JPH08101022A - 歪計測方法および歪計測装置 - Google Patents

歪計測方法および歪計測装置

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JPH08101022A
JPH08101022A JP23637394A JP23637394A JPH08101022A JP H08101022 A JPH08101022 A JP H08101022A JP 23637394 A JP23637394 A JP 23637394A JP 23637394 A JP23637394 A JP 23637394A JP H08101022 A JPH08101022 A JP H08101022A
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JP
Japan
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light
optical fiber
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reflector
strain
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Setsuo Iwata
節雄 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 所定間隔置きで黒色の棒線4が複数本形成さ
れた反射板2が設けられた反射体3を被計測物Aの表面
に貼り付け、この反射体3上に投光用光ファイバー6に
より光を照射し、この反射体3上で反射した光を受光用
光ファイバー8で受光し、そしてこの受光した光量また
はこの光量に対応する歪量を表示装置10にて表示するよ
うにした歪計測方法である。 【効果】 被計測物の歪を測定するのに光を使用してい
るため、例えば電流が流される抵抗線を使用する場合に
比べて、スパークなどによる爆発の危険性が無く、非常
に安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバーを使用し
た歪計測方法および歪計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歪計測装置の中に抵抗線歪計があ
る。この抵抗線歪計は、被計測物の表面に抵抗線を貼り
付け、この貼り付けられた抵抗線に電流を流し、その抵
抗線の電気抵抗の変化を測定することにより、被計測物
に生じた歪量を計測するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した抵抗
線歪計においては、2〜10Vの高周波電流を流すた
め、場合によっては、抵抗線にスパークが発生する可能
性があり、例えば計測箇所が、油を積載するタンカーま
たはLNG船などの船倉内である場合には、スパークに
より爆発が起こるという危険がある。
【0004】そこで、本発明は上記問題を解消し得る歪
計測方法および歪計測装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の歪計測方法は、所定間隔置きで黒色系の棒
線が形成された反射体を被計測物の表面に貼り付け、こ
の反射体上に投光用光ファイバーにより光を照射し、こ
の反射体上で反射した光を受光用光ファイバーで受光
し、この受光した光量に基づき被計測物の歪を計測する
方法である。
【0006】また、上記課題を解決するため、本発明の
歪計測装置は、被計測物の表面に貼り付けられる反射体
上に所定間隔置きで黒色系の棒線を形成し、発光器に接
続されて上記反射体上に光を照射する投光用光ファイバ
ーを設けるとともに、受光器に接続されて上記反射体上
で反射した光を受光する受光用光ファイバーを設け、こ
の受光用光ファイバーで受光された光量に基づき被計測
物の歪量を表示する表示装置を設けたものである。
【0007】
【作用】上記の各構成によると、被計測物の歪を計測す
るのに光を使用しているため、例えば電流が流される抵
抗線を使用するものに比べて、スパークなどによる爆発
の危険性が全く無い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
き説明する。まず、本発明に係る歪計測装置について説
明する。
【0009】図1および図2に示すように、この歪計測
装置1は、被計測物A上に貼り付けられるようにされ、
かつ光の反射率が高い材料で構成された反射板(例え
ば、極薄アルミニュウム板、ステンレス板またはプラス
チック板にアルミニュウムを蒸着したものが使用され
る)2が貼り付けられた反射体(例えば、プラスチック
板で構成されたもの)3と、上記反射板2の表面に、所
定間隔置きでかつ所定幅でもって形成された複数本の黒
色系、例えば黒色の棒線(いわゆるバーコードである)
4と、一端部に発光器5が接続されるとともに他端部が
上記反射板2の表面上に位置された投光用光ファイバー
6と、一端部に受光器7が接続されるとともに他端部が
上記反射板2の表面上に位置された受光用光ファイバー
8と、この受光用光ファイバー8で受光された光を増幅
器9を介して入力してその光量を表示する表示装置(例
えば、メータなどが使用される)10と、上記反射体3
の上方部を覆うとともに各光ファイバー6,8の位置を
固定するためのカバー体(例えば、透明なプラスチック
製のもの)11とから構成されている。
【0010】また、上記反射板2の表面に印刷などによ
り形成される棒線4は、1mmの範囲内に、例えば5〜1
0本程度配置され、各光ファイバー6,8の太さは、直
径が1mm程度のものが使用される。この光ファイバー
6,8は、直径が細いためガラス製のものではなく、プ
ラスチック製のものが使用される。
【0011】勿論、各光ファイバー6,8の他端部同志
は、図2に示すように、反射板2の棒線4部分の中心に
対して、互いに対称となるように固定される。すなわ
ち、投光用光ファイバー6により、反射板2上の棒線4
部分に照射された光が反射し、この反射光が受光用光フ
ァイバー8の端部に入射し得るようにされている。
【0012】次に、歪測定方法について説明する。な
お、被計測物Aが歪むと反射体3が歪み、この反射体3
が歪むと反射板2も歪み、したがって反射板2の歪みを
計測すれば、被計測物Aの歪みを知ることができる。
【0013】まず、被計測物Aの歪を計測したい場所
に、上記の反射体3を接着剤などを使用して貼り付け
る。そして、発光器5から投光用光ファイバー6を介し
て光を反射板2の表面に照射し、この反射板2からの反
射光を受光用光ファイバー8を介して受光器7にて受光
する。この受光器7で受光された光は、増幅器9で増幅
されて表示装置10に表示される。この表示装置10で
は、例えば受光した光量またはこの光量に応じた歪量が
表示される。
【0014】ここで、被計測物Aが歪むと、反射板2か
らの反射光量が変化する理由について説明する。すなわ
ち、図3(a)に示すように、歪がない場合の反射板2
からの反射光は、黒色の棒線4部分により一部が吸収さ
れるため、例えば照射光量を1.0とすると、その反射
光量が0.4となる。
【0015】一方、反射板2に歪が生じた場合には、棒
線4同士の間隔が変化する。例えば図3(b)に示すよ
うに、反射板2が伸びた場合、棒線4同士の間隔が広が
り、その反射光量が歪の度合いに応じて増加し、例えば
0.7となる。
【0016】したがって、予め、この歪量と反射板2か
らの反射光量との関係を求めておけば、反射光量から容
易に、その歪量を知ることができる。なお、図4に、船
体21のクラックが生じ易い部分に、上記の歪計測装置
1の反射体3を貼り付けた状態を示す。
【0017】このように、被計測物の歪を測定するのに
光を使用しているため、従来のように、電流が流される
抵抗線を使用するものに比べて、スパークなどによる爆
発の危険性が全く無く、非常に安全である。
【0018】ところで、上記実施例においては、受光用
光ファイバー8で受光した光を、増幅器9を介して、直
接、表示装置10にて、光量または歪量を示すようにし
たが、勿論、受光した光量を演算装置に入力して、この
光量に対応する歪量をディジタル値として求め、これを
表示装置にて表示させることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の各構成によると、
被計測物の歪を測定するのに光を使用しているため、従
来のように、電流が流される抵抗線を使用するものに比
べて、スパークなどによる爆発の危険性が無く、非常に
安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における歪計測装置の概略全
体構成を示す図である。
【図2】同実施例における歪計測装置の反射体の断面図
である。
【図3】同実施例における反射板の計測状態を示す平面
図である。
【図4】同実施例における歪計測装置の具体的使用例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
A 被計測物 1 歪計測装置 2 反射板 3 反射体 4 棒線 5 発光器 6 投光用光ファイバー 7 受光器 8 受光用光ファイバー 10 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔置きで黒色系の棒線が形成された
    反射体を被計測物の表面に貼り付け、この反射体上に投
    光用光ファイバーにより光を照射し、この反射体上で反
    射した光を受光用光ファイバーで受光し、この受光した
    光量に基づき被計測物の歪を計測することを特徴とする
    歪計測方法。
  2. 【請求項2】被計測物の表面に貼り付けられる反射体上
    に所定間隔置きで黒色系の棒線を形成し、発光器に接続
    されて上記反射体上に光を照射する投光用光ファイバー
    を設けるとともに、受光器に接続されて上記反射体上で
    反射した光を受光する受光用光ファイバーを設け、この
    受光用光ファイバーで受光された光量に基づき被計測物
    の歪量を表示する表示装置を設けたことを特徴とする歪
    計測装置。
JP6236373A 1994-09-30 1994-09-30 歪計測方法および歪計測装置 Expired - Lifetime JP2974579B2 (ja)

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JPH08101022A true JPH08101022A (ja) 1996-04-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146368A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社Subaru 電流観測システム、電流観測方法及び航空機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018146368A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社Subaru 電流観測システム、電流観測方法及び航空機

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JP2974579B2 (ja) 1999-11-10

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