JP2003163059A - 接続装置 - Google Patents

接続装置

Info

Publication number
JP2003163059A
JP2003163059A JP2001361677A JP2001361677A JP2003163059A JP 2003163059 A JP2003163059 A JP 2003163059A JP 2001361677 A JP2001361677 A JP 2001361677A JP 2001361677 A JP2001361677 A JP 2001361677A JP 2003163059 A JP2003163059 A JP 2003163059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
terminal
contact
main body
lead terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001361677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3723498B2 (ja
Inventor
Yoshio Kurahashi
嘉男 倉橋
Kyoichi Fujiwara
京一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emuden Musen Kogyo KK
Original Assignee
Emuden Musen Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Emuden Musen Kogyo KK filed Critical Emuden Musen Kogyo KK
Priority to JP2001361677A priority Critical patent/JP3723498B2/ja
Publication of JP2003163059A publication Critical patent/JP2003163059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3723498B2 publication Critical patent/JP3723498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ構造を備えながら薄形化でき、部品
点数を削減できるとともに組立効率を向上できる接続装
置を提供する。 【解決手段】 本体12の裏面に沿ってスイッチ端子51お
よびリード端子52のリード端子部59を配設する。リード
端子52にコンタクト部65を一体に形成し、コンタクト部
65をリード端子部59に対して交差する方向に折曲してプ
ラグ接続部14に配設する。プラグ接続部14にプラグPを
接続していないとき、コンタクト部65がスイッチ端子51
に接触する。プラグ接続部14にプラグPを接続したと
き、コンタクト部65がプラグPに接触してスイッチ端子
51から離反する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグの接続を検
知するスイッチ機構を備えた接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンやビデオデッキなど
の映像関連電子機器では、外部入力または外部出力用と
して、音声信号用のピンジャック、映像信号用のピンジ
ャック、および映像信号のS端子用のコネクタを備えて
いる。
【0003】映像信号用としてピンジャックとコネクタ
との両方を備えている場合、ピンジャック側にピンプラ
グが接続されたことを検知して回路を切り換えるため
に、ピンジャックがプラグの接続を検知するスイッチ構
造を備えたものがある。
【0004】例えば、特開平7−135052号公報に
記載されているように、本体の表面にプラグ接続部が突
設され、本体の裏面側から固定接片および可動接片を挿
入配置し、プラグ接続部にプラグが接続されていないと
きに可動接片が固定接片に接触するとともにプラグ接続
部にプラグが接続されたときに可動接片がプラグに接触
して押動させることによって固定接片から離反する構造
が採られている。固定接片および可動接片は、本体の裏
面に対して交差する方向であってプラグ接続部にプラグ
を接続するプラグ接続方向に平行な板材によって構成さ
れている。
【0005】また、特開平8−335484号公報に記
載されているように、スイッチ構造を備えなていないピ
ンジャックにおいては、本体の裏面に沿って平行状にコ
ンタクト端子およびアース端子などを配設した構造もあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−135052号公報に記載の構造では、固定接片お
よび可動接片が本体の表裏面に対して交差するプラグ接
続方向に沿って配置されるため、本体の表裏方向の厚み
が厚く、薄形化が困難な問題がある。
【0007】また、特開平8−335484号公報に記
載のスイッチ構造を備えていないピンジャックにおいて
は、本体の裏面に沿って平行状にコンタクト端子および
アース端子などを配設して薄形化しているが、これにス
イッチ機構を採用しようとした場合、コンタクト端子と
は別にスイッチ機構を構成するために固定接片および可
動接片などの複数の別部品を用いなければならず、部品
点数が増加し、組立効率が低下してしまう問題が考えら
れる。
【0008】また、固定接片と可動接片とは、それぞれ
別々の導電性板材から打ち抜き形成されており、1部品
ずつ本体に対して組み込んでいく必要があり、組立効率
が低い問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、スイッチ構造を備えながら薄形化でき、部品点数
を削減できるとともに組立効率を向上できる接続装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の接続装置
は、表面にプラグが接続されるプラグ接続部を有する本
体と、この本体の裏面に沿って配設されるスイッチ端子
と、前記本体の裏面に沿って配設されるリード端子部、
およびこのリード端子部と一体でかつリード端子部に対
して交差する方向に折曲されてプラグ接続部に配設され
るコンタクト部を有し、プラグ接続部へのプラグの挿脱
に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するリード
端子とを具備しているものである。
【0011】そして、この構成では、本体の裏面に沿っ
てスイッチ端子およびリード端子のリード端子部を配設
し、リード端子のリード端子部と一体に形成したコンタ
クト部をリード端子部に対して交差する方向に折曲して
プラグ接続部に配設することにより、プラグ接続部への
プラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイッチ端子に接
離するスイッチ構造が構成され、そのため、スイッチ構
造を備えながら薄形化されるとともに、リード端子部と
コンタクト部との一体構造によって部品点数が削減さ
れ、組立効率が向上される。
【0012】請求項2記載の接続装置は、請求項1記載
の接続装置において、リード端子のコンタクト部は、中
間部がリード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に
接離するスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続
部に接続されるプラグと接触するプラグ接触部を有する
ものである。
【0013】そして、この構成では、リード端子のコン
タクト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端に
スイッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他
端にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ
接触部を有するので、プラグ接続部に対するプラグの挿
脱に対応してコンタクト部が容易に可動し、コンタクト
部とスイッチ端子との接離が確実になる。
【0014】請求項3記載の接続装置は、請求項1また
は2記載の接続装置において、リード端子は、本体のプ
ラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有するとと
もに、この取付部を本体に取り付けた状態でコンタクト
部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与する弾性
部を有しているものである。
【0015】そして、この構成では、リード端子は、本
体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部を有す
るとともに、この取付部を本体に取り付けた状態でコン
タクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を付与す
る弾性部を有しているので、リード端子を本体に取り付
けるだけで、コンタクト部がスイッチ端子に接触する方
向に弾性を付与され、プラグが接続されていない状態で
のコンタクト部とスイッチ端子との接続が確実になる。
【0016】請求項4記載の接続装置は、請求項1ない
し3いずれか記載の接続装置において、スイッチ端子お
よびリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の
導電性板材から分離形成されているものである。
【0017】そして、この構成では、スイッチ端子およ
びリード端子は、本体への取付位置に対応して1枚の導
電性板材から分離形成したものであり、本体への取付時
にスイッチ端子およびリード端子を導電性板材から分離
することにより、これらスイッチ端子およびリード端子
を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率が
向上される。
【0018】請求項5記載の接続装置は、請求項1ない
し3いずれか記載の接続装置において、本体は、複数の
プラグ接続部を有し、少なくとも1つのプラグ接続部に
スイッチ端子およびリード端子が配置されるとともに、
他のプラグ接続部にコンタクト端子が接続され、前記ス
イッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体
への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成
されているものである。
【0019】そして、この構成では、スイッチ端子、リ
ード端子およびコンタクト端子は、本体への取付位置に
対応して1枚の導電性板材から分離形成したものであ
り、本体への取付時にスイッチ端子、リード端子および
コンタクト端子を導電性板材から分離することにより、
これらスイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子
を本体に一度に組み込むことが可能となり、組立効率が
向上される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0021】図5ないし図7に、接続装置として、例え
ばテレビジョンやビデオデッキなどの映像関連電子機器
において外部入力または外部出力用として用いられる複
合コネクタ11を示す。この複合コネクタ11は、合成樹脂
などの絶縁材料にて形成された本体12を有し、この本体
12の表面には、映像信号のS端子用のコネクタ13と映像
信号用のピンジャックであるプラグ接続部14とステレオ
の音声信号用のピンジャックであるプラグ接続部15,16
とを上下方向に並べたものを組みとして複数組みが水平
方向に並設されている。1つのプラグ接続部14,15,16
の組みはコネクタ13を備えず、そのコネクタ13に対応す
る位置にピンジャック17が配設され、さらに、プラグ接
続部14,15,16の組みに並んで、ステレオの音声信号用
のプラグ接続部15,16の組みが配設されている。
【0022】本体12の表面には、各プラグ接続部14,1
5,16の円筒状の突部18,19,20が突設され、この突部1
8,19,20の中心に本体12の表裏面方向つまりピンプラ
グのプラグP(図1(c)に示す)を接続するプラグ接続
方向に貫通するプラグ孔21,22,23が形成されている。
各突部18,19の上側近傍には係止溝24が本体12の表裏面
に貫通形成され、各突部20の下側に係止溝25が本体12の
表裏面に貫通形成されている。
【0023】本体12の裏面には、各プラグ接続部14,1
5,16の支持突部26,27,28が同一突出量で突設されて
いる。図1(b)(c)および図3(a)に示すように、プラグ
接続部14の支持突部26の一側には支持突部26より突出量
が大きい一側の係合突部29が突設され、この係合突部29
の上下の両端に突起30が突設されている。図3(a)に示
すように、プラグ接続部14の支持突部26の他側周辺部に
は略コ字形の他側の係合突部31が支持突部24と同一突出
量に突設され、この係合突部31の両端つまり支持突部26
の上下位置に係合溝32がそれぞれ形成されている。プラ
グ接続部14の支持突部26の一側にはプラグ孔21内に開口
してプラグ孔21の軸方向に平行なスリット状の溝部33が
形成されている。
【0024】図6および図7に示すように、本体12の周
囲からフランジ部34が突出形成され、下側のフランジ部
34の内縁に複数の係合溝35が形成され、両側および上側
のフランジ部34に図示しない基板に係合する複数の爪部
36が突設されている。
【0025】また、本体12の表面には、プラグ接続部1
4,15,16の組み毎にアース端子41が配設されている。
このアース端子41は、本体12の表面に沿わされる基板部
42、この基板部42から各プラグ接続部14,15,16の突部
18,19,20の周面に被せられる円筒状のカバー部43を有
し、上端に本体12の係止溝24に圧入係止される係止爪44
が、下端に本体12の係止溝25に圧入係止される基板接続
部45が形成されている。プラグ接続部15,16の組み毎に
も、アース端子41と同様のアース端子46が配設されてい
る。
【0026】また、本体12の裏面には、プラグ接続部14
毎にスイッチ端子51およびリード端子52が取り付けられ
ているとともに、各プラグ接続部15,16毎のコンタクト
端子53,54が取り付けられている。
【0027】スイッチ端子51は、図4にも示すように、
本体12の裏面に対して平行状に取り付けられる平板状の
スイッチ端子部55を有し、このスイッチ端子部55の一端
が係合突部29の端面に位置されている。スイッチ端子部
55の一端には、各突起30に圧入固定される取付孔56が形
成されているとともにプラグ接続部14側に突出する接触
片部57が形成されている。スイッチ端子51の他端には、
本体12の係合溝35に係合される基板接続部58が折曲形成
されている。
【0028】リード端子52は、本体12の裏面に対して平
行状に取り付けられる平板状のリード端子部59を有し、
このリード端子部59の一端が係合突部31の端面に位置さ
れている。リード端子部59の一端の一側には、プラグ接
続部14を挟んで上下方向の両側に一対の取付部60,61
が、これら取付部60,61間から弾性部62が、それぞれプ
ラグ接続部14側に突出形成されている。各取付部60,61
の先端には、本体12の各係合溝32に圧入固定される係止
爪63,64が折曲形成されている。弾性部62の先端には、
コンタクト部65が一体に形成されているとともに、この
コンタクト部65が、リード端子部59の面に対して交差す
る方向つまりプラグ接続方向に平行状になるように折曲
形成され、プラグ接続部14の溝部33に挿入配置されてい
る。
【0029】コンタクト部65には、中間部にリード端子
部59の弾性部62から略直角に折曲される連結部66が形成
され、一端にスイッチ端子51の接触片部57に接離するス
イッチ端子接触部67が形成され、他端にプラグ接続部14
に接続されるプラグPと接触するプラグ接触部68が形成
されている。そして、図1に示すように、コンタクト部
65のプラグ接触部68をプラグ接続部14の溝部33に挿入
し、各取付部60,61の係止爪63,64を本体12の係合溝32
にそれぞれ圧入固定して取り付ける過程で、コンタクト
部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触
し、その後は取付部60,61間で弾性部62が湾曲するよう
に弾性変形し、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67
がスイッチ端子51に接触する方向に弾性を具備する。ま
た、リード端子52の本体12への取付状態では、コンタク
ト部65のプラグ接触部68がプラグ孔21内に進入配置され
る。プラグ接続部14にプラグPが接続されていないとき
にはコンタクト部65がスイッチ端子51に接触するととも
に、プラグ接続部14にプラグPが接続されたときにはコ
ンタクト部65のプラグ接触部68に接触するプラグPによ
りコンタクト部65が押動されてスイッチ端子接触部67が
スイッチ端子51から離反する。
【0030】リード端子52のリード端子部59の他端に
は、本体12の係合溝35に係合される基板接続部69が折曲
形成されている。
【0031】コンタクト端子53,54は、本体12の裏面に
対して平行状に取り付けられる平板状の端子部70,71を
有し、これら各端子部70,71の一端に各プラグ接続部1
5,16のプラグ孔22,23に連通形成されている溝部に圧
入固定される二股状のコンタクト端子部72,73が略直角
に折曲形成されている。コンタクト端子53,54の端子部
70,71の他端には、本体12の係合溝35に係合される基板
接続部74,75が折曲形成されている。
【0032】また、図4に示すように、スイッチ端子5
1、リード端子52およびコンタクト端子53,54は、1枚
の導電性板材78から分離形成される。この導電性板材78
は、帯状に連続した長尺の板材で、各端子51,52,53,
54を組みとして本体12への各取付位置に対応した位置に
一体に打ち抜き形成されているとともに、これら組みが
板材の長手方向に沿って並列に打ち抜き形成されてい
る。
【0033】導電性板材78の両端にはリード部79,80が
形成され、一方のリード部79に対してスイッチ端子51お
よびリード端子52の一端が後に切断される連結部81を介
して形成され、他方のリード部80に対してリード端子52
およびコンタクト端子54の他端が後に切断される連結部
81を介して形成され、さらに、スイッチ端子51とコンタ
クト端子53との間、スイッチ端子51と隣接するリード端
子52との間、コンタクト端子53,54間が後に切断される
連結部81を介して形成されている。
【0034】リード部79,80には、各端子51,52,53,
54の組み毎に送り孔82が形成され、この送り孔82のピッ
チはそれら各組みの本体12への各取付位置に対応してい
る。
【0035】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0036】製造工程において、本体12に各端子51,5
2,53,54を組み付ける場合、各端子51,52,53,54が
形成された導電性板材78を製造装置に供給する。製造装
置に供給される導電性板材78は、図2に示すように、平
板の状態である。
【0037】製造装置では、金型などの治具を用いてプ
レス成形するプレス機等を用い、図3(b)(c)に示すよう
に、各連結部81を切断して各端子51,52,53,54を導電
性板材78から分離するとともに、各端子51,52,53,54
同士を分離する。同時に、リード端子52のコンタクト部
65、各コンタクト端子53,54のコンタクト端子部72,7
3、各端子51,52,53,54の基板接続部58,69,74,75
をそれぞれ折曲する。
【0038】製造装置は、分離および折曲した各端子5
1,52,53,54をその位置で例えば吸引するなどして治
具の型面に保持し、各端子51,52,53,54を保持した治
具と本体12との少なくともいずれかを移動させて互いに
対向させ、図1に示すように、各端子51,52,53,54を
本体12の裏面に組み込む。すなわち、スイッチ端子51の
各取付孔56を本体12の各突起30に圧入固定し、リード端
子52のコンタクト部65を本体12のプラグ接続部14の溝部
33に挿入するとともに各係止爪63,64を本体12の係合溝
32に圧入固定し、各コンタクト端子53,54のコンタクト
端子部72,73を本体12の各プラグ接続部15,16のプラグ
孔22,23の溝部に圧入固定し、各端子51,52,53,54の
基板接続部58,69,74,75を本体12の各係合溝35に係合
する。
【0039】図1に示すように、コンタクト部65のプラ
グ接触部68をプラグ接続部14の溝部33に挿入し、各取付
部60,61の係止爪63,64を本体12の係合溝32にそれぞれ
圧入固定して取り付ける過程で、コンタクト部65のスイ
ッチ端子接触部67がスイッチ端子51に接触し、その後は
取付部60,61間で弾性部62が湾曲するように弾性変形
し、コンタクト部65のスイッチ端子接触部67がスイッチ
端子51に接触する方向に弾性を具備する。リード端子52
の本体12への取付状態では、コンタクト部65のプラグ接
触部68がプラグ孔21内に進入配置される。
【0040】そして、プラグ接続部14にプラグPが接続
されていないときには、コンタクト部65がスイッチ端子
51に接触する。また、プラグ接続部14にプラグPが接続
されたときには、コンタクト部65のプラグ接触部68に接
触するプラグPによりコンタクト部65が押動されてスイ
ッチ端子接触部67がスイッチ端子51から離反する。
【0041】このように、本体12の裏面に沿ってスイッ
チ端子51およびリード端子52のリード端子部59を配設
し、リード端子52のリード端子部59と一体に形成したコ
ンタクト部65をリード端子部59に対して交差する方向に
折曲してプラグ接続部14に配設することにより、プラグ
接続部14にプラグPが接続されていないときにコンタク
ト部65がスイッチ端子51に接触するとともにプラグ接続
部14にプラグPが接続されたときにコンタクト部65がプ
ラグPに接触してスイッチ端子51から離反するスイッチ
構造を構成でき、そのため、スイッチ構造を備えながら
本体12の表裏面方向の薄形化を図ることができるととも
に、リード端子部59とコンタクト部65との一体構造によ
って部品点数を削減でき、組立効率を向上できる。
【0042】さらに、リード端子52のコンタクト部65
は、中間部がリード端子部59に接続され、一端にスイッ
チ端子51に接離するスイッチ端子接触部67を有し、他端
にプラグ接続部14に接続されるプラグPと接触するプラ
グ接触部68を有するので、プラグ接触部68に対するプラ
グPの挿脱に対応してコンタクト部65が容易に可動し、
コンタクト部65とスイッチ端子51との接離を確実にでき
る。
【0043】さらに、リード端子52は、本体12のプラグ
接続部14の近傍に取り付けられる取付部60,61を有する
とともに、この取付部60,61を本体12に取り付けた状態
でコンタクト部65がスイッチ端子51に接触する方向に弾
性を付与する弾性部62を有しているので、リード端子52
を本体12に取り付けるだけで、コンタクト部65がスイッ
チ端子51に接触する方向に弾性を付与でき、プラグPが
接続されていない状態でのコンタクト部65とスイッチ端
子51との接続を確実にできる。
【0044】また、スイッチ端子51、リード端子52およ
びコンタクト端子53,54は、本体12への取付位置に対応
して1枚の導電性板材78から分離形成したものであり、
本体12への取付時にスイッチ端子51、リード端子52およ
びコンタクト端子53,54を導電性板材から分離すること
により、これらスイッチ端子51、リード端子52およびコ
ンタクト端子53,54を本体12に一度に組み込むことが可
能となり、組立効率を向上できる。
【0045】また、ステレオの音声信号用のプラグ接続
部15,16のみを組みとするものに関しては、他の組みと
同様のコンタクト端子53,54が組み込まれる。
【0046】なお、前記実施の形態では、プラグ接続部
14にプラグPが接続されていないときにコンタクト部65
がスイッチ端子51に接触するとともに、プラグ接続部14
にプラグPが接続されたときにコンタクト部65がスイッ
チ端子51から離反したが、逆に、プラグ接続部14にプラ
グPが接続されていないときにコンタクト部65がスイッ
チ端子51から離反するとともに、プラグ接続部14にプラ
グPが接続されたときにコンタクト部65がスイッチ端子
51に接触するように構成してもよく、同様の作用効果が
得られる。
【0047】また、接続装置としては、複合コネクタに
限られず、ピンジャック単体でも構成でき、同様の作用
効果を奏する。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の接続装置によれば、本体
の裏面に沿ってスイッチ端子およびリード端子のリード
端子部を配設し、リード端子のリード端子部と一体に形
成したコンタクト部をリード端子部に対して交差する方
向に折曲してプラグ接続部に配設することにより、プラ
グ接続部へのプラグの挿脱に応じてコンタクト部がスイ
ッチ端子に接離するスイッチ構造を構成でき、そのた
め、スイッチ構造を備えながら薄形化できるとともに、
リード端子部とコンタクト部との一体構造によって部品
点数を削減し、組立効率を向上できる。
【0049】請求項2記載の接続装置によれば、請求項
1記載の接続装置の効果に加えて、リード端子のコンタ
クト部は、中間部がリード端子部に接続され、一端にス
イッチ端子に接離するスイッチ端子接触部を有し、他端
にプラグ接続部に接続されるプラグと接触するプラグ接
触部を有するので、プラグ接続部に対するプラグの挿脱
に対応してコンタクト部が容易に可動し、コンタクト部
とスイッチ端子との接離を確実にできる。
【0050】請求項3記載の接続装置によれば、請求項
1または2記載の接続装置の効果に加えて、リード端子
は、本体のプラグ接続部の近傍に取り付けられる取付部
を有するとともに、この取付部を本体に取り付けた状態
でコンタクト部がスイッチ端子に接触する方向に弾性を
付与する弾性部を有しているので、リード端子を本体に
取り付けるだけで、コンタクト部がスイッチ端子に接触
する方向に弾性を付与でき、プラグが接続されていない
状態でのコンタクト部とスイッチ端子との接続を確実に
できる。
【0051】請求項4記載の接続装置によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の接続装置の効果に加えて、ス
イッチ端子およびリード端子は、本体への取付位置に対
応して1枚の導電性板材から分離形成したものであり、
本体への取付時にスイッチ端子およびリード端子を導電
性板材から分離することにより、これらスイッチ端子お
よびリード端子を本体に一度に組み込むことが可能とな
り、組立効率を向上できる。
【0052】請求項5記載の接続装置によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の接続装置の効果に加えて、ス
イッチ端子、リード端子およびコンタクト端子は、本体
への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成
したものであり、本体への取付時にスイッチ端子、リー
ド端子およびコンタクト端子を導電性板材から分離する
ことにより、これらスイッチ端子、リード端子およびコ
ンタクト端子を本体に一度に組み込むことが可能とな
り、組立効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す接続装置のプラグ
接続部の部分を示し、(a)は背面図、(b)は断面図、(c)
はプラグ接続状態の断面図である。
【図2】同上接続装置の各端子を形成した導電性板材の
一部を示し、(a)は背面図、(b)は底面図である。
【図3】同上接続装置のプラグ接続部と各端子との位置
関係を示し、(a)は本体のプラグ接続部の背面図、(b)は
各端子の分離状態かつ折曲状態の背面図、(c)は各端子
の分離状態かつ折曲状態の底面図である。
【図4】同上接続装置の各端子を形成した導電性板材の
背面図である。
【図5】同上接続装置の正面図である。
【図6】同上接続装置の背面図である。
【図7】同上接続装置の側面図である。
【符号の説明】
11 接続装置としての複合コネクタ 12 本体 14 プラグ接続部 51 スイッチ端子 52 リード端子 53,54 コンタクト端子 59 リード端子部 60,61 取付部 62 弾性部 65 コンタクト部 67 スイッチ端子接触部 68 プラグ接触部 78 導電性板材 P プラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にプラグが接続されるプラグ接続部
    を有する本体と、 この本体の裏面に沿って配設されるスイッチ端子と、 前記本体の裏面に沿って配設されるリード端子部、およ
    びこのリード端子部と一体でかつリード端子部に対して
    交差する方向に折曲されてプラグ接続部に配設されるコ
    ンタクト部を有し、プラグ接続部へのプラグの挿脱に応
    じてコンタクト部がスイッチ端子に接離するリード端子
    とを具備していることを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】 リード端子のコンタクト部は、中間部が
    リード端子部に接続され、一端にスイッチ端子に接離す
    るスイッチ端子接触部を有し、他端にプラグ接続部に接
    続されるプラグと接触するプラグ接触部を有することを
    特徴とする請求項1記載の接続装置。
  3. 【請求項3】 リード端子は、本体のプラグ接続部の近
    傍に取り付けられる取付部を有するとともに、この取付
    部を本体に取り付けた状態でコンタクト部がスイッチ端
    子に接触する方向に弾性を付与する弾性部を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の接続装置。
  4. 【請求項4】 スイッチ端子およびリード端子は、本体
    への取付位置に対応して1枚の導電性板材から分離形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    記載の接続装置。
  5. 【請求項5】 本体は、複数のプラグ接続部を有し、少
    なくとも1つのプラグ接続部にスイッチ端子およびリー
    ド端子が配置されるとともに、他のプラグ接続部にコン
    タクト端子が接続され、 前記スイッチ端子、リード端子およびコンタクト端子
    は、本体への取付位置に対応して1枚の導電性板材から
    分離形成されていることを特徴とする請求項1ないし3
    いずれか記載の接続装置。
JP2001361677A 2001-11-27 2001-11-27 接続装置 Expired - Fee Related JP3723498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001361677A JP3723498B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001361677A JP3723498B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003163059A true JP2003163059A (ja) 2003-06-06
JP3723498B2 JP3723498B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=19172290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001361677A Expired - Fee Related JP3723498B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3723498B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3723498B2 (ja) 2005-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4849145B2 (ja) ソケットとヘッダの嵌合状態を保持するロック機構を備えたコネクタ及びコネクタの製造方法
JP2003331999A (ja) 電気コネクタ
US7112087B2 (en) Electrical connector and method of producing the same
JP2007220511A (ja) モジュール機器用電気機器
JP2004127572A (ja) コネクタ
EP1122825B1 (en) Substrate mount type terminal
JPH09148007A (ja) 電気コネクタ
US6899565B2 (en) Electrical connector having a holddown for ground connection
JP2003163059A (ja) 接続装置
JP2002367696A (ja) カードエッジコネクタ
JP3355476B2 (ja) ライトアングルコネクタ
JPH09139154A (ja) シーソースイッチ
JP4665926B2 (ja) コネクタ
JP4028621B2 (ja) 回路基板用コネクタ
JPH10189172A (ja) オス型コネクタ
JP2003017197A (ja) プリント基板用コネクタ
JP2002033145A (ja) 固定金具を有する電気コネクタ及びその製造方法
JP3294790B2 (ja) 電気コネクタ
JPH08130816A (ja) 端子接続構造及び端子接続部の形成方法
JPH08250179A (ja) コンタクト
JPH086384Y2 (ja) ロツク機構付きコネクタ
JP2567395Y2 (ja) コネクタ
EP0886348A2 (en) Electric connector
JPH1167391A (ja) 一体成形型コネクタ及びその製造方法
JP2003338336A (ja) コネクタのコンタクト保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees