバッファが必要であり、構成が面倒だけでな
くコスト的にも大変に高くなると云う問題があったこ
と、及び影付きの影の長さを大きくした画像データを得
ることにも、画像データの遅延を大きくとる必要があ
り、上の中抜きと同じ問題があったことは上述した通り
である。本発明では図2に示した様に2つの変倍機能を
備えたので、これらの問題を一挙に解消出来る。さら
に、図3(f)網かけ、図(g)の網のせで各種違った
網パターンを乗せたい場合に、従来は加工処理部12で
は色々の網パターンを用意している必要があり、コスト
的にも上記と同じ問題を持っていたのに対し、本発明の
画像形成装置によれば、この問題も解消出来る。
【0018】即ち、中抜き、影付きの場合には、図2の
読取手段1で読み取られた原稿画像を、第一変倍手段2
で縮小し、その縮小画像データに対して加工手段3で加
工処理し、加工処理した画像データを第二変倍手段4で
拡大する。こうすることにより、中抜きの輪郭線の太さ
や、影付きの影の長さの割合を大きくしたものとするこ
とが出来る。図4は中抜きの輪郭線の太さの効果を説明
した図で、図4(a)は図3(a)の画像データを所定
の太さ(使用した装置の最大…0.8mm…)で中抜きし
た場合である。また、図4(b)は、第一変倍手段2で
先ず原稿画像を50%に縮小し、その縮小画像に対し前
と同じ所定の太さ(0.8mm)で中抜きした場合であ
る。図4(c)は、図4(b)の縮小画像を第二変倍手
段4で200%に拡大した場合であり、図4(a)と較
べると画像の大きさは同じであるが、中抜きの輪郭線の
太さは明らかに2倍(1.6mm)になっている。この中
抜きの輪郭線をさらに太くするには、第一変倍手段2で
大きく縮小させ、中抜き処理をした後第二変倍手段4で
その分大きく拡大させれば、簡単に得ることが出来るの
は今までの説明から容易に理解される。また、逆に、第
一変倍手段2で大きく拡大した画像データに中抜きの処
理を施し、第二変倍手段4でその分縮小させれば、形成
された画像は元の原稿画像と同じでも、中抜きの輪郭線
の太さを任意の太さに細くすることができる。
【0019】図1の操作部9より加工処理する条件設定
等が入力されると、その条件設定に基ずいて自動的に第
一変倍手段2や第二変倍手段4の変倍率が決められて処
理されるように構成されていれば操作性の良い画像形成
装置が提供出来る。例として中抜き加工処理を取上げ図
6のフローチャートで説明する。操作部9より原稿画像
サイズに対する画像形成サイズの変倍率(例では1倍)
と、中抜きの輪郭線の太さ(例では1.6mm)の条件
が入力される(ステップS1)。入力された内容は図2
の制御手段8に伝えられ、この制御手段8が最適な加工
の種類と変倍率の決定等の処理を行い、各手段に伝え
る。即ち、あらかじめ加工手段3に用意されている中抜
きの輪郭線の太さ(例では0.2/0.4/0.6/
0.8mm)から入力された輪郭線の太さに一番近いも
の、0.8mmを見つけ出し(S2)、その選択した種
類を加工手段3に知らせ設定させる(S3)。次ぎに第
一変倍手段2で変倍処理する変倍率αをステップS4で
示した計算式から求め、上記第一変倍手段2に知らせ変
倍率αで変倍処理させる(S5)。第一変倍手段2で変
倍処理された画像に対して加工手段3に設定された輪郭
線の太さ0.8mmで中抜き処理施し(S6)、その後
最終的に求める画像形成サイズになるように第二変倍手
段4の変倍率βを計算で求め(S7)、変倍率βを上記
第二変倍手段4に設定させ変倍処理させる(S8)。第
二変倍手段4の変倍率βはステップS7で示した計算か
ら200%(2倍)であるので、最終的な画像形成サイ
ズでの輪郭線の太さは1.6mmになっていることが分
かる。
【0020】図5は、網かけを行うのに第一変倍手段2
で拡大し、第二変倍手段4でその分縮小させた場合であ
る。図5(a)の原稿画像が第一変倍手段2で200%
に拡大され、加工処理部12(図3参照)から網パター
ンとして図5(b)が選ばれて、編集部13で合成させ
られると、図(c)の網かけパターンが得られる。さら
に、第二変倍手段4で図(c)の画像を50%に縮小さ
せ画像形成手段7から形成画像を得ると、図5(d)が
得られる。従って、図(a)の原稿画像と図(d)の形
成された画像を比較すると画像の大きさは同じである
が、網かけパターンは加工処理部12で用いた図(b)
のものより細かい網かけパターンになっている。このよ
うに密度の違う色々な網パターンを用意しなくても、第
一変倍手段2や第二変倍手段4の変倍率を色々変えるこ
とにより、簡単に目的とする密度の網かけパターンの画
像を得ることが出来る。特に、上記で説明した例のよう
に、第一変倍手段2の変倍処理が縮小のとき第二変倍手
段4の変倍処理を拡大とするか、第一変倍手段2の変倍
処理が拡大のとき第二変倍手段4の変倍処理を縮小とす
る構成としたとき、種々の効果ある加工処理が期待でき
る。
【0021】図2において、階調処理部11では何段階
もの階調処理が行われるのが一般的であるが、加工処理
部12で中抜き、中埋め、網かけ、網のせ、影付け、斜
体、ミラー、白黒反転等の加工処理をする場合には、画
像データとして何段階もの階調は必要ないので、本発明
の原稿画像を予め定められた濃度で2値化する2値化手
段(5)が加工処理部12の前、即ち、階調処理部11
内に含んでいるか、または、階調処理部11と加工処理
部12の間のどちらかに有れば、ハードウェアの構成が
簡単になり、コストが安く処理時間が速いと云う利点が
得られる。
【0022】さらに、図示してないが、上記の各種の加
工処理を行う領域を指定する領域指定手段を備えてい
る。領域の指定には、例えば原稿の上を特殊なサインペ
ンで範囲枠を書きいれる方法や操作部9から寸法数値を
入力する方法、或いは、図1の原稿台21上に設置され
た赤外線発生受光手段等を用いてX軸Y軸の座標を検知
する方法を利用する方法等が実用化されているが、本例
の領域指定手段はどの方法を採用しても良い。一部には
加工処理部12で加工処理に使用するメモリー等のハー
ドウェアー上のサイズ制限があって、加工処理する画像
の範囲に大きさを制限される場合もあるが、そのような
場合においても本発明の組み合わせ効果は有効である。
例えば、第一変倍手段2で原稿画像を縮小した状態で、
加工処理したい画像の領域指定範囲を加工処理部12で
加工処理すればハードウェアー上のサイズに制限される
ことなく、指定範囲を完全に処理出来、その後第二変倍
手段4により指定する画像形成サイズに戻せば良い。ま
た、操作手段9に原稿画像を縮小した状態で表示出来る
表示部を備えていれば、読取手段1で読み取られた原稿
画像を、第一変倍手段2で縮小して操作手段9の表示部
に表わすことができ、表示部上の原稿画像に対して加工
処理する範囲を入力ペン等で直接入力出来るようにする
ことも可能であり、第二変倍手段4との組み合わせで加
工処理の自由度を広げることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように読み取ら
れた原稿画像に変倍処理を行う第一変倍手段と、上記第
一変倍手段で変倍処理された画像に加工処理を行う加工
手段と、加工処理された画像に第2の変倍処理を行う第
二変倍手段を持たせたので、画像の加工処理を行う前に
読み取られた原稿画像を上記第一変倍手段で変倍処理を
行うことが出来るようになって、用意されている加工処
理の処理密度や処理線幅を上記の変倍処理を施した原稿
画像に適応させることが出来たので、加工処理の割合比
を自由に設定出来るようになった。さらに、第二変倍手
段により最終的に希望する画像形成サイズも自由に選ぶ
ことが出来るようになった。また、上記加工手段で原稿
画像の加工処理を行う前に、原稿画像を予め定められた
濃度で2値化する2値化手段を備えさせたので、加工処
理に要するメモリ等のハードウエアーも少なくて済み、
安価で高速処理が可能になった。
【0024】更に、上記第一変倍手段の変倍処理が縮小
のとき上記第二変倍手段の変倍処理を拡大とし、上記第
一変倍手段の変倍処理が拡大のとき上記第二変倍手段の
変倍処理を縮小とする変倍処理を行う構成にさせたの
で、最終的に得られる画像形成サイズが元の原稿画像サ
イズと同じになるので、加工処理の処理密度や処理線幅
の割合比が目的とする比率になるように上記第一変倍手
段の変倍率を変えても、上記第二変倍手段の変倍率をそ
の都度計算して求めなることなく自動的に設定され、煩
わしい設定入力が不要であり、設定間違いによる用紙と
時間の無駄使いを解消出来るようになった。
【0025】また、加工処理の条件設定を入力する操作
手段を備えたので、操作手段から入力された条件設定に
基ずいて、上記加工手段で加工処理される条件から、自
動的に最適な上記第一変倍手段や上記第二変倍手段の変
倍率を決めることが出来るようになったので、加工条件
に合わせて上記第一変倍手段や上記第二変倍手段の変倍
率を意識して入力する必要がなく、単に希望する加工条
件や最終的画像形成サイズを入力するのみで目的を達成
することができ、大幅に操作性を向上することが可能と
なる。
【0026】更に、加工処理の領域を指定する領域指定
手段を備えたので、加工処理の領域指定が明確になり、
上記加工手段で加工処理する条件が領域指定内だけに適
応されるようになるから、上記第一変倍手段及び第二変
倍手段の変倍率が上記加工手段で加工処理する領域範囲
の大きさに関連して決められるので、上記第一変倍手段
及び第二変倍手段の変倍率や加工処理する領域範囲の大
きさを意識して入力する必要がなく、単に希望する領域
範囲の大きさを追加して入力するのみで目的を達成でき
るから大幅に操作性を向上出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成装置の一つとして示
したデジタル複写機の要部の外観図である。
【図2】本発明の実施例を示す画像形成装置の要部のブ
ロック図である。
【図3】(a)乃至(j)は本発明の実施例を示す画像
形成装置で加工処理された一般的な画像を示す説明図で
ある。
【図4】(a)(b)及び(C)は本発明の実施例を示
す画像形成装置で中抜きの加工処理した画像の説明図で
ある。
【図5】(a)乃至(d)は本発明の実施例を示す画像
形成装置で網かけの加工処理した画像の説明図である。
【図6】本発明の実施例を示す画像形成装置で中抜きの
加工処理の主要動作を説明するフローチャート図であ
る。
【図7】従来の画像形成装置の要部のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1・・・読取手段、2・・・第一変倍手段、3・・・加
工手段、4・・・第二変倍手段、5・・・2値化手段、
6・・・変倍手段、7・・・画像形成手段、8・・・制
御手段、9・・・操作手段、10・・・領域指定手段、
11・・・階調処理部、12・・・加工処理部、13・
・・編集部、21・・・原稿台、22・・・給紙カセッ
ト、23・・・排紙トレイ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る機能と、読み取られ
    た原稿画像に変倍や加工処理を行って指定する画像を形
    成する画像形成装置において、原稿の画像を読み取る読
    取手段と、読み取られた原稿画像に変倍処理を行う第一
    変倍手段及び第二変倍手段と、原稿画像に加工処理を行
    う加工手段を有し、上記加工手段で原稿画像の加工処理
    を行う前に上記第一変倍手段により変倍処理を行い、上
    記加工手段で原稿画像の加工処理をした後に上記第二変
    倍手段により変倍処理を行うように構成したことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記加工手段で原稿画像の加工処理を行
    う前に、原稿画像を予め定められた濃度で2値化する2
    値化手段を備えた構成としたことを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記第一変倍手段の変倍処理が縮小のと
    き上記第二変倍手段の変倍処理を拡大とし、上記第一変
    倍手段の変倍処理が拡大のとき上記第二変倍手段の変倍
    処理を縮小とする変倍処理を行うように構成としたこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 上記加工手段により処理される加工処理
    の条件設定を入力出来る操作手段を備え、上記操作手段
    から入力された条件設定に基ずいて、上記第一変倍手段
    や第二変倍手段の変倍率、及び、上記加工手段により処
    理される加工処理の条件を設定する様に構成したことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    加工処理の領域を指定する領域指定手段を備え、上記加
    工手段により処理される加工処理を、上記領域指定手段
    により指定された領域に対して行うように構成したこと
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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