JP3267396B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JP3267396B2 JP3267396B2 JP17602993A JP17602993A JP3267396B2 JP 3267396 B2 JP3267396 B2 JP 3267396B2 JP 17602993 A JP17602993 A JP 17602993A JP 17602993 A JP17602993 A JP 17602993A JP 3267396 B2 JP3267396 B2 JP 3267396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving member
- holding portion
- bearing
- inner peripheral
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 108
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 16
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 102220057728 rs151235720 Human genes 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
周部に嵌合保持された筒状のラジアル軸受部材によって
回転軸が回転自在に支持されてなるブラシレスモータに
関する。
に使用されるブラシレスモータのうち、筒状の軸受保持
部の内周部に嵌合保持された筒状のラジアル軸受部材に
よって回転軸が回転自在に支持されてなるものにおいて
は、従来、軸受保持部の底部が開口し、回転軸の先端部
に抜け止めリングを装着したものや、回転軸の先端部を
軸線方向に支持するスラスト受けを備えた嵌合部材を開
口部に嵌合固定させたものがあった。回転軸の先端部に
抜け止めリングを装着したものでは、軸受の潤滑剤が漏
出し易いという問題があり、嵌合部材を開口部に嵌合固
定させたものでは、部品点数及び工程数が増大するとい
う問題があった。
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、潤滑剤の漏出並びに部品点数及び工程数の増大
が防がれ、容易且つ確実に製造し得るブラシレスモータ
を提供することにある。
に、本発明ブラシレスモータは、有底筒状の軸受保持部
の内周部に嵌合保持された筒状のラジアル軸受部材によ
って、回転軸が回転自在に支持され、軸受保持部の底部
に設けられた有底筒状をなす受け部材保持部に内嵌保持
されたスラスト受け部材によって、回転軸の先端部が軸
線方向に支持されてなるブラシレスモータであって、ス
ラスト受け部材の外周部は、受け部材保持部の内周部に
周方向間隔おきに設けられた複数個所の支持部によって
支持され、スラスト受け部材の外周部と受け部材保持部
の内周部との間は、支持部によって支持される個所を除
き空隙部を構成しており、受け部材保持部の底部に、少
なくとも外周部のうち周方向における支持部の位置と空
隙部の位置とに亙る溝状部を有するものとしている。
底筒状の軸受保持部の内周部に嵌合保持された筒状のラ
ジアル軸受部材によって、回転軸が回転自在に支持され
てなるブラシレスモータであって、ラジアル軸受部材の
外周部は、軸受保持部の内周部に周方向間隔おきに設け
られた複数個所の支持部によって支持され、ラジアル軸
受部材の外周部と軸受保持部の内周部との間は、支持部
によって支持される個所を除き外側空隙部を構成し、軸
受保持部の底部に、ラジアル軸受部材の内周側と外側空
隙部とに亙る溝状部を有するものとしている。
部材保持部に内嵌すると、スラスト受け部材の外周部
は、受け部材保持部の内周部に周方向間隔おきに設けら
れた複数個所の支持部によって支持される。スラスト受
け部材の外周部と受け部材保持部の内周部との間は、支
持部によって支持される個所を除き空隙部を構成してお
り、受け部材保持部の底部に、少なくとも外周部のうち
周方向における支持部の位置と空隙部の位置とに亙る溝
状部を有する。そのため、内嵌に際し、スラスト受け部
材と受け部材保持部との間から排除されるべき空気は、
空隙部を経て自由に受け部材保持部の外部へと抜ける。
スラスト受け部材のうち支持部によって支持される個所
の底部と受け部材保持部の底部との間の空気も、溝状部
を通じて空隙部に抜ける。従って、受け部材保持部に対
しスラスト受け部材を内嵌させる際に、スラスト受け部
材と受け部材保持部との間の空気が内嵌の妨げとはなら
ない。
部材を軸受保持部の内周部に嵌合させると、ラジアル軸
受部材の外周部は、軸受保持部の内周部に周方向間隔お
きに設けられた複数個所の支持部によって支持される。
ラジアル軸受部材の外周部と軸受保持部の内周部との間
は、支持部によって支持される個所を除き外側空隙部を
構成し、軸受保持部の底部に、ラジアル軸受部材の内周
側と外周側の外側空隙部とに亙る溝状部を有する。その
ため、嵌合に際し、ラジアル軸受部材と軸受保持部との
間から排除されるべき空気は、外側空隙部及びラジアル
軸受部材の内周側から自由に軸受保持部の外部へと抜け
る。ラジアル軸受部材の底部と軸受保持部の底部との間
の空気は、溝状部を通じて外側空隙部及びラジアル軸受
部材の内周側に抜けることができる。従って、軸受保持
部に対しラジアル軸受部材を嵌合させる際に、ラジアル
軸受部材と軸受保持部との間の空気が嵌合の妨げとはな
らない。また、軸受保持部の内周部に嵌合保持されたラ
ジアル軸受部材に回転軸を挿通させる際にラジアル軸受
部材の内部から排除されるべき空気は、溝状部と外側空
隙部とを経て外部へ抜ける。従ってラジアル軸受部材の
内部の空気は回転軸挿通の妨げとはならない。
る。図1乃至図7は本発明の1実施例としてのブラシレ
スモータを用いてなるファン装置である。そのうち図1
は要部断面図、図2は軸受保持部の拡大平面図、図3は
軸受保持部の拡大断面図である。但し、図1と図3では
切断面が異なっている。
なし、中央部上方に向かって有底円筒状の軸受保持部1
2を有している。軸受保持部12の底部には、有底円筒
状をなす受け部材保持部14が設けられている。受け部
材保持部14の内周壁には、120度中心角毎の3個所
に内方膨出部16が設けられている。この内方膨出部1
6は、図2に示されるように断面弓形状をなす。受け部
材保持部14の底部の外周部には、周方向における各内
方膨出部16及びそのやや周方向外方の部分に亙り、溝
部18を有する。
は、受け部材保持部14に内嵌され、内方膨出部16に
よって保持されている。この実施例では、受け部材保持
部14によるスラスト受け部材20の保持は、内方膨出
部16のうち周方向中央部、すなわち支持部16aにお
いて行われており、支持部16aを除く受け部材保持部
14の内周壁とスラスト受け部材20の外周部との間
は、空隙部22を構成している。従って溝部18は、周
方向における支持部16aの位置と空隙部22の位置と
に亙る。
4に内嵌させるに際し、スラスト受け部材20と受け部
材保持部14との間から排除されるべき空気は、空隙部
22を経て自由に受け部材保持部14の外部へと抜け
る。スラスト受け部材20のうち支持部16aによって
支持される個所の底部と受け部材保持部14の底部との
間の空気も、溝部18を通じて空隙部22に抜ける。従
って、受け部材保持部14が有底円筒状であるにもかか
わらず、受け部材保持部14に対しスラスト受け部材2
0を内嵌させる際に、スラスト受け部材20と受け部材
保持部14との間の空気が内嵌の妨げとはならず、十分
な嵌合を容易且つ確実に実現させることができる。
持部14の内方膨出部16から60度中心角ずつずれた
120度中心角毎の3個所に内方膨出部26が設けられ
ている。この内方膨出部26も、図2に示されるように
断面弓形状をなす。また軸受保持部12の内周壁と受け
部材保持部14の外周壁との間の環状底部28の内周部
のうち、溝部18の径方向外方の位置には、その溝部1
8と同程度の周方向長さの、比較的深い周方向溝30が
設けられている。そして周方向溝30の周方向中央部と
軸受保持部12の内周壁の間に、比較的浅い径方向溝3
2が設けられている。
持部14の周壁14aが挟まれた部分において周壁14
aの基部から上端部までの長さが他の部分よりも長くな
るので、周壁14aのその部分を中心にスラスト受け部
材20の外周形状に対する追従性が良くなり、スラスト
受け部材20の十分な嵌合が確実に行われると共に、変
形による周壁14aの破損が防止される。
材)は、比較的長寸の円筒状をなす外周層34aと、そ
の外周層34aの上端内周部及び下部内周部に位置する
比較的短寸の円筒状をなす内周層34bとからなり、全
体として略円筒状をなす。外周層34a及び内周層34
bは焼結金属製であり、その空隙率は、内周層34bの
方が低い。
の内周部に嵌合され、外周層34aの外周部において内
方膨出部26によって保持されている。含油スリーブ軸
受34の保持は、内方膨出部26のうち周方向中央部、
すなわち支持部26aにおいて行われており、支持部2
6aを除く軸受保持部12の内周壁と含油スリーブ軸受
34の外周層34aの外周部との間は、外側空隙部36
を構成している。外周層34aの内周下端部と受け部材
保持部14の外周部との間には、内側空隙部38を有し
ている。含油スリーブ軸受34の下端面、すなわち外周
層34aの下端面は、周方向溝30及び径方向溝32の
部分を除いて環状底部28に接している。
内周部に嵌合させるに際し、含油スリーブ軸受34と軸
受保持部12との間から排除されるべき空気は、外側空
隙部36及び内側空隙部38を経て自由に軸受保持部1
2の外部へと抜ける。外周層34aの底部と軸受保持部
の環状底部28との間の空気は、径方向溝32及び周方
向溝30を通じて外側空隙部36及び内側空隙部38に
抜ける。従って、軸受保持部12が有底円筒状であるに
もかかわらず、軸受保持部12に対し含油スリーブ軸受
34を嵌合させる際に、含油スリーブ軸受34と軸受保
持部12及び受け部材保持部14との間の空気が嵌合の
妨げとはならず、十分な嵌合を容易且つ確実に実現させ
ることができる。
外嵌固定されている。ステータコア42には、絶縁性合
成樹脂製のインシュレータ44を介してステータコイル
46が捲回され、ステータコア42は、軸受保持部12
の上下中間部に外嵌固定されている。インシュレータ4
4の上端内周部には断面J字形状の嵌合保持部44aが
設けられている。この嵌合保持部44aは、軸受保持部
12の上部外周部に設けられた環状溝12aに上方から
容易に嵌合し、嵌合保持部44aの上端面が環状溝12
aの上面に当接することによりその嵌合が保持されてい
る。
は、下面が含油スリーブ軸受34の上端面、すなわち外
周層34a及び内周層34bの上端面に接した状態で配
設されている。オイルシール部材45の空隙率は、外周
層34aのそれよりも高い。オイルシール部材45、外
周層34a及び内周層34bの含油率(最大限に含油し
得る体積率)は、それぞれ例えば30%、25%及び2
0%程度とすることができる。
視図、図5乃至図7はインペラの取り外しについての説
明図であって、図5はキャップ部材及びインペラの要部
断面図、図6は、図5の要部底面図、図7はキャップ部
材及びインペラの要部拡大図である。
口の環状溝部46aを構成する外周環状壁46b及び中
央環状壁46cと、中央環状壁46cの上端内周部から
内下方に向かって湾曲する湾曲周壁部46dとを有して
なる。キャップ部材46は、環状溝部46aにおいて軸
受保持部12の上端部に嵌合し、外周環状壁46bの内
周部に設けられた内向の環状突部46b1が軸受保持部
12の外周部に設けられた環状溝12bに嵌合すること
によりキャップ部材46の軸受保持部12の上端部に対
する嵌合が保持される。中央環状壁46cの下部は内径
拡大部46c1に形成され、その内径拡大部46c1に
は、下方開口の空気抜き用の切欠部46c2が180度
中心角毎の2個所に設けられている。中央環状壁46c
の下端面が含油スリーブ軸受34の上面外周部に当接
し、内径拡大部46c1の上端に位置する端面がオイル
シール部材45の上面外周部に当接することにより、そ
れぞれ含油スリーブ軸受34及びオイルシール部材45
の脱落が防がれている。湾曲周壁部46dの下端部に
は、下方に開口し、上方に向かって台形状に周方向幅が
狭まる切欠部46d1が180度中心角毎の2個所に設
けられている。
ム52の周壁外周側に羽根54が突設され、中央部に回
転軸56が突設されてなる。ロータフレーム52の周壁
には、上端部が内方に屈曲した略円筒形状のロータヨー
ク55が内嵌固定され、そのロータヨーク55には、円
筒形状のロータマグネット57が内嵌固定されている。
ボス部58によって支持されている。ボス部58の下端
部には、径方向外方に突出する外方突部58aが、各切
欠部46d1に対応するように設けられている。外方突
部58aの上部の周方向長は、切欠部46d1の開口部
の周方向長よりも短く、上端部の周方向長よりも長い。
外方突部58aの径方向外端部の半径、すなわち回転軸
心からの離心距離は、湾曲周壁部46dの下端部の内径
よりも大きく、その外径よりは小さい。
リーブ軸受34が全体として略円筒状をなすが、回転軸
56を上方から含油スリーブ軸受34内に挿通させる際
に含油スリーブ軸受34の内部から排除されるべき空気
は、内側空隙部38、周方向溝30、径方向溝32、外
側空隙部36、切欠部46c2及びオイルシール部材4
5の空隙を経て軸受保持部12の上方へと抜けるので、
回転軸56の挿通の妨げとなることが防がれる。なお、
製造時には、オイルシール部材45は潤滑剤を含有して
いない。
軸受34内に挿通させる際に外方突部58aが湾曲周壁
部46dに接触するが、湾曲周壁部46dは内下方に向
かって湾曲し、外方突部58aの下面は径方向外方に向
かって上方に傾斜するので、インペラ50を下方に押し
込むことにより、湾曲周壁部46dが径方向外方に弾性
変形すると共に外方突部58a及びボス部58が径方向
内方にやや弾性変形しつつ、外方突部58aが湾曲周壁
部46dを乗り越える。このようにして外方突部58a
が湾曲周壁部46dとオイルシール部材45との間に位
置することにより、回転軸56が含油スリーブ軸受34
によって回転自在に支持された状態で、回転軸56が含
油スリーブ軸受34から抜け止めされる。外方突部58
aの上面は、脱落しにくいように水平面上に形成されて
いる。ロータマグネット57とステータコア42は径方
向空隙を隔てて相対するが、それら磁気中心位置は、ロ
ータマグネット57の方が軸線方向上方に位置するよう
構成されているので、回転時にはインペラ50に対し軸
線方向下向きの力が作用する。そのため、回転時には回
転軸56の下端部はスラスト受け部材20の上面によっ
て軸線方向に支持される。
含油スリーブ軸受34の内周層34bから軸受すき間に
滲み出た液状の潤滑剤は、軸受保持部12の開口側、す
なわち上方へ漏出しようとする。その際に、含油スリー
ブ軸受34のうち軸受保持部12の上端面に接する環状
のオイルシール部材45は、比較的に空隙率が高いの
で、潤滑剤は、そのオイルシール部材45に確実性高く
吸収される。
4a、内周層34bの順に空隙率が低いので、毛管現象
により、オイルシール部材45に吸収された潤滑剤は、
含油スリーブ軸受34の外周層34aへと流れ、外周層
34aから更に内周層34bへと流れる。またオイルシ
ール部材45に吸収された潤滑剤の一部は、直接内周層
34bへ流れる。このようにして潤滑剤が円滑に循環
し、潤滑剤の外部漏出が効果的に防止されるので、潤滑
剤飛散による周辺汚染を防ぐと共に、軸受、延いてはモ
ータ全体の寿命を長く維持することができる。
を引き抜く必要がある場合、図6及び図7に示すように
湾曲周壁部46dの切欠部46d1に外方突部58aを
嵌合させ、インペラ50をブラケット10に対し上方へ
引き上げながら回動させることにより、図7に矢示する
ように切欠部46d1が周方向に弾性的に拡がって湾曲
周壁部46dの内径が拡大し、湾曲周壁部46dが外方
突部58aの外周側へ変形して切欠部46d1と外方突
部58aとの嵌合が外れ、回転軸56の抜け止めが解除
されるので、回転軸56を軸受から引き抜くことができ
る。
る構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置な
どは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例に過ぎない。
に際し、スラスト受け部材と受け部材保持部との間から
排除されるべき空気は、空隙部を経て自由に受け部材保
持部の外部へと抜け、スラスト受け部材のうち支持部に
よって支持される個所の底部と受け部材保持部の底部と
の間の空気も、溝状部を通じて空隙部に抜けるので、ス
ラスト受け部材と受け部材保持部との間の空気が内嵌の
妨げとはならない。そのため、受け部材保持部が有底筒
状をなすにもかかわらず、その受け部材保持部に対する
スラスト受け部材の十分な嵌合を、容易且つ確実に実現
させることができる。
際し、ラジアル軸受部材と軸受保持部との間から排除さ
れるべき空気は、外側空隙部及び内側空隙部を経て自由
に軸受保持部の外部へと抜け、ラジアル軸受部材の底部
と軸受保持部の底部との間の空気は、溝状部を通じて外
側空隙部及び内側空隙部に抜けることができるので、ラ
ジアル軸受部材と軸受保持部との間の空気が嵌合の妨げ
とはならない。そのため、軸受保持部が有底筒状をなす
にもかかわらず、その軸受保持部に対するラジアル軸受
部材の十分な嵌合を、容易且つ確実に実現させることが
できる。また、軸受保持部が有底筒状をなし、ラジアル
軸受部材が筒状をなすため、軸受保持部の内周部に嵌合
保持されたラジアル軸受部材に回転軸を挿通させる植え
でラジアル軸受部材内部の空気の排除が問題となるが、
この請求項2のブラシレスモータでは、ラジアル軸受部
材内部から排除されるべき空気を溝状部と外側空隙部と
を通じて外部へ逃がすことによって、ラジアル軸受部材
の内部の空気が挿通の妨げとなることを防ぐことがで
き、モータ製造上の利点は大きい。
る。
断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】有底筒状の軸受保持部の内周部に嵌合保持
された筒状のラジアル軸受部材によって、回転軸が回転
自在に支持され、軸受保持部の底部に設けられた有底筒
状をなす受け部材保持部に内嵌保持されたスラスト受け
部材によって、回転軸の先端部が軸線方向に支持されて
なるブラシレスモータであって、 スラスト受け部材の外周部は、受け部材保持部の内周部
に周方向間隔おきに設けられた複数個所の支持部によっ
て支持され、 スラスト受け部材の外周部と受け部材保持部の内周部と
の間は、支持部によって支持される個所を除き空隙部を
構成しており、 受け部材保持部の底部に、少なくとも外周部のうち周方
向における支持部の位置と空隙部の位置とに亙る溝状部
を有することを特徴とするブラシレスモータ。 - 【請求項2】有底筒状の軸受保持部の内周部に嵌合保持
された筒状のラジアル軸受部材によって、回転軸が回転
自在に支持されてなるブラシレスモータであって、 ラジアル軸受部材の外周部は、軸受保持部の内周部に周
方向間隔おきに設けられた複数個所の支持部によって支
持され、 ラジアル軸受部材の外周部と軸受保持部の内周部との間
は、支持部によって支持される個所を除き外側空隙部を
構成し、 軸受保持部の底部に、ラジアル軸受部材の内周側と外側
空隙部とに亙る溝状部を有することを特徴とするブラシ
レスモータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17602993A JP3267396B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ブラシレスモータ |
US08/262,766 US5610462A (en) | 1993-06-22 | 1994-06-20 | Brushless motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17602993A JP3267396B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715932A JPH0715932A (ja) | 1995-01-17 |
JP3267396B2 true JP3267396B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=16006488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17602993A Expired - Lifetime JP3267396B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267396B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI373192B (en) * | 2008-06-11 | 2012-09-21 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Motor |
JP5186335B2 (ja) * | 2008-11-10 | 2013-04-17 | ミネベアモータ株式会社 | ディスク回転用モータ |
WO2022009767A1 (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | イーグル工業株式会社 | 摺動部品 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP17602993A patent/JP3267396B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715932A (ja) | 1995-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5610462A (en) | Brushless motor | |
US7830637B2 (en) | Hydrodynamic bearing device and disk rotation apparatus | |
JP3519457B2 (ja) | スピンドルモータ | |
US5138209A (en) | Spindle motor | |
JPH06269142A (ja) | スピンドルモータおよびその組立方法 | |
JP2000125505A (ja) | モータ | |
US6336745B1 (en) | Oil-impregnated bearing and rotor shaft combination | |
JPS58157366A (ja) | 軸方向の移動量が限定された回転子を有するステツピング・モ−タ− | |
US6955469B2 (en) | Dynamic pressure bearing device | |
JP2005180516A (ja) | 流体軸受装置 | |
JP3267396B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP3352770B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
CN100564911C (zh) | 轴承单元以及使用该轴承单元的驱动电动机 | |
JP4248625B2 (ja) | モータ | |
JP2006220307A (ja) | 動圧軸受装置 | |
JP2000032703A5 (ja) | ||
JP2003319602A (ja) | スピンドルモータ及び磁気ディスク装置 | |
JP4276291B2 (ja) | モータ | |
JP2008223789A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH0870555A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH0837755A (ja) | スピンドルモータ | |
JP2958077B2 (ja) | スピンドルモータ | |
JP2002031139A (ja) | 軸受装置 | |
JP3386965B2 (ja) | スピンドルモータの軸受構造 | |
KR200195358Y1 (ko) | 오일-함유 베어링 및 로터 축 조립체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011204 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100111 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |