JPH08101935A - カード搬送量調整機能付きタイムレコーダ - Google Patents

カード搬送量調整機能付きタイムレコーダ

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JPH08101935A
JPH08101935A JP26190494A JP26190494A JPH08101935A JP H08101935 A JPH08101935 A JP H08101935A JP 26190494 A JP26190494 A JP 26190494A JP 26190494 A JP26190494 A JP 26190494A JP H08101935 A JPH08101935 A JP H08101935A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面倒なカード送り量の修正作業を、専用のメ
ンテナンスカードをタイムレコーダに差込むだけで、簡
単に、且つ、正確に行えるようにする。 【構成】 メンテナンスカードSKにテストマークKM
を表記し、カード搬送時にマークセンサー6Bがカード
下端縁Kdを検知してからテストマークKMを検知する
までにエンコーダ3Sから発生する実際のパルス数をカ
ウントして、この実際のパルスと標準パルス数から補正
値を求めると共に、タイムカードTMの当日の印字段ま
での標準パルス数をこの補正値で補正して搬送すべきパ
ルス数を求め、このパルス数でタイムカードTMの搬送
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード搬送用ローラ径
の公差とか、摩耗量等が原因で狂ったカードの搬送量
を、自動的に調整することができるカード搬送量調整機
能付きタイムレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】タイムカードを搬送する搬送用ローラの
ローラ径の公差、或は、経年変化等が原因でカード送り
量に狂いが生じると、印字器による時刻印字がタイムカ
ードの印字欄の枠に掛ったり、はみ出したりする場合が
ある。
【0003】そこで本出願人は、先の特願平5−187
003号の出願によって、上記搬送用ローラによるカー
ド送り量の狂いを調整することができるカード送り量修
正機能付きタイムレコーダを開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のタイム
レコーダが備える修正機能は、タイムカードに対する印
字のズレを目視確認し、そのズレの量に基づいて修正値
をキー入力することによって送り量を修正するものであ
って、殆ど感を頼りに修正するものであるから、カード
の送り量を正確に修正することが非常に難しく、その結
果、キー入力を何回を繰返さなくてはならない場合もあ
るため、カード送り量の修正を簡略化するための改善が
望まれていた。
【0005】従って本発明の技術的課題は、面倒なカー
ド送り量の修正作業を、専用のメンテナンスカードを差
込むだけで極めて簡単に、且つ、正確に行えるようにす
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0007】搬送ローラによるタイムカードの搬送をエ
ンコーダから発生するパルス数をカウントしながら行う
ことによって、タイムカードの搬送をその日の印字段位
置で停止し、この印字段に時刻印字を行うように構成し
たタイムレコーダに於いて、
【0008】(1) 搬送ローラによって搬送されるメ
ンテナンスカードに表記されているテストマークを検知
するマークセンサーと、このマークセンサーがテストマ
ークを検知するまでにエンコーダから発生するパルス数
をカウントする測定値カウント手段と、この測定値カウ
ント手段によってカウントされた実際のパルス数と予め
設定されているテストマークまでの標準パルス数とから
パルス数の補正値を求めるパルス補正値算出手段と、こ
の補正値によってタイムカードのその日の印字段までの
標準パルス数を修正して搬送すべきパルス数を求める修
正パルス数算出手段と、この搬送すべきパルス数に従っ
て上記搬送ローラによるタイムカードの搬送を調整する
搬送量調整手段とを備えること。
【0009】(2) 搬送ローラによって搬送されるメ
ンテナンスカードの上下に間隔をあけて表記した上下2
つのテストマークを検知するマークセンサーと、このマ
ークセンサーがメンテナンスカードの下側のテストマー
クを検知してから上側のテストマークを検知するまでの
間にエンコーダから発生する実際のパルス数をカウント
する測定値カウント手段と、この測定値カウント手段に
よってカウントされた実際のパルス数と予め設定されて
いる上記2つのテストマークの間の標準パルス数、即
ち、標準距離とからパルス数の補正値を求めるパルス補
正値算出手段と、この補正値によってタイムカードのそ
の日の印字段までの標準パルス数を修正して搬送すべき
パルス数を求める修正パルス数算出手段と、この搬送す
べきパルス数に従って上記搬送ローラによるタイムカー
ドの搬送を調整する搬送量調整手段とを備えること。
【0010】(3) 制御部のメモリに、メンテナンス
カードのテストマークまでの標準パルス数と、タイムカ
ードの毎日の印字段ごとの標準パルス数が予め格納され
ていること。
【0011】(4) カード通路上に設けたマークセン
サーを、カードの下端縁に形成したカード識別用の切欠
きを検出する一方のセンサーと、メンテナンスカードの
下端縁とテストマークを検知する他方のセンサーとから
成る左右2つのセンサーによって構成すること。
【0012】(5) カード通路上に設けたマークセン
サーが、カードの下端縁に形成したカード識別用の切欠
きとメンテナンスカードのテストマークとを検知する一
方のセンサーと、カードの下端縁或は上端縁を検知する
他方のセンサーとから成る左右2つのセンサーによって
構成すること。
【0013】
【作用】上記(1)〜(5)で述べた各手段は以下の如
く作用する。
【0014】上記(1)で述べた手段によれば、メンテ
ナンスカードを差込んでマークセンサーにテストマーク
を読取らせることによって、予め設定されているカード
下端からテストマークまで、又は、テストマークからカ
ード上端までの標準パルス数(標準距離)と実際にエン
コーダが測定したパルス数とから、搬送ローラの公差、
或は、経年変化等に基づく送り量の狂いを検出して、そ
のパルス数の補正値を算出することができるから、タイ
ムカードの搬送に当ってこの補正値で当日の印字段まで
の標準パルス数を修正すれば、搬送すべきパルス数が算
出できるため、この算出したパルス数でタイムカードの
搬送を行えば、カード送りの狂いが自動調整されて当日
の印字段の中に時刻印字を正しく印字することを可能に
する。
【0015】上記(2)で述べた手段によれば、補正値
を得るための実際のパルス数と標準パルス数を、メンテ
ナンスカードの下端又は上端を検知することなく、メン
テナンスカードの上下に表記した上下2つのテストマー
クから得ることができ、この補正値によって搬送すべき
パルス数を算出して、タイムカードの搬送を正しく行う
ことを可能にする。
【0016】上記(3)で述べた手段によれば、タイム
カードを搬送する場合の基準となる各印字段ごとの標準
パルス数と、カード送り量を調整する場合の基準となる
テストマークまでの標準パルス数が、夫々メモリのRO
Mに格納されているため、カード送り量の調整に当って
これ等各標準パルス数を呼出すことにより、搬送すべき
パルス数を即座に算出して、カード送り量を速やかに調
整することを可能にする。
【0017】上記(4)で述べた手段によれば、タイム
カードとメンテナンスカードの識別を一方のマークセン
サーによる切欠きの検出によって行い、メンテナンスカ
ードに表記したテストマークの読取りを他方のマークセ
ンサーに行わせることにより、これ等2つの1組のマー
クセンサーだけでカードの識別とカード送り量の調整を
行うことができるため、装置全体の構成を頗る簡略化す
ることを可能にする。
【0018】上記(5)で述べた手段は、原理的に上記
(4)と同様であり、テストマークの読取りを切欠き検
出用の一方のマークセンサーが行う点で相違する。
【0019】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0020】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るカード搬送量
調整機能付きタイムレコーダの好適な実施例を添付した
図面と共に詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の要部の構成を示した正断面
図であって、図中、1はタイムレコーダ(図示せず)に
設けたカード差込み用のカードポケットで、1aはこの
カードポケット1の内部に連設したガイドフレーム、2
と2Sはガイドフレーム1aの入口部分に設けたカード
検知レバーとカード検知センサー、3はガイドフレーム
1aに対して横方向に平行に架設したローラ軸、3Rは
このローラ軸3に取付けたカード搬送ローラ、4はカー
ド搬送ローラ3Rとの間に差込まれたカードを挾んでカ
ード送りする従動ローラ、5Mはカード搬送モータ、5
Wはこのモータ5Mの駆動軸に取付けたウオームで、上
記ローラ軸3に取付けたウオームホイール3Wをこのウ
オーム5Wに噛合することにより、ローラ軸3がカード
搬送モータ5Mによって連動回転されてカード搬送ロー
ラ3Rがカード搬送を行うと共に、ローラ軸3の先端に
取付けたエンコーダ用円盤3Tの回転をエンコーダ3S
が検出することによって、カード搬送ローラ3Rによる
カードの搬送量を検出できる仕組に成っている。
【0022】また、6Aと6Bは少くとも上述したカー
ド検知センサー2Sよりも下側のカード通路上に設けた
カード下端検知用のマークセンサーであって、これ等左
右のマークセンサー6Aと6Bは左側のAセンサー6A
の方が右側のBセンサー6Bよりも少しカードポケット
1の入口に近い位置で、而かも、図1に示したタイムカ
ードTMの下端縁に形成した表裏判定用の切欠きMa、
或は、図3に示したメンテナンスカードSKの下端縁K
dに形成した左右いずれかの切欠きKa又はKbを検出
できる位置に設けられている。
【0023】上述したタイムカードTMの下端縁に形成
されている切欠きMaは、図1に示す如く下端縁の中心
から少し左側にずれた位置に設けられ、且つ、その深さ
は図示のように比較的浅目に造られている。
【0024】一方、メンテナンスカードSKの下端縁K
dに形成した左右の切欠きKa,Kbは、図3に示す如
くメンテナンスカードSKを表裏いずれの方向に向けて
差込んでも、上述したAセンサー6Aが必ずいずれかの
切欠きKa又はKbを検出できるように、カード側縁か
ら同一寸法の左右対称位置に形成され、且つ、その深さ
は図示したように上記タイムカードTMの切欠きMaよ
りも深目に形成されている。
【0025】図3に於いてKMはメンテナンスカードS
Kの上側部、具体的には、下端縁Kdより距離Lの位置
で、且つ、上記他方のマークセンサー6B(Bセンサ
ー)の読取り位置に合せて表記したテストマークであっ
て、後述する制御部のメモリROMには、上記の距離L
に相当するパルス数(例えば750パルス・1パルス=
0.2mm)が標準パルス数として予め格納されてい
て、本発明ではこの標準パルス数と、実際にメンテナン
スカードSKをカードポケット1に差込んでカード送り
した時に、他方のマークセンサー6Bがカード下端縁K
dを検知してからテストマークKMを検知するまでに前
記のエンコーダ3Sから発生する実際のパルス数とを比
較して、その誤差から搬送ローラ3Rの径の加工不良と
か、摩耗、膨張等の変化に基づくカード搬送の狂いを検
出し、且つ、この狂いを調整できる仕組に成っている。
【0026】同じく図3に於いて、仮想線で示したKN
はメンテナンスカードSKの下側部に設けた下側のテス
トマークであって、上記の標準パルス数と実際のパルス
数を上述した上側のテストマークKMとこの下側のテス
トマークKNとの間隔から求める場合もあり、また、こ
の下側のテストマークKNとカード上端縁との間隔から
求める場合もある。
【0027】上記搬送の狂いを調整するには、実際にエ
ンコーダ3Sが検出したパルス数と標準パルス数とから
パルス数の補正値を求めると共に、この補正値によって
タイムカードTMのその日の印字段までの標準パルス数
(図2の時計回路14から現在日付を読み出し、現在日
付に対応する印字段を求め、その印字段までのカード搬
送距離を標準パルス数として算出する)を修正して搬送
すべきパルス数を求め、タイムカードTMのカード搬送
をこの搬送すべきパルス数分だけ行って搬送の狂いを調
整するものであって、因みに、実際に計測したパルス数
が800パルスで標準パルス数が750パルスの場合
は、補正値は800÷750=1.06で、搬送すべき
パルス数はタイムカードTMのその日の印字段の標準パ
ルス数に補正値1.06を掛算することによって求めら
れる。
【0028】図2は本発明に係るタイムレコーダの電気
的構成を説明したブロック図であって、制御部の中心を
構成するCPU10と、システムプログラム及びテスト
マークKM及びKNを基準にして求めた標準パルス数を
格納したROMを備えたメモリ11との間にバス12を
介して接続したインターフェイス回路13に、基準時計
信号を発信する時計回路14と、表示器15と、操作エ
ラーがあった時に警報音を発する警報器16と、タイム
カードTMに印字を行う印字器(図示せず)の印字ソレ
ノイド17と、出退勤選定兼メンテナンス操作へ入るた
めの設定スイッチ18と、上述したカード検知センサー
2Sと、エンコーダ3Sと、カード搬送モータ5Mと、
2つのマークセンサー6A,6Bが夫々接続されてい
て、いずれもメモリ11に格納したシステムプログラム
に従って制御作動される仕組に成っている。
【0029】次に、上述した本発明の作用を図4乃至図
6に示したフローチャートに従って説明する。
【0030】図4は、メンテナンスカードSKを用いて
実際のパルス数を計測する処理手順を示したもので、こ
れは図2の設定スイッチ18によりメンテナンス操作モ
ードに切換った後の処理である。
【0031】図4に於いて、始めのステップS1では、
通常の運転状態からモードフラグを“1”のメンテナン
スモードに切換え、図5の割込み処理にメンテナンスで
あることを伝え、次のステップS2でカード検知センサ
ー2SがメンテナンスカードSKを検知したか否かが判
定され、YESの場合はステップS3に進んでカード搬
送モータ5Mが回転して、搬送ローラ3Rによるカード
搬送を開始する。
【0032】次のステップS4では他方のマークセンサ
ー6B(Bセンサー)がメンテナンスカードSKの下端
縁Kdを検知したか否かが判定され、YESの場合はス
テップS5に進んでエンコーダ3Sによるカード搬送の
パルス数のカウント値が初期化されて、ステップS6で
エンコーダ3Sによるパルスの割込み(図5)を許可
し、次いで、ステップS7に進んで一方のマークセンサ
ー6A(Aセンサー)が切欠きKa又はKbのエンドま
で検知したか否かが判定されて、エンドまで検知を終え
た場合には次のステップS8に進む。
【0033】ステップS8では、マークセンサー6Aが
切欠きKa又はKbを検知している間にエンコーダ3S
がカウントしたパルスの数、即ち、切欠きKa又はKb
の深さが判定され、そのカウント数が≧18の場合はメ
ンテナンスカードSKと認識して次のステップS9に進
むが、カウント数が<18の場合はメンテナンスカード
SK以外の異種カードが挿入されたものと認識してステ
ップS17に進んで上述した警報器16を作動し、その
後、後述するステップS12に進んでカードの搬送を停
止して排出する。
【0034】次のステップS9では、他方のマークセン
サー6B(Bセンサー)がテストマークKMを検知した
か否かが判定され、検知した場合は次のステップS10
でパルスの割込みを禁止し、次いでステップS11に進
んで下端縁KdからテストマークKMまでの距離Lの間
にエンコーダ3Sが発したパルスの総数、つまり、実際
のパルス数をカウントし、その後、メンテナンスカード
SKをカードポケット1に送り戻すための各ステップS
12〜S16を実行して処理を終える。
【0035】尚、図3で仮想線で示す如くメンテナンス
カードSKの下側部に下側のテストマークKNを設け
て、このテストマークKNと上記上側のテストマークK
Mの間で実際のパルス数をカウントする場合は、他方の
マークセンサー6B(Bセンサー)が下側のテストマー
クKNを検知してから上側のテストマークKMを検知す
る迄の間に、エンコーダ3Sから発したパルスの総数を
カウントすればよく、また、下側のテストマークKNと
カード上端縁の間隔から実際のパルス数を求める場合
は、同様に他方のマークセンサー6Bが下側のテストマ
ークKNを検知してからメンテナンスカードSKの上端
縁を検知する迄の間にエンコーダ3Sが発したパルスの
総数をカウントすればよい。
【0036】また、メンテナンスカードSKに設ける上
下のテストマークKM,KNを、一方のマークセンサー
6A(Aセンサー)の読取りライン上に表記することに
よって、この一方のマークセンサー6Aに各テストマー
クKM,KNを検知させるようにしてもよい。
【0037】次に、図5に於いてステップS20,S2
1,S22はパルス割込み処理に関する処理手順を説明
したものであり、先ず、ステップS20によって通常印
字モードかメンテナンスモードかが判定され、メンテナ
ンスモードの場合はステップS21によってパルス数を
+1するが、通常印字モードの場合はステップS22に
よりその日の印字段まで標準パルス数を−1するように
成っている。
【0038】更に、図6は搬送すべきその日の印字段ま
で標準パルス数を算出するための処理手順を説明したも
のであって、このパルス数の算出に当っては、先ずステ
ップS23で上記のステップS11で求めた実際のパル
ス数をカード下端縁KdからテストマークKMまでの標
準パルス数で割り算することによって補正値Nを求め、
次いで、ステップS24でこの補正値Nにタイムカード
TMの当日の印字段までの標準パルス数を掛算すること
によって、搬送すべきパルス数を算出することができ
る。
【0039】尚、図7は本発明の全体構成を説明したブ
ロック図である。
【0040】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係るカード
搬送量調整機能付きタイムレコーダによれば、ローラ径
の公差或は経年変化等によってカード搬送に狂いが生じ
ても、メンテナンスカードを差込むことによって算出さ
れた補正値に基づいて、その日の印字段までの搬送すべ
きパルス数を計算できるため、このパルス数でタイムカ
ードを搬送することによって、時刻印字をその日の印字
段の中に正確に行うことができるものであって、カード
搬送が狂うたびに搬送ローラの回転をキー操作によって
調整したり、搬送ローラを新しいものと交換する手間と
経費を節約できる経済的利点を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード搬送量調整機能付きタイム
レコーダの要部の構成を説明した正断面図である。
【図2】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図3】本発明で用いるメンテナンスカードの正面図で
ある。
【図4】実際のパルス数を算出する場合の処理手順を説
明したフローチャートである。
【図5】パルス割込み処理の手順を説明したフローチャ
ートである。
【図6】搬送すべきパルス数を算出する処理手順を説明
したフローチャートである。
【図7】本発明の全体構成を説明したブロック図であ
る。
【符号の説明】
TM タイムカード SK メンテナンスカード Ka,Kb 切欠き Kd 下端縁 KM,KN テストマーク 2S カード検知センサー 3R カード搬送ローラ 3S エンコーダ 5M カード搬送モータ 6A,6B マークセンサー 10 CPU 11 メモリ 17 印字ソレノイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラによるタイムカードの搬送を
    エンコーダから発生するパルス数をカウントしながら行
    うことによって、タイムカードの搬送をその日の印字段
    位置で停止し、この印字段に時刻印字を行うように構成
    したタイムレコーダに於いて、 搬送ローラによって搬送されるメンテナンスカードに表
    記されているテストマークを検知するマークセンサー
    と、このマークセンサーがカード下端を検知してからテ
    ストマークを検知するまでの間、又は、テストマークを
    検知してからカード上端を検知するまでの間にエンコー
    ダから発生する実際のパルス数をカウントする測定値カ
    ウント手段と、この測定値カウント手段によってカウン
    トされた実際のパルス数と予め設定されているカード下
    端からテストマークまで、又は、テストマークからカー
    ド上端までの標準パルス数、即ち、標準距離とからパル
    ス数の補正値を求めるパルス補正値算出手段と、この補
    正値によってタイムカードのその日の印字段までの標準
    パルス数を修正して搬送すべきパルス数を求める修正パ
    ルス数算出手段と、この搬送すべきパルス数に従って上
    記搬送ローラによるタイムカードの搬送を調整する搬送
    量調整手段とを備えて成ることを特徴とするカード搬送
    量調整機能付きタイムレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイムレコーダに於い
    て、搬送ローラによって搬送されるメンテナンスカード
    の上下に間隔をあけて表記した上下2つのテストマーク
    を検知するマークセンサーと、このマークセンサーがメ
    ンテナンスカードの下側のテストマークを検知してから
    上側のテストマークを検知するまでの間にエンコーダか
    ら発生する実際のパルス数をカウントする測定値カウン
    ト手段と、この測定値カウント手段によってカウントさ
    れた実際のパルス数と予め設定されている上記2つのテ
    ストマークの間の標準パルス数、即ち、標準距離とから
    パルス数の補正値を求めるパルス補正値算出手段と、こ
    の補正値によってタイムカードのその日の印字段までの
    標準パルス数を修正して搬送すべきパルス数を求める修
    正パルス数算出手段と、この搬送すべきパルス数に従っ
    て上記搬送ローラによるタイムカードの搬送を調整する
    搬送量調整手段とを備えて成ることを特徴とするカード
    搬送量調整機能付きタイムレコーダ。
  3. 【請求項3】 制御部のメモリに、メンテナンスカード
    のテストマークまでの標準パルス数と、タイムカードの
    毎日の印字段ごとの標準パルス数が予め格納されている
    ことを特徴とする請求項1記載のカード搬送量調整機能
    付きタイムレコーダ。
  4. 【請求項4】 カード通路上に設けたマークセンサー
    が、カードの下端縁に形成したカード識別用の切欠きを
    検出する一方のセンサーと、メンテナンスカードの下端
    縁或は上端縁とテストマークを検知する他方のセンサー
    とから成る左右2つのセンサーによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のカード搬送量調整機能
    付きタイムレコーダ。
  5. 【請求項5】 カード通路上に設けたマークセンサー
    が、カードの下端縁に形成したカード識別用の切欠きと
    メンテナンスカードのテストマークとを検知する一方の
    センサーと、カードの下端縁或は上端縁を検知する他方
    のセンサーとから成る左右2つのセンサーによって構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のカード搬送
    量調整機能付きタイムレコーダ。
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Cited By (7)

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