JPH08103047A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH08103047A JPH08103047A JP6261061A JP26106194A JPH08103047A JP H08103047 A JPH08103047 A JP H08103047A JP 6261061 A JP6261061 A JP 6261061A JP 26106194 A JP26106194 A JP 26106194A JP H08103047 A JPH08103047 A JP H08103047A
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- JP
- Japan
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- oil
- shaft
- rotor
- slide bearing
- bearing
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/74—Sealings of sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
ータ外部へ漏れることを確実に防止し、軸受の寿命の長
いブラシレスモータを提供することにある。 【構成】 軸8の一端部に固定されたロータ20と、前
記軸8が挿入され前記ロータ20を回転支持するすべり
軸受6と、前記すべり軸受6が装着されるハウジング2
とを備えたブラシレスモータであって、前記すべり軸受
6の開口端部には凹部10が設けられ、前記凹部10に
は前記軸8を囲繞する外周壁部48が設けられ、前記軸
8の外周部のうち、前記外周部と半径方向へ対向する部
位には、環状溝18及び/または外周方向へ張り出した
鍔部16が設けられている。
Description
ラシレスモータについて、特にすべり軸受の潤滑油漏れ
を確実に防止することが出来るブラシレスモータに関す
る。
部に回転自在に挿入されているブラシレスモータにおい
ては、油を含浸した円筒形のすべり軸受により該軸を支
持するものが提案されている。
は、ハウジングbの円筒部aに内嵌されたすべり軸受c
に回転自在に挿通される軸fを備えている。軸fの一端
には、ロータdが嵌合されており、そのロータdの周壁
内側には、ロータヨークeを介してロータマグネットg
がはめ込まれている。円筒部aの外周側に備えられたス
テータhは、ロータマグネットgに対向するように配置
されている。そして、ステータhとロータマグネットg
との磁気的相互作用によりロータdは回転する。すべり
軸受cは、潤滑油が含浸された多孔質材である。このよ
うなすべり軸受cを用いたモータは組立が一般に容易と
なりかつ安価であるが、回転側と固定側との潤滑は、油
で行われるため油漏れの心配があった。即ち、すべり軸
受cに含浸された油は、回転と同時に軸fとすべり軸受
cとの間にある隙間jから油のない面(軸fの露出面
k、すべり軸受cの上端面等)へと広がろうとする。こ
のようにして、油は空間mを形成する部材表面に徐々に
広がる。
の隙間jに保持されていた油は、軸受外に流出した分、
軸受内部から再び油はしみ出る。そしてこの一連の作用
が続くと軸受内に含浸された油量は、軸受全体として減
少することになる。つまり、潤滑のための油が減少する
ということは、接触面の摩擦を大きくし軸受の寿命が短
くなってしまうという問題があった。
題点に鑑み行われたものであって、その目的とするとこ
ろは、モータのすべり軸受に含浸されている油がモータ
外部へ漏れることを確実に防止し、軸受の寿命の長いブ
ラシレスモータを提供することにある。
に本発明のブラシレスモータにおいては、軸の一端部に
固定されたロータと、前記軸が挿入され前記ロータを回
転支持するすべり軸受と、前記すべり軸受が装着される
ハウジングと、を備えたブラシレスモータにおいて、前
記すべり軸受の開口端部には凹部が設けられ、前記凹部
には前記軸を囲繞する外周壁部が設けられ、前記軸の外
周部のうち、前記外周部と半径方向へ対向する部位に
は、環状溝及び/または外周方向へ張り出した鍔部が設
けられている。
受を固定するために止め部材が設けられ、前記止め部材
と前記ロータとは、全周にわたりわずかな間隙をもって
配置するのがよい。
軸受の凹部内において、軸に環状溝、鍔部材、そしてロ
ータの突出部が径方向に凹凸部を形成しているので、軸
とすべり軸受との間に形成される隙間よりしみ出る油
は、部材表面を伝わってモータ外部に通じる開口部へ移
動しようとする。しかし、この軸部分には、環状溝、鍔
部材そして突出部によって凹凸が形成されているため、
これらにより油が移動する沿面距離は実質的に増長さ
れ、これにより油の移動が妨げられる。しかも移動途中
における鍔部材や突出部に滞溜した油は、軸回転に伴う
遠心力の作用を受けて飛散し、これを取り囲む外周壁部
にて受け止められ、すべり軸受に回収される。これによ
り、すべり軸受内の油は、モータ外部に漏れでないか
ら、軸受の寿命は長くすることができる。また、環状溝
だけで凹凸を形成する場合は、溝加工のみで済ませるこ
とができるのでモータ構造の簡略化が図れる。
られ、止め部材とロータとはわずかな間隙を開けて配置
されることにより、すべり軸受の固定が確実となる。更
に、すべり軸受からの油が、その間隙を通過しにくいラ
ビリンスシール構造を形成し、油漏れを防止できる。
の実施例を示しており、このブラシレスモータを使用し
た装置の一例としてのファン装置を示している。このフ
ァン装置は、中央部に軸受装着用の円筒部4を一体的に
有しているハウジング2と、該ハウジング2の円筒部4
に収容されているすべり軸受け6と、このすべり軸受6
に回転自在に支持されている軸8と、該軸8の上端部が
中央のボス部分12に挿入固定されかつ外周辺部分にブ
レード(図示なし)が取り付けてあるロータ20と、前
記円筒部4に外嵌固定されているステータ22と、該ス
テータ22に対向する位置において前記ロータ20の内
周面に固定されたヨーク24を介して固着されているロ
ータマグネット26と、を備えている。
他端がハウジング2の底壁部28にて閉じた有底円筒形
状となっており、該ハウジング2と円筒部4とは合成樹
脂によって一体的に成型されている。この底壁部28の
中心部には凹み30が形成されており、この凹み30内
には、軸8の他端部の球面加工された端部を受けるため
のスラスト受け部材32が収容されている。このスラス
ト受け部材32は例えばPPS系樹脂の複合材料から構
成されている。これにより、軸8はスラスト受け部材3
2とすべり軸受6とにより安定した状態で円滑にその軸
心周りを静かに高速で回転することが出来る。
るように樹脂製の止め部材としてのキャップ40が装着
されている。このキャップ40は、環状の筒部40aと
この筒部40a内において軸方向に装着用の凹溝40b
と、下端部に係止め部40cと、内周から曲面状に垂下
する曲面部40dとから構成されている。
内に収容されており、前記軸8を円滑に回転支持し、潤
滑油が含浸された多孔質材である焼結金属等で構成され
ている。このすべり軸受6は、図示されているように上
方に示す部分において、半径方向中心部に近い部分が全
集にわたり浅く削り取られた凹部10を有し、残る外周
部分には周壁部48が形成されている。
のボス部12を挿入固定されている。このボス部12
は、ロータ20の径方向に広がる平面部12aと、平面
部12aの中央部に遠い方から大径部12b、中径部1
2c、小径部12dを有し、先端部は小径部12dより
やや径方向に突出した突出部14が形成されている。突
出部14の外径はキャップ40の曲面部40dの内径よ
りもわずかに大きく設定されている。なお、中径部12
cから小径部12dへは、テーパ状に形成されており、
キャップ40の曲面部40dにわずかな間隙50aをあ
けて対向している。
状の鍔部材16が装着されている。鍔部材16は、ボス
部12の下端面に当接する円筒部16aと、その円筒部
16aの下端縁から径方向に伸びる鍔部16bとからな
る。故に、前記突出部14と鍔部材16とによって横凹
部46を形成している。
り軸受6の凹部10において露出している。この露出部
分は、全周にわたり削り取られ環状溝18を形成してい
る。環状溝18の深さは、軸径の縮小を伴い回転軸心の
歪みが生じることがないように設定されている。
6の性能低下の要因である油量の減少をくい止める構成
となっている。
すべり軸受6は、周壁部48を径方向内方にキャップ4
0が大きく包囲している。従って、装置を転倒状態にし
た場合や、装置に衝撃が加わった場合、キャップ40の
曲面部40dが油の収容溝となる。これは、この収容溝
に溜まった油は、周壁部48の先端部が油面に達し、多
質孔であるすべり軸受6に吸収される。これにより油は
モータ外部側へ漏れ出ることが防止される。更にキャッ
プ40における曲面部40dと(ボス部12)小径部1
2d、キャップ上端部と(ボス部12)中径部12c、
(ボス部12)大径部12bとにより、モータ外部へ通
じる間隙部分50aがラビリンスシール構造を形成し、
これはより油の漏出が防止される。
ータ12の突出部14、鍔部材16そして環状溝18
は、軸受よりにじみ出た油がモータ外部に通じる開口部
50まで到達しないように流出対策が施された構造とな
っている。
らしみ出る油は、遠心力によって径方向外方に一部流動
するものもあるが、そのまま環状溝18へ流動するもの
もある。そして、環状溝18内に保持されている油は、
開口部50へ到達するまでにモータ回転中の遠心力によ
り環状溝18から鍔部材16の鍔部を伝わって凹部10
の内周に飛散する。そして凹部10における周壁部48
の内周面に油は付着し、すべり軸受6に回収される。つ
まり、開口部50離れた位置で油が保持されるすべり軸
受6の表面に飛ばされるので、油が開口部50を経てモ
ータ外部へ漏出することが防止される。
の距離をできるだけ長くなるように軸方向長さHを或い
は溝深さDを大きくとることを意味する。なぜなら、こ
うすることによって溝内に保持された油が、開口部50
に到達するまでの沿面距離が長くなり、また溝容量が多
くなる。そして溝内に保持されている油は凹部10の内
周に飛散されやすくなる。なお、軸方向長さH及び溝深
さDの上限は、軸剛性の低下を招くことがないように、
軸の強度、材質及び回転部材(ロータ、ヨーク、ロータ
マグネット等)の質量の関係より規定される。
された油が転倒状態の時に、油の保持板となる。
ている間に、回転による遠心力により油は、凹部10の
内周にむけて飛散しすべり軸受6に吸収される。横凹部
46は、凹形なので油の保持量も多くとれる。
成される開口部50は、突出部14の外径が、キャップ
40の内径よりも大きく設定されているので、モータの
反転状態の時に油は、キャップ40の凹溝におのずと収
容される。
も、或いは外部から衝撃が加わっても軸受の油が流出し
にくい構成となっている。
タの第二の実施例としてのファン装置を示している。こ
のファン装置は、第1の実施例と基本的には同様の構成
である。相違点は、軸部分にあり、他の共通する部材、
部位については説明を省略する。
軸受6の凹部10内において露出面を形成している。即
ち、その露出面は、ロータ20の突出部14とすべり軸
受6の凹部10の底面までの間の軸の外周面に相当す
る。
れている。すべり軸受の隙間52よりしみ出た油は、こ
のスパイラル状溝19に保持される。溝がスパイラル状
に連続して形成されているため第一の実施例よりも更に
軸外周面の沿面距離が増加し、油が溝の一端部から他端
部まで伝わることが、より妨げられる。そして開口部5
0に油が達するまでに、回転中の遠心力により凹部10
内面に飛散されるので、飛散した油は、またすべり軸受
6に回収される。このため油が開口部50を通過してモ
ータ外部へ漏出するこがより効果的に防止される。
より動圧が矢印Aの方向に発生するので、油の流れをそ
の圧力によって抑えられる。
設けることで、沿面距離を増やしてもよく、溝加工が容
易に実現される。
きかつモータ構造が簡略化された上で第一の実施例と同
様の効果が得られるので、効果的な構成となる。
ているため、次に記載する効果を奏する。本発明のブラ
シレスモータは、すべり軸受の凹部内において軸に環状
溝、鍔部材、そして突出部が径方向に凹凸部を設けられ
ているため、ボス部とキャップとで形成される開口部に
油が到達するまでに沿面距離を長くとることができる。
これは、油が開口部に到達することが防止される。そし
て油は、開口部に到達するまでに遠心力によりすべり軸
受へ回収される。このため、すべり軸受の油がモータ外
部へ流出することが防止される。同時にハウジングの円
筒部にキャップを設けることにより、モータ外部に通じ
る間隙部分がラビリンスシール構造を形成し油漏れを防
止できる。従って油の枯渇の心配がないから長寿命のブ
ラシレスモータが実現される。
溝を施すことによって、容易に沿面距離を増やせると共
に、特にスパイラル状溝は動圧による油の流動の抑止と
が図れ、油の流出を防止できる。これらは、部品点数の
削減とモータ構造の簡略化が図れ、組立性も向上する。
の全体断面図である。
の要部拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸の一端部に固定されたロータと、 前記軸が挿入され前記ロータを回転支持するすべり軸受
と、 前記すべり軸受が装着されるハウジングと、を備えたブ
ラシレスモータにおいて、 前記すべり軸受の開口端部には凹部が設けられ、 前記凹部には前記軸を囲繞する外周壁部が設けられ、 前記軸の外周部のうち、前記外周部と半径方向へ対向す
る部位には、環状溝及び/または外周方向へ張り出した
鍔部が設けられた、 ことを特徴とするブラシレスモータ。 - 【請求項2】 前記ハウジングには、前記すべり軸受を
固定するために止め部材が設けられ、 前記止め部材と前記ロータとは、全周にわたりわずかな
間隙をもって配置された請求項1記載のブラシレスモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261061A JPH08103047A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261061A JPH08103047A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103047A true JPH08103047A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17356539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6261061A Pending JPH08103047A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103047A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7025505B2 (en) | 2002-04-23 | 2006-04-11 | Ntn Corporation | Fluid bearing device |
CN101841198A (zh) * | 2009-03-12 | 2010-09-22 | 日本电产株式会社 | 电动机 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6261061A patent/JPH08103047A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7025505B2 (en) | 2002-04-23 | 2006-04-11 | Ntn Corporation | Fluid bearing device |
CN100419287C (zh) * | 2002-04-23 | 2008-09-17 | Ntn株式会社 | 流体轴承装置 |
CN101841198A (zh) * | 2009-03-12 | 2010-09-22 | 日本电产株式会社 | 电动机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041012 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050221 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050224 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050415 |