JP4668041B2 - 駆動制御装置、携帯光学機器、及び駆動制御方法 - Google Patents

駆動制御装置、携帯光学機器、及び駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気機械変換素子を用いた駆動制御装置、携帯光学機器、及び駆動制御方法に関する。
従来、圧電素子を用いたアクチュエータが種々提案されている。例えば、カメラのレンズのフォーカス駆動のための圧電素子を用いたアクチュエータも提案されている(下記の特許文献3参照)。かかるアクチュエータでは、所定方向に沿った圧電素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう該圧電素子への駆動パルスの供給を制御して該圧電素子を伸縮させることで、レンズ駆動用の軸部材を上記所定方向に沿って振動させ、該軸部材に摩擦係合したレンズを上記所定方向に沿って微小に移動させるのが一般的である。
ところが、上記のアクチュエータでは、所定方向に沿った圧電素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう該圧電素子を伸縮させることで、軸部材を上記所定方向に沿って振動させ、該軸部材に摩擦係合したレンズを微小に移動させていたため、駆動パルス数に比例した距離だけレンズを移動させることは困難であった。
かかる問題点を踏まえ、下記特許文献1には、レンズのフォーカス駆動の精度を向上させるべく、レンズの移動量を検出し該レンズの移動速度を求め、該レンズの移動速度が予め定められた目標速度となるよう、レンズの駆動のための駆動パルスの供給停止時間を制御する技術が開示されている。
特開平11−356070号公報 特開2004−77959号公報 特許2633066号公報
しかしながら、レンズのフォーカス駆動を実行する場合の駆動条件を詳細に規定することはフォーカス駆動の実行に要する駆動時間の短縮のために不可欠であるが、特許文献1には、この駆動条件については規定されていない。また、特許文献2に記載の焦点調節方法では、1度のシャッタボタンの押下毎に、レンズの駆動範囲が広範囲にわたるフォーカス駆動が必ず2度実行されるため、フォーカス駆動の実行に要する駆動時間の短縮化は困難である。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、レンズのフォーカス駆動の実行に要する駆動時間を短縮することができる駆動制御装置、携帯光学機器、及び駆動制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る駆動制御装置は、所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、所定方向における電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、を備え、駆動パルス制御部が、所定方向に沿った電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して電気機械変換素子を伸縮させることで、駆動部材を所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を所定方向に沿って移動させる駆動制御装置であって、駆動パルス制御部は、レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での被駆動部材の駆動方向とは逆方向について、規定の移動距離だけ被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定手段と、逆方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、駆動パルス数と被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出手段と、レンズの焦点合わせ動作のために、該被駆動部材を駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定手段と、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値測定手段による再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数を、補正係数算出手段により算出された補正係数に基づいて、補正して再測定用パルス数を得る補正手段と、被写体の輝度を計測する測光手段と、AF評価値測定手段による直前の測定が成功した場合であり、且つ、AF評価値測定手段による直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、当該測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時に測光手段による計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合、AF評価値測定手段による測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、補正手段による補正で得られた再測定用パルス数に基づいて、被駆動部材を逆方向へ戻すよう駆動パルスの供給を制御する移動制御手段と、を含んで構成され、移動制御手段により被駆動部材が逆方向へ戻された後に、AF評価値測定手段は、被駆動部材が当該戻された位置から所定のAF評価値の測定を再度行うことを特徴とする。
また、本発明に係る駆動制御方法は、所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、所定方向における電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、を備えた駆動制御装置にて、駆動パルス制御部によって、所定方向に沿った電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して電気機械変換素子を伸縮させることで、駆動部材を所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を所定方向に沿って移動させる駆動制御方法であって、駆動パルス制御部が、レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での被駆動部材の駆動方向とは逆方向について、規定の移動距離だけ被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定ステップと、駆動パルス制御部が、逆方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、駆動パルス数と被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出ステップと、駆動パルス制御部が、レンズの焦点合わせ動作のために、該被駆動部材を駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定ステップと、駆動パルス制御部が、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値の再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数を、補正係数算出ステップにて算出された補正係数に基づいて、補正して再測定用パルス数を得る補正ステップと、被写体の輝度を計測する測光ステップと、AF評価値測定ステップでの直前の測定が成功した場合であり、且つ、AF評価値測定ステップでの直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、当該測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時の測光ステップでの計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合、駆動パルス制御部が、AF評価値測定ステップでの測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、補正ステップにて得られた再測定用パルス数に基づいて、被駆動部材を逆方向へ戻すよう駆動パルスの供給を制御する移動制御ステップと、駆動パルス制御部が、移動制御ステップにて被駆動部材が逆方向へ戻された後に、被駆動部材が当該戻された位置から所定のAF評価値の測定を再度行う再測定ステップと、を有することを特徴とする。
なお、上記の「AF評価値」とは、例えば、レンズを介して撮像された画像より得られるコントラスト値のように、レンズの焦点合わせ動作にて用いられる評価値を意味し、該AF評価値が高いほど、ピントの合った度合いが高いと評価される。
上記の本発明に係る駆動制御装置又は駆動制御方法によれば、レンズの焦点合わせ動作の開始前に、駆動パルス制御部が、該焦点合わせ動作での被駆動部材の駆動方向とは逆方向について、規定の移動距離だけ被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定し、該逆方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、駆動パルス数と被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する。そして、駆動パルス制御部が、レンズの焦点合わせ動作のために、該被駆動部材を駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定する。そして、駆動パルス制御部が、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値の再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数を、駆動パルス制御部により算出された補正係数に基づいて、補正して再測定用パルス数を得る。そして、駆動パルス制御部が、被写体の輝度を計測する。ここで、AF評価値測定ステップでの直前の測定が成功した場合であり、且つ、AF評価値測定ステップでの直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、当該測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時の測光ステップでの計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合、駆動パルス制御部が、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、前述の再測定用パルス数に基づいて、被駆動部材を逆方向へ戻すよう駆動パルスの供給を制御する。そして、駆動パルス制御部が、被駆動部材が逆方向へ戻された後に、被駆動部材が当該戻された位置から所定のAF評価値の測定を再度行う。
このように本発明では、被駆動部材は、AF評価値の最大値が得られた位置から、再測定用パルス数に基づいて、逆方向へ戻される。そして、被駆動部材が当該戻された位置から、所定のAF評価値の測定が再度行われる。これにより、被駆動部材を、焦点合わせ動作の開始位置まで戻す場合よりも、被駆動部材の駆動範囲を狭くすることができるため、被駆動部材のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間を、短縮することができる。
なお、例えばカメラ付き携帯電話端末のような携帯光学機器が、前述の駆動制御装置を含むのも望ましい。これにより、このような携帯光学機器においても、被駆動部材のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間が短縮されるため、このような携帯光学機器の利便性が高まる。
本発明によれば、被駆動部材のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間を短縮することができる。
以下、図1乃至図5を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
[駆動制御装置の概略構成]
図1には、本発明に係る駆動制御装置20の一例の分解斜視図を示す。図1において、駆動制御装置20は、レンズ21(図2)を内蔵した鏡筒1と、鏡筒1を支持するとともにレンズ21の光軸方向に沿って鏡筒1を案内するガイドバー3とを含んで構成される。鏡筒1の左側の突部1aの孔1bと突部1cの孔1dには鏡筒1を支持するとともに鏡筒1を軸方向移動させる鏡筒支持部材兼駆動棒17が挿入されており、該駆動棒17(以下「駆動棒」と略記する)は駆動棒支持部材13に形成された第1の直立部13aの孔13b及び第2の直立部13cの孔13dに軸方向移動可能に挿入されている。また、駆動棒17は該駆動棒支持部材13の第2の直立部13cよりも更に後方に突出しており、該駆動棒の後端は該駆動棒支持部材13の第3の直立部13eに後端を固着された圧電素子12の前端に固定されている。
鏡筒1の突部1a及び1cの下面には鉛直なネジ孔が形成され、それぞれのネジ孔の位置と一致するバカ孔14a及び14bを両端に有した長方形の板バネ14がビス15及び16によって突部1a及び1cの下面に駆動棒17と平行に取付けられている。板バネ14の中央には上向きに突出した屈曲部14cが形成され、この屈曲部14cは突部1aと1cとの中間位置において駆動棒17の下面に圧接されている。このため突部1aの孔1b及び突部1cの孔1dのそれぞれの中で駆動棒17が上の方へ片寄せされ、孔1b及び1dのそれぞれの上側の内周面に駆動棒17の上側の外周面が板バネ14の弾発力により圧接されている。従って、孔1b及び1dと駆動棒17との摩擦力及び屈曲部14cと駆動棒17の摩擦力以下の軸方向力が駆動棒17に加えられた時には鏡筒1と駆動棒17とは一体となって動くが、該摩擦力以上の軸方向力が駆動棒17に加わった時には駆動棒17のみが軸方向に移動可能となる。なお、w1及びw2は圧電素子12に給電するためのリード線である。
次に、駆動棒17と鏡筒1を摩擦係合する板バネ14の作用について説明する。摩擦力を安定して発生させ、板バネ14による弾性力が鏡筒1の変位方向に作用しないようにするために板バネ14の弾性力は駆動棒17に略垂直に加わるようになされている。更に圧電素子12の伸縮により、板バネ14が圧電素子12の伸縮方向に弾性変形すると駆動棒17と鏡筒1との摩擦力が変化し、更に鏡筒1の変位方向に弾性力が作用し、鏡筒1の変位が不安定になる。これを防ぐため、板バネ14は圧電素子12の伸縮方向と平行な平面部を有し、この方向には大きな剛性を有するようになされている。
[駆動制御装置の機能的構成]
図2には駆動制御装置20に関する機能ブロック図を示す。図2に示すように、駆動制御装置20は、図1の鏡筒1に内蔵されたレンズ21と、レンズ21を介して画像を撮像する撮像素子22と、撮像素子22による撮像で得られた画像データに対し所定の画像処理を行い当該画像処理後の画像データを後述のAF評価値測定手段34及び測光手段35へ出力する画像処理手段23と、レンズ21の位置を光軸方向に沿って調整するための駆動棒17と、駆動棒17に連結され該駆動棒17を光軸方向に沿って移動させる作用を持つ圧電素子12と、圧電素子12への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部30とを備えている。このうち駆動パルス制御部30は、光軸方向に沿った圧電素子12の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して圧電素子12を伸縮させることで、駆動棒17を光軸方向に沿って振動させ、駆動棒17に摩擦係合しレンズ21を含んで構成された鏡筒1(及び内蔵されたレンズ21)を、光軸方向に沿って被写体に近づく方向(以下「N方向」という)及び被写体から遠ざかる方向(以下「INF方向」という)に移動させる。
また、駆動パルス制御部30は、従来より知られたフォトインタラプタ(不図示)を備え該フォトインタラプタからの出力信号(以下「PI出力」という。)に基づいてレンズ21の位置を検出するポジションセンサ32を備えている。PI出力は、一例として図3に示すようにH区間であるA領域及びD領域と、L区間であるB領域及びC領域とを含んだグラフで表される。ポジションセンサ32は、レンズ21の焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作でのレンズ21の駆動方向(ここでは図3のN方向)と、駆動方向とは逆方向(即ち、INF方向)のそれぞれについて、図3のA領域に相当するパルス数(規定の距離だけレンズ21を実際に移動させるに要したパルス数、以下「実駆動パルス数」という)を測定する実駆動パルス数測定手段としての機能を有する。
その他、駆動パルス制御部30は、EEPROM36と、補正係数算出手段33と、AF評価値測定手段34と、補正手段37と、移動制御手段31と、測光手段35とを備える。EEPROM36は、後述の補正係数M算出のための基準パルス数Eや、レンズ21を後述のAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値の再測定の開始位置まで逆方向又は駆動方向へ戻す移動パルス数Lなどのさまざまな規定値を予め記憶している。補正係数算出手段33は、逆方向又は駆動方向について、測定で得られた実駆動パルス数Dと予め定めた基準パルス数Eとに基づいて、駆動パルス数とレンズ21の移動距離との関係を補正するための補正係数Mを算出する。AF評価値測定手段34は、レンズ21の焦点合わせ動作のために、レンズ21を所定の駆動方向又は逆方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、レンズ21を介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値(ここではコントラスト値)を測定する。さらに、AF評価値測定手段34は、後述の移動制御手段31によりレンズ21が逆方向又は駆動方向へ戻された後に、レンズ21が当該戻された位置から測定を再度行う。補正手段37は、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値測定手段34による再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数Lを、算出された補正係数Mに基づいて、補正して再測定用パルス数Kを得る。移動制御手段31は、所定の条件が満たされる場合(即ち、AF評価値測定手段34による直前の測定が成功した場合であり、且つ、AF評価値測定手段34による直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、この測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時に測光手段35による計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合)、AF評価値測定手段34による測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、補正手段37による補正で得られた再測定用パルス数Kに基づいて、レンズ21を逆方向又は駆動方向へ戻すよう駆動パルスの圧電素子12への供給を制御する。測光手段35は、被写体の輝度を計測する。
[駆動制御装置における処理動作]
以下、駆動制御装置20における処理動作を説明する。図4には基本の処理動作を示す。この図4に示すように、まずはステップS1にて、移動制御手段31は、上記した所定の条件が満たされているか否かを判定する。この上記した所定の条件が満たされていれば、ステップS21へ進む。一方、直前の測定時において測定が失敗(測定エラーの発生)していた場合や、直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間を越えていた場合や、AF検波情報や輝度情報に変化があったために、直前の測定成功時に得られたAF評価値が所定範囲を超えるほど変化するとともに、この測定成功時に得られた輝度が所定範囲を超えるほど変化していたりしていた場合、この所定の条件は満たされていないので、ステップS11へ進む。
図4においてステップS11では、ポジションセンサ32が、レンズ21の焦点合わせ動作の開始前に、N方向及びINF方向のそれぞれについて、図3のA領域に相当する実駆動パルス数を測定する。つまり、ポジションセンサ32が、図3のA領域について最初にN方向の実駆動パルス数を測定し、次にA領域についてINF方向の実駆動パルス数を測定する。
具体的には、図3に示すように、当該時点のポジションセンサ32の被測定位置がPI出力におけるA領域内に相当する場合、駆動パルス制御部30は、レンズ21をN方向に移動させるよう圧電素子12への駆動パルス供給を開始し、ポジションセンサ32によりPI出力におけるHからLへの立ち下がり(A領域からC領域への切替り)を検出したら、その立ち下がり位置から所定パルス(例えば10パルス)だけ駆動パルスを供給した時点で供給を停止する。その後、駆動パルス制御部30は、レンズ21をINF方向に移動させるよう圧電素子12への駆動パルス供給を開始し、ポジションセンサ32によりPI出力におけるHからLへの立ち下がり(A領域からB領域への切替り)を検出したら、その立ち下がり位置から所定パルス(例えば10パルス)だけ駆動パルスを供給した時点で供給を停止する。次に、駆動パルス制御部30はレンズ21をN方向に移動させるよう圧電素子12への駆動パルス供給を開始し、ポジションセンサ32は、PI出力におけるLからHへの立ち上がり(B領域からA領域への切替り)を検出した時点で実駆動パルス数のカウントを開始し、その後、PI出力におけるHからLへの立ち下がり(A領域からC領域への切替り)を検出した時点で実駆動パルス数のカウントを終了する。このようにしてN方向の実駆動パルス数Dが測定される。同様に、駆動パルス制御部30がレンズ21をINF方向に移動させるよう圧電素子12への駆動パルス供給を開始した後、ポジションセンサ32は、PI出力におけるLからHへの立ち上がり(C領域からA領域への切替り)を検出した時点で実駆動パルス数のカウントを開始し、その後、PI出力におけるHからLへの立ち下がり(A領域からB領域への切替り)を検出した時点で実駆動パルス数のカウントを終了する。このようにしてINF方向の実駆動パルス数Dが測定される。
図4において次のステップS12では、補正係数算出手段33が、常温正姿勢で予め求められたINF方向及びN方向の基準パルス数EをEEPROM36から読み出し、次のステップS13では、補正係数算出手段33が、以下の式(1)と、INF方向の実駆動パルス数Dと、INF方向の基準パルス数Eとに基づいて、駆動パルス数とレンズ21の移動距離との関係を補正するためのINF方向の補正係数Mを算出する。同様に、補正係数算出手段33が、以下の式(1)と、N方向の実駆動パルス数Dと、N方向の基準パルス数Eとに基づいて、駆動パルス数とレンズ21の移動距離との関係を補正するためのN方向の補正係数Mを算出する。
M=D/E ・・・(1)
次のステップS14では、AF評価値測定手段34が、レンズ21の焦点合わせ動作のために、レンズ21を所定の駆動方向(即ち、N方向)に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、レンズ21を介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値(ここではコントラスト値)を測定する。ここで、上記のステップS13で算出されたN方向の補正係数Mが用いられる。
図4においてステップS21では、補正手段37が、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値測定手段34による再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数L(即ち、レンズ21を逆方向(即ち、INF方向)へ戻すパルス数)をEEPROM36から読み出し、以下の式(2)と、算出されたINF方向の補正係数Mとに基づいて、移動パルス数Lを補正して再測定用パルス数Kを得る。
K=L×M ・・・(2)
そして、次のステップS22では、移動制御手段31が、S5で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、前述の再測定用パルス数Kに基づいて、レンズ21を逆方向(即ち、INF方向)へ戻すよう駆動パルスの圧電素子12への供給を制御する。ここで、上記のステップS13で算出されたINF方向の補正係数Mが用いられる。そして、ステップS23では、AF評価値測定手段34が、レンズ21が当該戻された位置から測定を再度行う。ここで、上記のステップS13で算出されたN方向の補正係数Mが用いられる。
これにより、レンズ21は、AF評価値の最大値が得られた位置から、再測定用パルス数Kに基づいて、逆方向(即ち、INF方向)へ戻される。そして、レンズ21が当該戻された位置から、所定のAF評価値の測定が再度行われる。このため、レンズ21を、焦点合わせ動作の開始位置まで戻す場合よりも、再測定用パルス数Kに基づいて逆方向(即ち、INF方向)へ戻す方が、移動距離が短く、レンズ21の駆動範囲を狭くすることができる。この結果、レンズ21のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間を、短縮することができる。特に、AF評価値の最大値が得られた位置が、AF評価値の再測定の開始位置に近いほど(即ち、P5がINF方向側に近いほど)、移動制御手段31によって移動されるレンズ21の移動距離が短くなるため、レンズ21のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間を、より短縮することができる。
なお、図4のステップS11が本発明に係る実駆動パルス数測定ステップに相当し、ステップS12〜S13が補正係数算出ステップに相当し、ステップS14がAF評価値測定ステップに相当し、ステップS21が補正ステップに相当し、ステップS22が移動制御ステップに相当し、ステップS23が再測定ステップに相当する。ここで、駆動制御装置20に電源が投入された直後の時と、電源投入後、最初にレンズ21のフォーカス駆動が行われる時に、ステップS11が実行されるが、さらにこの後にステップS12〜S14が実行されてもよい。なお、駆動制御装置20に電源が投入された直後は、AF評価値測定手段34により測定されるフレーム毎に輝度のバラツキがあるため、このバラツキが安定してから、ステップS11が実行される。
図5に、移動制御手段31が実行する処理動作によってレンズ21が移動する方向と、焦点を検出する際の焦点としてのAF評価値との関係を示すグラフを示す。図5(a)は、AF評価値測定手段34による測定中に最大値が得られた場合を示すグラフであり、図5(b)は、AF評価値の最大値が、レンズ21のフォーカス駆動範囲には無い場合を示すグラフである。図5(a)に示すように、まず、AF評価値を測定するために、レンズ21は、N方向へP1からP2に向かって、P3及びP4の順に経由しながら移動する(図4のS14)。ここで、上記のステップS13で算出されたN方向の補正係数Mが用いられる。なお、レンズ21のフォーカス駆動範囲は、P1からP2であるとする。ここで、レンズ21がP5に到達した時点で、AF評価値が下がり始める。このため、P4が、レンズ21のフォーカス駆動範囲における、AF評価値の最大値が得られた位置として検出される。このときに、レンズ21はP5で停止する。そして、焦点を合わせるため、レンズ21はP4へ移動する。次に、上記した所定の条件が満たされている場合、レンズ21は、INF方向へP4からP3に向かって移動する(図4のS22)。ここで、上記のステップS13で算出されたINF方向の補正係数Mが用いられる。P3は、P4から、再測定用パルス数K(=L×M)に基づいて、INF方向へ戻された位置である。即ち、P3は、AF評価値測定手段34によるAF評価値の再測定の開始位置である。次に、レンズ21は、AF評価値を再測定するために、P3からP2に向かって、P4を経由しながらP5まで移動する(図4のS23)。ここで、上記のステップS13で算出されたN方向の補正係数Mが用いられる。そして、再び焦点を合わせるため、レンズ21は、P4へ移動する。ここで、上記のステップS13で算出されたINF方向の補正係数Mが用いられる。なお、焦点を合わせるためにレンズ21をP4まで移動させた後で、移動制御手段31は、再測定用パルス数Kに基づいてレンズ21をN方向へ移動させてもよい。この場合は、この移動が完了した後に、AF評価値測定手段34により、レンズ21をINF方向に移動させながら、AF評価値の測定が行われる。
ここで、上記のそれぞれのAF評価値の測定において、図5(b)に示すように、AF評価値の最大値(P10)が、レンズ21のフォーカス駆動範囲には無かった場合は、測定エラーの発生とみなされ、図4のS1における条件が満たされなかったと判定される。
なお、例えばカメラ付き携帯電話端末といった携帯光学機器が、駆動制御装置20を含んでいてもよい。より詳しくは、カメラモジュールと、通信・通話モジュールと、電源モジュールとを含んで構成される携帯光学機器において、このカメラモジュールが駆動制御装置20を含んでいてもよい。この場合、電源モジュールが、カメラモジュールの電源のオン・オフを制御してもよい。これにより、このような携帯光学機器においても、レンズ21のフォーカス駆動の実行に要する駆動時間が短縮されるため、このような携帯光学機器を用いて撮影等を行う際の利便性を高めることができる。
本発明に係る駆動制御装置の一例を示す分解斜視図である。 駆動制御装置に関する機能ブロック図である。 ポジションセンサに含まれるフォトインタラプタからの出力信号を示すグラフである。 駆動制御装置における処理動作を示す流れ図である。 レンズが移動する方向と、焦点としてのAF評価値との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…鏡筒、3…ガイドバー、12…圧電素子、13…駆動棒支持部材、14…板バネ、15…ビス、17…駆動棒、20…駆動制御装置、21…レンズ、22…撮像素子、23…画像処理手段、30…駆動パルス制御部、31…移動制御手段、32…ポジションセンサ、33…補正係数算出手段、34…AF評価値測定手段、35…測光手段、36…EEPROM、37…補正手段。

Claims (3)

  1. 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
    前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
    前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
    を備え、
    前記駆動パルス制御部が、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御装置であって、
    前記駆動パルス制御部は、
    前記レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での前記被駆動部材の駆動方向とは逆方向について、規定の移動距離だけ前記被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定手段と、
    前記逆方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、前記駆動パルス数と前記被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出手段と、
    前記レンズの焦点合わせ動作のために、該被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定手段と、
    測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、前記AF評価値測定手段による再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数を、前記補正係数算出手段により算出された補正係数に基づいて、補正して再測定用パルス数を得る補正手段と、
    被写体の輝度を計測する測光手段と、
    前記AF評価値測定手段による直前の測定が成功した場合であり、且つ、前記AF評価値測定手段による直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、当該測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時に前記測光手段による計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合、前記AF評価値測定手段による測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、前記補正手段による補正で得られた再測定用パルス数に基づいて、前記被駆動部材を逆方向へ戻すよう前記駆動パルスの供給を制御する移動制御手段と、
    を含んで構成され、前記移動制御手段により前記被駆動部材が逆方向へ戻された後に、前記AF評価値測定手段は、前記被駆動部材が当該戻された位置から前記所定のAF評価値の測定を再度行う駆動制御装置。
  2. 請求項1記載の駆動制御装置を含む携帯光学機器。
  3. 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
    前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
    前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
    を備えた駆動制御装置にて、
    前記駆動パルス制御部によって、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御方法であって、
    前記駆動パルス制御部が、前記レンズの焦点合わせ動作の開始前に、該焦点合わせ動作での前記被駆動部材の駆動方向とは逆方向について、規定の移動距離だけ前記被駆動部材を実際に移動させるに要した実駆動パルス数を測定する実駆動パルス数測定ステップと、
    前記駆動パルス制御部が、前記逆方向について、測定で得られた実駆動パルス数と予め定めた基準パルス数とに基づいて、前記駆動パルス数と前記被駆動部材の移動距離との関係を補正するための補正係数を算出する補正係数算出ステップと、
    前記駆動パルス制御部が、前記レンズの焦点合わせ動作のために、該被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定ステップと、
    前記駆動パルス制御部が、測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、AF評価値の再測定の開始位置までの移動距離に対応する移動パルス数を、前記補正係数算出ステップにて算出された補正係数に基づいて、補正して再測定用パルス数を得る補正ステップと、
    前記駆動パルス制御部が、被写体の輝度を計測する測光ステップと、
    前記AF評価値測定ステップでの直前の測定が成功した場合であり、且つ、前記AF評価値測定ステップでの直前の測定成功時から経過した経過時間が所定時間内である場合であり、且つ、当該測定成功時に得られたAF評価値の変化が第一の所定範囲内であるという第一の条件と、当該測定成功時の前記測光ステップでの計測で得られた輝度の変化が第二の所定範囲内であるという第二の条件とのうち両方又は一方が充足される場合、前記駆動パルス制御部が、前記AF評価値測定ステップでの測定で得られたAF評価値の最大値が得られた位置から、前記補正ステップにて得られた再測定用パルス数に基づいて、前記被駆動部材を逆方向へ戻すよう前記駆動パルスの供給を制御する移動制御ステップと、
    前記駆動パルス制御部が、前記移動制御ステップにて前記被駆動部材が逆方向へ戻された後に、前記被駆動部材が当該戻された位置から前記所定のAF評価値の測定を再度行う再測定ステップと、
    を有する駆動制御方法。

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