JPH07100596B2 - 中間水平部付エスカレーター - Google Patents
中間水平部付エスカレーターInfo
- Publication number
- JPH07100596B2 JPH07100596B2 JP2117617A JP11761790A JPH07100596B2 JP H07100596 B2 JPH07100596 B2 JP H07100596B2 JP 2117617 A JP2117617 A JP 2117617A JP 11761790 A JP11761790 A JP 11761790A JP H07100596 B2 JPH07100596 B2 JP H07100596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body frame
- main body
- escalator
- intermediate horizontal
- horizontal portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無端状に連結されて移動する複数の踏段を案内
する本体枠の中間部に水平部を形成した中間水平部付エ
スカレーターに関する。
する本体枠の中間部に水平部を形成した中間水平部付エ
スカレーターに関する。
〔従来の技術〕 本体枠の中間部に中間水平部を有するエスカレーター
は、第２図に示すように、下部階と上部階に跨がつて装
架された本体枠６を、下部水平部F,下部傾斜部G,中間水
平部H,上部傾斜部I,上部水平部Ｊで構成している。この
本体枠６の下部水平部Ｆと上部水平部Ｊに設けた下部乗
降口１と上部乗降口２との間に、無端状に連結した複数
の踏段３を案内して回動させている。したがつて、踏段
３の往路側も前記本体枠６に沿つて下部水平路A,下部傾
斜部B,中間水平路C,上部傾斜路D,上部水平路Ｅが形成さ
れている。さらに、この踏段３の両側部には前記踏段３
と同期的に回動する移動手すり４が配置されており、こ
の移動手すり４を案内支持する欄干５が前記本体枠６上
に支持されている。
は、第２図に示すように、下部階と上部階に跨がつて装
架された本体枠６を、下部水平部F,下部傾斜部G,中間水
平部H,上部傾斜部I,上部水平部Ｊで構成している。この
本体枠６の下部水平部Ｆと上部水平部Ｊに設けた下部乗
降口１と上部乗降口２との間に、無端状に連結した複数
の踏段３を案内して回動させている。したがつて、踏段
３の往路側も前記本体枠６に沿つて下部水平路A,下部傾
斜部B,中間水平路C,上部傾斜路D,上部水平路Ｅが形成さ
れている。さらに、この踏段３の両側部には前記踏段３
と同期的に回動する移動手すり４が配置されており、こ
の移動手すり４を案内支持する欄干５が前記本体枠６上
に支持されている。
（実公昭56−10780号公報） 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、一般のエスカレーターに比べて、その
本体枠６の長さが中間水平部Ｈが追加された分長くな
り、その結果、本体枠６の製作，輸送及び組立作業が厄
介となる問題があつた。
本体枠６の長さが中間水平部Ｈが追加された分長くな
り、その結果、本体枠６の製作，輸送及び組立作業が厄
介となる問題があつた。
本発明の目的は、本体枠の製作，輸送及び組立作業が容
易に行え、本体枠を安定して設置できる中間水平部付エ
スカレーターを提供することにある。
易に行え、本体枠を安定して設置できる中間水平部付エ
スカレーターを提供することにある。
本発明は下部階床と上部階床に跨って装架され中間部に
中間水平部を有する本体枠を備え、この本体枠の前記中
間水平部を通って無端状に連結された複数の踏段が走行
できるように案内されている中間水平部付エスカレータ
ーにおいて、前記本体枠を前記中間水平部で長手方向両
側に分断して継ぎ合わせる構造とし、この分断継ぎ合わ
せ部の両方を支持体によって支持するように構成したの
である。
中間水平部を有する本体枠を備え、この本体枠の前記中
間水平部を通って無端状に連結された複数の踏段が走行
できるように案内されている中間水平部付エスカレータ
ーにおいて、前記本体枠を前記中間水平部で長手方向両
側に分断して継ぎ合わせる構造とし、この分断継ぎ合わ
せ部の両方を支持体によって支持するように構成したの
である。
上記構成によれば、本体枠が中間水平部で分断され、こ
の分断部を支持体で支持するように構成しているので、
製作，輸送及び現場への搬入に際しては短尺の状態で実
施できるので各作業が容易になるのは勿論のこと、現場
では、下部階床と上部階床間よりも設置間隔が狭い支持
体と上部階床間及び支持体と下部階床間を利用して分割
された短尺状態の本体枠を組立てるようにしているの
で、組立作業を容易に行なうことができ、さらに、本体
枠の継合部を支持体で支持するようにしているので、継
合部に無理な力を作用させることなく、強度面でも安定
して本体枠を設置することができる。
の分断部を支持体で支持するように構成しているので、
製作，輸送及び現場への搬入に際しては短尺の状態で実
施できるので各作業が容易になるのは勿論のこと、現場
では、下部階床と上部階床間よりも設置間隔が狭い支持
体と上部階床間及び支持体と下部階床間を利用して分割
された短尺状態の本体枠を組立てるようにしているの
で、組立作業を容易に行なうことができ、さらに、本体
枠の継合部を支持体で支持するようにしているので、継
合部に無理な力を作用させることなく、強度面でも安定
して本体枠を設置することができる。
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。
図において、下部乗降口1,上部乗降口2,踏段3,移動手す
り4,欄干5,それに前記踏段３の下部水平路A,下部傾斜路
B,中間水平路C,上部傾斜路D,上部水平路Ｅという乗客側
から見た外観と機能は従来と同様であり、また、乗客か
ら見えない本体枠７の下部水平部F,下部傾斜部G,中間水
平部H,上部傾斜部I,上部水平部Ｊの構成もまた従来と同
じである。しかし、前記本体枠７はエスカレーターの長
手方向において中間水平部Ｈの範囲内で分断され、ここ
で継ぎ合せる構造をしており、さらに前記本体枠７の前
記継合部Ｚを支持体である支柱８で支持するようにして
いる。
り4,欄干5,それに前記踏段３の下部水平路A,下部傾斜路
B,中間水平路C,上部傾斜路D,上部水平路Ｅという乗客側
から見た外観と機能は従来と同様であり、また、乗客か
ら見えない本体枠７の下部水平部F,下部傾斜部G,中間水
平部H,上部傾斜部I,上部水平部Ｊの構成もまた従来と同
じである。しかし、前記本体枠７はエスカレーターの長
手方向において中間水平部Ｈの範囲内で分断され、ここ
で継ぎ合せる構造をしており、さらに前記本体枠７の前
記継合部Ｚを支持体である支柱８で支持するようにして
いる。
以上のように本体枠７を構成したので、この本体枠７の
製作に際しては下部乗降口側Ｋと上部乗降口側Ｌとに分
けて短尺の状態で製作することができ、そのため製作時
の工具の移動や作業者の移動などが容易になる。
製作に際しては下部乗降口側Ｋと上部乗降口側Ｌとに分
けて短尺の状態で製作することができ、そのため製作時
の工具の移動や作業者の移動などが容易になる。
また、輸送及び現場内への搬入に際しても、短尺の状態
で輸送するのが良いことは云うまでもない。
で輸送するのが良いことは云うまでもない。
さらに、現場での組立に際しては、例えば支柱８を設置
しておき、その状態で分断された本体枠７の下部乗降口
側Ｋを建屋の下部階床と前記支柱８との間に装架し、次
に本体枠７の上部乗降口側Ｌを建屋の上部階床と前記支
柱８との間に装架して前記継合部Ｚをボルト等で接続一
体化する。その後一体化した本体枠７に踏段3,移動手す
り４及び欄干５等を装着するのである。このように支柱
８を介して分断された本体枠７を設置できるので設置間
隔が狭くなり、長尺のままの本体枠７を設置間隔が大き
い上下階床に跨がつて設置するの比べて作業は簡単とな
る。さらに、本体枠７の継合部Ｚを支柱８で支持するよ
うにしたので、継合部Ｚを接続するボルト等に剪断力が
作用することはなく、本体枠７の強度面でも安定した支
持とする。
しておき、その状態で分断された本体枠７の下部乗降口
側Ｋを建屋の下部階床と前記支柱８との間に装架し、次
に本体枠７の上部乗降口側Ｌを建屋の上部階床と前記支
柱８との間に装架して前記継合部Ｚをボルト等で接続一
体化する。その後一体化した本体枠７に踏段3,移動手す
り４及び欄干５等を装着するのである。このように支柱
８を介して分断された本体枠７を設置できるので設置間
隔が狭くなり、長尺のままの本体枠７を設置間隔が大き
い上下階床に跨がつて設置するの比べて作業は簡単とな
る。さらに、本体枠７の継合部Ｚを支柱８で支持するよ
うにしたので、継合部Ｚを接続するボルト等に剪断力が
作用することはなく、本体枠７の強度面でも安定した支
持とする。
本発明によれば、製作，輸送及び組立作業が容易に行
え、本体枠を安定して設置できる中間水平部付エスカレ
ーターを得ることができる。
え、本体枠を安定して設置できる中間水平部付エスカレ
ーターを得ることができる。
第１図は本発明によるエスカレーターの一実施例を示す
一部破断側面図、第２図は従来のエスカレーターを示す
一部破断側面図である。 １……下部乗降口、２……上部乗降口、Ａ……下部水平
路、Ｂ……下部傾斜路、Ｃ……中間水平路、Ｄ……上部
傾斜路、Ｅ……上部水平路、Ｆ……下部水平路、Ｇ……
下部傾斜部、Ｈ……中間水平部、Ｉ……上部傾斜部、Ｊ
……上部水平部、３……踏段、４……移動手すり、５…
…欄干、７……本体枠、８……支柱。
一部破断側面図、第２図は従来のエスカレーターを示す
一部破断側面図である。 １……下部乗降口、２……上部乗降口、Ａ……下部水平
路、Ｂ……下部傾斜路、Ｃ……中間水平路、Ｄ……上部
傾斜路、Ｅ……上部水平路、Ｆ……下部水平路、Ｇ……
下部傾斜部、Ｈ……中間水平部、Ｉ……上部傾斜部、Ｊ
……上部水平部、３……踏段、４……移動手すり、５…
…欄干、７……本体枠、８……支柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−7483（ＪＰ，Ａ) 実開 昭52−26392（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−64973（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−196357（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】下部階床と上部階床に跨って装架され中間
部に中間水平部を有する本体枠を備え、この本体枠の前
記中間水平部を通って無端状に連結された複数の踏段が
走行できるように案内されている中間水平部付エスカレ
ーターにおいて、前記本体枠を前記中間水平部で長手方
向両側に分断して継ぎ合わせる構造とし、この分断継ぎ
合わせ部の両方を支持体によって支持するように構成し
たことを特徴とする中間水平部付エスカレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117617A JPH07100596B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | 中間水平部付エスカレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117617A JPH07100596B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | 中間水平部付エスカレーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02291385A JPH02291385A (ja) | 1990-12-03 |
| JPH07100596B2 true JPH07100596B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=14716190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2117617A Expired - Lifetime JPH07100596B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | 中間水平部付エスカレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100596B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102849592A (zh) * | 2012-08-30 | 2013-01-02 | 苏州新达电扶梯部件有限公司 | 一种用于扶梯的拼接式总成侧板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226392U (ja) * | 1975-08-13 | 1977-02-24 | ||
| JPS6064973U (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-08 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベヤ装置 |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP2117617A patent/JPH07100596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02291385A (ja) | 1990-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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