JPH08105551A - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
- Publication number
- JPH08105551A JPH08105551A JP6266077A JP26607794A JPH08105551A JP H08105551 A JPH08105551 A JP H08105551A JP 6266077 A JP6266077 A JP 6266077A JP 26607794 A JP26607794 A JP 26607794A JP H08105551 A JPH08105551 A JP H08105551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- hole
- valve body
- valve seat
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 49
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 22
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/32—Details
- F16K1/34—Cutting-off parts, e.g. valve members, seats
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/004—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by piezoelectric means
- F16K31/007—Piezoelectric stacks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86718—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/86726—Valve with bypass connections
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86718—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/86759—Reciprocating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明に係る流量制御弁は、簡単な構成出、
加工しやすく、長寿命であり、大流量制御が可能であ
る。 【構成】 本発明に係る流量制御弁は、流体が流入する
流入口2Aと流体が流出する流出口3Aとを有する弁室
内に設けられ、アクチュエータ14の駆動力に応じて移
動する弁体5と、前記弁室内に、前記弁体5に対向して
設けられ、前記弁体5と協同して流体の流量を制御する
弁座4とを具備する流量制御弁であり、前記流出口3A
は前記弁体5の駆動方向に直交する方向に設けられてお
り、前記弁座4には、前記弁体5の駆動方向に穿設され
た第1の穴22と、前記弁体5の駆動方向に直交する方
向に、当該弁座4の周縁部から穿設された第2の穴21
とが夫々設けられ、前記弁室内には、前記弁体5と前記
弁座4と離隔に応じて、前記流入口2Aから前記第1の
穴22を介して前記流出口3Aに到る流路と、前記流入
口2Aから前記第1の穴22及び前記第2の穴21を介
して前記流出口3Aに到る流路とが形成されるように、
間隙27が設けられている。
加工しやすく、長寿命であり、大流量制御が可能であ
る。 【構成】 本発明に係る流量制御弁は、流体が流入する
流入口2Aと流体が流出する流出口3Aとを有する弁室
内に設けられ、アクチュエータ14の駆動力に応じて移
動する弁体5と、前記弁室内に、前記弁体5に対向して
設けられ、前記弁体5と協同して流体の流量を制御する
弁座4とを具備する流量制御弁であり、前記流出口3A
は前記弁体5の駆動方向に直交する方向に設けられてお
り、前記弁座4には、前記弁体5の駆動方向に穿設され
た第1の穴22と、前記弁体5の駆動方向に直交する方
向に、当該弁座4の周縁部から穿設された第2の穴21
とが夫々設けられ、前記弁室内には、前記弁体5と前記
弁座4と離隔に応じて、前記流入口2Aから前記第1の
穴22を介して前記流出口3Aに到る流路と、前記流入
口2Aから前記第1の穴22及び前記第2の穴21を介
して前記流出口3Aに到る流路とが形成されるように、
間隙27が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体の製造に用い
られるガス等の流体の流量を制御するための流量制御弁
に関し、特に、ピエゾアクチュエータを用いた場合に好
適な流量制御弁に関するものである。
られるガス等の流体の流量を制御するための流量制御弁
に関し、特に、ピエゾアクチュエータを用いた場合に好
適な流量制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の流量制御弁においては、
流量を微細に制御可能であるという理由で、ピエゾアク
チュエータが用いられるようになってきた。しかしなが
ら、このピエゾアクチュエータは、ストロークが小さい
という欠点があり、小型で大流量の流量制御弁を得るこ
とは難しかった。
流量を微細に制御可能であるという理由で、ピエゾアク
チュエータが用いられるようになってきた。しかしなが
ら、このピエゾアクチュエータは、ストロークが小さい
という欠点があり、小型で大流量の流量制御弁を得るこ
とは難しかった。
【0003】そこで、従来は、弁体や弁座の表面に複雑
な形状の突条を設ける等して大流量となるようにしてい
る。係る手法を採用した流量制御弁としては、特開平2
−116071号、特開昭5−99349号、特開昭6
2−24088号の流量制御弁を挙げることができる。
な形状の突条を設ける等して大流量となるようにしてい
る。係る手法を採用した流量制御弁としては、特開平2
−116071号、特開昭5−99349号、特開昭6
2−24088号の流量制御弁を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上掲の
流量制御弁にあっては、弁体等の構造が複雑であり、機
械加工が困難であり、製造に時間を要し、また、歩留ま
りも悪くなるという問題点がある。更に、弁体等の構造
が複雑であることから、歪みを生じやすく、寿命が短
く、また、的確に弁のクローズ状態を現出できにくいと
いう問題点が生じていた。
流量制御弁にあっては、弁体等の構造が複雑であり、機
械加工が困難であり、製造に時間を要し、また、歩留ま
りも悪くなるという問題点がある。更に、弁体等の構造
が複雑であることから、歪みを生じやすく、寿命が短
く、また、的確に弁のクローズ状態を現出できにくいと
いう問題点が生じていた。
【0005】本発明は上記の従来例に係る流量制御弁の
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
構造が簡単でありながら、大流量の制御を可能とし、ま
た、加工が簡単で、製造時間の短縮、歩留まりの向上を
図ることが可能である流量制御弁を提供することであ
る。更に、本発明の目的は、長寿命で的確に弁のクロー
ズ状態を現出する流量制御弁を提供することである。
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
構造が簡単でありながら、大流量の制御を可能とし、ま
た、加工が簡単で、製造時間の短縮、歩留まりの向上を
図ることが可能である流量制御弁を提供することであ
る。更に、本発明の目的は、長寿命で的確に弁のクロー
ズ状態を現出する流量制御弁を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明に係る流量制御弁は、流体が流入する流入口と流体が
流出する流出口とを有する弁室内に設けられ、アクチュ
エータの駆動力に応じて移動する弁体と、前記弁室内
に、前記弁体に対向して設けられ、前記弁体と協同して
流体の流量を制御する弁座とを具備する流量制御弁であ
り、前記弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された第
1の穴と、前記弁体の駆動方向に直交する方向に、当該
弁座の周縁部から穿設された第2の穴とが夫々設けら
れ、前記弁室内には、前記弁体と前記弁座と離隔に応じ
て、前記流入口から前記第1の穴を介して前記流出口に
到る流路と、前記流入口から前記第1の穴及び前記第2
の穴を介して前記流出口に到る流路とが形成されるよう
に、間隙が設けられていることを特徴とする。
明に係る流量制御弁は、流体が流入する流入口と流体が
流出する流出口とを有する弁室内に設けられ、アクチュ
エータの駆動力に応じて移動する弁体と、前記弁室内
に、前記弁体に対向して設けられ、前記弁体と協同して
流体の流量を制御する弁座とを具備する流量制御弁であ
り、前記弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された第
1の穴と、前記弁体の駆動方向に直交する方向に、当該
弁座の周縁部から穿設された第2の穴とが夫々設けら
れ、前記弁室内には、前記弁体と前記弁座と離隔に応じ
て、前記流入口から前記第1の穴を介して前記流出口に
到る流路と、前記流入口から前記第1の穴及び前記第2
の穴を介して前記流出口に到る流路とが形成されるよう
に、間隙が設けられていることを特徴とする。
【0007】本願の請求項2記載の発明に係る流量制御
弁は、弁体の弁座と対向する面には、第1の穴と第2の
穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が形成され
ていることを特徴とする。
弁は、弁体の弁座と対向する面には、第1の穴と第2の
穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が形成され
ていることを特徴とする。
【0008】本願の請求項3記載の発明に係る流量制御
弁は、弁体の弁座と対向する面は、平坦面であることを
特徴とする。
弁は、弁体の弁座と対向する面は、平坦面であることを
特徴とする。
【0009】本願の請求項4記載の発明に係る流量制御
弁は、弁座の弁体と対向する面には、第1の穴と第2の
穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が形成され
ていることを特徴とする。
弁は、弁座の弁体と対向する面には、第1の穴と第2の
穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が形成され
ていることを特徴とする。
【0010】本願の請求項5記載の発明に係る流量制御
弁では、前記第2の穴は、これに直交する第3の穴と連
絡されていることを特徴とする。
弁では、前記第2の穴は、これに直交する第3の穴と連
絡されていることを特徴とする。
【0011】本願の請求項6記載の発明に係る流量制御
弁は、流体が流入する流入口と流体が流出する流出口と
を有する弁室内に設けられ、アクチュエータの駆動力に
応じて移動する弁体と、前記弁室内に、前記弁体に対向
して設けられ、前記弁体と協同して流体の流量を制御す
る弁座とを具備する流量制御弁であり、前記弁座には、
前記弁体の駆動方向に穿設された複数の貫通穴が設けら
れ、前記弁体には、前記弁体の駆動方向に穿設された複
数の貫通穴が設けられ、前記弁室内には、前記弁体と前
記弁座と離隔に応じて、前記流入口から前記弁座の貫通
穴を介して前記流出口に到る流路と、前記流入口から前
記弁座の貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介して前記流出
口に到る流路とが形成されるように、間隙が設けられて
いることを特徴とする。
弁は、流体が流入する流入口と流体が流出する流出口と
を有する弁室内に設けられ、アクチュエータの駆動力に
応じて移動する弁体と、前記弁室内に、前記弁体に対向
して設けられ、前記弁体と協同して流体の流量を制御す
る弁座とを具備する流量制御弁であり、前記弁座には、
前記弁体の駆動方向に穿設された複数の貫通穴が設けら
れ、前記弁体には、前記弁体の駆動方向に穿設された複
数の貫通穴が設けられ、前記弁室内には、前記弁体と前
記弁座と離隔に応じて、前記流入口から前記弁座の貫通
穴を介して前記流出口に到る流路と、前記流入口から前
記弁座の貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介して前記流出
口に到る流路とが形成されるように、間隙が設けられて
いることを特徴とする。
【0012】本願の請求項7記載の発明に係る流量制御
弁は、請求項6記載の発明に係る流量制御弁に対して、
上記弁座の弁体と対向する面には、前記弁座の貫通穴と
前記弁体の貫通穴との間を、弁のクローズ時に遮断する
突条が形成されていることを特徴とする。
弁は、請求項6記載の発明に係る流量制御弁に対して、
上記弁座の弁体と対向する面には、前記弁座の貫通穴と
前記弁体の貫通穴との間を、弁のクローズ時に遮断する
突条が形成されていることを特徴とする。
【0013】本願の請求項8記載の発明に係る流量制御
弁は、アクチュエータ側にダイアフラムを有し、このダ
イアフラムの周縁部から延びる側壁を有するダイアフラ
ム体内部に弁室が、構成されていることを特徴とする。
弁は、アクチュエータ側にダイアフラムを有し、このダ
イアフラムの周縁部から延びる側壁を有するダイアフラ
ム体内部に弁室が、構成されていることを特徴とする。
【0014】本願の請求項9記載の発明に係る流量制御
弁では、流出口が前記弁体の駆動方向に直交する方向に
設けられていることを特徴とする。
弁では、流出口が前記弁体の駆動方向に直交する方向に
設けられていることを特徴とする。
【0015】
【作用】本願の請求項1記載の発明に係る流量制御弁
は、弁体の駆動方向に穿設された第1の穴と、前記弁体
の駆動方向に直交する方向に、当該弁座の周縁部から穿
設された第2の穴とが夫々設けられた弁座を有してお
り、弁室内の間隙によって、流入口から前記第1の穴を
介して前記流出口に到る流路と、前記流入口から前記第
1の穴及び前記第2の穴を介して前記流出口に到る流路
とが形成され、大流量による流量制御を可能とする。
は、弁体の駆動方向に穿設された第1の穴と、前記弁体
の駆動方向に直交する方向に、当該弁座の周縁部から穿
設された第2の穴とが夫々設けられた弁座を有してお
り、弁室内の間隙によって、流入口から前記第1の穴を
介して前記流出口に到る流路と、前記流入口から前記第
1の穴及び前記第2の穴を介して前記流出口に到る流路
とが形成され、大流量による流量制御を可能とする。
【0016】本願の請求項2記載の発明に係る流量制御
弁は、弁体の弁座と対向する面の突条により、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断し、また、
弁のオープン時には上記突条を越えて流体が流れること
により、大流量による流量制御を可能とする。
弁は、弁体の弁座と対向する面の突条により、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断し、また、
弁のオープン時には上記突条を越えて流体が流れること
により、大流量による流量制御を可能とする。
【0017】本願の請求項3記載の発明に係る流量制御
弁は、弁体の弁座と対向する面は、平坦面であり、構成
が簡単であるにも拘らず、大流量による流量制御を可能
とする。
弁は、弁体の弁座と対向する面は、平坦面であり、構成
が簡単であるにも拘らず、大流量による流量制御を可能
とする。
【0018】本願の請求項4記載の発明に係る流量制御
弁は、弁座の弁体と対向する面の突条により、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断し、また、
弁のオープン時には上記突条を越えて流体が流れること
により、大流量による流量制御を可能とする。
弁は、弁座の弁体と対向する面の突条により、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断し、また、
弁のオープン時には上記突条を越えて流体が流れること
により、大流量による流量制御を可能とする。
【0019】本願の請求項5記載の発明に係る流量制御
弁では、前記第2の穴は、これに直交する第3の穴と連
絡されていて、更に流路が形成され、大流量による流量
制御を可能とする。
弁では、前記第2の穴は、これに直交する第3の穴と連
絡されていて、更に流路が形成され、大流量による流量
制御を可能とする。
【0020】本願の請求項6記載の発明に係る流量制御
弁は、弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された複数
の貫通穴が設けられ、前記弁体には、前記弁体の駆動方
向に穿設された複数の貫通穴が設けられ、これらの貫通
穴と前記弁室内の間隙とにより、前記弁体と前記弁座と
離隔に応じて、前記流入口から前記弁座の貫通穴を介し
て前記流出口に到る流路と、前記流入口から前記弁座の
貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介して前記流出口に到る
流路とが形成され、大流量による流量制御を可能とす
る。
弁は、弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された複数
の貫通穴が設けられ、前記弁体には、前記弁体の駆動方
向に穿設された複数の貫通穴が設けられ、これらの貫通
穴と前記弁室内の間隙とにより、前記弁体と前記弁座と
離隔に応じて、前記流入口から前記弁座の貫通穴を介し
て前記流出口に到る流路と、前記流入口から前記弁座の
貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介して前記流出口に到る
流路とが形成され、大流量による流量制御を可能とす
る。
【0021】本願の請求項7記載の発明に係る流量制御
弁は、請求項6記載の発明に係る流量制御弁に対して、
上記弁座の弁体と対向する面には、前記弁座の貫通穴と
前記弁体の貫通穴との間を、弁のクローズ時に遮断する
突条が形成されており、弁体の弁座と対向する面の突条
により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクローズ時
に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越えて
流体が流れることにより、大流量による流量制御を可能
とする。
弁は、請求項6記載の発明に係る流量制御弁に対して、
上記弁座の弁体と対向する面には、前記弁座の貫通穴と
前記弁体の貫通穴との間を、弁のクローズ時に遮断する
突条が形成されており、弁体の弁座と対向する面の突条
により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクローズ時
に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越えて
流体が流れることにより、大流量による流量制御を可能
とする。
【0022】本願の請求項8記載の発明に係る流量制御
弁は、弁室が、アクチュエータ側にダイアフラムを有
し、このダイアフラムの周縁部から延びる側壁を有する
ダイアフラム体内部に構成されるため、ダイアフラム体
を用いて容易に弁室用の空間を構成できる。
弁は、弁室が、アクチュエータ側にダイアフラムを有
し、このダイアフラムの周縁部から延びる側壁を有する
ダイアフラム体内部に構成されるため、ダイアフラム体
を用いて容易に弁室用の空間を構成できる。
【0023】本願の請求項9記載の発明に係る流量制御
弁では、流出口が前記弁体の駆動方向に直交する方向に
設けられており、弁体または弁座の運動する方向に対し
ても直交する方向であるため、流体が弁体または弁座の
周面を介して自然にこの流出口に流れ込む。
弁では、流出口が前記弁体の駆動方向に直交する方向に
設けられており、弁体または弁座の運動する方向に対し
ても直交する方向であるため、流体が弁体または弁座の
周面を介して自然にこの流出口に流れ込む。
【0024】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施例に係
る流量制御弁を説明する。各図面の説明において、同一
の構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。図1には、本発明の第1の実施例に係る流量制
御弁が示されている。この実施例においては、ピエゾア
クチュエータ14が用いられる。ピエゾアクチュエータ
14は、筒状のケース内にピエゾスタック13を上下の
緩衝体16A、16Bで挟んでダイアフラム12により
封止したものであり、筒状のケースの内室の天井と上部
の緩衝体16Aとの間には、ピエゾスタック13が垂直
に保持されるように位置決めする鋼球15が介装されて
いる。また、下部の緩衝体16Bは筒状のケース内を摺
動可能に周縁部の大きさが規定され、その先端凸部はダ
イアフラム12のセンタに当接している。ピエゾアクチ
ュエータ14の筒状のケースの適宜箇所には、2つのハ
ーメチック端子17が設けられ、リード線18によりピ
エゾスタック13に電力を供給する。
る流量制御弁を説明する。各図面の説明において、同一
の構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。図1には、本発明の第1の実施例に係る流量制
御弁が示されている。この実施例においては、ピエゾア
クチュエータ14が用いられる。ピエゾアクチュエータ
14は、筒状のケース内にピエゾスタック13を上下の
緩衝体16A、16Bで挟んでダイアフラム12により
封止したものであり、筒状のケースの内室の天井と上部
の緩衝体16Aとの間には、ピエゾスタック13が垂直
に保持されるように位置決めする鋼球15が介装されて
いる。また、下部の緩衝体16Bは筒状のケース内を摺
動可能に周縁部の大きさが規定され、その先端凸部はダ
イアフラム12のセンタに当接している。ピエゾアクチ
ュエータ14の筒状のケースの適宜箇所には、2つのハ
ーメチック端子17が設けられ、リード線18によりピ
エゾスタック13に電力を供給する。
【0025】弁室が設けられるベース1には、流体の流
入路2と流出路3とが形成されている。このベース1の
上部には、Oリングガイド7を介してダイアフラム9が
固定リング10に植設されるボルト11により固定され
る。ダイアフラム9とベース1との間には、Oリングガ
イド7によりガイドされたOリング8が介装されてい
る。
入路2と流出路3とが形成されている。このベース1の
上部には、Oリングガイド7を介してダイアフラム9が
固定リング10に植設されるボルト11により固定され
る。ダイアフラム9とベース1との間には、Oリングガ
イド7によりガイドされたOリング8が介装されてい
る。
【0026】固定リング10の中央部にはネジ穴が形成
されており、一方、ピエゾアクチュエータ14のケース
の下部周縁にネジ部19が形成されており、固定リング
10にピエゾアクチュエータ14をねじこみ、ピエゾア
クチュエータ14を立設保持する。
されており、一方、ピエゾアクチュエータ14のケース
の下部周縁にネジ部19が形成されており、固定リング
10にピエゾアクチュエータ14をねじこみ、ピエゾア
クチュエータ14を立設保持する。
【0027】ベース1の上面中央部から下方に向かっ
て、円柱を繰り抜いた如くの弁室の穴が形成され、ここ
には、弁体5と弁座4とが埋設される。弁体5は図2と
図3に詳細を示す如く構成され、弁座4は図4、図5、
図6に詳細を示す如くに構成されている。すなわち、弁
体5の上面には、緩衝体16Bの先端凸部に対応した凸
部35が形成され、更に、弁体5の下部側の径は中央部
の径より小さく、この差によるフランジ36が形成され
る。弁体の底面は、中央部が大きく穿設された穴33と
なっており、ここにバネ6が介装され、その穴33の外
周にリング状の突条32が形成され、更に、所定間隔を
おいて、上記突条32と同心円状に突条34が形成され
ている。この突条32、34間は、リング状の溝部31
となっている。この様に、弁体5は円盤状のディスクの
周縁を切削してフランジ36を形成し、上面と底面との
切削により凸部35やリング状の突条32、34を形成
することにより作成可能である。
て、円柱を繰り抜いた如くの弁室の穴が形成され、ここ
には、弁体5と弁座4とが埋設される。弁体5は図2と
図3に詳細を示す如く構成され、弁座4は図4、図5、
図6に詳細を示す如くに構成されている。すなわち、弁
体5の上面には、緩衝体16Bの先端凸部に対応した凸
部35が形成され、更に、弁体5の下部側の径は中央部
の径より小さく、この差によるフランジ36が形成され
る。弁体の底面は、中央部が大きく穿設された穴33と
なっており、ここにバネ6が介装され、その穴33の外
周にリング状の突条32が形成され、更に、所定間隔を
おいて、上記突条32と同心円状に突条34が形成され
ている。この突条32、34間は、リング状の溝部31
となっている。この様に、弁体5は円盤状のディスクの
周縁を切削してフランジ36を形成し、上面と底面との
切削により凸部35やリング状の突条32、34を形成
することにより作成可能である。
【0028】一方、弁座4は円盤状のディスクであり、
下端部の径が上部の径より大きく、フランジ23を生じ
る。また、弁座の底面は僅かに繰り抜かれて、底浅の穴
25が形成されている。この穴の周辺面に1対の貫通穴
22がピエゾスタック13の伸縮方向(駆動方向)に穿
設されている。また、上記1対の貫通穴22を結ぶ直線
に直交する方向には、弁体の周縁部から穴21が貫通し
て形成されている。また、弁体の上面中央部からは、上
記穴21に連絡する縦穴24が形成されている。弁体5
と弁座4とが、弁室内で合わさると、フランジ23、3
6により図1に明らかなように、弁室内壁との間に間隙
27を生じる。弁体4は、円盤状のディスクの周縁を切
削してフランジ23を形成し、上方から3箇所に穴あけ
を施し、周縁部から1つの穴をあければ良い。
下端部の径が上部の径より大きく、フランジ23を生じ
る。また、弁座の底面は僅かに繰り抜かれて、底浅の穴
25が形成されている。この穴の周辺面に1対の貫通穴
22がピエゾスタック13の伸縮方向(駆動方向)に穿
設されている。また、上記1対の貫通穴22を結ぶ直線
に直交する方向には、弁体の周縁部から穴21が貫通し
て形成されている。また、弁体の上面中央部からは、上
記穴21に連絡する縦穴24が形成されている。弁体5
と弁座4とが、弁室内で合わさると、フランジ23、3
6により図1に明らかなように、弁室内壁との間に間隙
27を生じる。弁体4は、円盤状のディスクの周縁を切
削してフランジ23を形成し、上方から3箇所に穴あけ
を施し、周縁部から1つの穴をあければ良い。
【0029】このように構成された流量制御弁では、流
体は図7に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状態
の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2Aに
到来した流体は、弁座4の底部の穴25から縦方向の穴
22を介して、弁座4と弁体5との対向面の間隙に到
る。流体は、この間隙から、或いは上記穴22に対向す
る溝部31に当たって、まず、第1には、間隙27を介
して流出口3Aから流出し、第2には弁体5の底部の穴
33へ到り、ここから弁座4の中央部の穴24から横方
向の穴21を介して(更に、間隙27を周回することも
ある)流出口3Aから流出する。
体は図7に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状態
の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2Aに
到来した流体は、弁座4の底部の穴25から縦方向の穴
22を介して、弁座4と弁体5との対向面の間隙に到
る。流体は、この間隙から、或いは上記穴22に対向す
る溝部31に当たって、まず、第1には、間隙27を介
して流出口3Aから流出し、第2には弁体5の底部の穴
33へ到り、ここから弁座4の中央部の穴24から横方
向の穴21を介して(更に、間隙27を周回することも
ある)流出口3Aから流出する。
【0029】この様に、本実施例によると、流入口2A
へ到来した流体は基本的には2方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5には、2条のリング状の突条32、34が形成さ
れており、単純な形状の切削加工により、大流量の制御
を可能としている。また、弁のクローズ状態では、2条
のリング状の突条32、34が貫通穴22及び穴24を
塞ぎ、流体の上記の流路を遮断するように働く。
へ到来した流体は基本的には2方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5には、2条のリング状の突条32、34が形成さ
れており、単純な形状の切削加工により、大流量の制御
を可能としている。また、弁のクローズ状態では、2条
のリング状の突条32、34が貫通穴22及び穴24を
塞ぎ、流体の上記の流路を遮断するように働く。
【0030】図8には、本発明の第2の実施例に係る流
量制御弁の要部が示されている。この図示の部材上に、
図1の固定リング10より上部の部材が設けられる。こ
の実施例では、図9に示されるような弁体5Aと、図1
0、図11に示される弁座とがベース1の弁室に介装さ
れ、その間にバネ6Aが配置される。
量制御弁の要部が示されている。この図示の部材上に、
図1の固定リング10より上部の部材が設けられる。こ
の実施例では、図9に示されるような弁体5Aと、図1
0、図11に示される弁座とがベース1の弁室に介装さ
れ、その間にバネ6Aが配置される。
【0031】つまり、弁体5Aの底部には、中央部に小
径の円形の有底穴33を切削形成し、リング状の突条3
7の幅をおいて、溝部38を切削形成する。他の部分は
第1の実施例の弁体5に等しい。
径の円形の有底穴33を切削形成し、リング状の突条3
7の幅をおいて、溝部38を切削形成する。他の部分は
第1の実施例の弁体5に等しい。
【0032】一方、弁座4Aは、その上面中央部から縦
方向に貫通穴42を穿設し、更に、この貫通穴42より
大径の穴41を所定の深さだけ空ける。弁座4Aの直径
に対して、周縁部から中央部に向けて2方向から適当な
深さの穴43を穿設し、更に、この2つの穴43の終端
に向けて弁座の上面から垂直に穴44を穿設して、上記
穴43と連絡させる。また、上記2つの穴44を結ぶ直
径に直交する直径上であって、底浅の穴25の周面に接
するように、1対の貫通穴45がピエゾスタック13の
伸縮方向(駆動方向)に穿設されている。
方向に貫通穴42を穿設し、更に、この貫通穴42より
大径の穴41を所定の深さだけ空ける。弁座4Aの直径
に対して、周縁部から中央部に向けて2方向から適当な
深さの穴43を穿設し、更に、この2つの穴43の終端
に向けて弁座の上面から垂直に穴44を穿設して、上記
穴43と連絡させる。また、上記2つの穴44を結ぶ直
径に直交する直径上であって、底浅の穴25の周面に接
するように、1対の貫通穴45がピエゾスタック13の
伸縮方向(駆動方向)に穿設されている。
【0033】このように構成された流量制御弁では、流
体は図12に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状
態の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2A
に到来した流体は、弁座4Aの底部の穴25から縦方向
の貫通穴45を介して、弁座4Aと弁体5Aとの対向面
の間隙に到る。流体は、この間隙から、或いは上記貫通
穴45に対向する溝部31に当たって、まず、第1に
は、間隙27を介して流出口3Aから流出し、第2には
弁体5Aの底部の突条32を越えて溝部38へ到り、こ
こから周回して弁座4Aの穴44から横方向に形成され
た穴43を通り、流出口3Aから流出する。また、第3
には、流入口2Aに到来した流体は、すぐ上の穴42か
ら穴41を介して弁座4Aと弁体5Aとの対向面の間隙
に到り、突条37を越えて弁座4Aの穴44から横方向
に形成された穴43を通り、流出口3Aから流出する。
体は図12に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状
態の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2A
に到来した流体は、弁座4Aの底部の穴25から縦方向
の貫通穴45を介して、弁座4Aと弁体5Aとの対向面
の間隙に到る。流体は、この間隙から、或いは上記貫通
穴45に対向する溝部31に当たって、まず、第1に
は、間隙27を介して流出口3Aから流出し、第2には
弁体5Aの底部の突条32を越えて溝部38へ到り、こ
こから周回して弁座4Aの穴44から横方向に形成され
た穴43を通り、流出口3Aから流出する。また、第3
には、流入口2Aに到来した流体は、すぐ上の穴42か
ら穴41を介して弁座4Aと弁体5Aとの対向面の間隙
に到り、突条37を越えて弁座4Aの穴44から横方向
に形成された穴43を通り、流出口3Aから流出する。
【0034】この様に、本実施例によると、流入口2A
へ到来した流体は基本的には3方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Aには、3条のリング状の突条32、34,37
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。また、弁のクローズ状態で
は、3条のリング状の突条32、34,37が貫通穴4
5、42及び穴44を塞ぎ、流体の上記の流路を遮断す
るように働く。
へ到来した流体は基本的には3方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Aには、3条のリング状の突条32、34,37
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。また、弁のクローズ状態で
は、3条のリング状の突条32、34,37が貫通穴4
5、42及び穴44を塞ぎ、流体の上記の流路を遮断す
るように働く。
【0035】図13には、本発明の第3の実施例に係る
流量制御弁が示されている。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。この実
施例では、弁体5Bの底部はフラットであり、例えば鏡
面仕上げされている。
流量制御弁が示されている。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。この実
施例では、弁体5Bの底部はフラットであり、例えば鏡
面仕上げされている。
【0036】また、弁座4Bは、図14に示すように、
周縁部から直径に沿って貫通形成された横方向の穴57
と、上面中央部から上記の穴に向けて穿設された縦方向
の穴55とを有する。また、弁座4Bの上面にはやや大
径の有底穴54とこの穴54を囲繞するリング状の突条
58、更に、所定幅おいて、上記の突条58と同心円状
の突条52とが形成されている。周縁部はフランジ51
が形成され、突条58、52間は溝部53となってい
る。溝部53内の上記穴57と直交する直径上には、2
つの貫通穴56が形成されている。
周縁部から直径に沿って貫通形成された横方向の穴57
と、上面中央部から上記の穴に向けて穿設された縦方向
の穴55とを有する。また、弁座4Bの上面にはやや大
径の有底穴54とこの穴54を囲繞するリング状の突条
58、更に、所定幅おいて、上記の突条58と同心円状
の突条52とが形成されている。周縁部はフランジ51
が形成され、突条58、52間は溝部53となってい
る。溝部53内の上記穴57と直交する直径上には、2
つの貫通穴56が形成されている。
【0037】以上の通りに構成された流体制御弁では、
流入路2から弁室の流入口2Aに到来した流体は、弁座
4Bの底部の穴25から縦方向の穴56を介して、弁座
4Bと弁体5Bとの対向面の間隙に到る。流体は、この
間隙から、第1には、間隙27を介して流出口3Aから
流出し、第2には弁座4Bの中央部の穴54へ到り、こ
こから弁座4Bの中央部の縦方向の穴55へ入り、この
穴55に連絡する横方向の穴57を介して(更に、間隙
27を周回することもある)流出口3Aから流出する。
流入路2から弁室の流入口2Aに到来した流体は、弁座
4Bの底部の穴25から縦方向の穴56を介して、弁座
4Bと弁体5Bとの対向面の間隙に到る。流体は、この
間隙から、第1には、間隙27を介して流出口3Aから
流出し、第2には弁座4Bの中央部の穴54へ到り、こ
こから弁座4Bの中央部の縦方向の穴55へ入り、この
穴55に連絡する横方向の穴57を介して(更に、間隙
27を周回することもある)流出口3Aから流出する。
【0038】この様に、本実施例によると、流入口2A
へ到来した流体は基本的には2方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Bの底面は、フラットであり加工が容易である。
また、弁座4Bには、2条のリング状の突条52、58
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。
へ到来した流体は基本的には2方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Bの底面は、フラットであり加工が容易である。
また、弁座4Bには、2条のリング状の突条52、58
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。
【0039】図15には、本発明の第4の実施例に係る
流量制御弁が示されている。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。この実
施例では、図16、図17に示されるような弁体5C
と、図18、図19に示される弁座4Cとがベース1の
弁室に介装され、その間にバネ6Aが配置される。
流量制御弁が示されている。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。この実
施例では、図16、図17に示されるような弁体5C
と、図18、図19に示される弁座4Cとがベース1の
弁室に介装され、その間にバネ6Aが配置される。
【0040】この弁体5Cは、その底面において、周縁
部が切削されてフランジ62を生じており、更に、2条
の溝部64、66を切削して形成し、中央部に小径の円
状の有底穴67を切削形成している。溝部66内であっ
て、直径上には、1対の貫通穴68が穿設されている。
また、弁体5Cは円板状のディスクの周縁部を切り落と
して切欠部61を形成している。
部が切削されてフランジ62を生じており、更に、2条
の溝部64、66を切削して形成し、中央部に小径の円
状の有底穴67を切削形成している。溝部66内であっ
て、直径上には、1対の貫通穴68が穿設されている。
また、弁体5Cは円板状のディスクの周縁部を切り落と
して切欠部61を形成している。
【0041】一方、弁座4Cは直径上に、上面中央、そ
の端部2箇所に貫通穴42、71を有する。また、穴4
2より大径の穴41が上面中央から所定の深さだけ形成
されている。穴71は弁体4Cの溝部64に対応する位
置に形成されている。
の端部2箇所に貫通穴42、71を有する。また、穴4
2より大径の穴41が上面中央から所定の深さだけ形成
されている。穴71は弁体4Cの溝部64に対応する位
置に形成されている。
【0042】このように構成された流量制御弁では、流
体は図20に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状
態の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2A
に到来した流体は、弁座4Cの底部の穴25から縦方向
の貫通穴71を介して、弁座4Cと弁体5Cとの対向面
の間隙に到る。流体は、この間隙から、まず、第1に
は、間隙27を介して流出口3Aから流出する。第2に
は弁体5Cの底部の突条65を越えて穴68へ到り、こ
こから弁体4Cの上部に抜けて間隙27(切欠部61に
よる)を介して流出口3Aから流出する。また、第3に
は、流入口2Aに到来した流体は、穴42から穴41を
介して弁座4Cと弁体5Cとの対向面の間隙に到り、弁
体5Cの底部の突条69を越えて穴68へ到り、ここか
ら弁体4Cの上部に抜けて間隙27(切欠部61によ
る)を介して流出口3Aから流出する。
体は図20に示す如くに流れる。まず、弁のオープン状
態の場合から説明する。流入路2から弁室の流入口2A
に到来した流体は、弁座4Cの底部の穴25から縦方向
の貫通穴71を介して、弁座4Cと弁体5Cとの対向面
の間隙に到る。流体は、この間隙から、まず、第1に
は、間隙27を介して流出口3Aから流出する。第2に
は弁体5Cの底部の突条65を越えて穴68へ到り、こ
こから弁体4Cの上部に抜けて間隙27(切欠部61に
よる)を介して流出口3Aから流出する。また、第3に
は、流入口2Aに到来した流体は、穴42から穴41を
介して弁座4Cと弁体5Cとの対向面の間隙に到り、弁
体5Cの底部の突条69を越えて穴68へ到り、ここか
ら弁体4Cの上部に抜けて間隙27(切欠部61によ
る)を介して流出口3Aから流出する。
【0043】この様に、本実施例によると、流入口2A
へ到来した流体は基本的には3方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Aには、3条のリング状の突条63、65、69
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。また、弁座4Cは縦方向に
穴を穿設するだけで済み、加工が容易である。
へ到来した流体は基本的には3方向から流出口3Aへ向
かうことになり、大流量の制御を可能とする。しかも、
弁体5Aには、3条のリング状の突条63、65、69
が形成されており、単純な形状の切削加工により、大流
量の制御を可能としている。また、弁座4Cは縦方向に
穴を穿設するだけで済み、加工が容易である。
【0044】図21には、本願の第5の実施例に係る流
量制御弁が示されている。この実施例では、上記各実施
例とは異なり、ベース1Eには流入路2と流出路3とが
設けられているだけであり、弁室用の穴は設けられな
い。弁室は筒状のダイアフラム体81がベース1E上に
載置固定されることにより構成される。すなわち、ダイ
アフラム体81はアクチュエータ側にダイアフラム84
を有し、その周縁部からベース1E側に側壁が延びるよ
うに構成された有天井円筒である。ダイアフラム体81
の側壁には、流出口3Aが弁体5Eの駆動方向に直交す
る方向に穿設されており、ベース1Eの流出路3に対応
して図の縦方向に穿設された流出穴3Bと結合してい
る。
量制御弁が示されている。この実施例では、上記各実施
例とは異なり、ベース1Eには流入路2と流出路3とが
設けられているだけであり、弁室用の穴は設けられな
い。弁室は筒状のダイアフラム体81がベース1E上に
載置固定されることにより構成される。すなわち、ダイ
アフラム体81はアクチュエータ側にダイアフラム84
を有し、その周縁部からベース1E側に側壁が延びるよ
うに構成された有天井円筒である。ダイアフラム体81
の側壁には、流出口3Aが弁体5Eの駆動方向に直交す
る方向に穿設されており、ベース1Eの流出路3に対応
して図の縦方向に穿設された流出穴3Bと結合してい
る。
【0045】ダイアフラム体81とベース1Eとの間に
は、Oリングガイド82によりガイドされたOリング8
3が介装されている。ダイアフラム体81とベース1E
とにより構成されるダイアフラム体81の内部空間であ
る弁室には、第1図の実施例に等しい弁体5、弁座4及
びバネ6が設けられ、第1図の実施例と同様に、流体が
弁室内を流れることになる。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。
は、Oリングガイド82によりガイドされたOリング8
3が介装されている。ダイアフラム体81とベース1E
とにより構成されるダイアフラム体81の内部空間であ
る弁室には、第1図の実施例に等しい弁体5、弁座4及
びバネ6が設けられ、第1図の実施例と同様に、流体が
弁室内を流れることになる。この図示の部材上に、図1
の固定リング10より上部の部材が設けられる。
【0046】この実施例によれば、ベースに弁室を構成
するための穴を設けなくとも、ダイアフラム体81につ
いて、必要な加工を行なうことで所要の流路に対応した
弁室を構成でき便利である。なお、本実施例の流量制御
弁の弁室内には、既に説明した第2の実施例から第4の
実施例までの弁体と弁座との組を適用して、流量制御弁
を構成可能である。
するための穴を設けなくとも、ダイアフラム体81につ
いて、必要な加工を行なうことで所要の流路に対応した
弁室を構成でき便利である。なお、本実施例の流量制御
弁の弁室内には、既に説明した第2の実施例から第4の
実施例までの弁体と弁座との組を適用して、流量制御弁
を構成可能である。
【0047】上記各実施例では、ピエゾアクチュエータ
を用いたが、本発明の構成は他のアクチュエータにも適
用可能である。
を用いたが、本発明の構成は他のアクチュエータにも適
用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明に係る流量制御弁によれば、弁体の駆動方向に穿設さ
れた第1の穴と、前記弁体の駆動方向に直交する方向
に、当該弁座の周縁部から穿設された第2の穴とが夫々
設けられた弁座を有しており、弁室内の間隙によって、
流入口から前記第1の穴を介して前記流出口に到る流路
と、前記流入口から前記第1の穴及び前記第2の穴を介
して前記流出口に到る流路とが形成され、大流量による
流量制御を可能である。しかも、これらの流路が形成さ
れるように穴と間隙を構成するだけでよく、加工が容易
であり、また、複雑な構成を要せず、適切に弁のクロー
ズ状態を現出し、その寿命も長い。
明に係る流量制御弁によれば、弁体の駆動方向に穿設さ
れた第1の穴と、前記弁体の駆動方向に直交する方向
に、当該弁座の周縁部から穿設された第2の穴とが夫々
設けられた弁座を有しており、弁室内の間隙によって、
流入口から前記第1の穴を介して前記流出口に到る流路
と、前記流入口から前記第1の穴及び前記第2の穴を介
して前記流出口に到る流路とが形成され、大流量による
流量制御を可能である。しかも、これらの流路が形成さ
れるように穴と間隙を構成するだけでよく、加工が容易
であり、また、複雑な構成を要せず、適切に弁のクロー
ズ状態を現出し、その寿命も長い。
【0049】以上説明したように請求項2に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、弁体の弁座と対向する面の
突条により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクロー
ズ時に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越
えて流体が流れることにより、大流量による流量制御を
可能とする効果がある。
に係る流量制御弁によれば、弁体の弁座と対向する面の
突条により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクロー
ズ時に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越
えて流体が流れることにより、大流量による流量制御を
可能とする効果がある。
【0050】以上説明したように請求項3に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、弁体の弁座と対向する面
は、平坦面であり、構成及び加工が簡単であるにも拘ら
ず、大流量による流量制御を可能とする。
に係る流量制御弁によれば、弁体の弁座と対向する面
は、平坦面であり、構成及び加工が簡単であるにも拘ら
ず、大流量による流量制御を可能とする。
【0051】以上説明したように請求項4に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、弁座の弁体と対向する面の
突条により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクロー
ズ時に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越
えて流体が流れることにより、大流量による流量制御を
可能とする効果がある。
に係る流量制御弁によれば、弁座の弁体と対向する面の
突条により、第1の穴と第2の穴との間を、弁のクロー
ズ時に遮断し、また、弁のオープン時には上記突条を越
えて流体が流れることにより、大流量による流量制御を
可能とする効果がある。
【0052】以上説明したように請求項5に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、前記第2の穴は、これに直
交する第3の穴と連絡されていて、更に流路が形成さ
れ、大流量による流量制御を可能とする効果がある。
に係る流量制御弁によれば、前記第2の穴は、これに直
交する第3の穴と連絡されていて、更に流路が形成さ
れ、大流量による流量制御を可能とする効果がある。
【0053】以上説明したように請求項6に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、弁座には、前記弁体の駆動
方向に穿設された複数の貫通穴が設けられ、前記弁体に
は、前記弁体の駆動方向に穿設された複数の貫通穴が設
けられ、これらの貫通穴と前記弁室内の間隙とにより、
前記弁体と前記弁座と離隔に応じて、前記流入口から前
記弁座の貫通穴を介して前記流出口に到る流路と、前記
流入口から前記弁座の貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介
して前記流出口に到る流路とが形成され、大流量による
流量制御を可能とする効果がある。また、貫通穴の形成
を主として構成されるので、加工が容易であり、また、
複雑な構成を要せず、適切に弁のクローズ状態を現出
し、その寿命も長い。
に係る流量制御弁によれば、弁座には、前記弁体の駆動
方向に穿設された複数の貫通穴が設けられ、前記弁体に
は、前記弁体の駆動方向に穿設された複数の貫通穴が設
けられ、これらの貫通穴と前記弁室内の間隙とにより、
前記弁体と前記弁座と離隔に応じて、前記流入口から前
記弁座の貫通穴を介して前記流出口に到る流路と、前記
流入口から前記弁座の貫通穴及び前記弁体の貫通穴を介
して前記流出口に到る流路とが形成され、大流量による
流量制御を可能とする効果がある。また、貫通穴の形成
を主として構成されるので、加工が容易であり、また、
複雑な構成を要せず、適切に弁のクローズ状態を現出
し、その寿命も長い。
【0054】以上説明したように請求項7に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、請求項6記載の発明に係る
流量制御弁に対して、上記弁座の弁体と対向する面に
は、前記弁座の貫通穴と前記弁体の貫通穴との間を、弁
のクローズ時に遮断する突条が形成されており、弁体の
弁座と対向する面の突条により、第1の穴と第2の穴と
の間を、弁のクローズ時に遮断し、また、弁のオープン
時には上記突条を越えて流体が流れることにより、大流
量による流量制御を可能とする効果がある。
に係る流量制御弁によれば、請求項6記載の発明に係る
流量制御弁に対して、上記弁座の弁体と対向する面に
は、前記弁座の貫通穴と前記弁体の貫通穴との間を、弁
のクローズ時に遮断する突条が形成されており、弁体の
弁座と対向する面の突条により、第1の穴と第2の穴と
の間を、弁のクローズ時に遮断し、また、弁のオープン
時には上記突条を越えて流体が流れることにより、大流
量による流量制御を可能とする効果がある。
【0055】以上説明したように請求項8に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、弁室が、アクチュエータ側
にダイアフラムを有し、このダイアフラムの周縁部から
延びる側壁を有するダイアフラム体内部に構成されるた
め、ダイアフラム体を用いて容易に弁室用の空間を構成
でき、加工をダイアフラム体に集中させ効率化を図るこ
とができる。
に係る流量制御弁によれば、弁室が、アクチュエータ側
にダイアフラムを有し、このダイアフラムの周縁部から
延びる側壁を有するダイアフラム体内部に構成されるた
め、ダイアフラム体を用いて容易に弁室用の空間を構成
でき、加工をダイアフラム体に集中させ効率化を図るこ
とができる。
【0056】以上説明したように請求項9に記載の発明
に係る流量制御弁によれば、流出口が弁体の駆動方向に
直交する方向に設けられており、弁体または弁座の運動
する方向に対しても直交する方向であるため、流体が弁
体または弁座の周面を介して自然にこの流出口に流れ込
み、流体の流れに沿った制御が可能である。
に係る流量制御弁によれば、流出口が弁体の駆動方向に
直交する方向に設けられており、弁体または弁座の運動
する方向に対しても直交する方向であるため、流体が弁
体または弁座の周面を介して自然にこの流出口に流れ込
み、流体の流れに沿った制御が可能である。
【図1】本発明の一実施例に係る流量制御弁の断面図。
【図2】本発明の一実施例に係る流量制御弁に用いられ
る弁体の底面図。
る弁体の底面図。
【図3】図2の弁体のA−A線断面矢視図。
【図4】本発明の一実施例に係る流量制御弁に用いられ
る弁座の平面図。
る弁座の平面図。
【図5】図4の弁座のB−B線断面矢視図。
【図6】図4の弁座の底面図。
【図7】図1の弁室を図6のC−C線により接断した断
面矢視図。
面矢視図。
【図8】本発明の第2の実施例に係る流量制御弁の要部
断面図。
断面図。
【図9】第2の実施例に係る流量制御弁に用いられる弁
体の底面図。
体の底面図。
【図10】第2の実施例に係る流量制御弁に用いられる
弁座の平面図。
弁座の平面図。
【図11】図10の弁座のD−D線断面矢視図。
【図12】図8の弁室を図10のE−E線により接断し
た断面矢視図。
た断面矢視図。
【図13】本発明の第3の実施例に係る流量制御弁の要
部断面図。
部断面図。
【図14】本発明の第3の実施例に係る流量制御弁に用
いられる弁座の平面図。
いられる弁座の平面図。
【図15】本発明の第4の実施例に係る流量制御弁の要
部断面図。
部断面図。
【図16】本発明の第4の実施例に係る流量制御弁に用
いられる弁体の底面図。
いられる弁体の底面図。
【図17】図16の弁体の側面図。
【図18】本発明の第4の実施例に係る流量制御弁に用
いられる弁座の平面図。
いられる弁座の平面図。
【図19】図18の弁座の側面図。
【図20】図15の流量制御弁の弁室の拡大図。
【図21】本発明の第5の実施例に係る流量制御弁の要
部断面図。
部断面図。
1、1E ベース 2 流入路 3 流出路 4、4A,
4B,4C 弁座 5、5A,5B,5C 弁体 6、6A
バネ 7 Oリングガイド 8 Oリン
グ 9 ダイアフラム 10 固定
リング 11 ボルト 12 ダイ
アフラム 13 ピエゾスタック 14 ピエ
ゾアクチュエータ 15 剛球 17 ハー
メチック端子 21 穴 22 貫通
穴 24 穴 31 溝部 32、34 突条 81 ダイ
アフラム体
4B,4C 弁座 5、5A,5B,5C 弁体 6、6A
バネ 7 Oリングガイド 8 Oリン
グ 9 ダイアフラム 10 固定
リング 11 ボルト 12 ダイ
アフラム 13 ピエゾスタック 14 ピエ
ゾアクチュエータ 15 剛球 17 ハー
メチック端子 21 穴 22 貫通
穴 24 穴 31 溝部 32、34 突条 81 ダイ
アフラム体
Claims (9)
- 【請求項1】 流体が流入する流入口と流体が流出する
流出口とを有する弁室内に設けられ、アクチュエータの
駆動力に応じて移動する弁体と、 前記弁室内に、前記弁体に対向して設けられ、前記弁体
と協同して流体の流量を制御する弁座とを具備する流量
制御弁において、 前記弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された第1の
穴と、前記弁体の駆動方向に直交する方向に、当該弁座
の周縁部から穿設された第2の穴とが夫々設けられ、 前記弁室内には、前記弁体と前記弁座と離隔に応じて、
前記流入口から前記第1の穴を介して前記流出口に到る
流路と、前記流入口から前記第1の穴及び前記第2の穴
を介して前記流出口に到る流路とが形成されるように、
間隙が設けられていることを特徴とする流量制御弁。 - 【請求項2】 弁体の弁座と対向する面には、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が
形成されていることを特徴とする請求項1記載の流量制
御弁。 - 【請求項3】 弁体の弁座と対向する面は、平坦面であ
ることを特徴とする請求項1記載の流量制御弁。 - 【請求項4】 弁座の弁体と対向する面には、第1の穴
と第2の穴との間を、弁のクローズ時に遮断する突条が
形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れか1項に記載の流量制御弁。 - 【請求項5】 前記第2の穴は、これに直交する第3の
穴と連絡されていることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれか1項に記載の流量制御弁。 - 【請求項6】 流体が流入する流入口と流体が流出する
流出口とを有する弁室内に設けられ、アクチュエータの
駆動力に応じて移動する弁体と、 前記弁室内に、前記弁体に対向して設けられ、前記弁体
と協同して流体の流量を制御する弁座とを具備する流量
制御弁において、 前記弁座には、前記弁体の駆動方向に穿設された複数の
貫通穴が設けられ、 前記弁体には、前記弁体の駆動方向に穿設された複数の
貫通穴が設けられ、 前記弁室内には、前記弁体と前記弁座と離隔に応じて、
前記流入口から前記弁座の貫通穴を介して前記流出口に
到る流路と、前記流入口から前記弁座の貫通穴及び前記
弁体の貫通穴を介して前記流出口に到る流路とが形成さ
れるように、間隙が設けられていることを特徴とする流
量制御弁。 - 【請求項7】 弁座の弁体と対向する面には、前記弁座
の貫通穴と前記弁体の貫通穴との間を、弁のクローズ時
に遮断する突条が形成されていることを特徴とする請求
項6に記載の流量制御弁。 - 【請求項8】弁室は、アクチュエータ側にダイアフラム
を有し、このダイアフラムの周縁部から延びる側壁を有
するダイアフラム体内部に構成されていることを特徴と
する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の流量制御
弁。 - 【請求項9】 流出口は前記弁体の駆動方向に直交する
方向に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8
のいずれか1項に記載の流量制御弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26607794A JP3305515B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 流量制御弁 |
US08/539,744 US5582208A (en) | 1994-10-06 | 1995-10-05 | Flow control valve |
US08/714,600 US5927331A (en) | 1994-10-06 | 1996-09-16 | Flow control valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26607794A JP3305515B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 流量制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105551A true JPH08105551A (ja) | 1996-04-23 |
JP3305515B2 JP3305515B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=17426035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26607794A Expired - Fee Related JP3305515B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 流量制御弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5582208A (ja) |
JP (1) | JP3305515B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242327A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nissan Motor Co Ltd | バルブ構造,氷結状態判定装置,氷結状態予測装置およびバルブ制御装置 |
JP2012219924A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Horiba Stec Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2014132188A (ja) * | 2013-01-07 | 2014-07-17 | Horiba Ltd | 流体制御弁及びマスフローコントローラ |
CN109804187A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-05-24 | 日立金属株式会社 | 流量控制阀和使用该流量控制阀的质量流量控制装置 |
JP2023142379A (ja) * | 2022-03-25 | 2023-10-05 | いすゞ自動車株式会社 | バルブ |
WO2023233934A1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 株式会社堀場エステック | 流体制御弁、流体制御装置、及び、オリフィスの製造方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6850168B2 (en) * | 2000-11-13 | 2005-02-01 | Baker Hughes Incorporated | Method and apparatus for LWD shear velocity measurement |
US8844901B2 (en) * | 2009-03-27 | 2014-09-30 | Horiba Stec, Co., Ltd. | Flow control valve |
DE102010005168A1 (de) * | 2010-01-20 | 2011-07-21 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Niederdruckventil mit innerem und äußerem Durchflussquerschnitt |
US8833383B2 (en) | 2011-07-20 | 2014-09-16 | Ferrotec (Usa) Corporation | Multi-vane throttle valve |
JP5947505B2 (ja) | 2011-08-30 | 2016-07-06 | 株式会社堀場エステック | 流体制御弁 |
CN104121374B (zh) * | 2013-04-28 | 2016-06-29 | 北京市劳动保护科学研究所 | 活塞式气体流量计开关阀 |
DE102013212681A1 (de) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | Robert Bosch Gmbh | Magnetventil und Verfahren zur Herstellung von Magnetventilen |
WO2015045987A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 日立金属株式会社 | 流量制御弁及びそれを用いた質量流量制御装置 |
WO2015060176A1 (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-30 | 株式会社堀場エステック | 流体制御弁 |
SE1500180A1 (sv) * | 2015-04-14 | 2016-10-04 | Staccato Tech Ab | Valve Seat |
US10330212B2 (en) * | 2016-01-27 | 2019-06-25 | Regents Of The University Of Minnesota | Fluidic control valve with small displacement actuators |
US11067187B2 (en) | 2016-01-27 | 2021-07-20 | Regents Of The University Of Minnesota | Fluidic control valve with small displacement actuators |
JP6923939B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2021-08-25 | 株式会社フジキン | 流量制御装置 |
US11248708B2 (en) * | 2017-06-05 | 2022-02-15 | Illinois Tool Works Inc. | Control plate for a high conductance valve |
EP3569904B1 (en) * | 2018-05-18 | 2020-11-04 | Fas Medic S.A. | Valve assembly |
JP2023515865A (ja) * | 2020-03-03 | 2023-04-14 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 高コンダクタンス弁の制御プレート |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3219063A (en) * | 1963-05-14 | 1965-11-23 | Powers Regulator Co | Valve with increased flow area |
US4695034A (en) * | 1984-11-27 | 1987-09-22 | Stec Inc. | Fluid control device |
JPS6224088A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-02-02 | Esutetsuku:Kk | 制御弁 |
US4679585A (en) * | 1986-01-10 | 1987-07-14 | Mks Instruments, Inc. | Flowmeter-controlled valving |
US5251871A (en) * | 1989-11-14 | 1993-10-12 | Isao Suzuki | Fluid flow control valve and valve disk |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP26607794A patent/JP3305515B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-10-05 US US08/539,744 patent/US5582208A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-09-16 US US08/714,600 patent/US5927331A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242327A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nissan Motor Co Ltd | バルブ構造,氷結状態判定装置,氷結状態予測装置およびバルブ制御装置 |
JP2012219924A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Horiba Stec Co Ltd | 流体制御弁 |
JP2014132188A (ja) * | 2013-01-07 | 2014-07-17 | Horiba Ltd | 流体制御弁及びマスフローコントローラ |
CN109804187A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-05-24 | 日立金属株式会社 | 流量控制阀和使用该流量控制阀的质量流量控制装置 |
KR20190062411A (ko) | 2016-09-29 | 2019-06-05 | 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 | 유량 제어 밸브 및 그것을 사용한 질량 유량 제어 장치 |
CN109804187B (zh) * | 2016-09-29 | 2020-10-16 | 日立金属株式会社 | 流量控制阀和使用该流量控制阀的质量流量控制装置 |
US10851898B2 (en) | 2016-09-29 | 2020-12-01 | Hitachi Metals, Ltd. | Flow control valve and mass flow controller using the same |
JP2023142379A (ja) * | 2022-03-25 | 2023-10-05 | いすゞ自動車株式会社 | バルブ |
WO2023233934A1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 株式会社堀場エステック | 流体制御弁、流体制御装置、及び、オリフィスの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5927331A (en) | 1999-07-27 |
JP3305515B2 (ja) | 2002-07-22 |
US5582208A (en) | 1996-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08105551A (ja) | 流量制御弁 | |
US4765370A (en) | Directional control valve | |
US6000676A (en) | Microvalve | |
JP4824782B2 (ja) | ロッカ型ダイヤフラム弁 | |
WO2018168865A1 (ja) | 減衰力調整式緩衝器 | |
US5546987A (en) | Solenoid valve | |
US20190250645A1 (en) | Motor-operated valve | |
KR20090102713A (ko) | 유체압 완충기 | |
JP3300686B2 (ja) | 多段ピストンアクチュエータ | |
KR20040104941A (ko) | 전기공압식공압조절기 | |
US9488293B2 (en) | On-off microvalve with improved sealing mechanism | |
JP3056093B2 (ja) | 電磁弁シール構造 | |
WO1991003672A1 (en) | High speed solenoid valve device | |
JPH09196205A (ja) | 3ポート弁 | |
JP2003056739A (ja) | 電磁弁 | |
KR20190114163A (ko) | 현가장치의 모드 전환용 솔레노이드 밸브 조립체 | |
CN112797205A (zh) | 流体压力两位三通控制阀 | |
JPH0434283Y2 (ja) | ||
JPH0415377A (ja) | 静電駆動型マイクロバルブ | |
JP2001289337A (ja) | 多方弁 | |
JPS6256679A (ja) | 電磁制御弁 | |
TWI752634B (zh) | 閥 | |
US11927276B2 (en) | Pressure compensation valve | |
JPH05141555A (ja) | 流体流量制御弁 | |
JPH11270699A (ja) | 流量制御弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020402 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |