JPH08105515A - 歯 車 - Google Patents
歯 車Info
- Publication number
- JPH08105515A JPH08105515A JP26156694A JP26156694A JPH08105515A JP H08105515 A JPH08105515 A JP H08105515A JP 26156694 A JP26156694 A JP 26156694A JP 26156694 A JP26156694 A JP 26156694A JP H08105515 A JPH08105515 A JP H08105515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- gear
- shaving
- burrs
- lapping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F19/00—Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
- B23F19/10—Chamfering the end edges of gear teeth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリ取りを行なう必要のない歯車の提供を目
的とする。 【構成】 歯のシェービング工程,歯の研磨工程により
仕上げ加工されて製作される歯車において、シェービン
グ工程,歯の研磨工程で生成されるバリを収納し得る段
部16を歯幅方向端部に形成する。
的とする。 【構成】 歯のシェービング工程,歯の研磨工程により
仕上げ加工されて製作される歯車において、シェービン
グ工程,歯の研磨工程で生成されるバリを収納し得る段
部16を歯幅方向端部に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歯車に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、歯車の歯面の断面輪
郭は図8に示すように標準化したものとなっており、歯
元円6に沿って歯底1が形成され、歯先円8に沿って歯
先5が形成されるものであり、一般的に上記歯車は、歯
切工具であるホブにより歯形創成理論に基づくインボリ
ュート曲線Aを有した歯面形状に形成され、その後に、
歯のシェービング工程または歯の研磨工程により仕上げ
られるものである。なお、従来では図9に示すように、
カッター等の移動方向の端部にはバリBが発生し、シェ
ービング工程または歯の研磨工程の後に、このバリ取り
を行なう必要が生じ、コスト高となってしまうという問
題点があった。
郭は図8に示すように標準化したものとなっており、歯
元円6に沿って歯底1が形成され、歯先円8に沿って歯
先5が形成されるものであり、一般的に上記歯車は、歯
切工具であるホブにより歯形創成理論に基づくインボリ
ュート曲線Aを有した歯面形状に形成され、その後に、
歯のシェービング工程または歯の研磨工程により仕上げ
られるものである。なお、従来では図9に示すように、
カッター等の移動方向の端部にはバリBが発生し、シェ
ービング工程または歯の研磨工程の後に、このバリ取り
を行なう必要が生じ、コスト高となってしまうという問
題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、バリ取りを行なう必要
のない歯車を提供せんことを目的とし、その要旨は、歯
のシェービング工程,歯の研磨工程により仕上げ加工さ
れて製作される歯車において、生成されるバリを収納し
得る段部を歯幅方向端部に形成したことである。
点に鑑み案出したものであって、バリ取りを行なう必要
のない歯車を提供せんことを目的とし、その要旨は、歯
のシェービング工程,歯の研磨工程により仕上げ加工さ
れて製作される歯車において、生成されるバリを収納し
得る段部を歯幅方向端部に形成したことである。
【0004】
【作用】歯のシェービング工程または歯の研磨工程でカ
ッター等の移動方向の端部にはバリが発生するが、この
バリは段部内に収納されるため、バリは歯幅方向端部に
突出することがない。
ッター等の移動方向の端部にはバリが発生するが、この
バリは段部内に収納されるため、バリは歯幅方向端部に
突出することがない。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明は、一般的なインボリュート曲線を有する
スーパー歯車,ヘリカル歯車,ハイポイド歯車,カサ歯
車に適応され、また、トロコイド曲線を有した歯車にも
適応することができるもので、図1では本例の歯車を造
形する金型10の一例を示しており、本例の歯車は金型
10を用いて鍛造工法または圧造工法またはサイジング
工法により歯形を形成するものであり、金型10に形成
された底部10aが歯車の歯底1を形成するものであ
り、また、底部10aから連続して立ち上がる金型10
の側面部10bにより歯面が形成されるもので、金型1
0を押し付ける等して図1のように歯車の歯を盛り上げ
させて形成することができる。尚、あらかじめ切削加工
により歯形を形成させた後に前記金型10を用いて鍛造
工法または圧造工法またはサイジング工法により歯面部
分等を形成することもでき、冷間,温間,熱間を問わず
行なうことができる。
する。本発明は、一般的なインボリュート曲線を有する
スーパー歯車,ヘリカル歯車,ハイポイド歯車,カサ歯
車に適応され、また、トロコイド曲線を有した歯車にも
適応することができるもので、図1では本例の歯車を造
形する金型10の一例を示しており、本例の歯車は金型
10を用いて鍛造工法または圧造工法またはサイジング
工法により歯形を形成するものであり、金型10に形成
された底部10aが歯車の歯底1を形成するものであ
り、また、底部10aから連続して立ち上がる金型10
の側面部10bにより歯面が形成されるもので、金型1
0を押し付ける等して図1のように歯車の歯を盛り上げ
させて形成することができる。尚、あらかじめ切削加工
により歯形を形成させた後に前記金型10を用いて鍛造
工法または圧造工法またはサイジング工法により歯面部
分等を形成することもでき、冷間,温間,熱間を問わず
行なうことができる。
【0006】このように本例では、金型10を用い鍛造
工法,圧造工法,サイジング工法等で任意に歯面を形成
させることができるため、あらかじめ金型10の形状を
変更することにより、例えば図2に示すように、歯幅方
向の端部に凹み状に段部16を形成させることができ、
この段部16は歯車が使用される時に噛合する範囲とな
る歯面外の部分であり、後のシェービング工程,歯の研
磨工程において切削されて仕上げられる部分11の外側
に位置し、この段部16が、後のシェービング工程,歯
の研磨工程でのカッターの移動方向の端部にあれば、シ
ェービング工程,歯の研磨工程での切削によるバリB
が、この段部16内で生ずることとなり、バリBは歯幅
の外側に突出することがなく段部16内に収まるため、
後にバリ取り作業を行なう必要がなく、バリ取り工程を
省略して、安価に歯車を製作することができるものとな
る。
工法,圧造工法,サイジング工法等で任意に歯面を形成
させることができるため、あらかじめ金型10の形状を
変更することにより、例えば図2に示すように、歯幅方
向の端部に凹み状に段部16を形成させることができ、
この段部16は歯車が使用される時に噛合する範囲とな
る歯面外の部分であり、後のシェービング工程,歯の研
磨工程において切削されて仕上げられる部分11の外側
に位置し、この段部16が、後のシェービング工程,歯
の研磨工程でのカッターの移動方向の端部にあれば、シ
ェービング工程,歯の研磨工程での切削によるバリB
が、この段部16内で生ずることとなり、バリBは歯幅
の外側に突出することがなく段部16内に収まるため、
後にバリ取り作業を行なう必要がなく、バリ取り工程を
省略して、安価に歯車を製作することができるものとな
る。
【0007】尚、段部16は図3に示すように、歯先側
が広く歯元側が狭い傾斜状に形成することもでき、さら
に、図4に示すように、歯幅方向端縁に全域に亘り形成
させても良い。尚、図5のように、歯先5の隅縁部には
凸アール状の切欠部5aを形成させておくことができ、
この切欠部5aは図6のような面取り状としても、ま
た、図7のように凹アール状としても良い。
が広く歯元側が狭い傾斜状に形成することもでき、さら
に、図4に示すように、歯幅方向端縁に全域に亘り形成
させても良い。尚、図5のように、歯先5の隅縁部には
凸アール状の切欠部5aを形成させておくことができ、
この切欠部5aは図6のような面取り状としても、ま
た、図7のように凹アール状としても良い。
【0008】
【発明の効果】本発明では、シェービング工程,歯の研
磨工程で生成されるバリを収納し得る段部を歯幅方向端
部に形成したことにより、シェービングまたは歯研工程
での切削によるバリが、段部内で生じ、バリは歯幅の外
側に突出することがなく段部内に収まるため、後にバリ
取り作業を行なう必要がなく、バリ取り工程を省略し
て、安価に歯車を製作することができる効果を有する。
磨工程で生成されるバリを収納し得る段部を歯幅方向端
部に形成したことにより、シェービングまたは歯研工程
での切削によるバリが、段部内で生じ、バリは歯幅の外
側に突出することがなく段部内に収まるため、後にバリ
取り作業を行なう必要がなく、バリ取り工程を省略し
て、安価に歯車を製作することができる効果を有する。
【図1】鍛造工法,圧造工法,サイジング工法等による
歯車の成形状態の斜視構成図である。
歯車の成形状態の斜視構成図である。
【図2】歯幅の先端に段部を形成した歯面の斜視図であ
る。
る。
【図3】段部の変形例を示す歯面の斜視図である。
【図4】段部の変形例を示す歯面の斜視図である。
【図5】歯先の隅縁部に切欠部を形成した歯面の斜視図
である。
である。
【図6】歯先の隅縁部に切欠部を形成した歯面の斜視図
である。
である。
【図7】歯先の隅縁部に切欠部を形成した歯面の斜視図
である。
である。
【図8】従来のインボリュート曲線による歯形図であ
る。
る。
【図9】歯幅の先端に従来のバリが生ずる状態を示す歯
面の斜視図である。
面の斜視図である。
B バリ 5a 切欠部 10 金型 16 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 歯のシェービング工程,歯の研磨工程に
より仕上げ加工されて製作される歯車において、前記シ
ェービング工程,歯の研磨工程で生成されるバリを収納
し得る段部を歯幅方向端部に形成したことを特徴とする
歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26156694A JPH08105515A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 歯 車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26156694A JPH08105515A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 歯 車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105515A true JPH08105515A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17363694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26156694A Pending JPH08105515A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 歯 車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08105515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005172138A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の旋回装置 |
US7267024B2 (en) | 2003-05-21 | 2007-09-11 | O-Oka Corporation | Gear, and method and apparatus for manufacturing the same |
JP2009030632A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Ntn Corp | クラッチユニット |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26156694A patent/JPH08105515A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7267024B2 (en) | 2003-05-21 | 2007-09-11 | O-Oka Corporation | Gear, and method and apparatus for manufacturing the same |
JP2005172138A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の旋回装置 |
JP4496520B2 (ja) * | 2003-12-11 | 2010-07-07 | 日立建機株式会社 | 建設機械の旋回装置 |
JP2009030632A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Ntn Corp | クラッチユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |