JPH08107053A - 成膜除去方法 - Google Patents

成膜除去方法

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JPH08107053A
JPH08107053A JP23870894A JP23870894A JPH08107053A JP H08107053 A JPH08107053 A JP H08107053A JP 23870894 A JP23870894 A JP 23870894A JP 23870894 A JP23870894 A JP 23870894A JP H08107053 A JPH08107053 A JP H08107053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
wafer
orientation flat
outer peripheral
peripheral edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP23870894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Watanabe
和幸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP23870894A priority Critical patent/JPH08107053A/ja
Publication of JPH08107053A publication Critical patent/JPH08107053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オリエンテーションフラット部11を有する
ウエーハ10において、オリエンテーションフラット部
11の外周縁に形成された成膜12を除去する。 【構成】 オリエンテーションフラット部11を有する
ウエーハ10の外周縁に形成された成膜12を除去する
成膜除去方法において、前記ウエーハ10をその中心点
10Aを回転軸として回転させ、その外周縁に溶剤を塗
布する段階と、前記ウエーハ10をその中心点10Aか
ら前記オリエンテーションフラット部11に対して反対
の方向に任意の距離だけずらした任意点10Bを回転軸
として回転させ、その外周縁に溶剤を塗布する段階とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成膜除去技術に関し、
特に、オリエンテーションフラット部を有するウエーハ
の外周縁に形成された成膜を除去する成膜除去技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造技術において、ウエーハの外
周縁は各製造工程で位置決め部に接触されるので、接触
による発塵を防止する目的として、ウエーハの主面上に
フォトレジスト膜、SOG(pin n lass)膜等の成
膜を形成した後、ウエーハの外周縁に形成された成膜を
除去している。成膜の除去は、例えば工業調査会発行の
電子材料別冊号[1991年、11月22日、第53頁
乃至第58頁]に記載されているように、ウエーハをそ
の中心点を回転軸として回転させ、ウエーハの主面上か
ら外周縁の成膜に溶剤を塗布することにより行なわれ
る。この成膜の除去方法は、ウエーハをその中心点を回
転軸として回転させ、ウエーハの裏面側からその主面側
に溶剤を廻り込ませて外周縁の成膜を除去する方法に比
べて、成膜の除去時間を短縮することができると共に、
成膜の除去幅を一定にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウエー
ハの主面上から外周縁の成膜に溶剤を塗布して除去する
方法では、オリエンテーションフラット部を有するウエ
ーハの場合、オリエンテーションフラット部の外周縁に
溶剤を塗布できず、オリエンテーションフラット部の外
周縁に形成された成膜を除去することができない。
【0004】本発明の目的は、オリエンテーションフラ
ット部を有するウエーハにおいて、オリエンテーション
フラット部の外周縁に形成された成膜を除去することが
可能な技術を提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0007】オリエンテーションフラット部を有するウ
エーハの外周縁に形成された成膜を除去する成膜除去方
法において、前記ウエーハをその中心点を回転軸として
回転させ、その外周縁に溶剤を塗布する段階と、前記半
導体ウエーハをその中心点から前記オリエンテーション
フラット部に対して反対の方向に任意の距離だけずらし
た任意点を回転軸として回転させ、その外周縁に溶剤を
塗布する段階とを備える。
【0008】
【作用】上述した手段によれば、オリエンテーションフ
ラット部の外周縁に溶剤を塗布することができるので、
オリエンテーションフラット部の外周縁に形成された成
膜を除去することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成について、図を参照しな
がら説明する。なお、実施例を説明するための全図にお
いて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0010】図1は、本発明の一実施例である成膜除去
方法を実施する塗布装置の概略構成を示す模式図であ
る。
【0011】図1に示すように、塗布装置は、ウエーハ
10を真空吸着して保持する回転チャック1と、回転チ
ャック1に連結されたスピンナモータ2と、周囲に成膜
材の飛散を防止する飛散防止カップ3と、飛散した成膜
材を排出する排出口4と、ウエーハ1の主面上に成膜材
を塗布する成膜材塗布ノズル5と、ウエーハ10の主面
上に溶剤を塗布する溶剤塗布ノズル6等を備えている。
回転チャック1はスピンナモータ2によって回転し、成
膜材塗布ノズル5、溶剤塗布ノズル6の夫々は、移動機
構によって飛散防止カップ3の外側に移動する。
【0012】次に、図1を参照しながら本発明の一実施
例である成膜除去方法について説明する。
【0013】まず、回転チック1にオリエンテーション
フラット部11を有するウエーハ10を装着し、真空吸
着して保持する。この時、ウエーハ10の中心10Aは
回転チャック1の回転軸1Aと一致している。つまり、
ウエーハ10はその中心点10Aを回転軸として回転す
る。ウエーハ10の装着は例えばハンドラ部材で行なわ
れる。
【0014】次に、スピンナモータ2で回転チャック1
を回転させると共に、ウエーハ10を回転させ、成膜材
塗布ノズル5からウエーハ10の主面上に成膜材を塗布
する。この段階において、図2(平面図)に示すように、
ウエーハ10の主面上の全面に均一な膜厚の成膜12が
形成される。成膜12は例えばフォトレジスト膜又はS
OG膜で形成される。
【0015】次に、ウエーハ10の中心点10Aを回転
軸として回転させたまま、溶剤塗布ノズル6からウエー
ハ10の外周端上に溶剤を塗布する。この段階におい
て、図2(平面図)に示すように、ウエーハ10のオリエ
ンテーションフラット部11を除く外周縁上の成膜12
が除去され、除去幅が均一な除去領域12Aが形成され
る。
【0016】次に、回転チャック1の回転を停止する。
【0017】次に、ウエーハ10の中心点10Aからオ
リエンテーションフラット部11に対して反対の方向に
任意の距離だけずらした任意点10Bを回転チャック1
の回転軸1Aに一致させる。つまり、ウエーハ10は、
その中心点10Aからオリエンテーションフラット部1
1に対して反対の方向に任意の距離だけずらした任意点
10Bを回転軸として回転する。ウエーハ10の任意点
10Bは、図示していないが、オリエンテーションフラ
ット検出処理部で計算されたデータに基づいて選定され
る。
【0018】次に、スピンナモータ2で回転チャック1
を回転させると共に、ウエーハ10を回転させ、溶剤塗
布ノズル6からウエーハ10のオリエンテーションフラ
ット部11の外周縁上に溶剤を塗布する。この段階にお
いて、図4(平面図)に示すように、ウエーハ10のオリ
エンテーションフラット部11の外周縁上の成膜12が
除去される。これにより、ウエーハ10のオリエンテー
ションフラット部11を含む外周縁の全領域の成膜12
が除去される。
【0019】この後、ウエーハ10は後段の処理部に搬
送される。
【0020】このように、オリエンテーションフラット
部11を有するウエーハ10の外周縁に形成された成膜
12を除去する成膜除去方法において、前記ウエーハ1
0をその中心点10Aを回転軸として回転させ、その外
周縁に溶剤を塗布する段階と、前記ウエーハ10をその
中心点10Aから前記オリエンテーションフラット部1
1に対して反対の方向に任意の距離だけずらした任意点
10Bを回転軸として回転させ、その外周縁に溶剤を塗
布する段階とを備える。これにより、オリエンテーショ
ンフラット部11の外周縁に溶剤を塗布することができ
るので、オリエンテーションフラット部11の外周縁に
形成された成膜12を除去することができる。
【0021】また、ウエーハ10の回転軸をずらすだけ
で、オリエンテーションフラット部11の外周縁上の成
膜12を除去することができるので、成膜12がフォト
レジスト膜で形成される場合、ウエーハ10の外周縁上
の成膜12を露光にて除去する場合に比べてスループッ
トを高めることができる。
【0022】また、溶剤の塗布をウエーハ10の主面上
に成膜材を塗布する塗布装置で行なうことにより、成膜
12を形成した後、ウエーハ10の外周縁上の成膜12
を除去することができるので、塗布装置での歩留まりを
高めることができる。
【0023】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0024】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0025】オリエンテーションフラット部を有するウ
エーハにおいて、オリエンテーションフラット部の外周
縁に形成された成膜を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布装置の概略構成を示す模式図。
【図2】ウエーハの主面上に成膜が形成された状態を示
す平面図。
【図3】オリエンテーションフラット部を除く外周縁の
成膜が除去された状態を示す平面図。
【図4】オリエンテーションフラット部を含む外周縁の
全領域の成膜が除去された状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…回転チャック、1A…回転軸、2…スピンナモー
タ、3…飛散防止カップ、4…排出口、5…成膜材塗布
ノズル5、6…溶剤塗布ノズル、10…ウエーハ、10
A…中心点、10B…任意点、11…オリエンテーショ
ンフラット部、12…成膜、12A…除去領域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリエンテーションフラット部を有する
    ウエーハの外周縁に形成された成膜を除去する成膜除去
    方法において、前記ウエーハをその中心点を回転軸とし
    て回転させ、その外周縁に溶剤を塗布する段階と、前記
    半導体ウエーハをその中心点から前記オリエンテーショ
    ンフラット部に対して反対の方向に任意の距離だけずら
    した任意点を回転軸として回転させ、その外周縁に溶剤
    を塗布する段階とを備えたことを特徴とする成膜除去方
    法。
  2. 【請求項2】 前記溶剤の塗布は、ウエーハの主面上に
    成膜材を塗布する塗布装置で行なわれることを特徴とす
    る請求項1に記載の成膜除去方法。
  3. 【請求項3】 前記成膜はフォトレジスト膜又はSOG
    膜で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の成膜除去方法。
JP23870894A 1994-10-03 1994-10-03 成膜除去方法 Pending JPH08107053A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7479190B2 (en) 2004-09-24 2009-01-20 Tokyo Electron Limited Coating treatment apparatus and coating treatment method
US7832352B2 (en) 2004-09-14 2010-11-16 Tokyo Electron Limited Coating treatment method and coating treatment apparatus
KR20220112812A (ko) 2019-12-17 2022-08-11 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 방법 및 기판 처리 시스템

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