JP2006105736A - 密封容器の漏れ検出装置 - Google Patents

密封容器の漏れ検出装置 Download PDF

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尚己 熊耳
Koji Hara
浩二 原
Shigeru Hotta
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Abstract

【課題】密封容器搬送速度を低下させることなく従来よりも小さな密封不良部分の有無を確実に検出出来、漏れ検出精度と漏れ検出作業の効率とが向上し、内容物が充填された密封容器の生産効率を低下させない、密封容器の漏れ検出装置を提供することである。
【解決手段】この発明に従った密封容器の漏れ検出装置は、所定の開口を介し内容物を所望のガスとともに充填した後に上記開口を密封した密封容器14の所定の密封個所14aを覆う内表面24aを含む覆い24と、そして、上記覆いに連結され上記所望のガスを検出する漏れ検出器30と、を備えたことを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器の所定の密封個所からの所望のガスの漏れの有無を検出する、密封容器の漏れ検出装置に関係している。
所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器としては、例えば牛乳や果汁等の飲料が充填密封されている箱形状の密封容器が良く知られている。
このような密封容器は、紙の基材に熱可塑性樹脂層を積層し、ヒートシールによって容器形状に形成することにより容器の密封性を達成している。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂のようなポリオレフィン樹脂が一般的に用いられる。
従来の密封容器における漏れの原因は、内容物の充填後における密封容器の所定の開口の密封作業の不良が殆どである。
このような従来の密封容器における漏れの検出は、所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器の所定の密封個所を、上記所望のガスを検出するガス検出機の検出管の先端に近接して通過させることにより行なわれている。
しかしながら、上述した如き従来の漏れ検出方法では、ガス検出機の検出管の先端に近接された上記密封容器の上記所定の密封個所が大気中に露出されている為に、例えもしも上記所定の密封個所に密封不良部分があったとしても、上記密封不良部分から漏れ出る所望のガスは大気中に速やかに拡散され易い。このために、上記従来の密封容器の所定の密封個所における漏れの原因となる密封不良部分が小さくなればなるほど、上述した如き従来の漏れ検出方法では上記密封不良部分からの所望のガスの漏れ(即ち、上記密封不良部分の有無)を検出するのが難しくなっていた。
そして、上述した如き所望のガス漏れ(即ち、上記密封不良部分の有無)の検出精度を向上させる為にガス検出機の検出管の先端の近傍における密封容器の所定の密封個所の通過速度を遅くする(即ち、密封容器の搬送速度を遅くする)と、漏れ検出作業の効率が低下し、内容物が充填された密封容器の生産効率が低下する。
さらに、より小さな密封不良部分を検出しようとすると、所望のガスとしてより小さな分子量のガスを使用しなければならない。しかしながら、より小さな分子量のガスは大気中への拡散速度がより早くなり、所望のガスの漏れ(即ち、上記密封不良部分の有無)を検出するのがさらに難しくなる。
そして、上述した如きより小さな分子量の所望のガス漏れ(即ち、上記密封不良部分の有無)の検出精度を向上させようとして、ガス検出機の検出管の先端の近傍に対し密封容器の所定の密封個所を一旦所定の時間停止させておいても、所望のガス漏れ(即ち、上記密封不良部分の有無)を検出することが出来ないことが多い。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的は、所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器の所定の密封個所からの所望のガスの漏れの有無を検出する、密封容器の漏れ検出装置であって、密封容器の搬送速度を低下させることなく従来よりもより小さな密封不良部分の有無を確実に検出することが出来て、漏れ検出精度と漏れ検出作業の効率とが向上し、内容物が充填された密封容器の生産効率を低下させることがない、密封容器の漏れ検出装置を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明に従った密封容器の漏れ検出装置は;所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器の所定の密封個所を覆う内表面を含む覆いと;そして、上記覆いに連結され上記所望のガスを検出する漏れ検出器と;を備えたことを特徴としている。
上述した目的を達成するために、この発明に従ったもう1つの密封容器の漏れ検出装置は;所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器を搬送する搬送手段と;上記密封容器の所定の密封個所を覆う内表面を含んでおり、上記搬送手段により搬送されている上記密封容器の所定の密封個所に上記内表面を覆わせる覆いと;そして、上記覆いに連結され上記所望のガスを検出する漏れ検出器と;を備えたことを特徴としている。
上記覆いは、上記密封容器の所定の密封個所からの所望のガスの漏れがあった場合における所望のガスの大気中への拡散を阻止し、上記覆いに連結された上記所望のガスの漏れ検出器による上記所望のガスの検出精度(即ち、漏れ検出精度)の向上及び上記所望のガスの漏れの検出の有無を判断する作業(即ち、漏れ検出作業)の効率の向上をもたらす。 このような向上は、内容物が充填された密封容器の生産効率を低下させることがない。
また、このような向上は、上記密封容器の所定の密封個所を覆う上記容器の上記内表面で囲まれた空間中に上記所定の密封箇所から漏れ出た上記所望のガスが上記漏れ検出器により検出可能なことを条件に、上記覆いの上記内表面の形状及び寸法が上記密封容器の所定の密封個所の外表面の形状及び寸法に近付けば近付く程、高くなる。
しかも、上記覆いは、所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスに置換した後に上記開口を密封した密封容器が搬送手段により搬送されている間にも、上記密封容器の所定の密封個所に上記内表面を覆わせることが出来、このことも、内容物が充填された密封容器の生産効率を低下させない。
次に、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置の構成を添付図面中の図1の(A)乃至(E)を参照しながら詳細に説明する。
なお、図1の(A)は、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置の全体の概略的な平面図であり;図1の(B)は、図1の(A)の漏れ検出装置の搬送手段に含まれる回転式搬送装置と組み合わされて使用される、密封容器の所定の密封個所を覆う複数の覆いを保持した覆い保持テーブルの概略的な平面図であり;図1の(C)は、図1の(B)の覆い保持テーブルと組み合わされて使用され、覆い保持テーブルに保持された複数の覆いを第1及び第2の吸気手段、そして漏れ検出器に選択的に連結させる第1及び第2の通気凹所、そして漏れ検出凹所を有した吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段の概略的な平面図であり;図1の(D)は、図1の(B)のID−ID線に沿った覆い保持テーブル及びそれに保持された複数の覆いの1つの概略的な断面図であり;そして、図1の(E)は、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置により漏れの有無が検出される所定の密封個所を含む密封容器の一例を示す側面図である。
図1の(A)中に示されているように、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置は搬送手段10を備えている。より詳細には、搬送手段10は、第1の線状搬送装置10aと、第1の線状搬送装置10aに沿った所定の位置に隣接した回転式搬送装置10bと、そして、回転式搬送装置10bの外周の移動軌跡の所定の位置から延出し第1の線状搬送装置10aに沿う第2の線状搬送装置10cと、を備えている。
さらに詳細には、第1の線状搬送装置10aは、例えば直線状に延出するチェインコンベアにより構成されていて、図1の(A)中に矢印Xで示されている如く所定の一方向に所定の速度でテーブルトップチェイン12の上面を移動させている。回転式搬送装置10bが隣接している第1の線状搬送装置10aに沿った上述した所定の位置よりもテーブルトップチェイン12の上面の矢印Xで示されている移動方向における上流側の図示されていない所定の位置には、図示されていない密封容器充填装置において所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口が密封された密封容器14が所定の時間間隔で所定の姿勢で供給される。
この実施の形態において密封容器14は、上述した図示されていない密封容器充填装置において以下のように生産される。先ず第1に、平坦に密封状態で閉じられた一端部と開口された他端部とを有しているとともに四角形状の水平横断面を有した細長い箱形状の液密の容器素材が上記図示されていない密封容器充填装置に供給され、次に、上記図示されていない密封容器充填装置において上記開口された他端部(即ち、所定の開口)を介して容器素材中に例えば牛乳や果汁の如き飲料のような内容物が所定量充填されるとともに、容器素材の上部の上記開口された他端部の余分な空間中の空気が、例えば不活性ガス、特にヘリウム、のような所望のガスに置換され、そして最後に上記開口された他端部(即ち、所定の開口)が密封される。
このような密封容器14は、紙の基材に熱可塑性樹脂層を積層し、ヒートシールによって所定の容器形状に形成することにより、密封性を達成している。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂のようなポリオレフィン樹脂が一般的に用いられる。また上記紙の基材には、必要に応じて各種の層が積層される。例えば、酸素遮断を目的に、例えばアルミニウム箔のような金属箔や、アルミニウム蒸着フィルムや、酸化ケイ素や酸化アルミニウムなどの無機酸化物を蒸着した無機酸化物蒸着フィルムなどを積層することが出来る。
この実施の形態において密封容器14の上述した如く密封された他端部は、図1の(E)中に良く示されているように所謂切り妻屋根形状に折り畳まれていて、その頂線から上方に向かい突出した突出縁部が所定の密封個所14aとなっている。この実施の形態の密封容器14の上述した如く密封された他端部の上述した如き切り妻屋根形状の一傾斜面には、密封された蓋を有する注ぎ口部材14bが密封状態に取り付けられている。
第1の線状搬送装置10aに沿った所定の位置に隣接した回転式搬送装置10bは、図1の(A)中において矢印Yにより示されている時計回り方向に、所定の時間間隔で所定の回転角度を所定の角速度で間欠的に回転する、又は所定の角速度で連続回転する、回転テーブル16を含んでいる。
回転テーブル16上で相互に等間隔に離間した複数の所定の回転角位置の夫々には、回転テーブル16の周方向に相互に所定の間隔で離間した1対の搬送腕40が配置されている。1対の搬送腕40は、上記周方向において所定の範囲内で選択的に開閉可能である。回転テーブル16上の複数対の搬送腕40は、回転テーブル16と伴に回転移動する。
この実施の形態では、1対の搬送腕40は、回転テーブル16の周方向に相互に等間隔で離間した8つの位置の夫々に配置されている。
回転テーブル16がその回転を停止している時、図1の(A)中に示されている如く、回転テーブル16の複数の所定の回転角位置の中の1つが、回転式搬送装置10bが隣接している第1の線状搬送装置10aに沿った上述した所定の位置に位置している。そして、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置の動作を後に詳細に説明する際に、この動作の説明を容易にする為に、回転テーブル16が上述した如くその回転を停止している時の複数の所定の回転角位置を、回転式搬送装置10bが隣接している第1の線状搬送装置10aに沿った上述した所定の位置から時計回り方向に順に1から8までの番号を割り当てる。
第1の回転角位置において、1対の搬送腕40の下方には、第1の昇降台16aが配置されている。また、第7の回転角位置において、1対の搬送腕40の下方には、第2の昇降台16bが配置されている。第1の昇降台16a及び第2の昇降台16bの夫々は、回転式搬送装置10bが隣接している第1の線状搬送装置10aに沿った上述した所定の位置におけるテーブルトップチェイン12の上面と同じか又はそれよりも僅かに低い高さの下降位置と下降位置から所定の高さまで上昇した上昇位置との間で選択的に昇降可能である。
回転テーブル16の周囲において第2の回転角位置から第6の回転角位置の夫々の1対の搬送腕40の下方には第2の回転角位置から第6の回転角位置まで延出している密封容器支持レール16cが配置されている。密封容器支持レール16cは、第1の昇降台16a及び第2の昇降台16bの夫々の上昇位置と同じ高さを有している。
搬送手段10はさらに、回転式搬送装置10bが隣接している第1の線状搬送装置10aに沿った上述した所定の位置においてテーブルトップチェイン12の上面を挟んで上述した所定の位置とは反対側に位置する密封容器選択案内手段18及び密封容器乗り換え手段20を含んでいる。そして、テーブルトップチェイン12の上面の移動方向Xにおいて、密封容器選択案内手段18は密封容器乗り換え手段20の下流側に配置されている。
密封容器選択案内手段18は、テーブルトップチェイン12の上面上に配置された突出位置(図1の(A)で実線により示されている)とテーブルトップチェイン12の上面上から引っ込んだ引っ込み位置との間で選択的に移動可能な密封容器案内板18aと、密封容器案内板18aを突出位置と引っ込み位置との間で選択的に移動させる密封容器案内板選択駆動手段18bと、を有している。密封容器案内板選択駆動手段18bは例えば、圧縮空気を動力源にしたシリンダ−ピストン組立て体であることが出来る。
密封容器乗り換え手段20は、テーブルトップチェイン12の上面を挟んで上述した所定の位置とは反対側に位置した引っ込み位置とテーブルトップチェイン12の上面に沿い上述した所定の位置まで移動した突出位置との間で往復移動可能な押し出し部材20aと、押し出し部材20aを上記引っ込み位置と上記突出位置との間で選択的に往復移動させる押し出し部材選択駆動手段20bと、密封容器案内板18aが突出位置に配置されている間にテーブルトップチェイン12の上面上の密封容器14が密封容器案内板18aに到達したことを検出し押し出し部材選択駆動手段20bに押し出し部材20aを上記引っ込み位置から上記突出位置へと、次には上記突出位置から上記引っ込み位置へと往復移動させる図示しない押し出し部材選択駆動手段制御手段と、を有している。押し出し部材選択駆動手段20bは例えば、圧縮空気を動力源にしたシリンダ−ピストン組立て体であることが出来る。
この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置はさらに、図1の(B)中に示されているように、回転式搬送装置10bの回転テーブル16に配置されている8対の搬送腕40の上方に離間した位置で回転テーブル16に対し同心的に配置された覆い保持テーブル22を備えている。覆い保持テーブル22は、回転テーブル16と共に同じ方向に同じ角速度で回転する。
回転テーブル16の8対の搬送腕40に対向した覆い保持テーブル22の下面の複数の位置の夫々には、図1の(B)及び(D)中に示されているように、密封容器14の所定の密封個所14aを覆う内表面24aを含んでいる覆い24が配置されている。覆い24の内表面24aの形状及び寸法は、密封容器14の所定の密封個所14aを含む外表面の部分の形状及び寸法に対応し、出来る限り接近するよう設定されている。この実施の形態において覆い24の内表面24aは、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを含む図1の(E)中に良く示されているように所謂切り妻屋根形状に折り畳まれている他端部よりも下方の4角形状の水平横断面を有した部分まで覆うことが出来る。
覆い24の内表面24aには、密封容器14の所定の密封個所14aを囲む領域、この実施の形態では密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを含む図1の(E)中に良く示されているように所謂切り妻屋根形状に折り畳まれている他端部よりも下方の4角形状の水平横断面を有した部分、に接する気体流一様安定部材24bが設けられている。気体流一様安定部材24bは、それに接する密封容器14の外表面を損傷しないよう、例えばウレタンフォームのような柔軟な多孔性材料により形成されている。
覆い24の内表面24aにおいて、密封容器14の外表面における所定の密封個所14aに隣接した部分には、覆い保持テーブル22の上面まで貫通した通気孔24cが形成されている。覆い保持テーブル22の上面において複数の覆い24の通気孔24cは、覆い保持テーブル22の回転中心に対する同心円上で周方向に等間隔に開口されている。
気体流一様安定部材24bは、上述した如く覆い24の内表面24aが密封容器14の所定の密封個所14aを囲む領域を覆っている間に、後述する如く覆い24の通気孔24cを介して覆い24の内表面24aに囲まれた空間を吸気される時、覆い24及び密封容器14の外部から気体流一様安定部材24bを介して上記空間に吸い込まれる空気が一様に安定した流れとなることを目的にしており、その全体に一様な適度な通気性を有していることが要求される。
覆い保持テーブル22の上面は、吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aにより覆われている。静止キャップ部材26aは図示しない支持手段により静止状態に支持されていて、覆い保持テーブル22の上面における第7,第8,第1,そして第2回転角位置に配置されている複数の覆い24の通気孔24cの開口に対面した第1の吸気凹所26bと、覆い保持テーブル22の上面における第3,第4,そして第5回転角位置に配置されている複数の覆い24の通気孔24cの開口に対面した第2の吸気凹所26cと、覆い保持テーブル22の上面における第6回転角位置に配置されている覆い24の通気孔24cの開口に対面した漏れ検出凹所26dと、を有している。
第1の吸気凹所26bは第1の吸気手段28a、例えば真空ポンプ、に接続されていて、第2の吸気凹所26cは第2の吸気手段28b、例えば真空ポンプ、に接続されていて、そして、漏れ検出凹所26dは密封容器14中に前述した如く内容物とともに充填された所望のガス、この実施の形態では不活性ガスの一種であるヘリウムガス、の漏れの有無を検出する漏れ検出器30に接続されている。
搬送手段10の第2の線状搬送装置10cは、図1の(A)中に良く示されているように、回転式搬送装置10bの回転テーブル16の外周の移動軌跡の所定の位置、この実施の形態では第7回転角位置に対応した位置、から第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面の移動方向Xにおける下流に向かい延出するとともに上記下流で第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面に沿っている。第2の線状搬送装置10cもまた、第1の線状搬送装置10aと同様に、例えば直線状に延出するチェインコンベアにより構成されていて、図1の(A)中に矢印Zで示されている如く、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面の移動方向Xと同じ方向に所定の速度でテーブルトップチェイン32の上面を移動させている。なお、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の移動速度は第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面の移動速度と実質的に等しいことが好ましいが、これらの移動速度の間には、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上から第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上への密封容器14の後述する乗換えが密封容器14の破損を生じる恐れなく実行することが出来るのであれば、差異が生じていてもかまわない。
第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面に対し隣接している第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の部分ではこれらの上面間に実質的に高さの差異が無い。そして、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の上記部分では、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面に隣接しているのとは反対側の縁から第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面に隣接している側の縁に向かい、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面の移動方向Xや第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の移動方向Zに沿い斜めに延出し横断する密封容器乗り換え案内部材34が、配置されている。
回転式搬送装置10bの回転テーブル16の外周の移動軌跡の所定の位置、この実施の形態では第7回転角位置に対応した位置、から密封容器乗り換え案内部材34まで延出する間の第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32に隣接した所定の位置には、密封容器廃棄受け36及び廃棄密封容器選択排出手段38が配置されている。
密封容器廃棄受け36は、上記所定の位置における第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面と同じ高さまたはそれよりも幾分低い高さを有しており、上記所定の位置における第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面から遠ざかる方向に下方に向かい延出し図示されていない廃棄密封容器溜まりで終了する例えば図示されていない自由回転ローラコンベヤやシュートを備えていることが出来る。
廃棄密封容器選択排出手段38は、上記所定の位置で第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上に突出した突出位置(図1の(A)で2点鎖線により示されている)と第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上から引っ込んだ引き込み位置(図1の(A)で実線により示されている)との間で移動可能な廃棄密封容器排出部材38aと、廃棄密封容器排出部材38aを突出位置と引き込み位置との間で選択的に移動させる選択移動手段38bと、を含んでいる。選択移動手段38bは、例えば圧縮空気を動力源にしたシリンダ−ピストン組立て体であることが出来る。
回転式搬送装置10bの回転テーブル16の外周の移動軌跡の所定の位置、この実施の形態では第7回転角位置、に対応した位置における第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の高さは、第7回転角位置において下降位置に配置されている第2の昇降台16bと同じか又はそれよりも幾分低い。
そして、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置はさらに、第7回転角位置において、第7回転角位置に配置されている第2の昇降台16b上の密封容器14を、第2の昇降台16bが下降位置に配置されている間に、第7回転角位置に対応した位置に配置されている第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の部分に引き出す、密封容器引き出し手段39を備えている。
密封容器引き出し手段39は、第2の昇降台16bが下降位置に配置されている間に、回転テーブル16の半径方向において第2の昇降台16bよりも内方まで突出した突出位置(図1の(A)で実線により一部が示されている)と第2の昇降台16bよりも外方で第7回転角位置に対応した位置に配置されている第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面の部分に位置した引っ込み位置(図1の(A)で2点鎖線により示されている)との間で往復移動可能な密封容器引き出し部材39aと、密封容器引き出し部材39aを突出位置と引っ込み位置との間で選択的に往復移動させる選択移動手段39bと、を含んでいる。選択移動手段39bは、例えば圧縮空気を動力源にしたシリンダ−ピストン組立て体であることが出来る。
そして、密封容器引き出し部材39aの突出位置は、図面の煩雑を避けるためにその一部のみが実線で示されている。
このように構成されている、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置の動作を、図1の(A)乃至(E)に加え図2を参照しながら、以下に詳細に説明する。
なお図2は、図1中に示されたこの発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置において、搬送手段10の一部である回転式搬送装置10bにより密封容器14が複数の回転角位置を所定の回転速度で間欠的に又は連続して搬送されている間に、密封容器14の所定の密封個所14aからの漏れの有無が検出される様子を概略的に示す図である。
先ず図1の(A)を参照すると、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上で前述した図示しない密封容器充填装置から矢印Xで示されている方向に搬送されて来た密封容器14の所定の密封個所14aからの漏れの有無の検出を行わない場合には、密封容器選択案内手段18は密封容器案内板選択駆動手段18bにより密封容器選択案内板18aを前述した引っ込み位置に配置させる。
第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上で前述した図示しない密封容器充填装置から矢印Xで示されている方向に搬送されて来た密封容器14の所定の密封個所14aからの漏れの有無の検出を行なう場合には、密封容器選択案内手段18は密封容器案内板選択駆動手段18bにより密封容器案内板18aを図1の(A)中に実線で示す前述した突出位置に配置させる。
前述した図示しない密封容器充填装置から搬送されて来た密封容器14が突出位置の密封容器案内板18aに到達したことを密封容器乗り換え手段20の前述した図示しない押し出し部材選択駆動手段制御手段が検出すると、前述した図示しない押し出し部材選択駆動手段制御手段は押し出し部材選択駆動手段20bを動作させて押し出し部材20aを図1の(A)中に実線で示されている引っ込み位置から突出位置へ、次には突出位置から引っ込み位置へと往復移動させる。
この結果、突出位置の密封容器案内板18aに到達していた密封容器14は、引っ込み位置から突出位置へと移動する押し出し部材20aにより第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上を突出位置の密封容器案内板18aに沿い、回転を停止している回転式搬送装置10bの回転テーブル16の第1の回転角位置に対応する位置にあり下降位置に配置されている第1の昇降台16a上に乗り換えられる。この時に密封容器14はまた、上記第1の回転角位置に配置されている1対の搬送腕40の間の隙間に挟持される。
上記第1の回転角位置に配置されている1対の搬送腕40は、1対の搬送腕40の間の隙間に第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上からの密封容器14が入り込んでくる前は上記挟持を容易とするよう相互間の間隔を密封容器14の4角形状の横断面の1対の相互に平行な側壁間の距離よりもわずかに大きくするよう開かれている。そして、1対の搬送腕40の間の隙間に第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上からの密封容器14が入り込んだ後には、上記挟持を強固とするよう相互間の間隔を密封容器14の4角形状の横断面の1対の相互に平行な側壁間の距離よりもわずかに小さくするよう閉じられる。この結果、1対の搬送腕40は密封容器14の上記1対の側壁を押圧する。
第1の回転角位置にあり下降位置に配置されている第1の昇降台16a上に載置されている密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域の上方には、図2中に示されている如く、第1の回転角位置に静止している覆い24の内表面24aが対向している。
第1の回転角位置に配置されている覆い24は、前述した如く、内表面24aにより囲まれた空間が通気孔24c及び図1の(C)に示されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第1の吸気凹所26bを介して第1の吸気手段28aに接続されているので、上記空間中に空気以外の気体が存在していても上記空間中の空気は空気以外の気体とともに清浄な空気に換気されている。
密封容器14が第1の回転角位置にあり下降位置に配置されている第1の昇降台16a上に載置され第1の回転角位置にある1対の搬送腕40に挟持された後には、第1の昇降台16aが上昇位置に上昇されるとともに回転テーブル16が矢印Yに示す時計回り方向に所定の回転速度で所定の回転角度で間欠的に回転するか、又は所定の回転速度で回転することにより1対の搬送腕40とともに第2の回転角位置に向かい搬送される。
このようにして第1の回転角位置から第2の回転角位置へと移動する間に、図2中の第2の回転角位置において示されているように、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域が覆い24の内表面24aにより覆われるとともに、内表面24a上の気体流一様安定部材24bにより接触される。また、密封容器14は、第1の回転角位置で上昇されている第1の昇降台16a上から第2の回転角位置から第6の回転角位置まで回転テーブル16の周囲に延出している密封容器支持レール16c上へと移動される。
密封容器14が第2の回転角位置で密封容器支持レール16c上に載置された後には、第1の昇降台16aは上昇位置から下降位置へと直ちに復帰される。
1対の搬送腕40に挟持された状態で1対の搬送腕40とともに第2の回転角位置から第6の回転角位置まで密封容器支持レール16c上を搬送する密封容器14に対しては、前述しているとともに図2中に示されているように、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域とこの領域を覆った覆い24の内表面24aとの間の隙間の空気が、第2の回転角位置までは覆い24の通気孔24c及び図1の(C)に示されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第1の通気凹所26bを介して第1の吸気手段28aにより吸引され、第3の回転角位置から第5の回転角位置までは覆い24の通気孔24c及び図1の(C)に示されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第2の通気凹所26cを介して第2の吸気手段28bにより吸引される。これらの吸引の間には、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域に接触した覆い24の内表面24aの気体流一様安定部材24bが、外部空間から上記隙間に吸引される空気の流れを一様に安定させ、この結果として上記隙間中の空気が満遍なく確実に新鮮な外気により入れ替えられることを保障する。
第3の回転角位置から第5の回転角位置まで1対の搬送腕40とともに密封容器支持レール16c上を搬送する密封容器14からは、密封容器14の外表面の所定の密封個所14aに何等かの原因により密封不良が生じていると、密封容器14内に内容物が充填された後に余分な空間の空気と置換された所望のガス、この実施の形態では不活性ガスの一種であるヘリウムガス、が密封容器14の所定の密封個所14aにおいて上記密封不良を生じている個所を介して覆い24の内表面24aにより囲まれた気密の空間中に漏れ出てくる。
密封容器14の外表面の所定の密封個所14aに何等かの原因により密封不良が生じていた場合において上述した如き密封不良による密封容器14の所定の密封箇所14aからの所望のガスの漏れをより確実に行わせるために、1対の搬送腕40に挟持されている密封容器14の4角形状の横断面の側壁において回転テーブル16の半径方向における外方を向いている部分を、図示されていない押圧手段により上記半径方向における内方に向かい押圧させることが出来る。
次に、1対の搬送腕40に挟持され外表面において所定の密封個所14aを囲む領域が覆い24により覆われている密封容器14が第6の回転角位置に到達すると、覆い24は、前述した如く、内表面24aにより囲まれた空間が通気孔24c及び図1の(C)に示されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの漏れ検出凹所26dを介して漏れ検出器30に接続される。
そして、密封容器14が第3の回転角位置から第5の回転角位置に到達するまでの間に、上述した如く覆い24の内表面24aにより囲まれた空間中にある密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域に、密封容器14の外表面の所定の密封個所14aに何等かの原因により密封不良が生じていて密封容器14内に内容物が充填された後に余分な空間の空気と置換された所望のガスが漏れ出ているかどうかが、漏れ検出器30により調べられる。
なお、密封容器14の周囲の外部空間中に何等かの原因で上記所望のガスと同じガスが存在していると、このガスが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域に接触した覆い24の内表面24aの気体流一様安定部材24bを介して上記記隙間に吸引され、第6の回転角位置において漏れ検出器30により検出される可能性がある。
このような誤作動を防止するために、第3の回転角位置から第6の回転角位置までの間に覆い24及び密封容器14の外表面に向かいクリーンエアーを吹き付け、クリーンエアー以外の密封容器14の周囲の外部空間中の空気が密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域に接触した覆い24の内表面24aの気体流一様安定部材24bを介して上記記隙間に吸引されることを防止することが出来る。
例えば、覆い24の下縁の全周に渡り下方に向かいクリーンエアーを噴出するクリーンエア噴出孔を設け、第3の回転角位置から第6の回転角位置までの間に上記クリーンエア噴出孔からクリーンエアを噴出させて密封容器14の外表面をクリーンエアーのカーテンにより覆うことが出来る。
次に、1対の搬送腕40に挟持され外表面において所定の密封個所14aを囲む領域が覆い24により覆われている密封容器14が第6の回転角位置から第7の位置に到達すると、第7の位置には既に第2の昇降台16bが上昇位置に配置されているとともに密封容器引き出し手段39の密封容器引き出し部材39aが第2の昇降台16bよりも回転テーブル16の半径方向における内方の突出位置(図1の(A)に実線によりその一部が示されている)に既に配置されている。
そして、第2の昇降台16bが下降位置に下降することにより、第7の回転角位置の覆い24の内表面24aに囲まれた空間から、第2の昇降台16b上の密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域が下方に離脱し、上記空間が外部空間にさらされる。
第2の昇降台16bが下降位置に到達すると、密封容器引き出し手段39の密封容器引き出し部材39aが選択移動手段39bにより上述した突出位置から第2の昇降台16bよりも回転テーブル16の半径方向における外方の引っ込み位置(図1の(A)に2点鎖線により示されている)へと移動し、第7の回転角位置で下降位置に配置されている第2の昇降台16b上の密封容器14を第2の線状搬送路10cのテーブルトップチェイン32の上面上へと移動させる。
引っ込み位置に移動した密封容器引き出し手段39の密封容器引き出し部材39aは選択移動手段39bにより直ちに上述した突出位置へと復帰され、密封容器引き出し部材39aが上述した突出位置へと復帰された後に第2の昇降台16bは下降位置から上昇位置へと復帰される。
第7の回転角位置において、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域が下方に離脱された後の覆い24の内表面24aに囲まれた空間は、第1の回転角位置において前述した如く第1の線状搬送装置10aからの新たにガス漏れを検出する密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを囲む領域を覆うまでの間、外部空間にさらされる。
そして、覆い24が第7の回転角位置から第8の回転角位置及び第1の回転角位置を経て第2の回転角位置に至るまでの間、図1の(C)や図2を参照しながら前述したように、第7の回転角位置から第8の回転角位置を介して第1の回転角位置に至るまで外部空間にさらされる覆い24の内表面24aに囲まれた空間は、通気孔24c及び吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第1の吸気凹所26bを介して第1の吸気手段28aに接続されているので、第6の回転角位置において密封容器14の外表面の所定の密封個所14aからの所望のガスの漏れが検出された場合でも、上記空間中の空気中に漏れ出た所望のガスは清浄な空気に換気されて、上記空間中に残らない。
第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32は、その上面上に引き出された密封容器14を、図1の(A)中に示されている如く矢印Zで示された方向に搬送する。
第6の回転角位置において漏れ検出器30により所定の密封個所14aに密封不良が生じていることが検出された密封容器14が、第7の回転角位置において密封容器引き出し手段39の密封容器引き出し部材39aにより下降位置の第2の昇降台16b上から第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32へと移動されると、廃棄密封容器選択排出手段38の選択移動手段38bが廃棄密封容器排出部材38aを図1の(A)中に実線で示されている引っ込み位置から2点鎖線により示されている突出位置へと移動させる。
そして、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上で搬送されてきた密封不良の密封容器14が突出位置の廃棄密封容器排出部材38aに到達すると、廃棄密封容器選択排出手段38の選択移動手段38bが廃棄密封容器排出部材38aを図1の(A)中に2点鎖線により示されている突出位置から実線で示されている引っ込み位置へと移動させ、これにより密封不良の密封容器14を第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上から密封容器廃棄受け36へと移動させる。
密封容器廃棄受け36上の密封不良の密封容器14は、密封容器廃棄受け36が前述した如く図示されていない廃棄密封容器溜まりで終了する例えば図示されていない自由回転ローラコンベヤやシュートを備えていれば、例えば図示されていない自由回転ローラコンベヤやシュートにより図示されていない廃棄密封容器溜まりへと送られる。
第6の回転角位置において漏れ検出器30により所定の密封個所14aに密封不良が生じていることが検出されなかった正常な密封容器14が、第7の回転角位置において密封容器引き出し手段39の密封容器引き出し部材39aにより下降位置の第2の昇降台16b上から第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32へと移動されると、廃棄密封容器選択排出手段38の選択移動手段38bは廃棄密封容器排出部材38aを図1の(A)中に実線で示されている引っ込み位置から2点鎖線により示されている突出位置へと移動させない。
そして、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上で搬送されてきた正常な密封容器14は、引っ込み位置の廃棄密封容器排出部材38aの前を通過し、やがて密封容器乗り換え案内部材34に摺接することにより、第2の線状搬送装置10cのテーブルトップチェイン32の上面上から隣接する第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上へと乗り換えさせられる。そして、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12の上面上の正常な密封容器14は、第1の線状搬送装置10aのテーブルトップチェイン12によりその上面の矢印Xにより示されている移動方向における下流にさらに搬送されていく。
以上詳述したことから明らかなように、複数の覆い24の通気孔24cと、第1の吸気手段28aに連通されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第1の吸気凹所26bと、の組み合わせは、少なくとも覆い24の内表面24aが第1の回転角位置で密封容器14の所定の密封個所14aを覆う前に、例えばこの実施の形態では、第7の回転角位置,第8の回転角位置,そして第1の回転角位置において覆い24の内表面24aが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域から離間されていて外部空間中に露出されている間に、覆い24において内表面24aにより囲まれている空間に対し吸引を行い上記空間中に残留している所望のガス、即ち、不活性ガスの一種であるヘリウムガス、を上記空間中から排出する残留ガス排出手段として機能する。そして、この実施の形態では、残留ガス排出手段としての上述した機能をより効果的に発揮する為に、第1の回転角位置において覆い24の内表面24aが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆った後も密封容器が第2の回転角位置に至るまで、覆い24において内表面24aにより囲まれている空間に対し上記組み合わせにより吸引を行い上記空間中に残留している所望のガス、即ち、不活性ガスの一種であるヘリウムガス、を上記空間中から排出する。
さらに、複数の覆い24の通気孔24cと、第2の吸気手段28bに連通されている吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段26の静止キャップ部材26aの第2の吸気凹所26cと、の組み合わせは、この実施の形態において、覆い24の内表面24aが第1の回転角位置で密封容器14の所定の密封個所14aを覆った後に、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間において覆い24の内表面24aが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている間に、内表面24aにより囲まれている空間に対し吸引を行なう吸引手段として機能している。
このような吸引手段は、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間において、密封容器14の所定の密封個所14aに密封不良部分が存在していた場合における密封不良部分からの所望のガスが、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている覆い24の内表面24aにより囲まれた空間内に漏れ出ることを促進させる。このことは、密封不良部分の検出精度がさらに高まることを意味している。
なお上述した実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置は、図2中に2点鎖線により示されているように、覆い24の内表面24aが第1の回転角位置で密封容器14の所定の密封個所14aを覆った後に、第1の回転角位置から第6の回転角位置までの間において、覆い24の内表面24aが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている間に、1対の搬送腕40が密封容器14の4角形状の横断面の相互に平行な2つの側壁を挟持し押圧している。
このことは、1対の搬送腕40は、密封容器14の所定の密封個所14aに密封不良部分が存在していた場合における密封不良部分からの所望のガスの漏れをより促進させる押圧手段として機能することを意味しており、これにより、密封不良部分の検出精度がよりさらに高まる。
さらに、上述した実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置は前述したように、1対の搬送腕40に挟持されている密封容器14の4角形状の横断面の側壁において回転テーブル16の半径方向における外方を向いている部分を、図示されていない押圧手段により上記半径方向における内方に向かい押圧させることが出来るが、このことは、密封容器14の所定の密封個所14aに密封不良部分が存在していた場合における密封不良部分からの所望のガスの漏れをさらに良く促進させる。このことは、密封不良部分の検出精度がよりさらに高まることを意味している。
さらに、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間において覆い24の通気孔24cを静止キャップ部材26aの第2の吸気凹所26cに連通させることなく、密封容器14を1対の搬送腕40により押圧するよう、あるは1対の搬送腕40と図示されていない押圧手段との組み合わせにより押圧するよう構成することも出来る。この場合には、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間において覆い24の内表面24aが密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている間に、密封容器14を1対の搬送腕40が押圧することのみにより、あるは1対の搬送腕40と図示されていない押圧手段との組み合わせが押圧することのみにより、密封容器14の所定の密封個所14aに密封不良部分が存在していれば密封不良部分から所望のガスが、密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている覆い24の内表面24aにより囲まれた空間内に漏れ出ることになる。このようにして上記空間内に漏れ出た所望のガスは、第6の回転角位置に覆い24が到達した時に、漏れ検出器30により検出される。
また、上述した如き吸引手段は、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間において覆い24の通気孔24cを静止キャップ部材26aの第2の吸気凹所26cに連続して連通させるのではなく、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間の各回転角位置において第2の吸気手段28bに対し個々に連通された吸気凹所を静止キャップ部材26aに設けることにより、第3の回転角位置から第5の回転角位置までの間の各回転角位置においてのみ第2の吸気手段28bにより密封容器14の外表面において所定の密封個所14aを取り囲む領域を覆っている覆い24の内表面24aにより囲まれた空間中に負圧を生じさせ、密封容器14の所定の密封個所14aに密封不良部分が存在していていれば密封不良部分から所望のガスが上記空間中に漏れ出ることを促進させることも出来る。即ち、密封不良部分の検出精度を高めることもできる。
なお、上述した実施の形態では、残留ガス排出の為に第1の吸気手段28aを使用しているが、第1の吸気手段28aの代わりにクリーンエアー吹き込み手段を使用し、密封容器14が離脱された後の覆い24の内表面24aにより囲まれた空間中にクリーンエアーを吹き込んで上記空間中の残留ガスを排出するようにすることが出来る。この場合、前述したように残量ガス排出手段の一部を構成している第1の吸気手段28aの代わりに、クリーンエアー吹き込み手段が残量ガス排出手段の一部を構成することになる。
(A)は、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置の全体の概略的な平面図であり; (B)は、(A)の漏れ検出装置の搬送手段に含まれる回転式搬送装置と組み合わされて使用される、密封容器の所定の密封個所を覆う複数の覆いを保持した覆い保持テーブルの概略的な平面図であり; (C)は、(B)の覆い保持部材と組み合わされて使用され、覆い保持テーブルに保持された複数の覆いを第1及び第2の吸気手段、そして漏れ検出器に選択的に連結させる第1及び第2の通気凹所、そして漏れ検出凹所を有した吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段の概略的な平面図であり; (D)は、(B)のID−ID線に沿った覆い保持テーブル及びそれに保持された複数の覆いの1つの概略的な断面図であり;そして、 (E)は、この発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置により漏れの有無が検出される所定の密封個所を含む密封容器の一例を示す側面図である。 図1中に示されたこの発明の一実施の形態に従った密封容器の漏れ検出装置において、搬送手段の一部である回転式搬送装置により密封容器が複数の回転角位置を所定の回転速度で間欠的に又は連続して搬送されている間に、密封容器の所定の密封個所からの漏れの有無が検出される様子を概略的に示す図である。
符号の説明
10…搬送手段、10a…第1の線状搬送装置、10b…回転式搬送装置、10c…第2の線状搬送装置、14…密封容器、14a…所定の密封個所、24…覆い、24a…内表面、24b…気体流一様安定部材、24c…通気孔(残留ガス排出手段、吸引手段)、26…吸気手段/漏れ検出器・選択連通手段(残留ガス排出手段、吸引手段)、26a…静止キャップ部材(残留ガス排出手段、吸引手段)、26b…第1の吸気凹所(残留ガス排出手段)、26c…第2の吸気凹所(吸引手段)、26d…漏れ検出凹所、28a…第1の吸気手段(残留ガス排出手段)、28b…第2の吸気手段(吸引手段)、30…漏れ検出器、40…搬送腕(押圧手段)。

Claims (14)

  1. 所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器の所定の密封個所を覆う内表面を含む覆いと;そして、
    上記覆いに連結され上記所望のガスを検出する漏れ検出器と;
    を備えたことを特徴とする密封容器の漏れ検出装置。
  2. 上記覆いの上記内表面の形状及び寸法は上記密封容器の所定の密封個所の外表面の形状及び寸法に対応している、ことを特徴とする請求項1に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  3. 上記覆いに連結され、少なくとも上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆う前に上記覆いにおいて上記内表面に囲まれた空間から上記空間中に残留している上記所望のガスを排出する残留ガス排出手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  4. 上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆った後に上記密封容器を押圧する押圧手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  5. 上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆った後に上記覆いにおいて上記内表面に囲まれた空間に対し吸引を行なう吸引手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  6. 上記覆いの上記内表面において上記密封容器の所定の密封個所を囲む領域には、上記密封容器の外表面において上記領域に対応した領域に接し気体の一様で安定した流れをもたらす気体流一様安定部材が設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  7. 上記所望のガスが不活性ガスである、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  8. 所定の開口を介し内容物を充填し余分な空間の空気を所望のガスで置換した後に上記開口を密封した密封容器を搬送する搬送手段と;
    上記密封容器の所定の密封個所を覆う内表面を含んでおり、上記搬送手段により搬送されている上記密封容器の所定の密封個所に上記内表面を覆わせる覆いと;そして、
    上記覆いに連結され上記所望のガスを検出する漏れ検出器と;
    を備えたことを特徴とする密封容器の漏れ検出装置。
  9. 上記覆いの上記内表面の形状及び寸法は上記密封容器の所定の密封個所の外表面の形状及び寸法に対応している、ことを特徴とする請求項8に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  10. 上記覆いに連結され、少なくとも上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆う前に上記覆いにおいて上記内表面に囲まれた空間から上記空間中に残留している上記所望のガスを排出する残留ガス排出手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  11. 上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆った後に上記密封容器を押圧する押圧手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  12. 上記覆いの上記内表面が上記密封容器の所定の密封個所を覆った後に上記覆いにおいて上記内表面に囲まれた空間に対し吸引を行なう吸引手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  13. 上記覆いの上記内表面において上記密封容器の所定の密封個所を囲む領域には、上記密封容器の外表面において上記領域に対応した領域に接し気体の一様で安定した流れをもたらす気体流一様安定部材が設けられている、ことを特徴とする請求項12に記載の密封容器の漏れ検出装置。
  14. 上記所望のガスが不活性ガスである、ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の密封容器の漏れ検出装置。
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