JP2007140294A - 駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧電素子12の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して圧電素子12を伸縮させることでレンズ21を所定方向に沿って移動させる駆動制御装置20において、被写体の輝度を計測する測光手段31と、輝度が規定数値範囲の範囲内である場合に、固定焦点閾値を算出する閾値算出手段32と、レンズ21を駆動方向に移動させながらAF評価値を測定するAF評価値測定手段33と、輝度が規定数値範囲の範囲外である場合、又は、AF評価値の高低差が固定焦点閾値未満である場合に、レンズ21を固定焦点位置へ移動させる固定移動制御手段34とを備える。
【選択図】図2
Description
図1には、本発明に係る駆動制御装置20の一例の分解斜視図を示す。図1において、駆動制御装置20は、被駆動部材としてのレンズ21(図2)を内蔵した鏡筒1と、鏡筒1を支持するとともにレンズ21の光軸方向に沿って鏡筒1を案内するガイドバー3とを含んで構成される。鏡筒1の左側の突部1aの孔1bと突部1cの孔1dには鏡筒1を支持するとともに鏡筒1を軸方向移動させる鏡筒支持部材兼駆動棒17が挿入されており、該駆動棒17(以下「駆動棒」と略記する)は駆動棒支持部材13に形成された第1の直立部13aの孔13b及び第2の直立部13cの孔13dに軸方向移動可能に挿入されている。また、駆動棒17は該駆動棒支持部材13の第2の直立部13cよりも更に後方に突出しており、該駆動棒の後端は該駆動棒支持部材13の第3の直立部13eに後端を固着された圧電素子12の前端に固定されている。
図2には駆動制御装置20に関する機能ブロック図を示す。図2に示すように、駆動制御装置20は、図1の鏡筒1に内蔵されたレンズ21と、レンズ21を介して画像を撮像する撮像素子22と、撮像素子22による撮像で得られた画像データに対し所定の画像処理を行い当該画像処理後の画像データを後述のAF評価値測定手段33へ出力する画像処理手段23と、レンズ21の位置を光軸方向に沿って調整するための駆動棒17と、駆動棒17に連結され該駆動棒17を光軸方向に沿って移動させる作用を持つ圧電素子12と、圧電素子12への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部30とを備えている。このうち駆動パルス制御部30は、光軸方向に沿った圧電素子12の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう駆動パルスの供給を制御して圧電素子12を伸縮させることで、駆動棒17を光軸方向に沿って振動させ、駆動棒17に摩擦係合しレンズ21を含んで構成された鏡筒1(及び内蔵されたレンズ21)を、光軸方向に沿って被写体に近づく方向(以下「N方向」という)及び被写体から遠ざかる方向(以下「INF方向」という)に移動させる。
以下、駆動制御装置20における処理動作を説明する。図4には基本の処理動作を示す。この図4に示すように、まずはステップS1にて、測光手段31が、被写体の輝度を計測する。次にステップS2にて、ポジションセンサ37が、レンズ21の焦点合わせ動作の開始前に、N方向及びINF方向のそれぞれについて、図3のA領域に相当する実駆動パルス数を測定する。つまり、ポジションセンサ37が、図3のA領域について最初にN方向の実駆動パルス数を測定し、次にA領域についてINF方向の実駆動パルス数を測定する。
Claims (2)
- 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
を備え、
前記駆動パルス制御部が、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御装置であって、
前記駆動パルス制御部は、
被写体の輝度を計測する測光手段と、
計測で得られた輝度が、前記規定数値範囲の範囲内である場合に、予め設定された固定焦点位置へ前記被駆動部材を移動させるか否かを規定する固定焦点閾値を、前記測光手段による計測で得られた輝度と当該固定焦点閾値との間の所定の関係に基づいて、算出する閾値算出手段と、
前記測光手段による計測で得られた輝度が、前記レンズの焦点合わせ動作を行うための規定数値範囲の範囲内である場合に、該被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定手段と、
前記測光手段による計測で得られた輝度が、前記規定数値範囲の範囲外である場合、又は、前記AF評価値測定手段による測定で得られたAF評価値の高低差が、前記閾値算出手段により算出された固定焦点閾値未満である場合に、前記被駆動部材を前記固定焦点位置へ移動させる固定移動制御手段と、
を含んで構成される駆動制御装置。 - 所定方向に沿って伸縮する電気機械変換素子と、
前記所定方向における前記電気機械変換素子の一端に固定された駆動部材と、
前記電気機械変換素子への駆動パルスの供給を制御する駆動パルス制御部と、
を備えた駆動制御装置にて、
前記駆動パルス制御部によって、前記所定方向に沿った前記電気機械変換素子の伸び速度と縮み速度とを異ならせるよう前記駆動パルスの供給を制御して前記電気機械変換素子を伸縮させることで、前記駆動部材を前記所定方向に沿って振動させ、当該駆動部材に摩擦係合しレンズを含んで構成される被駆動部材を前記所定方向に沿って移動させる駆動制御方法であって、
前記駆動パルス制御部が、被写体の輝度を計測する測光ステップと、
計測で得られた輝度が、前記規定数値範囲の範囲内である場合に、前記駆動パルス制御部が、予め設定された固定焦点位置へ前記被駆動部材を移動させるか否かを規定する固定焦点閾値を、前記測光ステップにて得られた輝度と当該固定焦点閾値との間の所定の関係に基づいて、算出する閾値算出ステップと、
前記測光ステップにて得られた輝度が、前記レンズの焦点合わせ動作を行うための規定数値範囲の範囲内である場合に、前記駆動パルス制御部が、該被駆動部材を前記駆動方向に所定駆動パルス数ずつ移動させながら、その都度、該レンズを介して撮像された画像より得られる所定のAF評価値を測定するAF評価値測定ステップと、
前記測光ステップにて得られた輝度が、前記規定数値範囲の範囲外である場合、又は、AF評価値測定ステップにて得られたAF評価値の高低差が、閾値算出ステップにて算出された固定焦点閾値未満である場合に、前記駆動パルス制御部が、前記被駆動部材を前記固定焦点位置へ移動させる固定移動制御ステップと、
を有する駆動制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005336219A JP2007140294A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
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Family Applications (1)
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JP2005336219A Abandoned JP2007140294A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 駆動制御装置及び駆動制御方法 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2633066B2 (ja) * | 1990-07-03 | 1997-07-23 | キヤノン株式会社 | 駆動装置 |
JPH09329819A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Minolta Co Ltd | 手ブレ補正カメラ |
JP2004102130A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Canon Inc | 自動焦点調整装置、撮像装置、信頼性判定方法、プログラム、及び記憶媒体 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005336219A patent/JP2007140294A/ja not_active Abandoned
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