JP3723498B2 - 接続装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラグの接続を検知するスイッチ機構を備えた接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョンやビデオデッキなどの映像関連電子機器では、外部入力または外部出力用として、音声信号用のピンジャック、映像信号用のピンジャック、および映像信号のS端子用のコネクタを備えている。
【0003】
映像信号用としてピンジャックとコネクタとの両方を備えている場合、ピンジャック側にピンプラグが接続されたことを検知して回路を切り換えるために、ピンジャックがプラグの接続を検知するスイッチ構造を備えたものがある。
【0004】
例えば、特開平7−135052号公報に記載されているように、本体の表面にプラグ接続部が突設され、本体の裏面側から固定接片および可動接片を挿入配置し、プラグ接続部にプラグが接続されていないときに可動接片が固定接片に接触するとともにプラグ接続部にプラグが接続されたときに可動接片がプラグに接触して押動させることによって固定接片から離反する構造が採られている。固定接片および可動接片は、本体の裏面に対して交差する方向であってプラグ接続部にプラグを接続するプラグ接続方向に平行な板材によって構成されている。
【0005】
また、特開平8−335484号公報に記載されているように、スイッチ構造を備えていないピンジャックにおいては、本体の裏面に沿って平行状にコンタクト端子およびアース端子などを配設した構造もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−135052号公報に記載の構造では、固定接片および可動接片が本体の表裏面に対して交差するプラグ接続方向に沿って配置されるため、本体の表裏方向の厚みが厚く、薄形化が困難な問題がある。
【0007】
また、特開平8−335484号公報に記載のスイッチ構造を備えていないピンジャックにおいては、本体の裏面に沿って平行状にコンタクト端子およびアース端子などを配設して薄形化しているが、これにスイッチ機構を採用しようとした場合、コンタクト端子とは別にスイッチ機構を構成するために固定接片および可動接片などの複数の別部品を用いなければならず、部品点数が増加し、組立効率が低下してしまう問題が考えられる。
【0008】
また、固定接片と可動接片とは、それぞれ別々の導電性板材から打ち抜き形成されており、1部品ずつ本体に対して組み込んでいく必要があり、組立効率が低い問題がある。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、スイッチ構造を備えながら薄形化でき、部品点数を削減できるとともに組立効率を向上できる接続装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の接続装置は、表面にプラグが接続されるプラグ接続部を有する本体と、この本体の裏面に沿って配設されるスイッチ端子と、前記本体の裏面に沿って配設されるリード端子部、およびこのリード端子部と一体でかつリード端子部に対して交差する方向に折曲されてプラグ接続部に配設されるコンタクト部を有し、プラグ接続部へのプラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するリード端子とを具備し、リード端子のコンタクト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ接触部を有するものである。
【0011】
そして、この構成では、本体の裏面に沿ってスイッチ端子およびリード端子のリード端子部を配設し、リード端子のリード端子部と一体に形成したコンタクト部をリード端子部に対して交差する方向に折曲してプラグ接続部に配設することにより、プラグ接続部へのプラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するスイッチ構造が構成され、そのため、スイッチ構造を備えながら薄形化されるとともに、リード端子部とコンタクト部との一体構造によって部品点数が削減され、組立効率が向上される。さらに、リード端子のコンタクト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ接触部を有するので、プラグ接続部に対するプラグの挿脱に対応してコンタクト部が容易に可動し、コンタクト部とスイッチ端子との接離が確実になる。
【0012】
請求項記載の接続装置は、請求項1記載の接続装置において、リード端子は、本体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有するとともに、この取付部を本体に取り付けた状態でコンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与する弾性部を有しているものである。
【0013】
そして、この構成では、リード端子は、本体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有するとともに、この取付部を本体に取り付けた状態でコンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与する弾性部を有しているので、リード端子を本体に取り付けるだけで、コンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与され、プラグが接続されていない状態でのコンタクト部とスイッチ端子との接続が確実になる。
【0014】
請求項記載の接続装置は、請求項1または2記載の接続装置において、スイッチ端子およびリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成されているものである。
【0015】
そして、この構成では、スイッチ端子およびリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成したものであり、本体への取付時にスイッチ端子およびリード端子を導電性板材から分離することにより、これらスイッチ端子およびリード端子を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率が向上される。
【0016】
請求項記載の接続装置は、請求項1または2記載の接続装置において、本体は、複数のプラグ接続部を有し、少なくとも1つのプラグ接続部にスイッチ端子およびリード端子が配置されるとともに、他のプラグ接続部にコンタクト端子が接続され、前記スイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成されているものである。
【0017】
そして、この構成では、スイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成したものであり、本体への取付時にスイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子を導電性板材から分離することにより、これらスイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率が向上される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】
図5ないし図7に、接続装置として、例えばテレビジョンやビデオデッキなどの映像関連電子機器において外部入力または外部出力用として用いられる複合コネクタ11を示す。この複合コネクタ11は、合成樹脂などの絶縁材料にて形成された本体12を有し、この本体12の表面には、映像信号のS端子用のコネクタ13と映像信号用のピンジャックであるプラグ接続部14とステレオの音声信号用のピンジャックであるプラグ接続部15,16とを上下方向に並べたものを組みとして複数組みが水平方向に並設されている。1つのプラグ接続部14,15,16の組みはコネクタ13を備えず、そのコネクタ13に対応する位置にピンジャック17が配設され、さらに、プラグ接続部14,15,16の組みに並んで、ステレオの音声信号用のプラグ接続部15,16の組みが配設されている。
【0020】
本体12の表面には、各プラグ接続部14,15,16の円筒状の突部18,19,20が突設され、この突部18,19,20の中心に本体12の表裏面方向つまりピンプラグのプラグP(図1(c)に示す)を接続するプラグ接続方向に貫通するプラグ孔21,22,23が形成されている。各突部18,19の上側近傍には係止溝24が本体12の表裏面に貫通形成され、各突部20の下側に係止溝25が本体12の表裏面に貫通形成されている。
【0021】
本体12の裏面には、各プラグ接続部14,15,16の支持突部26,27,28が同一突出量で突設されている。図1(b)(c)および図3(a)に示すように、プラグ接続部14の支持突部26の一側には支持突部26より突出量が大きい一側の係合突部29が突設され、この係合突部29の上下の両端に突起30が突設されている。図3(a)に示すように、プラグ接続部14の支持突部26の他側周辺部には略コ字形の他側の係合突部31が支持突部24と同一突出量に突設され、この係合突部31の両端つまり支持突部26の上下位置に係合溝32がそれぞれ形成されている。プラグ接続部14の支持突部26の一側にはプラグ孔21内に開口してプラグ孔21の軸方向に平行なスリット状の溝部33が形成されている。
【0022】
図6および図7に示すように、本体12の周囲からフランジ部34が突出形成され、下側のフランジ部34の内縁に複数の係合溝35が形成され、両側および上側のフランジ部34に図示しない基板に係合する複数の爪部36が突設されている。
【0023】
また、本体12の表面には、プラグ接続部14,15,16の組み毎にアース端子41が配設されている。このアース端子41は、本体12の表面に沿わされる基板部42、この基板部42から各プラグ接続部14,15,16の突部18,19,20の周面に被せられる円筒状のカバー部43を有し、上端に本体12の係止溝24に圧入係止される係止爪44が、下端に本体12の係止溝25に圧入係止される基板接続部45が形成されている。プラグ接続部15,16の組み毎にも、アース端子41と同様のアース端子46が配設されている。
【0024】
また、本体12の裏面には、プラグ接続部14毎にスイッチ端子51およびリード端子52が取り付けられているとともに、各プラグ接続部15,16毎のコンタクト端子53,54が取り付けられている。
【0025】
スイッチ端子51は、図4にも示すように、本体12の裏面に対して平行状に取り付けられる平板状のスイッチ端子部55を有し、このスイッチ端子部55の一端が係合突部29の端面に位置されている。スイッチ端子部55の一端には、各突起30に圧入固定される取付孔56が形成されているとともにプラグ接続部14側に突出する接触片部57が形成されている。スイッチ端子51の他端には、本体12の係合溝35に係合される基板接続部58が折曲形成されている。
【0026】
リード端子52は、本体12の裏面に対して平行状に取り付けられる平板状のリード端子部59を有し、このリード端子部59の一端が係合突部31の端面に位置されている。リード端子部59の一端の一側には、プラグ接続部14を挟んで上下方向の両側に一対の取付部60,61が、これら取付部60,61間から弾性部62が、それぞれプラグ接続部14側に突出形成されている。各取付部60,61の先端には、本体12の各係合溝32に圧入固定される係止爪63,64が折曲形成されている。弾性部62の先端には、コンタクト部65が一体に形成されているとともに、このコンタクト部65が、リード端子部59の面に対して交差する方向つまりプラグ接続方向に平行状になるように折曲形成され、プラグ接続部14の溝部33に挿入配置されている。
【0027】
コンタクト部65には、中間部にリード端子部59の弾性部62から略直角に折曲される連結部66が形成され、一端にスイッチ端子51の接触片部57に接離するスイッチ端子接触部67が形成され、他端にプラグ接続部14に接続されるプラグPと接触するプラグ接触部68が形成されている。そして、図1に示すように、コンタクト部65のプラグ接触部68をプラグ接続部14の溝部33に挿入し、各取付部60,61の係止爪63,64を本体12の係合溝32にそれぞれ圧入固定して取り付ける過程で、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触し、その後は取付部60,61間で弾性部62が湾曲するように弾性変形し、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触する方向に弾性を具備する。また、リード端子52の本体12への取付状態では、コンタクト部65のプラグ接触部68がプラグ孔21内に進入配置される。プラグ接続部14にプラグPが接続されていないときにはコンタクト部65がスイッチ端子51に接触するとともに、プラグ接続部14にプラグPが接続されたときにはコンタクト部65のプラグ接触部68に接触するプラグPによりコンタクト部65が押動されてスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51から離反する。
【0028】
リード端子52のリード端子部59の他端には、本体12の係合溝35に係合される基板接続部69が折曲形成されている。
【0029】
コンタクト端子53,54は、本体12の裏面に対して平行状に取り付けられる平板状の端子部70,71を有し、これら各端子部70,71の一端に各プラグ接続部15,16のプラグ孔22,23に連通形成されている溝部に圧入固定される二股状のコンタクト端子部72,73が略直角に折曲形成されている。コンタクト端子53,54の端子部70,71の他端には、本体12の係合溝35に係合される基板接続部74,75が折曲形成されている。
【0030】
また、図4に示すように、スイッチ端子51、リード端子52およびコンタクト端子53,54は、1枚の導電性板材78から分離形成される。この導電性板材78は、帯状に連続した長尺の板材で、各端子51,52,53,54を組みとして本体12への各取付位置に対応した位置に一体に打ち抜き形成されているとともに、これら組みが板材の長手方向に沿って並列に打ち抜き形成されている。
【0031】
導電性板材78の両端にはリード部79,80が形成され、一方のリード部79に対してスイッチ端子51およびリード端子52の一端が後に切断される連結部81を介して形成され、他方のリード部80に対してリード端子52およびコンタクト端子54の他端が後に切断される連結部81を介して形成され、さらに、スイッチ端子51とコンタクト端子53との間、スイッチ端子51と隣接するリード端子52との間、コンタクト端子53,54間が後に切断される連結部81を介して形成されている。
【0032】
リード部79,80には、各端子51,52,53,54の組み毎に送り孔82が形成され、この送り孔82のピッチはそれら各組みの本体12への各取付位置に対応している。
【0033】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0034】
製造工程において、本体12に各端子51,52,53,54を組み付ける場合、各端子51,52,53,54が形成された導電性板材78を製造装置に供給する。製造装置に供給される導電性板材78は、図2に示すように、平板の状態である。
【0035】
製造装置では、金型などの治具を用いてプレス成形するプレス機等を用い、図3(b)(c)に示すように、各連結部81を切断して各端子51,52,53,54を導電性板材78から分離するとともに、各端子51,52,53,54同士を分離する。同時に、リード端子52のコンタクト部65、各コンタクト端子53,54のコンタクト端子部72,73、各端子51,52,53,54の基板接続部58,69,74,75をそれぞれ折曲する。
【0036】
製造装置は、分離および折曲した各端子51,52,53,54をその位置で例えば吸引するなどして治具の型面に保持し、各端子51,52,53,54を保持した治具と本体12との少なくともいずれかを移動させて互いに対向させ、図1に示すように、各端子51,52,53,54を本体12の裏面に組み込む。すなわち、スイッチ端子51の各取付孔56を本体12の各突起30に圧入固定し、リード端子52のコンタクト部65を本体12のプラグ接続部14の溝部33に挿入するとともに各係止爪63,64を本体12の係合溝32に圧入固定し、各コンタクト端子53,54のコンタクト端子部72,73を本体12の各プラグ接続部15,16のプラグ孔22,23の溝部に圧入固定し、各端子51,52,53,54の基板接続部58,69,74,75を本体12の各係合溝35に係合する。
【0037】
図1に示すように、コンタクト部65のプラグ接触部68をプラグ接続部14の溝部33に挿入し、各取付部60,61の係止爪63,64を本体12の係合溝32にそれぞれ圧入固定して取り付ける過程で、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触し、その後は取付部60,61間で弾性部62が湾曲するように弾性変形し、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触する方向に弾性を具備する。リード端子52の本体12への取付状態では、コンタクト部65のプラグ接触部68がプラグ孔21内に進入配置される。
【0038】
そして、プラグ接続部14にプラグPが接続されていないときには、コンタクト部65がスイッチ端子51に接触する。また、プラグ接続部14にプラグPが接続されたときには、コンタクト部65のプラグ接触部68に接触するプラグPによりコンタクト部65が押動されてスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51から離反する。
【0039】
このように、本体12の裏面に沿ってスイッチ端子51およびリード端子52のリード端子部59を配設し、リード端子52のリード端子部59と一体に形成したコンタクト部65をリード端子部59に対して交差する方向に折曲してプラグ接続部14に配設することにより、プラグ接続部14にプラグPが接続されていないときにコンタクト部65がスイッチ端子51に接触するとともにプラグ接続部14にプラグPが接続されたときにコンタクト部65がプラグPに接触してスイッチ端子51から離反するスイッチ構造を構成でき、そのため、スイッチ構造を備えながら本体12の表裏面方向の薄形化を図ることができるとともに、リード端子部59とコンタクト部65との一体構造によって部品点数を削減でき、組立効率を向上できる。
【0040】
さらに、リード端子52のコンタクト部65は、中間部がリード端子部59に接続され、一端にスイッチ端子51に接離するスイッチ端子接触部67を有し、他端にプラグ接続部14に接続されるプラグPと接触するプラグ接触部68を有するので、プラグ接触部68に対するプラグPの挿脱に対応してコンタクト部65が容易に可動し、コンタクト部65とスイッチ端子51との接離を確実にできる。
【0041】
さらに、リード端子52は、本体12のプラグ接続部14の近傍に取り付けられる取付部60,61を有するとともに、この取付部60,61を本体12に取り付けた状態でコンタクト部65がスイッチ端子51に接触する方向に弾性を付与する弾性部62を有しているので、リード端子52を本体12に取り付けるだけで、コンタクト部65がスイッチ端子51に接触する方向に弾性を付与でき、プラグPが接続されていない状態でのコンタクト部65とスイッチ端子51との接続を確実にできる。
【0042】
また、スイッチ端子51、リード端子52およびコンタクト端子53,54は、本体12への取付位置に対応して1枚の導電性板材78から分離形成したものであり、本体12への取付時にスイッチ端子51、リード端子52およびコンタクト端子53,54を導電性板材から分離することにより、これらスイッチ端子51、リード端子52およびコンタクト端子53,54を本体12に一度に組み込むことが可能となり、組立効率を向上できる。
【0043】
また、ステレオの音声信号用のプラグ接続部15,16のみを組みとするものに関しては、他の組みと同様のコンタクト端子53,54が組み込まれる。
【0044】
なお、前記実施の形態では、プラグ接続部14にプラグPが接続されていないときにコンタクト部65がスイッチ端子51に接触するとともに、プラグ接続部14にプラグPが接続されたときにコンタクト部65がスイッチ端子51から離反したが、逆に、プラグ接続部14にプラグPが接続されていないときにコンタクト部65がスイッチ端子51から離反するとともに、プラグ接続部14にプラグPが接続されたときにコンタクト部65がスイッチ端子51に接触するように構成してもよく、同様の作用効果が得られる。
【0045】
また、接続装置としては、複合コネクタに限られず、ピンジャック単体でも構成でき、同様の作用効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の接続装置によれば、本体の裏面に沿ってスイッチ端子およびリード端子のリード端子部を配設し、リード端子のリード端子部と一体に形成したコンタクト部をリード端子部に対して交差する方向に折曲してプラグ接続部に配設することにより、プラグ接続部へのプラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するスイッチ構造を構成でき、そのため、スイッチ構造を備えながら薄形化できるとともに、リード端子部とコンタクト部との一体構造によって部品点数を削減し、組立効率を向上できる。さらに、リード端子のコンタクト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ接触部を有するので、プラグ接続部に対するプラグの挿脱に対応してコンタクト部が容易に可動し、コンタクト部とスイッチ端子との接離を確実にできる。
【0047】
請求項記載の接続装置によれば、請求項1記載の接続装置の効果に加えて、リード端子は、本体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有するとともに、この取付部を本体に取り付けた状態でコンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与する弾性部を有しているので、リード端子を本体に取り付けるだけで、コンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与でき、プラグが接続されていない状態でのコンタクト部とスイッチ端子との接続を確実にできる。
【0048】
請求項記載の接続装置によれば、請求項1または2記載の接続装置の効果に加えて、スイッチ端子およびリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成したものであり、本体への取付時にスイッチ端子およびリード端子を導電性板材から分離することにより、これらスイッチ端子およびリード端子を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率を向上できる。
【0049】
請求項記載の接続装置によれば、請求項1または2記載の接続装置の効果に加えて、スイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成したものであり、本体への取付時にスイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子を導電性板材から分離することにより、これらスイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す接続装置のプラグ接続部の部分を示し、(a)は背面図、(b)は断面図、(c)はプラグ接続状態の断面図である。
【図2】 同上接続装置の各端子を形成した導電性板材の一部を示し、(a)は背面図、(b)は底面図である。
【図3】 同上接続装置のプラグ接続部と各端子との位置関係を示し、(a)は本体のプラグ接続部の背面図、(b)は各端子の分離状態かつ折曲状態の背面図、(c)は各端子の分離状態かつ折曲状態の底面図である。
【図4】 同上接続装置の各端子を形成した導電性板材の背面図である。
【図5】 同上接続装置の正面図である。
【図6】 同上接続装置の背面図である。
【図7】 同上接続装置の側面図である。
【符号の説明】
11 接続装置としての複合コネクタ
12 本体
14 プラグ接続部
51 スイッチ端子
52 リード端子
53,54 コンタクト端子
59 リード端子部
60,61 取付部
62 弾性部
65 コンタクト部
67 スイッチ端子接触部
68 プラグ接触部
78 導電性板材
P プラグ

Claims (4)

  1. 表面にプラグが接続されるプラグ接続部を有する本体と、
    この本体の裏面に沿って配設されるスイッチ端子と、
    前記本体の裏面に沿って配設されるリード端子部、およびこのリード端子部と一体でかつリード端子部に対して交差する方向に折曲されてプラグ接続部に配設されるコンタクト部を有し、プラグ接続部へのプラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するリード端子とを具備し、
    リード端子のコンタクト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ接触部を有する
    ことを特徴とする接続装置。
  2. リード端子は、本体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有するとともに、この取付部を本体に取り付けた状態でコンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与する弾性部を有している
    ことを特徴とする請求項1記載の接続装置。
  3. スイッチ端子およびリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の接続装置。
  4. 本体は、複数のプラグ接続部を有し、少なくとも1つのプラグ接続部にスイッチ端子およびリード端子が配置されるとともに、他のプラグ接続部にコンタクト端子が接続され、
    前記スイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の接続装置。
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