JP2007143348A - 駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定方向に沿った圧電素子12の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して圧電素子12を伸縮させることで駆動棒17を振動させ、駆動棒17に摩擦係合したレンズ21を所定方向に沿って移動させる駆動制御装置20において、焦点合わせ動作前に、所定移動距離だけレンズ21を移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定手段32と、実駆動パルス数と基準パルス数とに基づいて駆動パルス数に関する補正係数を算出する補正係数算出手段33と、測定されたAF評価値(コントラスト値)が最大となるレンズ21の位置を検出できなかった場合、予め設定された固定駆動パルス数を、上記算出された補正係数に基づいて補正する補正手段37とを備えた。
【選択図】図2
Description
図1には、本発明に係る駆動制御装置20の一例の分解斜視図を示す。図1において、駆動制御装置20は、被駆動部材としてのレンズ21(図2)を内蔵した鏡筒1と、鏡筒1を支持するとともにレンズ21の光軸方向に沿って鏡筒1を案内するガイドバー3とを含んで構成される。鏡筒1の左側の突部1aの孔1bと突部1cの孔1dには鏡筒1を支持するとともに鏡筒1を軸方向移動させる鏡筒支持部材兼駆動棒17が挿入されており、該駆動棒17(以下「駆動棒」と略記する)は駆動棒支持部材13に形成された第1の直立部13aの孔13b及び第2の直立部13cの孔13dに軸方向移動可能に挿入されている。また、駆動棒17は該駆動棒支持部材13の第2の直立部13cよりも更に後方に突出しており、該駆動棒の後端は該駆動棒支持部材13の第3の直立部13eに後端を固着された圧電素子12の前端に固定されている。
図2には駆動制御装置20に関する機能ブロック図を示す。図2に示すように、駆動制御装置20は、図1の鏡筒1に内蔵されたレンズ21と、レンズ21を介して画像を撮像する撮像素子22と、撮像素子22による撮像で得られた画像データに対し所定の画像処理を行い当該画像処理後の画像データを後述のAF評価値測定手段34へ出力する画像処理手段23と、レンズ21の位置を光軸方向に沿って調整するための駆動棒17と、駆動棒17に連結され該駆動棒17を光軸方向に沿って移動させる作用を持つ圧電素子12と、圧電素子12への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部30とを備えている。このうち駆動パルス制御部30は、光軸方向に沿った圧電素子12の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して圧電素子12を伸縮させることで、駆動棒17を光軸方向に沿って振動させ、駆動棒17に摩擦係合した鏡筒1(及び内蔵されたレンズ21)を、光軸方向に沿って被写体に近づく方向(以下「N方向」という)及び被写体から遠ざかる方向(以下「INF方向」という)に移動させる。
次に、駆動制御装置20における処理動作を説明する。図4には基本の処理動作を示す。この図4に示すように、まずはステップS1にて、ポジションセンサ32が、レンズ21の焦点合わせ動作の開始前に、N方向及びINF方向のそれぞれについて、図3のA領域に相当する実駆動パルス数を測定する。つまり、ポジションセンサ32が、図3のA領域について最初にN方向の実駆動パルス数を測定し、次にA領域についてINF方向の実駆動パルス数を測定する。
KN=P1N/P2N ・・・(1)
KINF=P1INF/P2INF ・・・(2)
P4=P3×KN ・・・(3)
Claims (2)
- 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
を備え、
前記駆動パルス制御部が、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成された被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御装置であって、
前記駆動パルス制御部は、
前記レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での前記被駆動部材の駆動方向について、規定の移動距離だけ前記被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定手段と、
前記駆動方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、前記駆動パルス数と前記被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出手段と、
前記レンズの焦点合わせ動作のために、前記被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定手段と、
測定されたAF評価値に基づいて該AF評価値が最大となる前記被駆動部材の位置を検出できたか否かを判断する判断手段と、
AF評価値が最大となる前記被駆動部材の位置を検出できなかったと判断された場合、予め設定された前記焦点合わせ動作の開始位置から固定焦点位置までの固定駆動パルス数を、前記算出された補正係数に基づいて補正する補正手段と、
前記被駆動部材を前記焦点合わせ動作の開始位置から固定焦点位置まで移動させるべく、補正後の固定駆動パルス数に基づいて前記駆動パルスの供給を制御する移動制御手段と、
を含んで構成される駆動制御装置。 - 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
を備えた駆動制御装置にて、
前記駆動パルス制御部によって、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成された被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御方法であって、
前記駆動パルス制御部が、前記レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での前記被駆動部材の駆動方向について、規定の移動距離だけ前記被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定ステップと、
前記駆動パルス制御部が、前記駆動方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、前記駆動パルス数と前記被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出ステップと、
前記駆動パルス制御部が、前記レンズの焦点合わせ動作のために、前記被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定ステップと、
前記駆動パルス制御部が、測定されたAF評価値に基づいて該AF評価値が最大となる前記被駆動部材の位置を検出できたか否かを判断する判断ステップと、
AF評価値が最大となる前記被駆動部材の位置を検出できなかったと判断された場合、前記駆動パルス制御部が、予め設定された前記焦点合わせ動作の開始位置から固定焦点位置までの固定駆動パルス数を、前記算出された補正係数に基づいて補正する補正ステップと、
前記駆動パルス制御部が、前記被駆動部材を前記焦点合わせ動作の開始位置から固定焦点位置まで移動させるべく、補正後の固定駆動パルス数に基づいて前記駆動パルスの供給を制御する移動制御ステップと、
を有する駆動制御方法。
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JP2005336209A JP2007143348A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109350155A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-02-19 | 深圳市科烸芯科技有限公司 | 一种手术吻合器及其控制方法 |
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-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005336209A patent/JP2007143348A/ja not_active Abandoned
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