JPH08100990A - 真空断熱パネルの製造方法 - Google Patents

真空断熱パネルの製造方法

Info

Publication number
JPH08100990A
JPH08100990A JP6238134A JP23813494A JPH08100990A JP H08100990 A JPH08100990 A JP H08100990A JP 6238134 A JP6238134 A JP 6238134A JP 23813494 A JP23813494 A JP 23813494A JP H08100990 A JPH08100990 A JP H08100990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging member
filling
inner packaging
filler
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6238134A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kimura
勝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6238134A priority Critical patent/JPH08100990A/ja
Publication of JPH08100990A publication Critical patent/JPH08100990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空断熱パネルの内包部材に均一に充填材を
充填することができる真空断熱パネルの製造方法を提供
する。 【構成】 粉末状の充填材2を通気性を有する内包部材
3に充填し、それをガスバリア性を有する外包部材4に
収納して外包部材4の内部を真空状態に排気し、更に外
包部材4を密封して真空断熱パネル1を製造する真空断
熱パネルの製造方法であって、内包部材3を水平に配
し、充填材2を供給する充填材供給ノズル36を内包部
材3の上面に設けられた充填口10に挿入して、充填材
供給ノズル36により内包部材3内に充填材2を供給す
るとともに、内包部材3を充填口10を通る垂直な軸2
4を中心に回転させて、内包部材3に充填材2を充填す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫や冷凍庫等の断
熱箱体に装着される真空断熱パネルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】真空断熱パネルは、図6に示すように、
パーライト粉末、シリカ微粉末等の断熱性を有する粉末
状の充填材2と、その充填材2が充填される通気性を有
する内包部材3と、更にその内包部材3を収納するガス
バリア性を有する外包部材4とよりなり、矩形板状1に
形成されている。そして、その内部が真空状態となって
おり、これにより断熱性を発揮する。
【0003】この内包部材3は、予め矩形板状に成形さ
れた成形容器である合成樹脂製トレイ5と、このトレイ
5の開口面を覆う蓋材である矩形のフィルム状のフィル
タ6とよりなり、開口面の全周において、トレイ5とフ
ィルタ6とがヒートシールにより接合されている。フィ
ルタ6は、気体は透過できるが、充填材2は通過できな
いフィルムよりなる。
【0004】外包部材4は、内包部材3のトレイ5を収
納できるように予め矩形に形成されたトレイ状の成形容
器8と、成形容器8の開口面を覆う矩形のシートである
蓋材9とよりなり、開口面の全周において、成形容器8
と蓋材9とがヒートシールにより接合されている。そし
て、成形容器8と蓋材9は、金属箔または金属蒸着層を
有する合成樹脂の多層シートから構成されており、これ
により、外包部材4の内部は気密空間となっている。
【0005】従来より、この真空断熱パネル1の製造に
際しては、内包部材3に充填材2を充填し、それをガス
バリア性を有する外包部材4に収納した後、その外包部
材4の内部を真空状態に排気し、更に外包部材4を密封
して製造している。
【0006】この内包部材3に充填材2を充填する際に
は、図7、8に示すように、内包部材3をそのフィルタ
6を下面にして、固定された平滑な台12上に載置し、
トレイ5の底面に設けられた充填口10より充填材2を
供給している。即ち、この供給は、台12の上方に配さ
れた充填用ノズル13の先端部を、上方に開口する内包
部材3の充填口10に挿入し、充填材2を流し込むとい
うものである。
【0007】そして、この充填後に、充填口10をシー
ル材11によりシールして、充填材2を内包部材3内に
封入する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造方法では、上記の充填時に、充填口10付近に
充填材2が集中してしまい、充填材2を内包部材3中に
均一に充填することが困難である。即ち、図7のよう
に、トレイ5の中心付近から充填物2を流し込む場合に
は、内包部材3の周辺部まで均一に充填することができ
ず、また、図8のように、トレイ5の周辺部から流し込
む場合には、内包部材3の中心部およびそのノズル挿入
部と対峙する周辺部まで均一に充填できないという問題
がある。
【0009】このように、内包部材3に充填材2が均一
に充填されていないと、その後の真空引き時において、
真空パネル1表面に、充填材2の不均一な移動に起因す
る凹凸変形が発生しやすく、また、パネル1全面におい
て、均一な断熱性が得られないという問題が生じる。
【0010】そこで、本発明は、上記の点に鑑み、真空
断熱パネルの内包部材に均一に充填材を充填することが
できる真空断熱パネルの製造方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の真空
断熱パネルの製造方法は、粉末状の充填材を通気性を有
する内包部材に充填し、それをガスバリア性を有する外
包部材に収納して前記外包部材の内部を真空状態に排気
し、更に前記外包部材を密封して真空断熱パネルを製造
する真空断熱パネルの製造方法であって、前記内包部材
を水平に配し、前記充填材を供給する充填材供給ノズル
を前記内包部材の上面に設けられた充填口に挿入して、
前記充填材供給ノズルにより前記内包部材内に前記充填
材を供給するとともに、前記内包部材を前記充填口を通
る垂直な軸を中心に回転させて、前記内包部材に前記充
填材を充填する。
【0012】請求項2の真空断熱パネルの製造方法は、
請求項1の方法において、前記充填口に前記充填材供給
ノズルとともに前記内包部材の内部の空気を吸引する吸
引ノズルを挿入し、前記吸引ノズルにより前記内包部材
内部の空気を吸引して、前記充填材供給ノズルによる前
記内包部材への前記充填材の供給を促進させる。
【0013】請求項3の真空断熱パネルの製造方法は、
請求項1または2の方法において、前記充填時における
前記内包部材を回転させる回転速度が、充填終期の方が
充填始期よりも遅い。
【0014】請求項4の真空断熱パネルの製造方法は、
粉末状の充填材を通気性を有する内包部材に充填し、そ
れをガスバリア性を有する外包部材に収納して前記外包
部材の内部を真空状態に排気し、更に前記外包部材を密
封して真空断熱パネルを製造する真空断熱パネルの製造
方法であって、前記内包部材に前記充填材を充填した後
に、前記内包部材を水平に配し、前記内包部材の上面の
略中心を通る垂直な軸を中心に前記内方部材を回転させ
る。
【0015】
【作用】請求項1の真空断熱パネルの製造方法では、内
包部材を水平に配し、その上面に設けられた充填口に、
充填材を供給する充填材供給ノズルを挿入して、そのノ
ズルにより内包部材内に充填材を供給するとともに、内
包部材を充填口を通る垂直な軸を中心に回転させて、内
包部材に充填材を充填する。そのため、充填口より供給
された充填材は、一端落下した後、遠心力によって回転
中心である充填口から外方に向って移動する。
【0016】請求項2の真空断熱パネルの製造方法で
は、充填口に充填材供給ノズルとともに内包部材の内部
の空気を吸引する吸引ノズルを挿入し、この吸引ノズル
により内包部材内部の空気を吸引して、充填材供給ノズ
ルによる内包部材への充填材の供給を促進させる。即
ち、内包部材の内部の空気を吸引しながら充填材を供給
して、内包部材内の空気を効率的に充填材で置換する。
【0017】請求項3の真空断熱パネルの製造方法で
は、内包部材を回転させる回転速度が、充填終期の方が
充填始期よりも遅いので、回転速度の違いによる遠心力
の差によって、充填始期では、充填材を充填口のより遠
くへ、充填終期では、充填材を充填口付近に移動させる
ことができる。
【0018】請求項4の真空断熱パネルの製造方法で
は、内包部材に充填材を充填した後に、内包部材を水平
に配し、内包部材の上面の略中心を通る垂直な軸を中心
に内方部材を回転させるので、不均一に充填された充填
材がその回転による遠心力により移動して、内包部材の
端部から均一に充填し直される。
【0019】
【実施例】以下、第1の発明の一実施例について図1〜
3を参照して説明する。なお、本実施例では、図6に示
す真空断熱パネル1を製造する方法について説明する。
【0020】ただし、本実施例においては、内包部材3
のトレイ5に設けられた充填口10が、トレイ5の底面
の中心、即ち、底面の対角線の交点に配され、円形の形
状を有している。
【0021】真空断熱パネル1の製造については、上述
したように、内包部材3に充填材2を充填し、それを図
6に示すガスバリア性を有する外包部材4に収納して、
その外包部材4の内部を真空状態に排気し、更に外包部
材4を密封して製造する。
【0022】以下、この内包部材3に充填材2を充填す
る方法について説明する。
【0023】まず、その充填時に使用する充填装置18
について説明する。
【0024】図1は、真空断熱パネル1の内包部材3に
充填材2を充填している状態の斜視図であり、図2は、
その縦断面図である。
【0025】符号20は、充填時に内包部材3が水平に
載置される回転台である。この回転台20は、その中心
を通る垂直な回転軸24を中心に回転可能である。この
回転台20の上面は、平滑であり、内包部材3を固定す
るための止め具22を有する。この止め具22は、内包
部材3の4つの角部に対応する位置に設けられ、かつ、
内包部材3を台20上に載置した時にその中心が回転軸
24を通るように配されている。なお、回転台20の回
転速度は、図示しない調節器によって、所望の回転数に
調節することができる。
【0026】この回転台20に内包部材3を載置する際
には、トレイ5の底面が上方を向くように、フィルタ6
を固定台20の上面に接触させ、4つの止め具22によ
り固定する。これにより、トレイ5の充填口10は、上
方に向いた状態で、かつ、その中心を回転軸24が通る
ようになる。
【0027】符号26は、回転台20の上方に配された
管である。この管26の一端は、その軸中心が回転台2
0の回転軸24と一致するように、延設部27が垂下さ
れている。この延設部の下端27aは、その高さが適宜
に調節可能になっており、これにより、図2に示すよう
に、回転台20上に載置される内包部材3の充填口10
に進退自在になっている。なお、この延設部下端27a
は、断面円形であり、円形の充填口10にほとんど隙間
のない状態で挿入される。
【0028】管26の他端は、充填材2を供給する充填
材供給装置28と、内包部材3の内部の空気を吸引する
吸引装置30とに接続されている。この充填材供給装置
28は、内包部材3内を充填するために要する所定量の
充填材2を、管26に自動的に供給することができるよ
うなされている。即ち、充填材供給装置28は、所定量
の充填材2を供給した後、自動的にOFFとなる。
【0029】管26の構造およびその延設部下端27a
の構造について、図3を参照して説明する。
【0030】この管26内には、同一径の2本の管3
2、34が配されている。一方は、充填材2を供給する
充填材供給管32であり、充填材供給装置28に接続さ
れている。他方は、充填時に内包部材3の内部気体を吸
引する吸引管34であり、吸引装置30に接続されてい
る。
【0031】この2本の管32、34は、延設部下端2
7aにおいて、それぞれ、充填材供給ノズル36、吸引
ノズル38を構成している。この吸引ノズル38の下端
には、吸引フィルタ40が配されており、吸引時に内包
部材3内に供給された充填材2が吸引ノズル38に吸い
込まれるのを防いでいる。このため、この吸引フィルタ
40は、通気性を有し、かつ、充填材2を通過させない
構成を有している。
【0032】管26の延設部下端27aは、吸引ノズル
38が充填材供給ノズル36よりも上方に位置するよう
に、吸引ノズル38側から充填材供給ノズル36側に向
って下方に傾斜した形状になっている。これにより、充
填材供給ノズル36から内包部材3内に落下してくる充
填材2が吸引ノズル38に直接吸い寄せられるのを防止
している。
【0033】次に、この充填装置18を用いて内包部材
3に充填材2を充填する方法について説明する。
【0034】内包部材3を止め具22を用いて回転台
20上に固定する。
【0035】管26の延設部下端27aの高さを調節
して、トレイ5の充填口10に挿入する。
【0036】回転台20を回転させる。
【0037】充填材供給装置28と吸引装置30を作
動させる。
【0038】内包部材3内に充填材2を所定量送り込
んだ後に、充填材供給装置28が充填材2の供給を自動
的に停止する。
【0039】吸引装置30を停止させる。
【0040】管26の延設部下端27aを上昇させて
充填口10から抜き出し、充填口10をシール材11を
用いてシールする。
【0041】このように、内包部材3を回転させながら
充填材2を充填するので、図2に示すように、充填材2
は、充填口10からその略真下に落下した後、遠心力に
よって、内包部材3の周辺部に飛ばされる。
【0042】そのため、充填材2は、内包部材3の端部
から中央部に向って順次詰まっていき、最後に充填口1
0のある中心が詰まるため、全体として均一に充填され
る。
【0043】また、吸引ノズル38により内包部材3の
内部の空気を吸引しながら充填材2を供給するので、充
填材2の供給に伴なう内包部材3内の圧力上昇がなく、
内包部材3内の空気を効率的に充填材2に置換すること
ができる。
【0044】さらに、管26が、充填材供給ノズル36
と吸引ノズル38とを併せ持つ構成を有し、充填と同時
に吸引を行なう。即ち、1つの管26内に2つのノズル
36、38を配することにより、内包部材3の回転に支
障をきたすことなく、充填、吸引をすることができる。
【0045】なお、上記の回転台20を回転させる際
に、その回転速度を、充填時間の経過とともに変化させ
てもよい。
【0046】回転速度が大きいと遠心力が大きくなるた
め、回転中心24から外方への充填材2の移動速度も大
きくなる。一方、回転速度が小さいと遠心力が小さくな
るため、充填材2の移動速度も小さくなる。
【0047】この特徴を利用して、例えば、充填の始期
では高速で回転させ、充填の終期では低速で回転させる
ことによって、効率よく均一に充填材2を充填すること
ができる。また、矩形に限らず、あらゆる形状の内包部
材に対しても均一に充填することができる。
【0048】なお、本発明において、内包部材3は、上
記のものに限定されることなく、以下の条件を満すもの
であれば、種々使用することができる。
【0049】その構成部分の少なくとも一部において
通気性を有すること 全体において充填材2が透過しないこと 回転時にその形状を保つことができること(本実施例
のように、フィルム状のフィルタ6を使用するものであ
っても、トレイ5により回転時の形状維持が可能なもの
であればよい。) 従って、例えば、その形状として、フィルム状のフィル
タ6の代りにトレイ状の容器を使用して、2つのトレイ
により形成することもでき、また、その材質として、
紙、布、連続気孔率の高いプラスチックフォーム等を使
用することもできる。
【0050】また、本発明において、回転台20の回転
速度は、内包部材3の大きさ、形状、あるいは充填時間
等を考慮して適宜の速度に調節すればよい。
【0051】更に、内包部材3の充填口10について
は、必ずしもその中心に設ける必要はなく、略中心付近
に設けてあればよい。ただし、この充填口10と管26
の延設部下端27aは、回転台20の回転軸24上に位
置することを要する。
【0052】次に、第2の発明の一実施例について図
4、図5を参照して説明する。この実施例も図6の真空
断熱パネル1の製造方法について説明する。
【0053】この実施例では、内包部材3に充填材2を
充填する方法は、図7を参照して説明した従来の方法と
同様に、内包部材3を固定したまま、即ち回転させない
状態で、充填材2を、内包部材3の中心に設けられた充
填口10から供給して、充填する。そして、内包部材3
を均一に充填するための必要量の充填材2を供給した
後、充填材2が外へ出ないように、充填口10をシール
材11によってシールする。
【0054】その後、この内包部材3に回転処理を施
す。即ち、内包部材3を図1に示す充填装置18の回転
台20上に載置し、止め具22によって固定する。そし
て、回転台20を回転軸24を中心に回転させる。この
時、内包部材3の充填口10を通る中心軸は、回転軸2
4と一致している。
【0055】内包部材3を静止させたままで充填した場
合、上述したように、均一に充填することは難しく、図
4に示すように、中央部に充填材2が集中して、端部に
は十分に充填されていない、不均一な状態となる。
【0056】この充填材2の充填が不均一な内包部材3
を回転させることにより、その回転の遠心力で充填材2
が内包部材3の中央部から端部に移動して、図5に示す
ように、均一に充填される。
【0057】なお、本発明においても、第1の発明と同
様に、内包部材3は、上記のものに限定されることな
く、種々使用することができる。また、回転台20の回
転速度についても、内包部材3の大きさ、形状、あるい
は回転処理の時間等を考慮して適宜の速度に調節すれば
よい。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1の真空断熱パネルの製
造方法であると、充填口より供給された充填材が、遠心
力によって回転中心である充填口から外方に向って移動
するので、充填口に遠いところから順番に充填され、最
後に充填口付近が充填されるので、均一に充填すること
ができる。
【0059】さらに、請求項2の真空断熱パネルの製造
方法であると、充填とともに吸引を行なうので効率的な
充填が可能であり、また、回転中心である充填口から充
填と吸引を行うので、内包部材の回転に支障をきたすこ
となく、充填、吸引を行うことができる。
【0060】請求項3の真空断熱パネルの製造方法であ
ると、充填始期では、充填材を充填口のより遠くへ、充
填終期では、充填材を充填口付近に移動させることがで
きるので、効率的、かつ、均一に充填材を充填すること
ができる。
【0061】請求項4の真空断熱パネルの製造方法であ
ると、内包部材の端部から均一に充填し直され、充填材
が均一に充填された内包部材を得ることができる。
【0062】以上のように、請求項1〜4の真空断熱パ
ネルの製造方法であると、充填材が均一に充填された内
包部材を得ることができるので、その後の真空排気時
に、パネル表面に発生する凹凸変形を低減することがで
き、また、真空断熱パネル全面において均一な断熱性が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の真空断熱パネルの製造方法におけ
る内包部材3に充填材2を充填している状態の斜視図で
ある。
【図2】前図の縦断面図である。
【図3】管26の延設部下端27aを拡大して示す図で
あり、(a)は、縦断面図、(b)は、下面図である。
【図4】第2の発明の真空断熱パネルの製造方法におけ
る充填材2を充填した段階での内包部材3の縦断面図で
ある。
【図5】前図の状態から回転処理を施した後の内包部材
3の縦断面図である。
【図6】公知の真空断熱パネル1の縦断面図である。
【図7】従来の真空断熱パネルの製造方法における内包
部材3に充填材2を充填している状態を示す縦断面図で
ある。
【図8】従来の他の真空断熱パネルの製造方法における
前図同様の縦断面図である。
【符号の説明】
1……真空断熱パネル 2……充填材 3……内包部材 4……外包部材 10……充填口 24……回転軸 36……充填材供給ノズル 38……吸引ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図3】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末状の充填材を通気性を有する内包部材
    に充填し、それをガスバリア性を有する外包部材に収納
    して前記外包部材の内部を真空状態に排気し、更に前記
    外包部材を密封して真空断熱パネルを製造する真空断熱
    パネルの製造方法であって、 前記内包部材を水平に配し、前記充填材を供給する充填
    材供給ノズルを前記内包部材の上面に設けられた充填口
    に挿入して、 前記充填材供給ノズルにより前記内包部材内に前記充填
    材を供給するとともに、前記内包部材を前記充填口を通
    る垂直な軸を中心に回転させて、 前記内包部材に前記充填材を充填することを特徴とする
    真空断熱パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記充填口に前記充填材供給ノズルととも
    に前記内包部材の内部の空気を吸引する吸引ノズルを挿
    入し、 前記吸引ノズルにより前記内包部材内部の空気を吸引し
    て、前記充填材供給ノズルによる前記内包部材への前記
    充填材の供給を促進させることを特徴とする請求項1に
    記載の真空断熱パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記充填時における前記内包部材を回転さ
    せる回転速度は、充填終期の方が充填始期よりも遅いこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の真空断熱パネ
    ルの製造方法。
  4. 【請求項4】粉末状の充填材を通気性を有する内包部材
    に充填し、それをガスバリア性を有する外包部材に収納
    して前記外包部材の内部を真空状態に排気し、更に前記
    外包部材を密封して真空断熱パネルを製造する真空断熱
    パネルの製造方法であって、 前記内包部材に前記充填材を充填した後に、 前記内包部材を水平に配し、 前記内包部材の上面の略中心を通る垂直な軸を中心に前
    記内方部材を回転させることを特徴とする真空断熱パネ
    ルの製造方法。
JP6238134A 1994-09-30 1994-09-30 真空断熱パネルの製造方法 Pending JPH08100990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238134A JPH08100990A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 真空断熱パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238134A JPH08100990A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 真空断熱パネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08100990A true JPH08100990A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17025700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238134A Pending JPH08100990A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 真空断熱パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08100990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105358894A (zh) * 2013-05-15 2016-02-24 瓦克技术股份公司 用于生产真空绝热体的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105358894A (zh) * 2013-05-15 2016-02-24 瓦克技术股份公司 用于生产真空绝热体的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2494935C1 (ru) Вакуум-формованное упаковывание помещающегося на подложке продукта в плотно прилегающую пленку
US9975686B2 (en) Vacuum insulation panel and container comprising vacuum insulation panels
JP2004521834A (ja) 農産物を包装し、貯蔵しさらに輸送するための設備
JPH04309778A (ja) 真空断熱パネル
US20220119136A1 (en) Filling box and method for filling packages
JP2020509973A (ja) 自動包装機械および軟質の物品への使用の方法
JPH08100990A (ja) 真空断熱パネルの製造方法
JP2901803B2 (ja) 真空断熱材の芯材収納容器とその芯材充填装置及び充填方法
US11142361B2 (en) Method and apparatus for manufacturing a double bag
JPS63178926A (ja) 無菌包装方法およびその装置
US5027588A (en) Apparatus for substituting inert gases
US20050132669A1 (en) Vacuum packaging method and mechanism
JP2609008B2 (ja) 真空断熱材の芯材充填装置
JPH0868592A (ja) 真空断熱パネルの製造方法
JP2001128860A (ja) 真空断熱容器
JPH04297775A (ja) 真空断熱パネル
CN111824598A (zh) 用于容器的通气开口的过滤器
JPH0551039A (ja) 包装袋
JPH07232711A (ja) 真空包装方法
JP2000281085A (ja) 脱気シール用袋体と脱気シール用加工シートと脱気シール方法
JP2006105736A (ja) 密封容器の漏れ検出装置
JPS6244307Y2 (ja)
JPH0130687B2 (ja)
JP3739842B2 (ja) 密封容器の製造装置
JP4262614B2 (ja) 機能性パッキング材