JPH08105174A - 階段構造 - Google Patents

階段構造

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Publication number
JPH08105174A
JPH08105174A JP6239977A JP23997794A JPH08105174A JP H08105174 A JPH08105174 A JP H08105174A JP 6239977 A JP6239977 A JP 6239977A JP 23997794 A JP23997794 A JP 23997794A JP H08105174 A JPH08105174 A JP H08105174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staircase
stair
landing
stairs
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6239977A
Other languages
English (en)
Inventor
Chika Iri
知香 伊理
Katsunori Onishi
克則 大西
Yukari Murayama
ゆかり 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6239977A priority Critical patent/JPH08105174A/ja
Publication of JPH08105174A publication Critical patent/JPH08105174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階段の有効スペースを拡大できる階段構造を
を提供する。 【構成】 階段部11a,12a及び踊り場部11b,
11c,12b,12cを有する階上り階段体11と階
下り階段体12とが、互いに隣接されて前記両踊り場部
11c,12bの部分で連続する階段構造において、前
記階上り階段体11と階下り階段体12との間に、柱1
3,14を配設し、該柱13,14に設けられた階段幅
方向に延びる梁15,16,17,18に、前記両階段
体11,12を支持させ、更に、前記両階段体11,1
2の踊り場部11c,12bの外枠11d,12d同士
を剛接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、往復タイプの階段構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図5に記載されたようなものがある(特開平2ー300
459号公報参照)。図中符号1は二階床、符号2は一
階土間で、この間に階段が配設されている。この階段
は、一対の柱3,3にささら桁4,4が取り付けられ、
この柱4の部分に踊り場5と踊り場延設部6が設けられ
ると共に、複数の階段板7が配設されている。
【0003】なお、この種のものとしては、他に特開平
4ー106259号公報や特開平4ー73360号公報
に記載されたようなものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、階段を支持する一対の柱
3,3が階段の外側に配設されているため、この柱3,
3が邪魔になり、階段の有効スペースを減少させる場合
がある。
【0005】そこで、この発明は、階段の有効スペース
を拡大できる階段構造を提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題に着目してな
されたもので、請求項1に記載された発明は、階段部及
び踊り場部を有する階上り階段体と階下り階段体とが、
互いに隣接されて配設された階段構造において、前記階
上り階段体と階下り階段体との間に柱を配設し、該柱に
設けられた階段幅方向に延びる梁に、前記両階段体を支
持させた階段構造としたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載された発明は、階段部及び
踊り場部を有する階上り階段体と階下り階段体とが、互
いに隣接されて配設されて前記両踊り場部の部分で連続
する階段構造において、前記階上り階段体と階下り階段
体との間に柱を配設し、該柱に設けられた階段幅方向に
延びる梁に、前記両階段体を支持させ、更に、前記両階
段体の踊り場部の外枠同士を剛接合したことを特徴とし
ている。
【0008】
【作 用】請求項1に記載された発明によれば、階上り
階段体と階下り階段体との間に柱を配設することによ
り、従来から存在する両階段体の手摺配設スペースに柱
を配設することができ、従来のように階段の外側に柱を
配設する必要がないことから、階段の有効スペースを拡
大することができる。
【0009】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1の作用に加え、両階段体の踊り場の外枠同士を剛結
合することにより、柱の階段幅方向に設けられた梁によ
り支持するだけでよいため、この梁と直交する方向(階
段の長手方向)に更に別の梁を配設する必要なく、踊り
場の強度を確保することができる。従って、柱には、階
段幅方向に延びる梁だけ設ければ良く、この梁と直交す
る方向の梁を設ける必要がないことから、予め梁が設け
られた柱を輸送する場合に輸送し易く、又、この柱を吊
り上げる場合のバランスも良好である。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1乃至図4は、この発明の一実施例を示
すものである。
【0012】まず構成を説明すると、この階段は、階上
り階段体11と階下り階段体12とが互いに隣接されて
組み合わされた、いわゆる往復タイプのものである。
【0013】その階上り階段体11は、複数の階段板を
有する階段部11aと、この階段部11aの上側及び下
側に設けられた上側踊り場部11b及び下側踊り場部1
1cとを有している。
【0014】また、階下り階段体12も、同様に、階段
部12aと、この階段部12aの上側及び下側に設けら
れた上側踊り場部12b及び下側踊り場部12cとを有
している。
【0015】そして、これらの階段体11,12の間
に、図1に示すように、一対の柱13,14が配設さ
れ、一方の柱13には、階段幅方向に延びる梁15,1
6が上下二段設けられ、他方の柱14には、一方の柱1
3の梁15,16とは、互いに高さの異なる梁17,1
8が上下二段設けられている。
【0016】階下り階段体12は、下側踊り場部12c
の階段部12a側近傍が、前記一方の柱13の下側の梁
16上に載置され、上側踊り場部12bの階段部12a
側近傍が、他方の柱14の下側の梁18上に載置されて
いる。
【0017】また、階上り階段体11は、下側踊り場部
11cの階段部11a側近傍が、前記他方の柱14の下
側の梁18上に載置され、上側踊り場部11bの階段部
11a側近傍が、一方の柱13の上側の梁15上に載置
されている。
【0018】そして、階下り階段体12の上側踊り場部
12bと、階上り階段体11の下側踊り場部11cと
は、図2に示すように、外枠11d,12d同士が固定
されている。
【0019】詳しくは、これら外枠11d,12dは、
長方形の枠状を呈し、それぞれ対向プレート11e,1
2eが設けられ、これら対向プレート11e,12e同
士が突き合わされて、図示省略の高力ボルトにより固定
されている。
【0020】さらに、両階段体11,12には、図3に
示すように、それぞれ外側手摺11f,12f及び内側
手摺11g,12gが設けられている。
【0021】かかる構成によれば、階上り階段体11と
階下り階段体12と間には、内側手摺11g,12gの
スペースとして幅Wを確保する必要があり、このスペー
スに柱13,14を配設することにより、スペースの有
効利用を図ることができ、従来のように階段の外側に柱
3を配設するものと比較すると、柱13,14が邪魔に
なることがなく、階段の有効スペースを広くすることが
できる。
【0022】また、図4に示すように、両踊り場部11
c,12bの外枠同士11d,12dを高力ボルトで締
結することにより、梁18から張り出している両踊り場
部11c,12bの強度を確保できるため、例えば、図
1中二点鎖線に示すように別途梁19を設ける必要がな
い。従って、この柱13,14を輸送する場合に梁19
が邪魔になることがないと共に、吊上げバランスを確保
することができる。
【0023】なお、この発明の実施例を図面に基づいて
説明してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られ
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上
記実施例では、外枠11d,12d同士は、高力ボルト
で締結したが、これに限らず、溶接により剛結合するこ
ともできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、階上り階段体と階下り階段体との間
に柱を配設することにより、従来から存在する両階段体
の手摺配設スペースに柱を配設することができ、従来の
ように階段の外側に柱を配設する必要がないことから、
階段の有効スペースを拡大することができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、両階段体の踊り場の外枠同士を剛結合す
ることにより、柱の階段幅方向に設けられた梁により支
持するだけでよいため、この梁と直交する方向(階段の
長手方向)に更に別の梁を配設する必要なく、踊り場の
強度を確保することができる。従って、柱には、階段幅
方向に延びる梁だけ設ければ良く、この梁と直交する方
向の梁を設ける必要がないことから、予め梁が設けられ
た柱を輸送する場合に輸送し易く、又、この柱を吊り上
げる場合のバランスも良好にできる、という実用上有益
な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同一実施例を示す両踊り場部の連結を示す分解
斜視図である。
【図3】同一実施例を示す平面図である。
【図4】同一実施例を示す支持状態の説明図である。
【図5】従来例を示す図3に相当する平面図である。
【符号の説明】
11 階上り階段体 12 階下り階段体 11b,12b 上側踊り場部 11c,12c 下側踊り場部 11d,12d 外枠 13,14 柱 15,16,17,18 梁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段部及び踊り場部を有する階上り階段
    体と階下り階段体とが、互いに隣接されて配設された階
    段構造において、 前記階上り階段体と階下り階段体との間に柱を配設し、
    該柱に設けられた階段幅方向に延びる梁に、前記両階段
    体を支持させたことを特徴とする階段構造。
  2. 【請求項2】 階段部及び踊り場部を有する階上り階段
    体と階下り階段体とが、互いに隣接されて配設されて前
    記両踊り場部の部分で連続する階段構造において、 前記階上り階段体と階下り階段体との間に柱を配設し、
    該柱に設けられた階段幅方向に延びる梁に、前記両階段
    体を支持させ、更に、前記両階段体の踊り場部の外枠同
    士を剛接合したことを特徴とする階段構造。
JP6239977A 1994-10-04 1994-10-04 階段構造 Pending JPH08105174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239977A JPH08105174A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 階段構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239977A JPH08105174A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 階段構造

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Publication Number Publication Date
JPH08105174A true JPH08105174A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17052647

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6239977A Pending JPH08105174A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 階段構造

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JP (1) JPH08105174A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017190588A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 鹿島建設株式会社 階段構造、階段構造の構築方法、階段構造の主部材及び階段構造の中間部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017190588A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 鹿島建設株式会社 階段構造、階段構造の構築方法、階段構造の主部材及び階段構造の中間部材

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