JPH08106930A - 機器の電線接続構造 - Google Patents

機器の電線接続構造

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JPH08106930A
JPH08106930A JP6238710A JP23871094A JPH08106930A JP H08106930 A JPH08106930 A JP H08106930A JP 6238710 A JP6238710 A JP 6238710A JP 23871094 A JP23871094 A JP 23871094A JP H08106930 A JPH08106930 A JP H08106930A
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JP
Japan
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wire
electric wire
holding member
connection structure
connecting piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP6238710A
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English (en)
Inventor
Bunji Mori
文治 森
Daisuke Inui
大輔 乾
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機器本体ケース内部の導電部に外部配線を接続
するための電線接続構造として、電線の端末処理やねじ
を必要としない,簡潔,かつ短時間に接続作業終了可能
な電線接続構造を提供する。 【構成】接続を、平板状の接続片6を介して行うように
するとともに、接続片6を、その平面形状周縁中に直線
部を含む平面形状に形成して該直線部に該直線に直角方
向に外部配線心線圧入用切欠き溝6bを形成し、切欠き
溝6b入口に配線を接続片6の面に垂直になるように当
て、配線を絶縁被覆ごと押圧して切欠き溝6b入口両側
の接続片6端面に絶縁被覆を破らせ、あるいは剪断除去
させて心線を切欠き溝6bに圧入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、機器に電源を
接続するための電線を機器内部の導電部に接続するため
の電線接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の電線接続構造は、図6に示す
ように、電線1を適宜の長さに切断して電線端部の絶縁
被覆を除去し、心線に圧着端子2を固定する等の端末処
理を行い、処理された電線端末を、機器本体4のケース
の表面に設けられケース内部の導電部に接続された端子
にねじを用いて固定する構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電線接続構造で
は、接続する前にあらかじめ電線を適宜の長さに切断
し、切断部の絶縁被覆を除去し、圧縮端子接続工具を用
いて圧縮端子を心線に圧着する等の電線端末処理を必要
とし、電線の接続までに手間がかかっていた。また、処
理された電線端末の機器への接続にはねじを用いるた
め、1個所ごとにねじ締めしなければならず、接続に時
間がかかり、さらに接続個所の変更が必要となった場合
には、以上の工程を最初からやり直す必要があるという
欠点があった。
【0004】本発明の目的は、外部配線と機器本体ケー
ス内導電部との接続を、簡潔,短時間に終了可能な電線
接続構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、機器本体ケース内部の導電部に
外部配線を接続するための電線接続構造を、請求項1に
記載のごとく、接続を,前記機器本体ケース内部の導電
部との接続部をもつ平板状の接続片を介して行うように
するとともに、該接続片がその平面形状周縁中に直線部
を含む平面形状に形成されて該直線部に該直線と直角方
向に外部配線の心線を圧入するための切欠き溝を形成さ
れた電線接続構造とする。
【0006】そして、この電線接続構造をとる場合に
は、請求項2に記載のごとく、平面形状の直線部に外部
配線の心線を圧入するための溝が形成された平板状の接
続片が、可撓性絶縁材からなる保持部材に少なくとも切
欠き溝の入口近傍が露出するように保持されるととも
に、該保持部材が、外部配線の心線を切欠き溝に圧入す
る際に変形させて外部配線を切欠き溝の入口に押圧して
切欠き溝入口両側の接続片端面に外部配線の絶縁被覆を
破らせ、あるいは剪断除去させるための押圧部を一体に
備えたものとすれば極めて好適である。
【0007】そして、接続片を保持する,可撓性絶縁材
からなる保持部材は、外部配線の本数が2本である場合
には、請求項3に記載のごとく、接続片を同一平面内,
同一高さに保持するように形成されて機器本体ケースの
係合部に係合する係合部を備えるとともに、接続片の機
器本体ケース内部の導電線との接続部が抜き差し接触構
造の接続部におけるおす側を構成するようすれば極めて
好適である。
【0008】なお、この場合には、請求項4に記載のご
とく、保持部材の係合部は、接続片が並ぶ平面の前後
に、かつ2個の接続片の中間位置に設けられるととも
に、前記接続片が並ぶ平面に垂直方向の正面形状が幅中
心の左右方向非対称になるように形成するのがよい。
【0009】
【作用】このように、機器本体ケース内部の導電部に外
部配線を接続するための電線接続構造を、請求項1記載
の構造とすると、外部配線接続の際に、切欠き溝の入口
に配線を接続片の面に垂直になるように当て、配線を絶
縁被覆ごと切欠き溝内に押し込むように押圧することに
より、絶縁被覆が切欠き溝入口両側の接続片端面で破ら
れ、あるいは剪断除去され、心線だけが切欠き溝内に圧
入され、ワンタッチで接続が完了する。
【0010】そして、この接続構造において、請求項2
に記載のように、平面形状の直線部に外部配線の心線を
圧入するための溝が形成された平板状の接続片が、可撓
性絶縁材からなる保持部材に少なくとも切欠き溝の入口
近傍が露出するように保持させるとともに、該保持部材
が、外部配線の心線を切欠き溝に圧入する際に変形させ
て外部配線を切欠き溝の入口に押圧して切欠き溝入口両
側の接続片端面に外部配線の絶縁被覆を破らせ、あるい
は剪断除去させるための押圧部を一体に備えたものとす
れば、電線接続の際に絶縁被覆を破らせたり、剪断除去
させるための押圧作業を保持部材の押圧部を介して行う
こととなるので、押圧部の構造を適宜に構成することに
より、押圧をペンチ等の工具を用いて手作業で行って
も、押圧作業の質が安定し、接続後の電線の状態が均一
化され、機器の商品価値を低下させない。
【0011】また、保持部材を用いた電線接続構造とす
る場合、外部配線の本数が2本である場合には、請求項
3に記載のごとく、保持部材が接続片を同一平面内,同
一高さに保持するように形成されて機器本体ケースの係
合部に係合する係合部を備えるとともに、接続片の機器
本体ケース内部の導電線との接続部が抜き差し接触構造
の接続部におけるおす側を構成するようにすると、機器
本体と、保持部材,接続片を含む電線接続部との着脱が
容易に可能となり、機器本体の寿命時や不具合時の機器
本体の入れ換えを容易に行うことができる。
【0012】また、上記着脱のための保持部材の係合部
を、請求項4に記載のごとく形成すれば、配線に極性が
あり、正極側配線,負極側配線をそれぞれ間違いなく機
器本体の正極側導電部,負極側導電部に接続することが
でき、誤接続防止のために特別の手段を講ずる必要がな
くなる。
【0013】
【実施例】図1ないし図5に本発明の一実施例を示す。
この実施例は外部配線の本数が2本の場合の電線接続構
造の実施例を示し、図1は2枚の平板状接続片6を保持
した保持部材5が機器本体4に装着されて外部配線の接
続を待機している状態を示し、図2は外部配線の接続が
終了した後の状態を示す。接続片6は、図3に示すよう
に、可撓性をもつ熱可塑性樹脂からなる保持部材5を変
形させて保持部材5内に挿入され、その突起部6aが機
器本体4内の接続部(コネクタ)8に挿入される。コネ
クタ8は、この実施例では、機器本体4に組み込まれた
回路基板4bの電源端子を構成するもので、外部配線本
数と同数、すなわち2個、はんだ付けにより回路基板4
bの裏側すなわち上面側に設けられている。図4は保持
部材5の機器本体ケースへの装着状況を示す図であり、
図1に示した窓枠状の係合部5bを、機器本体4のケー
スに形成された爪4aに引っ掛けることにより保持部材
5が機器本体4に装着される。図5は、機器本体4に装
着された保持部材5の機器本体4からの脱着を容易にす
るための保持部材5,機器本体4の構造例を示すもので
あり、保持部材5には爪引外し用突起5cが形成され、
また、機器本体の爪4aと機器本体4のケース本体との
間に空隙が形成されている。脱着時に保持部材5の爪引
外し用突起5cを押すことにより、機器本体4の爪4a
が後方へ後退して係合部5bと爪4aとが外れ、保持部
材5の着脱が可能となる。
【0014】ところで、保持部材5には、図1に示すよ
うに、電線押さえ部5aが保持部材5本体と一体に形成
されている。この電線押さえ部5aは保持部材5本体と
は薄板状の接続部5dを介してつながっており、また、
この接続部5dには角孔5eが形成され、外部配線を接
続片6に接続する際に図2のように折り曲げて外部配線
の心線を接続片6の切欠き溝6bに圧入する際の変形を
容易にしている。この外部配線心線の圧入は、切欠き溝
6bの入口に外部配線を当て、折り返した電線押さえ部
5aを介して外部配線を押圧すると、配線の絶縁被覆が
切欠き溝入口両側の接続片端面で破られ、あるいは剪断
除去されることにより行われる。保持部材5の接続部5
dは幅を広めに形成し、配線心線圧入後、電線押さえ部
5aの外部端面が保持部材5本体と押圧状態に当接して
図2の状態を保持するようにする。
【0015】なお、本実施例の図は、外部配線心線の接
続片切欠き溝への圧入が、保持部材5の本体機器4への
装着後に行われるものとして画かれているが、この装着
は、外部配線心線の切欠き溝への圧入後に行うようにし
てもよい。特に、機器が小型である場合には、装着前に
ペンチ等を用いて簡易に心線を切欠き溝に圧入すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、電線接続構造を以上
の構造としたので、以下に記載する効果が得られる。請
求項1の構造では、電線接続のために接続片を用意する
必要があるが、電線接続がワンタッチで簡潔に、かつ短
時間に完了する。接続片はプレス機を用いて安価に量産
でき、従来のように電線接続のための電線端末処理の必
要がなくなり、また、機器への電線接続にねじを用いな
いので、接続片製作のコストをはるかに上まわる経済的
メリットを得ることができる。
【0017】請求項2の構造では、接続片が保持部材に
保持され、かつ保持部材が接続片の切欠き溝内への電線
心線圧入用押圧部を備えるので、質の安定した圧入作業
を容易に行うことができる。請求項3の構造では、接続
片を保持した保持部材と機器本体との着脱を自在に行う
ことができ、寿命時あるいは不具合時に機器本体の入替
え作業を容易に行うことができる。
【0018】請求項4の構造では、外部配線に極性があ
る場合に、機器本体内部の当該接続部との接続を、簡易
な構造で間違いなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電線接続構造の一実施例を電線接
続待機状態で示す図であって、(a)は上面図、(b)
は正面図
【図2】図1の実施例による電線接続構造を電線接続完
了状態で示す正面図
【図3】図1のA−A線に沿う断面図
【図4】図1のB−B線に沿う断面図
【図5】図4が示す,図1の電線接続構造における機器
本体と保持部材との係合構造の変形例を示す要部断面図
【図6】従来の電線接続構造例を示す説明図
【符号の説明】 1 電線 4 機器本体 4a 爪(係合部) 5 保持部材 5a 電線押さえ部(押圧部) 5b 係合部 6 接続片 6a 突起部(接続部) 6b 切欠き溝 7a 電線絶縁被覆部 7b 電線心線部 8 コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体ケース内部の導電部に外部配線を
    接続するための電線接続構造であって、この接続を,前
    記機器本体ケース内部の導電部との接続部をもつ平板状
    の接続片を介して行うようにするとともに、該接続片が
    その平面形状周縁中に直線部を含む平面形状に形成され
    て該直線部に該直線と直角方向に外部配線の心線を圧入
    するための切欠き溝を形成されていることを特徴とする
    機器の電線接続構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電線接続構造において、
    平面形状の直線部に外部配線の心線を圧入するための溝
    が形成された平板状の接続片が、可撓性絶縁材からなる
    保持部材に少なくとも切欠き溝の入口近傍が露出するよ
    うに保持されるとともに、該保持部材が、外部配線の心
    線を切欠き溝に圧入する際に変形させて外部配線を切欠
    き溝の入口に押圧して切欠き溝入口両側の接続片端面に
    外部配線の絶縁被覆を破らせ、あるいは剪断除去させる
    ための押圧部を一体に備えていることを特徴とする機器
    の電線接続構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電線接続構造において、
    接続片を保持する,可撓性絶縁材からなる保持部材は、
    外部配線の本数が2本である場合には、接続片を同一平
    面内,同一高さに保持するように形成されて機器本体ケ
    ースの係合部に係合する係合部を備えるとともに、接続
    片の機器本体ケース内部の導電部との接続部が抜き差し
    接触構造の接続部におけるおす側を構成するようにした
    ことを特徴とする機器の電線接続構造。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電線接続構造において、
    保持部材の係合部は、接続片が並ぶ平面の前後に、かつ
    2個の接続片の中間位置に設けられるとともに、前記接
    続片が並ぶ平面に垂直方向の正面形状が幅中心の左右方
    向非対称に形成されることを特徴とする機器の電線接続
    構造。
JP6238710A 1994-10-03 1994-10-03 機器の電線接続構造 Pending JPH08106930A (ja)

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JP (1) JPH08106930A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181851A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Fujikura Ltd ワイヤーハーネス装着用電子ユニット及びその復旧方法
JP2016091972A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 古河電気工業株式会社 フレキシブルフラットケーブル用接続具及びそれを備える回転コネクタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181851A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Fujikura Ltd ワイヤーハーネス装着用電子ユニット及びその復旧方法
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